JPH0618464B2 - 充電器 - Google Patents
充電器Info
- Publication number
- JPH0618464B2 JPH0618464B2 JP62100722A JP10072287A JPH0618464B2 JP H0618464 B2 JPH0618464 B2 JP H0618464B2 JP 62100722 A JP62100722 A JP 62100722A JP 10072287 A JP10072287 A JP 10072287A JP H0618464 B2 JPH0618464 B2 JP H0618464B2
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- JP
- Japan
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- charging
- output
- current
- over
- voltage
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は充電器の改良に関するものである。
従来の技術 従来より、鉛蓄電池用充電器の問題点として、過放電後
放置された鉛蓄電蓄(以下「過放電放置電池」という)
に対する充電性がある。これは、過放電放置電池の内部
抵抗が高いため充電電流が流れにくい事によるものであ
る。この問題点を解決するための方法として、過放電放
置電池に対して通常とは逆方向の電流を流した(以下
「逆充電」という)、通常の充電を行なう方法がある。
放置された鉛蓄電蓄(以下「過放電放置電池」という)
に対する充電性がある。これは、過放電放置電池の内部
抵抗が高いため充電電流が流れにくい事によるものであ
る。この問題点を解決するための方法として、過放電放
置電池に対して通常とは逆方向の電流を流した(以下
「逆充電」という)、通常の充電を行なう方法がある。
発明が解決しようとする問題点 上記の充電方法を実際の充電器で用いるためには、逆充
電電流を流す必要がある。そのための方法の一つとし
て、負極出力の電源により逆充電を行なう方法がある。
しかし、この方法では、通常の充電電源の他に、負電圧
出力の電源が必要であり、変圧器を別に設けるか、ある
いは変圧器の2次巻線を別に設ける必要があるため、変
圧器が大形になるという問題点を有している。
電電流を流す必要がある。そのための方法の一つとし
て、負極出力の電源により逆充電を行なう方法がある。
しかし、この方法では、通常の充電電源の他に、負電圧
出力の電源が必要であり、変圧器を別に設けるか、ある
いは変圧器の2次巻線を別に設ける必要があるため、変
圧器が大形になるという問題点を有している。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題点を解決するもので、変圧器に手
を加える事なく逆充電用負出力電源を得るもので、負電
圧出力の直流−直流変圧器を用い、この出力により逆充
電を行なう手段を備える事を特徴とするものである。
を加える事なく逆充電用負出力電源を得るもので、負電
圧出力の直流−直流変圧器を用い、この出力により逆充
電を行なう手段を備える事を特徴とするものである。
作用 本発明は、上記の特徴を有する事により、逆充電電流を
過放電放置電池に流す事ができ、過放電放置電池を回復
させる事が可能である。
過放電放置電池に流す事ができ、過放電放置電池を回復
させる事が可能である。
実施例 本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による充電器のブロック回路図であり、
通常の充電時には、充電末期電圧を検出後、微小電流に
よるトリクル充電に入る方式である。電圧整流部1の出
力は電流制御部3、ダイオード9を通じ密閉形鉛蓄電池
10に接続される。第1電圧検出部6は、充電末期電圧
を検出するもので、充電末期電圧を検出すると、制御部
4を制御し、制御部4は電流制御部3を制御し、微小電
流によるトリクル充電に入る。
通常の充電時には、充電末期電圧を検出後、微小電流に
よるトリクル充電に入る方式である。電圧整流部1の出
力は電流制御部3、ダイオード9を通じ密閉形鉛蓄電池
10に接続される。第1電圧検出部6は、充電末期電圧
を検出するもので、充電末期電圧を検出すると、制御部
4を制御し、制御部4は電流制御部3を制御し、微小電
流によるトリクル充電に入る。
過放電放置電圧の充電の場合、過放電放置電池の検出は
第2電圧検出部8により行なわれる。第2電圧検出部8
は第1電圧検出部6より高い検出電圧をもつ。これは、
過放電放置電池を充電した場合、充電直後にトリクル充
電に入るが、この時の電圧が内部抵抗が高いために通常
のトリクル充電電圧より高くなる事を利用し、過放電放
置電池の検出を行なうものである。
第2電圧検出部8により行なわれる。第2電圧検出部8
は第1電圧検出部6より高い検出電圧をもつ。これは、
過放電放置電池を充電した場合、充電直後にトリクル充
電に入るが、この時の電圧が内部抵抗が高いために通常
のトリクル充電電圧より高くなる事を利用し、過放電放
置電池の検出を行なうものである。
過放電放置電池の検出を行なうとタイマ7が動作し、タ
イマ7は一定時間、制御部4を制御し通常の充電電流を
しゃ断すると共に、トランジスタ5をON状態とする。
極性反転形チョッパ2は変圧整流部1の出力を入力と
し、負極性の電圧を出力するもので、トランジスタ5が
ONとなる事により密閉形鉛蓄電池10に逆充電電流を
流す事ができる。タイマ5がOFFとなると通常の充電
を行なう。
イマ7は一定時間、制御部4を制御し通常の充電電流を
しゃ断すると共に、トランジスタ5をON状態とする。
極性反転形チョッパ2は変圧整流部1の出力を入力と
し、負極性の電圧を出力するもので、トランジスタ5が
ONとなる事により密閉形鉛蓄電池10に逆充電電流を
流す事ができる。タイマ5がOFFとなると通常の充電
を行なう。
このような動作で過放電放置電池の充電が可能である。
4V、4Ah(内部抵抗300Ω)の密閉形鉛蓄電池を
充電した場合の充電特性を第2図に示す。タイマ7の設
定時間は1hである。
4V、4Ah(内部抵抗300Ω)の密閉形鉛蓄電池を
充電した場合の充電特性を第2図に示す。タイマ7の設
定時間は1hである。
図のように回復させる事が可能であった。
発明の効果 上述のように、本発明は負電圧出力の直流−直流変換器
を用い、逆充電を行なう事により変圧器に手を加える事
なく逆充電が行なえる点工業的価値極めて大なるもので
ある。
を用い、逆充電を行なう事により変圧器に手を加える事
なく逆充電が行なえる点工業的価値極めて大なるもので
ある。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック回路図、第2
図は本発明による充電器を用いた場合の充電特性曲線図
である。 2は極性反転形チョッパ、3は電流制御部、4は制御
部、5はトランジスタ、6は第1電圧検出部、7はタイ
マ、8は第2電圧検出部、10は密閉形鉛蓄電池
図は本発明による充電器を用いた場合の充電特性曲線図
である。 2は極性反転形チョッパ、3は電流制御部、4は制御
部、5はトランジスタ、6は第1電圧検出部、7はタイ
マ、8は第2電圧検出部、10は密閉形鉛蓄電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小牧 昭夫 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 審査官 鈴木 朗
Claims (2)
- 【請求項1】通常の充電電源の出力で動作する負電圧出
力の直流−直流変換器を備え、この出力により通常とは
逆方向の電流を流す手段を備える事を特徴とする充電
器。 - 【請求項2】通常の充電電源の出力で動作する極性反転
型のチョッパを備え、この出力により通常とは逆方向の
電流を流す手段を備える事を特徴とする特許請求の範囲
第(1)項記載の充電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100722A JPH0618464B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62100722A JPH0618464B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 充電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63268438A JPS63268438A (ja) | 1988-11-07 |
JPH0618464B2 true JPH0618464B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=14281521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62100722A Expired - Fee Related JPH0618464B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | 充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618464B2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-23 JP JP62100722A patent/JPH0618464B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63268438A (ja) | 1988-11-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |