JPH06185269A - 複層型ルーバー - Google Patents

複層型ルーバー

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JPH06185269A
JPH06185269A JP33757792A JP33757792A JPH06185269A JP H06185269 A JPH06185269 A JP H06185269A JP 33757792 A JP33757792 A JP 33757792A JP 33757792 A JP33757792 A JP 33757792A JP H06185269 A JPH06185269 A JP H06185269A
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louver
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louvers
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Minoru Kobayashi
實 小林
Akio Ueda
昭雄 上田
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Tokuyama Corp
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  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 気密性に優れ、防音・断熱機能を向上させる
と共に、換気、採光を自由に調節でき、透視性及び遮蔽
性も自在に設定できる複層型ルーバーを提供する。 【構成】 回動する複数の並列した羽板10,11を備
えた回動型ルーバーにおいて、屋内外に面する2列のル
ーバーが所定間隔で対設され、該両ルーバー面にルーバ
ー開閉操作用の開閉スライダー30が設けられ、該開閉
スライダーに複数の開閉アーム40が回動自在に並列状
態に軸着され、該各々の開閉アームの両端が両ルーバー
の各羽板の裏側面に軸着され、且つ、各羽板は上端近傍
に回動固定軸10bが設けられることによって、開閉ス
ライダーの上下移動操作により、ルーバーの開閉が行な
われるべく構成されてなる複層型ルーバー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋、事務所、工場そ
の他の建築構造物の壁体や天井等の開口部に取付け、採
光、換気等を調整するルーバーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回動する羽板を備えた開閉自在
のルーバーは公知である。これら従来のルーバーは、羽
板の開度を調節して雨や太陽光線を防いだり、採光、換
気を図ったりすることができる。
【0003】しかし一方、気密性に欠け、防音、断熱機
能が乏しく、またルーバーは閉じた状態においては、透
視することができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
の現況に鑑みなされたものであり、その意図する処は、
気密性に優れ、防音・断熱機能を向上させると共に、換
気、採光を自由に調節でき、更に透視性及び遮蔽性も自
在に設定できる新規なルーバーを提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複層型ルーバ
ーであり、2列に対設されたルーバー間に開閉操作機構
として上下に移動する開閉スライダーが設けられ、該開
閉スライダーに回動自在に軸着された開閉アームをルー
バーの羽板に連結してなる新規な機構を有する複層型ル
ーバーである。
【0006】即ち、詳しくは、回動する複数の並列した
羽板を備えた回動型ルーバーにおいて、屋内外に面する
2列のルーバーが所定間隔で対設され、該両ルーバー間
にルーバー開閉操作用の開閉スライダーが設けられ、該
開閉スライダーに複数の開閉アームが回動自在に並列状
態に軸着され、該各々の開閉アームの両端が両ルーバー
の各羽板の裏側面に軸着され、且つ、各羽板は上端近傍
に回動固定軸が設けられることによって、開閉スライダ
ーの上下移動操作により、ルーバーの開閉が行なわれる
べく構成されてなることを特徴とする複層型ルーバーで
ある。
【0007】また、開閉スライダーの好適な操作機構と
して、開閉スライダーが、ルーバーの枠体の側部枠に軸
着された伝達シャフトに、クランクを介して連結され、
該伝達シャフトは、ギヤユニットを介して開閉操作ハン
ドルに連結されてなる機構を提供する。
【0008】更に、ルーバーの枠体の上部枠内に、昇降
自在の遮蔽膜が内蔵され、該遮蔽膜は、ルーバーが閉じ
た状態において、屋内外に面する2列のルーバー間を昇
降すべく構成されてなる遮蔽膜内蔵の複層型ルーバーを
提供する。
【0009】
【作用】本発明のルーバーは、屋内外に面する2列のル
ーバーが所定間隔で対設された複層型であると共に、ル
ーバーを閉じた状態において開閉操作ハンドルからの応
力が、ギヤユニット、伝達シャフト、クランク及び開閉
スライダーを介して各羽板に密閉応力として有効に作用
する機構であるために、従来のルーバーに見られない優
れた気密性が得られる。
【0010】このため防音、断熱機能が向上し、省エネ
面でも有利である。
【0011】また、羽板の開度を全閉の状態から連続的
に変化させ、ほぼ水平近くまで大きくして全開状態とす
ることができるために、換気、採光を自由に調節でき
る。
【0012】更にまた、透視性においても、上記のよう
に羽板の開度をほぼ水平近くまで大きく全開状態にする
ことができることにより、優れた透視性が得られる。
【0013】また、羽板に透明性の素材を使用した場合
は、ルーバーの閉時においても透視性が得られると共
に、ルーバーの枠体の上部枠内に内蔵された昇降自在の
遮蔽膜の昇降度を調節することにより、透視部面積を所
望の大きさに調節することができる。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に準じて本発明を更に詳細に
説明する。
【0015】図1〜図5は、本発明の複層型ルーバーの
代表的実施態様を示す図面であり、図1,図3は、ルー
バーを閉じた状態にした場合の夫々、縦断面図、横断面
図、図2,図4は、ルーバーを全開状態にした場合の夫
々、縦断面図、横断面図である。
【0016】また、図5は、正面図である。
【0017】なお、図4においては、開閉操作ハンドル
は省略されている。
【0018】これらの図面に示されるように、本発明ル
ーバーは、回動する複数の並列した羽板10,11;2
0,21を備えた回動型ルーバーであって、屋内外に面
する2列のルーバーが、所定間隔で対設されている。
【0019】各ルーバーの隣り合う羽板間は、密閉性を
あげるために図示するように、例えば各羽板の下端部に
張出片10a,20aを付設し、該張出片が隣り合う羽
板の上端部と一部重なる形態とすることが好ましい。
【0020】羽板の張出片や上端部は、密閉性向上の面
から、例えばシリコンゴムなどの気密材を用いて形成、
或は表面に付設することが好ましい。
【0021】なお、羽板は、一般に羽板取付プレート1
0C,20Cを利用して取付けられる。
【0022】両ルーバー間には、ルーバー開閉操作用の
長尺の開閉スライダー30が、複数の羽板の連続する方
向に沿って設けられる。また、該開閉スライダー30に
は、各対の羽板に応じた開閉アーム40が回動自在に並
列状態に軸着され、各々の開閉アーム40の両端が、両
ルーバーの各対の羽板10,20の裏側面に軸着され
る。
【0023】一方、各羽板は、上端近傍に回動固定軸1
0b,20bが設けられ、該固定軸を中心に回動する。
回動固定軸10b,20bを設ける態様は、例えば、各
羽板の左右両側面の上端近傍に棒状凸部を設けると共
に、ルーバーの枠体の側部枠200に、該棒状凸部に対
応する凹部を設けて、前者を後者に回動自在に嵌挿する
態様が一般に採用される。
【0024】また、開閉スライダー30は、ルーバーの
枠体の側部枠200に軸着された伝達シャフト50にク
ランク60を介して連結され、該伝達シャフト50は、
ギヤユニット70を介して側部枠200に取り付けられ
た開閉操作ハンドル80に連結されている。
【0025】従って、開閉操作ハンドル80を操作する
ことにより、ギヤユニット70を介して伝達シャフト5
0が回動し、これに共ってクランク60が作動し、例え
ば、図1に示すルーバーの閉じた状態から、図2に示す
ルーバーを全開した状態に操作する場合は、開閉操作ハ
ンドル80の操作に共って、開閉スライダー30が屋内
に面するルーバー側から屋外に面するルーバー側に向け
て斜め上に上昇し、これによって開閉アーム40を介し
て、羽板10,20が回動固定軸10b,20bを軸と
して回動し全開状態となる。
【0026】また、ルーバーの枠体の上部枠100内に
は、昇降自在の遮蔽膜90が内蔵され、該遮蔽膜90
は、ルーバーが閉じた状態において、屋内外に面する2
列のルーバー間を昇降すべく構成されている。
【0027】遮蔽膜90の昇降機構は、一般に巻取プー
リー91を利用した巻取り機構が採用され、遮蔽膜の操
作は遮蔽膜操作紐93によってなされる。
【0028】また、場合によっては、遮蔽膜の昇降をモ
ーターを利用して電気的に行なう態様も適宜採用され
る。
【0029】なお、遮蔽膜の下端部には、昇降を円滑に
するために棒錘り92が付設される。
【0030】また、羽板を構成する平板は、合成樹脂
板、金属板、セラミックス板或はガラス板、金網入り合
せガラス板など不透明、半透明或は透明な板状物が任意
に用いられ、透明、半透明な平板を採用した場合は、透
視性及び採光の面で有利である。
【0031】また、前記の遮蔽膜を内蔵した態様の場
合、羽板に透明或は半透明な平板を用いることにより、
ルーバーを閉じた状態においても、透視性が得られると
共に遮蔽膜の閉度を調節することにより遮蔽性が所望に
合せて自在に設定できる。
【0032】なお、図3,図4に示すように、羽板と側
部枠の間隙には、適宜機密材を付設する態様が好しく採
用される。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複層型
ルーバーであると共に、ルーバーを閉じた状態において
開閉操作ハンドルからの応力が、各羽板に密閉応力とし
て有効に作用する機構であるために、気密性に優れ、防
音、断熱機能を向上させ省エネ上も有利である。
【0034】また、羽板の開度を全閉の状態から連続的
に変化させ、ほぼ水平近くまで大きくして全開状態とす
ることができるために、換気、採光を自由に調節でき
る。
【0035】更に羽板に透明性乃至半透明性の平板を採
用し、遮蔽膜を適宜操作することにより、透視性及び遮
蔽性も自在に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的実施態様のルーバーを閉じた状
態を示す縦断面図である。
【図2】実施態様のルーバーを全開した状態を示す縦断
面図である。
【図3】実施態様のルーバーを閉じた状態を示す横断面
図である。
【図4】実施態様のルーバーを全開した状態を示す横断
面図である。
【図5】実施態様の正面図である。
【符号の説明】
10,11,20,21 羽板 10a,20a 張出片 10b,20b 回動固定軸 10c,20c 羽板取付プレート 30 開閉スライダー 40 開閉アーム 50 伝達シャフト 60 クランク 70 ギヤユニット 80 開閉操作ハンドル 90 遮蔽膜 91 巻取りプーリー 92 棒錘り 93 遮蔽膜操作紐 100 上部枠 200 側部枠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動する複数の並列した羽板(10)
    (11)を備えた回動型ルーバーにおいて、屋内外に面
    する2列のルーバーが所定間隔で対設され、該両ルーバ
    ー間にルーバー開閉操作用の開閉スライダー(30)が
    設けられ、該開閉スライダーに複数の開閉アーム(4
    0)が回動自在に並列状態に軸着され、該各々の開閉ア
    ームの両端が両ルーバーの各羽板の裏側面に軸着され、
    且つ、各羽板は上端近傍に回動固定軸(10b)が設け
    られることによって、開閉スライダーの上下移動操作に
    より、ルーバーの開閉が行なわれるべく構成されてなる
    ことを特徴とする複層型ルーバー。
  2. 【請求項2】 開閉スライダー(30)が、ルーバーの
    枠体の側部枠(200)に軸着された伝達シャフト(5
    0)に、クランク(60)を介して連結され、該伝達シ
    ャフトは、ギヤユニット(70)を介して開閉操作ハン
    ドル(80)に連結されてなる請求項1記載の複層型ル
    ーバー。
  3. 【請求項3】 ルーバーの枠体の上部枠(100)内
    に、昇降自在の遮蔽膜(90)が内蔵され、該遮蔽膜
    は、ルーバーが閉じた状態において、屋内外に面する2
    列のルーバー間を昇降すべく構成されてなる請求項1記
    載の複層型ルーバー。
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