JPH06179410A - 梱包機のバンド巻取り方法 - Google Patents
梱包機のバンド巻取り方法Info
- Publication number
- JPH06179410A JPH06179410A JP35807292A JP35807292A JPH06179410A JP H06179410 A JPH06179410 A JP H06179410A JP 35807292 A JP35807292 A JP 35807292A JP 35807292 A JP35807292 A JP 35807292A JP H06179410 A JPH06179410 A JP H06179410A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- reel
- electromagnetic clutch
- pulley
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Basic Packing Technique (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁クラッチを利用してリールを逆回転させ
引戻したバンドを巻取る。 【構成】 バンドを引戻した場合に生じる余ったバンド
を、電磁クラッチ５を介して駆動源に連動するリール１
２を逆転駆動することにより巻取るバンド巻取り方法で
ある。
引戻したバンドを巻取る。 【構成】 バンドを引戻した場合に生じる余ったバンド
を、電磁クラッチ５を介して駆動源に連動するリール１
２を逆転駆動することにより巻取るバンド巻取り方法で
ある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は被梱包物をバンド掛けす
る場合のバンド巻取り方法に関する。特にバックプール
を必要としないバンド巻取り方法である。
る場合のバンド巻取り方法に関する。特にバックプール
を必要としないバンド巻取り方法である。
【０００２】
【従来の技術】リールに巻かれたバンドを供給ローラに
よりバンドアーチに送り、逆転ローラによりバンドを引
戻して被梱包物の周囲にバンドを巻回し、さらに引締め
てからバンドを溶着してバンド掛けを行うのであるが、
バンドを引戻した場合に余ったバンドをバックプールボ
ックスに収めるのが一般的に行われている方法である。
しかしバックプールボックスを設ければその分梱包機が
大型化するので、バックプールを省略してバンドをリー
ルに巻戻す方法が提案されている。
よりバンドアーチに送り、逆転ローラによりバンドを引
戻して被梱包物の周囲にバンドを巻回し、さらに引締め
てからバンドを溶着してバンド掛けを行うのであるが、
バンドを引戻した場合に余ったバンドをバックプールボ
ックスに収めるのが一般的に行われている方法である。
しかしバックプールボックスを設ければその分梱包機が
大型化するので、バックプールを省略してバンドをリー
ルに巻戻す方法が提案されている。
【０００３】例えばスプリングの弾性を利用したリール
の巻き戻し、ライニング板の摩擦によるリールの巻き戻
し、パウダークラッチによるリールの巻き戻しなどの方
法が提案されているが、いずれもバンドの巻き戻し制御
が不十分であった。
の巻き戻し、ライニング板の摩擦によるリールの巻き戻
し、パウダークラッチによるリールの巻き戻しなどの方
法が提案されているが、いずれもバンドの巻き戻し制御
が不十分であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、スプリ
ングによる弾性及びライニング板やパウダーの抵抗を利
用したものであるので、リールの回転調整は難しい。本
発明は、電磁クラッチを利用してリールの逆回転を行う
のでリールの回転調整が容易であり、装置も簡単にな
り、バンドの弛みの発生を防止する。
ングによる弾性及びライニング板やパウダーの抵抗を利
用したものであるので、リールの回転調整は難しい。本
発明は、電磁クラッチを利用してリールの逆回転を行う
のでリールの回転調整が容易であり、装置も簡単にな
り、バンドの弛みの発生を防止する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、バンドをアー
チに供給し、それを引戻してバンド掛けする梱包機にお
いて、電磁クラッチを介して駆動源に連動するリールを
逆転駆動することにより、バンドを引戻した場合に生じ
る余ったバンドをリールに巻取る梱包機のバンド巻取り
方法である。
チに供給し、それを引戻してバンド掛けする梱包機にお
いて、電磁クラッチを介して駆動源に連動するリールを
逆転駆動することにより、バンドを引戻した場合に生じ
る余ったバンドをリールに巻取る梱包機のバンド巻取り
方法である。
【０００６】また本発明は、電磁クラッチを回転する駆
動源のプーリと電磁クラッチのプーリをダブルプーリに
した前記記載の梱包機のバンド巻取り方法である。また
本発明は、電磁クラッチを回転する駆動源のモータの回
転をインバータにより制御する前記記載の梱包機のバン
ド巻取り方法である。
動源のプーリと電磁クラッチのプーリをダブルプーリに
した前記記載の梱包機のバンド巻取り方法である。また
本発明は、電磁クラッチを回転する駆動源のモータの回
転をインバータにより制御する前記記載の梱包機のバン
ド巻取り方法である。
【０００７】
【作用】被梱包物の周囲にバンドを巻回してそれを引戻
す場合に、電磁クラッチに通電して駆動源と連動させ、
リールを逆回転させてバンドを引戻す。電磁クラッチに
低い設定電圧を印加するので、リールの逆回転立上がり
時には大きな負荷がかかりクラッチ板がすべることにな
る。リールの逆回転が始まると一定回転数になってバン
ドを引戻し、バンドの弛みの発生を防止する。
す場合に、電磁クラッチに通電して駆動源と連動させ、
リールを逆回転させてバンドを引戻す。電磁クラッチに
低い設定電圧を印加するので、リールの逆回転立上がり
時には大きな負荷がかかりクラッチ板がすべることにな
る。リールの逆回転が始まると一定回転数になってバン
ドを引戻し、バンドの弛みの発生を防止する。
【０００８】リールに大きな負荷がかかった場合に、電
磁クラッチのプーリのベルトがすべるので、ダブルベル
トにして駆動力を大きくしている。またリールの回転数
を調整するために、駆動源のモータの回転をインバータ
のパラメータ機能を適正に設定することにより自由に制
御できる。
磁クラッチのプーリのベルトがすべるので、ダブルベル
トにして駆動力を大きくしている。またリールの回転数
を調整するために、駆動源のモータの回転をインバータ
のパラメータ機能を適正に設定することにより自由に制
御できる。
【０００９】
【実施例】本発明の実施例を図に基づいて説明する。図
１は本発明のバンド巻取り方法の１実施例を示す装置の
配置図、図２は本発明のバンド巻取り方法の１実施例を
示す要部の正面図、図３は図２の要部断面図である。
１は本発明のバンド巻取り方法の１実施例を示す装置の
配置図、図２は本発明のバンド巻取り方法の１実施例を
示す要部の正面図、図３は図２の要部断面図である。
【００１０】図１において、１はリールに巻かれたバン
ドをアーチのバンドウェイに送給する供給ローラ、４は
モータであり、プーリ２にかけたベルト３を介して供給
ローラ１を駆動する。６はプーリ７にかけたベルト８を
介して電磁クラッチ５を回転する駆動源のモータであ
り、９はモータの回転数を制御するインバータである。
電磁クラッチ５に通電するとリール１２のシャフト１１
が回転を開始する。１０はリール１２のブレーキプーリ
であり、ブレーキベルトがかけられている。２０はアー
チに送給され、そして引戻されるバンドである。
ドをアーチのバンドウェイに送給する供給ローラ、４は
モータであり、プーリ２にかけたベルト３を介して供給
ローラ１を駆動する。６はプーリ７にかけたベルト８を
介して電磁クラッチ５を回転する駆動源のモータであ
り、９はモータの回転数を制御するインバータである。
電磁クラッチ５に通電するとリール１２のシャフト１１
が回転を開始する。１０はリール１２のブレーキプーリ
であり、ブレーキベルトがかけられている。２０はアー
チに送給され、そして引戻されるバンドである。
【００１１】図２及び図３において、１３は電磁クラッ
チ５のアーマチュアであり、駆動源と連動している。１
４は電磁クラッチ５のクラッチ板であり、シャフト１１
に固定されシャフト１１と連動している。なおプーリ７
はベルト８を２本かけられるダブルプーリとなってい
る。
チ５のアーマチュアであり、駆動源と連動している。１
４は電磁クラッチ５のクラッチ板であり、シャフト１１
に固定されシャフト１１と連動している。なおプーリ７
はベルト８を２本かけられるダブルプーリとなってい
る。
【００１２】本発明のバンド巻取り方法について説明す
る。図１において、リール１２に巻かれたバンド２０を
モータ４で駆動される供給ローラ１によりアーチのバン
ドウェイに送給する。ここで図示しないシーリング部の
逆転ローラが逆転を開始すると、駆動源のモータ６を駆
動して電磁クラッチ５に通電し、電磁クラッチ５を介し
てリール１２を逆回転させてアーチ内のバンド２０を引
戻し被梱包物の周囲にバンドを巻回する。その場合余っ
たバンドはリール１２の逆回転によりリール１２に巻戻
す。
る。図１において、リール１２に巻かれたバンド２０を
モータ４で駆動される供給ローラ１によりアーチのバン
ドウェイに送給する。ここで図示しないシーリング部の
逆転ローラが逆転を開始すると、駆動源のモータ６を駆
動して電磁クラッチ５に通電し、電磁クラッチ５を介し
てリール１２を逆回転させてアーチ内のバンド２０を引
戻し被梱包物の周囲にバンドを巻回する。その場合余っ
たバンドはリール１２の逆回転によりリール１２に巻戻
す。
【００１３】図２及び図３において、モータ６によりダ
ブルプーリ７を駆動するとそれに連動する電磁クラッチ
５のアーマチュア１３が回転する。ここで電磁クラッチ
５に低い設定電圧を通電すると、アーマチュア１３がク
ラッチ板１４に圧接して電磁クラッチ５に固定されたシ
ャフト１１が回転してリール１２を逆回転させる。バン
ドが巻かれたリール１２は重いので逆回転開始時の負荷
が大きくなりプーリ７とベルト８の間ですべりが生じる
ので、プーリ７をダブルプーリとしベルト８をダブルベ
ルトとすることにより逆回転開始時の負荷に対抗してい
る。
ブルプーリ７を駆動するとそれに連動する電磁クラッチ
５のアーマチュア１３が回転する。ここで電磁クラッチ
５に低い設定電圧を通電すると、アーマチュア１３がク
ラッチ板１４に圧接して電磁クラッチ５に固定されたシ
ャフト１１が回転してリール１２を逆回転させる。バン
ドが巻かれたリール１２は重いので逆回転開始時の負荷
が大きくなりプーリ７とベルト８の間ですべりが生じる
ので、プーリ７をダブルプーリとしベルト８をダブルベ
ルトとすることにより逆回転開始時の負荷に対抗してい
る。
【００１４】リール１２の逆回転が開始すると後のリー
ル１２の回転速度は一定となる。リール１２の回転速度
を変えるにはダブルプーリ７を交換することになる。ま
たリール１２に巻かれたバンドが使用されてバンド径が
小さくなるとバンド巻戻し速度が小さくなるので、リー
ル１２の回転速度を上げてバンド巻戻し速度を増加させ
る必要がある場合は、駆動源のモータ６にインバータ９
を設けて、モータ６の回転をインバータ９のパラメータ
機能を適正に設定することにより自由に制御できる。
ル１２の回転速度は一定となる。リール１２の回転速度
を変えるにはダブルプーリ７を交換することになる。ま
たリール１２に巻かれたバンドが使用されてバンド径が
小さくなるとバンド巻戻し速度が小さくなるので、リー
ル１２の回転速度を上げてバンド巻戻し速度を増加させ
る必要がある場合は、駆動源のモータ６にインバータ９
を設けて、モータ６の回転をインバータ９のパラメータ
機能を適正に設定することにより自由に制御できる。
【００１５】
【発明の効果】本発明のバンド巻取り方法によれば、リ
ールを逆回転させて引戻したバンドを巻き取っているの
でバックプールが省略でき梱包機を小型化できる。また
本発明は電磁クラッチを介してリールを逆回転させてい
るのでリールの回転速度の調整が可能である。また駆動
源にダブルプーリを使用しているので、リールの回転負
荷が大きい場合にも大きな回転トルクが得られる。
ールを逆回転させて引戻したバンドを巻き取っているの
でバックプールが省略でき梱包機を小型化できる。また
本発明は電磁クラッチを介してリールを逆回転させてい
るのでリールの回転速度の調整が可能である。また駆動
源にダブルプーリを使用しているので、リールの回転負
荷が大きい場合にも大きな回転トルクが得られる。
【図１】本発明のバンド巻取り方法の１実施例を示す装
置の配置図である。
置の配置図である。
【図２】本発明のバンド巻取り方法の１実施例を示す要
部の正面図である。
部の正面図である。
【図３】図２の要部断面図である。
１ 供給ローラ ２ プーリ ３ ベルト ４ モータ ５ 電磁クラッチ ６ モータ ７ プーリ ８ ベルト ９ インバータ １０ ブレーキプ
ーリ １１ シャフト １２ リール １３ アーマチュア １４ クラッチ板 ２０ バンド
ーリ １１ シャフト １２ リール １３ アーマチュア １４ クラッチ板 ２０ バンド
フロントページの続き (72)発明者 田辺 佳範 神奈川県川崎市川崎区日ノ出２−１−19ス トラパック株式会社川崎工場内
Claims (3)
- 【請求項１】 リールに巻かれたバンドを供給ローラに
より被梱包物の周囲に供給し、バンドを引戻して被梱包
物の周囲に巻回し、さらに被梱包物の周囲に巻回したバ
ンドを引締めてバンド掛けする梱包機であって、バンド
を引戻した場合に生じる余ったバンドを、電磁クラッチ
を介して駆動源に連動するリールを逆転駆動することに
より巻取ることを特徴とする梱包機のバンド巻取り方
法。 - 【請求項２】 電磁クラッチを回転する駆動源のプーリ
と電磁クラッチのプーリを２本のベルトがかけられるダ
ブルプーリにしたことを特徴とする請求項１記載の梱包
機のバンド巻取り方法。 - 【請求項３】 電磁クラッチを回転する駆動源のモータ
の回転をインバータにより制御することを特徴とする請
求項１記載の梱包機のバンド巻取り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35807292A JPH06179410A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 梱包機のバンド巻取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35807292A JPH06179410A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 梱包機のバンド巻取り方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06179410A true JPH06179410A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=18457395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35807292A Withdrawn JPH06179410A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | 梱包機のバンド巻取り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06179410A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9797510B2 (en) | 2014-11-13 | 2017-10-24 | Warner Electric Technology Llc | Rotational coupling device for bimodal selective output |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP35807292A patent/JPH06179410A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9797510B2 (en) | 2014-11-13 | 2017-10-24 | Warner Electric Technology Llc | Rotational coupling device for bimodal selective output |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |