JPH06189187A - 撮像装置およびその測光方法およびその合焦制御方法ならびに撮像方法 - Google Patents

撮像装置およびその測光方法およびその合焦制御方法ならびに撮像方法

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JPH06189187A
JPH06189187A JP4356410A JP35641092A JPH06189187A JP H06189187 A JPH06189187 A JP H06189187A JP 4356410 A JP4356410 A JP 4356410A JP 35641092 A JP35641092 A JP 35641092A JP H06189187 A JPH06189187 A JP H06189187A
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正 藤井
Juichi Fukada
重一 深田
Izumi Miyake
泉 三宅
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測光,撮像レンズの合焦制御などのためのデ
ータを撮影領域内において設定されたブロックごとに得
ることができるようにする。 【構成】 被写体像を表わすデータがCCD6から出力
され回路7,8および9を経てY信号合成回路12におい
て輝度信号が生成され,ディジタル輝度データに変換さ
れてゲート・アレイ20に与えられる。ゲート・アレイ20
においてブロックごとに輝度データが加算され,ブロッ
クを単位として出力されCPU15に与えられる。ブロッ
クごとの輝度データのうち飽和せず必要な輝度データの
みが選択され,測光値が算定される。算定された測光値
から絞り4およびCCD6のシャッタ制御が行なわれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,ビデオ・カメラのように固体
電子撮像素子を用いて被写体を撮影し,被写体を表わす
映像信号または画像データを出力する撮像装置およびそ
の測光方法およびその合焦制御方法ならびに撮像方法に
関する。
【0002】
【背景技術】ビデオ・カメラのような撮像装置は固体電
子撮像素子(たとえばCCD)を用いて被写体の撮影が
行なわれる。この固体電子撮像素子は画素ごとに被写体
に対する情報をもっているということができ,水平方向
に1280画素垂直方向に1024画素が配列されている固体電
子撮像素子では実に約130 万もの情報をもっていること
になる。
【0003】固体電子撮像素子を備え,被写体像を表わ
す映像信号を得るビデオ・カメラにおいては固体電子撮
像素子から出力される映像信号を適当な測光領域にわた
って積分することにより測光値を得る方式,適当な測距
領域にわたって積分することにより撮像レンズの合焦制
御を行なう方式などが考えられている。これらの方式に
おいては精度を高めるために撮影領域内において映像信
号が飽和している部分があるときはその部分が排除され
るのが一般的である。
【0004】固体電子撮像素子は各画素ごとに情報をも
っているため,映像信号を用いて測光する方式,合焦制
御する方式における映像信号の飽和部分の判断およびそ
の排除は画素ごとに行なわれることが好ましい。
【0005】しかしながら,画素ごとに映像信号または
画像データの処理を行なうことは画像メモリへの記憶な
どを考慮しても小型のマイクロ・コンピュータでは困難
であり実用的とはいえない。
【0006】
【発明の開示】この発明は,固体電子撮像素子を用いて
被写体を撮影した場合に画素よりも大きなブロック単位
で測光,撮像レンズの合焦制御などを行なうことができ
るようにすることを目的とする。
【0007】第1の発明の撮像装置は,撮影領域のうち
任意の領域を複数のブロックに分割するブロック設定手
段,固体電子撮像素子を含み,被写体を撮影し,被写体
を表わす映像信号を上記固体電子撮像素子から出力する
撮影手段,ならびに上記撮影手段から出力される映像信
号を,上記ブロック設定手段によって設定された上記各
ブロックに対応する水平走査期間および垂直走査期間の
範囲においてそれぞれ加算し上記ブロックごとのブロッ
ク加算映像信号を出力する加算手段を備えていることを
特徴とする。
【0008】また,第1の発明の撮像方法は,撮影領域
のうち任意の領域を複数のブロックに分割し,固体電子
撮像素子から被写体を撮影し,被写体を表わす映像信号
を上記固体電子撮像素子から得,得られた映像信号を,
分割された上記各ブロックに対応する水平走査期間およ
び垂直走査期間内の範囲においてそれぞれ加算して上記
ブロックごとのブロック加算信号を出力することを特徴
とする。
【0009】第1の発明によると,固体電子撮像素子に
おける撮影領域のうち任意の領域が複数のブロックに分
割され,分割された各ブロックの範囲に対応して被写体
を表わす映像信号がブロックごとに加算されブロック加
算信号が得られる。得られたブロック加算信号はブロッ
クに対応した情報を有しており,このブロック加算信号
を用いて測光,撮像レンズの合焦制御,被写体認識など
が可能となる。
【0010】ブロック単位で映像信号(画像データを含
む)の処理を行なえばよいので画素単位で処理を行なう
場合に比べ処理速度を遅くでき,小型のマイクロ・コン
ピュータによっても充分に対処できる。ブロック単位で
被写体に対する情報が得られるので,被写体に対して比
較的細部までの情報を得ることができる。
【0011】各ブロックの情報から被写体のパターンを
比較的細かく認識することができ,被写体パターンに応
じて映像信号に対する測光の重み付けができるようにな
る。また被写体パターン認識により測距領域を主被写体
が存在する小さい領域に選択することもできるようにな
る。
【0012】映像信号にもとづいて測光値を算定する場
合にはブロック単位で映像信号が飽和しているかどうか
を判断でき,飽和しているブロックの映像信号を排除で
きるので測光値の精度を向上することができる。
【0013】第2の発明の撮像装置は,撮影領域のうち
任意の領域を複数のブロックに分割するブロック設定手
段,固体電子撮像素子を含み,被写体を撮影し,被写体
を表わす映像信号を上記固体電子撮像素子から出力する
撮影手段,上記撮影手段から出力される映像信号から輝
度信号に関する成分を抽出する輝度信号成分抽出手段,
上記輝度信号成分抽出手段から出力される輝度信号に関
する成分を,上記ブロック設定手段によって設定された
上記各ブロックに対応する水平走査期間および垂直走査
期間における範囲においてそれぞれ加算し上記ブロック
ごとのブロック加算輝度信号成分を出力する加算手段,
上記加算手段から出力されるブロック加算輝度信号成分
のうち,上記複数のブロックの所定のブロックに対応す
るブロック加算輝度信号成分にもとづいて測光値を算定
する測光値算定手段を備えていることを特徴とする。
【0014】また第2の発明は,撮影領域のうち任意の
領域を複数のブロックに分割し,固体電子撮像素子を用
いて被写体を撮影し,被写体を表わす映像信号を上記固
体電子撮像素子から得,得られた映像信号から輝度信号
に関する成分を抽出し,抽出した輝度信号に関する成分
を,分割された各ブロックに対応する水平走査期間およ
び垂直走査期間における範囲においてそれぞれ加算し,
上記ブロックごとのブロック加算輝度信号成分を得,得
られた上記ブロック加算輝度信号成分のうち,上記複数
のブロックの所定ブロックに対応するブロック加算輝度
信号成分にもとづいて測光値を算定することを特徴とす
る。
【0015】第2の発明によるとブロック単位に輝度信
号に関する成分が得られる。輝度信号が飽和しているか
どうかをブロックごとに判断でき,飽和しているブロッ
クの輝度信号の排除ができる。したがって輝度信号から
測光値を算定する場合,高精度の測光値を得ることがで
きる。
【0016】また予め被写体パターンを認識しておき重
点的に細かく測光する領域を検出することにより,重点
的に細かく測光する領域において複数のブロックに分割
して測光することもできる。これにより被写体の細かい
測光までも可能となる。
【0017】輝度信号に関する成分には純粋な輝度信号
のほかG信号のように輝度信号とみなせる信号も含む。
【0018】第3の発明は,入射する光像を映像信号に
変換して出力する固体電子撮像素子および上記固体電子
撮像素子上に被写体像を結像する撮像レンズを含む撮像
光学系を備えた撮像装置において,撮影領域のうち任意
の領域を複数のブロックに分割するブロック設定手段,
上記固体電子撮像素子から出力される映像信号から合焦
制御のための高周波成分を抽出する高周波信号成分抽出
手段,上記高周波信号成分抽出手段から出力される高周
波信号成分を,上記ブロック設定手段によって設定され
た上記各ブロックに対応する水平走査期間および垂直走
査期間における範囲においてそれぞれ加算し上記ブロッ
クごとのブロック加算高周波信号成分を出力する加算手
段,ならびに上記加算手段から出力されるブロック加算
高周波信号成分のうち,上記複数のブロックの所定のブ
ロックに対応するブロック加算高周波信号成分にもとづ
いて上記撮像レンズの合焦制御を行なう合焦制御手段を
備えていることを特徴とする。
【0019】また第3の発明は,入射する光像を映像信
号に変換して出力する固体電子撮像素子および上記固体
電子撮像素子上に被写体像を結像する撮像レンズを含む
撮像光学系を備えた撮像装置において,撮影領域のうち
任意の領域を複数のブロックに分割し,上記固体電子撮
像素子から出力される映像信号から合焦制御のための高
周波信号成分を抽出し,抽出した高周波信号成分を,分
割された各ブロックに対応する水平走査期間および垂直
走査期間における範囲においてそれぞれ加算し,上記ブ
ロックごとのブロック加算高周波信号成分を得,得られ
た上記ブロック加算高周波信号成分のうち,上記複数の
ブロックの所定ブロックに対応するブロック加算高周波
信号成分にもとづいて上記撮像レンズの合焦制御を行な
うことを特徴とする。
【0020】第3の発明によるとブロック単位に高周波
信号成分が得られる。高周波信号成分が飽和しているか
どうかをブロックごとに判断でき,飽和しているブロッ
クの高周波信号成分の排除ができる。したがって高周波
信号成分から撮像レンズの合焦制御を行なう場合,高精
度の合焦制御が可能となる。
【0021】また予め被写体パターンを認識しておくこ
とにより特定の領域に対して撮像レンズの合焦制御をす
ることもできるようになる。
【0022】この発明の撮像装置は,撮影領域のうち任
意の領域を複数のブロックに分割するブロック設定手
段,被写体を撮影し,被写体を表わす画像データを出力
する撮影手段,上記撮影手段から出力される画像データ
を,上記ブロック設定手段によって設定された一ブロッ
クの水平走査範囲ごとに加算して各ブロックごとに出力
する水平積算手段,上記ブロック設定手段により設定さ
れたブロックの水平方向のブロック数に対応する第1の
記憶手段と,上記水平積算手段から上記各ブロックごと
に出力される一ブロックの水平走査範囲の画像データを
対応する上記第1の記憶手段の記憶データに加算する加
算手段とを備え,一ブロックの垂直走査範囲において上
記加算を繰返す垂直積算手段,および上記ブロック設定
手段により設定されたブロックの水平方向のブロック数
に対応する数だけ設けられ,上記垂直積算手段によって
得られる一ブロックの垂直走査範囲についての積算結果
を各ブロックごとに受取り,一時的に記憶して一定期間
ごとに順次出力する第2の記憶手段を備えていることを
特徴とする。
【0023】このようにしてブロックごとの画像データ
が得られ,ブロックごとの輝度データ,高周波信号成分
データなどから測光値算定,撮像レンズの合焦制御,被
写体認識が可能となる。
【0024】この発明の多分割画像情報生成装置は,一
画面分の水平,垂直方向走査の順序で入力する画像デー
タを用いて,一画面内の所定領域を水平垂直方向に複数
に分割して得られるブロックごとの積算画像情報を生成
する装置であり,入力画像データを,一ブロックの水平
走査範囲ごとに加算して各ブロックごとに出力する水平
積算回路,ブロックの水平方向のブロック数に対応する
第1の記憶回路と,上記水平積算回路から各ブロックご
とに出力される一ブロックの水平走査範囲の画像データ
を対応する上記第1の記憶回路の記憶データに加算する
加算回路とを備え,一ブロックの垂直走査範囲において
上記加算を繰返す垂直積算回路,およびブロックの水平
方向のブロック数に対応する数だけ設けられ,上記垂直
積算回路によって得られる一ブロックの垂直走査範囲に
ついての積算結果を各ブロックごとに受取り,一時的に
記憶して一定期間ごとに順次出力する第2の記憶回路を
備えていることを特徴とする。
【0025】この発明においてもブロックごとの画像デ
ータが得られ,ブロックごとの輝度データ,高周波信号
成分データなどからたとえば測光値算定,撮像レンズの
合焦制御,被写体認識が可能となる。
【0026】
【実施例】以下,この発明をディジタル・スチル・カメ
ラに適用した実施例について,図面を参照しながら詳細
を説明する。
【0027】図1は,この発明の実施例のディジタル・
スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
【0028】クロック信号発生回路(以下,CGとい
う)1は,クロック信号CK,CCD6の水平転送路を
駆動するための水平転送パルス,不要電荷掃出しのため
の基板抜きパルス,Aフィールド垂直転送パルスおよび
Bフィールド垂直転送パルスを発生し,CCD6に与え
る。
【0029】クロック信号CKは,同期信号発生回路
(以下,SSGという)2に与えられ,SSG2はこの
クロック信号CKに基づいて水平同期信号HDおよび垂
直同期信号VDを発生し,CG1に与える。
【0030】水平同期信号HDおよび垂直同期信号VD
はCG1からゲート・アレイ20に与えられる。またCG
1において画素の読出し時間に対応したクロック信号A
DCKが生成されゲート・アレイ20に与えられる。
【0031】撮像レンズ3によって結像される被写体像
は絞り4およびオプティカル・ロウ・パス・フィルタ
(OLPF)5を介してCCD6上に結像される。撮像
レンズ3はCPU15によって制御されるドライバ16によ
って制御されるレンズ駆動モータ18によって合焦位置に
位置決めされ,絞り4はCPU15によって制御されるド
ライバ16によって適正な露光量が得られるように定めら
れる。
【0032】CCD6では,基板抜きパルス,Aフィー
ルド垂直転送パルス,Bフィールド垂直転送パルスおよ
び水平転送パルスによって,インターレース撮影が行わ
れ,AフィールドとBフィールドの映像信号(GRGB
の色順次信号)が1フィールド期間ごとに交互に生成さ
れて,順次読み出される。CCD6の駆動(撮像および
映像信号の読出し)は,少なくとも撮影時と,それに先
だつ測光処理において行われる。
【0033】CCD6から出力されるAフィールドおよ
びBフィールドの映像信号は,前置増幅回路7を通して
色分離回路8に与えられ,被写体像を表わす3原色,G
(緑),R(赤)およびB(青)の色信号に分離され
る。
【0034】この色信号G,R,Bはゲイン・コントロ
ール回路(以下,GCAという)9で色バランスの調整
が行われた後,リサンプリング回路10に入力する。
【0035】リサンプリング回路10は,3つの色信号
R,G,BをリサンプリングによってGRGB…の色順
次信号に再変換する。この色順次信号が記録のために必
要な適当なレベルに増幅されてディジタル画像データに
変換されることにより画像データ処理回路(図示略)で
Y/C分離,データ圧縮等の加工が加えられたのちメモ
リ・カード等の記録媒体に記録されることになる。
【0036】撮影に先だち,撮像レンズ3の合焦制御処
理ならびに測光処理および測光値に基づく露光制御(絞
りおよびシャッタ速度の制御)が行なわれる。
【0037】撮像レンズ3の合焦制御処理はリサンプリ
ング回路10の出力信号に基づいて行なわれる。撮像レン
ズ3の合焦制御処理のためにバンド・パス・フィルタ
(BPF)11が設けられている。BPF11は入力する色
順次信号から高周波信号成分を抽出する回路である。
【0038】撮像レンズ3が合焦位置にあるときは画像
がはっきりしているため高周波信号成分が多い。これに
対し,撮像レンズ3が合焦位置にないときは画像がぼけ
るため高周波信号成分は少ない。図1に示すディジタル
電子スチル・カメラではこのような点を考慮して撮像レ
ンズ3の合焦位置への位置決めをしている。撮像レンズ
3の合焦制御を行なうときには図示しない予備測距セン
サにより予備測距が行なわれ撮像レンズがほぼ合焦位置
に位置決めされている。
【0039】リサンプリング回路10から出力される色順
次信号はBPF11に与えられ,撮像レンズ3の合焦制御
のための高周波信号成分が抽出されスイッチ回路13のS
1 端子に与えられる。撮像レンズ3の合焦制御が行なわ
れるときはスイッチ回路13はS1 端子が導通状態とされ
高周波信号成分がアナログ/ディジタル変換回路14に与
えられ,ディジタル・データに変換されてゲート・アレ
イ20に与えられる。
【0040】測光処理はGCA9の出力信号に基づいて
行なわれる。測光処理のためにY信号合成回路12が設け
られている。Y信号合成回路12において,入力するR,
G,B信号から輝度信号が生成されてスイッチ回路13の
2 端子に与えられる。測光処理が行なわれるときはス
イッチ回路13はS2 端子が導通状態とされ輝度信号がア
ナログ/ディジタル変換回路14に与えられ,ディジタル
・データに変換されてゲート・アレイ20に与えられる。
【0041】ゲート・アレイ20において,入力する高周
波信号成分についてのディジタル・データおよび輝度デ
ータがそれぞれ撮影領域内において設定されたブロック
ごとに加算され,ブロックごとにCPU15に与えられ
る。
【0042】CPU15において,ゲート・アレイ20から
入力するブロックごとの高周波信号成分についてのディ
ジタル・データおよび輝度データから飽和していないブ
ロックのデータであり,かつ必要な部分のデータが選択
されて,撮像レンズ3の合焦制御ならびに測光値算定処
理および測光値算定にもとづく露光制御が行なわれる。
【0043】ディジタル電子スチル・カメラはストロボ
撮影が可能であり,ストロボ装置19が含まれている。こ
のストロボ装置19はCPU15によって発光制御される。
【0044】図2はゲート・アレイの電気的構成を示す
ブロック図である。図3はCCD6の撮影領域をm×n
個の複数のブロックに分割した状態を示している。図4
は16×16の複数のブロックに分割した撮影領域と主被写
体との関係を示しており,(A) はブロックの分割方法の
1つの例であり,(B) はブロックの他の分割方法を示し
ており,(C) は主被写体の存在する部分に対してブロッ
クを設定する状態を示している。
【0045】図5から図7は図2に示すゲート・アレイ
の動作を示すタイム・チャート,図8はゲート・アレイ
に含まれるレジスタの加算とCCD6の撮影領域の関係
を説明するためのものである。
【0046】主として図2および図8を参照して,ゲー
ト・アレイ20は入力する1画像分のデータを複数のブロ
ック単位でブロックごとの加算データとして出力する回
路である。ゲート・アレイ20に含まれるアンド・ゲート
21,18ビット加算回路22および水平方向積算レジスタ23
によって1ブロックBr における1水平走査ラインにお
けるデータが加算される。1ブロックBr における1水
平走査ラインにおけるデータは21ビット加算回路24に与
えられ,この21ビット加算回路24,アンド・ゲート25お
よび複数の垂直方向積算レジスタ26によって,1ブロッ
クBr における1水平走査ラインにおけるデータごとに
1ブロックすべてにおいて,垂直方向に加算される。1
ブロックBr 内における最下段の1水平走査ラインのデ
ータが21ビット加算回路24に与えられるとそれまで加算
されてきたデータと積算されて1ブロックBr 分のデー
タBDとして複数の転送用レジスタ27のうち初段の転送
用レジスタ27に与えられる。そして1ブロックBr のデ
ータごとにブロック加算データとしてデータ・セレクタ
28から出力される。
【0047】後述のようにアンド・ゲート21に水平リセ
ット信号*HRST(バーの代わりに*を用いる)が与
えられることにより18ビット加算回路22および21ビット
加算回路24への入力データがすべて0となり結果的にリ
セットされ,アンド・ゲート25に垂直リセット信号*V
RST(バーの代わりに*を用いる)が与えられること
により複数の垂直方向積算レジスタ26がリセットされ
る。
【0048】以下ゲート・アレイの動作を詳述する。
【0049】CG1から出力される垂直同期信号VD,
水平同期信号HDおよびクロック信号ADCKはゲート
・アレイ20のタイミング・ジェネレータ29に与えられ
る。またCPU15からCPU書込信号,CPU読出信
号,撮影領域に設定されるブロックの幅を表わす幅デー
タおよびパラメータが出力されゲート・アレイ20のタイ
ミング・ジェネレータ29に与えられる。これらの信号に
もとづいて撮影領域内において設定されるブロックの大
きさおよび数が決定される。
【0050】タイミング・ジェネレータ29に入力する信
号から,ブロックの水平方向の大きさを定める*HRS
T,ブロックの垂直方向の大きさを定める*VRST,
ブロックごとの水平方向の加算タイミングを定める水平
転送クロックHCK,ブロックごとの垂直方向の加算タ
イミングを定めるロード・クロックLDCKおよびデー
タ出力のタイミングを定めるデータ・セレクタ信号が生
成される。
【0051】図3を参照して,撮影領域のうち任意の領
域を複数のブロックに分割する場合,データとして用い
る有効な範囲と無効な範囲とが定められる。このため水
平方向の無効範囲HMおよび水平方向の有効範囲HYな
らび垂直方向の無効範囲VMおよび垂直方向の有効範囲
VYがそれぞれ定められる。また,ブロック数を定める
ために水平方向のブロック幅HWおよび垂直方向のブロ
ック幅VWがそれぞれ定められる。これらの定められた
データは幅データとしてCPU15からゲート・アレイ20
のタイミング・ジェネレータ29に与えられる。
【0052】主として図2,図5(B) および図6(A) を
参照して,アナログ/ディジタル変換回路14からディジ
タル・データ(撮像レンズ3の合焦制御のためのデータ
または輝度データ)が1画素ごとにゲート・アレイ20に
入力し18ビット加算回路22を介して水平方向積算レジス
タ23に与えられる。水平方向積算レジスタ23にはクロッ
ク信号ADCKが入力しており,入力するデータを21ビ
ット加算回路に与えるとともにアンド・ゲート21を介し
て18ビット加算回路22にフィードバックする。
【0053】アンド・ゲート21の他方の端子にはタイミ
ング・ジェネレータ29から1ブロックBr の水平方向の
読出し時間HWに対応してLレベルとなる水平リセット
信号*HRSTが与えられる。水平リセット信号*HR
STがアンド・ゲート21に入力することにより18ビット
加算回路22および21ビット加算回路24への入力データが
すべて0となり結果的に回路22および24がリセットされ
る。1ブロックBr 内における水平走査ライン内におい
ては水平方向積算18ビット・レジスタ23の出力データは
アンド・ゲート21を通過し,18ビット加算回路22に与え
られる。
【0054】18ビット加算回路22にはCPU15から,水
平方向の無効範囲HMおよび垂直方向の無効範囲VMを
制御するための加算範囲の水平加算制御信号HIおよび
垂直加算制御信号VIが与えられており,これらの信号
HIおよびVIがLレベルとなっている間のみ入力デー
タの加算が行なわれる。18ビット加算回路22において有
効範囲のブロック1Aにおける1水平走査ライン分のデ
ータが加算され,水平方向積算18ビット・レジスタ23を
介して21ビット加算回路24に与えられる。
【0055】21ビット加算回路24に入力した1ブロック
Br における1水平走査ライン分のデータは,一方の端
子に垂直同期信号*VRSTが与えられるアンド・ゲー
ト25を介して第1段の垂直方向積算21ビット・レジスタ
26に与えられる。垂直方向積算レジスタ26は水平方向の
ブロック数と同じ数だけ設けられており,これらのクロ
ック入力端子には水平リセット信号*HRSTに同期し
た水平クロック信号HCKが入力している。したがって
第1段の垂直方向積算レジスタ26に,図8(A)に示すよ
うに第1番めのブロックBr における1水平走査ライン
のデータa1,1が入力するとその後水平クロック信号H
CKに同期して順次シフトされ,第1番めのブロックB
r における1水平走査ラインのデータa1,1 が第2段の
垂直方向積算21ビット・レジスタ26にシフトされ第1段
の垂直方向積算レジスタ26には第2番めのブロックBr
における1水平走査ラインのデータa2,1 が入力するこ
とになる。以下同様にして順次シフト動作および次のブ
ロックBr の1水平走査ラインにおけるデータの第1段
の垂直方向積算レジスタ26への入力動作が繰返される。
そしてすべての垂直方向積算レジスタ26にブロックごと
に対応して有効範囲におけるすべてのブロックの1水平
走査ラインのデータが格納される。すなわち第1段めの
垂直方向積算21ビット・レジスタ26には図8(B) に示す
ように右隅のブロックBr の1水平走査ラインのデータ
m,1 が格納され,第2段めの垂直方向積算21ビット・
レジスタ26には右隅から2番めのブロックBr の1水平
走査ラインのデータam-1,1 が格納され,第m番めの最
終段の垂直方向積算21ビット・レジスタ26には左隅のブ
ロックBr の1水平走査ラインのデータa1,1 が格納さ
れる。アンド・ゲート25に垂直同期信号*VRSTが与
えられることにより垂直方向積算レジスタ26がリセット
される。
【0056】すべてのクロックの1水平走査ラインのデ
ータがブロックBr に対応して垂直方向積算21ビット・
レジスタ26に入力すると図8(C) に示すように,左隅の
ブロックBr において垂直方向に第2画素めの1水平走
査ラインのデータa1,2 が21ビット加算回路24に入力す
る。また最終段の垂直方向積算21ビット・レジスタ26に
格納されている左隅のブロックBr における1水平走査
ラインのデータa1,1が21ビット加算回路29に入力す
る。このようにして水平ラインのデータa1,1 とa1,2
とが21ビット加算回路24において加算される。つづいて
同様に水平方向のブロックにおいて垂直方向積算レジス
タ26においてシフトされてブロック内の水平ラインごと
に水平ラインのデータがブロックBr ごとに加算されて
いく。
【0057】各ブロックにおける最終水平ラインのデー
タが水平方向積算レジスタ23から21ビット加算回路24に
与えられると,最終段の21ビット・レジスタ26から与え
られる対応するブロックの積算データが21ビット加算回
路24に与えられることになり1ブロックBr 分の積算デ
ータBDが得られる(図8(D) 参照)。1ブロックBr
分の積算データBDは転送用レジスタ27に与えられる。
【0058】転送用レジスタ27は水平方向のブロック数
に対応した数だけ設けられている。この転送用21ビット
・レジスタ27のクロック入力端子には各ブロックBr の
垂直方向の幅VWに対応した周期のロード・クロック信
号LDCKが与えられている。
【0059】転送用21ビット・レジスタ27に1ブロック
Br 分のデータBDが入力するとロード・クロック信号
LDCKに応答して,順次シフトされていきデータ・セ
レクタ28に与えられる。データ・セレクタ28にはタイミ
ング・ジェネレータ29からデータ・セレクト信号が与え
られており,たとえば21ビット・データならば上位5ビ
ット,中位8ビットおよび下位8ビットの順に順次出力
されCPU15に与えられる。
【0060】CPU15には設定された有効範囲内におい
てブロックBr ごとに輝度データまたは合焦制御のため
のデータが与えられる。ブロック単位でデータを識別で
き,適正なデータのみを用いて分割測光,平均測光また
は撮像レンズ3の合焦制御が可能となり,それぞれの処
理精度が向上する。
【0061】上述においては1ブロック分のデータを順
次転送用レジスタ27に与え,転送用レジスタ27を順次シ
フトして出力するようにしているが,垂直方向積算レジ
スタに一旦1ブロック分のデータをそれぞれ蓄え,それ
ぞれの垂直方向積算レジスタ26に対応するそれぞれの転
送用レジスタ27に直接与えるようにしてもよい。この場
合は,出力の順序を変えることにより画面の走査方向に
応じた順序でCPU15に入力することになる。
【0062】また図4(B) に示すようにブロックの位置
をずらすこともできる。この場合には,ブロックの奇数
列と偶数列とで転送用21ビット・レジスタ27への入力を
許可または禁止を行なう。ブロックの位置を水平方向に
おいてずらすことにより丸い被写体に対しても対処でき
るようになる。
【0063】さらに輝度データにもとづく被写体の輝度
分布または合焦制御データにもとづく被写体までの距離
の分布にもとづいて撮影領域内における主被写体の位置
も分る。主被写体の位置がわかることにより図4(C) に
示すように主被写体部分を重点的に測光することも可能
となる。この場合には主被写体を重点的に測光するよう
に水平方向有効範囲HYおよび垂直方向有効範囲VYが
それぞれ定められる。
【0064】ブロック単位で得られた輝度データから飽
和していないブロックの部分のデータのみが選択され測
光値が算定され,絞り4およびCCD6のシャッタ速度
の制御が行なわれる。
【0065】ブロック単位で得られた撮像レンズ3の合
焦制御データから飽和していないブロックの部分のデー
タのみが選択され撮像レンズ3の合焦制御が行なわれ
る。合焦制御のためのデータの1画像分の積算動作は撮
像レンズ3を10μmずつ前方に繰出しながら,少なくと
も6回(すなわち6フレーム期間にわたって各フレーム
期間のBフィールド期間において)行なわれる。上記の
初期位置(撮像レンズ3の繰出し量=0μm)において
まず第1の測距用加算データが得られる。次のフレーム
期間において,初期位置から撮像レンズ3を10μm繰出
した位置(撮像レンズ繰出し量=10μm)において第2
の測距用加算データが得られる。同様にして撮像レンズ
3を10μmずつ繰出しながら第3〜第6の測距用加算デ
ータが得られる。このようにして得られた6位置の加算
データは図9に示すようにメモリの所定エリアに記憶さ
れる。
【0066】図10は図9に示す6位置における測距用加
算データをグラフに表わしたものである。撮像レンズ3
の初期位置は真の合焦位置の少し手前である。この位置
から撮像レンズ3が10μmずつ繰出され,各位置で測距
用加算データが得られる。映像信号に含まれる高周波信
号の積分値は真の合焦位置で最大となる。撮像レンズ3
の単位繰出し量は10μmで非常に微小距離であるから,
測距用加算データが最大値を示す位置を真の合焦位置と
みなしても誤差はきわめて小さい。したがって,測距用
加算データが最大値を示す位置に撮像レンズ3が位置決
めされることにより高精度の合焦が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル電子スチル・カメラの電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】ゲート・アレイの構成例を示している。
【図3】撮影領域内に設定される複数のブロックの様子
を示している。
【図4】(A) 〜(C) は撮影領域内に設定される複数のブ
ロックと主被写体との関係を示している。
【図5】(A) および(B) はゲート・アレイにおけるデー
タの積算および転送のタイム・チャートである。
【図6】(A) および(B) は図5に示すタイム・チャート
の一部を時間的に拡大して示すもので,データの積算タ
イミングを示すタイム・チャートである。
【図7】図5に示すタイム・チャートの一部を時間的に
拡大して示すもので,データの転送出力タイミングを示
すタイム・チャートである。
【図8】各ブロックごとにデータが積算される様子を示
している。
【図9】合焦制御のためのデータが記憶されるメモリの
一例を示している。
【図10】図9に示すメモリに記憶されたデータをグラ
フに表わしたものである。
【符号の説明】
3 撮像レンズ 4 絞り 6 CCD 8 色分離回路 9 GCA 10 リサンプリング回路 11 BPF 12 Y信号合成回路 15 CPU 20 ゲート・アレイ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影領域のうち任意の領域を複数のブロ
    ックに分割するブロック設定手段, 固体電子撮像素子を含み,被写体を撮影し,被写体を表
    わす映像信号を上記固体電子撮像素子から出力する撮影
    手段,ならびに上記撮影手段から出力される映像信号
    を,上記ブロック設定手段によって設定された上記各ブ
    ロックに対応する水平走査期間および垂直走査期間の範
    囲においてそれぞれ加算し上記ブロックごとのブロック
    加算映像信号を出力する加算手段, を備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮影領域のうち任意の領域を複数のブロ
    ックに分割するブロック設定手段, 固体電子撮像素子を含み,被写体を撮影し,被写体を表
    わす映像信号を上記固体電子撮像素子から出力する撮影
    手段, 上記撮影手段から出力される映像信号から輝度信号に関
    する成分を抽出する輝度信号成分抽出手段, 上記輝度信号成分抽出手段から出力される輝度信号に関
    する成分を,上記ブロック設定手段によって設定された
    上記各ブロックに対応する水平走査期間および垂直走査
    期間における範囲においてそれぞれ加算し上記ブロック
    ごとのブロック加算輝度信号成分を出力する加算手段, 上記加算手段から出力されるブロック加算輝度信号成分
    のうち,上記複数のブロックの所定のブロックに対応す
    るブロック加算輝度信号成分にもとづいて測光値を算定
    する測光値算定手段, を備えた撮像装置。
  3. 【請求項3】 入射する光像を映像信号に変換して出力
    する固体電子撮像素子および上記固体電子撮像素子上に
    被写体像を結像する撮像レンズを含む撮像光学系を備え
    た撮像装置において, 撮影領域のうち任意の領域を複数のブロックに分割する
    ブロック設定手段, 上記固体電子撮像素子から出力される映像信号から合焦
    制御のための高周波成分を抽出する高周波信号成分抽出
    手段, 上記高周波信号成分抽出手段から出力される高周波信号
    成分を,上記ブロック設定手段によって設定された上記
    各ブロックに対応する水平走査期間および垂直走査期間
    における範囲においてそれぞれ加算し上記ブロックごと
    のブロック加算高周波信号成分を出力する加算手段,な
    らびに上記加算手段から出力されるブロック加算高周波
    信号成分のうち,上記複数のブロックの所定のブロック
    に対応するブロック加算高周波信号成分にもとづいて上
    記撮像レンズの合焦制御を行なう合焦制御手段, を備えた撮像装置。
  4. 【請求項4】 撮影領域のうち任意の領域を複数のブロ
    ックに分割するブロック設定手段, 被写体を撮影し,被写体を表わす画像データを出力する
    撮影手段, 上記撮影手段から出力される画像データを,上記ブロッ
    ク設定手段によって設定された一ブロックの水平走査範
    囲ごとに加算して各ブロックごとに出力する水平積算手
    段, 上記ブロック設定手段により設定されたブロックの水平
    方向のブロック数に対応する第1の記憶手段と,上記水
    平積算手段から上記各ブロックごとに出力される一ブロ
    ックの水平走査範囲の画像データを対応する上記第1の
    記憶手段の記憶データに加算する加算手段とを備え,一
    ブロックの垂直走査範囲において上記加算を繰返す垂直
    積算手段,および上記ブロック設定手段により設定され
    たブロックの水平方向のブロック数に対応する数だけ設
    けられ,上記垂直積算手段によって得られる一ブロック
    の垂直走査範囲についての積算結果を各ブロックごとに
    受取り,一時的に記憶して一定期間ごとに順次出力する
    第2の記憶手段, を備えた撮像装置。
  5. 【請求項5】 一画面分の水平,垂直方向走査の順序で
    入力する画像データを用いて,一画面内の所定領域を水
    平垂直方向に複数に分割して得られるブロックごとの積
    算画像情報を生成する装置であり, 入力画像データを,一ブロックの水平走査範囲ごとに加
    算して各ブロックごとに出力する水平積算回路, ブロックの水平方向のブロック数に対応する第1の記憶
    回路と,上記水平積算回路から各ブロックごとに出力さ
    れる一ブロックの水平走査範囲の画像データを対応する
    上記第1の記憶回路の記憶データに加算する加算回路と
    を備え,一ブロックの垂直走査範囲において上記加算を
    繰返す垂直積算回路,およびブロックの水平方向のブロ
    ック数に対応する数だけ設けられ,上記垂直積算回路に
    よって得られる一ブロックの垂直走査範囲についての積
    算結果を各ブロックごとに受取り,一時的に記憶して一
    定期間ごとに順次出力する第2の記憶回路, を備えた多分割画像情報生成装置。
  6. 【請求項6】 撮影領域のうち任意の領域を複数のブロ
    ックに分割し, 固体電子撮像素子を用いて被写体を撮影し,被写体を表
    わす映像信号を上記固体電子撮像素子から得, 得られた映像信号を,分割された上記各ブロックに対応
    する水平走査期間および垂直走査期間内の範囲において
    それぞれ加算して上記ブロックごとのブロック加算信号
    を得る, 撮像方法。
  7. 【請求項7】 撮影領域のうち任意の領域を複数のブロ
    ックに分割し, 固体電子撮像素子を用いて被写体を撮影し,被写体を表
    わす映像信号を上記固体電子撮像素子から得, 得られた映像信号から輝度信号に関する成分を抽出し, 抽出した輝度信号に関する成分を,分割された各ブロッ
    クに対応する水平走査期間および垂直走査期間における
    範囲においてそれぞれ加算し,上記ブロックごとのブロ
    ック加算輝度信号成分を得, 得られた上記ブロック加算輝度信号成分のうち,上記複
    数のブロックの所定ブロックに対応するブロック加算輝
    度信号成分にもとづいて測光値を算定する, 測光方法。
  8. 【請求項8】 入射する光像を映像信号に変換して出力
    する固体電子撮像素子および上記固体電子撮像素子上に
    被写体像を結像する撮像レンズを含む撮像光学系を備え
    た撮像装置において, 撮影領域のうち任意の領域を複数のブロックに分割し, 上記固体電子撮像素子から出力される映像信号から合焦
    制御のための高周波信号成分を抽出し, 抽出した高周波信号成分を,分割された各ブロックに対
    応する水平走査期間および垂直走査期間における範囲に
    おいてそれぞれ加算し,上記ブロックごとのブロック加
    算高周波信号成分を得, 得られた上記ブロック加算高周波信号成分のうち,上記
    複数のブロックの所定ブロックに対応するブロック加算
    高周波信号成分にもとづいて上記撮像レンズの合焦制御
    を行なう, 合焦制御方法。
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