JPH06180182A - 傘脱水機 - Google Patents
傘脱水機Info
- Publication number
- JPH06180182A JPH06180182A JP32956092A JP32956092A JPH06180182A JP H06180182 A JPH06180182 A JP H06180182A JP 32956092 A JP32956092 A JP 32956092A JP 32956092 A JP32956092 A JP 32956092A JP H06180182 A JPH06180182 A JP H06180182A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- water
- receiver
- storage tank
- dehydrator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】傘脱水機の全高を低くし構成でき経済性、安定
性の低下しない傘脱水機を提供する。 【構成】漏斗状に形成された傘受器5の内側と傘受器5
に差し込んだ雨傘14との間にエアを吹き出させる送風
手段6と、傘受器5で吸水された水分をその外側から吸
引除去する吸排水手段8と、傘受器5の内側の水を送風
手段6の圧縮空気通路7を介して受ける偏平な第1の貯
水タンク16と、傘受器5の外側の水を吸排水手段8の
吸引ダクト9を介して受けかつ、第1の貯水タンク16
より上位に配置された第2の貯水タンクとよりなり従来
のものに比し傘脱水機の全高を低く形成している。
性の低下しない傘脱水機を提供する。 【構成】漏斗状に形成された傘受器5の内側と傘受器5
に差し込んだ雨傘14との間にエアを吹き出させる送風
手段6と、傘受器5で吸水された水分をその外側から吸
引除去する吸排水手段8と、傘受器5の内側の水を送風
手段6の圧縮空気通路7を介して受ける偏平な第1の貯
水タンク16と、傘受器5の外側の水を吸排水手段8の
吸引ダクト9を介して受けかつ、第1の貯水タンク16
より上位に配置された第2の貯水タンクとよりなり従来
のものに比し傘脱水機の全高を低く形成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨で濡れた傘を瞬時に
脱水して、屋内において床面等を雨水で漏らすことなく
傘を携行することができる傘の脱水装置に関するもので
ある。
脱水して、屋内において床面等を雨水で漏らすことなく
傘を携行することができる傘の脱水装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の傘脱水装置として例えば
図1に示す如き構造のものがある。すなわち、1は上側
開口部が朝顔形に開口する傘受器本体であって、この傘
受器本体1の内側周面には通気用の間隙2を隔てて多孔
性プレート3が取付けられている。さらにこの多孔性プ
レート3の内周面には綿布、セーヌ皮等の吸水性に優れ
たシート材による吸水シート4が添設されて傘受器5を
構成しているものである。
図1に示す如き構造のものがある。すなわち、1は上側
開口部が朝顔形に開口する傘受器本体であって、この傘
受器本体1の内側周面には通気用の間隙2を隔てて多孔
性プレート3が取付けられている。さらにこの多孔性プ
レート3の内周面には綿布、セーヌ皮等の吸水性に優れ
たシート材による吸水シート4が添設されて傘受器5を
構成しているものである。
【0003】またこの傘受器5の下端開口部は、送風機
6による送風がなされるエアボックス7に接続され、ま
た傘受器本体1の下端開口部は、吸気ファン8に通じる
吸気ボックス9に接続されている。
6による送風がなされるエアボックス7に接続され、ま
た傘受器本体1の下端開口部は、吸気ファン8に通じる
吸気ボックス9に接続されている。
【0004】上記エアボックス7及び吸気ボックス9の
下面には、排水口10及び11が設けられていて、それ
ら排水口10及び11の下側に水分受けタンク12が配
置されている。
下面には、排水口10及び11が設けられていて、それ
ら排水口10及び11の下側に水分受けタンク12が配
置されている。
【0005】なお13は吸気ファン8の駆動モータ、1
4は脱水すべき傘布15を有する傘を示す。
4は脱水すべき傘布15を有する傘を示す。
【0006】そしてかかる構造の傘脱水装置により、雨
水によって濡れている傘布15の脱水を行なうときは、
送風機6及び吸気ファン8を交互に駆動して、送風機6
による風力で、傘布15に付着されている水分の離脱を
図り、また吸気ファン8による吸引力で傘布15に残存
されている水分を吸水シート4に吸着せしめて傘布15
の脱水を行なうものである。
水によって濡れている傘布15の脱水を行なうときは、
送風機6及び吸気ファン8を交互に駆動して、送風機6
による風力で、傘布15に付着されている水分の離脱を
図り、また吸気ファン8による吸引力で傘布15に残存
されている水分を吸水シート4に吸着せしめて傘布15
の脱水を行なうものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の傘脱水機にあっては、エアボックス7内を流
通する水分と、吸気ボックス9内を流通する水分の双方
を共用する1個の水分受タンク12内に貯える構造とな
っているために、その水分受タンクの容量を充分確保す
る関係で必然的に水分受タンクの高さH1 を例えば10
0mm程度の高さに設定する必要がある。従ってこの水
分受タンクの高さH1 を高くすることで傘脱水機全高H
2 も高くなり、例えば子供等の身長の低い利用者にあっ
ては、雨傘を、傘脱水機内に挿入しにくく、実用性が低
下する。さらには傘脱水機全体の重量増加により経済
性、安定性が低下するという問題点があった。
うな従来の傘脱水機にあっては、エアボックス7内を流
通する水分と、吸気ボックス9内を流通する水分の双方
を共用する1個の水分受タンク12内に貯える構造とな
っているために、その水分受タンクの容量を充分確保す
る関係で必然的に水分受タンクの高さH1 を例えば10
0mm程度の高さに設定する必要がある。従ってこの水
分受タンクの高さH1 を高くすることで傘脱水機全高H
2 も高くなり、例えば子供等の身長の低い利用者にあっ
ては、雨傘を、傘脱水機内に挿入しにくく、実用性が低
下する。さらには傘脱水機全体の重量増加により経済
性、安定性が低下するという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、エアボックス内を流
通する水分を回収するタンクと、吸気ボックス内を流通
する水分を回収するタンクとを別々とする2槽構造とな
してエアボックス内水分を回収するタンクを薄型とな
し、また吸気ボックス内水分を回収するタンクを、エア
ボックスの横側に設置して、傘脱水機全高を低くく構成
することができる傘脱水機を提供することにある。
問題点に着目してなされたもので、エアボックス内を流
通する水分を回収するタンクと、吸気ボックス内を流通
する水分を回収するタンクとを別々とする2槽構造とな
してエアボックス内水分を回収するタンクを薄型とな
し、また吸気ボックス内水分を回収するタンクを、エア
ボックスの横側に設置して、傘脱水機全高を低くく構成
することができる傘脱水機を提供することにある。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図2に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で説明した
構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付してそ
の同一構造部分の構造説明は省略する。
細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で説明した
構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付してそ
の同一構造部分の構造説明は省略する。
【0010】すなわち、本実施例においては、エアボッ
クス7の排水口10から導出される水分を受ける第1の
水分受タンク16を、エアボックス7の下側に配置する
と共に、薄型偏平形状に形成する。また吸気ボックス9
の排水口11から導出される水分は、上記第1の水分受
タンク16とは別容器である第2の水分受タンク17に
よって貯えられるようにし、その第2の水分受タンク1
7は、前記エアボックス7の横側に形成される空間を利
用して、上記吸気ボックス9の下側に配置せしめたもの
である。
クス7の排水口10から導出される水分を受ける第1の
水分受タンク16を、エアボックス7の下側に配置する
と共に、薄型偏平形状に形成する。また吸気ボックス9
の排水口11から導出される水分は、上記第1の水分受
タンク16とは別容器である第2の水分受タンク17に
よって貯えられるようにし、その第2の水分受タンク1
7は、前記エアボックス7の横側に形成される空間を利
用して、上記吸気ボックス9の下側に配置せしめたもの
である。
【0011】このように本実施例にあっては、エアボッ
クス7内の水分を回収する第1の水分受タンクと吸気ボ
ックス9内の水分を回収する第2の水分受タンクとに分
離構成し各タンクにおける容積を小さくすることができ
るようにしたものであるから、エアボックス7の下側に
位置される第1の水分受タンク16の高さH3 を偏平薄
型に形成することができ、これによって傘脱水機の全高
H4 を従来構造のものより、例えば70mm程度低める
ことができる。
クス7内の水分を回収する第1の水分受タンクと吸気ボ
ックス9内の水分を回収する第2の水分受タンクとに分
離構成し各タンクにおける容積を小さくすることができ
るようにしたものであるから、エアボックス7の下側に
位置される第1の水分受タンク16の高さH3 を偏平薄
型に形成することができ、これによって傘脱水機の全高
H4 を従来構造のものより、例えば70mm程度低める
ことができる。
【0012】また吸気ボックス9内の水分を回収する第
2の水分受タンク17はエアボックスの横側である空間
を利用して設備するので、傘脱水機の全高を大きくする
要因にはならない。
2の水分受タンク17はエアボックスの横側である空間
を利用して設備するので、傘脱水機の全高を大きくする
要因にはならない。
【0013】このように、本実施例では傘脱水機の全高
を従来例のものに比して低くく形成することができるの
で、小供等の背の低いものであっても、その傘脱水機の
利用がしやすくなり実用性が向上される。また傘脱水機
の高さを低くめることで安全性、経済性が高められると
いう特長がある。
を従来例のものに比して低くく形成することができるの
で、小供等の背の低いものであっても、その傘脱水機の
利用がしやすくなり実用性が向上される。また傘脱水機
の高さを低くめることで安全性、経済性が高められると
いう特長がある。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、漏斗状に形成さ
れかつ内部に差し込まれた雨傘のしずくを吸水する傘受
器5の内側面と該傘受器5の内部に差し込んだ雨傘14
との間にエアーを吹き出させる送風手段6と、前記傘受
器5で吸水された水分を該傘受器5の外側から吸引除去
する吸排水手段8と、前記傘受器5内側の水を前記送風
手段6の圧縮空気通路7を介して受ける偏平なる第1の
貯水タンク16と、前記傘受器5外側の水を前記吸排水
手段8の吸引ダクト9を介して受けかつ、前記第1の貯
水タンク16より上位に配置された第2の貯水タンク1
7とより成る傘脱水機であるから、これによれば、傘脱
水機の全高を従来例のものに比して低くく形成すること
ができるので、小供等の背の低いものであっても、その
傘脱水機の利用がしやすくなり実用性が向上される。ま
た傘脱水機の高さを低くめることで安全性、経済性が高
められるという効果がある。
れかつ内部に差し込まれた雨傘のしずくを吸水する傘受
器5の内側面と該傘受器5の内部に差し込んだ雨傘14
との間にエアーを吹き出させる送風手段6と、前記傘受
器5で吸水された水分を該傘受器5の外側から吸引除去
する吸排水手段8と、前記傘受器5内側の水を前記送風
手段6の圧縮空気通路7を介して受ける偏平なる第1の
貯水タンク16と、前記傘受器5外側の水を前記吸排水
手段8の吸引ダクト9を介して受けかつ、前記第1の貯
水タンク16より上位に配置された第2の貯水タンク1
7とより成る傘脱水機であるから、これによれば、傘脱
水機の全高を従来例のものに比して低くく形成すること
ができるので、小供等の背の低いものであっても、その
傘脱水機の利用がしやすくなり実用性が向上される。ま
た傘脱水機の高さを低くめることで安全性、経済性が高
められるという効果がある。
【図1】従来例の傘脱水機の構造説明図。
【図2】本発明実施例の傘脱水機の構造説明図。
1…傘受器本体 2…間隙 3…多孔性プレート 4…吸水シート 5…傘受器 6…送風機 7…エアボックス 8…吸気ファン 9…吸気ボックス 10…排水口 11…排水口 13…駆動モータ 14…傘 15…傘布 16…第1の水分受タンク 17…第2の水分受
タンク
タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 漏斗状に形成されかつ内部に差し込まれ
た雨傘のしずくを吸水する傘受器(5)の内側面と該傘
受器(5)の内部に差し込んだ雨傘(14)との間にエ
アーを吹き出させる送風手段(6)と、前記傘受器
(5)で吸水された水分を該傘受器(5)の外側から吸
引除去する吸排水手段(8)と、前記傘受器(5)内側
の水を前記送風手段(6)の圧縮空気通路(7)を介し
て受ける偏平なる第1の貯水タンク(16)と、前記傘
受器(5)外側の水を前記吸排水手段(8)の吸引ダク
ト(9)を介して受けかつ、前記第1の貯水タンク(1
6)より上位に配置された第2の貯水タンク(17)と
より成ることを特徴とする傘脱水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32956092A JPH06180182A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 傘脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32956092A JPH06180182A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 傘脱水機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180182A true JPH06180182A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18222725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32956092A Pending JPH06180182A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 傘脱水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06180182A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108759316A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-11-06 | 上海理工大学 | 一种雨伞存放装置 |
-
1992
- 1992-12-09 JP JP32956092A patent/JPH06180182A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108759316A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-11-06 | 上海理工大学 | 一种雨伞存放装置 |
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