JPH06184632A - フェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 - Google Patents

フェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法

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JPH06184632A
JPH06184632A JP10302893A JP10302893A JPH06184632A JP H06184632 A JPH06184632 A JP H06184632A JP 10302893 A JP10302893 A JP 10302893A JP 10302893 A JP10302893 A JP 10302893A JP H06184632 A JPH06184632 A JP H06184632A
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ferritic stainless
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cold rolling
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Takehisa Mizunuma
武久 水沼
Shigeru Minamino
繁 南野
Hidehiko Sumitomo
秀彦 住友
Shinichi Teraoka
慎一 寺岡
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄肉鋳造方法で鋳造した薄肉鋳片から表面性
状況及び機械的性質共に優れたフェライト系ステンレス
鋼薄板を製造することを目的とする。 【構成】 ガンマポテンシャル=420C%+470N
%+23Ni%+9Cu%+7Mn%−11.5Cr%
−11.5Si%−12Mo%−23V%−47Nb%
−49Ti%−52Al%+179≦0を満足するフェ
ライト系ステンレス鋼薄肉鋳片を連続鋳造し、該鋳片を
デスケールし、圧延率30%以上で冷間圧延を行った
後、1000℃以上の温度域で焼鈍を行う方法。及び、
引き続いて圧延率40%以上で中間冷間圧延し、950
℃以上で2回目の焼鈍を行う。更に、前述の最終焼鈍に
引き続いて、デスケール後、0.5〜2.0%の調質圧
延を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面性状が良く、r値の
高いフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、連続鋳造によって製
造された厚さ10mm以下のフェライト系ステンレス鋼薄
肉鋳片からリジング特性を改善した製品を得るための方
法として前記薄肉鋳片を熱間圧延し、その後焼鈍、冷間
圧延、仕上焼鈍する方法(特開昭60−180648号
公報)、或いは上記薄肉鋳片に鋳造後、900〜110
5℃の温度域にて5分以上保熱し、続いて800〜11
00℃圧延終了温度で熱間圧延し、その後常法に従い焼
鈍、酸洗、冷間圧延および仕上焼鈍を施す方法(特開昭
62−136526号公報)等が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
技術はいずれも薄肉鋳片の柱状晶粒径を熱間圧延によっ
て微細にすることによりリジング特性の改善を図ってい
るため、鋳片の厚さを10mm以下にした薄肉鋳片をさら
に熱間圧延することを必要としている。このために、最
終製品板厚に近い鋳片を鋳造するという薄肉鋳造技術の
最も重要な効果が失われることになる。
【0004】本発明は鋳片厚を10mm以下の薄い鋳片と
して熱間圧延を省略しても、リジング(引張変形や深絞
り加工中に板幅方向に生じる表面の小さなうねりで、用
途によっては大きな問題となる)特性、リビング(冷間
圧延中に幅方向に生じる表面の小さなうねりで製品板に
残り、用途によっては大きな問題となる)特性に優れ、
更にr値にも優れた薄板を製造する方法を提供すること
により、上記課題を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はフェライト系ス
テンレス鋼の化学成分に基づくガンマポテンシャル(以
下γp′と称す)を0%以下に限定することによって、
鋳片の靱性を向上せしめ、これにより鋳片の焼鈍または
熱間圧延の省略を可能とするものである。さらに冷間圧
延後、高温度域で焼鈍を行うことにより、リジングやリ
ビングを改善するものである。更に前記焼鈍に続いて2
回目の冷間圧延および2回目の焼鈍を行うことによっ
て、前記リジングやリビングを更に改善するものであ
る。
【0006】本発明の要旨は、重量%で、C:0.03
%以下、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、C
r:10.0〜30.0%およびN:0.03%以下を
含有し、更に必要に応じてNi:0.3〜5.0%を、
更に必要に応じてMo:0.1〜5.0%、Cu:0.
2〜1.0%、Ti:0.05〜1.0%、Al:0.
05〜1.0%、Nb:0.1〜1.0%、V:0.1
〜1.0%の1種または2種以上を、また更に必要に応
じてB:0.0003〜0.0030%を含み、残部F
eおよび不可避不純物からなり、かつ、 γp′=420C%+470N%+23Ni%+9Cu%+7Mn% −11.5Cr%−11.5Si%−12Mo%−23V% −47Nb%−49Ti%−52Al%+179≦0 を満足するフェライト系ステンレス鋼を連続鋳造して薄
肉鋳片を製造し、該薄肉鋳片をデスケールし、次いでト
ータル圧延率30%以上で冷間圧延を行った後、続い
て、1000℃以上の高温度域で焼鈍を行う1回冷延・
焼鈍処理にある。更にリジングやリビング特性を改善す
るためにはトータル圧延率30%以上の1回目の冷間圧
延を行い、次いで1000℃以上の温度域で1回目の焼
鈍を行い、続いてトータル圧延率40%以上で2回目の
冷間圧延を行って所定の厚みにした後、2回目の焼鈍を
行う2回冷延・焼鈍処理を行うところにある。また、本
発明においては、更にリビングや表面光沢を改善するた
めには圧延率0.5〜2.0%の調質圧延を行うことを
特徴としている。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】
【作用】先ず、本発明において、鋼の化学成分を上記の
ように限定した理由を説明する。Cは鋼の加工性、靱性
に悪影響を及ぼすので、含有量を0.03%以下とす
る。
【0008】Si,Mnは鋼の脱酸材として有効なの
で、それぞれ1.0%以下含有する。1.0%を超える
と機械的性質が劣化する。Crは耐食性および耐高温酸
化性の向上のため最低限10.0%を必要とし、30.
0%を超すと、靱性が劣化し製造が極めて困難になるの
で10.0〜30.0%をその範囲とする。
【0009】NはCと同様に鋼の加工性、靱性を劣化せ
しめるので、含有量の上限を0.03%とする。更に、
靱性、耐食性、加工性等の特性をより向上させる場合に
は、上記化学成分以外に、下記成分から適宜選んで含有
させる。高Cr材の靱性向上にはNiが有効であるが、
その含有量が0.3%未満では、その効果がなくなり、
また、5.0%を超えると高温域でガンマ(γ)が生成
して靱性を劣化し、また耐応力腐食割れ性を劣化するの
で、0.3〜5.0%の範囲とする。
【0010】耐食性の向上には、Mo,Cu,Ti,A
l,Nb,Vの添加が有効であり、1種または2種以上
選んで含有させる。各元素は、2種以上の添加でもそれ
ぞれの添加量に応じた同様の効果を有する。Moは耐食
性を向上する顕著な効果を有するので、0.1〜5.0
%の範囲で含有させる。上限を超えると加工性が劣化し
コストアップとなる。
【0011】Cuは耐食性を向上せしめるため、0.2
〜1.0%の範囲で含有させる。上限を超えると高温域
でγを生成して靱性を劣化する。TiはNbと同様耐粒
界腐食性の向上とともにプレス成形性も向上するが、
0.05%未満では、その効果が得られず、また、1.
0%超ではこれらの効果が飽和し、加工性が劣化する。
【0012】AlはTiと同様な特性を有するので0.
05〜1.00%の範囲で含有させる。NbはC、Nと
結合してCr炭化物の粒界析出を防止し耐粒界腐食性を
向上する特性を有するが、その含有量が0.1%未満で
は、上記特性が得られず、また1.0%超では上記効果
が飽和する上に加工性が劣化する。従って、0.1〜
1.0%をその範囲とする。
【0013】VはTiと同様な効果を有するので0.1
〜1.0%の範囲で含有させる。更に、熱間圧延および
冷間加工の耐粒界割れ性を向上するにはBが有効である
が、0.0003%未満では、その特性が得られなく、
また0.0030%超えると効果が飽和するとともに熱
間加工性が劣化する。従って、その含有量を0.000
3〜0.0030%とする。
【0014】本発明では、以上の化学成分を更に次式で
示されるγp′の値が0%以下になるように規制する。
すなわち、 γp′=420C%+470N%+23Ni%+9Cu%+7Mn% −11.5Cr%−11.5Si%−12Mo%−23V% −47Nb%−49Ti%−52Al%+179≦0 とすると、鋳片の冷却中にマルテンサイトが生成するこ
とを阻止して鋳片の靱性を改善することができるので、
冷間圧延性を大幅に向上することができる。
【0015】次に、本発明の特徴である冷間圧延条件お
よび焼鈍条件について説明する。本発明者らは、フェラ
イト系ステンレス鋼の厚さ10mm以下の薄肉鋳片から冷
間圧延によって薄板製品を製造する場合、リジング高さ
を10μm以下(このうねり高さでは、製品としてほと
んど問題を生じない)にし、かつ同時にリビングの発生
を抑えること、更にr値を1.2以上(深絞加工が可能
となる)にすることを製品の目標として、最適条件を検
討した結果、薄肉鋳片の冷間圧延のトータル圧延率を3
0%以上とし、1000℃以上好ましくは1050℃以
上の高温度域で焼鈍を施すことによって、前記目標を達
成することを究明した。リジングやリビングを更に改善
するためには、2回冷延・焼鈍処理を施すことが有効で
ある。すなわち、1回冷延・焼鈍に続いてデスケール
し、次いでトータル冷間圧延率を40%以上の2回目の
冷間圧延を行い、続いて2回目の焼鈍を950℃以上で
行う2回冷延・焼鈍処理を行うことにより、前述の特性
を大幅に改善することを究明した。
【0016】かかる事実は以下の実験によって究明され
た。先ず、1回冷延・焼鈍処理について述べる。 化学成分:C:0.015%、Si:0.55%、M
n:0.24%、Ni:0.15%、Cr:19.03
%、Cu:0.40%、Nb:0.48%、Al:0.
008%、N:0.0166%、残部Feおよび不可避
不純物からなり、かつ、γp′=−46.3%に規制し
た溶鋼を用いて双ドラム鋳造方法により3.0mm厚の鋳
片を製造し、この鋳片を用いて、冷延率を変化させて冷
間圧延を行い、得られた冷延鋼板の金属組織に及ぼす焼
鈍温度(処理時間は30秒間)の影響について調査を行
った。この結果を図1に示す。この図から冷間圧延がト
ータル冷間圧延率30%以上の範囲において、1000
℃以上の高温焼鈍により、リジングおよびリビング特性
の改善に有効な等軸細粒化(平均粒径≦約50μm)組
織が得られることが判明した。次に、トータル冷間圧延
率を10〜60%に変化させて冷間圧延を行い、焼鈍温
度を850℃〜1150℃、30秒保定の条件で処理し
た後のリジング、r値を評価した。その結果を図2に示
す。図2から、リジング10μm以下およびr値1.2
以上を満足しているのは、冷間圧延率30%以上、焼鈍
温度1000℃以上の領域である。なお焼鈍の最高温度
は炉の寿命および燃料コストの面から1200℃程度が
好ましい。
【0017】次に、更にリジングを改善するための2回
冷延・焼鈍処理について述べる。1回目の焼鈍温度を1
025℃、30秒保定と一定にして、1回目および2回
目のトータル冷間圧延率を10〜80%に変化させて冷
間圧延を行い、2回目の焼鈍として、加熱温度を100
0℃、保定時間を30秒の条件で処理した後のリジン
グ、r値を評価した。その結果を図3に示す。図3か
ら、リジング10μm以下およびr値1.2以上を満足
しているのは、1回目の冷間圧延率30%以上、2回目
の冷間圧延率40%以上領域である。また、2回目の冷
間圧延後の焼鈍温度は、冷間圧延における冷延率を変化
させ得られた冷延鋼板の組織に及ぼす焼鈍温度(処理時
間は30秒間)の調査結果を図4に示すごとく、2回目
の冷間圧延において、トータル冷間圧延率40%以上の
範囲において、950℃以上の焼鈍により、リジングお
よびリビング特性の改善に有効な等軸細粒化(平均粒径
≦約30μm)組織が得られることが判明した。なお、
2回目の焼鈍最高温度は燃料コスト等により、1000
℃程度が好ましい。
【0018】次に調質圧延を行う場合について述べる。
図5,図6に示す様に圧延率を0.5%以上として調質
圧延を行なうとリビング、表面光沢ともに更に改善され
る。また、2.0%超ではリビングや表面光沢特性がほ
ぼ飽和するとともに伸びの低下等により加工性が劣化す
る。したがって調質圧延を行なう場合の圧延率は0.5
〜2.0%の範囲とする。
【0019】
【実施例】以下に実施例を示す。表1に示す化学成分を
有するフェライト系ステンレス鋼の溶鋼を双ドラム式鋳
造装置の湯溜まり部に注目し、板厚3.0mmの薄肉鋳片
を鋳造して、試験No.1,2,3,6,8,9,10
の場合は850℃で、また試験No.5,7の場合は6
00℃で巻き取った。次いでこれらのコイルショットブ
ラストと硫酸の組合せでデスケールした後、冷間圧延お
よび焼鈍を施した。
【0020】
【表1】
【0021】上記の冷間圧延を行った後900℃〜11
50℃で30秒間保定する焼鈍と、ソルト処理+硝酸電
解処理によるデスケーリングを施した。2回目の焼鈍
は、1000℃×30秒間の保定条件で行い、その後の
デスケーリングはソルト処理+硝酸電解処理の組合せで
行った。調質圧延は、圧延率0.3〜1.0%の条件で
検討した。上記の製造条件および該製造工程で得られた
製品の特性、すなわち、製品のリジングとリビング特
性、r値、耐食性(1年間の海岸暴露試験による発銹状
況)および表面光沢などを表2、表3に示す。
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【0024】なお、表面光沢は、得られた薄板の表面反
射率により評価した。表面反射率はタングステンランプ
を光源とする直径1mmの光束を入射角45度の試料面に
照射し、その正反射光の強度を銀蒸着面の場合を100
%として表示したものである。上記表面反射率と光沢ラ
ンクとの関係は表4に示すとおりである。
【0025】
【表4】
【0026】上記各表に示すように本発明例のリジング
は、10μm以下であり、かつリビング発生も殆どみら
れなかった。また、r値も目標値1.20以上をそれぞ
れ示し、調質圧延を行ったものはリビングおよび表面光
沢が特に良好であった。また、Mo,Cu,Ti,A
l,Nb,Vを添加したものは、耐銹性が本発明例およ
び比較例を含めて特に良好であった。なお、表2に示す
No.30,31はγp′が0を超えているため薄肉鋳
片の靱性が不足して耳割れが発生し冷間圧延が不可能で
あった。
【0027】
【発明の効果】本発明は鋳片焼鈍を省略して直接冷間圧
延を行うことによって優れた表面性状と高いr値を有す
るフェライト系ステンレス鋼薄板を製造することができ
るのでその工業的効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】薄肉鋳片の1回目の冷間圧延における圧延率お
よび焼鈍温度と金属組織の関係を示す図である。
【図2】薄肉鋳片の1回目冷間圧延における圧延率およ
び焼鈍温度と材質特性との関係を示す図である。
【図3】薄肉鋳片の1回目および2回目の冷間圧延にお
ける圧延率とリジングおよびr値との関係を示す図であ
る。
【図4】薄肉鋳片の2回目冷間圧延における圧延率およ
び焼鈍温度と金属組織の関係を示す図である。
【図5】薄板製品板のリビング高さと調質圧延率の関係
を示す図である。
【図6】薄板製品板の表面光沢と調質圧延率の関係を示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/48 (72)発明者 寺岡 慎一 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、C:0.03%以下、Si:
    1.0%以下、Mn:1.0%以下、Cr:10.0〜
    30.0%およびN:0.03%以下を含有し、更に、
    ガンマポテンシャル(γp′)の値が γp′=420C%+470N%+23Ni%+9Cu%+7Mn% −11.5Cr%−11.5Si%−12Mo%−23V% −47Nb%−49Ti%−52Al%+179≦0 を満足するフェライト系ステンレス鋼を連続鋳造して薄
    肉鋳片を製造し、該薄肉鋳片をデスケールし、次いでト
    ータル圧延率30%以上で冷間圧延を行い、続いて10
    00℃以上の温度域で焼鈍を行うことを特徴とするフェ
    ライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄肉鋳片をデスケール
    し、トータル圧延率30%以上で1回目の冷間圧延を行
    い、次いで1000℃以上の温度域で1回目の焼鈍を行
    い、続いてデスケールし、トータル圧延率40%以上で
    2回目の冷間圧延を行い、更に950℃以上の温度域で
    2回目の焼鈍を行うことを特徴とするフェライト系ステ
    ンレス鋼薄板の製造方法。
  3. 【請求項3】 最終圧延後に施す焼鈍に引き続いて、圧
    延率0.5〜2.0%で調質圧延行う請求項1または2
    に記載のフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記フェライト系ステンレス鋼が、更に
    重量%でMo:0.1〜5.0%、Cu:0.2〜1.
    0%、Ti:0.05〜1.0%、Al:0.05〜
    1.00%、Nb:0.1〜1.0%、およびV:0.
    1〜1.0%の1種または2種以上含む請求項1,2ま
    たは3に記載のフェライト系ステンレス鋼薄板の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記フェライト系ステンレス鋼が、更に
    重量%でNi:0.3〜5.0%含む請求項1,2,3
    または4に記載のフェライト系ステンレス鋼薄板の製造
    方法。
  6. 【請求項6】 前記フェライト系ステンレス鋼が、更に
    重量%でB:0.0003〜0.0030%含む請求項
    1,2,3,4または5に記載のフェライト系ステンレ
    ス鋼薄板の製造方法。
JP10302893A 1992-10-21 1993-04-28 フェライト系ステンレス鋼薄板の製造方法 Withdrawn JPH06184632A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999007909A1 (fr) * 1997-08-05 1999-02-18 Kawasaki Steel Corporation Plaque d'acier inoxydable ferritique ayant une grande aptitude a l'emboutissage profond et une grande resistance au striage et procede de fabrication
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JP2015145531A (ja) * 2014-02-04 2015-08-13 新日鐵住金ステンレス株式会社 研磨後の耐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼

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