JPH06187759A - ディスク状記録媒体のカートリッジ - Google Patents

ディスク状記録媒体のカートリッジ

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JPH06187759A
JPH06187759A JP35412992A JP35412992A JPH06187759A JP H06187759 A JPH06187759 A JP H06187759A JP 35412992 A JP35412992 A JP 35412992A JP 35412992 A JP35412992 A JP 35412992A JP H06187759 A JPH06187759 A JP H06187759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
shell
disk
cartridge
recording medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP35412992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Omori
清 大森
Sunao Aoki
青木  直
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH06187759A publication Critical patent/JPH06187759A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各部品の精度をあまり高くすることを必要と
しないでインナーシャッタを構成でき、外部から埃等が
侵入しにくいディスク状記録媒体のカートリッジを提供
すること。 【構成】 ディスク11と、このディスクを収容するシ
ェル12と、このシェルに設けられたヘッド挿入口等の
窓部13を開閉し得るように、シェル内に配設されたシ
ャッタ14とを含んでいる、ディスク状記録媒体のカー
トリッジ10において、このシャッタが、ディスクの中
心に設けられたセンターコアに対向する領域に、凹部1
4aを有するように形成されていることにより、ディス
ク状記録媒体のカートリッジを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シェル内に、フロッピ
ーディスク,ハードディスク,光磁気ディスク等のディ
スク状記録媒体を収容し、且つこのシェルに設けられた
窓部を開閉し得るシャッタを備えた、ディスク状記録媒
体のカートリッジに関し、特にそのシャッタの構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば3.5インチフロッピーデ
ィスクは、円板状に形成された磁気ディスクと、この磁
気ディスクを収容するように形成された樹脂製のシェル
と、このシェルに設けられた磁気ヘッドがアクセスする
ためのヘッド挿入口を開閉し得るアウターシャッタとか
ら構成されている。
【0003】また、3.5インチ光磁気ディスク用カー
トリッジは、円板状に形成されたディスクと、このディ
スクを収容するように形成されたシェルと、このシェル
に設けられたヘッド挿入口及びこのシェルの片面に備え
られた回転駆動用のスピンドル挿入口を開閉し得るシャ
ッタとから構成されている。この場合、シャッタは、ヘ
ッド挿入口と共に、スピンドル挿入口を覆うように、比
較的長く形成されている。
【0004】さらに、5インチ光磁気ディスク用カート
リッジは、円板状に形成されたディスクと、このディス
クを収容するように形成されたシェルと、このシェルに
設けられたヘッド挿入口及びこのシェルの両面に備えら
れた回転駆動用のスピンドル挿入口を開閉し得るシャッ
タとから構成されている。
【0005】このような構成のディスクカートリッジに
よれば、使用する場合には、対応するドライブ装置に対
してディスクカートリッジを挿入すると、このディスク
カートリッジのシャッタが開放されて、ヘッド挿入口、
そしてスピンドル挿入口が露出される。この状態から、
ヘッド挿入口を介して、ヘッドが、ディスク表面に接触
または接近され、またスピンドル挿入口を介して、スピ
ンドルモータの回転駆動できるスピンドルが、ディスク
の中心に設けられたセンターコアの取付孔に挿入され
る。かくして、このスピンドルモータにより、シェル内
にて、ディスクが回転駆動され、ヘッドが、このディス
クの表面に書き込まれた情報を読み取り、またはこのデ
ィスクの表面に対して情報を書き込むようになってい
る。
【0006】このようなディスク状記録媒体のカートリ
ッジは、いずれの場合にも、図6に示すように、ディス
ク1の中心に固定されたハブ2a及びヨーク2bから成
るセンターコア2が、下方に突出するように、ディスク
本体3に対して比較的厚く構成されている。これは、ロ
ーディングの際に、カートリッジまたはスピンドルモー
タの上下方向のストロークを低減させて、ドライブ装置
を薄型に構成するようにするためである。
【0007】したがって、シャッタは、このヘッド挿入
口を覆う領域に関して、平坦に形成されており、このヘ
ッド挿入口の周囲にて、シェル表面に当接することによ
り、このヘッド挿入口を閉塞するようになっている。こ
れにより、カートリッジ全体の厚さができるだけ少なく
なるように、構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シェルの外
側で開閉動作するアウターシャッタは、シェルの外側に
露出しているから、未使用時に開いてしまうことがあ
る。このため、外部から埃等が侵入しやすい欠点ガあ
る。また、従来のインナーシャッタは、シャッタが平坦
に形成されているために、その強度は、比較的弱く、し
たがって、平面度が低下し、シェルの表面から浮き上が
ってしまうことがある。これにより、カートリッジのヘ
ッド挿入口またはスピンドル挿入口が、シャッタによっ
て閉塞され得なくなり、隙間から埃,ゴミ等が内部に侵
入してしまうことになる。
【0009】また、センターコア2の下面とシャッタと
の間の間隙が、シェル内壁とディスク表面との間の間隙
より小さくなってしまう。このため、各部品の精度を高
くする必要があり、部品コストが高くなってしまうとい
う問題があった。
【0010】本発明は、以上の点に鑑み、各部品の精度
をあまり高くすることを必要としないでインナーシャッ
タを構成でき、外部から埃等が侵入しにくいディスク状
記録媒体のカートリッジを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、ディスクと、このディスクを収容するシェルと、
このシェルに設けられた窓部を開閉し得るように、シェ
ル内に配設されたシャッタとを備えている、ディスク状
記録媒体のカートリッジにおいて、上記シャッタが、デ
ィスクの中心に設けられたセンターコアに対向する領域
に、凹部を有するように形成されているディスク状記録
媒体のカートリッジにより、達成される。
【0012】好ましくは、前記シャッタの先端が、ガイ
ドレールにより、シェル内面から浮き上がらないように
抑止されている。
【0013】好ましくは、前記シャッタの凹部が、シャ
ッタを構成する板状部材を折曲加工することにより、形
成されている。
【0014】好ましくは、前記シャッタの凹部が、シャ
ッタを構成する板状部材を絞り加工することにより、形
成されている。
【0015】さらに好ましくは、前記シャッタの凹部
が、シャッタをモールド成形する際に、同時に一体形成
されている。
【0016】
【作用】上記構成によれば、シャッタが、ディスクのセ
ンターコアに対応する領域に、凹部を有しているので、
このシャッタとセンターコアとの間の間隙が、比較的大
きくなる。また、このシャッタの先端が、ガイドレール
によって抑止されている場合には、シャッタ全体が比較
的長く形成されていても、その先端が、シェル内面から
浮き上がって、ヘッド挿入口等の窓部との間に間隙が構
成されるようなことがなく、この窓部が確実に閉塞でき
る。さらに、上記シャッタの凹部が、折曲加工,絞り加
工,モールド成形等によって、形成される場合には、比
較的簡単な工程にて、製造できることになる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1乃至図
5を参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる
実施例は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載
がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0018】図1は、本発明によるディスク状記録媒体
のカートリッジの一実施例を示している。図1におい
て、カートリッジ10は、表面にて情報が同心円周上に
記録できる円板状のディスク11と、このディスク11
を収容するシェル12と、このシェル12に設けられた
ヘッド挿入口等の窓部13を開閉し得るように、シェル
内に配設されたシャッタ14とから構成されている。
【0019】上記ディスク11は、その表面に、同心円
周上に情報が記録できると共に、図6にて前述したよう
に、中心にセンターコア15(図2参照)を備えてい
る。このセンターコア15は、その中心に回転駆動用の
スピンドルモータ等のスピンドルが挿入できる孔15a
を備えている。
【0020】また、上記シェル12は、図示のように、
上シェル12a及び下シェル12bに分割されており、
その間に、上記ディスク11及びシャッタ14を収容し
得る内部空間を画成するようになっている。
【0021】シャッタ14は、図3に示すように、断面
がコ字状に形成されている。これにより、このシャッタ
14の上部が、上シェル12aの窓部13aを、またこ
のシャッタ14の下部が、下シェル12bの窓部13b
を、それぞれ閉塞し得るようになっている。さらに、こ
のシャッタ14は、そのディスク11のセンターコア1
5に対向する下部の領域が、凹部14aを有するよう
に、折曲加工されている。これに対応して、下シェル1
2bは、その内面に、このシャッタ14の凹部14aを
受容し得る凹陥部12cを備えている。
【0022】尚、図1に示すように、凹陥部12cの図
において手前側には、比較的長いシャッタ14の下部の
先端を抑止するためのガイド板16が取り付けられてい
る。これにより、このシャッタ14は、その下部の先端
が、下シェル12bの内面から浮き上がらないようにな
っている。
【0023】さらに、このシャッタ14は、シェル12
の外側に設けられたシャッタ開閉部材17に連結されて
おり、このシャッタ開閉部材17は、戻しバネ18に接
続されている。
【0024】本実施例は以上のように構成されており、
次にその作用を説明する。本カートリッジ10は、不使
用時には、ディスク状記録媒体11が、シェル12内に
収容された状態で、このシェル12に設けられた窓13
が、シャッタ14によって閉塞されている。この際、こ
のシャッタ14の下部の先端は、ガイド板16によって
抑止されていることにより、この下シェル12bの内面
から浮き上がってしまうようなことがない。したがっ
て、この下シェル12bの窓部13bは、確実に閉塞で
きることになる。
【0025】この状態から、ドライブ装置にローディン
グすると、このドライブ装置に設けられたシャッタ開閉
機構によって、シャッタ開閉部材17が、戻しバネ18
の張力に抗して、移動される。これにより、シャッタ1
4は、図1にて、右方に移動し、シェル12の窓部13
が開放できることとなる。
【0026】かくして、ディスク11のセンターコア1
5が、下シェル12bの窓部13bを介して、露出され
る。そして、下方から回転駆動用のスピンドルモータの
スピンドルが挿入できると共に、ディスク11の表面
が、上シェル12a及び下シェル12bの窓部13a,
13bを介して、露出される。次いで、上下から、図示
しないヘッドが挿入され、このディスク11の表面に接
触または接近できる。
【0027】図4は、シャッタの他の構成例を示してい
る。すなわち、図4にて、シャッタ20は、全体が断面
コ字状に形成されており、このシャッタ20の上部20
aが、上シェル12aの窓部13aを、またこのシャッ
タ20の下部20bが、下シェル12bの窓部13b
を、それぞれ閉塞し得るようになっている。さらに、こ
のシャッタ20は、そのディスク11のセンターコア1
5に対向する下部の領域が、凹部21を有するように、
加工されている。この場合、この凹部21は、絞り加工
によって、形成されている。
【0028】また、図5は、シャッタの他の構成例を示
している。すなわち、図5にて、シャッタ30は、全体
が断面コ字状に形成されており、このシャッタ30の上
部30aが、上シェル12aの窓部13aを、またこの
シャッタ30の下部30bが、下シェル12bの窓部1
3bを、それぞれ閉塞し得るようになっている。さら
に、このシャッタ30は、そのディスク11のセンター
コア15に対向する下部の領域が、凹部31を有するよ
うに、加工されている。この場合、凹部31は、シャッ
タ30全体がモールド成形される際に、同時に一体成形
されることにより、形成されている。尚、強度を確保す
るため、この凹部31及び周辺領域にて、このシャッタ
30の下部30bは、比較的肉厚に形成されている。
【0029】以上述べたように、本実施例によれば、シ
ャッタが、ディスクのセンターコアに対応する領域に、
凹部を有しているので、このシャッタとセンターコアと
の間の間隙が、比較的大きくなる。したがって、ディス
クのセンターコアや、シェル,シャッタ等の各部品の加
工精度があまり高くなくてもよく、各部品の製造コスト
で低減さ得ることにより、全体のコストが低減できるこ
ととなる。
【0030】また、このシャッタの先端が、ガイドレー
ルによって抑止されている場合には、シャッタ先端の浮
上りが防止できるので、シェルの窓部が確実に閉塞でき
ることになり、埃,ゴミ等が内部に侵入するようなこと
がな。さらに、上記シャッタの凹部が、折曲加工,絞り
加工,モールド成形等によって、形成される場合には、
工程が比較的簡単であるので、低コストで製造できるこ
とになる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
部品の精度をあまり高くすることを必要としないでイン
ナーシャッタを構成できる。このため、製造が容易で、
しかも外部から埃等が侵入しにくいディスク状記録媒体
のカートリッジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク状記録媒体のカートリッ
ジの一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のカートリッジの断面図である。
【図3】図1のカートリッジにおけるシャッタの拡大斜
視図である。
【図4】シャッタの他の構成例を示す拡大斜視図であ
る。
【図5】シャッタのさらに他の構成例を示す拡大斜視図
である。
【図6】従来のディスク状記録媒体を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 ディスク状記録媒体のカートリッジ 11 ディスク 12 シェル 12a 上シェル 12b 下シェル 13 窓部 14 シャッタ 14a 凹部 15 センターコア 15a 孔 16 ガイド板 17 シャッタ開閉部材 18 戻しバネ 20 シャッタ 21 凹部 30 シャッタ 31 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクと、このディスクを収容するシ
    ェルと、このシェルに設けられた窓部を開閉し得るよう
    に上記シェル内に配設されたシャッタとを備えている、
    ディスク状記録媒体のカートリッジにおいて、 上記シャッタが、ディスクの中心に設けられたセンター
    コアに対向する領域に、凹部を有するように形成されて
    いることを特徴とする、ディスク状記録媒体のカートリ
    ッジ。
  2. 【請求項2】 前記シャッタの先端が、ガイドレールに
    より、シェル内面から浮き上がらないように抑止されて
    いることを特徴とする、請求項1に記載のディスク状記
    録媒体のカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記シャッタの凹部が、シャッタを構成
    する板状部材を折曲加工することにより、形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1または2に記載のディス
    ク状記録媒体のカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記シャッタの凹部が、シャッタを構成
    する板状部材を絞り加工することにより、形成されてい
    ることを特徴とする、請求項1または2に記載のディス
    ク状記録媒体のカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記シャッタの凹部が、シャッタをモー
    ルド成形する際に、同時に一体形成されていることを特
    徴とする、請求項1または2に記載のディスク状記録媒
    体のカートリッジ。
JP35412992A 1992-12-15 1992-12-15 ディスク状記録媒体のカートリッジ Pending JPH06187759A (ja)

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