JPH06181750A - 培養容器 - Google Patents

培養容器

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JPH06181750A
JPH06181750A JP5217707A JP21770793A JPH06181750A JP H06181750 A JPH06181750 A JP H06181750A JP 5217707 A JP5217707 A JP 5217707A JP 21770793 A JP21770793 A JP 21770793A JP H06181750 A JPH06181750 A JP H06181750A
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cells
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 栄養培地25を含む供給チャンバー2と、こ
の中に設けられ、細胞培養物を受け入れ且つ栄養物を運
ぶと同時に代謝産物を供給チャンバー2中に運ぶ透析膜
により分離された生産チャンバーを備えた培養容器1で
あって、培養容器1には、汚染源となる微生物および液
体に対して不透過性であり且つ気体に対して透過性であ
る気体交換膜8が設けられ、気体交換膜8は、培養容器
1の外壁の一部分を形成し且つその全表面積、材料およ
び厚さは、酸素に対する透過性が107細胞につき少な
くとも0.1mg/時間であるように選択される培養容
器。およびこの培養容器1に気泡24が生じるように培
地を入れ、回転運動に加え転倒運動を行い培養を行う細
胞培養方法。 【効果】 取り扱いが容易であり;従来よりも10倍も
高いモノクローナル抗体の濃度で、高純度で培養するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、栄養培地を含む供給チ
ャンバーと、該供給チャンバーの中に少なくとも一つ設
けられ、細胞培養物を受け入れ且つ該栄養培地により浸
されている生産チャンバーとを備えており、その際、該
生産チャンバーは、栄養物を該供給チャンバーから該生
産チャンバー中に運ぶと同時に、代謝産物を該生産チャ
ンバーから該供給チャンバー中に運ぶ透析膜により該栄
養培地から分離されており、且つ該供給チャンバーへの
細菌の存在しない気体の供給および排出系を備えてい
る、1mlにつき少なくとも107細胞の細胞密度で細胞
培養を行うためのローラーボトルに類似した培養容器に
関するものである。さらに本発明は、すべての面がシー
ルされ且つ培養される培養細胞を含む生産チャンバーを
浸す栄養培地が、ローラーボトルに類似した培養容器中
に入れられ、連続回転運動が培養容器に付与される細胞
培養方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の培養容器は、例えば、生体外に
おけるモノクローナル抗体の製造に使用されることがで
きる。現在、モノクローナル抗体は、診断、治療および
生物医学の研究における種々の目的のために、通常ハイ
ブリドーマ技術法を用いて製造されている。“ハイブリ
ドーマ細胞”は、抗体産生細胞とミエローマ細胞との不
死化雑種を意味する術語である。高い特異性を特徴とす
る、ハイブリドーマ細胞により産生される抗体は、“モ
ノクローナル”抗体とよばれる。これらのハイブリドー
マ細胞は、生体外における抗体生産のために、可能な限
り正確に血液の組成と同一の組成とした、ある種の液体
培地中で培養される。これらの培地は、塩類、糖類、ビ
タミン類、アミノ酸類、および炭酸水素ナトリウム(N
aHCO3)を基剤とする緩衝系を包含する成分を含有
する。通常、ハイブリドーマ細胞は、高い湿度雰囲気お
よび培地中に存在するNaHCO3と平衡するCO2含量
を有するインキュベーター雰囲気内で培養される。
【0003】従来の生体外静置法を用いた上記方法によ
り組織培養産物の形態で生産されるモノクローナル抗体
は、基礎的な生物医学的研究および臨床診断における種
々の目的に非常に適している。しかし、この方法により
生産されるモノクローナル抗体は、多くの用途に好適で
あるが、この場合このモノクローナル抗体は、困難な別
の処理を行って高純度かつ濃縮された形態にすることが
要求される。生体内生産型(腹水)においては、モノク
ローナル抗体は一次産物中に既に(20 mg/mlの)非常
な高濃度で存在する。しかしモノクローナル抗体が通常
の生体外静置法により生産される際には、約0.01〜
0.10 mg/ml の濃度となるにすぎない。
【0004】生体外において、より高濃度かつ高純度で
モノクローナル抗体を生産させるために、ある方法なら
びにローラーボトルに類似した培養容器の形態をした装
置が提案されている。その装置においては、供給される
細胞のための栄養を備えた“供給チャンバー”、ならび
に、その中に配置され、細胞生長およびモノクローナル
抗体生産の場である複数の“生産チャンバー”が、それ
ぞれ互いに半透過性透析膜により分けられている。細胞
は前記半透過性透析膜を通して“供給チャンバー”から
栄養を供給され、一方で老廃物と代謝産物が、やはり透
析膜を通して、“生産チャンバー”から“供給チャンバ
ー”内へと排出される。この装置は“バカンガラスマウ
ス(Bochum glass mouse)”として知られている。この
細胞培養用培養容器は、例えば、ポスター用原稿の、
「ガラスマウス:透析バッグにおいてハイブリドーマを
培養するためのローラーボトル状装置」、T.Hengelag
e、F.HaardtおよびF.W.Falkenberg、細胞および組織培
養の世界会議、カルフォルニア州、アナハイム、199
1年6月16〜20日に記載されている。この公知の細
胞培養用培養容器は、その端が外側に湾曲してフランジ
を形成している外径120mmのガラス管からなる。フ
ランジも含めたガラス管の長さは320mmである。ガ
ラス管の端は15mmの厚みのポリメチルメタクリレー
ト(PMMA)ディスクで封されている。PMMAディ
スクの1つは5つの貫通孔を有し、それらの孔の1つは
容器の長軸に沿っており、そしてCO2/空気混合気を
通し、圧力を等しくするために使用される2つのより小
さな穴を順番に有するストッパーで封される。混合気を
通し圧力を等しくするために、内径1mmのステンレス
鋼管を2つの穴の1つに通し、それをガラス管の反対端
まで延ばし;これを通し、CO2/空気混合気が滅菌フ
ィルターを介して容器の内側に供給される。中央の孔を
取り囲む、PMMAディスクの残る4つの孔は、培養容
器内に突き出し、かつそれぞれの隔壁が半透過性透析膜
からなる透析袋を差し込むために使用される。培養され
る細胞培養混合物は、生産チャンバーとして機能するこ
れらの透析袋内に置かれるが、培養容器の内部は細胞の
ための供給チャンバーとして付加的に使用され、容器の
容積の約40%が栄養培地により満たされる。細胞は半
透過性透析膜を通して供給チャンバーから栄養を供給さ
れ、一方では、老廃物および代謝産物がやはり透析膜を
通して排出される。培養容器を長軸に沿って回転させる
ため、容器に、CO2/空気混合気を通すための供給ラ
インを通す密封回転リードスルーを備えることができ
る。
【0005】生産チャンバー内に封じ込められた細胞が
半透過性透析膜に囲まれるこの装置は、ハイブリドーマ
細胞をより長期間に亙って、そして(107細胞/ml
より高い)高密度で培養することができる。しかし、こ
の公知の培養容器は取り扱いの難しい比較的複雑な装置
であり、構築には確かな技術が要求されるが、そのよう
な技術を有する研究所は限られている。この公知の培養
容器においては、培養細胞の代謝および生理学的条件の
創製に必要な気体は、周囲雰囲気を構成する混合気体を
供給チャンバー内に取り入れることにより供給され;酸
素は栄養培地中に物理学的に溶解し、そして透析膜を通
してそこから生産チャンバー内に移し入れられる。透析
膜を通した酸素の供給チャンバーから細胞培養チャンバ
ー内への移送はあまり効率的ではないが、約107細胞
/mlまでの細胞密度には充分である。細胞密度がより
高くなると酸素供給の改善が必要となる。細胞密度がよ
り高くなると、細胞培養チャンバー内の酸素含有量が数
分間で排気され、そして供給チャンバー内の酸素が1時
間たらずで使い尽くされる程に細胞の酸素要求が増大す
るので、追加の酸素が気体相から供給チャンバー内の栄
養培地に誘導されなければならない。この公知の培養容
器の弱点は、回転リードスルーを通すCO2/空気混合
気の連続供給が細胞培養の感染を引き起こし得るという
事実であることが知られている。
【0006】本発明の主目的は、経済的に産生し得且つ
取り扱いの容易であり、さらに感染の危険が減少され
た、高い細胞密度で細胞培養を行うために有用な培養容
器を実用化することである。さらに本発明の主目的は、
実施することが容易であり、高い生存率と同時に高い細
胞密度が短時間で発生し得る細胞培養方法を示すことで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】培養容器に関して、本発
明によれば、気体供給および排出システムとして、液体
および細胞培養物を汚染する微生物類に対して不透過性
であり、且つ細胞培養の間に要求され且つ産生される気
体に対しては透過性である気体交換膜を備え、そしてこ
の気体交換膜は、培養容器の外壁の少なくとも一部分を
形成し、その全表面積、材料および厚さは、酸素に対す
る透過性が107細胞ごとに少なくとも0.01mg/時間
であるように選択されることにより、すでに記載した培
養容器をベースとして、本発明の目的は達成される。液
体および細胞培養物を汚染する微生物類に対して不透過
性であり、且つ細胞の呼吸に要求される気体に対しては
透過性である気体交換膜の選択は、気体供給および排出
システムを経てもたらされる細胞培養感染がほとんど排
除され得ることを意味する。細胞の呼吸に要求される気
体は、主に酸素であり、酸素が使用されたとき細胞培養
物により生産されるのは二酸化炭素である。気体交換膜
は、酸素および二酸化炭素に対して透過性であるので、
培養容器の周囲雰囲気における酸素および二酸化炭素の
濃度を調節することにより、培養容器の内側、とくに供
給チャンバーの内側の上記気体の濃度に影響を及ぼすこ
とができる。細胞培養物の生存のための最小酸素要求量
は、細胞の種類を含む要因に依存する。細胞培養におい
て107細胞につき0.01mg/時間の最小酸素要求量が
一般的に考えられる。気体交換膜の全表面積、材料およ
び厚さは、この“最小酸素供給量”が確実となるように
選択される。
【0008】気体供給および排出システムは、培養容器
の外壁の少なくとも一部分を形成するので、チューブま
たはホースの形状の気体供給および排出ラインは必要と
しない。従って、例えばローラーボトルとして設計され
るこの培養容器は、経済的に製造することができ、取り
扱いが容易となる。
【0009】好適な細胞培養物は、例えば、ハイブリド
ーマ細胞、腫瘍細胞または穿刺された腫瘍細胞を包含す
る。
【0010】とくに、もっとも高い細胞密度に関して、
酸素に対する気体交換膜の透過性が107細胞につき少
なくとも0.5mg/時間である培養容器が有効であるこ
とが証明された。
【0011】少なくとも1×1019m2/秒×Pa、有利
には少なくとも5×1019m2/秒×Paの透過係数を有
する材料は、気体交換膜にとくに好適な材料であること
が証明された。十分な酸素供給を保証するために、でき
るだけ薄い気体交換膜が好適であり;0.1〜1mmの
厚さを有する膜が好適であることが分かった。シリコー
ン膜は特に経済的であり、射出成形によりいかなる所望
の形状にも製造され得る。シリコーンは種々の厚み、形
状および特定の気体透過性のものが購入可能である。シ
リコーンは高い引裂抵抗および細胞培養に普通に用いら
れる培地に対する良好な耐薬品性を有しており、従っ
て、その取り扱いもまた特に容易である。シリコーン気
体交換膜の容易に滅菌され得る性質もまた、特に有利な
点であり、とりわけ、シリコーンがオートクレーブで非
常に効率的に滅菌され得ること、そして形状に実質的な
変化をきたさないことは有利な点である。この性質によ
り、シリコーンは何回も使用されることができる。気体
透過性を設定するにあたって、気体交換膜に要求される
形状は、細胞の呼吸による気体の必要性、ならびに細胞
の呼吸に拘わる気体の分圧、特に外側から細胞の呼吸に
作用する酸素分圧に依存する。1atmの外圧、および
酸素分圧がほぼ空気のそれに対応するインキュベーター
雰囲気であるときには、少なくとも5cm2の表面積の
気体交換膜が、1ml当たり107細胞の細胞培養液を
35ml培養するのに適していることが分かった。
【0012】表面積が少なくとも5cm2である気体交
換膜を有する培養容器を提供することが有利であること
が見いだされた。少なくとも5cm2の表面積を有する
気体交換膜は、例えば約107細胞/mlの細胞密度を有
する細胞培養物の約35mlを含む約300mlの容量の培
養容器において、とくに有効であることが証明された。
【0013】両方の末端が気体交換膜でシールされ、中
空円筒形として設計された培養容器は、とくに有効であ
ることが証明された。この場合において、中空円筒形の
周縁表面は、培養容器の機械的安定性を保証するが、二
箇所の末端で、気体交換膜は、細胞培養物への気体の良
好な供給および細胞培養物からの気体の良好な排出を提
供する。
【0014】気体交換膜が屈曲した培養容器は、特に細
胞培養の高い細胞密度に関して、有利であることが分か
った。膜を屈曲させることにより、気体交換膜により覆
われる設定領域における気体交換膜の総表面積が増加
し、それにより気体交換、特に細胞に対する酸素の供給
が改善される。中空円筒形の培養容器では、例えば、周
縁表面はベローズ形状で設計されることができる。その
ようなベローズは容易に製造される。
【0015】外壁を機械的に固定する支持部材を除き、
全外壁が気体交換膜として設計されている培養容器の実
施態様がとくに好ましい。この種類の培養容器を用いる
ことにより、気体交換が良好となり、高い活力でもって
迅速に高い細胞密度が達成され得る。支持部材は、培養
容器の形状および各部品の幾何学的配置を固定する。例
えば、これらは、気体交換膜により覆われたメッシュを
有する金属格子、または安定なプラスチック製格子とし
て設計され得る;あるいは、気体交換膜と同様の材料で
製造された、外壁の厚い部分として設計され得る。とく
に有利であると証明されたローラーボトルに類似した培
養容器は、培養容器の末端が気体交換膜のための支持部
材として機能するものであり、周囲表面は、実質上気体
交換膜として設計されている。
【0016】この方法に関して、本発明によれば、上記
の方法から得られた目的は、生産チャンバーが、その容
量の少なくとも10%を占める容量の気泡を含むよう
に、培養される細胞培養物で満たされ、この気泡が浮力
により細胞培養物中で動くように、回転運動に加え転倒
運動(tumbling movement)が加えられることにより達
成される。培養容器の転倒運動およびその液体細胞培養
物の浮力により、気泡は生産チャンバー中で後退および
前進する運動を行う。この気泡の後退−前進運動は、細
胞培養混合物を良好に混合することに貢献し、また、そ
こに栄養物を安定に供給すること、とくに安定な酸素供
給および代謝産物の連続排出に顕著に貢献する。転倒運
動は、例えば、揺動運動において培養容器の長軸を周期
的に傾斜することにより達成することができる;揺動運
動のための旋回軸の場所は、例えば培養容器の末端間の
領域に設けることができる。このことは、例えば、ロー
ラーボトルに類似した培養容器の末端に、周囲表面を超
えて突出するカムを設けることにより達成される。この
カムは、断面において、楕円形の回転接触表面として機
能し、二つの長円形の長軸はお互いずれている。
【0017】各運動サイクルにおいて、気泡が、生産チ
ャンバーの上昇したそれぞれの末端に、充分な時間上昇
しているように、転倒運動の周期を的確に長くするのが
有利である。
【0018】気泡の混合効果は、生産チャンバーの容量
の20%〜50%をしめる気泡の場合にとくに顕著とな
る。
【0019】培養容器の回転運動の速度は、一方では、
細胞培養物が生産チャンバーに沈殿しない程度に速くす
ること、また他方では、細胞培養物がその慣性に拘わら
ずその回転運動に従う程度にゆっくりとすることが有利
である。これらの条件を満足する速度は、細胞培養物の
沈殿速度、その嵩および生産チャンバーのサイズに依存
する。生産チャンバーの周縁部で、直線速度として20
mm/秒〜50mm/秒の値が有効であることが証明され
た。
【0020】
【実施例】本発明の実施例を図面に示し、その詳細を以
下に説明する。図1において、本発明の細胞培養用容器
が、概略的に、縦断面図として描かれている。
【0021】参照番号1は、培養容器の全体に与えられ
ている。この培養容器は、実質上中空で円筒形の供給チ
ャンバー2を有する。供給チャンバー2の外壁は、シリ
コーンチューブ3からなり、その末端領域には、外部の
ねじ山4、5および内部に位置するフランジ6、7が設
けられている。シリコーンチューブ3の壁の厚さは、約
3mmである。これは、0.38mmの厚さのシリコーンフ
ィルム8で外部が覆われている開口部を有し(この開口
部は周囲表面全体にわたり均一に分布している)、これ
により、シリコーンチューブ3の周囲表面に残るウエブ
9が、シリコーンフィルム8から、供給チャンバー2の
内部に突出して、培養の間に起こる応力に対し十分な機
械的安定性を与える凝集力のある格子を形成するように
なっている。供給チャンバー2は、約15cmの長さ、約
5cmの外部直径を有し、および約300mlの全容量を有
することができる。シリコーンチューブ3の全周囲表面
積は、約240cm2であり、その約2/3はシリコーン
フィルム3で覆われた開口部により占められている。シ
リコーンチューブ3の末端部は、安定なプラスチックか
ら作製された、中心孔10、11を有する環状ディスク
12、13でそれぞれシールされている;環状ディスク
12の中心孔10は、環状ディスク12から供給チャン
バー2の内部に向かって延びるスリーブ状カラー14に
より囲まれ、ホースニップルの一種を形成している。透
析袋15(Visking 20/32)の一つの自由末端は、カラ
ー14を覆うようにかぶされ、その上をシリコーンスリ
ーブ16で留められている。透析袋15の他の末端は、
供給チャンバー2中に突出しており、シールされてい
る。薄い、半透過性の透析膜(参照番号15)からなる
透析袋15は、約60mlの全容量を有することができ
る。中心孔10、11がそれぞれゴムストッパー17で
シールされ得る2つの環状ディスク12、13は、供給
チャンバー2の外部のねじ山4、5においてかみ合う環
状のスクリューキャップ19により、供給チャンバー2
のフランジ6、7に対して液密に押し付けられる。ゴム
ストッパー17、18は、スクリューキャップ19、2
0中の開口部を通して利用することができる。培養容器
1は、矢印22の方向に示したように、その長軸21を
中心として回転することができる。
【0022】細胞培養混合物23の約35mlが、透析袋
15中に入れられ、これは、生産チャンバーとして機能
し、次に生産チャンバーがゴムストッパー17でシール
される。結果として、約25mlの容量を有する気泡24
は、透析袋15に封じられる。同時に、供給チャンバー
2は、細胞培養混合物23のための栄養培地により、そ
の高さ(水平におかれたとき)の約半分が満たされる。
細胞培養は、NaHCO3バッファーに基づく培地中で
行われる。バッファー系を維持するために、培養は、あ
らかじめ決められたCO2およびO2雰囲気、高湿度雰囲
気および決められた温度で、インキュベーターにおいて
行われる(図示せず)。培養容器1は回転するので、透
析袋15は栄養培地25によりすべての面が浸されるこ
とになる。結果として栄養物は、半透過性透析膜15を
通り、供給チャンバー2から細胞培養物(参照番号2
3)中に移動し、同時に、代謝生成物は供給チャンバー
2中にそこから運ばれ出る。細胞培養物23の酸素要求
量(107細胞あたり少なくとも0.01mg/時間)を満
たすために、インキュベーター雰囲気中に存在する酸素
は、酸素に対して十分な透過性を有するシリコーンフィ
ルム8を通り、栄養培地25およびその上部に位置する
供給チャンバー雰囲気26の両方に直接通過する。酸素
は、栄養培地25中に物理的に溶解し、透析膜15を徐
々に通過し、したがって細胞培養物23中に運ばれる。
酸素が消費されるために生じる二酸化炭素ガスは、透析
膜15を通り、細胞培養物23から供給チャンバー2の
栄養培地25中に排出され、シリコーンフィルム8を通
って培養容器1から除去される。二酸化炭素ガスに対す
るシリコーンフィルム8の透過性は、過剰な圧力が供給
チャンバー2の内側に生じないように、酸素に対する透
過性よりも実質上高くする。一方、シリコーンフィルム
8は、細胞培養物を汚染する可能性のある液体および細
菌、カビまたは胞子のような微生物に対して不透過性で
ある。培養の間、サンプルは取り出され得、細胞培養物
23を接種することができ、あるいは栄養培地25は、
ゴムストッパー17、18それぞれを通してチェックま
たは交換することができる。
【0023】細胞培養物23および栄養培地25の良好
な混合に関して、培養容器1は、約34rpmの回転速度
でその長軸21を中心として回転することができる;こ
の回転22に加え、シリコーンチューブ3の末端部が揺
動するような方法において、連続的な後退および前進運
動を受けるように、培養容器1のゆっくりとした周期的
な転倒運動が行われる。細胞培養物23における浮力の
結果として、とくに有効な方法において、気泡24は、
透析袋15の内側で、後退および前進するように動き、
これにより細胞培養物23の混合を促進し、栄養物(と
くに酸素)を安定して供給することができる。
【0024】本発明の培養容器1は、とくに取り扱いが
容易であり;107細胞/mlを超える細胞密度で、ま
た、ハイブリドーマ細胞の場合においては、標準的な静
置法培養で達成される濃度よりも、少なくとも10倍は
高いモノクローナル抗体の濃度で、高純度の細胞培養物
を生産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における細胞培養用容器の概略
的な縦断面図である。
【符号の説明】
1 培養容器 2 供給チャンバー 3 シリコーンチューブ 6,7 フランジ 8 シリコーンフィルム 9 ウエブ 10,11 中心孔 12,13 環状ディスク 15 透析袋 23 細胞培養物 24 気泡 25 栄養培地 26 供給チャンバー雰囲気

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】栄養培地を含む供給チャンバーと、該供給
    チャンバーの中に少なくとも一つ設けられ、細胞培養物
    を受け入れ且つ該栄養培地により浸されている生産チャ
    ンバーとを備えており、その際、該生産チャンバーは、
    栄養物を該供給チャンバーから該生産チャンバー中に運
    ぶと同時に、代謝産物を該生産チャンバーから該供給チ
    ャンバー中に運ぶ透析膜により該栄養培地から分離され
    ており、且つ該供給チャンバーへの気体の供給および排
    出系を備えている、1mlにつき少なくとも107細胞の
    細胞密度で細胞培養を行うためのローラーボトルに類似
    した培養容器において、 該培養容器には、気体の供給および排出系として、細胞
    培養物を汚染する微生物および液体に対して不透過性で
    あり且つ細胞培養中に要求され且つ産生される気体に対
    して透過性である気体交換膜8が設けられ、該気体交換
    膜8は、該培養容器1の外壁の少なくとも一部分を形成
    し且つその全表面積、材料および厚さは、酸素に対する
    透過性が、107細胞につき少なくとも0.1mg/時間で
    あるように選択されることを特徴とする培養容器。
  2. 【請求項2】 酸素に対する気体交換膜8の透過性が、
    細胞培養物における細胞107個につき少なくとも0.0
    5mg/時間である請求項1に記載の培養容器。
  3. 【請求項3】 気体交換膜8が、シリコーンにより作製
    され、該気体交換膜8が、0.1〜1mmの厚さを有する
    請求項1または2に記載の培養容器。
  4. 【請求項4】 気体交換膜8が、少なくとも5cm2の全
    表面積を覆う請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
    培養容器。
  5. 【請求項5】 培養容器1が、気体交換膜8でその両末
    端部がシールされている中空シリンダー3として設計さ
    れている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の培養
    容器。
  6. 【請求項6】 気体交換膜8が屈曲している請求項1な
    いし5のいずれか1項に記載の培養容器。
  7. 【請求項7】 外壁3を機械的に安定化する支持部材9
    を除き、培養容器1の全外壁が、気体交換膜8として設
    計されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の
    培養容器。
  8. 【請求項8】 すべての面がシールされ且つ培養される
    培養細胞を含む生産チャンバーを浸す栄養培地が、請求
    項1ないし7のいずれか1項に記載のローラーボトルに
    類似した培養容器中に入れられ、連続回転運動が培養容
    器に付与される細胞培養方法において、 該生産チャンバー15が、該生産チャンバー15の容量
    の少なくとも10%を占める気泡24を含むように、培
    養される培養細胞で満たされ、該培養容器1の回転運動
    に加え、該気泡24が浮力により細胞培養物23中で動
    くように、転倒運動が行われることを特徴とする細胞培
    養方法。
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