JPH06185445A - ポンプ水車 - Google Patents

ポンプ水車

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Publication number
JPH06185445A
JPH06185445A JP4335788A JP33578892A JPH06185445A JP H06185445 A JPH06185445 A JP H06185445A JP 4335788 A JP4335788 A JP 4335788A JP 33578892 A JP33578892 A JP 33578892A JP H06185445 A JPH06185445 A JP H06185445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
passage
pump
guide vane
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4335788A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Toshima
正美 戸嶋
Seiichi Tanabe
誠一 田辺
Yuji Tanaka
雄司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4335788A priority Critical patent/JPH06185445A/ja
Publication of JPH06185445A publication Critical patent/JPH06185445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Hydraulic Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】ランナ4の外周シール半径と同一半径位置の
右,左カバー7の最上下端に流路内部と外部とを連通す
る通路8,9,10を設け、また、ガイドベーン3の全
閉時のベーン内周側面が最上部となる右,左カバー6,
7の位置に流路内部と外部とを連通する通路8,9,1
0を設ける。 【効果】ポンプ起動時の水面押し下げ押し上げができる
ので、起動用モータの小型化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は横軸型のポンプ水車に係
り、特に、ポンプ運転起動時の流体の排水(気)に好適
なランナ及びガイドベーン等を挟持する右,左カバーに
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は一般的なポンプ水車の断面を示
す。本図の構成において、水車運転の場合の水はケーシ
ング1,ステーベーン2,ガイドベーン3及びランナ4
を経てドラフトチューブ5へ流入する。水車運転からポ
ンプ運転に移行する場合には、流路内は全て水で満たさ
れた状態でランナ4が起動される。ポンプ水車の出力容
量が小さい場合には、起動トルクが低いので直接起動さ
れている。しかし、出力容量が大きくなると起動トルク
が高くなるため、直接起動が困難となる。それゆえ、大
容量機の場合には別途起動用モータを設け、最初は小回
転で起動する方法が通常となっているが、ランナ部は水
で満たされているため起動トルクも高く起動用モータの
出力も必然的に大きくなっている。現状では、この点に
対して対策されていない。
【0003】縦軸型ポンプ水車の起動に際しては、起動
トルクを低くさせるために、ランナ4部の水を圧縮空気
で下げた後に起動する方法は既に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はポンプ
運転時の起動トルクを最小限にし、スムーズな運転が可
能となる経済性の優れたポンプ水車を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明はランナ外周シール部の半径と同一で、か
つ、その部分が最下端及び最上端部となる位置の右,左
カバーに流路内部と外部とを連通する通路を設ける。ま
た、ランナ外周側に設けられているガイドべーンが全閉
となったときのベーンの内周側面で、かつ、その部分が
最上部となる位置に相当する右,左カバー部に流路内部
と外部とを連通する通路を設ける。
【0006】
【作用】通常、縦軸のポンプ水車の場合のポンプ起動時
は別途設けられた圧縮機にて流路内に空気を挿入し、ラ
ンナ部の水をドラフトチューブ側に押し下げてから行わ
れる。
【0007】この手段によると、横軸型の場合には流路
内に圧縮空気を挿入すると、カバー下部に設けた通路か
ら内部流体が放出され、完全にランナは空中にさらされ
るので低いトルクで起動できる。また、起動後はカバー
上部に設けた通路を開とすることにより、流路内部の空
気を放出できるので速やかにランナ部を水で満たすこと
が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。本図は主にランナ4,右,左カバー6,7,ガイド
ベーン3,ドラフトチューブ5,右,左カバー6,7に
設けた通路8,9,10より構成されている。通路は右
カバー6でも左カバー7でもどちらでも良いが、以下、
本実施例では右カバー6に設けた場合について説明す
る。通路8はランナ4外周端とシールを構成する位置と
同一位置で、かつ、最下端となる部分の右カバー6に設
けられる。普通、通路8がないときには、図2に示すよ
うに、下側のガイドベーン3とポンプ方向のランナ4出
口との間の溜り水11は排出されない。それゆえ、通路
8を設けることにより溜り水11は速やかに排出され、
ランナ4は水で満たされることはない。この場合、通路
8を図2のA点で示す位置、即ち、ガイドベーン3が閉
じられたときのベーン内周側面よりやや上側に設けるこ
とも考えられる。しかし、ランナ4を回転させるとシー
ル部で熱が発生するのでランナ4と右,左カバー6,7
とが焼け付く懸念がある。そこで冷却効果を考慮すると
ややシール部に水が入るようにした方が良いので、通路
8はA点で示す位置よりも本発明の位置が好適である。
但し、全閉としたときのガイドベーン4からの漏水が多
い場合にはA点で示す位置にも設けることが良い。
【0009】次に、図1に示す通路9,10について説
明する。通路9はランナ4外周端とシールを形成する半
径と同一位置の右カバー6で、かつ、最上端部に設け
る。また、通路10は図3に示すようにガイドベーン3
を全閉としたときのベーン内周側面の最上部に設ける。
このことによりポンプ起動後のランナ4部の空気を完全
に抜くことができるのでスムーズにランナ4を水で充満
させることが可能である。通路9,10の位置が最上部
より周方向にずれるとランナ4部の空気は抜けにくくな
り、また通路10の場合も最上部より周方向にずれると
完全に空気を抜くことができなくなる。また、通路8は
水平に対して斜め下方に向くようにし、通路9,10は
逆に水平より斜め上方に向くように設けることによりス
ムーズに流体の排水(気)ができる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば効果的に水面の押し下げ
が可能であり、起動トルクを低くすることができる。ま
た、効果的に水面押し上げが可能であるため、スム−ズ
に定格運転に移行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すポンプ水車の断面図。
【図2】本発明の他の一実施例を説明する断面図。
【図3】図1のB方向からの断面図。
【図4】従来方法による一般的なポンプ水車の断面図。
【符号の説明】
1…ケーシング、2…ステーベーン、3…ガイドベー
ン、4…ランナ、5…ドラフトチューブ、6…右カバ
ー、7…左カバー、8,9,10…通路、11…溜り
水。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横軸型ポンプ水車のランナ及びガイドベー
    ン等を挟持する右,左カバーにおいて、ランナ外周とシ
    ールを形成する半径と同一位置で、かつ、その位置が最
    下部及び最上部となる前記カバーに、流路内部と外部と
    の流体を連通させる通路を設けたことを特徴とするポン
    プ水車。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記ランナの外周側の
    全周に複数枚設けたガイドベーンがあり、前記ガイドベ
    ーンが全閉となったときの内周側面が最上部となる位置
    と同一の右,左カバー側面に、流路内部と外部との流体
    を連通させる通路を設け、前記右,左カバーと併用した
    ポンプ水車。
JP4335788A 1992-12-16 1992-12-16 ポンプ水車 Pending JPH06185445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4335788A JPH06185445A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ポンプ水車

Applications Claiming Priority (1)

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JP4335788A JPH06185445A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ポンプ水車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06185445A true JPH06185445A (ja) 1994-07-05

Family

ID=18292451

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JP4335788A Pending JPH06185445A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ポンプ水車

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JP (1) JPH06185445A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105705781A (zh) * 2013-11-14 2016-06-22 阿尔斯通再生能源技术公司 用于水力涡轮的充气系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105705781A (zh) * 2013-11-14 2016-06-22 阿尔斯通再生能源技术公司 用于水力涡轮的充气系统
US10215151B2 (en) 2013-11-14 2019-02-26 Ge Renewable Technologies Aerating system for hydraulic turbine

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