JPH0618099B2 - 遮断器 - Google Patents

遮断器

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JPH0618099B2
JPH0618099B2 JP59195723A JP19572384A JPH0618099B2 JP H0618099 B2 JPH0618099 B2 JP H0618099B2 JP 59195723 A JP59195723 A JP 59195723A JP 19572384 A JP19572384 A JP 19572384A JP H0618099 B2 JPH0618099 B2 JP H0618099B2
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雄二 山下
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は遮断器に関するもので、特にパツフア形ガス
遮断器を低圧大電流定格化する遮断器の改良に関するも
のである。
近年、発電機単機容量の増加、あるいは系統の高圧、大
容量化に伴つて、遮断器の定格電流も増加し、超高圧遮
断器では12kA、発電機用遮断器では40〜50kA
にもなると予想される。
〔従来の技術〕
従来、上記のような要求に対処するためには、第3図に
示すように、パツフアシリンダの径は変化させず、その
外側に通電専用の主固定コンタクト及び主可動コンタク
トを配設し、主可動コンタクトはパツフアシリンダに固
着して、一括駆動する方式が採用されていた。このよう
な従来の遮断器を説明すると、第3図に示すように、常
時通電用の主固定コンタクト1a,1bとこれらを橋絡
する主可動コンタクト2がパツフア形消弧室と共に絶縁
筒3内に収納され、絶縁筒3は両端がそれぞれアルミタ
ンク4,5に接続されている。バツフア形消弧室は可動
アークコンタクト9の外側に固着されたパツフアシリン
ダ10を主体とし、パツフアシリンダ10は可動アーク
コンタクト9と接離する固定アークコンタクト11の外
周近くに延長するノズル10aを一体に有すると共に、
固定ピストン12の外側に摺動可能に接触している。可
動アークコンタクト11は操作ロツド13と一体に形成
され、操作ロツド13はピストン12の中心孔を貫通
し、その端は内レバー8の一端に枢着されている。内レ
バー8は絶縁ロツド7を介し、外レバー6で操作される
ようになつている。固定アークコンタクト11はコンタ
クト支え11aを介して、アルミタンク4から支持さ
れ、ピストン12はそのフランジによつてアルミタンク
5に固着されている。
次に動作について説明する。第3図は遮断器の閉極状態
を示し、開極時には図示していない操作機構によつて、
外レバー6が時計方向に回動され、絶縁ロツド7及び内
レバー8を介して操作ロツド13が図で右方に運動され
る。操作ロツド13の運動で、これと一体の可動アーク
コンタクト9及び可動アークコンタクトに固着されたパ
ツフアシリンダ10及び主可動コンタクト2が一括して
駆動される。この時主固定コンタクト1aと主可動コン
タクト2とが先に開離し、その後、固定アークコンタク
ト11と可動アークコンタクト9とが開離し、パツフア
シリンダ10内のガスがピストン12により圧縮されて
ノズル10aからアークコンタクト間に発生するアーク
に吹付けられて、アークは消弧され、遮断が完了する。
この開極状態すなわち遮断完了状態を第4図に示してい
る。
第3図に示す閉極状態では、電流はアルミタンク4から
主固定コンタクト1a→主可動コンタクト2→主固定コ
ンタクト1bを通つてアルミタンク5に流れる。開極動
作が進み主可動コンタクト2が主固定コンタクト1aか
ら開離した後は、電流はアルミタンク4からコンタクト
支え11a→固定アークコンタクト11→可動アークコ
ンタクト9→パツフアシリンダ10→主可動コンタクト
2→主固定コンタクト1bを通りアルミタンク5に流れ
る。
従来の遮断器は以上のように構成され、作動するので、
主可動コンタクト2と主固定コンタクト1bとは通電の
ため、全ストロークの間、接触している必要がある。従
つて、第4図に示す遮断器の全ストロークAと第3図に
示す投入位置での主可動コンタクトの電流路の流さ寸法
Bとの間には一定の関連があり、寸法Bは最短にしても
A≒B程度である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
発電機用遮断器などの低圧、大電流遮断器では、遮断器
の主可動コンタクトの寸法Bはその要求される耐電圧性
能から比較的小さくしてよいのに対し、可動アークコン
タクトのストロークA(第4図)は大電流遮断性能及び
高い再起電圧上昇率の責務から必要な遮断性能を得るた
めに、対電圧性能から決まる寸法よりも大きな寸法が必
要とされるのが一般的である。従つて、従来では、機能
的に必要な寸法がA>Bであるにもかかわらず、上記の
理由で、結果的にA≒Bの関係で設計されていた。しか
しながら、主可動コンタクトの電流路流さ寸法Bはこれ
が大きくなれば、それに比例してこの部分の電気抵抗も
増加し、この結果絶縁筒3の内部の発生損失が増加し、
大電流化のさまたげになるという問題点があった。さら
に、主可動コンタクトは可動部の全ストロークにわたっ
て主固定コンタクトと接触摺動するため、操作駆動力は
この摺動荷重を考慮して大きくしなければならないとい
う問題点もあつた。
この発明は以上の問題点にかんがみてなされたもので、
主可動コンタクトの電流路長さを可動部の全ストローク
に対し小さくし、絶縁筒内の発生損失を少なくすること
により、大電流通電性能に優れ、主可動コンタクトの軽
量化と摺動荷重の低減によって、可動部の移動速度(遮
断速度)が大きく遮断性能の優れた遮断器を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
以上の目的を達成するために、この発明による投入状態
における主可動コンタクトの電流路長さをその全ストロ
ークに対し短かくするとともに、操作ロッドと摺動接触
して通電を行う集電子を配設し、開極動作の際のストロ
ーク後半の主可動コンタクトと主固定コンタクトとの接
触を回避するように構成したことを特徴としている。
〔作 用〕
電流遮断にあたり、主可動コンタクトと主固定コンタク
トとの開離後の電流は、アルミタンク、コンタクト支
え、固定アークコンタクト、可動アークコンタクト、操
作ロッド、集電子、ピストン、アルミタンクの経路で流
通されるため、主可動コンタクトの電流路長さを可動ア
ークコンタクトのストロークと無関係に極力小さくする
ことができ、絶縁筒内の発生損失を少なくすることによ
り、大電流通電性能をよくすることができる。また、主
可動コンタクトと主固定コンタクトとの接触がストロー
ク後半で回避されているので、主可動コンタクトの摺動
が遮断動作の初期のみに限定されて、遮断時のパッファ
反力に抗して高い操作力が必要となる遮断動作の後半で
はこの主可動コンタクトの摺動荷重の影響がなく、遮断
速度が増し、これによって遮断性能を向上することがで
きる。
〔実施例〕
以下、図示する実施例について、この発明を説明する。
第1図に示すように、この発明においては、パツフアシ
リンダ10が主可動コンタクト2を支持している部分
に、絶縁リング14を具え、この絶縁リング14を介し
て主可動コンタクト2と接続され、主可動コンタクト2
はパツフアシリンダ10から電気的に絶縁されている。
またピストン17は第3図のピストン12と異なり、中
間部が太く中空になつていて、この中に集電子15を具
え、集電子15は板ばね16で、一端が操作ロツド13
の外周に摺動可能に接触するように、かつ他端がピスト
ン17に接触するように押されている。以上の他の部分
は第3図に示す従来のものと殆んど変わらないので、同
等部材には同一符号を付し、説明は省略する。
動作は第3図の従来のものと全く同じである。ただし、
第1図の閉極状態から第2図に示す開極状態まで作動す
るストロークの初期で、まず主固定コンタクト1aと主
可動コンタクト2とが開離し、続いて主可動コンタクト
2と主固定コンタクト1bとが開離した後は、電流通路
が、アルミタンク4からコンタクト支え11a→固定ア
ークコンタクト11→可動アークコンタクト9→操作ロ
ツド13→集電子15→ピストン17→アルミタンク5
となる。
従つて主可動コンタクト2と主固定コンタクト1bとは
第2図に示すストロークAの全行程にわたつて接触して
いる必要がなく、第1図の寸法B1に示すように、耐圧
設計上決まる寸法とすることができ、一般にB1<Aと
することができる。また、主可動コンタクト2と主固定
コンタクト1bとが開離した後の電流通路に主可動コン
タクト2が含まれていないので、主可動コンタクト2を
パッファシリンダ10に必ずしも絶縁リング14により
電気的に絶縁して支持する必要もない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によると、投入状態における主
可動コンタクトの電流路長さをその全ストロークに対し
短かくするとともに、操作ロッドと摺動接触して通電を
行う集電子を配設し、開極動作の際のストローク後半の
主可動コンタクトと主固定コンタクトとの接触を回避す
るように構成したので、主可動コンタクトの投入位置で
の電流路長さを主可動コンタクトの全ストロークに制約
されることなく、短かくすることができ、遮断器の大電
流化が容易となる効果がある。また絶縁筒3の全長をL
2<L(Lは第3図の従来のものの長さ)とするこ
とができ遮断器の全長を短縮できる効果がある。さら
に、主固定コンタクト1bと主可動コンタクト2とが全
ストロークにわたつて接触しなくてよいため、操作時の
摩擦力が減少し、操作力が低減でき、また同一の操作力
によって可動部を駆動した場合には、遮断速度が増し、
遮断性能を向上できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による遮断器の一実施例を示す投入完
了状態の断面図、第2図は第1図の遮断器の遮断完了状
態を示す断面図、第3図は従来の遮断器の投入状態を、
第4図は遮断状態をそれぞれ示す断面図である。 1a,1b……主固定コンタクト、2……主可動コンタ
クト、3……絶縁筒、9……可動アークコンタクト、1
0……パツフアシリンダ、11……固定アークコンタク
ト、13……操作ロツド、14……絶縁リング、15…
…集電子、17……ピストン。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対の開離可能な固定アークコ
    ンタクト及び可動アークコンタクトと、この可動アーク
    コンタクトの外側に同軸的に接続され可動アークコンタ
    クトの開離動作に伴って消弧性ガスを圧縮するためのパ
    ッファシリンダと、このパッファシリンダの外側に同軸
    的に接続された通電専用の主可動コンタクトと、この主
    可動コンタクトによって分離可能に橋絡される2つの主
    固定コンタクトと、上記可動アークコンタクトと一体に
    構成された操作ロッドとを備え、上記主可動コンタクト
    とパッファシリンダとを連結し、上記可動アークコンタ
    クトと主可動コンタクトとパッファシリンダとを上記操
    作ロッドで一括駆動する構成の遮断器において、投入状
    態における上記主可動コンタクトの電流路長さをその全
    ストロークに対し短かくするとともに、上記操作ロッド
    と摺動接触して通電を行う集電子を配設し、開極動作の
    際のストローク後半の上記主可動コンタクトと上記主固
    定コンタクトとの接触を回避するように構成したことを
    特徴とする遮断器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2650911B1 (fr) * 1989-08-09 1991-10-04 Alsthom Gec Disjoncteur a moyenne tension
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JPS59163729A (ja) * 1983-03-08 1984-09-14 三菱電機株式会社 しや断器

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