JPH0617771B2 - 光学式物理量測定装置 - Google Patents

光学式物理量測定装置

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JPH0617771B2
JPH0617771B2 JP60235033A JP23503385A JPH0617771B2 JP H0617771 B2 JPH0617771 B2 JP H0617771B2 JP 60235033 A JP60235033 A JP 60235033A JP 23503385 A JP23503385 A JP 23503385A JP H0617771 B2 JPH0617771 B2 JP H0617771B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光学式物理量測定装置に関し、特に、ファ
ブリペローの干渉計並びにサーボ制御を利用して物体の
振動、変位などの物理量を測定するための光学式物理量
測定装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図は、測定光34を繰返し反射する反射面31a,32aを
有し、互いに平行な2枚の半透明鏡31,32でなる従来の
ファブリペローの干渉計を示す。同図において、透過干
渉光35、反射干渉光36は、いずれも2枚の半透明鏡31,
32の間隔によって干渉強度が変化するが、干渉の周期性
および非直線性のため、従来、このような干渉計は、微
小変位等の測定を行うのには適さなかった。
すなわち、この種の干渉計は、外乱などによって互いに
対向する2つの半透明鏡31,32の間隔が変動することに
より、光路位相が変化し、干渉強度が大きく変化する。
このような干渉計の透過干渉強度It は、半透明鏡31,
32の反射率をR、互いの位相差をδとして、 で表される。ただし、ここで位相差δは、λを光の波
長、φを鏡の間隔、lを鏡の間隔の変位として である。
また、反射光の干渉強度Iは、 で表される。
以上の式(1)およ式(3)を図示すれば、それぞれ第4図及
び第5図に示すようであり、周期性があることが分か
る。また、透過による干渉と反射による干渉とは互いに
丁度逆位相の関係にあることが分かる。なお、第4図お
よび第5図において、mは任意の整数である。また、第
4図の曲線は上から下に反射率Rが大きくなる場合を示
し、第5図の曲線は上から下に反射率Rが小さくなる場
合を示している。
このような干渉光の性質を利用して半透明鏡31,32の間
隔φを適当に調節することにより、干渉強度の中点付
近、すなわち干渉の最大値と最小値の中間点付近におけ
る変位lの変動を、透過光または反射光の干渉強度の変
化としてとらえ、測定物理量を検出することができる。
[発明が解決しようとする問題点] 以上のような従来の光学式物理量測定装置では、ファブ
リペローの干渉計の干渉強度が周期的で、ダイナミック
レンジは正負の方向にたかだか光の波長λの1/8程度
であり、直線性も非常に悪い。しかも、半透明鏡の間隔
φは、温度変化や経時変化の影響を受け易く、設定当初
から動作点が不明確となる可能性が強かった。
また、従来、変位を連続的、かつ、アナログ的に測定す
る手段として、光ヘテロダイン法に基づく装置が提案さ
れており、これは干渉をアナログ的に検出するのに干渉
光相互間の波長を変える必要があるため、波長シフタを
用いていた。しかし、波長シフタは高価であり、かつ、
装置が大形化するため、望ましくなかった。さらに、動
作の安定性についても前述と同様、充分満足すべきもの
ではなかった。
従って、従来、この種の干渉計を工業用の測定装置とし
て用いることはできないという問題点があった。
この発明は以上の問題点を除去しようとしてなされたも
のであり、単一波長による計測であっても精密な連続
的、アナログ的測定が可能な光学式測温装置を得ること
を目的とする。
なお、以上の従来技術の欠点を除去するものとして、本
願発明者による光学式変位測定装置が既に提案されてい
るが(特願昭60−117420号)、この発明はさらにこれを
改良したものである。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る光学式物理量測定装置は、コヒーレント
な測定光を発する光源とともにファブリペローの干渉計
を形成している1対の半透明鏡の、前記測定光のほぼ光
軸方向への変位を、電気信号の印加に対応して抑制する
変位抑制手段を備えている。
さらに、この発明の別の発明に係る光学式物理量測定装
置は、上記の変位抑制手段に加え、半透明鏡が前記測定
光によって形成する干渉光を検出しその強度を電気信号
に変換する光電変換手段と、変位抑制手段を周期的に励
振する発振器と、光電変換手段の出力電気信号の励振に
よる干渉に対応した電圧を出力する変換器およびこの変
換器の出力電圧を表示する表示手段とを備え、この表示
手段の電圧値の大小から1対の半透明相互の平行度を検
知する。
[作 用] この発明においては、ファブリペローの干渉計の半透明
鏡の間隔が外乱によって変動しようとするのを、サーボ
制御によって制限する。
この発明の他の発明においては、2つの平行に調整され
た半透明鏡で生ずる干渉は周期性があり(第4図)、振
動によって2つの半透明鏡の間隔の変位lが数ミクロン
程度の大きさである場合には、第6図に示すように、こ
の間隔の変位に対応して位相差δが変化し干渉の明暗が
いくつも生ずる。
このような場合であっても、干渉の中点付近での微小部
分に着目すれば、位相差δの変化と干渉強度とは、第7
図に示すように、良好な比例関係がある。しかし、一般
には、振動などによる間隔の変化は数ミクロン以上あ
り、干渉の中点での微小部分だけで考えることはできな
い。従って、この発明によれば、2つの半透明鏡の間隔
変化による位相差δの変化を干渉の中点付近の極く僅か
の部分に抑制するようにする。
この発明の別の発明においては、半透明鏡の平行度調整
のため発振器を作動させると、変位抑制手段を形成して
いる電磁コイルが振動し、その干渉変化に応じた出力電
圧の波形を監視して、半透明鏡の平行度をチェックす
る。
[実施例] 以下、添付図面に従ってこの発明の実施例を説明する。
なお、各図において同一の符号は同一または相当する部
分を示すものとする。
第1図は、この発明の透過干渉により振動加速度を検出
する一実施例を示し、図において、ケーシング1内に、
加速度を検知するためのウェイト部材2が支持手段3に
よって弾性的に支持されている。ケーシング1に固定さ
れて磁界形成手段をなし永久磁石を含む磁気回路4には
電磁手段である電磁コイル5が係合している。ファブリ
ペローの干渉計は半透明鏡6,7、レーザ光源8を備え
ており、コリメートレンズ10は、光源8からの測定光ビ
ーム9を平行光ビームとする。光電変換手段12は測定光
9によって形成される干渉光を検出し、その強度を電気
信号に変換する。支持プレート13は半透明鏡7と光電変
換手段12とを支持しており、角度調整手段14は支持プレ
ート13の支持角度を調節する。
ケーシング1は、透過干渉光を形成しこれを検出するす
べての要素を収納しているが、装置を固定する場所によ
ってはこれらを1つのケーシングに装備しなくてよい場
合、または1つのケーシングに装備することができない
場合もある。ケーシング1を形成する材料も適宜選定す
ることができる。
ケーシング1の左側端部のフレーム部材1Dには、コヒ
ーレントな測定光9を発生するレーザダイオードなどの
光源8が固定されている。この光源8は、レーザダイオ
ードに限らず、ガスレーザなど各種の光源を用いること
ができる。光源8から出射する測定光9は、フレーム部
材1Dの開口部1Fに装備したコリメートレンズ10で平
行光束となる。
ウェイト部材2は例えば円筒状であり、その中央部に、
後述する測定光9の光軸とほぼ同軸状の貫通孔2Aを有
する。測定光9はこの貫通孔2Aを通過する。この貫通
孔2Aに沿ったウェイト部材2の測定光入射側端の表面
付近には電磁コイル5が配置されている。また、他端に
は半透明鏡6が固定されている。
支持手段3はバネなどの弾性部材でなり、測定光9が貫
通孔2Aを通過することができるようにウェイト部材2
を支持する。このため、加速度の存在によってウェイト
部材2は測定光9の光軸に沿って矢印X方向に自由に運
動することができる。支持手段3の他端はケーシング1
に固定されている。
磁気回路4は、ウェイト部材2に配備した電磁コイル5
と共に、ウェイト部材2の変位を抑制制御するための変
位抑制手段をなしている。この磁気回路4は、例えば扁
平な円筒状であり、その中央部付近には測定光9を通過
させるための貫通孔4Aが形成されている。
ウェイト部材2に固定された半透明鏡6と支持プレート
13に固定された半透明鏡7とはそれぞれの反射面6R,
7Rがほぼ平行になるように角度調整手段14で支持プレ
ート13の角度を調整する。なお、これらの反射面6R,
7Rは互いに平行であることが理想的であるが、干渉が
発生すればよいのであるから、必ずしも平行である必要
はない。
以上において、貫通孔や開口はすべて同軸状に配列され
ているため、光源8からの光は、レンズ10、貫通孔4
A、貫通孔2A、半透明鏡6,7を介して、直線的に光
電変換手段12に到達する。
第2図は、第1図に示した装置を駆動制御するための電
気回路を示す。電磁コイル5の端子15および光電変換手
段12の端子16が、この電気回路と第1図のものとのイン
タフェイスをなしている。
図において、プリアンプ20は光電変換手段12で得られる
干渉電気信号Iを後段処理のために増幅する。比較器
21は端子24に加わる基準電圧Vとプリアンプ増幅出力
信号Vとの差分ΔVを出力する。22は移相回路、23は
駆動アンプである。プリアンプ20と比較器21の接続順序
は逆でもよく、場合によっては1つの回路にすることも
できる。
移相回路22は、比較器21の出力信号ΔVを電気的に微分
することにより、干渉電気信号の位相を変移させ、ウェ
イト部材2の振動を適度に減衰させて変位抑制動作が円
滑に作動するように作用する。駆動アンプ23は、電磁コ
イル5の端子15の一端に接続されており、位相変移した
偏差信号ΔVを電流増幅し、電磁コイル5を駆動する。
電磁コイル5の端子15の他方には、接地した負荷抵抗R
が接続されており、この接続点から出力端子25を引き
出している。
なお、移相回路22や駆動アンプ23などは場合によっては
省略でき、例えば電磁コイル5の電流感度が大きかった
り、前段回路の出力電流が大きい場合などには、駆動ア
ンプ23を省略することができる。
以上の構成により、2つの半透明鏡6,7で生ずる干渉
信号が増幅され、比較され、また微分された後、その電
流が電磁コイル5を流れ、振動によって生じるウェイト
部材2の変位、すなわち、ウェイト部材2に固定されて
いる半透明鏡6の変位を抑制して、干渉の強度が常に干
渉の中点に漸近するフィードバックループを形成してい
る。このフィードバック系では、変位抑制手段の単体で
の電圧に対する変位抑制力を考慮し、充分大きな抑制電
圧を印加する必要があり、このためにはプリアンプ20を
含む増幅系のゲインを充分に大きくする必要がある。
ところで上記の実施例では、磁気回路4がケーシング1
に固定されており、電磁コイル5は可動状態におかれて
いる。しかしながら、そもそもかような駆動形態は相対
的なものであり、固定側と可動側を互いに逆にしてもよ
い。すなわち、電磁コイル5をケーシング1側に固定、
磁気回路4をウェイト部材2に結合固定し、この磁気回
路4の方を可動状態においてもよい。さらに、以上の説
明では、いずれの場合も磁気回路4および電磁コイル5
のうち、いずれか一方が固定状態に、他方が可動状態に
ある場合についてであるが、これ以外の手段もあり得
る。例えば一体化された磁気回路4と電磁コイル5をケ
ーシング1側に固定し、ウェイト部材2側に鉄等の磁性
材料を設けておき、磁気回路4、電磁コイル5およびウ
ェイト部材2との間に、電磁気的な力を働かせるような
手段でもよい。
もちろも、ウェイト部材2と一体化された磁気回路4と
電磁コイル5を固定し、ケーシング1側に磁性材料を設
けた、逆の構成であってもよい。
また、測定光9の光軸と磁気回路4の軸とは、一致して
いなくともよい。すなわち、変位抑制手段はその形状、
構造について限定されることがなく、どのような形であ
っても変位抑制の機能をすればよい。
以上のような電磁気的な力による変位抑制手段のほか、
圧電や静電力による変位抑制手段も考えられる。要は、
変位抑制の動作原理、構造についての制限はなく、変位
抑制動作機能を有する周知の技術を適宜に用いることが
できる。
次に、この実施例の原理並びに動作を説明する。測定に
先立って、第1図のユニットを加速度を測定すべき対象
に固定する。第2図の電気回路は第1図のユニットに組
込んでもよいし、別にしてもよい。
まず、比較器21の端子24に干渉の中点に対応する基準電
圧Vを印加する。従って、測定対象が静止し、または
等速度運動をしているときは、加速度が零であり、半透
明鏡6,7の間隔が干渉の中点に対応する距離になって
いれば、プリアンプ20の出力電圧VはVに等しく、
比較器21の偏差出力信号ΔVは、ΔV=0である。この
ため、電磁コイル5には電流が流れず、ウェイト部材
2、従って半透明鏡6に電気的な力は働かない。
しかし、一般には、このような加速度が零の状態でも半
透明鏡の間隔は干渉の中点に対応する距離になっていな
い。半透明鏡の間隔A,B,Cに対応するそれぞれの干
渉強度Ia,Ib,Icの関係は第8図に示すようにな
る。間隔Dおよび干渉強度Idは、干渉の中点に対応す
る関係を示している。
このため、プリアンプ20の出力電圧Vは基準電圧V
と異なり、比較器21は相応の出力電圧ΔVを発生し、移
相回路22および駆動アンプ23を介して電磁コイル5が励
磁されて電気力が作用する。このため、ウェイト部材
2、従って半透明鏡6が移動する。この移動方向は、電
磁コイル5の巻回方向、磁気回路、電気回路などの極性
によって決定される。しかし、いずれの方向に動いて
も、半透明鏡の間隔が干渉の中点に近づくにつれて、基
準電圧Vとプリアンプ出力電圧Vとの差が小さくな
り、ΔVが零に近づき、電磁コイル5に流れる電流も零
に近づき、この状態で半透明鏡6が静止する。
電磁コイル、磁気回路、電気回路などの極性が一定の場
合、鏡の静止する位置はそれぞれ第9図のA′,B′,
C′で示す位置であり、このときの干渉強度はI′a,
I′b,I′cで示したようになる。このように半透明
鏡6の静止する位置A′,B′,C′は、最初の位置か
ら干渉の中点付近に半透明鏡を動かすのに要する機械的
な力と、支持手段3の弾性力に逆らい干渉の中点とのず
れを補正するために流れる電流とが平衡する点である。
この平衡点を決定するファクタは、最初の半透明鏡の位
置条件は勿論であるが、支持手段3のバネ定数とサーボ
動作量も大きく寄与する。すなわち、電気回路の増幅率
を上げるなどして電磁コイル5に流れる電流を増し、サ
ーボ動作のゲインを充分大きくすることにより、I′
a,I′b,I′cをほぼ干渉の中点と等しくすること
ができる。
この平衡点での比較器21の出力信号の電圧値は、極く小
さく零に近い値であるが、駆動アンプ23によって増幅さ
れる大きな電流が電磁コイル5に流れるため、半透明鏡
の間隔を補正するのに必要な電磁気力を得ることができ
る。
以上の一連の動作は、観点を変えてみた場合、外力によ
って生じるウェイト部材2、すなわち半透明鏡6の変位
を、干渉を利用することによって規定の位置に抑制する
動作にほかならない。
以上のように、電気的なサーボ動作によって干渉の中点
に対応する位置に半透明鏡6が位置決めされた状態で、
加速度を検出する場合を考える。
加速度によってウェイト部材2に位置変化が生じ、半透
明鏡6,7間の間隔が変化すると、光の干渉強度も変化
する。ここで、ウェイト部材2の位置変化は連続的であ
り、しかも微視的に見ると徐々に変化しているので、前
述の加速度の無い場合のサーボ動作と同様に、干渉信号
と基準電圧との差分によって発生する電流が電磁コイル
5に流れ、振動加速度による力とは逆向きの電磁気力が
ウェイト部材2に働き、その動きを抑制する。従って干
渉の中点に対応する位置からわずかにずれた位置を振動
の中点、すなわち基準点として、半透明鏡6は電磁気力
で抑制されながら極くわずかに動く。
ところで、サーボ受振器(半透明鏡6を含むサーボ系の
駆動対象)では、支持手段3のバネ定数をk、ウェイト
部材2の質量をm、変位制御手段の電流に対する感度を
、光干渉によるウェイト部材2の変位検出感度を
A、第1図のx方向の加速度をaとして、半透明鏡6の
変位Xを、 で表すことができる。この式(4)から、ウェイト部材2
の質量m、支持手段3のバネ定数kが一定の場合に、上
記の感度AまたはAを大きくすることにより、電磁気
的な抑制力が大きくなり、サーボ受振器の変位量Xをい
くらでも小さくできることが分かる。
従って、第10図に示すように、同図(a)のサーボ動作が
行われない場合の変位Xは、サーボが動作することに
より、電磁気的な抑制力が働いて同図(b)の変位X
ように小さくなる。また、これに応じて、光干渉の変化
する領域が直線性の良好なごく狭い範囲に制限されて、
干渉信号から変位を容易に検出することができる。
なお、式(4)において、k<<A×Aの場合には機械
的なバネ定数kを無視することができ、変位量Xは、 となる。また、第2図の出力端子25の出力電圧eは、 と表される。
この式には光干渉法によるウェイト部材2の変位検出感
度Aが含まれていないので、出力電圧eは光干渉感度に
全く影響されない。すなわち従来の光干渉法のように光
干渉の周期性によって生じる非直線性をこの実施例では
本質的に出力することはなく、加速度aに対する出力電
圧eを直線性よく出力することができる。
ここで、出力電圧eの感度は、ウェイト部材2などの質
量m、変位抑制感度A、電磁コイル5に電流を流しサ
ーボ動作を行うための抵抗Rなどによって決まるの
で、抵抗Rの選択によって電磁コイル5に流れる電流
を変えてサーボ量をコントロールし、適切な感度で直線
性良好に加速度を検出することができる。
なお、光干渉の非直線性は(6)式で示されるように出力
電圧eに影響しないが、ここで(5)式に注目してみる
と、光干渉法によるウェイト部材2の変位検出感度A
は、ウェイト部材2の変位、すなわち加速度aの関数で
あるので、加速度aに対して変化する。
このためウェイト部材2の変位量Xは加速度aに対応せ
ず、非直線的に抑制されて動く。このような動作は、ウ
ェイト部材2、すなわち半透明鏡6を干渉の非直線性と
は逆向きに非直線的に動かすことによって光干渉の非直
線動作を補正していることにほかならない。
なお、以上の動作において、半透明鏡6,7が狂い、干
渉強度の最大、最小値が若干変化しても、出力電圧eに
影響を与えない利点も持ち合わせている。
以上、説明したように、光干渉とサーボ動作を組み合わ
せることによって、光干渉の非直線問題を本質的になく
し、光干渉の特質である高感度性を生かし、かつ、直線
性が良好な物理量測定が可能になる。
また、第2図の出力端子25の出力電圧eは、 と表される。このため、サーボ量Aの増減によって変位
Xおよび出力電圧eを、光干渉の特性を考慮しつつ、目
的に応じた制御が可能となる。
また、上記実施例に関して、一般的な従来のフアブリペ
ローの光学系では、第11図に示すように、2つの半透明
鏡6,7による反射光30がレーザ光源8に戻り、光フィ
ードバックが生じて発振が不安定となり大きなノイズ光
を生じる。
このため、第12図に示すように、反射光30の戻る光路に
ポラライザ31および1/4波長板32を配置し、反射光を
光源8の手前で遮断するようにする。このような構成に
よれば、レーザ光源8の出射光はこれらの光学素子を通
過できるが、半透明鏡6,7による反射光30は、1/4
波長板32によって偏光面が回転されポラライザ31を通過
できなくなる。従って、レーザ光源8への光フィードバ
ックはほとんど無くなる。
あるいは、第13図に示すように、2つの半透明鏡6,7
の光軸に対する角度を直角から僅かにずらし、その反射
光30を光吸収体33で吸収するようにする。このような構
成によれば、1/4波長板やポラライザなどの高価な光
学素子を用いずに上記の目的を達成することができる。
光吸収体33の材質や形状は、光学条件を考慮して決定す
べきものであるが、例えばベルベットコート(商品名)
を用いることができる。また、鏡6,7の傾斜角度も検
出感度並びに反射光の帰還率などを考慮して適宜決定す
べきであるが、一般的に1〜6度程度が望ましいであろ
う。なお、反射光30が光源8に戻らなければよいのであ
るから、光吸収体33は必ずしも設ける必要はなく、光路
にあるものの内面反射が無視できる場合には、光吸収体
33をわざわざ設ける必要はない。
また、この場合、第14図に示すように、半透明鏡6の移
動方向は、測定光の入射方向141、鏡7と直角な方向14
2、および反射光30の進行方向143のいずれの方向であっ
てもよい。これら3つの方向に違いはわずかであり、検
出感度に有意の差は出ないためである。
第15図はこの発明の他の実施例を示すものであり、レー
ザ光のパワー変動やレーザ光に含まれるノイズを抑制す
るようにしている。
すなわち、プリアンプ20の出力に含まれるレーザ光源8
のパワー変動とノイズ成分は、振動変位による干渉成分
と区別できず、比較器21は上記パワー変動などのノイズ
成分を干渉の変化として処理する。従って、比較器21
は、基準電圧Vとパワー変動ノイズ成分との差を出力
し、通常の加速度検出と同様のサーボ動作を実行する。
これを近似式で示せば、プリアンプ20の出力信号V
は、入射光パワーをEとして、干渉強度It を表す関
係、 It=E(1+Rcosδ)=V ・・・(7) に等しい。レーザパワーEに近い値の電圧Vが基準電
圧端子24に加えられる結果、比較器21の出力ΔVは、 ΔV=E−V+ERcosδ ・・・(8) となる。ERcosδは振動成分であり、レーザパワーE
のノイズ成分によってΔVは若干の影響を受けるが、振
動が無いときには殆んど0であるので、この成分は無視
することができる。しかし、E−Vは振動が無いとき
でも出力するノイズ成分であり、無視することはできな
い。
レーザパワーEに含まれるノイズ成分のうちパワー変動
は、パワー制御によって抑制することができても、レー
ザ発振に伴って本質的に発生するその他のノイズ成分を
少なくすることは困難であり、微小加速度の測定に支障
を来すおそれがある。この実施例ではこの点を解決して
いる。
すなわち、この実施例によれば、第2図の実施例の電気
回路に加えてレーザ光源8の光パワーの変動を電気回路
40で検出して基準電圧Vを与えるゲイン調整回路41を
備えている。すなわち、一般に、半導体などのレーザ光
源は、外因によるパワー変動が大きいため、電源にパワ
ー制御回路を備えている。例えば、半導体レーザの場
合、レーザケース内部にパワー制御用のホトダイオード
が組込まれており、レーザ光の光パワーを検出して電源
回路40を制御し、光パワーを一定に保つようにしてい
る。この場合、ホトダイオードの出力にはレーザ光源の
ノイズも含まれており、またホトダイオード自身で発生
するノイズもわずかに含まれているが、レーザ光源のノ
イズに比べて小さいので無視できる。
この場合、ホトダイオードの出力は、αをホトダイオー
ドなどによって定まる感度の定数として、レーザ光パワ
ーEに対応しており、αEと表すことができる。このα
Eには当然レーザ光源のノイズが含まれている。このた
め、このホトダイオードの出力を1/αのゲインのゲイ
ン調整回路41に通すことにより出力電圧Eを得、比較器
21の端子24の入力を基準電圧Vとすることができ
る。
この場合、比較器21の出力ΔVは、 △V=E(1+Rcosδ)−E =ERcosδ ・・・(9) となり、ノイズ成分によって干渉感度が多少変化するこ
とはあっても、無振動時にはノイズ成分は出力しない。
第16図はこの発明のさらに他の実施例であり、透過干渉
光および反射干渉光の双方を用いて、前述の実施例と同
様にノイズを抑制するようにしている。
この実施例によれば、透過干渉光検出系は前述のものと
何等変わらない。ここでは、反射干渉光を検出するため
に、コリメートレンズ10の前方に半透明鏡51と設けて反
射光を第2の光電変換手段50で検出している。この光電
変換手段50の出力信号はプリアンプ29で増幅された後、
比較器21の一方の入力(基準電圧入力)となる。
以上の構成によれば、式(3)の反射干渉強度Iを、 I=E(1−Rcosδ) ・・・(10) で近似して表せば、比較器21の出力ΔVは、式(7)と式
(10)との差分で得られ、 ΔV=2ERcosδ ・・・(11) となり、ノイズ成分が出力されないことが分かる。この
様子を模式的に示したのが第17図であり、第4図および
第5図の透過干渉と反射干渉とを同一図で示している。
第17図によれば、最初、半透明鏡の間隔がAのときには
透過および反射の干渉強度がそれぞれIAr及びIAt
であったのが、差分信号によってサーボ動作が実行さ
れ、最終的に2つの干渉強度が一致し、半透明鏡の間隔
はA′に落着いている。
この実施例の有利な点は、レーザ光源8のノイズが出力
されないことのほかに、透過干渉と反射干渉との差分を
とることにより、何らかの原因による干渉条件の変化の
影響を受けにくいということである。また、レーザ光源
8のパワー制御をしなくてもよいため、装置の大形化を
回避できる。
第18図はこの発明の別の実施例を示すものであり、2つ
の半透明鏡6,7の平行度を調節する手段を有するもの
で、図において、発振器61は電磁コイル5を数十から数
百ヘルツの周波数で交番的に励磁する。62は振幅−電圧
変換器、63は電圧計である。
以上の構成によれば、一度、互いに平行に調整した半透
明鏡6,7が、運搬の衝撃などによって最初の設定から
ずれてしまった場合の再調整が可能となる。すなわち、
調整のため発振器61を作動させることにより、コイル5
が周期的に振動し干渉変化が生じる。この場合の干渉
は、第19図に示すように、発振周波数に対応して周期性
がある。この場合、干渉の最大値と最小値との差すなわ
ち干渉の度合は、コイルに流れる電流によらず、2つの
半透明鏡6,7の平行度に依存する。平行度がよい場合
には第20図(a)に示すように干渉信号が大きくなり、平
行度が悪い場合には同図(b)に示すように干渉信号が小
さくなる。従って、プリアンプ20の出力を振幅−電圧変
換器62に入力し、角度調節手段14で角度を調節すること
により、電圧計63でこの変換器62の出力電圧を監視しつ
つ半透明鏡6,7の平行度をチェックすることができ
る。電圧計63の値が最大となったときが、平行度が最良
となったときであることは、容易に理解されるであろ
う。
このような実施例によれば、発振器の周波数や、コイル
を流れる電流に対して干渉の度合が依存しないため、精
度がよく安定した発振器を用いる必要が無いため、半透
明鏡の平行度調整を安価容易に実行することができ、実
際的である。
また、電磁コイル5を二重に巻回して、1つのコイルに
半透明鏡の間隔φを調整するための直流電流を流し、他
のコイルをサーボ動作用のコイルとして用いることもで
きる。すなわち、サーボ動作を円滑に行うためには、前
述のように、k<<A×Aである必要があり、支持手
段3のバネ定数kを余り大きくすることはできない。こ
のため、支持手段3が柔かくなり、装置の設置条件によ
っては2つの半透明鏡6,7が互いに接触したり、ウェ
イト部材2がストッパ(図示せず)や周辺部に接触した
り、あるいは支持手段3のバネ弾性限界を越えたりする
可能性がある。
これらを防止するためには、それぞれの構成要素の間隔
を拡げるなどすればよいが、光源の波長変動の影響が大
きくなるため望ましくない。このことは干渉の近似式
(7)において鏡の変位lを零とすれば干渉強度Itは、 となり、半透明鏡の間隔φが波長λに比べて非常に大き
い場合には、ごくわずかの波長変動に対してcos項の変
動が大きいため、干渉強度が大きく変化することが分か
る。一般哲には波長λは1μm以下であるため、半透明
鏡の間隔φは波長よりも大きくなり、波長変動の影響を
無視することができない。
従って電磁コイル5を二重に形成し、一方のコイルを流
れる電流を調整することによって半透明鏡6を動かして
二つの半透明鏡6,7の間隔φをせばめ、波長変化の影
響を小さくすることができる。これによって設置角度な
どの条件によらず、2つの半透明鏡6,7の間隔を近づ
いた状態で一定に保つことが可能であり、光源の波長変
化の影響を受けにくい間隔で、かつ、支持手段3が円滑
に動く位置に半透明鏡6を設定することができる。
この発明は、以上の実施例および変形例に限定されるも
のでなく、この発明の技術的範囲内において、各種の他
の変形が考えられ、また、同等の構成要素の交換が可能
であることは、当業者にとって明らかであろう。例え
ば、以上の各実施例などでは、加速度検出を目的として
説明したが、これに限定されるものでない。また、変位
制御手段も電磁的なものに限らず、例えば圧電素子の変
位などを利用することができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明は、フアブリ
ペローの干渉計の一対の干渉用鏡の変位を制限する変位
抑制手段を設けたので、当該一対の干渉用鏡の間隔が外
乱によつて変動しようとするのを制限し、測定のダイナ
ミツクレンジと直線性を大幅に改善することができる効
果がある。
この発明にあつては、一対の干渉用鏡間を強制的に周期
的に励振すると共に、その励振状態を表わす調整出力信
号を形成し、これを調整表示手段に表示すようにしたこ
とにより、一対の干渉用鏡間の平行度を常時監視するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1
図のものを作動させるための電気回路図、第3図は従来
のファブリペローの干渉計の光学系統図、第4図および
第5図は第3図のものにおけるそれぞれ透過干渉および
反射干渉の位相差−干渉強度特性線図、第6図はファブ
リペローの干渉計の動作の一般的説明図、第7図〜第1
0図はそれぞれ当該実施例の動作説明のための特性線
図、第11図は第1図のものの一部変形例の必要性を示す
ための側面図、第12図および第13図はそれぞれ第1図の
ものの一部変形例の側面図、第14図は第13図のものの動
作説明図、第15図は他の実施例の光学・電気回路図、第
16図はさらに他の実施例の光学・電気回路図、第17図は
第16図の実施例の動作説明線図、第18図は別の実施例の
光学・電気回路図、第19図および第20図は第18図のもの
の動作説明線図である。 1……ケーシング、2……ウェイト部材、3……支持手
段、4,5……変位抑制手段をなす磁気回路および電磁
コイル、6,7……半透明鏡、8……光源、9……測定
光、12,50……光電変換手段、20,29……プリアンプ、
21……比較器、23……駆動アンプ、41……ゲイン調整回
路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の干渉用鏡間の変位に応じて、上記一
    対の干渉用鏡間に生ずる干渉光の変化を検出して、干渉
    光検出信号を送出する変位検出部と、 上記干渉光検出信号に基づいて形成したサーボ出力によ
    つて上記一対の干渉用鏡間の変位に対するサーボ制御力
    を生じさせるように上記変位検出部をサーボ動作させる
    ことにより、上記一対の干渉用鏡間の変位量の変化に対
    する上記干渉光検出信号の直線性が良好な微小範囲に上
    記一対の干渉用鏡間の変位を抑制すると共に、上記サー
    ボ出力に対応する変位検出出力を送出するサーボ回路部
    と を具えることを特徴とする光学式物理量測定装置。
  2. 【請求項2】上記変位検出部は、 一定の磁界を形成する磁界形成手段と、 上記磁界内において上記一対の干渉用鏡と一体に変位で
    きるように配設された電磁コイルでなる電磁手段と を有し、上記サーボ出力を上記電磁手段に与えることに
    より、上記電磁手段によつて上記変位手段に対する上記
    サーボ制御力を生じさせる ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光学式
    物理量測定装置。
  3. 【請求項3】一対の干渉用鏡間の変位に応じて、上記一
    対の干渉用鏡間に生ずる干渉光の変化を検出して、干渉
    光検出信号を送出する変位検出部と、 上記干渉光検出信号に基づいて形成したサーボ出力によ
    つて上記一対の干渉用鏡間の変位に対するサーボ制御力
    を生じさせるように上記変位検出部をサーボ動作させる
    と共に、上記サーボ出力に対応する変位検出出力を送出
    するサーボ回路部と を有する光学式物理量測定装置において、 上記一対の干渉用鏡間を所定の周期で所定の変位量だけ
    強制的に変位させる変位駆動手段と、 上記変位駆動手段によつて上記一対の干渉用鏡間を駆動
    している状態において上記変位検出部から得られる上記
    干渉光検出信号に基づいて上記一対の干渉用鏡間の駆動
    状態を表す調整出力信号を得る調整出力信号形成手段
    と、 上記調整出力信号を表示する調整表示手段と を具え、上記調整表示手段の表示に基づいて上記一対の
    干渉用鏡間の平行度を検知できるようにしたことを特徴
    とする光学式物理量測定装置。
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