JPH06182286A - 連続する帯状材用のコーティング装置 - Google Patents

連続する帯状材用のコーティング装置

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JPH06182286A
JPH06182286A JP5225372A JP22537293A JPH06182286A JP H06182286 A JPH06182286 A JP H06182286A JP 5225372 A JP5225372 A JP 5225372A JP 22537293 A JP22537293 A JP 22537293A JP H06182286 A JPH06182286 A JP H06182286A
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JP
Japan
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rake
strip
coating
coating device
gap
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Pending
Application number
JP5225372A
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English (en)
Inventor
Martin Dr Kustermann
クスターマン マーティン
Ingo Gottwald
ゴットヴァルド インゴ
Manfred Ueberschaer
ウェバーシェール マンフレッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JM Voith GmbH
Original Assignee
JM Voith GmbH
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H23/00Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper
    • D21H23/02Processes or apparatus for adding material to the pulp or to the paper characterised by the manner in which substances are added
    • D21H23/22Addition to the formed paper
    • D21H23/32Addition to the formed paper by contacting paper with an excess of material, e.g. from a reservoir or in a manner necessitating removal of applied excess material from the paper
    • D21H23/34Knife or blade type coaters

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 帯状材速度が大きい場合でも、できる限り問
題なく作動する一次配量装置を有する帯状材用のコーテ
ィング装置を提供する。 【構成】 レーキ部材4を有する連続する帯状製品の上
にコーティング材料を一次配量する装置に関し、案内部
材3は帯状材に接して余分なコーティング材料用の案内
面9を有する還流通路15を形成し、かつレーキ部材近
傍の領域においては角部5ないしは平行なエッジに接し
て形成される圧力室13への移行部に間隙8を形成し、
案内部材のレーキ部材側にはコーティング材料のための
供給通路2が設けられている。還流通路が余剰コーティ
ング材料の負荷除去室となることと、レーキ部材として
真円筒状のレーキバーまたは帯状材、相手側ローラに最
大で20°の当接角度で接するコーティングエッジが設
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に紙あるいはボール
紙からなる、連続する帯状材用のコーティング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置はDE−GM910631
1から知られている。前記明細書において案内部材が製
品の帯に間隙を形成し、そこにおいて帯状の製品は相手
側ローラによって案内されており、間隙はほぼ一定の幅
を有し、かつ帯状の製品の走行方向に比較的大きな長さ
を有する。同公報においては間隙の帯状材流入側端部に
排出通路が設けられ、間隙の他方側端部には供給通路が
設けられており、そこにレーキ部材が配置されている。
排出通路には、すなわち間隙の開始部には、絞りプレー
トが配置されており、この絞りプレートは製品の帯にお
いて過剰なコーティング材料の排出部を有する絞り間隙
を形成している。この装置が一次配量装置として利用さ
れる場合でも、かつ特に間隙が非常に大きいので、ここ
では帯状材上に残留するコーティング重量に比較して非
常に大量の余剰量が必要とされる。
【0003】一次配量装置としては通常の漉きローラが
知られており、この漉きローラは受渡し間隙においてコ
ーティング材料を、相手側ローラによって案内されてい
る帯状製品の上へ載せる。
【0004】しかしその場合に、特に受渡し間隙内ある
いは同間隙において帯状材速度が大きい場合には、かな
り大きな問題が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、帯状
材速度が大きい場合でも、できる限り問題なく作動する
一次配量装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題は、レーキ部材
を有し、特に紙あるいはボール紙からなる、連続する帯
状材上にコーティング材料を一次配量する装置であっ
て、案内部材が設けられており、前記案内部材は帯状材
に接して余剰のコーティング材料用の案内面を有する還
流通路を形成し、かつレーキ部材の近傍の領域において
は角部ないしはレーキ部材に対して平行なエッジに接し
てレーキ部材に形成された圧力室への移行部に間隙を形
成し、その場合にコーティング材料用の供給通路は案内
部材のレーキ部材の側に設けられている、連続する帯状
材用のコーティング装置において、還流通路が余剰のコ
ーティング材料用の負荷除去室として用いられ、レーキ
部材として真円筒状のレーキバー、丸くされた凸面に湾
曲したレーキ面を有する他のレーキレール、あるいは帯
状材ないしは相手側ローラに接する最大で20°の当接
角度を有するコーティングエッジが設けられることを特
徴とする連続する帯状材用のコーティング装置によって
解決される。
【0007】
【作用】コーティング材料の余剰のための還流通路の開
始部に設けられた間隙(これはこの種の装置においては
ほとんどの場合に設けなければならないものである)は
帯状材とレーキ部材との間に(閉鎖された)圧力室に通
じているので、明確な排出比を有する完璧な条件が得ら
れる。その場合に余剰なコーティング材料のための排出
通路は、還流通路の排出端部に設けることができる。こ
の通路は比較的大きな断面積を持つことが必要であっ
て、それによって余剰なコーティング材料が容易に流出
することができる。
【0008】案内部材の(帯状材側の)案内面は、それ
が段階なしに平坦に形成されている場合には、帯状材に
対して間隙の点において帯状材に接するように引かれた
接線に対して0から20°の角度で延びており、あるい
はまた(帯状材走行方向に測定して)それぞれ40mm
の間隙長さの還流通路は余剰材料の流れ方向において、
すなわちレーキ部材から離れる方向において少なくとも
3mm拡幅されている。最大の拡幅は約30mmであ
る。その場合には、好ましくは案内部材の、間隙を形成
する案内面の開始部で6mmの最大間隙幅が得られ、そ
れだけあれば然るべき大きさのポンプ出力とそれに伴う
大きな、または比較的小さい余剰で充分間に合う。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図面の断面はすべて本実施例において帯状材を案内
する相手側ローラWに対して垂直、すなわち帯状材走行
方向に対して平行に選択されている。断面で示す部材は
実際にはすべてローラ軸に沿って帯状の紙の全幅にわた
ってないしはローラの長さにそって延びている。それに
よって通路および間隙は当然それに対応した幅(機械
幅)を有する。この長さは一般に5から9mの間であ
る。
【0010】図1には案内部材3が示されており、この
案内部材の本実施例においてコーティングブレードとし
て形成されたレーキ部材4側はコーティング部材4のた
めの供給通路2を画成している。この通路の他方側はレ
ーキ部材用のレール状あるいはビーム状支持部材によっ
て、かつ最終的にはこのレーキ部材自体によって画成さ
れている。案内部材3は製品の帯ないしは相手側ローラ
Wにおいてその案内面9によって余剰コーティング材料
用の還流通路15を形成する。供給通路2から還流通路
15へ移行する移行部においてレーキ部材4の配量端縁
の近傍で圧力室13が形成される。レーキ部材は圧力ホ
ース25によってホルダ内に挟持されており、他の圧力
ホース6によって相手側ローラないし紙の帯に押圧され
る。調節片18によって調節ボルト19を用いてレーキ
部材の位置を調節することも可能である。ホルダのビー
ム状部分の個々のレールがコーティング装置用の支持装
置17を形成する。支持装置にはさらに、機械幅ないし
はローラ長さにわたって分配されたコーティング材料用
の流出開口部32を有する供給管31も属している。還
流通路15の流出端部には、場合によっては一点鎖線で
示すように、余剰のコーティング材料用排出通路10が
設けられており、さらにわずかな量の余剰コーティング
材料用の排出間隙29が設けられており、この排出間隙
は阻止レール12のオーバーフロー端縁に形成される。
阻止レールは保持レール14によって支持装置17の支
持壁に保持されている。
【0011】排出通路10ないし10’(図2を参照)
の幅mは比較的大きくしなければならず、かつ供給通路
2ないし2’の最少幅に比較して少なくとも1.7倍に
なる。そこでは実際にはもはや過圧は支配しない。空気
阻止レール12だけでも効果的である。
【0012】コーティングブレード4は本実施例におい
てはいわゆるベント・ブレード(bent−blad
e)移動方式で駆動され、ブレードの配量端縁に位置す
る部分と製品の帯ないし相手側ローラとの当接角度は最
大で20°である。それによって比較的大きな載置量が
得られる。図2には実際には同一の装置が図示されてお
り、ここでは案内部材3’は最も狭い通路幅(間隙
8’)のところで相手側ローラWに引いた接線に対して
幾分大きめの7°の傾斜を形成している。ここではレー
キ部材としてプラスチックベッド34によって支持され
たレーキバー4’が使用される。レーキバー4’は滑ら
かな表面と周面溝を有する表面とを持つことができる。
プラスチックベッド34はここではコーティングブレー
ドに似た板ばね33によって保持される。
【0013】還流通路15’の始端の還流通路の最も狭
い箇所、すなわち間隙8に、案内部材3’の、0.8か
ら10mmの小さい角丸半径を有する比較的角ばったエ
ッジ5’が設けられている。これは図1に関しても、間
隙8に設けられた案内部材3の、符号5で示す対応する
角部にも該当する。
【0014】小さい曲率半径を有するこれら角部とレー
キバー4’の配量ライン(一般には配量エッジ、例えば
コーティングブレードの場合)との距離は最大で35m
mである。図1の場合には、この値は角ばったエッジ5
からコーティングブレード4上の圧力部材6の圧力線ま
での距離に関して成立する。ブレード4のコーティング
エッジまでの対応する距離は最大で85mmである。
【0015】案内面9ないし9’を帯状製品ないし相手
側ローラW上に投影して測定した、案内面の長さは一般
に最大で90mmである。これは図3に関しても成立
し、図3においては案内部材3”の案内面9”側には
「小さい」角丸半径を有する角ばったエッジ5”の領域
にピークが設けられている。この場合に案内面の部分4
1は、間隙においてローラに対して引いた接線に対して
約25から30°傾斜している。この角度は案内面9”
の他の部分からこの接線に対する0°から約10°の間
の傾斜角度から上述の大きな値までの間で徐々に、ある
いは多数回飛躍させて増大させることができる。同様な
案内部材が図4に示されているが、図4では案内面の突
出部41’のピークは余りはっきりしていない。大体の
コーティング材料において図3に示す構成が非常に効果
的であることが明らかにされている。
【0016】例えば図1に示すような突出部のない案内
面の場合には、傾斜角度αは大体4から8°である。
【0017】もちろん角ばったエッジ5、5’などの角
丸半径は正確に半径である必要はなく、その代わりに多
角形線、すなわち全案内部材に関して、例えばプリズム
の場合のように多角形線に従って互いに接するように並
べられた平面を用いることができる。その方が製造技術
的に多くの場合に容易なことが多い。余りに半径を小さ
くすると(記載の下限値よりずっと小さいと)、特に間
隙のこの箇所が非常に小さい場合には、ポンプ出力が余
りに大きくなり、ないしは使用例の多くの場合に装置が
うまく作動しなくなってしまう恐れがある。
【0018】図5には、案内部材の突出部を形成する載
置部9'''を有する案内部材3、3’が図示されてい
る。さらに載置部9'''の鋭くされたエッジ30が一点
鎖線で示唆されており、その場合にこうした場合の長さ
は最大で18mmであって、かつ(帯状材を案内する相
手側ローラに関して)半径に対して最大で約35°の角
度βで傾斜させることができる。この角度は最少で0°
である。
【0019】記載の寸法によって、1300m/分を越
える大きな帯状材速度の場合でも非常に均一なコーティ
ング載置が得られるようにして、圧力室13、13’な
いし13”内を支配するコーティング材料の圧力を外気
圧まで、あるいはそれよりわずか上の圧力まで、減少さ
せる圧力除去室15、15’ないし15”が得られる。
その場合に特に、余分なコーティング材料が帯状材の走
行方向とは反対に還流通路あるいは圧力除去室を還流す
る状況が重要である。
【0020】本発明による装置はさらに、通常の一次配
量装置の代わりに著しい節約手段を有する積載ローラを
使用することができるという大きな利点を有する。必要
とされる余剰コーティング材料の還流量全体がずっと少
なくなることが明らかにされている。さらに最初に帯状
材上に残っている、一次配量された、約50から80m
l/平方メートルのコーティング材料量は、ローラ積載
部材の場合の通常の量の200ml/平方メートルより
ずっと少ない。これは42g/平方メートルの紙重量の
場合にそれぞれの側における約9g/平方メートルの層
厚に関するものである。このことによっていずれの場合
にも、特に均一なコーティング載置を得るために、一般
にコーティングブレードによって形成される出来上りな
いし最終配量箇所で行われる配量プロセスを著しく簡単
に行うことができる。
【0021】配量部材としてレーキ部材4’の代わりに
不均一な断面を有するレーキレールを使用することも可
能であって、このレーキレールは円弧状に湾曲したレー
キないしコーティング面を有する(図6を参照)。
【0022】図6に示す装置においては、積層すべき材
料の帯100は支持ローラWを介して矢印A方向へ走行
する。固定のレーキベッド53内の平行な滑り面54、
35の間でレーキレール26が滑り案内されている。レ
ーキレール26には積層された帯状材Wに対して押圧さ
れる、鋭い掻取りエッジ28を有する凸面に湾曲した端
面27が設けられている。レーキホルダ53とレーキレ
ール26間の圧力ホース39の形状の圧力手段を用いて
レーキレール26は積層すべき材料の帯Wに対して微妙
に可変に押圧される。
【0023】図7(a)は図6に示す装置のレーキ部分
の下面図であり、図7(b)は側面図である。レーキレ
ール26はレーキベッド53の平行な案内面54、35
に沿って2つの軸間で選択可能な限界内で自由に移動す
ることができ、すなわち阻止されずに広がることができ
る。レーキレール26の端面27と掻き取りエッジ28
の領域は、掻き取りエッジに対しては軸に関して垂直
に、かつ積層すべき帯状材Wに対して平行に、比較的小
さい面慣性トルクIを有し、この面慣性トルクは好まし
くは200mm4から7000mm4の領域にある。この
種の面慣性トルクIは、図7(a)から明らかなよう
に、等間隔の部分50と切欠き51がレーキレール26
の長さに沿って設けられていることによって得られ、そ
の場合に掻き取りエッジ28からわずかな距離に至るま
でのレール断面はレーキレール26の全長にわたって測
定して一定に維持される。それによって得られるレーキ
レール26の可撓性はその他に、適当な材料を選択する
ことによっても、あるいはレーキレール26の高さを然
るべく低くすることによっても得ることができる。
【0024】レーキレール26の端面27の掻き取りエ
ッジ28は、積層すべき帯状材Wに対してほぼ接線状に
延びている。図7(b)において、好ましくは端面27
の少なくとも掻き取りエッジ28の領域にはこの掻き取
りエッジから出て4mmから∞の間、さらに好ましくは
5mmから250mmの間、最も好ましくは20mmか
ら50mmの間の曲率半径Rを有する湾曲を設け、狭く
なる載置間隙を形成することとする。この湾曲は得よう
とする載置重量領域と載置媒体のレオロジー的な特性に
従って選択される。
【0025】レーキレール26の少なくとも湾曲した端
面27の領域にはさらに、600Hfより大きいビッカ
ース高度を有する表面が設けられ、それによって端面2
7の大きな耐摩耗強度が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、帯状材速度が大きい場合でも、できる限り問
題なく作動する一次配量装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一次配量装置の断面図である。
【図2】本発明による一次配量装置の断面図である。
【図3】本発明による流れ部材の断面図である。
【図4】本発明による流れ部材の断面図である。
【図5】本発明による流れ部材の断面図である。
【図6】図1に示す装置用のレーキ部材を有する部分の
概略断面図である。
【図7】図7(a)と図7(b)は図6に示すレーキ部
材の下面図および側面図である。
【符号の説明】
2、2’、2” コーティング材料用の供給通路 3、3’、3”3''' 案内部材、 4 レーキ部材(コーティングエッジ)、 4’ レーキ部材(真円筒状のレーキバー)、 5、5’、5” 角部、 6 圧力ホース、 8、8’、8” 間隙、 9、9’、9”、9''' 余剰のコーティング材料用の
案内面 10、10’ 排出通路、 12 空気阻止レール、 13、13’、13” 圧力室、 14 保持レール、 15、15’、15” 還流通路、 17 支持装置、 18 調節、片 19 調節ボルト 25 圧力ホース、 26 レーキレール、 27 凸面に湾曲した端面(レーキ面)、 28 掻取りエッジ、 29 余剰コーティング材料用の排出間隙、 31 供給管、 32 コーティング材料用の流出開口部、 33 板ばね、 34 プラスチックベッド、 35、54 平行な案内面(滑り面)、 39 圧力ホース、 41’ 案内面の突出部、 50 等間隔の部分 51 切欠き 53 固定のレーキベッド(レーキホルダ)、 100 積層すべき材料の帯。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 インゴ ゴットヴァルド ドイツ連邦共和国 シュタインハイム W −7924シューマンシュトラッセ 33 (72)発明者 マンフレッド ウェバーシェール ドイツ連邦共和国 ナットハイム W− 7921 アルブレヒトリッツシュトラッセ 7

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーキ部材(4、4’)を有し、特に紙
    あるいはボール紙からなる、連続する帯状材上にコーテ
    ィング材料を一次配量する装置であって、案内部材
    (3、3’、3”)が設けられており、前記案内部材は
    帯状材に接して余剰のコーティング材料用の案内面
    (9、9’、9”)を有する還流通路(15、15’、
    15”)を形成し、かつレーキ部材(4、4’)の近傍
    の領域においては角部(5、5’、5”)ないしはレー
    キ部材(4、4’)に対して平行なエッジに接してレー
    キ部材(4、4’)に形成された圧力室((13、1
    3’、13”)への移行部に間隙(8、8’、8”)を
    形成し、その場合にコーティング材料用の供給通路
    (2、2’、2”)は案内部材(3、3’、3”)のレ
    ーキ部材(4、4’)の側に設けられている、連続する
    帯状材用のコーティング装置において、 還流通路(15、15’、15”)が余剰のコーティン
    グ材料用の負荷除去室として用いられ、 レーキ部材として真円筒状のレーキバー(4’)、丸く
    された凸面に湾曲したレーキ面(27)を有する他のレ
    ーキレール(26)、あるいは帯状材ないしは相手側ロ
    ーラに接する最大で20°の当接角度を有するコーティ
    ングエッジ(4)が設けられることを特徴とする連続す
    る帯状材用のコーティング装置。
  2. 【請求項2】 間隙(8、8’、8”)の幅が1から6
    mmであることを特徴とする請求項1に記載の連続する
    帯状材用のコーティング装置。
  3. 【請求項3】 還流通路(15、15’、15”)が少
    なくとも50mmの長さを有することを特徴とする請求
    項1あるいは2に記載の連続する帯状材用のコーティン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 案内面(9、9’、9”)が帯状材ない
    しは相手側ローラに対して、すなわち厳密に考えれば間
    隙(8、8’、8”)において相手側ローラに対して引
    いた接線に対して、少なくとも還流通路(15、1
    5’、15”)の始端領域で4°から30°の間の角度
    を形成し、かつ場合によっては還流通路(15、1
    5’、15”)の横断面が間隙(8、8’、8”)から
    離れた領域において帯状材走行方向に対して段階的に、
    あるいは少なくとも非連続的に増大するように形成され
    ていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか
    1項に記載の連続する帯状材用のコーティング装置。
  5. 【請求項5】 還流通路(15、15’、15”)の幅
    は、その長さが50mmである場合に12から30mm
    であることを特徴とする請求項4に記載の連続する帯状
    材用のコーティング装置。
  6. 【請求項6】 供給通路(2、2’、2”)の横断面
    が、コーティング装置の横断面において、すなわち帯状
    材走行方向に対して平行に、少なくともその長さの大部
    分にわたって圧力室(13、13’、13”)方向へ向
    かって、かつ場合によっては一定の横断面の領域に隣接
    した区間にわたって、著しい段部あるいは凹凸なしで徐
    々に減少することを特徴とする請求項1から5までのい
    ずれか1項に記載の連続する帯状材用のコーティング装
    置。
  7. 【請求項7】 帯状材から離れて行く排出通路(10、
    10’)が案内部材(3、3’、3”)の供給通路
    (2)と反対の側に形成されていることを特徴とする請
    求項1から6までのいずれか1項に記載の連続する帯状
    材用のコーティング装置。
  8. 【請求項8】 レーキ部材の配量エッジに対して平行な
    角部(5、5’)が間隙(8、8’)において0.8か
    ら10mmの角丸半径を有し、ないしはこの単位の大き
    さの角丸半径に代わる多角形線の断面で形成されてお
    り、その場合に圧力室(13、13’、13”)におい
    て大きい方の間隙にはより小さい半径が、およびその逆
    が対応し、かつ場合によっては角部の一方のみが半径に
    対して0から35°の角度で面取りされていることを特
    徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の連
    続する帯状材用のコーティング装置。
  9. 【請求項9】 小さい角丸半径を有する角部(5、
    5’)とレーキ部材(4、4’)の配量エッジまでの距
    離は最大で35mmであって、レーキ部材がいわゆるベ
    ント・ブレード駆動されるコーティングブレードである
    場合には、最大で85mmであることを特徴とする請求
    項8に記載の連続する帯状材用のコーティング装置。
  10. 【請求項10】 間隙(8、8’、8”)が排出端部、
    すなわち小さい曲率半径を有するエッジから離れた端部
    まで最大で30mmに拡大されることを特徴とする請求
    項4から9までのいずれか1項に記載の連続する帯状材
    用のコーティング装置。
  11. 【請求項11】 案内部材の少なくとも始端領域に載置
    部(20)が設けられ、その載置部が小さい角まる半径
    を有する案内部材(3、3''')のエッジと少なくとも
    部分的に請求項4に記載の角度を有する案内面
    (9''')を有することを特徴とする請求項1から10
    までのいずれか1項に記載の連続する帯状材用のコーテ
    ィング装置。
  12. 【請求項12】 帯状材流入側に配置され、還流通路
    (15、15’)の端部から25から50mmで配置さ
    れ、帯状材に作用する空気掻き取りレール(12)が設
    けられることを特徴とする請求項1から11までのいず
    れか1項に記載の連続する帯状材用のコーティング装
    置。
JP5225372A 1992-09-10 1993-09-10 連続する帯状材用のコーティング装置 Pending JPH06182286A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4230276A DE4230276A1 (de) 1992-09-10 1992-09-10 Streicheinrichtung für laufende Bahnen, insbesondere Papier oder Karton
DE4230276-5 1992-09-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06182286A true JPH06182286A (ja) 1994-07-05

Family

ID=6467669

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