JPH06185641A - 流体管路の選択接続装置 - Google Patents

流体管路の選択接続装置

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JPH06185641A
JPH06185641A JP35481592A JP35481592A JPH06185641A JP H06185641 A JPH06185641 A JP H06185641A JP 35481592 A JP35481592 A JP 35481592A JP 35481592 A JP35481592 A JP 35481592A JP H06185641 A JPH06185641 A JP H06185641A
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Takeshi Kuwabara
武 桑原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の流体のうち選択された流体を特定の槽
などへ払い出し・分配あるいは特定の流体を多数の槽な
どのうち選択された任意の槽へ払い出し・分配を可能と
し、また、配管の洗浄をも可能とすること。 【構成】 基盤1の中央開孔部2に一方の配管3の先端
部を臨ませ、前記基盤1と空間部を介して設けた架台
に、前記の一方の管を中心としてその円周上に相当する
位置に多数の他方の配管を等角度で嵌挿し、前記の空間
に一方の配管及び他方の配管と接離方向に昇降自在でか
つ回転自在な流体流通路を穿設したブロックを配設し、
前記の流体流通路を介して、多数の他方の配管から任意
に選択した配管と一方の配管とを連通して、多数の流体
のうち選択された任意の流体を特定の槽などに払い出し
・分配したり、あるいは特定の原料を多数の槽のうち選
択した任意の槽に払い出し・分配すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば多品種少量生産
における回分式生産方式において、多数の流体のうち、
任意の流体を選択して特定の槽・容器への払い出し・分
配、あるいは特定の流体を多数の槽、容器のうち、任意
の槽・容器を選択して該流体を払い出し・分配を可能に
する流体管路の選択接続装置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】近時、需要の多様化・個性化
がすすみ、各社においても従来の汎用的な商品よりも一
段と個性的で機能的な商品を望んでいる消費者の幅広い
ニーズに応えるために、商品コンセプトを高級化・差別
化・高性能化を指向して他社との差別化を計り、新しい
需要を掘り起こす傾向が強まっている。このような社会
的な時流・要請に応えるためには、従来の少品種多量生
産では到底対応できず、多品種少量生産方式に頼らざる
を得ないのが現状である。その結果、当然ながら多品種
・多銘柄の原料、副原料などを所定の比率で調液、調合
したり、とりわけ医薬品・食品などの分野においては、
その都度、配管・槽・容器などを洗浄する必要が生じ
る。
【0003】従来、この種の分野においては、槽と槽と
を固定接続するのが一般的であるので、敷設された配管
は複雑多岐にわたり、運転・保全管理は非常に煩瑣とな
り、その上配管などの洗浄作業は非常に困難でコンタミ
ネーションなどもあって品質管理上問題があった。そこ
で、本出願人は、上記の問題点を解決した多方切換弁を
提案(特開平4−73471号公報)し、既に実用に供
している。
【0004】上記した多方切換弁は、特定の配管と、該
配管を中心としてその円周上に配設した多数の配管のう
ち、任意の配管とを略U字状の弁体で接続して流体の受
払いを行うものであるが、この多方切換弁を用いた装置
は概して大規模となり、また、若干操作に時間がかかる
という解決すべき問題が残っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の問題点を解決し、簡単な操作で多数の流体のう
ち選択された流体を特定の槽・容器への払い出し・分
配、あるいは特定の流体を多数の槽・容器のうち、選択
された任意の槽・容器への払い出し・分配を可能とし、
しかも配管の洗浄・乾燥などを可能とした流体管路の選
択接続装置の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る流体管路の
選択接続装置は、前記の目的を達成するために、基盤の
中央部の開孔部に一方の配管の先端部を臨ませ、前記基
盤と所要の空間部を介して架台を配設し、該架台に前記
一方の配管を中心とした円周に相当する位置に多数の他
方の配管を等角度に嵌挿し、前記空間部に昇降・回転自
在の流体流通路を穿設したブロックを配設し、前記の流
体通路を介して多数の他方の配管のうち選択された任意
の配管と前記一方の配管とを連通せしめることをその特
徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明の流体管路の選択接続装置は、基盤の中
央部に穿設した開孔部に、受入れ側配管を臨ませ、前記
の基盤の上方に空間部を介して架台を設け、該架台に、
前記の受入れ側配管を中心とした円周上に相当する位置
に多数の供給側配管を嵌挿し、前記の空間部に昇降・回
転自在とされた流体流通路を穿孔したブロックを配設
し、前記流体流通路を介して、多数の供給側配管のうち
から一つを任意に選択して、該選択された供給側配管と
受入れ側配管とを連通することにより、例えば多数の原
料から選択した任意の原料を特定の槽などに払い出し・
分配することができるものであり、また、反対に特定の
原料を多数の槽のうちの選択された任意の槽に払い出し
・分配することも可能である。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1に基づいて説明する
と、図において1は円板状の基盤で、該基盤1の中央部
には開孔部2が穿設され、該開孔部2には下方より昇降
自在とされた受入れ側配管3が臨んでいる。4,4,…
…は、前記した基盤1の周縁端部に立設した複数の脚
で、該脚4,4,……の頂部には円盤状の架台5が固設
され、該架台5には、前記基盤1の中央部の開孔部2を
中心とした円周上に相当する位置に多数の供給側配管
6,6,6,……が等角度で嵌挿されている。
【0009】7は、前記架台5上の略中央部に設けられ
た蓋7a付きの駆動部収容ケースであり、該収容ケース
7の蓋部7aにはロータリアクチュエータ8が固設さ
れ、その軸先端には直角に垂下曲折した移動アーム9が
設けられ、該移動アーム9の垂下腕9aの先端部にはギ
ヤー移動用のシリンダ10が固設され、このギヤー移動
用シリンダ10により伸退されるピン11は、前記駆動
部収容ケース7の内方に向かって伸長される。また、1
2は、前記した駆動部収容ケース7の側壁7bに固設し
たギヤー固定用シリンダで、該ギヤー固定用シリンダ1
2により伸退されるピン13は、前記駆動部収容ケース
7の内方に向かって伸長される。
【0010】14は前記した架台5の中央部に穿設され
た開孔部で、該開孔部14の中心は前記基盤1の開孔部
2の中心線上に位置し、前記開孔部14には後記するブ
ロック18の端部に立設される軸15が遊嵌され、該軸
15の上部にはギヤー16が固設され、前記したギヤー
移動用シリンダ10によって伸退されるピン11、ギヤ
ー固定用シリンダ12によって伸退されるピン13は、
ともにギヤー16と噛合可能とされている。したがっ
て、ギヤー固定用シリンダ12のピン13とギヤー16
との噛合状態を解除した状態でギヤー移動用シリンダ1
0を作動してピン11を伸出せしめ、該ピン11とギヤ
ー16とを噛合してロータリアクチュエータ8を作動す
ると軸15は所定の角度だけ回動し、回動終了時でギヤ
ー固定用シリンダ12を作動してピン13を伸長してギ
ヤー16と噛合せしめ、ギヤー16、軸15を確実に停
止し、軸15を回動せしめるときは、ギヤー固定用シリ
ンダ12を再作動してピン13を後退せしめてピン13
とギヤー16との噛合を解除した後、前記と同様の操作
でギヤー16すなわち軸15を回動せしめる。
【0011】17は、前記した架台5及び基盤1の略半
分の径で形成された円柱状ブロック18内に穿設された
略S字状に曲折された流体流通路であり、該流体流通路
17は、前記した円柱状ブロック18の上下対角線上の
端部に孔を穿設して機械的に開孔して該孔を上下に連通
せしめて形成してもよく、また、所定の形状となした曲
管を型内に入れ該曲管を埋設状に成形するようにしても
よい。前記の流体流通路17は、円柱状ブロック18内
に形成されることによって該流体流通路17は補強状態
となり強固となるとともに水平方向に容易に回転可能と
されるものである。そして、前記の円柱状ブロック18
の上下対角線上に位置する流体流通路17の上面開口端
部及び下面開口端部には、それぞれ前記した供給側配管
6及び受入れ側配管3の口径と同一とされた管端部17
a,17bが装着され、該管端部17a,17bにはシ
ール材19が付設され、流体流通路17の管端部17
a,17bと供給側配管6及び受入れ側配管3とが接続
されたとき液漏れが生じないようにしてある。
【0012】前記した円柱状ブロック18の上端部には
前記したように、架台5の中央開孔部14に遊挿されロ
ータリアクチュエータ8によって所定角度回転せしめら
れる軸15が穿設しており、ブロック18に穿孔されて
いる流体流通路17の下面側の管端部17bは受入れ側
配管3と接続状態とされたとき、円柱状ブロック18は
軸15の所定角度の回動を、軸15と受入れ側配管3と
を結ぶ線すなわち円柱状ブロック18の一方の端縁側を
中心として回動し、前記流体流通路17の上面側の管端
部17aは、架台5の周縁に嵌挿の供給側配管6,6,
……と選択的に接続可能となる位置に開孔されている。
【0013】20は前記基盤1の底部に垂設されたサポ
ートで、該サポート20の上部内側にはシリンダ21が
固設され、前記した受入れ側配管3は、前記シリンダ2
1の軸として形成されているので、該シリンダ21を作
動すると受入れ側配管3は自在に昇降する。22は前記
したサポート20下端部に固設されるシリンダで、該シ
リンダ22のロッド先端には半円弧状の爪23が付設さ
れ、また、24は受入れ側配管3の外壁両側に付設され
たストッパである。したがって、流体流通路17を介し
て受入れ側配管3と供給側配管6とを連通せしめるとき
は、シリンダ21を作動して受入れ側配管3を上昇せし
め、この上昇によって受入れ側配管3の上端と円柱状ブ
ロック18の流体流通路17の下面側の管端部17bと
を密接させ、更に、受入れ側配管3を上昇させて円柱状
ブロック18を押し上げ、流体流通路17の上面側の管
端部17aを供給側配管6の下端とを緊密に接続するよ
うにする。
【0014】そして、サポート20の下端部に固設のシ
リンダ22を作動して半円弧状の爪23を伸出せしめ、
半円弧状の爪23先端が受入れ側配管3の外壁に付設す
るストッパ24の底部に食い込ませることにより受入れ
側配管3を更に若干上昇せしめ、受入れ側配管3と円柱
状ブロック18を押し上げ、円柱状ブロック18に穿設
の流体流通路17の上面側の開孔管端部17aと供給側
配管6とを物理的機械的に更に緊密に接続せしめるもの
である。そして、前記の受入れ側配管3の外壁にストッ
パ24を付設したのは、前記した理由のほかに、不慮の
事故、例えば停電などによってシリンダ21の機能が突
然に低下し、流体流通路17と供給側配管6、流体流通
路17と受入れ側配管3との接続が不完全となり液漏れ
などが生ずることを未然に防止するためでもある。
【0015】また、25は受入れ側配管3の後端に接続
されるフレキシブルチューブで、該フレキシブルチュー
ブ25は、特定の槽・容器などに連通している。26
a,26bは供給側配管6、受入れ側配管3に付設する
弁であり、前記した多数の供給側配管6,6,……の後
端はいずれもそれぞれの原料などのタンク・槽などに連
通されているものである。
【0016】本実施例は、以上のように構成されるの
で、その動作について説明すると、例えば、多数の原料
・副原料タンクが2階に配置されており、それぞれのタ
ンクに連通する供給側配管6,6,……が、架台5上に
おいて、受入れ側配管3を中心とする円周に相当する位
置で前記の架台5に嵌挿されており、一方、流体を受入
れる槽・容器・タンクなどは、受入れ側配管3に連通す
るフレキシブルチューブ25と接続し、該受入れ側配管
3の先端は基盤中央部に穿設の開孔部2に臨んでいる。
【0017】そして、多数の原料・副原料から任意に選
択した原料・副原料の供給側配管6と流体流通路17の
上部管端部17aとを接続せしめるに際しては、先ず、
架台5上に設けられる駆動部収容ケース7の側壁7bに
固設のギヤー固定用シリンダ12を作動してピン13と
ギヤー16との噛合を解除した後、ロータリアクチュエ
ータ8の軸先端に直角に曲折した移動アーム9の垂下部
先端部に固設のギヤー移動用シリンダ10を作動してピ
ン11とギヤー16とを噛合せしめ、続いてロータリア
クチュエータ8を作動してギヤー16が固設され軸15
を回転させ、この軸15の回転に伴って、該軸15と一
体とされる円柱状ブロック18を回転せしめ、円柱状ブ
ロック18に穿設される流体流通路17の上部管端部1
7aと選択された供給側配管6の下端とを対面させる。
このとき、円柱状ブロック18が移動しないように、前
記した駆動部収容ケース27の側壁7bに固設のギヤー
固定用シリンダ12を作動してピン13を伸出せしめて
該ピン13とギヤー16とを噛合して位置決め固定す
る。
【0018】続いて、基盤1の底面に垂設したサポート
20の内側に固設のシリンダ21を作動して受入れ側配
管3を上昇させて、円柱状ブロック18を押し上げ、受
入れ側配管3と流体流通路17の下端の管端部17b、
流体流通路17の上端の管端部17aと供給側配管6と
を緊密に接続させる。そして、この接続に際して、流体
流通路17の管端部17a,17bにはシール材19が
それぞれ付設されているので液漏れ等は一切生じない。
そして、前記したサポート20の下端部に固設のシリン
ダ22を作動して半円弧状爪23を伸出させ、該半円弧
状爪23の先端が受入れ側配管3の外壁に付設のストッ
パ24の底部に食い込ませることにより機械的・物理的
に受入れ側配管3を上昇させ、円柱状ブロック18を持
ち上げるので、供給側配管6、流体流通路の管端部17
a,17b、受入れ側配管3はそれぞれ完全に接続され
ることとなる。
【0019】供給側配管6、流体流通路17の管端部1
7a,17b、受入れ側配管3の接続が完了すると、流
量計(図示せず)で計量しながら選択された流体は、供
給側配管6、流体流通路17、受入れ側配管3を経て特
定の槽などに払い出され、払い出しが完了すると弁26
a,26bを閉じて、サポート20下端に固設のシリン
ダ22を作動してストッパ24から半円弧状爪23を後
退させ、シリンダ21で受入れ側配管3を下降させる。
このように、受入れ側配管3を下降させると、円柱状ブ
ロック18に穿設されている流体流通路17も円柱状ブ
ロック18とともに下降し、流体流通路17の上部管端
部17aと供給側配管6の下端との接続は解除される。
続いて第2の選択した流体を払い出す場合は、駆動部収
容ケース7の側壁7bに固設のギヤー固定用シリンダ1
2を作動してピン13とギヤー16との噛合を解除し、
移動アーム9の垂下腕9aに固設のギヤー移動用シリン
ダ10を作動してピン11とギヤー16とを噛合せしめ
た後、ロータリアクチュエータ8を作動して円柱状ブロ
ック18の流体流通路17の上部管端部17aを第2の
選択した流体の供給側配管6と対面させるべく軸15を
回転させ、以下前述したと同様の作業を行うことによっ
て第2の選択した流体を払い出すことができるものであ
る。
【0020】前記したように流体流通路17は円柱状ブ
ロック18に穿設され、該ブロック18と一体化されて
おり、軸15は円柱状ブロック18の端部に立設されて
いるので、円柱状ブロック18は軸15を中心として回
転せしめられ、また、受入れ側配管3を流体流通路17
の下部管端部17bとを接続したままシリンダ21で上
昇させることにより、流体流通路17の上部管端部17
aと供給側配管6の下端とを緊密に接続させることがで
きるものである。前記したように、供給側配管6,6,
……は、基盤1の中央開孔部2に臨ませてある受入れ側
配管3を中心とした円周に相当する架台5上の位置に等
角度で多数前記の架台5に嵌挿されているものであり、
前記の基盤1の中央開孔部2と架台5の中央開孔部14
は同一垂直線上に位置するものであるので、架台5の周
縁に等角度で配設される供給側配管6,6,6,……
は、前記した架台5の中央開孔部14に遊挿される軸1
5を中心とする円周上に配設されることとなるので、ロ
ータリアクチュエータ8を所定の角度回転させることに
より、流体流通路17と供給側配管6とは確実に接続で
きるものである。
【0021】流体流通路17と受入れ側配管3とを洗浄
する場合には、洗浄液槽に連通する供給側配管6あるい
は供給側配管6から分岐して洗浄液槽に連通する配管か
ら洗浄液を流体流通路17、受入れ側配管3に圧送し、
洗浄液をフレキシブルチューブ25から廃液槽あるいは
フレキシブルチューブ25から分岐して廃液槽に連通す
る配管へ排出することにより洗浄が可能であり、また、
洗浄後ドライエアを送風すれば流体流通路17などを乾
燥させることができる。
【0022】ロータリアクチュエータ、各シリンダ、弁
の開閉などはすべて中央制御装置でコントロールされて
いるので、多数の原料,副原料タンクの識別番号を読み
取ることにより選択された原料を特定の槽などに自動的
に払い出し分配することができるものである。なお、本
実施例では、多数の原料のうちから選択した任意の原料
などを特定の槽などに払い出すことについて説明した
が、本実施例の装置を上下反対とすることによって特定
の原料を多数の槽のうち選択した任意の槽に払い出し・
分配することもできるものである。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る流体管路の選択接続装置
は、基盤の中央部に穿設した開孔部に一方の配管の先端
部を臨ませ、前記基盤と空間部を介して配設された架台
に、前記の一方の配管を中心とした円周上に相当する前
記の架台上に等角度で多数の他方の配管を嵌挿し、前記
の空間部に昇降・回転自在な流体流通路を穿設したブロ
ックを配設し、前記の流体流通路を介して、多数の他方
の配管のうちから選択した任意の配管と、前記一方の配
管とを連通させるようにしたので、多数の原料から選択
した任意の原料を特定の槽に払い出し・分配したり、あ
るいは、特定の原料を多数の槽のうち選択した任意の槽
に払い出し・分配することも可能となるものであり、ま
た、必要に応じて流体流通路、一方の配管の洗浄も可能
となるものであり、多数の原料・副原料・添加剤などを
取り扱う多品種少量生産方式には好適な流体管路の選択
接続装置であり、本装置を採用することにより多くの原
料などを使用するにもかかわらずコンタミネーションの
心配は一切なく、機構は簡単で操作も容易であり、また
生産性の向上も期待することができるもので、その効果
は著しいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】流体管路の選択接続装置の全体の一部断面説明
【符号の説明】
1 基盤 2,14 開孔部 3 一方の配管(受入れ側配管) 5 架台 6 他方の配管(供給側配管) 8 ロータリアクチュエータ 10 ギヤー移動用シリンダ 11 ピン 12 ギヤー固定用シリンダ 13 ピン 15 軸 16 ギヤー 17 流体流通路 18 ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基盤の中央部の開孔部に一方の配管の先
    端部を臨ませ、前記基盤と所要の空間部を介して架台を
    配設し、該架台に前記一方の配管を中心とした円周に相
    当する位置に多数の他方の配管を等角度に嵌挿し、前記
    空間部に昇降・回転自在の流体流通路を穿設したブロッ
    クを配設し、前記の流体通路を介して多数の他方の配管
    のうち選択された任意の配管と前記一方の配管とを連通
    せしめることを特徴とする流体管路の選択接続装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8196896B2 (en) 2004-03-05 2012-06-12 Waters Technologies Corporation Combination flow through injection and isolation valve for high pressure fluids
WO2022201573A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機

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WO2022201573A1 (ja) * 2021-03-22 2022-09-29 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯機

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