JPH0618523Y2 - 陳列什器用棚板 - Google Patents

陳列什器用棚板

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JPH0618523Y2
JPH0618523Y2 JP1989118101U JP11810189U JPH0618523Y2 JP H0618523 Y2 JPH0618523 Y2 JP H0618523Y2 JP 1989118101 U JP1989118101 U JP 1989118101U JP 11810189 U JP11810189 U JP 11810189U JP H0618523 Y2 JPH0618523 Y2 JP H0618523Y2
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main body
shelf
shelf board
longitudinal direction
fitting
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JP1989118101U
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JPH0358148U (ja
Inventor
光蔵 林
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中日産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、デパート、スーパー等の店舗で商品を陳列
するために使用される陳列什器に配設され、棚受で支持
されて上面に商品を陳列する陳列什器用棚板に関する。
〈従来の技術とその課題〉 従来、この種の陳列什器用棚板は、鋼板をプレス加工し
た鉄製であり、コストが高く、また、剛性があるもの
の、重量が重く、什器を組み立てる際に手間取つてい
た。特に、大型店舗では、数千枚使用することから、什
器の現場での組み立てばかりでなく、現場への輸送にも
手間がかかることとなつていた。
また、従来の陳列什器用棚板が、鉄製であることから、
装飾や錆防止のために表面に塗装を施す必要があるが、
塗装を施していても、塗装がハゲて色落ちを生じさせた
り、あるいは、陳列する商品が水ものである場合には、
長期間使用するうちに錆を発生させてしまつていた。
この考案は、上述の課題を解決するもので、十分な剛性
を維持して、コスト低減及び軽量化を図ることができ、
さらに、色落ちや錆発生を無くして、長期間外観を良好
にして衛生的に使用できる陳列什器用棚板を提供するこ
とを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 この考案に係る陳列什器用棚板では、棚受で支持されて
上面に商品を陳列する陳列什器用棚板であつて、 長手方向の両端面間を貫通する肉盗み孔、及び、短手方
向の前端面に配置される断面略C字形のカードレール
部、を有して、長手方向の断面形状を同一にした平板状
の合成樹脂製品から形成される本体と、 肉盗み孔の開口部に嵌合される嵌合部、下面に形成され
て棚受に嵌合する凹部、及び、この凹部内に形成されて
棚受の凹部に嵌合する突起、を有し、嵌合部の肉盗み孔
の開口部への嵌合を利用して本体の長手方向の両端に配
置される合成樹脂製のサイド部材と、 本体の肉盗み孔に挿入される本体の長手方向の撓み防止
用の補強材と、 を備えていることを特徴とする。
〈考案の作用・効果〉 この考案に係る陳列什器用棚板では、長手方向に設けら
れる肉盗み孔を備えた本体と、その長手方向両端に嵌合
されるサイド部材と、が共に合成樹脂から形成されてい
ることから、軽量化を図ることができるとともに、水も
のの商品を陳列しても錆発生を無くすことができ、さら
に、各部材自体を所定の色で形成できることから、従来
生じていた塗装がハゲて色落ちする虞れも無く、長期間
外観を良好にして衛生的に使用することができる。
また、本体の長手方向に形成されている肉盗み孔には、
長手方向の撓みを防止する補強材が配設されていること
から、重量のある商品を陳列しても撓まず、十分な剛性
を維持できる。
さらに、本体とサイド部材とが、合成樹脂製であり、押
出成形や型成形を利用して容易に大量に製造できること
から、従来の鋼板から一つずつプレス加工して製造する
棚板と比べて、塗装を不要にすることとあいまつて、コ
ストを低減することができる。
なお、本体を押出成形する場合には、成形後に所望の長
さに切断することができることから、店舗で配設する寸
法に応じて、適宜所定寸法の本体を準備することができ
る。さらに、現場においても、カツタやのこ等を使用し
て簡単に本体の長さ調整を行なえるため、現場での寸法
変更にも容易に対処することができる。
また、従来では、棚受による支持を強固にするために、
スポツト溶接を利用して棚板と棚受とを結合させる場合
があつたが、サイド部材に、棚受と嵌合する凹部や突起
を型成形時に一体的に形成すれば、溶接等を不要にして
簡単かつ強固に棚受に対して棚板を結合させることがで
き、現場での什器の組立工数を低減することができる。
さらに、従来では、鉄製の棚板であり、商品名カードや
値段表を挿入する断面略C字形のカードレール部を同質
材である鉄製として、そのカードレール部を別途溶接を
利用して固定していたので、その溶接工程が必要であつ
た。しかし、本考案の棚板では、カードレール部が本体
に一体的に形成されているため、溶接工程が不用とな
り、製品コストを一層低減することができる。また、従
来の鉄製のカードレール部であると、その断面を略C字
形としているため、内周面の全面に均一に塗装を施すこ
とが困難となり、錆を発生させ易かつたが、実施例の棚
板のカードレール部は、合成樹脂製であることから、錆
が発生せず、長期間、外観を低下させずに衛生的に使用
することができる。
〈実施例〉 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1・2図に示す実施例の棚板11は、本体12と、二
つのサイド部材18・19と、本体12内に挿入される
補強材22と、から構成されている。
本体12は、ABS樹脂、ポリプロピレン等の合成樹脂
から押出成形により形成されるもので、所定長さに切断
されたその長手方向の両端面には、貫通する複数の肉盗
み孔13が形成されている。
そして、所定の肉盗み孔13の内周面には、補強材22
を肉盗み孔13内に挿入させて配置させることができる
ように、補強材22保持用の保持突起14が適宜形成さ
れている。
なお、15はカードレール部、16は手すり挿入用溝、
17は仕切板挿入用溝であり、それぞれ、本体12の押
出成形時に一体的に製造されるものである。
サイド部材18・19は、ABS樹脂、ポリプロピレン
等の合成樹脂から射出成形により形成されるもので、そ
れぞれ、側面に、本体12の長手方向に沿つて形成され
た肉盗み孔13の開口部に嵌合可能な形状の複数の嵌合
部20が形成されている。また、サイド部材18・19
の底面には、棚受3の前上部と嵌合できるように、凹部
21が形成されており、凹部21の内周面には、棚受3
の前上部の三箇所に形成された凹部5に嵌合する突起2
1aが形成されている。この突起21aは、それぞれの
位置の凹部5に嵌合させることにより、棚受3から前方
に張り出す棚板11の距離を調整するために使用され
る。
なお、23は、カードレール部15と手すり挿入用溝1
6の端部を構成する端末部である。
また、4は、棚受3を什器の壁部1に係止するための、
壁部1に複数形成されている取付孔2に挿入係止される
係止爪である。
補強材22は、実施例の場合、鉄板であり、本体12の
肉盗み孔13に挿入可能で、肉盗み孔13の内周面に形
成された保持突起14で位置が固定される形状に形成さ
れている。なお、補強材22としては、他にアルミニウ
ム板等の軽量な金属板でも良く、さらに、ガラス繊維等
を混入させた剛性の高い合成樹脂板やセラミツク板でも
良い。そして、補強材22の長さは、サイド部材18・
19の嵌合部20の突出長さを除いた本体12の長手方
向の長さと同じか、あるいは、本体12の撓み、特に、
本体12の長手方向の中央部の撓みを防止できれば、そ
の長さより短くても良い。
実施例の什器Mを現場で組み立てる作業を説明すると、
本体12を必要によりカツタやのこ等で所定長さに切断
し、所定の肉盗み孔13内に保持突起14を利用して補
強材22を挿入させ、その後、各肉盗み孔13にそれぞ
れ対応する嵌合部20を嵌合させて、本体12の長手方
向両端にサイド部材18・19を組み付け、棚板11を
組み立てる。なお、棚板11に重量のある商品を陳列す
る場合には、他の肉盗み孔13内にも保持突起14を利
用して補強材22を挿入させておく。逆に、軽い商品を
棚板11に陳列する場合には、挿入させる補強材22の
数を減らしても良い。
そして、壁部1の所定の取付孔2に係止爪4を利用して
係止させている棚受3・3に対して、突起21aを所定
の凹部5に配置させて、棚受3・3にサイド部材18・
19の凹部21を嵌合させれば、什器Mを組み立てるこ
とができる。
実施例の棚板11では、以上のような構成であり、既述
の考案の作用・効果の欄で述べたと同様な効果を奏す
る。
なお、実施例において、本体12とサイド部材18・1
9との嵌合時や、棚受3とサイド部材18・19との嵌
合時に、結合強度を高めるために、必要により接着剤を
使用しても良い。
また、実施例では、肉盗み孔13内で補強材22を断面
ハ字形状に配置させるものを示したが、補強材22を配
置させる態様や補強材22の断面形状は、本体12の長
手方向の撓みを防止できれば良いため、第3図に示すよ
うに、所定形状の保持突起14を利用して補強材22の
短手方向を上下方向に配置させるようにしても良く、さ
らに、第4〜7図に示すように、補強材22の断面を略
U字形状やL字形状として構成しても良い。そしてさら
に、第5〜7図に示すように、保持突起14を設けず
に、補強材22を肉盗み孔13の内周面を利用して挿入
固定するように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す棚板の分解斜視
図、 第2図は、同実施例の使用態様を示す断面図、 第3〜7図は、それぞれ、補強材の断面形状や補強材の
配置態様の他の実施例を示す部分断面図である。 3……棚受、 11……棚板、 12……本体、 13……肉盗み孔、 18・19……サイド部材、 20……嵌合部、 22……補強材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】棚受で支持されて上面に商品を陳列する陳
    列什器用棚板であつて、 長手方向の両端面間を貫通する肉盗み孔、及び、短手方
    向の前端面に配置される断面略C字形のカードレール
    部、を有して、長手方向の断面形状を同一にした平板状
    の合成樹脂製品から形成される本体と、 前記肉盗み孔の開口部に嵌合される嵌合部、下面に形成
    されて前記棚受に嵌合する凹部、及び、該凹部内に形成
    されて前記棚受の凹部に嵌合する突起、を有し、前記嵌
    合部の前記肉盗み孔の開口部への嵌合を利用して前記本
    体の長手方向の両端に配置される合成樹脂製のサイド部
    材と、 前記本体の肉盗み孔に挿入される前記本体の長手方向の
    撓み防止用の補強材と、 を備えて構成されていることを特徴とする陳列什器用棚
    板。
JP1989118101U 1989-10-06 1989-10-06 陳列什器用棚板 Expired - Lifetime JPH0618523Y2 (ja)

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JPH0358148U JPH0358148U (ja) 1991-06-05
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013236864A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Kokuyo Furniture Co Ltd 棚板ユニット及び棚板セット

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JPH0358148U (ja) 1991-06-05

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