JPH0618628Y2 - ダクト清掃ロボット - Google Patents

ダクト清掃ロボット

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JPH0618628Y2
JPH0618628Y2 JP9869088U JP9869088U JPH0618628Y2 JP H0618628 Y2 JPH0618628 Y2 JP H0618628Y2 JP 9869088 U JP9869088 U JP 9869088U JP 9869088 U JP9869088 U JP 9869088U JP H0618628 Y2 JPH0618628 Y2 JP H0618628Y2
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JP
Japan
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duct
brush
air pipe
air
robot
Prior art date
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Application number
JP9869088U
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JPH0220991U (ja
Inventor
静彦 城本
育夫 井上
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Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は空調用等のダクト内を清掃するダクト清掃ロボ
ットに関する。
B.考案の概要 本考案は空調用等のダクト内を清掃するダクト清掃ロボ
ットにおいて、 ダクト内の側壁と天井壁をブラッシングするとともにエ
アを噴出するループ状のブラシ付エアパイプを、ロボッ
ト本体に角度調節可能に取付けることにより、 ダクト内の高さの違いに対応して天井壁および側壁をブ
ラシと噴出するエアにより清掃可能とし、かつ、ブラシ
の清掃機能の低下を防止するものである。
C.従来の技術 第5図は従来のダクト清掃装置としてのダクト清掃ロボ
ットの斜視図である。この図において、ダクト清掃ロボ
ット1は、ダクト内を走行する走行輪5が設けられたロ
ボット本体2と、このロボット本体2の下面と側面に取
付けられた固定ブラシ8と回転ブラシ7とを備えてい
る。前記、ロボット本体2の下面には図示を省略して集
塵バケットが設けられ、ダクト底面および前記固定ブラ
シ8と回転ブラシ7により落下した塵埃が集塵されるよ
うになっている。
この第5図に示す従来例のダクト清掃ロボット1は、ダ
クト内をライト6で照らしてこれをテレビカメラ21で
影像し、外部のモニタテレビに写して作業者がダクト外
部から無線操縦機等でリモートコントロールするように
したものであるが、ダクト清掃ロボットはこれに限ら
ず、カメラにより自己の位置を確認しながら自走するも
の、あるいはカメラの代わりにタッチセンサを設けてダ
クトの側壁に沿って自走するもの等がある。
D.考案が解決しようとする課題 しかし、これらすべての清掃ロボット1に設けた固定ま
たは回転ブラシ8,7はブラッシングできる高さがあら
かじめ決まっているため、ダクト内の高さ寸法に対応で
きず、かつ天井部を清掃できないという問題点がある。
また、固定または回転ブラシ8,7のみでダクト内壁を
ブラッシングすると、清掃開始後、間もなく固定または
回転ブラシ8,7に塵埃が付着して清掃能力が著しく低
下してしまうという問題点もある。
本考案は上記問題点を解決するために案出されたもの
で、ダクト内の高さの違いに対応して天井壁と側壁を清
掃可能にするとともに、塵埃の付着による清掃能力の低
下を防止することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本考案は、ダクト内の側壁と天井壁をブラッシングする
とともにエアを噴出するループ状のブラシ付エアパイプ
を、ロボット本体に角度調節可能に取付けたことを、そ
の構成とする。
F.作用 ダクト内の高さ寸法に対応させてブラシ付エアパイプの
装置本体に対する角度を角度調節機構により調節する
と、ループ状のブラシ付エアパイプがダクトの天井壁お
よび側壁に当接する。このダクト清掃装置を移動させる
と、ブラシ付エアパイプにより天井壁および側壁がブラ
ッシングされるとともに、エアパイプから噴出するエア
により天井壁および側壁にこびり付いた塵埃が落とされ
る。また、前記噴出するエアによりブラシに付着した塵
埃も落ちる。
G.実施例 以下、本考案を第1図乃至第4図に示す一実施例に基づ
いて説明する。
第2図はダクト清掃ロボットの正面図、第3図は左側面
図であり、これらの図において、ダクト清掃ロボット1
は、ロボット本体2と、このロボット本体2にその基部
が回動可能に取付けられたブラシ付エアパイプ3と、こ
のブラシ付エアパイプ3のロボット本体2に対する角度
を調節する角度調節機構4とからなっている。
前記ロボット本体2は略矩形状に形成され、両側には内
部に設けられた駆動モータにより走行する走行輪5を備
えている。前記ロボット本体2の上部前方には左右一対
のライト6と、その中央のカメラ21が設けられ、ダク
ト内の映像をコントロールセンタに送っている。また、
前記ロボット本体2の前方下面には回転ブラシ7が設け
られ、前方両側部にはロボット本体2の高さに等しい部
分に斜めに配置された固定ブラシ8が取付けられてい
る。
第1図はダクト清掃ロボットの要部を示す部分斜視図で
あり、この図において、前記ブラシ付エアパイプ3は、
略矩形のループ状に形成されたエアパイプ9と、このエ
アパイプ9に取付られたブラシ10とからなっている。
前記エアパイプ9の基部は、ロボット本体2の上面に設
けられたエアパイプ取付部材11により回動自在に支持
されている。エアパイプ9の基部にはエアを供給するエ
アホース12が接続金具13を介して接続され、該エア
パイプ9のダクト天井壁および側壁に臨む部分にはエア
噴出孔9aが適宜の間隔で形成されている。前記ブラシ
10は、コ字状に形成されており、そのブラシ取付枠1
0aが前記エアパイプ9の一側面に固着されている。
第1図および第2図において、角度調節機構4は、前記
エアパイプ9の両側辺内側に一端が固着された円弧状の
角度調節板14を備えている。この角度調節板14の他
端は前記ロボット本体2の上面に形成された角度調節板
挿入孔15に挿入可能となっており、該角度調節板14
に円弧状の長孔4aが形成されている。この長孔4aに
は蝶ねじ16が挿通され、前記ロボット本体2の上面に
設けられた固定部材17に螺合している。
第4図はダクト清掃ロボット1の底面図であり、この第
4図および前記第3図において、ロボット本体2の下面
には回転ブラシ7の後方に集塵バケット18が設けられ
ている。この集塵バケット18は平面形状が三角形に形
成され、前方に開口部18aが形成されている。その開
口部18aの下端部はダクト底壁面に当接するようにな
っている。前記集塵バケット18の材質には、例えばネ
オプレンゴムが用いられている。この集塵バケット18
はロボット本体2下面に形成した開口部2a、から塵埃
通路2bを経て吸引用ホース19に接続されている。
なお、20はダクト清掃ロボット1に電気を供給するた
めの給電ケーブルである。
次に、前記実施例の作用について説明する。
まず、第1図および第2図に示すように前記蝶ねじ16
を緩め、ブラシ付エアパイプ3を回動させてダクトの高
さ寸法に合わせ再び蝶ねじ16を締めることにより、ブ
ラシ付エアパイプ3を所定の角度に固定する。そして、
ダクト内に前記ダクト清掃ロボット1を配置させ駆動さ
せると、側面および下面の固定ブラシ8および回転ブラ
シ7がダクト内の側壁の下方および底壁をブラッシング
する。前記ブラシ付エアパイプ3はダクトの側壁上方お
よび天井部をブラッシングして塵埃を取るとともに、エ
アパイプ9のエア噴出孔9aから噴出したエアが前記側
壁および天井部に付着したブラシでは取りきれない細か
い塵埃を吹き落とす。このエアは前記ブラシ付エアパイ
プ3のブラシ10に付着した大きな塵埃をも吹き落とし
て、ブラシ10の清掃能力の低下を防止する。
前記ブラシ付エアパイプ3と、固定ブラシ8または回転
ブラシ7によって落とされた塵埃は第2図および第4図
に示すように集塵バケット18の開口部18aから吸引
され、塵埃通路2bを経て吸引用ホース19へと導かれ
る。
また、前記実施例においてブラシ付エアパイプ3からエ
アを間欠的に噴出することにより、ダクト内壁およびブ
ラシ10に強い付着力でこびり付いた塵埃をも取り除く
ことができる。
なお、角度調節機構4は、固定部材17に角度調節板1
4を回動自在に取付ける構成とした場合について説明し
たが、角度調節板14の代わりにラックを設けて、該ラ
ックを電動機で回動される小歯車で上下動するようにし
たり、またエアパイプ支持部材11の内部に電動機で回
転されるオームギヤを内蔵して、エアパイプ9を上下動
させるようにすれば、高さの均一でないダクト内でも、
テレビカメラを見ながらエアパイプ9の角度をダクトの
高さに合わせてリモートコントロールするようにするこ
とができる。
H.考案の効果 以上の説明から明らかなように本考案は、ダクト内の側
壁と天井壁をブラッシングするとともにエアを噴出する
ループ状のブラシ付エアパイプを、ロボット本体に角度
調節可能に取付けたので、ブラシ付エアパイプの角度を
変えることによりダクト内の高さの違いに対応して、天
井壁および側壁をブラシと噴出するエアにより清掃可能
とし、かつ、前記エアにてブラシに付着した塵埃を落と
してブラシの清掃機能の低下を防止するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の第1実施例を示すもので、第
1図はダクト清掃装置の要部斜視図、第2図は正面図、
第3図は左側面図、第4図は底面図、第5図は従来例を
示す斜視図である。 1……ダクト清掃ロボット、2……ロボット本体、3…
…ブラシ付エアパイプ、4……角度調節機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダクト内の側壁と天井壁をブラッシングす
    るとともにエアを噴出するループ状のブラシ付エアパイ
    プを、 ロボット本体に角度調節可能に取付けたことを特徴とす
    るダクト清掃ロボット。
JP9869088U 1988-07-26 1988-07-26 ダクト清掃ロボット Expired - Lifetime JPH0618628Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9869088U JPH0618628Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 ダクト清掃ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9869088U JPH0618628Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 ダクト清掃ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220991U JPH0220991U (ja) 1990-02-13
JPH0618628Y2 true JPH0618628Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31325176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9869088U Expired - Lifetime JPH0618628Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 ダクト清掃ロボット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0785752B2 (ja) * 1992-04-30 1995-09-20 オルファ株式会社 オートロック型ステップスライド式カッターナイフ
CN102015129B (zh) * 2008-03-14 2014-03-19 迪瓦西公司 清洁子弹及其操作方法
CN112547714A (zh) * 2019-09-25 2021-03-26 厦门佰欧环境智能科技有限公司 管道清理系统及方法

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JPH0220991U (ja) 1990-02-13

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