JPH06182473A - 車両の後車軸ケースの製造方法およびその装置 - Google Patents

車両の後車軸ケースの製造方法およびその装置

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JPH06182473A
JPH06182473A JP34941892A JP34941892A JPH06182473A JP H06182473 A JPH06182473 A JP H06182473A JP 34941892 A JP34941892 A JP 34941892A JP 34941892 A JP34941892 A JP 34941892A JP H06182473 A JPH06182473 A JP H06182473A
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JP
Japan
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steel tube
opening
rear axle
sleeve spindle
fixed
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JP34941892A
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Xiandong Wang
ジャン・ドン ワン
Du Bian
ビヨン・ドゥ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一スチール管を用いた車両の後車軸ケース
を成形する装置および方法を提供する。 【構成】 本発明は、一体スチール管から車両の後車軸
ケースを成形、製造するための方法であり、該方法を用
いるための装置に関する。この方法は、スチール管1の
中央にある開口部2を通して長手方向にカッティング
し、拡張装置によって開口部2を拡張し、拡張後、所望
する形状にスチール管1の壁9’をロール−プレスある
いはプレスすることを含む。この方法を用いるために設
計された装置は、開口可能な金型セット60、管端押圧
ユニット、開口部拡張ユニット、ロールプレスユニッ
ト、およびプレスユニットからなる。車両の後車軸ケー
スを製造するための本発明の使用は、溶接工程をなく
し、製造品質を向上させ、製造コストおよび装置のため
の投資を減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の後車軸ケース
の製造方法に係り、特に、単一の一体スチール管および
後車軸ケースを形成するための特別な装置のセットを用
いた車両の後車軸ケースの製造方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、車両の後車軸ケースの製造には、
2つの方法がある。1つは、鋳造法であり、他は型押し
−溶接法である。鋳造法による車両の後車軸ケースは、
制御困難で厳重な技術を要求し、鋳造欠点を有する初期
の構造を有している。該構造物は重量が大となる欠点を
有している。したがって、自国および外国において、車
両の後車軸ケースの製造の応用としての型押し−溶接法
が見出された。この方法では、上半部と下半部のケース
が、板状のスチールを型押しすることによって形成され
る。そして、それらが溶接され、1つのケースになる。
あるいは、これ以外に、右スチール管と左スチール管か
らなる型押し−溶接構造がある。これは、初つの機械化
製造であり、別途に形成し、その後、溶接して後車軸ケ
ースにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、これらの
ケースは、比較的、容易な溶接工程を含み、かつ、スチ
ール板から形成される。しかしながら、溶接構造を有し
ている。鋳造法による構造と比較すると、型押し−溶接
法による後車軸ケースの方が軽量である。一方、厳重な
技術要求は、溶接の品質を強要する。なぜなら、溶接の
品質はケースの品質に対して非常に厳しいためのであ
る。したがって、高度な技術が必要とされ、多くの場
合、特別な溶接工程ラインが必要となり、多大な設備投
資が必要となり、最終製品のコストがアップするという
問題を生じた。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、単一スチール管を用いた車両の後車軸ケースの
製造方法およびその装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、この発明では、単一スチール管を用いて、後
車軸ケースを製造する方法として、 1.設計仕様に応じて、ケースを形成するために、スチ
ール管、およびその直径、壁厚を選択する工程と、 2.スチール管の軸に沿って該スチール管の中間に、形
成されるケースに要求される直径によって決定される長
さ、すなわち、要求される直径の後車軸ケースへ広げる
ための長さで、まっすぐの狭い開口部を形成する工程
と、 3.開口部のいずれか一方のスチール管の外壁が、要求
された後車軸ケースの直径に到達させるために、スチー
ル管の狭開口部を広げる以下の工程のいずれかからなる
工程と、 −−スチール管の開口部に2分割される拡張コアを挿入
し、該2つの半コアの間に、それらをスチール管の長手
方向に横切る方向に押しやるために、くさびを打込む工
程、 −−スチール管の開口部に、それらを拡張するために、
直接に、もしくは、中程度または低速度で回転する円錐
形のくさびを打込む工程、 −−スチール管の開口部の拡張は、好ましくは、良好な
形状、すなわち、可能な限り設計仕様に適合する形状の
後車軸ケースが得られ、後車軸ケースの最終成形を容易
にするために、該スチール管を金型セットに設置した状
態で行われ、 4.拡張の完了後は、拡張された管壁をプレス成形する
ために、成形金型セットにスチール管を設置し、 −−拡張されたスチール管に、2等分されるコアを挿入
し、該2つの間にくさびを打込み、該くさびの打込み作
業は、外部成形金型で行い、設計による後車軸ケースに
対して要求される外形にスチール管の壁をプレスする工
程、もしくは、 −−成形に際しては、回転するプレスローラを用いて、
すなわち、スチール管の拡張された開口部に、回転可能
なプレスローラを設置し、外部成形金型で操作し、設計
によって要求された形状に管壁を回転プレスする工程と
からなることを特徴とする。なお、回転可能なプレスロ
ーラが成形のために用いられる際には、該ローラは、好
ましくは、プレスするために、相互に回転し、徐々に作
業を終了するとよい。また、拡張およびプレスの間のプ
レス力を容易にし、拡張およびプレスの速度を増加し、
かつ、プレスされる部材の品質を保証するために、拡張
およびプレスを助けるべく、拡張プレスされたスチール
管が管を形成する際に、押下力が、スチール管の両端か
ら該スチール管の中央に向って働く。
【0006】
【作用】上述したように、本発明は、一体スチール管を
用いることによる後車軸ケースを成形する方法に関し、
該方法によって、スチール管の開口部2が拡張され、そ
の開口部の壁9’が所望する形状に、プレスおよび/ま
たは回転プレスされ、さらに、スチール管1が同一の金
型セット、成形金型セット60に設置され、すなわち、
スチール管の開口部2が拡張される時、スチール管1が
外部の成形金型セットに設置される。
【0007】上述した、一体スチール管を用いた、車両
の後車軸ケースを成形する方法によれば、一体スチール
管を用いた、車両の後車軸ケースを成形するためのこの
発明によって提供される特別な装置は、機械本体と、駆
動ヘッドと、後車軸ケース成形金型セットとを有する。
上記機械本体は、基盤と、該基盤の上面に設置された作
業台と、上記駆動ヘッドを積載するために該作業台の一
端に固定された直立ポストとを備える。上記駆動ヘッド
は、作業台の直上に設けられた突出しアームによって、
機械本体の直立ポスト上に移動可能に積載されている。
上記突出しアームおよび機械本体の直立ポストの間に
は、駆動機構があり、これは、突出しアーム、すなわち
駆動ヘッドの位置を調整すべく、上昇、下降できるよう
になっている。駆動ヘッドは、円錐形ロッドと、該円錐
形ロッドを上昇、下降方向に往復駆動し、かつ、回転す
る駆動伝達機構とを備えている。後車軸ケースのための
成形金型セットは、機械本体の作業台上に設置されてお
り、駆動ヘッド上の円錐形ロッドは、上記成形金型セッ
トに設置されており、開口部を有するスチール管を拡
張、形成するために用いられる。
【0008】
【実施例】以下に、これらの図を参照して、本発明にょ
る一体スチール管以外の車両軸ケースを成形および製造
するための特別な装置を説明する。本発明の特別な装置
は機械本体10、駆動ヘッド20および機械本体上に積
載された成形金型セット60からなる。機械本体10
は、基盤11、直立ポスト12、基盤11の上面である
作業台13からなる。作業台13の一端には、上記直立
ポスト12が固定されている。
【0009】駆動ヘッド20は、突出しアーム21、機
械本体10の直立ポスト12上の突出しアーム21の位
置を調整するための機構、スリーブ・スピンドル30、
該スリーブ・スピンドル30を回転させる伝達機構、円
錐形ロッド40および該円錐形ロッド40を上下に駆動
する伝達機構からなる。突出しアーム21の一端21’
は、機械本体10の直立ポスト12へスライド可能に接
続されている。このため、突出しアーム21は、直立ポ
スト12上に取付けられており、その上をスライドでき
るようになっている。図において、突出しアーム21の
端部21’’は、スロット形状によって接続および取付
けられている。直立ポスト12のガイド14が接合端に
固定された押下板22によって係合されている。突出し
アーム21は直立ポスト12上にスライド可能に固定さ
れている。機械本体10の直立ポスト12上の突出しア
ーム21の位置は、異なる伝達機構によって調整するこ
とができる。機械本体10上に固定された案内ネジ伝達
機構および突出しアームのようなものがある。図には、
油圧シリンダ15が示されている。この油圧シリンダ1
5は、機械本体10の直立ポスト12の上端部に固定さ
れている。また、油圧シリンダ15のロッドは、突出し
アーム21を駆動する。突出しアーム21の他端は箱状
になっている。スリーブ・スピンドル30はベアリング
手段によって突出しアーム21’に固定されている。油
圧シリンダ41は、スリーブ・スピンドル30の上部へ
固定されている。くさびロッド40は、スリーブ・スピ
ンドル30内の油圧シリンダ41のロッド42に固定さ
れている。円錐状ロッド40は、スライド・キー32に
よって、スリーブスピンドルに接続されている。上記ス
ライド・キー32は、円錐状ロッド40を、油圧シリン
ダ41のロッド42によって、スリーブ・スピンドル3
0内において、上下方向に往復駆動可能とし、同様に、
スリーブ・スピンドル30により回転可能としている。
スリーブ・スピンドル30を回転可能とする駆動機構と
しては、スリーブ・スピンドル30および突出しアーム
21に固定された、ギアおよびラック伝達機構、また
は、ワームギア伝達機構、あるいは、減速ギア機構があ
る。
【0010】図14および図15は、ギアおよびラック
の組合せ伝達機構を示す図である。ギア33は、スリー
ブ・スピンドル30に据え付け固定されている。油圧シ
リンダ35は、突出しアーム21に固定されており、両
端に外部ロッドを有する構造となっている。油圧シリン
ダ35のロッド36は、固定されたフレーム37をを介
して突出しアーム21に据え付け固定されている。な
お、油圧シリンダ35の本体は移動可能となっている。
油圧シリンダ35の本体上には、ギア33に噛合された
ラック34が固定されている。ラック34は、油圧シリ
ンダ35の本体および駆動ギア33を相互に移動し、ス
リーブ・シリンダ30を相互に回転可能とする。
【0011】図18に示すように、ワームギア70は、
スリーブ・スピンドル30に固定されており、ワーム7
1は突出しアーム21’に固定されている。モータ72
は、突出しアーム21’に据え付け固定されており、ス
リーブ・スピンドル30および円錐状ロッド40を、ワ
ームギア70およびワーム71の伝達を介して回転可能
としている。
【0012】図19に示すように、ギア73は、スリー
ブ・スピンドル30に据え付け固定されており、伝達ギ
ア74は、突出しアーム21’に固定されている。モー
タ駆動ギア75は、突出しアーム21’に据え付け固定
されており、減速ギア機構に対して、スリーブ・スピン
ドル30および円錐形ロッド40を回転可能としてい
る。
【0013】スチール管を軸ケースに成形するための金
型セットは、機械の本体に設置されている。この金型セ
ットは、金型60および金型60を開閉するための装置
からなる。両装置は、機械本体10の作業台13上に設
置されている。金型60は、開放可能な2つのハルブを
備えている。ガイドレール手段によって、金型60は、
作業台13に、スライド可能に取付けられている。金型
60を開閉する装置は、作業台13上に、据え付け固定
された油圧シリンダまたは案内ネジ構造となっている。
これらの装置は、金型60を駆動し、金型60の開閉を
完全にするために、作業台13上のガイドレールに沿っ
て移動させる。成形金型60の2つのハルブ60’およ
び60’’は、双方とも移動可能となっているか、ある
いは、一方が作業台に固定され、他方が移動可能となっ
ている。簡潔にするために、ここでは、2つの構造をそ
れぞれ説明しない。図13、図14および図17に示す
ように、金型を搭載したガイドレールは、作業台13上
に据え付け固定された押下板62’および62’’を備
えている。ガイドレールは、作業台13に、台形また
は、あり溝カットされる。金型60は、好ましくは、複
数のネジによって確実に固定された基盤61を有し、該
基盤61によって、作業台13のガイドレールを結合
し、かつ、金型60を開閉する油圧シリンダ63によっ
て、ガイドレールに沿って移動可能とされる。
【0014】本発明によれば、管が該管の開口部2の拡
張を助けるために拡張される間、管の長手方向の軸の方
向におけるスチール管1の両端での突出し力の応用を許
可すべく、スチール管1を押圧するために、拡張補助油
圧シリンダ64’および64’’の組が、作業台13上
に、成形金型セット60の両端に据え付け固定されてい
る。
【0015】本発明によれば、一体スチール管から軸ケ
ースを形成するために製造装置の上部に搭載された、回
転可能なローラを用いることによって成形するロールプ
レスを可能とすべく、円錐形ロッドを貫通させるため
に、その中央部内の中央開口部51とともに、チャック
50がスリーブ・スピンドル30の下端に据え付け固定
されている。チャック50は、ローラおよび植込みボル
トを有する圧力ローラに、ガイドレール構造によってス
ライド可能に接続されている。図13、図14、図16
(a)、図16(b)および図16(c)に示すよう
に、チャック50の底部のガイドレールは、該チャック
50に据え付け固定された板52および53から構成さ
れるか、あるいは、チャック50の底部に、台形また
は、あり溝カットによって形成されるようにしてもよ
い。ロールプレス成形のための圧力ロールユニットは、
圧力ローラ54およびローラ植込みボルト55を備え
る。ローラ植込みボルト55の下端において、放射状の
スロット57がローラ植込みボルト55の軸に垂直にカ
ットされており、スロット57に圧力ローラ54が設置
されている。圧力ローラ54は、回転軸56によってロ
ーラ植込みボルト55に回転可能に固定されている。ロ
ーラ植込みボルト55の上端には、突出しエッジ58が
設けられている。該突出しエッジ58によって、ローラ
植込みボルト55がチャック50のガイドレールにスラ
イド可能に固定されており、その上を移動できるように
なっている。チャック50のガイドレール内の油圧によ
るプレス成形ローラセットの位置は、案内ネジ伝達機構
59および59’からなるチャック50に固定された位
置調整装置によって調整される。
【0016】上述した装置の使用および操作を以下に説
明する。開口部2を有するスチール管1は、油圧シリン
ダ63によって閉じられた成形金型セット60に設置さ
れる。突出しアーム21の位置は、油圧シリンダ15に
よって調整される。くさび/円錐形のロッド40は油圧
シリンダ41によって下方向に移動させられ、スチール
管1の開口部2を拡張する。それから、円錐形のロッド
40は上方に移動する。コア8の2つのハルブは、拡張
されたスチール管1からなる軸ケース9’に設置され、
そして、くさび40が、再び、下方に移動し、コア8を
挿入する。該コア8は最終的に要求される形状にスチー
ル管1の壁9’を押圧する。または、スチール管1の開
口部2の拡張が完成した後、チャック50上の案内ネジ
伝達機構59および59’が、チャック50の中央位置
へ、油圧成形セットのローラ植込みボルト55を駆動す
るために用いられる。それから、突出しアーム21がプ
レスローラ54をスチール管1の軸ケース9’を正確に
挿入すべく、下方に移動させる。電力伝達ユニット−−
ワーム−ギア機構/油圧シリンダ35は、360度より
小さくない範囲で、スリーブ・スピンドルを相互に回転
させるために駆動させられる。チャック50はスリーブ
・スピンドル30によって回転する。案内ネジ伝達ユニ
ット59’は、ローラ植込みボルト55とスリーブン・
スピンドル30の軸との間のオフセットを調整するため
に用いられる。すなわち、ロールプレスのためのローラ
54の送り込みを完全にするためである。ローラ植込み
ボルト55は、回転するチャックとともに、相互に回転
し、プレスローラ54は、スチール管の壁9’を所望す
る形状にするためのロール−プレスに用いられる。
【0017】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、容易な技術工程を特徴にしており、車両の軸ケース
の製造において、溶接工程なしで済ませるだけでなく、
製造品質を向上させ、製造コストおよび装置の設備投資
のために要求される費用を減少できる。本発明の特別な
装置は、顕著な効果とともに、豊富な機能および動作を
有している。本発明は、車両の軸ケースを製造するため
の良好な方法および新しい装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図2】スチール管1、開口部2を示す断面図である。
【図3】(a)は図2の上面図であって、スチール管
1、開口部2および開口部に設置された2等分拡張コア
3を示す一部断面図であり、(b)は同図(a)に示す
A−Aにおける断面図である。
【図4】本発明によるスチール管の拡張に用いられるく
さび40を示す図である。
【図5】(a)は図4の上面図であって、スチール管1
の開口部、コア3を示す図であり、(b)は同図(a)
に示すB−Bにおける断面図である。
【図6】金型セット60に設置されたスチール管1、コ
ア3および、スチール管の開口部2を拡張するためのく
さび40を示す図である。
【図7】金型セット60に設置されたスチール管1、コ
ア3および、スチール管の開口部2を拡張するためのく
さび40を示す図である。
【図8】スチール管の拡張された開口部の壁9’を回転
プレスするのに用いた回転可能なプレスローラ54を示
す図である。
【図9】図8の上面図である。
【図10】図9に示すH−Hにおける断面図である。
【図11】金型セット60に設置されたスチール管、ス
チール管の拡張された開口部に設置された2等分コア
8、および所定の形状になった開口部の壁9’をプレス
するためにコア8上に打込まれたくさびを示す断面図で
ある。
【図12】金型セット60に設置されたスチール管、ス
チール管の拡張された開口部に設置された2等分コア
8、および所定の形状になった開口部の壁9’をプレス
するためにコア8上に打込まれたくさびを示す断面図で
ある。
【図13】本発明による一体スチール管以外の車両の軸
ケースを成形、製造するための特別な装置の構造を示す
側面図である。
【図14】図13に示す装置の正面図である。
【図15】図14に示すF−Fにおける断面図である。
【図16】(a)は図14に示す方向Kから見た装置の
断面図であり、(b)は同図(a)に示すE−Eに沿っ
た断面図であり、(c)は同図(a)に示すD−Dに沿
った断面図である。
【図17】図14に示すC−Cに沿った断面図である。
【図18】本発明の他の実施例の図14に示すF−Fに
おける断面図である。
【図19】本発明のさらに他の実施例の図14に示すF
−Fにおける断面図である。
【符号の説明】
1 スチール管 2 開口部 3,8 コア 9’ 開口部の外壁 10 機械本体 11 基盤 12 直立ポスト 13 作業台 20 駆動ヘッド 21 突出しアーム 21’ 突出しアーム 21’’ 突出しアームの一端 30 スリーブ・スピンドル 33 ギア 34 ラック 35 油圧シリンダ 36 ロッド 37 固定フレーム 40 円錐形のロッド 41 油圧シリンダ 42 ロッド 50 チャック 51 孔 54 プレスローラ 60 金型セット 70 ワームギア 71 ワーム 72 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ワン ジャン・ドン 中華人民共和国・リオニン省・ダン・ド ン・ゼン・アン・ディストリクト・シ・ダ オグウ・(番地なし) (72)発明者 ビヨン・ドゥ 中華人民共和国・リオニン省・ダン・ド ン・ゼンジン・ディストリクト・ゼン・ バ・ストリート・(番地なし)・ビルディ ング・ワン−618・エデュケーション・ビ ューロー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.設計仕様に応じて、スチール管の直
    径およびスチール管の壁厚を決定し、スチール管を選択
    する工程と、 b.スチール管の軸に沿って、スチール管の中間に、後
    車軸ケースに要求される直径によって決定される長さ
    で、狭い開口部(2)を形成する工程と、 c.開口部の外壁(9’)が、後車軸ケースに対して要
    求された寸法に達するか、あるいは接近するために、ス
    チール管にカットされた狭い長手方向の開口部を広げる
    工程と、 d.開口部(2)の拡張の完了後に、スチール管を成形
    金型セットに設置し、開口部におけるスチール管の壁
    (9’)をプレス成形する工程とからなることを特徴と
    する一体スチール管を用いた、車両の後車軸ケースの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記開口部を広げる工程は、2分割され
    る拡張コア(3)を、スチール管の開口部(2)に配設
    し、くさびを、開口部(2)を拡張させるために、コア
    (3)に打込み、コア(3)を横断方向に移動させる工
    程、もしくは、 円錐形のくさびを、スチール管の開口部(2)の中央に
    打込み、スチール管を拡張する工程であることを特徴と
    する請求項1記載の車両の後車軸ケースの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記開口部を広げる工程は、2分割され
    るコア(8)を、拡張されたスチール管の壁(9’)に
    配設し、 くさびをコア(8)に打込み、前記くさびの動作および
    外部成形金型セットの操作の下で、スチール管の壁
    (9’)を所定の形状にプレスし、 回転可能なプレスローラ(54)を、拡張されたスチー
    ル管の壁(9’)に配設し、かつ、回転可能なプレスロ
    ーラ(54)によって、スチール管の壁(9’)を所定
    の形状にロール−プレスするべく駆動するロール−プレ
    ス成形工程であることを特徴とする請求項1または2記
    載の車両の後車軸ケースの製造方法。
  4. 【請求項4】 a.スチール管(1)を、該スチール管
    (1)の開口部(2)が拡張されている時、外部の金型
    セットに設置する工程と、 b.スチール管(1)を、該スチール管(1)の開口部
    (2)が拡張されている時、外部の成形金型セットに設
    置する工程と、 c.押圧力を、スチール管(1)の開口部2が金型−プ
    レス拡張されている間、スチール管(1)の両端に、ス
    チール管の中央に向って印加する工程とからなることを
    特徴とする請求項1、2または3記載の車両の後車軸ケ
    ースの製造方法。
  5. 【請求項5】 a.軸ケースを成形するための機械本
    体、駆動ヘッドおよび金型セットであって、 b.上面を作業台(13)とする基盤(11)と、前記
    作業台(13)の一端に据え付け固定された直立ポスト
    (12)とからなる機械本体(10)と、 c.前記直立ポスト(12)に設けられた突出しアーム
    (21)と、該突出しアーム(21)の位置を調整する
    ための装置と、スリーブ・スピンドル(30)と、該ス
    リーブ・スピンドル(30)を回転可能にする伝達機構
    と、円錐形ロッド(40)と、該円錐形ロッド(40)
    を上下方向に往復移動可能とする伝達機構とからなる駆
    動ヘッド(20)とを備え、 前記突出しアーム(21)の一端(21’’)は、前記
    直立ポスト(12)にスライド可能に取付けられ、ゆえ
    に、前記突出しアーム(21)が前記直立ポスト(1
    2)をスライドする間、前記直立ポスト(12)に設け
    られた前記突出しアーム(21)を固定し、 前記直立ポスト(12)に設けられた前記突出しアーム
    (21)の位置を調整するために用いられる装置は、前
    記機械本体および前記突出しアームに固定された、油圧
    シリンダ/案内ネジ伝達機構であって、 前記スリーブ・スピンドル(30)は、ベアリング手段
    を介して、前記突出しアーム(21)に固定され、前記
    スリーブ・スピンドル(30)の上部には、油圧シリン
    ダ(41)が固定され、前記スリーブ・スピンドル(3
    0)内の油圧シリンダ(41)のロッド(42)には、
    前記円錐形ロッド(40)が据え付け固定され、その回
    転においては、スライドキーによって前記スリーブ・ス
    ピドル(30)に接続され、ゆえに、前記円錐形ロッド
    (40)を、前記油圧シリンダ(41)の前記ロッド
    (42)によって、前記スリーブ・スピンドル(30)
    内で上下方向に往復移動させるのみならず、すなわち、
    伝達機構は円錐ロッドを上下方向に往復移動させるのみ
    ならず、前記スリーブ・スピンドル(30)で回転し、 前記スリーブ・スピンドル(30)を回転させる伝達機
    構は、スリーブ・スピンドル(30)および前記突出し
    アーム(21)に固定された、ギア・ラック伝達機構、
    ワームギア伝達機構、もしくは減速ギア機構であって、 d.一体スチール管から軸ケースを形成するための金型
    セットは、前記作業台(13)上に固定された成形金型
    セット(60)と、該成形金型セット(60)を開閉す
    るために用いられる装置と;前記成形金型セット(6
    0)は、2つに分割可能であって、ガイドレール手段に
    よって前記作業台(13)上にスライド可能に固定され
    ており;油圧シリンダ/案内ネジ構造からなる前記成形
    金型セット(60)を開口するために用いられ、前記作
    業台(13)に固定され、かつ、前記成形金型セット
    (60)を開閉する動作を完全にするために、作業台上
    のガイドレールに沿って、前記成形金型セット(60)
    を駆動する装置とからなることを特徴とする車両の後車
    軸ケースの製造装置。
  6. 【請求項6】 前記スリーブ・スピンドル(30)の下
    端は、チャック(50)に据え付け固定されており、前
    記チャック(50)の中央には、前記円錐形ロッド(4
    0)を貫通させるための孔(51)が設けられ、前記チ
    ャック(50)の底部は、ガイドレール手段によって、
    スライド可能に接続されており、ロール−プレス成形の
    ためのプレスローラユニットは前記チャック(50)上
    にプレスローラを備え、前記チャック(50)は前記ス
    リーブ・スピンドル(30)とともに回転し、ローラ植
    込みボルト(55)は回転する前記チャック(50)と
    ともに回転し、プレスローラ(54)は所定の形状にス
    チール管の壁(9’)をロール−プレスするために用い
    られることを特徴とする請求項5記載の車両の後車軸ケ
    ースの製造装置。
  7. 【請求項7】 前記スリーブ・スピンドル(30)を回
    転可能とする伝達機構は、ギア(33)と、ラック(3
    4)と、油圧シリンダ(35)と、固定フレーム(3
    7)とを備え、 前記油圧シリンダ(35)は両端に外部ロッドを有し、
    固定フレームを貫通するロッド(36)の両端によっ
    て、前記突出しアーム(21)へ据え付け固定されてお
    り、 前記ラック(34)は、前記油圧シリンダ(35)の本
    体に据え付け固定され、油圧シリンダとともに、前記ロ
    ッド(36)上を往復移動し、前記スリーブ・スピンド
    ル(30)に据え付け固定されたギア(33)と噛合
    し、該ギア(33)および前記スリーブ・スピンドル
    (30)を往復回転させることを特徴とする請求項5ま
    たは6記載の車両の後車軸ケースの製造装置。
  8. 【請求項8】 前記スリーブ・スピンドル(30)を回
    転可能とする伝達機構は、該スリーブ・スピンドル(3
    0)に据え付け固定されたワームギア(70)と、突出
    しアーム(21’)に固定されたワーム(71)と、モ
    ータ(72)とからなることを特徴とする請求項5また
    は6記載の車両の後車軸ケースの製造装置。
  9. 【請求項9】 前記スリーブ・スピンドル(30)を回
    転可能とする伝達機構は、該スリーブ・スピンドル(3
    0)および前記突出しアーム(21’)に据え付け固定
    された、モータ駆動の減速ギア機構からなることを特徴
    とする請求項5または6記載の車両の後車軸ケースの製
    造装置。
  10. 【請求項10】 前記機械本体の作業台(13)上に
    は、スチール管の拡張を助長すべく、前記スチール管
    (1)の両端で押圧するために用いられる油圧シリンダ
    のセットが据え付け固定されていることを特徴とする請
    求項5または6記載の車両の後車軸ケースの製造装置。
JP34941892A 1991-07-17 1992-12-28 車両の後車軸ケースの製造方法およびその装置 Withdrawn JPH06182473A (ja)

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