JPH06183571A - 竪型サイロ - Google Patents
竪型サイロInfo
- Publication number
- JPH06183571A JPH06183571A JP4337560A JP33756092A JPH06183571A JP H06183571 A JPH06183571 A JP H06183571A JP 4337560 A JP4337560 A JP 4337560A JP 33756092 A JP33756092 A JP 33756092A JP H06183571 A JPH06183571 A JP H06183571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silo
- powder
- vertical silo
- particulate material
- vertical
- Prior art date
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- Granted
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- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】セメント等の粉粒物を貯溜し、所望時に必要量
を送り出す竪型サイロにおいて、貯溜容量の増大を図
り、また送出口に対する粉粒物の送り出しがスムーズ
で、所定量の粉粒物を確実に搬出することができる竪型
サイロを提供する。 【構成】粉粒物の貯溜部底面２を実質的に平面形状と
し、中央部から偏心して計量装置１１に対する送出口５
を設けるとともに、送出口５に向かって粉粒体を案内す
る曲面形状を有する撹拌案内羽根３を設けて電動機４で
駆動する。
を送り出す竪型サイロにおいて、貯溜容量の増大を図
り、また送出口に対する粉粒物の送り出しがスムーズ
で、所定量の粉粒物を確実に搬出することができる竪型
サイロを提供する。 【構成】粉粒物の貯溜部底面２を実質的に平面形状と
し、中央部から偏心して計量装置１１に対する送出口５
を設けるとともに、送出口５に向かって粉粒体を案内す
る曲面形状を有する撹拌案内羽根３を設けて電動機４で
駆動する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、セメント等の粉粒体
を貯溜し、必要に応じて所定量使用に供する竪型サイロ
の改良に関するものである。
を貯溜し、必要に応じて所定量使用に供する竪型サイロ
の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来このような竪型サイロは貯溜部底面
が漏斗状をなしており、全体の外観寸法から得られる貯
溜体積よりは粉粒物の貯溜容量が少なくなっていた。ま
た、貯溜部底面が漏斗状をなす場合、粉粒体のブリッジ
現象が生起し、スムーズに送出口に移動せず、所定量の
搬出ができない場合もあった。
が漏斗状をなしており、全体の外観寸法から得られる貯
溜体積よりは粉粒物の貯溜容量が少なくなっていた。ま
た、貯溜部底面が漏斗状をなす場合、粉粒体のブリッジ
現象が生起し、スムーズに送出口に移動せず、所定量の
搬出ができない場合もあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的とするところは、貯溜容量の増大を図り得るととも
に、送出口に対する粉粒物の送り出しがスムーズで、所
望時に所定量の粉粒物を確実に搬出することができる竪
型サイロを提供するところにある。
的とするところは、貯溜容量の増大を図り得るととも
に、送出口に対する粉粒物の送り出しがスムーズで、所
望時に所定量の粉粒物を確実に搬出することができる竪
型サイロを提供するところにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、こ
の発明においては貯溜部底面を実質的に平面形状とな
し、中央部から偏心して設けた送出口に粉粒体を強制的
に案内する撹拌案内羽根を設けたことを特徴としてい
る。
の発明においては貯溜部底面を実質的に平面形状とな
し、中央部から偏心して設けた送出口に粉粒体を強制的
に案内する撹拌案内羽根を設けたことを特徴としてい
る。
【０００５】すなわち、この発明に係る竪型サイロは、
実質的に平面形状とした底面部を有する貯溜部と、この
貯溜部にセメント等の粉粒体を上部から投入する圧送パ
イプと、底面部において中央部から偏心した位置に形成
した送出口と、底面部に設置され、送出口に向かって粉
粒体を案内する曲面形状を有する撹拌案内羽根と、この
案内羽根を駆動する電動機と、排出ダンパーを有する計
量装置に送出口から送り出される粉粒体を搬送する搬送
装置とを有する竪型サイロを特徴としている。計量装置
は、貯溜部との間を隔壁で区分して内蔵するか、あるい
はまた、サイロ外部に設けても良い。また、搬送装置と
しては円筒壁を有するスクリューコンベア、エアーによ
る圧送パイプ等を内蔵することができる。
実質的に平面形状とした底面部を有する貯溜部と、この
貯溜部にセメント等の粉粒体を上部から投入する圧送パ
イプと、底面部において中央部から偏心した位置に形成
した送出口と、底面部に設置され、送出口に向かって粉
粒体を案内する曲面形状を有する撹拌案内羽根と、この
案内羽根を駆動する電動機と、排出ダンパーを有する計
量装置に送出口から送り出される粉粒体を搬送する搬送
装置とを有する竪型サイロを特徴としている。計量装置
は、貯溜部との間を隔壁で区分して内蔵するか、あるい
はまた、サイロ外部に設けても良い。また、搬送装置と
しては円筒壁を有するスクリューコンベア、エアーによ
る圧送パイプ等を内蔵することができる。
【０００６】実質的に平面形状とした底面部とは、送出
口が形成され、また撹拌案内羽根が設置される有効底面
部が平面形状をなしていることを称するもので、スクリ
ューコンベア、圧送パイプを内蔵した場合に有効底面部
に向けて傾斜案内板を設けることはこの発明の目的達成
上において支障はない。また、サイロの形状は円筒型を
通常とするが、角型サイロとした場合、撹拌案内羽根を
設置した有効底面部に向けて傾斜案内板を設けた構造と
すれば、この発明の目的達成上において支障はなく、ま
た円筒型サイロよりも貯溜容量を増加させることができ
る。
口が形成され、また撹拌案内羽根が設置される有効底面
部が平面形状をなしていることを称するもので、スクリ
ューコンベア、圧送パイプを内蔵した場合に有効底面部
に向けて傾斜案内板を設けることはこの発明の目的達成
上において支障はない。また、サイロの形状は円筒型を
通常とするが、角型サイロとした場合、撹拌案内羽根を
設置した有効底面部に向けて傾斜案内板を設けた構造と
すれば、この発明の目的達成上において支障はなく、ま
た円筒型サイロよりも貯溜容量を増加させることができ
る。
【０００７】
【作用】上記のように、実質的に平面形状とした底面部
を有する貯溜部を設け、撹拌案内羽根によって強制的に
送出口に粉粒物を送出する構成とした場合、漏斗状の底
面部を有するサイロに比較して、同一外観寸法の場合に
は貯溜容量を増大させることができる。
を有する貯溜部を設け、撹拌案内羽根によって強制的に
送出口に粉粒物を送出する構成とした場合、漏斗状の底
面部を有するサイロに比較して、同一外観寸法の場合に
は貯溜容量を増大させることができる。
【０００８】また、漏斗状の底面部においては、粉粒物
の場合ブリッジ現象が生じやすく、スムーズに粉粒物を
送り出せない懸念があるが、撹拌案内羽根によって強制
的に送出するため、粉粒物の連続的送出をスムーズに行
うことができる。従って、貯溜部内から粉粒物を完全に
送出することも可能であり、残量を零にすることが可能
である。
の場合ブリッジ現象が生じやすく、スムーズに粉粒物を
送り出せない懸念があるが、撹拌案内羽根によって強制
的に送出するため、粉粒物の連続的送出をスムーズに行
うことができる。従って、貯溜部内から粉粒物を完全に
送出することも可能であり、残量を零にすることが可能
である。
【０００９】
【実施例】以下、円筒型竪型移動式サイロを例示した実
施例について図面に従って説明すると、１は実質的に平
面形状とした底面部２を有する貯溜部、３はこの底面部
に設置した撹拌案内羽根、４は案内羽根を駆動する電動
機、５は底面部２において中央部から偏心して形成され
た粉粒体の送出口である。撹拌案内羽根３は図示の通り
曲面形状を有し、電動機４によって駆動されることによ
り粉粒体を強制的に送出口５に対して案内送りする。６
は各案内羽根３間を連結する補強棒である。７は貯溜部
１にセメント等の粉粒体を上部から投入する圧送パイプ
で、圧送式タンクローリー車で運び込まれたセメント等
の粉粒物は、圧送空気でエアーとともに送り込まれ、エ
アーはバックフィルター９を経由して外部に排出され
る。
施例について図面に従って説明すると、１は実質的に平
面形状とした底面部２を有する貯溜部、３はこの底面部
に設置した撹拌案内羽根、４は案内羽根を駆動する電動
機、５は底面部２において中央部から偏心して形成され
た粉粒体の送出口である。撹拌案内羽根３は図示の通り
曲面形状を有し、電動機４によって駆動されることによ
り粉粒体を強制的に送出口５に対して案内送りする。６
は各案内羽根３間を連結する補強棒である。７は貯溜部
１にセメント等の粉粒体を上部から投入する圧送パイプ
で、圧送式タンクローリー車で運び込まれたセメント等
の粉粒物は、圧送空気でエアーとともに送り込まれ、エ
アーはバックフィルター９を経由して外部に排出され
る。
【００１０】１０は、円筒壁を有するスクリューコンベ
アで、送出口５から送り出された粉粒物を計量装置１１
に送り込む。計量装置１１は隔壁で貯溜部１と区分して
内蔵されており、所定量の粉粒物が供給され、あらかじ
め設定した重量に達するとスイッチが働き、撹拌案内羽
根３及びスクリューコンベア１０を停止して、排出ダン
パー１２をコンプレッサー８のエアーにて開放し、排出
シュート１３を経て粉粒物を送り出す。１４は圧送パイ
プ７及びスクリューコンベア１０の設置部分において粉
粒物が残留するのを防止するために撹拌案内羽根３が設
置された有効底面部に向けて設けた傾斜案内板である。
アで、送出口５から送り出された粉粒物を計量装置１１
に送り込む。計量装置１１は隔壁で貯溜部１と区分して
内蔵されており、所定量の粉粒物が供給され、あらかじ
め設定した重量に達するとスイッチが働き、撹拌案内羽
根３及びスクリューコンベア１０を停止して、排出ダン
パー１２をコンプレッサー８のエアーにて開放し、排出
シュート１３を経て粉粒物を送り出す。１４は圧送パイ
プ７及びスクリューコンベア１０の設置部分において粉
粒物が残留するのを防止するために撹拌案内羽根３が設
置された有効底面部に向けて設けた傾斜案内板である。
【００１１】１５は粉粒物の下限値を検知する検量セン
サー、１６ａ及び１６ｂは粉粒物が減少していく過程で
次の輸送車１台分の受入れが可能になった旨の信号を出
すレベラーの検知端と表示部、１７は送出口５とスクリ
ューコンベア１０の連結路に取り付けられたバイブロモ
ーター、１８はフィイルター点検穴、１９はサイロ吊
金、２０はサイロ点検穴、２１はサイロ点検タラップ、
２２は安全ネット、２３はタラップ安全背かご、２４は
サイロ回り止め、２５はサイロ出入口、２６は制御盤、
２７は計量表示部、２８は計量装置のカバーである。
サー、１６ａ及び１６ｂは粉粒物が減少していく過程で
次の輸送車１台分の受入れが可能になった旨の信号を出
すレベラーの検知端と表示部、１７は送出口５とスクリ
ューコンベア１０の連結路に取り付けられたバイブロモ
ーター、１８はフィイルター点検穴、１９はサイロ吊
金、２０はサイロ点検穴、２１はサイロ点検タラップ、
２２は安全ネット、２３はタラップ安全背かご、２４は
サイロ回り止め、２５はサイロ出入口、２６は制御盤、
２７は計量表示部、２８は計量装置のカバーである。
【００１２】
【発明の効果】以上詳述したところから明らかな通り、
この発明の竪型サイロは、貯溜部の底面部を実質的に平
面形状とし、かつ強制的に粉粒物を送出口に案内送りす
る撹拌案内羽根を設けたので、漏斗状をした従来の竪型
サイロに比べ、貯溜容量の増大を図り得たほか、粉粒物
のブリッジ現象がなく、サイロ底部において詰ったりす
ることなくスムーズに連続的に送出することができ、所
望時に所定量の粉粒物を確実に搬出することができる竪
型サイロとなし得たのである。また、底面部を平面形状
とすることにより、漏斗状に比べサイロの重心が下方に
なり安定性も向上する利点を有している。
この発明の竪型サイロは、貯溜部の底面部を実質的に平
面形状とし、かつ強制的に粉粒物を送出口に案内送りす
る撹拌案内羽根を設けたので、漏斗状をした従来の竪型
サイロに比べ、貯溜容量の増大を図り得たほか、粉粒物
のブリッジ現象がなく、サイロ底部において詰ったりす
ることなくスムーズに連続的に送出することができ、所
望時に所定量の粉粒物を確実に搬出することができる竪
型サイロとなし得たのである。また、底面部を平面形状
とすることにより、漏斗状に比べサイロの重心が下方に
なり安定性も向上する利点を有している。
【図１】この発明に係る竪型サイロの一実施例を示す概
略縦断面図。
略縦断面図。
【図２】同底面部分の概略図。
【図３】同概略平面図。
【図４】同概略右側面図。
１……貯溜部 ２……底面部 ３……撹拌案内
羽根 ４……電動機 ５……送出口 ７……圧送パイ
プ １０……スクリューコンベア １１……計量装置 １２……排出ダンパー
羽根 ４……電動機 ５……送出口 ７……圧送パイ
プ １０……スクリューコンベア １１……計量装置 １２……排出ダンパー
Claims (3)
- 【請求項１】 実質的に平面形状とした底面部を有する
貯溜部と、この貯溜部にセメント等の粉粒体を上部から
投入する圧送パイプと、底面部において中央部から偏心
した位置に形成した送出口と、底面部に設置され、送出
口に向かって粉粒体を案内する曲面形状を有する撹拌案
内羽根と、この案内羽根を駆動する電動機と、排出ダン
パーを有する計量装置に送出口から送り出される粉粒体
を搬送する搬送装置とを有する竪型サイロ。 - 【請求項２】 貯溜部との間を隔壁で区分して計量装置
が内蔵されている請求項１記載の竪型サイロ。 - 【請求項３】 搬送装置が内蔵されたスクリューコンベ
アである請求項１記載の竪型サイロ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337560A JPH07110709B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 竪型サイロ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337560A JPH07110709B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 竪型サイロ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183571A true JPH06183571A (ja) | 1994-07-05 |
| JPH07110709B2 JPH07110709B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=18309796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4337560A Expired - Fee Related JPH07110709B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 竪型サイロ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110709B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007015770A (ja) * | 2006-09-12 | 2007-01-25 | Kayaba Ind Co Ltd | 粉粒体運搬車 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS626290U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-14 | ||
| JPS6211828U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-24 | ||
| JPS63130433U (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-25 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP4337560A patent/JPH07110709B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS626290U (ja) * | 1985-06-26 | 1987-01-14 | ||
| JPS6211828U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-24 | ||
| JPS63130433U (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-25 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007015770A (ja) * | 2006-09-12 | 2007-01-25 | Kayaba Ind Co Ltd | 粉粒体運搬車 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07110709B2 (ja) | 1995-11-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |