JPH06180968A - テープレコーダ - Google Patents
テープレコーダInfo
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- JPH06180968A JPH06180968A JP4334163A JP33416392A JPH06180968A JP H06180968 A JPH06180968 A JP H06180968A JP 4334163 A JP4334163 A JP 4334163A JP 33416392 A JP33416392 A JP 33416392A JP H06180968 A JPH06180968 A JP H06180968A
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- magnetic tape
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタル式テープレコーダに使用する磁気テ
ープの磁性面を清掃し性能を安定にする。 【構成】 磁気装置本体1に第1,第2の磁性面清掃部
3,4を構成する。またデジタル式コンパクトカセット
5を装着した時のみ磁性面清掃部3,4に磁気テープ6
の磁性面が摺接するように構成する。また、デジタル式
コンパクトカセット5に構成されたテープガイド9ガイ
ド部9a,9bに対向した位置に繊維状の第1,第2の
清掃部14,15を設け、ガイド部9a,9bと第1,
第2の清掃部14,15で磁気テープ6を挟圧させるよ
うに構成した。これによりデジタル式テープレコーダに
使用する磁気テープの磁性面を清掃するので性能が安定
する。
ープの磁性面を清掃し性能を安定にする。 【構成】 磁気装置本体1に第1,第2の磁性面清掃部
3,4を構成する。またデジタル式コンパクトカセット
5を装着した時のみ磁性面清掃部3,4に磁気テープ6
の磁性面が摺接するように構成する。また、デジタル式
コンパクトカセット5に構成されたテープガイド9ガイ
ド部9a,9bに対向した位置に繊維状の第1,第2の
清掃部14,15を設け、ガイド部9a,9bと第1,
第2の清掃部14,15で磁気テープ6を挟圧させるよ
うに構成した。これによりデジタル式テープレコーダに
使用する磁気テープの磁性面を清掃するので性能が安定
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダに係
り、特にデジタル式テープレコーダ等の磁気テープの磁
性面と磁気ヘッドの接触状態が高精度に要求されるテー
プレコーダに関するものである。
り、特にデジタル式テープレコーダ等の磁気テープの磁
性面と磁気ヘッドの接触状態が高精度に要求されるテー
プレコーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアナログ式のテープレコーダであ
れば通常使用に於ける磁性面と磁気ヘッドとの接触状態
において再生時の問題は特に発生しなかった。
れば通常使用に於ける磁性面と磁気ヘッドとの接触状態
において再生時の問題は特に発生しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらデジタル
式テープレコーダでは磁気テープの磁性面と磁気ヘッド
の接触状態が不安定であるとドロップアウト等が発生し
音飛び等の異常状態が起こる問題点があった。
式テープレコーダでは磁気テープの磁性面と磁気ヘッド
の接触状態が不安定であるとドロップアウト等が発生し
音飛び等の異常状態が起こる問題点があった。
【0004】本発明はこのような欠点を解消したもので
磁性面と磁気ヘッドの接触状態を常にしたテープレコー
ダを提供することを目的としている。
磁性面と磁気ヘッドの接触状態を常にしたテープレコー
ダを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープレコーダは、磁気テープの磁性面に接
触し、この磁性面を清掃する清掃部材を磁気ヘッドの上
流側で、かつ上記磁気ヘッドを有する磁気ヘッド装置に
一体に構成し、また上記清掃部材をテープパッドの両側
にガイド部を形成され、かつ磁気ヘッド装置の部分に圧
接可能に構成された磁気テープガイド部材を有するカセ
ットテープの上記磁気テープガイド部材により磁気テー
プがガイドされた状態でのみ磁性面に接触するように構
成しているものである。
に本発明のテープレコーダは、磁気テープの磁性面に接
触し、この磁性面を清掃する清掃部材を磁気ヘッドの上
流側で、かつ上記磁気ヘッドを有する磁気ヘッド装置に
一体に構成し、また上記清掃部材をテープパッドの両側
にガイド部を形成され、かつ磁気ヘッド装置の部分に圧
接可能に構成された磁気テープガイド部材を有するカセ
ットテープの上記磁気テープガイド部材により磁気テー
プがガイドされた状態でのみ磁性面に接触するように構
成しているものである。
【0006】
【作用】本発明のテープレコーダは、磁気テープの磁性
面に接触し、この磁性面を清掃する清掃部材を磁気ヘッ
ドの上流側で、かつ磁気ヘッドを有する磁気ヘッド装置
に一体に構成しているので常に清掃された磁性面が磁気
ヘッドに接触され、接触状態が安定し、テープレコーダ
本体も小型化できる。
面に接触し、この磁性面を清掃する清掃部材を磁気ヘッ
ドの上流側で、かつ磁気ヘッドを有する磁気ヘッド装置
に一体に構成しているので常に清掃された磁性面が磁気
ヘッドに接触され、接触状態が安定し、テープレコーダ
本体も小型化できる。
【0007】また清掃部材をテープパッドの両側にガイ
ド部を形成され、かつ磁気ヘッド装置の部分に圧接可能
に構成された磁気テープガイド部材を有するカセットテ
ープの磁気テープガイド部材により磁気テープがガイド
された状態でのみ磁性面に接触するように構成している
ので磁性面と磁気ヘッドの接触状態が安定する。
ド部を形成され、かつ磁気ヘッド装置の部分に圧接可能
に構成された磁気テープガイド部材を有するカセットテ
ープの磁気テープガイド部材により磁気テープがガイド
された状態でのみ磁性面に接触するように構成している
ので磁性面と磁気ヘッドの接触状態が安定する。
【0008】
【実施例】以下、本発明テープレコーダを図面に基づい
て説明する。図1は本発明テープレコーダの第1の実施
例の要部を示す平面図で、デジタル式コンパクトカセッ
トに磁気ヘッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示
す、図2は同アナログ式コンパクトカセットへの同状態
を示す、図3は同磁気ヘッド装置の磁気テープとの接触
面を示す背面図、図4は本発明テープレコーダの第2の
実施例の要部を示す平面図で、デジタル式コンパクトカ
セットに磁気ヘッドが入り込んだ再生(又は録音)状態
を示す、図5は同アナログ式コンパクトカセットへの同
状態を示す、図6は同磁気ヘッド装置の磁気テープとの
接触面を示す背面図、図7は本発明テープレコーダの第
3の実施例の要部を示す平面図で、デジタル式コンパク
トカセットに磁気ヘッドが入り込んだ再生(又は録音)
状態を示す、図8は同アナログ式コンパクトカセットへ
の同状態を示す、図9は同磁気ヘッド装置の磁気テープ
との接触面を示す背面図、図10は図7の部分拡大図、
図11はデジタル式コンパクトカセットの要部を示す平
面図、図12はデジタル式コンパクトカセットの要部を
示す正面図。図13はアナログ式コンパクトカッセトの
要部を示す正面図である。
て説明する。図1は本発明テープレコーダの第1の実施
例の要部を示す平面図で、デジタル式コンパクトカセッ
トに磁気ヘッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示
す、図2は同アナログ式コンパクトカセットへの同状態
を示す、図3は同磁気ヘッド装置の磁気テープとの接触
面を示す背面図、図4は本発明テープレコーダの第2の
実施例の要部を示す平面図で、デジタル式コンパクトカ
セットに磁気ヘッドが入り込んだ再生(又は録音)状態
を示す、図5は同アナログ式コンパクトカセットへの同
状態を示す、図6は同磁気ヘッド装置の磁気テープとの
接触面を示す背面図、図7は本発明テープレコーダの第
3の実施例の要部を示す平面図で、デジタル式コンパク
トカセットに磁気ヘッドが入り込んだ再生(又は録音)
状態を示す、図8は同アナログ式コンパクトカセットへ
の同状態を示す、図9は同磁気ヘッド装置の磁気テープ
との接触面を示す背面図、図10は図7の部分拡大図、
図11はデジタル式コンパクトカセットの要部を示す平
面図、図12はデジタル式コンパクトカセットの要部を
示す正面図。図13はアナログ式コンパクトカッセトの
要部を示す正面図である。
【0009】次に本発明テープレコーダの第1の実施例
について説明する、図1、2、3において、1は磁気ヘ
ッド装置本体であり、磁気ヘッド2、一対のテープガイ
ド1a、1b、ナイフエッジ状の第1、第2の磁性面清
掃部3、4を有している。
について説明する、図1、2、3において、1は磁気ヘ
ッド装置本体であり、磁気ヘッド2、一対のテープガイ
ド1a、1b、ナイフエッジ状の第1、第2の磁性面清
掃部3、4を有している。
【0010】5はデジタル式コンパクトカッセトであ
り、磁気テープ6、板バネ7に取り付けられたテープパ
ット8、このテープパッド8の両側に位置したガイド部
9a、9bを構成された板バネ状のテープガイド9を有
している。
り、磁気テープ6、板バネ7に取り付けられたテープパ
ット8、このテープパッド8の両側に位置したガイド部
9a、9bを構成された板バネ状のテープガイド9を有
している。
【0011】板バネ7及びテープガイド9はそれぞれの
両端部7a、7b及び9c,9dがカセット5の一対の
テープガイドピン5a、5b及びリブ5c、5dにより
保持されている。これらの状態は図11に示す。
両端部7a、7b及び9c,9dがカセット5の一対の
テープガイドピン5a、5b及びリブ5c、5dにより
保持されている。これらの状態は図11に示す。
【0012】ガイド部9a、9bは図1に示すように磁
気ヘッド装置本体1をカセット5に入り込ませた状態で
は磁気テープ6に摺接すると共にこの磁気テープ6に接
触しない幅方向の端部9e、9fが磁気ヘッド装置本体
1の凸部1c、1dに当接しこのガイド部9a、9bの
位置を規制している。またこの状態では磁気テープ6は
第1、第2の磁性面清掃部3、4に摺接される。
気ヘッド装置本体1をカセット5に入り込ませた状態で
は磁気テープ6に摺接すると共にこの磁気テープ6に接
触しない幅方向の端部9e、9fが磁気ヘッド装置本体
1の凸部1c、1dに当接しこのガイド部9a、9bの
位置を規制している。またこの状態では磁気テープ6は
第1、第2の磁性面清掃部3、4に摺接される。
【0013】10はアナログ式コンパクトカセットであ
り、磁気テープ11、板バネ12に取り付けられたテー
プパット13を有している。これらは周知であり詳述は
しない。
り、磁気テープ11、板バネ12に取り付けられたテー
プパット13を有している。これらは周知であり詳述は
しない。
【0014】次に本発明テープレコーダの第1の実施例
に於ける動作について説明する。最初にデジタル式コン
パクトカセットの動作について説明する。
に於ける動作について説明する。最初にデジタル式コン
パクトカセットの動作について説明する。
【0015】図1に示すようにカセット5に磁気ヘッド
装置本体1を入り込ませて磁気テープ6を図示しない第
1のキャプスタン、ピンチローラ等で矢印A方向に走行
させるとこの磁気テープ6の磁性面は主として第1の磁
性面清掃部3により清掃されて次に磁気ヘッド2に摺接
して第1の走行の再生(録音)状態とされる、また磁気
テープ6を第2のキャプスタン、ピンチローラ等で矢印
B方向に走行させるとこの磁気テープ6の磁性面は主と
して第2の磁性面清掃部4により清掃されて次に磁気ヘ
ッド2に摺接して第2の走行の再生(録音)状態とされ
る、このような第1、第2の走行については周知である
ので詳述はしない。
装置本体1を入り込ませて磁気テープ6を図示しない第
1のキャプスタン、ピンチローラ等で矢印A方向に走行
させるとこの磁気テープ6の磁性面は主として第1の磁
性面清掃部3により清掃されて次に磁気ヘッド2に摺接
して第1の走行の再生(録音)状態とされる、また磁気
テープ6を第2のキャプスタン、ピンチローラ等で矢印
B方向に走行させるとこの磁気テープ6の磁性面は主と
して第2の磁性面清掃部4により清掃されて次に磁気ヘ
ッド2に摺接して第2の走行の再生(録音)状態とされ
る、このような第1、第2の走行については周知である
ので詳述はしない。
【0016】第1、第2の磁性面清掃部3、4による磁
気テープ6の磁性面の清掃で発生する粉塵等は主として
磁気ヘッド装置本体1の凹部1eに蓄積される。
気テープ6の磁性面の清掃で発生する粉塵等は主として
磁気ヘッド装置本体1の凹部1eに蓄積される。
【0017】次にアナログ式コンパクトカセットの動作
について説明する。図2に示すようにカセット10に磁
気ヘッド装置本体1を入り込ませて磁気テープ11を図
示しない第1、第2のキャプスタン、ピンチローラ等で
矢印A又はB方向に走行させて、第1、第2の走行の再
生(録音)状態とされる、この時磁気テープ11の磁性
面は第1、第2の磁性面清掃部3、4から離間された状
態となる。
について説明する。図2に示すようにカセット10に磁
気ヘッド装置本体1を入り込ませて磁気テープ11を図
示しない第1、第2のキャプスタン、ピンチローラ等で
矢印A又はB方向に走行させて、第1、第2の走行の再
生(録音)状態とされる、この時磁気テープ11の磁性
面は第1、第2の磁性面清掃部3、4から離間された状
態となる。
【0018】次に本発明テープレコーダの第2の実施例
について説明する。図4、5、6において、第1の実施
例と異なるのはナイフエッジ状の磁性面清掃部3、4は
構成されず繊維状の第1、第2の磁性面清掃部14、1
5を有している点である。従ってガイド部9a、9bは
図4に示すように磁気ヘッド装置本体1をカセット5に
入り込ませた状態では磁気テープ6を第1、第2の磁性
面清掃部14、15と共に磁気テープ6を挟圧する。
について説明する。図4、5、6において、第1の実施
例と異なるのはナイフエッジ状の磁性面清掃部3、4は
構成されず繊維状の第1、第2の磁性面清掃部14、1
5を有している点である。従ってガイド部9a、9bは
図4に示すように磁気ヘッド装置本体1をカセット5に
入り込ませた状態では磁気テープ6を第1、第2の磁性
面清掃部14、15と共に磁気テープ6を挟圧する。
【0019】次に本発明テープレコーダの第2の実施例
に於ける動作について説明する。第1の実施例と異なる
のは、図4に示すようにカセット5に磁気ヘッド装置本
体1を入り込ませて磁気テープ6を第1、第2の走行の
再生(録音)状態とした時、第1の走行時は磁気テープ
6の磁性面は主として第1の磁性面清掃部14により清
掃されると共に磁気テープ6に走行負荷を付与されて次
に磁気ヘッド2に摺接され、第2の走行時は磁気テープ
6の磁性面は主として第2の磁性面清掃部15により清
掃されると共に磁気テープ6に走行負荷を付与されて次
に磁気ヘッド2に摺接される点である。従って磁性面と
磁気ヘッド2とはより安定に接触する。
に於ける動作について説明する。第1の実施例と異なる
のは、図4に示すようにカセット5に磁気ヘッド装置本
体1を入り込ませて磁気テープ6を第1、第2の走行の
再生(録音)状態とした時、第1の走行時は磁気テープ
6の磁性面は主として第1の磁性面清掃部14により清
掃されると共に磁気テープ6に走行負荷を付与されて次
に磁気ヘッド2に摺接され、第2の走行時は磁気テープ
6の磁性面は主として第2の磁性面清掃部15により清
掃されると共に磁気テープ6に走行負荷を付与されて次
に磁気ヘッド2に摺接される点である。従って磁性面と
磁気ヘッド2とはより安定に接触する。
【0020】アナログ式コンパクトカセットの動作につ
いては図5に示すようにカセット10に磁気ヘッド装置
本体1を入り込ませて磁気テープ11を第1、第2の走
行の再生(録音)状態とさせた時磁気テープ11の第
1、第2の磁性面は磁性面清掃部14、15から離間さ
れた状態となる。
いては図5に示すようにカセット10に磁気ヘッド装置
本体1を入り込ませて磁気テープ11を第1、第2の走
行の再生(録音)状態とさせた時磁気テープ11の第
1、第2の磁性面は磁性面清掃部14、15から離間さ
れた状態となる。
【0021】次に本発明テープレコーダの第3の実施例
について説明する、図7、8、9、及び図10におい
て、第1の実施例と異なるのはナイフエッジ状の第1、
第2の磁性面清掃部3、4がガイド部9a、9bの外側
にある点である。従ってガイド部9a、9bは図7に示
すように磁気ヘッド装置本体1をカセット5に入り込ま
せた状態では磁気テープ6に摺接すると共にこの磁気テ
ープ6に接触しない幅方向の端部9e、9fが磁気ヘッ
ド装置本体1の凸部1c、1dに当接しこのガイド部9
a、9bの位置を規制している。またこの状態では磁気
テープ6はガイド部9a、9bの外側にある第1、第2
の磁性面清掃部3、4に摺接される。
について説明する、図7、8、9、及び図10におい
て、第1の実施例と異なるのはナイフエッジ状の第1、
第2の磁性面清掃部3、4がガイド部9a、9bの外側
にある点である。従ってガイド部9a、9bは図7に示
すように磁気ヘッド装置本体1をカセット5に入り込ま
せた状態では磁気テープ6に摺接すると共にこの磁気テ
ープ6に接触しない幅方向の端部9e、9fが磁気ヘッ
ド装置本体1の凸部1c、1dに当接しこのガイド部9
a、9bの位置を規制している。またこの状態では磁気
テープ6はガイド部9a、9bの外側にある第1、第2
の磁性面清掃部3、4に摺接される。
【0022】次に本発明テープレコーダの第3の実施例
に於ける動作について説明する。第1の実施例と異なる
のは、図7に示すようにカセット5に磁気ヘッド装置本
体1を入り込ませて磁気テープ6を第1、第2の走行の
再生(録音)状態とした時、第1の走行時はこの磁気テ
ープ6の磁性面は主としてガイド部9aの外側にある第
1の磁性面清掃部3により清掃されてガイド部9aを介
して次に磁気ヘッド2に摺接され、第2の走行時はこの
磁気テープ6の磁性面は主としてガイド部9bの外側に
ある第2の磁性面清掃部4により清掃されてガイド部9
bを介して次に磁気ヘッド2に摺接される点である、第
1、第2の磁性面清掃部3、4による磁気テープ6の磁
性面の清掃で発生する粉塵等は主として磁気ヘッド装置
本体1の凹部1eに蓄積される。
に於ける動作について説明する。第1の実施例と異なる
のは、図7に示すようにカセット5に磁気ヘッド装置本
体1を入り込ませて磁気テープ6を第1、第2の走行の
再生(録音)状態とした時、第1の走行時はこの磁気テ
ープ6の磁性面は主としてガイド部9aの外側にある第
1の磁性面清掃部3により清掃されてガイド部9aを介
して次に磁気ヘッド2に摺接され、第2の走行時はこの
磁気テープ6の磁性面は主としてガイド部9bの外側に
ある第2の磁性面清掃部4により清掃されてガイド部9
bを介して次に磁気ヘッド2に摺接される点である、第
1、第2の磁性面清掃部3、4による磁気テープ6の磁
性面の清掃で発生する粉塵等は主として磁気ヘッド装置
本体1の凹部1eに蓄積される。
【0023】アナログ式コンパクトカセットの動作につ
いては図8に示すようにカセット10に磁気ヘッド装置
本体1を入り込ませて磁気テープ11を第1、第2の走
行の再生(録音)状態とさせた時磁気テープ11の磁性
面は磁性面清掃部3、4から離間された状態となる。
いては図8に示すようにカセット10に磁気ヘッド装置
本体1を入り込ませて磁気テープ11を第1、第2の走
行の再生(録音)状態とさせた時磁気テープ11の磁性
面は磁性面清掃部3、4から離間された状態となる。
【0024】このように第1の走行時は第1の磁性面清
掃部3、14が、第2の走行時は第2の磁性面清掃部
4、15が磁気テープ6の磁性面を清掃するのでこの磁
性面と磁気ヘッド2との接触が安定である。またアナロ
グ式コンパクトカセットを用いる場合は磁気テープ11
の磁性面と第1、第2の磁性面清掃部3、4及び14、
15が接触しないのでこの第1、第2の磁性面清掃部
3、4及び14、15の摩耗、汚れ等が少なくてすむ。
掃部3、14が、第2の走行時は第2の磁性面清掃部
4、15が磁気テープ6の磁性面を清掃するのでこの磁
性面と磁気ヘッド2との接触が安定である。またアナロ
グ式コンパクトカセットを用いる場合は磁気テープ11
の磁性面と第1、第2の磁性面清掃部3、4及び14、
15が接触しないのでこの第1、第2の磁性面清掃部
3、4及び14、15の摩耗、汚れ等が少なくてすむ。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明テープレコー
ダは、磁気テープの磁性面に接触し、この磁性面を清掃
する清掃部材を磁気ヘッドの上流側で、かつ上記磁気ヘ
ッドを有する磁気ヘッド装置に一体に構成しているので
常に清掃された磁性面が磁気ヘッドに接触され、接触状
態が安定し、テープレコーダ本体も小型化できる。
ダは、磁気テープの磁性面に接触し、この磁性面を清掃
する清掃部材を磁気ヘッドの上流側で、かつ上記磁気ヘ
ッドを有する磁気ヘッド装置に一体に構成しているので
常に清掃された磁性面が磁気ヘッドに接触され、接触状
態が安定し、テープレコーダ本体も小型化できる。
【図1】本発明テープレコーダの第1の実施例の要部を
示す平面図で、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す図
示す平面図で、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す図
【図2】同アナログ式コンパクトカッセトへの同状態を
示す図
示す図
【図3】同磁気ヘッド装置の磁気テープとの接触面を示
す背面図
す背面図
【図4】本発明テープレコーダの第2の実施例の要部を
示す平面図で、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す図
示す平面図で、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す図
【図5】同アナログ式コンパクトカセットへの同状態を
示す図
示す図
【図6】同磁気ヘッド装置の磁気テープとの接触面を示
す背面図
す背面図
【図7】本発明テープレコーダの第3の実施例の要部を
示す平面図で、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す図
示す平面図で、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す図
【図8】同アナログ式コンパクトカセットへの同状態を
示す図
示す図
【図9】同磁気ヘッド装置の磁気テープとの接触面を示
す背面図
す背面図
【図10】本発明テープレコーダの第3の実施例の要部
を示すもので、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す部分拡大
図
を示すもので、デジタル式コンパクトカセットに磁気ヘ
ッドが入り込んだ再生(又は録音)状態を示す部分拡大
図
【図11】デジタル式コンパクトカセットの要部を示す
平面図
平面図
【図12】デジタル式コンパクトカセットの要部を示す
正面図
正面図
【図13】アナログ式コンパクトカッセトの要部を示す
正面図
正面図
1 磁気ヘッド装置本体 2 磁気ヘッド 3 第1の磁性面清掃部 4 第2の磁性面清掃部 5 デジタル式コンパクトカセット 6 デジタル磁気テープ 9a ガイド部 9b ガイド部 10 アナログ式コンパクトカセット 11 アナログ磁気テープ 14 第1の磁性面清掃部 15 第2の磁性面清掃部
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気テープの磁性面に接触し、この磁性
面を清掃する清掃部材を磁気ヘッドの上流側で、かつ前
記磁気ヘッドを有する磁気ヘッド装置に一体に構成した
ことを特徴とするテープレコーダ。 - 【請求項2】 テープパッドの両側にガイド部が形成さ
れ、かつ磁気ヘッド装置に圧接可能に構成された磁気テ
ープガイド部材を有するカセットテープの磁気テープガ
イド部材により磁気テープがガイドされた状態でのみ、
清掃部材が磁性面に接触するように構成したことを特徴
とする請求項1記載のテープレコーダ。 - 【請求項3】 清掃部材は磁気テープガイド部材に対向
した位置に設けた繊維状の部材と成し、この清掃部材と
磁気テープガイド部材で磁気テープを挟圧させるよう構
成したことを特徴とする請求項1及び2記載のテープレ
コーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334163A JPH06180968A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | テープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334163A JPH06180968A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | テープレコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180968A true JPH06180968A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18274249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4334163A Pending JPH06180968A (ja) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | テープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06180968A (ja) |
-
1992
- 1992-12-15 JP JP4334163A patent/JPH06180968A/ja active Pending
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