JPH06221755A - 傘の脱水装置 - Google Patents

傘の脱水装置

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Publication number
JPH06221755A
JPH06221755A JP938693A JP938693A JPH06221755A JP H06221755 A JPH06221755 A JP H06221755A JP 938693 A JP938693 A JP 938693A JP 938693 A JP938693 A JP 938693A JP H06221755 A JPH06221755 A JP H06221755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
receiver
cover
switch
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP938693A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kotani
小谷修一
Toshishige Odanaka
利成 小田中
Tetsuji Ogawa
小川哲司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kansei Corp filed Critical Kansei Corp
Priority to JP938693A priority Critical patent/JPH06221755A/ja
Publication of JPH06221755A publication Critical patent/JPH06221755A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 迅速かつ確実に脱水ができる傘脱水装置を提
供する。 【構成】 漏斗状に形成されて上側開口部が開口されて
いる傘受器13の開口部に開閉可能な蓋体21を軸支さ
せ、さらにその蓋体21の内壁面に付着した水分を回収
排出する排水手段を設けて、傘受器13の内底部より上
方に吹き出す風力による飛散水及び送風機14の騒音を
蓋体13によって受け止め、利用者への害を未然に防止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨で濡れた傘を瞬時に
脱水して、屋内において床面等を雨水で濡らすことなく
傘を携行することができる傘の脱水装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の傘脱水装置として例えば
図1に示す如き構造のものがある。すなわち、1は上側
開口部が漏斗状(朝顔形)に開口する傘受器本体であっ
て、この傘受器本体1の内側周面には通気用の間隙2を
隔てて多孔性プレート3が取付けられている。さらにこ
の多孔性プレート3の内周面には綿布、セーム皮等の吸
水性に優れたシート材による吸水シート4が添設されて
傘受器13を構成しているものである。
【0003】また上記傘受器本体1の下端開口部は、ダ
クト5を介してシロッコファン6を内装している吸気ケ
ーシング7に接続されている。8は上記シロッコファン
6を駆動せしめるためのモータ、9及び10は吸気ケー
シング7に設けられている排水口及び排気口である。
【0004】従来の傘脱水装置は、以上の構造であっ
て、雨水によって濡れている傘の脱水を行なうときは、
先ずモータ8を駆動してシロッコファン6を回転させて
朝顔形である傘受器13の内部を負圧状態とした上で、
その傘受器13の内部に濡れた傘11を差し込むと、上
記負圧作用によって濡れている傘布12が吸水シート4
に接着して傘布12の水分が吸水シート4に吸水され
て、傘布12に付着されていた雨水が直に除去されるも
のである。
【0005】ところが、このような従来の傘脱水装置に
よって、濡れ傘を脱水しようとするときは、漏斗状に形
成されている傘受器13内に、その濡れ傘11を無造作
に差し込んで、吸水シート4による吸水力で脱水を期待
するものであるが、つぼめた傘にはひだが生じるため
に、このひだの重り面は、吸水シート4との密接性が損
なわれ、これが原因で傘布12に付着されている雨滴の
除去効率が低いという問題点があった。
【0006】そこでこの問題点を解消するために、本願
出願人は、図2に示す如き構造の傘脱水装置を先に出願
している。すなわち、この傘脱水装置は、傘受器13の
内側面と、該傘受器13内部に差し込んだ雨傘11との
間にその傘受器13の底部から上部に向ってエアーを吹
き出させしめるための送風機14を設けて、その送風機
14とシロッコファン6を数秒間隔で交互に繰返し動作
させることで傘布12からの水分除去を迅速かつ確実に
行なうことができるようにした傘脱水装置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行例
の傘脱水装置にあっては、送風機14の駆動時におい
て、傘受器13の内部から吹き上げられる水分が、その
傘受器13の上側開口部より外部に向って飛散されるた
めに、該傘脱水装置を利用する者の手、顔等に飛散水が
付着するという不具合があった。
【0008】また傘受器13の上側が漏斗状に開口され
ていることで送風音が大きく送風機駆動時の静粛性に欠
けるという不具合もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる不具合
に着目してなされたもので、漏斗状に形成されて上側開
口部が開口されている傘受器の上記開口部に開閉可能で
ある蓋体を軸支させ、さらにその蓋体の内壁面に付着し
た水分を回収排出する排水手段を設けて、傘受器の内底
部より上方向に吹き出す風力による飛散水及び送風機騒
音を上記蓋体によって受け止め、利用者への害を未然に
防止することができる傘の脱水装置を提供することにあ
る。
【0010】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例の構造と、従来例及び先行例
で説明した構造との同一部分は、従来例及び先行例で使
用した符号を付してその同一構造部分の構造説明は省略
する。
【0011】図3及び図4において、21は漏斗形状の
傘受器13の上側開口部に、ヒンジ22によって開閉可
能に軸支されている略ドーム形状の蓋体であって、この
蓋体21の閉塞時において、該蓋体21の周縁に形成さ
れている鍔面23が、傘受器本体1の上側端に形成され
ている鍔面24に当接されるようになっている。
【0012】上記蓋体21には排気口25と、この蓋体
21を開閉するときに使用する柄26が設けられてい
る。また上記傘受器本体1の上側開口部辺縁には、その
開口周縁に沿って形成される樋27が形成されており、
この樋27は排水パイプ28に接続されている。さらに
傘受器本体1の上側開口部辺縁には、蓋体21が閉塞さ
れることにより閉路されて送風機14を駆動することが
できるスイッチ29が設備されている。30は傘受器1
3内へ雨傘11が差し込まれたことを検知するスイッチ
31のスイッチレバーを示す。
【0013】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べると、先ず蓋体21を開き、脱水すべ
き雨傘11を傘受器13内に差し込むと、街傘の石突き
32によってスイッチレバー30が動作し、スイッチ3
1が閉路状態となる。次に利用者が、蓋体21を閉塞す
ると、スイッチ29が閉路し、これによって送風機14
が駆動する。この送風機14の駆動力により、圧力空気
が傘受器13の内側と雨傘11との間に送り込まれ、こ
の圧力空気の作用により傘受器13内に差し込まれてい
る雨傘に付着されている水分(雨水)を吹き上げ(吹き
落し)、雨傘の脱水を行なう。
【0014】空気圧により吹き上げられた水滴33は、
蓋体21の裏面に付着され、さらにこの裏面に付着され
た水分は、蓋体21の裏面を伝わって樋27内に落ち込
み、さらにはこの樋を伝わって排出パイプ28によって
外部へ排出されるものである。また送風機14による風
力は蓋体21に設けた排気口25を経て外部へ放出され
るため、送風機14による風圧力が妨げられることなく
雨傘の脱水が有効になされる。
【0015】従ってその蓋体21の被せ作用によって送
風機の駆動による傘の脱水時において、その傘から脱落
された水分が傘受器外へ飛散されることがなく、使用者
への飛散水による害が未然に防止でき、さらには、送風
機の騒音が傘受器外部へ放出され難くなって静粛性が向
上される。
【0016】なお上記実施例では蓋体21の一部に排気
口25を設けたが、これに限るものではなく例えば、図
5に示すように蓋体21全体に、水分は通さないが気体
は通し得る細孔34を設けても、上記実施例と同等の効
果が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、上面に開口部を
有して漏斗状に形成され、かつ内部に差し込まれた雨傘
11に付着している水分を吸水する傘受器13を有する
傘の脱水装置において、前記傘受器13の内側面と該傘
受器13内に差し込まれた雨傘11との間に空気を吹込
む送風手段14と、傘受器13の開口部に開閉自在に被
着され、かつ通気口25,34を有する蓋体21と、該
蓋体の内壁に付着された水分を排出する手段27,28
と、蓋体の開放に応動して前記送風手段の動作を阻止す
るスイッチ29を設けている傘の脱水装置であるから、
これによれば、その蓋体21の被せ作用によって送風機
の駆動による傘の脱水時において、その傘から脱落され
た水分が傘受器外へ飛散されることがなく、使用者への
飛散水による害が未然に防止でき、さらには、送風機の
騒音が傘受器外部へ放出され難くなって静粛性が向上さ
れる。さらに傘受器開口部を閉塞する蓋体によって、該
傘受器内への塵等の投入が阻止できる。また蓋体21の
開放時には、送風機14が停止される構造であるから誤
って蓋体を開けても利用者が飛散水を受けることがない
といった数々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例による傘脱水装置の構造説明図
【図2】先行例による傘脱水装置の構造説明図。
【図3】本発明実施例による傘脱水装置の構造説明図。
【図4】本発明実施例の要部構造説明図。
【図5】本発明の他の実施例を示す要部構造説明図。
【符号の説明】
21…蓋体 22…ヒンジ 23…鍔面 24…鍔面 25…排気口 26…柄 27…樋 28…排水パイプ 29…スイッチ 30…スイッチレバ
ー 31…スイッチ 32…石突き 33…水滴 34…細孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に開口部を有して漏斗状に形成さ
    れ、かつ内部に差し込まれた雨傘(11)に付着してい
    る水分を吸水する傘受器(13)を有する傘の脱水装置
    において、前記傘受器(13)の内側面と該傘受器(1
    3)内に差し込まれた雨傘(11)との間に空気を吹込
    む送風手段(14)と、傘受器(13)の開口部に開閉
    自在に被着され、かつ通気口(25,34)を有する蓋
    体(21)と、該蓋体の内壁に付着された水分を排出す
    る手段(27,28)と、蓋体の開放に応動して前記送
    風手段の動作を阻止するスイッチ(29)を設けている
    ことを特徴とする傘の脱水装置。
JP938693A 1993-01-22 1993-01-22 傘の脱水装置 Pending JPH06221755A (ja)

Priority Applications (1)

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JP938693A JPH06221755A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 傘の脱水装置

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JP938693A JPH06221755A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 傘の脱水装置

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Publication Number Publication Date
JPH06221755A true JPH06221755A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11719012

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JP938693A Pending JPH06221755A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 傘の脱水装置

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JP (1) JPH06221755A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210019140A (ko) * 2019-08-12 2021-02-22 박서연 공기 분사와 공기 압력 차 방식을 이용한 우산 빗물 제거기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210019140A (ko) * 2019-08-12 2021-02-22 박서연 공기 분사와 공기 압력 차 방식을 이용한 우산 빗물 제거기

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