JPH0618044U - 建設機械の燃料タンク - Google Patents
建設機械の燃料タンクInfo
- Publication number
- JPH0618044U JPH0618044U JP6110192U JP6110192U JPH0618044U JP H0618044 U JPH0618044 U JP H0618044U JP 6110192 U JP6110192 U JP 6110192U JP 6110192 U JP6110192 U JP 6110192U JP H0618044 U JPH0618044 U JP H0618044U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- fuel tank
- groove
- filler port
- vehicle body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料が安全に補給できる燃料タンクを提供す
る。 【構成】 車体１に搭載された燃料タンク本体２の給油
口近傍に、給油口２ａよりこぼれた燃料を集める凸部２
ｂを形成すると共に、上記燃料タンク本体２の外周面
に、上記凸部２ｂで集められた燃料を燃料タンク本体２
の下方へ流下させる凹溝２ｃを形成したもので、給油中
に燃料がこぼれたり、溢れても、燃料タンク本体２周辺
の広い範囲に付着することがないので、燃料を安全に補
給することができる。
る。 【構成】 車体１に搭載された燃料タンク本体２の給油
口近傍に、給油口２ａよりこぼれた燃料を集める凸部２
ｂを形成すると共に、上記燃料タンク本体２の外周面
に、上記凸部２ｂで集められた燃料を燃料タンク本体２
の下方へ流下させる凹溝２ｃを形成したもので、給油中
に燃料がこぼれたり、溢れても、燃料タンク本体２周辺
の広い範囲に付着することがないので、燃料を安全に補
給することができる。
Description
【０００１】
この考案は燃料を安全に補給できるようにした建設機械の燃料タンクに関する 。
【０００２】
従来パワショベルのような建設機械には、図１に示すように車体ａの一部に燃 料タンクｂが設置されていて、作業開始前や、燃料が少なくなった場合に燃料を 補給している。 また建設機械が小型のパワショベルなどの場合、燃料タンクの容量も比較的小 さいため、ポリタンクと呼ばれる合成樹脂製の携帯タンクｃを使用して燃料タン クｂへ燃料を補給している。
【０００３】
しかし携帯タンクｃで燃料タンクｂへ燃料を補給する場合、給油口ｄより燃料 の一部がこぼれたり、給油口ｄより溢れた燃料が燃料タンクｂの周辺に付着する ことがあり、引火などの危険がある不具合があった。 この考案はかかる従来の不具合を改善するためになされたもので燃料が安全に 補給できるようにした建設機械の燃料タンクを提供することを目的とするもので ある。
【０００４】
この考案は上記目的を達成するために、車体に搭載された燃料タンク本体の給 油口近傍に、給油口よりこぼれた燃料を集める凸部を形成すると共に、上記燃料 タンク本体の外周面に、上記凸部で集められた燃料を燃料タンク本体の下方へ流 下させる凹溝を形成したものである。
【０００５】
【作用】 上記構成により、給油中に燃料がこぼれたり、給油口より溢れても、凹溝に沿 って流下されて、燃料タンク本体周辺の広い範囲に付着することがないので、引 火の心配などがない。
【０００６】
この考案の一実施例を図２ないし図４を参照して詳述する。 これら図において１は建設機械の車体、２は該車体１に搭載された燃料タンク 本体を示す。 上記燃料タンク本体２は全体が合成樹脂により成形されていて、上部に着脱自 在なキャップ３が螺装された給油口２ａを有している。
【０００７】 また給油口２ａの近傍には、高さｈの一対の凸部２ｂが間隔を存して突設され ていて、給油口２ａとこの凸部２ｂの間に、燃料タンク本体２の外周面に沿って 環状に凹溝２ｃが形成されている。 この凹溝２ｃは給油中に給油口２ａよりこぼれた燃料を集めて燃料タンク本体 ２の下方へ案内するもので、上記凹溝２ｃの直下に位置する車体１の一部には、 凹溝２ｃに沿って流下してきた燃料を車体１の下方へ排出する排出口１ａが開口 されている。
【０００８】 一方上記燃料タンク本体２の外周部には、上記凸部２ｂと間隔を存して突設さ れた凸部２ｅとの間に凹溝２ｃに隣接してバンド取付け溝２ｄが凹溝２ｃと平行 するように形成されていて、このバンド取付け溝２ｄに、燃料タンク本体２を車 体１へ固定するバンド（図示せず）が捲装されるようになっている。 なお図中４は燃料タンク本体２を覆うように設けられたカバーを示す。
【０００９】 次に作用を説明すると、作業開始前や作業中に燃料がなくなって燃料を補給す る場合、燃料タンク本体２の給油口２ａに螺装されているキャップ３を外して給 油口２ａより補給するが、このとき燃料の一部がこぼれたり、燃料タンク本体２ 内が一杯になって燃料の一部が溢れても、この燃料は給油口２ａの近傍に形成さ れた凸部２ｂによって凹溝２ｃ内に集められ、そして凹溝２ｃに沿って流下して 、凹溝２ｃの下方に開口された排出口１ａより車体１の下方へ排出されるため、 燃料タンク本体２周辺の広い範囲に付着することがない。 これによって燃料タンク本体２の周辺に付着した燃料に引火する心配がなくな るため、燃料を安全に補給することができる。
【００１０】
この考案は以上詳述したように、車体に搭載された燃料タンク本体の給油口近 傍に、給油口よりこぼれたり、溢れた燃料を凹溝へ案内する凸部を形成したこと から、給油中に燃料がこぼれたり、溢れても、凹溝を流下して燃料タンク本体の 下方へ排出されるため、燃料タンク本体周辺の広い範囲に付着することがない。 これによって燃料タンク本体周辺に付着した燃料に引火するなどの危険が少な くなるため、燃料を安全に補給することができる。
【図１】従来の建設機械の燃料タンクを示す説明図であ
る。
る。
【図２】この考案の一実施例になる建設機械の燃料タン
クを示す正面図である。
クを示す正面図である。
【図３】この考案の一実施例になる建設機械の燃料タン
クの斜視図である。
クの斜視図である。
【図４】図３のＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
１ 車体 １ａ 排出口 ２ 燃料タンク本体 ２ａ 給油口 ２ｂ 凸部 ２ｃ 凹溝
Claims (2)
- 【請求項１】 車体１に搭載された燃料タンク本体２の
給油口近傍に、給油口２ａよりこぼれた燃料を集める凸
部２ｂを形成すると共に、上記燃料タンク本体２の外周
面に、上記凸部２ｂで集められた燃料を燃料タンク本体
２の下方へ流下させる凹溝２ｃを形成してなる建設機械
の燃料タンク。 - 【請求項２】 燃料タンク本体２近傍の車体１の一部
に、凹溝２ｃを流下した燃料を車体１の下方へ排出する
排出口１ａを開口してなる請求項１記載の燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110192U JPH0618044U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 建設機械の燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6110192U JPH0618044U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 建設機械の燃料タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618044U true JPH0618044U (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=13161365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6110192U Pending JPH0618044U (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 建設機械の燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618044U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0711915A1 (en) | 1994-11-08 | 1996-05-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Connecting structure for injection nozzle pipe |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP6110192U patent/JPH0618044U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0711915A1 (en) | 1994-11-08 | 1996-05-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Connecting structure for injection nozzle pipe |
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