JPH06179115A - 鋸 盤 - Google Patents

鋸 盤

Info

Publication number
JPH06179115A
JPH06179115A JP33402292A JP33402292A JPH06179115A JP H06179115 A JPH06179115 A JP H06179115A JP 33402292 A JP33402292 A JP 33402292A JP 33402292 A JP33402292 A JP 33402292A JP H06179115 A JPH06179115 A JP H06179115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saw blade
drive
column
driven
band saw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33402292A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3426272B2 (ja
Inventor
Goro Fukugami
五郎 福神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP33402292A priority Critical patent/JP3426272B2/ja
Publication of JPH06179115A publication Critical patent/JPH06179115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3426272B2 publication Critical patent/JP3426272B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D55/00Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D55/02Sawing machines or sawing devices working with strap saw blades, characterised only by constructional features of particular parts of frames; of tables

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sawing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋸盤の複数の鋸刃を備えさせて、その複数の
鋸刃から所望の鋸刃を加工位置に割出し駆動すべく、駆
動系を簡素化し、スペースを従来機と同一とし、鋸刃交
換時間の短縮化を図った鋸盤の駆動装置を提供すること
にある。 【構成】 回動自在なコラム9にタレット式のハウジン
グ11a〜11dを複数個放射状に配設し、この各ハウ
ジング11a〜11dに回転自在な鋸刃17を備えて鋸
盤1を構成した。前記各鋸刃17を回転駆動せしめる各
被駆動部材97a〜97dをそれぞれ前記コラム9内に
設け、前記複数の鋸刃17から切断加工位置に割出し位
置決めされた所望の鋸刃17に対応した被駆動部材97
a〜97dと1つの駆動モータ35に連動連結された出
力軸71に設けられた駆動部材とを係脱自在に設けてな
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の鋸刃を備えた
鋸盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鋸盤として例えば鋸刃ハウジング
に設けられた駆動ホイルと従動ホイルとに掛回された1
つの無端状の帯鋸刃を有する帯鋸盤が知られている。こ
の帯鋸盤の駆動ホイルは駆動モータにより減速装置を介
して回転されている。しかも、帯鋸盤に装着された帯鋸
刃は、人手により交換するか、または、マガジンに収納
された交換用の帯鋸刃と機械的に交換する自動鋸刃交換
装置により行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の帯鋸盤においては、鋸刃交換手段により帯鋸刃を交
換する場合には上述したいずれの手段でも交換に多くの
時間を要するという問題があった。また、自動鋸刃交換
装置で帯鋸刃を交換する手段では、マガジン用のスペー
スが必要なため、スペースを多くとるという問題があっ
た。
【0004】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、鋸盤に複数の鋸刃を備えさせて、その複数の鋸
刃から所望の鋸刃を加工位置に割出し可能にすると共
に、スペースを従来機と同一とし、鋸刃交換時間の短縮
化を図り、さらに駆動系を簡素化した鋸盤を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、回動自在なコラムにタレット式のハウ
ジングを複数個放射状に配設し、この各ハウジングに回
転自在な鋸刃を備えてなることを鋸盤を構成した。
【0006】前記鋸盤において、前記コラムに各鋸刃を
回転駆動せしめる各被駆動部材をそれぞれ設け、前記複
数の鋸刃から切断加工位置に割出し位置決めされた所望
の鋸刃に対応した被駆動部材と1つの駆動モータに連動
連結された出力軸に設けられた駆動部材とを係脱自在に
設けてなることが望ましいものである。さらに、前記被
駆動部材,駆動部材がそれぞれ傘歯車からなることが望
ましいものである。
【0007】
【作用】この発明の鋸盤を採用することにより、鋸刃を
備えたタレット式のハウジングはコラムに複数個放射状
に設けられ、このコラムは回動自在となっているので、
複数個あるハウジングの中で所望の鋸刃を備えたハウジ
ングが切断加工位置へ割出し位置決めされる。そして、
鋸刃を回転せしめるコラム内に設けた1つの被駆動部材
と1つの駆動モータに連動連結された回転する出力軸に
設けた駆動部材とを係合せしめ、動力を伝達して鋸刃を
駆動してワークに切断加工が施される。
【0008】鋸刃交換は、出力軸に設けた駆動部材を被
駆動部材より離脱させ、コラムを回動し所望の鋸刃を備
えたハウジングを切断加工位置へ位置決めする。そし
て、前述したごとく出力軸に設けた駆動部材を被駆動部
材に係合させて鋸刃を駆動してワークに切断加工が施さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。なお、鋸盤として、本実施例では帯鋸盤
を対象として説明するが、この機種に限定することな
く、例えば丸鋸等にも採用が可能である。理解を容易に
するために、まず帯鋸盤の全体的構成について概略的に
説明する。
【0010】図3を参照するに、帯鋸盤1は、基台3上
に複数本(本実施例では2本)のガイドポスト5A,5
Bが立設されていて、このガイドポスト5A,5Bにス
ライドブラケット7A,7Bが装着され上下方向へ移動
自在に設けられている。
【0011】前記スライドブラケット7A,7Bには四
角形状をしたコラム9が回動自在に装着されていて、こ
のコラム9の各辺には放射状に突設したタレット式のハ
ウジング11a,11b,11c,11dがコラム9の
両側に所定の間隙をあけて設けられている。前記タレッ
ト式のハウジング11a〜11dの一側(図3において
右側)には駆動ホイル13が装着され、ハウジング11
a〜11dの他側(図3において左側)には従動ホイル
15が装着されていて、駆動ホイル13と従動ホイル1
5とには帯鋸刃17が掛回されている。
【0012】帯鋸刃17に張力を与えたり、弛めたりす
るため、前記従動ホイル15が装着されているハウジン
グ11a,11b,11c,11dの裏側には、スライ
ド部材19,テンションシリンダ21が設けられてお
り、このスライド部材19内には従動ホイル15を支承
したスライドボディ23がスライド自在に装着されてい
る。しかも、前記テンションシリンダ21に装着された
ピストンロッドとスライドボディ23は連結されてい
る。
【0013】上記構成により、テンションシリンダ21
を作動せしめてピストンロッドを縮めると、スライドボ
ディ23を介して従動ホイル15は駆動ホイル13の反
対側に移動し、掛回された帯鋸刃17に張力を与える。
また、テンションシリンダ21を作動せしめてピストン
ロッドを突出せしめると、スライドボディ23は突出し
従動ホイル15は駆動ホイル13側に移動する。このた
め帯鋸刃17の張力が弛められ鋸刃交換が可能となる。
【0014】前記タレット式のハウジング11a〜11
dの左右方向に生じた空間に、回転式駆動側インサート
ホルダ25を支承した駆動側ガイドブラケット27と、
回転式従動側インサートホルダ29を支承した移動側ガ
イドブラケット31が設けられている。そして、駆動側
ガイドブラケット27は前記コラム9に固定され、移動
側ガイドブラケット31はコラム9に左右方向へ移動自
在に設けられている。
【0015】前記コラム9を90度あるいは180度回
動せしめる駆動モータ33が、前記スライドブラケット
7Aに設けられていて、前記スライドブラケット7Aに
はコラム9の回動後の位置決めを行なう位置決め装置
(図示省略)が設けられている。
【0016】また、コラム9に放射状に突設したタレッ
ト式のハウジング11a〜11dに装着された駆動ホイ
ル13を駆動せしめる駆動源として例えば駆動モータ3
5が、前記スライドブラケット7Aに設けられている。
そして、この駆動モータ35より回転伝達部材として例
えばタイミングベルト37等を介して減速装置39に回
転は伝達され、図示を省略したが減速装置39の出力軸
よりコラム9内に設けた被駆動部材を介して駆動ホイル
13は回転駆動される。なお、前記スライドブラケット
7A,7Bをガイドポスト5A,5Bに沿って上下方向
へ移動せしめるため、基台3上に立設した流体圧作動の
スイングシリンダ41がスライドブラケット7A,7B
に連結されている。
【0017】一方、ワークを把持固定する固定バイスジ
ョー43と移動バイスジョー45とが基台3上に設けら
れている。固定バイスジョー43は駆動ホイル13側、
すなわち、図3において右側に基台3上に固定されてい
て、固定バイスジョー43に相対して移動バイスジョー
45が設けられ、基台3上に設けた流体圧作動のシリン
ダ47が前記移動バイスジョー45に連結されて、シリ
ンダ47の作動によりワークを移動バイスジョー45と
固定バイスジョー43とで協働して把持固定する。な
お、符号49は回転する機器を覆った安全カバーであ
る。
【0018】上述したごとき構成により、ワークの所望
する切断部位を切断加工位置K−K線へ位置決めし、移
動バイスジョー45を作動して固定バイスジョー43と
協働して把持固定する。そして、所望する帯鋸刃17が
掛回された駆動ホイル13と従動ホイル15を備えたタ
レット式のハウジング11a〜11dを切断加工位置K
−K線上へ駆動モータ33を駆動して割出し位置決めす
る。
【0019】なお、この際、タレット式のハウジング1
1a〜11dを固定したコラム9はスイングシリンダ4
1の作動により上昇限に位置している。そして、通常行
なわれている動作である従動ホイル15にテンションを
与えて帯鋸刃17を張り、駆動側ガイドブラケット27
に係止した回転式駆動側インサートホルダ25と、所定
幅にセットされた従動側ガイドブラケット31に係止し
た回転式従動側インサートホルダ29にて、帯鋸刃17
をクランプし所定角度例えば90度にねじりを与える。
【0020】その後、駆動モータ35を駆動せしめ、タ
イミングベルト37を介して減速装置39を回転せし
め、コラム9内に設けた被駆動部材に回転を伝えて駆動
ホイル13を回転させる。駆動ホイル13の回転により
帯鋸刃17は走行し、スイングシリンダ41を作動せし
めて、帯鋸刃17を下降させることにより、ワークに切
断加工が行なわれることになる。
【0021】帯鋸刃17を交換する条件としては、切り
曲がりが発生した時、帯鋸刃17の胴破断,刃欠け,切
断面粗さ等により鋸刃17が寿命に近づいた時、切削音
が高く騒音が発生した時、被削別適正鋸刃を自動選定す
る時、あるいは被削材の大きさ別に適正鋸刃を自動選定
する時、等がある。
【0022】上記したごとき鋸刃交換条件が発生した
時、帯鋸刃17を交換するが、切断加工完了後、コラム
9が上限まで上昇したのを確認してから、図示を省略し
た位置決め装置の位置決めピンを外して、駆動モータ3
3を駆動せしめる。そして、所望する帯鋸刃17が掛回
されたタレット式のハウジング11a〜11dのうち1
つを切断加工位置K−K線上へ位置決めすべく、90度
あるいは180度コラム9を回転し位置決め装置の位置
決めピンにてコラム9を固定し、切断加工を行うことが
できる。而して、従来採用されている帯鋸盤に比べ、鋸
刃交換時間を著しく短縮することが可能となる。
【0023】前記駆動ホイル13を回転駆動せしめる駆
動装置について、更に詳細に説明する。
【0024】図1および図2を参照するに、駆動ホイル
13を回転せしめる駆動装置51は、前述したごとくガ
イドポスト5Aにスライドブラケット7Aが装着されて
いて、このスライドブラケット7Aに駆動モータ35が
固着されている。この駆動モータ35の出力軸53に駆
動プーリ55が固着されている。
【0025】一方、減速装置39を構成する一部材であ
る従動プーリ57は、前記スライドブラケット7Aにボ
ルト等により一体的に設けられたケーシング59に、ベ
アリング61,63を介して回転自在に支承されたギヤ
65の入力軸67に固着されている。そして、駆動プー
リ55と従動プーリ57とには回転伝達部材として例え
ばタイミングベルト37が掛回されている。
【0026】減速装置39を構成する一部材である前記
ギヤ65はギヤ69と噛合していて、ギヤ69は図1に
おいて左右方向へ延伸した出力軸71に固着されてい
る。この出力軸71は前記ケーシング59に支承され、
出力軸71の片側(図1において左側)はケーシング5
9にブッシュ73を介して摺動自在に支承され、他側
(図1において右側)はベアリング75を介してベアリ
ングケース77に回転自在に支承されている。
【0027】ベアリングケース77は、前記ケーシング
59にボルト等により一体的に固着されたエンドプレー
ト79の穴81内に左右方向へ摺動自在に装着されてい
る。そして、エンドプレート79には流体圧作動のシリ
ンダ室83が形成され、シリンダ室83内を左右方向へ
移動するピストン85と一体的に設けられたピストンロ
ッド87の先端が、前記ベアリングケース77と一体的
に螺合されている。なお、符号89,91は、図示を省
略したが流体圧発生源と接続される給排用の接続口であ
る。
【0028】上記構成により、駆動モータ35を駆動せ
しめると、駆動プーリ55が回転し、タイミングベルト
37を介して従動プーリ57が回転する。従動プーリ5
7の回転によりギヤ65が回転し、ギヤ65と噛合した
ギヤ69に回転を伝達して、ギヤ69が係合した出力軸
71は回転する。
【0029】一方、シリンダ室83へ圧力流体を接続口
89より供給すると、ピストン85は図1において左方
向へ移動し、ピストンロッド87,ベアリングケース7
7,ベアリング75を介して出力軸71を左方向へ移動
させることができる。また、シリンダ室83の接続口9
1側より圧力流体を供給すると、出力軸71は右方向へ
移動する。
【0030】前記出力軸71の片端(図1において左
側)には駆動部材である例えば傘歯車93が固着されて
いる。前記スライドブラケット7Aには、コラム9の片
端に形成した円筒状の軸部95が回動自在に装着されて
いる。なお、図示を省略したがスライドブラケット7B
側にもコラム9の他端側の円筒状の軸部95が回動自在
に装着され、コラム9はスライドブラケット7Aと7B
とで回動自在に支承されている。
【0031】四角形状をしたコラム9の駆動側(図1に
おいて右側)には、図2に示されているごとく、角形状
の四角にそれぞれ被駆動部材を構成する傘歯車97a,
97b,97c,97dが、コラム9の中心に向って相
対してベアリング99を介して回転自在に支承されてい
る。そして、傘歯車97aと前記傘歯車93とが噛合可
能となるように、傘歯車93を固着した出力軸71の中
心は、図2の図中に示されたごとくコラム9の中心より
所定量(L寸法)偏心し、出力軸71はケーシング59
に設けられている。なお、前記ベアリング99はベアリ
ングケース101a,101b,101c,101dに
装着され、このベアリングケース101a〜101dは
コラム9にボルト等により一体的に設けられている。
【0032】コラム9に装着された傘歯車97a〜97
dの軸部103a,103b,103c,103dの先
端に駆動スプロケット105a,105b,105c,
105dがそれぞれ固着されている。
【0033】一方、コラム9の各辺には一体的に放射状
に突設された前記タレット式のハウジング11a,11
b,11c,11dに、それぞれ駆動ホイル13が装着
されている。なお、図2には代表してタレット式のハウ
ジング11aに装着した駆動ホイル13のみを表してい
るが、他のタレット式のハウジング11b〜11dも同
一構成であり省略してある。詳細な構成は、コラム9の
各辺にタレット式のハウジング11a〜11dがボルト
107にて一体に固着され、タレット式のハウジング1
1a〜11dを貫通して軸109a〜109dが挿着さ
れ、ナット部材111により固定されている。この軸1
09a〜109dにベアリング113を介して駆動ホイ
ル13が回転自在に支承されている。更に、前記駆動ホ
イル13には従動スプロケット115a,115b,1
15c,115dがボルト等により同芯上に固着されて
いて、この従動スプロケット115a〜115dと前記
駆動スプロケット105a〜105dとに無端状のチェ
ン117が掛回されている。
【0034】上記構成により、前述した減速装置39を
構成する一部材である傘歯車93を備えた出力軸71
を、シリンダ室83の接続口89により圧力流体を供給
しピストン85の前進により図1の図中に実線で示す位
置へ傘歯車93を移行させる。この状態の時、傘歯車9
3とコラム9側に設けた傘歯車97aとが噛合する。傘
歯車93と傘歯車97aとが噛合すると、動力は伝達さ
れて傘歯車97aに設けた駆動スプロケット105aを
回転させ、チェン117を介して従動スプロケット11
5aを回転せしめる。従動スプロケット115aは駆動
ホイル13に結合されているので、駆動ホイル13が回
転し、この駆動ホイル13に掛回された帯鋸刃17が走
行し切断加工が開始される。
【0035】なお、傘歯車93と傘歯車97aとの噛合
を解除するには、シリンダ室83の接続口91より圧力
流体を供給しピストン85を後退せしめ、図1の図中に
二点鎖線で示す位置へ傘歯車93を移行せしめると噛合
が解除でき、コラム9内に設けた傘歯車97a〜97d
すべてが傘歯車93と離れてフリーとなる。
【0036】前記タレット式のハウジング11a〜11
dを備えたコラム9を回動する機構としては、図示を省
略した駆動モータ33(図3に示されている。)がスラ
イドブラケット7Aに設けられていて、この駆動モータ
33の出力軸に装着された駆動スプロケット(図示省
略)よりチェン119を介して従動スプロケット121
に回転が伝達される。この従動スプロケット121は、
コラム9の軸部95に設けたフランジ部123にボルト
125にて固着されている。
【0037】上記構成により、前述したごとく傘歯車9
3をコラム9内に設けた傘歯車97a〜97dより離隔
せしめた後、駆動モータ33を駆動せしめ、チェン11
9を介し従動スプロケッ121を回動せしめる。従動ス
プロケット121が回動することによりコラム9は回動
し、コラム9を90度あるいは180度回動して所望す
る帯鋸刃17が装着されたタレット式のハウジング11
a〜11dのうち1個を切断加工位置K−K線上に位置
決めする。
【0038】上述したごとく所望する帯鋸刃17が切断
加工位置K−K線上に位置決めされたら、コラム9が動
かないようにロック装置127が前記スライドブラケッ
ト7Aに設けられている。すなわち、ロック装置129
を構成する一部材である例えば流体圧作動のシリンダ1
29が前記スライドブラケット7Aに固着されていて、
このシリンダ129のピストンロッド131の先端が、
前記コラム9の軸部97に設けたフランジ部123に複
数個配設した係合穴133の1つに挿入される。なお、
この各係合穴133は円周4等分されて放射状の位置に
穿設されている。
【0039】上記構成により、所望する帯鋸刃17が切
断加工位置K−K線上に位置決めされたら、シリンダ1
29を作動せしめ、ピストンロッド131の先端をフラ
ンジ部123に設けた係合穴133へ挿入することで、
コラム9はロックされ移動することができなくなる。
【0040】上述したごとき構成により、1個の駆動モ
ータ35より減速装置39を介して出力軸71を回転さ
せ、この出力軸71に係止した傘歯車93とコラム9内
に設けた被駆動部材である複数個の傘歯車97a〜97
dのうち所望する例えば傘歯車97aとを噛合あるいは
離隔せしめる。そして、所望する例えば傘歯車97aと
傘歯車93とを噛合させて、傘歯車97aを回転させて
駆動ホイル13を駆動し帯鋸刃17を走行せしめて切断
加工が施される。
【0041】また、鋸刃交換を行なう時は、例えば傘歯
車97aと傘歯車93との噛合を解除すると共に、ロッ
ク装置127を解除し、駆動モータ33を駆動せしめ
て、所望の帯鋸刃17が装着されたタレット式のハウジ
ング11を切断加工位置K−K線上に割出し位置決めす
る。そして、再び例えば傘歯車97bと傘歯車93を噛
合せしめ、ロック装置127にてロック後、駆動モータ
35を駆動せしめ駆動ホイル13を回転させ、新しい帯
鋸刃17にて切断加工が施される。
【0042】而して、複数(本実施例で4本)の帯鋸刃
17を備えた帯鋸盤1でも、その駆動源は1個の駆動モ
ータ35と1組の減速装置39で良いため、従来の単体
機の帯鋸盤の駆動源のコストと同程度で良く、スペース
も従来機と同程度となり、帯鋸刃17の交換時間の短縮
化を図ることができる。
【0043】図4は図1に代る別の実施例が示されてい
る。図4において、図1における部品と同じ部品には同
一の符号を付して詳細な説明を省略し異なる構成につい
てのみ説明する。
【0044】すなわち、図4において、前記スライドブ
ラケット7Aに、前記コラム9を90度あるいは180
度回動せしめる駆動モータ51が設けられていて、前記
スライドブラケット7B側には、コラム9の回動後の位
置決めを行なう位置決め装置53が設けられている。
【0045】この位置決め装置53はスライドブラケッ
ト7Bに突設された支持部55に例えばショットピン装
置57が設けられている。このショットピン装置57は
既に公知の構成のものを使用しているので詳細な図示と
説明を省略するが、流体シリンダ等によりピンを出し入
れて、前記コラム9にピンを係合して位置決めを行なう
構成である。
【0046】前記コラム9に放射状に突設したタレット
式のハウジング11a〜11dに装着された駆動ホイル
13を駆動せしめる駆動源として、例えば駆動モータ5
9が前記スライドブラケット7Aに設けられている。そ
して、この駆動モータ59より回転伝達部材として例え
ばタイミングベルト61等を介して、図示を省略したが
減速装置に回転が伝達され、減速装置の出力軸よりクラ
ッチ部材(図示省略)を介して駆動ホイル13は回転駆
動される。
【0047】このように、図4においては、コラム9の
回動時の位置決め機構と、駆動モータ51,59を設け
た機構が、上述した実施例と若干異なるのみで、作用並
びに効果がほぼ同じであるから説明を省略する。
【0048】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。例えは、本実施例に
てはロック装置127としてシリンダ129を採用した
が、モータにてネジを介して位置決めピンを作動させて
も良い。
【0049】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明よれば、特許請求の範囲に記載され
たとおりの構成であるから、従来機と機械スペースを変
えることなく、鋸刃交換時間の短縮化を図ることができ
る。また、1つの駆動モータより複数の鋸刃を備えた各
駆動ホイルに動力を伝達することができる。而して、駆
動手段を簡素化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部である駆動装置を示し、図3
におけるI矢視部の拡大断面図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った拡大断面図であ
る。
【図3】この発明を実施する一実施例の帯鋸盤の斜視説
明図である。
【図4】図3に代る他の実施例の帯鋸盤の斜視説明図で
ある。
【符号の説明】
1 帯鋸盤(鋸盤) 9 コラム 11a〜11d タレット式のハウジング 17 帯鋸刃(鋸刃) 35 駆動モータ(駆動源) 39 減速装置 51 駆動装置 71 出力軸 93 傘歯車(駆動部材) 97a〜97d 傘歯車(被駆動部材) K−K線 切断加工位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、鋸盤として例えば、特開昭59−
115116号、実開平2−139017号、実開昭6
1−120420号等に示されるように、竪型と横型の
帯鋸盤がある。この種の鋸盤は、鋸刃ハウジングに設け
られた駆動ホイルと従動ホイルとに掛回された1つの無
端状の帯鋸刃を有する構成である。この帯鋸盤の駆動ホ
イルは駆動モータにより減速装置を介して回転されてい
る。しかも、帯鋸盤に装着された帯鋸刃は、人手により
交換するか、または、マガジンに収納された交換用の帯
鋸刃と機械的に交換する自動鋸刃交換装置により行なわ
れている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【実施例】以下、この発明を横型の帯鋸盤に実施した場
合を1例として、その実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。なお、鋸盤として、本実施例では帯鋸盤を対象
として説明するが、この機種に限定することなく、例え
ば丸鋸等にも採用が可能である。理解を容易にするた
めに、まず帯鋸盤の全体的構成について概略的に説明す
る。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動自在なコラムにタレット式のハウジ
    ングを複数個放射状に配設し、この各ハウジングに回転
    自在な鋸刃を備えてなることを特徴とする鋸盤。
  2. 【請求項2】 前記コラムに各鋸刃を回転駆動せしめる
    各被駆動部材をそれぞれ設け、前記複数の鋸刃から切断
    加工位置に割出し位置決めされた所望の鋸刃に対応した
    被駆動部材と1つの駆動モータに連動連結された出力軸
    に設けられた駆動部材とを係脱自在に設けてなることを
    特徴とする請求項1記載の鋸盤。
  3. 【請求項3】 前記被駆動部材,駆動部材がそれぞれ傘
    歯車からなることを特徴とする請求項2記載の鋸盤。
JP33402292A 1992-12-15 1992-12-15 鋸 盤 Expired - Fee Related JP3426272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33402292A JP3426272B2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 鋸 盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33402292A JP3426272B2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 鋸 盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06179115A true JPH06179115A (ja) 1994-06-28
JP3426272B2 JP3426272B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=18272629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33402292A Expired - Fee Related JP3426272B2 (ja) 1992-12-15 1992-12-15 鋸 盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3426272B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109262754A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 苏州华盖信息科技有限公司 一种先进的片材进给装置
CN109262755A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 苏州华盖信息科技有限公司 一种木材输送装置
CN109262753A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 苏州华盖信息科技有限公司 一种片材进给装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109262754A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 苏州华盖信息科技有限公司 一种先进的片材进给装置
CN109262755A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 苏州华盖信息科技有限公司 一种木材输送装置
CN109262753A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 苏州华盖信息科技有限公司 一种片材进给装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3426272B2 (ja) 2003-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2036686B1 (en) Saw with increased depth of cut
EP2459357B1 (en) Interchangeable cutting assembly for wall saws
US4509236A (en) Boring machines
JPH10118867A (ja) 駆動装置
US4072073A (en) Machine for cutting pipe and tubing
JPH06179115A (ja) 鋸 盤
US5174586A (en) Inclination setting mechanism in work rotating device for laser beam machine tool
JPH1016083A (ja) タイヤ製造装置および製造方法
JP3088990B2 (ja) 被回転体の駆動装置
KR100804811B1 (ko) 크랭크 샤프트 케이싱의 크랭크 보어를 가공하기 위한앵글헤드
JPH06179113A (ja) 鋸盤の駆動装置
US4922772A (en) Machine tools
CN216938784U (zh) 一种滚齿机用的刀架角度调节装置
KR100192558B1 (ko) 수직선반용 턴밀 터릿
CN111251032B (zh) 一种铣削时可转动的夹紧装置
EP3034262A1 (en) Wall saw and interchangable assemblies for wall saws
JPH10291104A (ja) 回転工具タレット
CN215239283U (zh) 一种蜗轮蜗杆与齿形带结合的勺子结构双轴转台
CN218800456U (zh) 组合式数控机床锁定装置
CA1312808C (en) Wood backing device
JP3278009B2 (ja) タレットユニットの従動軸回り止め機構
JPH0585531U (ja) 回転駆動装置
JPH06179114A (ja) 帯鋸盤
SU1627335A1 (ru) Держатель вращающегос инструмента
SU1717287A1 (ru) Устройство дл обработки внутренних фасонных поверхностей на токарных автоматах

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees