JPH06178456A - 2次電池の保護装置 - Google Patents
2次電池の保護装置Info
- Publication number
- JPH06178456A JPH06178456A JP4325313A JP32531392A JPH06178456A JP H06178456 A JPH06178456 A JP H06178456A JP 4325313 A JP4325313 A JP 4325313A JP 32531392 A JP32531392 A JP 32531392A JP H06178456 A JPH06178456 A JP H06178456A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- voltage
- secondary battery
- switch
- battery set
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はコードレス電動工具等の電源となる
ニッケル・カドミウム電池等の2次電池の保護装置に関
するもので、深く放電するのを防止して電池組の寿命を
伸ばすことを目的としたものである。 【構成】 少なくとも2個以上の再充電可能な2次電池
セルを直列に接続した電池組1と、該電池組1に直列に
接続されたスイッチ手段4及び電動機3と、前記電池組
1の電圧を検出する電池電圧検出手段5と、所定電圧を
設定する電圧設定手段6と、前記電池電圧検出手段5の
出力電圧が前記電圧設定手段6の所定電圧より小さい
時、前記スイッチ手段4をオフさせる比較手段7を設け
た。
ニッケル・カドミウム電池等の2次電池の保護装置に関
するもので、深く放電するのを防止して電池組の寿命を
伸ばすことを目的としたものである。 【構成】 少なくとも2個以上の再充電可能な2次電池
セルを直列に接続した電池組1と、該電池組1に直列に
接続されたスイッチ手段4及び電動機3と、前記電池組
1の電圧を検出する電池電圧検出手段5と、所定電圧を
設定する電圧設定手段6と、前記電池電圧検出手段5の
出力電圧が前記電圧設定手段6の所定電圧より小さい
時、前記スイッチ手段4をオフさせる比較手段7を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電動工具等の
電源となるニッケル・カドミウム電池等の2次電池の保
護装置に関するものである。
電源となるニッケル・カドミウム電池等の2次電池の保
護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ニッケル・カドミウム電池等の2次電池
の放電は極めて平坦な放電特性を示すが、放電末期にお
いて電池電圧が急激に低下する。このため、大電流放電
を行うコードレス電動工具の場合電池電圧の低下が顕著
に出て、操作者がこの低下を感知して操作スイッチをオ
フする前に、電池電圧の低下により電動機が回転しなく
なってしまうことが生じる。
の放電は極めて平坦な放電特性を示すが、放電末期にお
いて電池電圧が急激に低下する。このため、大電流放電
を行うコードレス電動工具の場合電池電圧の低下が顕著
に出て、操作者がこの低下を感知して操作スイッチをオ
フする前に、電池電圧の低下により電動機が回転しなく
なってしまうことが生じる。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】上記のように、コード
レス電動工具の動力となる電動機が回転しなくなるまで
使用した場合、ニッケル・カドミウム電池を例にとると
通常1.2V/セル以上ある電池電圧が0.2V/セル程
度に減少する。単セルの場合は問題にならないが、コー
ドレス電動工具のように複数個の電池セルを直列に接続
して使用する場合次のような問題が生じる。すなわち、
上記の如き深い放電を行うと、個々の電池セルの容量差
により容量の低い電池セルが逆充電され転極を受ける。
このため、電池セル内に水素が発生し、電池内圧ガス圧
上昇が起こって電池セルの安全弁作動を招き、電池組の
寿命を急激に低下させることである。本発明の目的は、
上記した従来技術の欠点をなくし、電池組の寿命を伸ば
すことである。
レス電動工具の動力となる電動機が回転しなくなるまで
使用した場合、ニッケル・カドミウム電池を例にとると
通常1.2V/セル以上ある電池電圧が0.2V/セル程
度に減少する。単セルの場合は問題にならないが、コー
ドレス電動工具のように複数個の電池セルを直列に接続
して使用する場合次のような問題が生じる。すなわち、
上記の如き深い放電を行うと、個々の電池セルの容量差
により容量の低い電池セルが逆充電され転極を受ける。
このため、電池セル内に水素が発生し、電池内圧ガス圧
上昇が起こって電池セルの安全弁作動を招き、電池組の
寿命を急激に低下させることである。本発明の目的は、
上記した従来技術の欠点をなくし、電池組の寿命を伸ば
すことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電池組の電
池電圧の低下を比較手段により判別し、電動機への給電
をスイッチ手段により停止することにより達成される。
池電圧の低下を比較手段により判別し、電動機への給電
をスイッチ手段により停止することにより達成される。
【0005】
【作用】上記した本発明によれば、深い放電を行うこと
がないので電池の寿命を伸ばすことができる。
がないので電池の寿命を伸ばすことができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路図であ
る。1は少なくとも2個以上の再充電可能な2次電池セ
ルを直列に接続した電池組、2は操作スイッチ、3は電
動機、4はスイッチ手段、5は抵抗器51、52からな
り、電池組1の電圧を検出する電池電圧検出手段、6は
抵抗器61と定電圧ダイオード62からなり、所定電圧
を設定する電圧設定手段、7は電池電圧検出手段5の出
力電圧と電圧設定手段6の出力電圧を比較する比較手段
である。
る。1は少なくとも2個以上の再充電可能な2次電池セ
ルを直列に接続した電池組、2は操作スイッチ、3は電
動機、4はスイッチ手段、5は抵抗器51、52からな
り、電池組1の電圧を検出する電池電圧検出手段、6は
抵抗器61と定電圧ダイオード62からなり、所定電圧
を設定する電圧設定手段、7は電池電圧検出手段5の出
力電圧と電圧設定手段6の出力電圧を比較する比較手段
である。
【0007】上記の構成による動作について説明する。
通常、電池電圧検出手段5の出力電圧は電圧設定手段6
の出力電圧より高くなるよう設定されているので、比較
手段7はスイッチ手段4をオンさせて電動機3を回転さ
せる。放電末期における電池組1の電圧低下に伴い、電
池電圧検出手段5の出力電圧が電圧設定手段6の出力電
圧より小さくなると、比較手段7はスイッチ手段4をオ
フさせて電動機3を停止させ、電池組1の放電を停止さ
せる。これにより、電池組1の深い放電を避けることが
できる。
通常、電池電圧検出手段5の出力電圧は電圧設定手段6
の出力電圧より高くなるよう設定されているので、比較
手段7はスイッチ手段4をオンさせて電動機3を回転さ
せる。放電末期における電池組1の電圧低下に伴い、電
池電圧検出手段5の出力電圧が電圧設定手段6の出力電
圧より小さくなると、比較手段7はスイッチ手段4をオ
フさせて電動機3を停止させ、電池組1の放電を停止さ
せる。これにより、電池組1の深い放電を避けることが
できる。
【0008】図2は本発明の他の実施例を示す回路図で
ある。コンデンサ53は電池電圧検出手段5に積分機能
を持たせるために設けられたもので、電池組1の電圧低
下が所定時間継続したことを検出した時のみスイッチ手
段4をオフさせる出力電圧を発生させるようにしてノイ
ズ等による誤動作を防止する。抵抗器63、コンデンサ
64とトランジスタ65は、操作スイッチ2の投入時に
比較手段7が誤動作するのを防止する信号遅延回路であ
る。8はSCR81と抵抗器82、83からなり、比較
手段7が電池組1の電圧低下を一度検出すれば、操作ス
イッチ2がオフされるまで記憶し、スイッチ手段4のオ
フ状態を継続させる自己保持手段である。9は該自己保
持手段8の出力すなわちSCR81のアノード端電位が
論理値1の時に作動してスイッチ手段4をスイッチング
させるパルスを発生するパルス発生手段であって、該パ
ルス発生手段9のパルス発生比率はパルス比率設定手段
10により変えられ、パルス比率を変えることにより、
電動機3の印加電圧を変えてその回転数を変える。
ある。コンデンサ53は電池電圧検出手段5に積分機能
を持たせるために設けられたもので、電池組1の電圧低
下が所定時間継続したことを検出した時のみスイッチ手
段4をオフさせる出力電圧を発生させるようにしてノイ
ズ等による誤動作を防止する。抵抗器63、コンデンサ
64とトランジスタ65は、操作スイッチ2の投入時に
比較手段7が誤動作するのを防止する信号遅延回路であ
る。8はSCR81と抵抗器82、83からなり、比較
手段7が電池組1の電圧低下を一度検出すれば、操作ス
イッチ2がオフされるまで記憶し、スイッチ手段4のオ
フ状態を継続させる自己保持手段である。9は該自己保
持手段8の出力すなわちSCR81のアノード端電位が
論理値1の時に作動してスイッチ手段4をスイッチング
させるパルスを発生するパルス発生手段であって、該パ
ルス発生手段9のパルス発生比率はパルス比率設定手段
10により変えられ、パルス比率を変えることにより、
電動機3の印加電圧を変えてその回転数を変える。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、深い放電
を行うことが防止されるので電池の寿命を伸ばすことが
できる。
を行うことが防止されるので電池の寿命を伸ばすことが
できる。
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図。
【符号の説明】 1は電池組、2は操作スイッチ、3は電動機、4はスイ
ッチ手段、5は電池電圧検出手段、6は電圧設定手段、
7は比較手段、8は自己保持手段、9はパルス発生手
段、10はパルス比率設定手段である。
ッチ手段、5は電池電圧検出手段、6は電圧設定手段、
7は比較手段、8は自己保持手段、9はパルス発生手
段、10はパルス比率設定手段である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2個以上の再充電可能な2次
電池セルを直列に接続した電池組と、該電池組に直列に
接続されたスイッチ手段及び電動機と、前記電池組の電
圧を検出する電池電圧検出手段と、所定電圧を設定する
電圧設定手段と、前記電池電圧検出手段の電圧が前記電
圧設定手段の所定電圧より小さい時、前記スイッチ手段
をオフさせる比較手段を設けたことを特徴とする2次電
池の保護装置。 - 【請求項2】 前記スイッチ手段をスイッチングさせる
ためのパルスを発生させるパルス発生手段と、該パルス
発生手段のパルスの比率を設定するパルス比率設定手段
を設けたことを特徴とする請求項1記載の2次電池の保
護装置。 - 【請求項3】 前記比較手段が電池組の電圧低下を一度
検出すれば、操作スイッチがオフするまでスイッチ手段
のオフ状態を継続させる自己保持手段を設けたことを特
徴とする請求項1記載の2次電池の保護装置。 - 【請求項4】 前記電池電圧検出手段に積分機能を持た
せ、該電池電圧検出手段が電池組の電圧低下が所定時間
継続したことを検出した時のみスイッチ手段をオフさせ
るようにしたことを特徴とする請求項1または請求項3
記載の2次電池の保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325313A JPH06178456A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 2次電池の保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4325313A JPH06178456A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 2次電池の保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06178456A true JPH06178456A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18175429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4325313A Withdrawn JPH06178456A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 2次電池の保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06178456A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001078449A1 (en) * | 2000-04-11 | 2001-10-18 | Cochlear Limited | Battery monitor and power demand adjuster |
KR100340875B1 (ko) * | 2000-03-17 | 2002-06-20 | 곽정소 | 배터리의 과충전 보호회로 |
GB2433361A (en) * | 2005-12-15 | 2007-06-20 | Aebos Technology Co Ltd | Power tool circuit protection |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP4325313A patent/JPH06178456A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100340875B1 (ko) * | 2000-03-17 | 2002-06-20 | 곽정소 | 배터리의 과충전 보호회로 |
WO2001078449A1 (en) * | 2000-04-11 | 2001-10-18 | Cochlear Limited | Battery monitor and power demand adjuster |
US7120500B1 (en) | 2000-04-11 | 2006-10-10 | Cochlear Limited | Battery monitor and power demand adjuster |
US7627378B2 (en) | 2000-04-11 | 2009-12-01 | Cochlear Limited | Battery monitor and power demand adjuster |
GB2433361A (en) * | 2005-12-15 | 2007-06-20 | Aebos Technology Co Ltd | Power tool circuit protection |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000307 |