JPH0618192U - 救命艇用ダビット - Google Patents
救命艇用ダビットInfo
- Publication number
- JPH0618192U JPH0618192U JP5888792U JP5888792U JPH0618192U JP H0618192 U JPH0618192 U JP H0618192U JP 5888792 U JP5888792 U JP 5888792U JP 5888792 U JP5888792 U JP 5888792U JP H0618192 U JPH0618192 U JP H0618192U
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- JP
- Japan
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- davit
- pedestal
- lifeboat
- deck
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- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダビット脚部の切り合わせの不要化、ダビッ
トの相対位置の確認の容易化、据付作業時間の短縮およ
び安全性の向上を可能とする。 【構成】 船舶の舷側甲板上に据付けるための上面2a
の水平な台座2を形成し、該台座2上にダビット3を組
付けてなることを特徴としている。
トの相対位置の確認の容易化、据付作業時間の短縮およ
び安全性の向上を可能とする。 【構成】 船舶の舷側甲板上に据付けるための上面2a
の水平な台座2を形成し、該台座2上にダビット3を組
付けてなることを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は、船舶に設置するための救命艇用ダビットに関する。
【0002】
船内火災等の不測事態発生時の船外脱出用として、船舶には救命艇設備が設置 されている。この設備を船舶に設置する場合、図3に示すように予め取付位置が マークされた舷側甲板15上にダビット3とウインチ6を配置し、これらはダビ ット3の相対位置(垂直度等)を確認した上で溶接等により舷側甲板15上に固 定される。次いで、両ダビット3,3の頂部間に乗艇用踊場11が据付けられ、 最終段階で吊索12が取付けられる。
【0003】
しかしながら、この様な救命艇設備にあっては、舷側甲板15が梁矢(キャン バ)を有しているため、そのキャンバの傾斜角度(θ)に合わせてダビット3の 脚部3a〜3dを切断するという面倒な切り合わせ作業が必要であると共に、ダ ビット3の相対位置の確認に手間取る問題があった。また、甲板15上で組立て が行われるため、甲板15上への積込みが構成部品毎となり、据付けに時間がか かると共に、吊索12の取付けや救命艇との摺り合わせ調整等が高所作業となり 、危険であった。
【0004】 そこで、本考案の目的は、上記問題点を解決し、ダビット脚部の切り合わせが 不要であり、ダビットの相対位置の確認が容易にできると共に、据付作業時間の 短縮や安全性の向上が図れる救命艇用ダビットを提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために本考案は、船舶の舷側甲板上に据付けるための上面 の水平な台座を形成し、該台座上にダビットを組付けてなることを特徴としてい る。
【0006】
この様に救命艇用ダビットをユニット化したので、ユニットを地上で組立てる ことができ、高所作業がなくなり、安全性の向上が図れる。この場合、ダビット の脚部を台座の水平な上面に据付けるため、梁矢(キャンバ)の有る舷側甲板上 に据付ける場合と異なり、ダビット脚部の切り合わせが不要になると共に、ダビ ットの相対位置の確認が容易になる。また、ユニットを甲板上に一括して積込ん で据付けることができ、据付作業時間が短縮される。
【0007】
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
【0008】 図1ないし図2において、1は救命艇用ダビットユニットで、このユニット1 は船舶の舷側甲板上に据付けられる台座2と、この台座2上に組付けられたダビ ット3とから主に構成されている。
【0009】 上記台座2の上面2aは水平面に形成され、台座2の下面2bは舷側甲板のキ ャンバ角度(θ)に合わせて形成されている。この台座2は上面2aが水平にな るよう組立場所の地面4に定盤5を介して置かれる。そして、上記台座2の上面 には左右で一対のダビット3,3と、両ダビット3,3間に位置されるウインチ 6とが位置決め載置され、溶接等により固定される。
【0010】 各ダビット3は垂直に起立した一対の支柱7,7と、該支柱7,7を支持する 一対の支持脚8,8とを備え、支柱7,7には支軸9によりクレードル10が俯 仰自在に取付けられている。そして、ダビット3は4つの脚部3a〜3dを台座 2の上面2aに載せて溶接等により固定される。
【0011】 ダビット3の据付け後、その外周には作業足場が組まれ、その作業足場を利用 して両ダビット3,3の頂部間には乗艇用踊場11が据付けられ、最終段階でク レードル10等には吊索12が取付けられる。なお、13は運搬及び船内据付用 に台座2に設けられた目穴部である。
【0012】 以上の構成からなる救命艇用ダビットユニット1はクレーンにより船舶の舷側 甲板上に積込まれ、台座2の下面2bが甲板上に溶接等により固定される。
【0013】 この様に救命艇設備をユニット化したので、ユニット1を地上で組立てること ができ、吊索12の取付けや救命艇との摺り合わせ調整を台座2の周辺に設けた 作業足場を用いて行うことができ、従来行われていた甲板上での高所作業がなく なり、安全性の向上が図れる。この場合、ダビット3の脚部3a〜3dを台座2 の平らな上面2aに据付けるため、傾斜した舷側甲板上に据付ける場合と異なり 、ダビット脚部3a〜3dの切り合わせが不要になると共に、ダビット3の相対 位置の確認が容易にできる。また、ユニット1を甲板上に一括して積込んで据付 けることができ、据付作業時間が短縮される。
【0014】
以上要するに本考案によれば、次のような優れた効果を発揮する。
【0015】 (1) 救命艇設備をユニット化したので、ユニットを地上で組立てることができ、 高所作業がなくなり、安全性の向上が図れる。
【0016】 (2) ダビットの脚部を台座の水平な上面に据付けるため、傾斜した舷側甲板上に 据付ける場合と異なり、ダビット脚部の切り合わせが不要になると共に、ダビッ トの相対位置の確認が容易になる。
【0017】 (3) ユニットを甲板上に一括して積込んで据付けることができ、据付作業時間が 短縮される。
【図1】本考案の一実施例を示す救命艇用ダビットの側
面図である。
面図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】従来の救命艇用ダビットの取付けを示す斜視図
である。
である。
1 救命艇用ダビットユニット 2 台座 3 ダビット
Claims (1)
- 【請求項1】 船舶の舷側甲板上に据付けるための上面
の水平な台座を形成し、該台座上にダビットを組付けて
なることを特徴とする救命艇用ダビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5888792U JPH0618192U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 救命艇用ダビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5888792U JPH0618192U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 救命艇用ダビット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618192U true JPH0618192U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13097295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5888792U Pending JPH0618192U (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 救命艇用ダビット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618192U (ja) |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP5888792U patent/JPH0618192U/ja active Pending
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