JPH06177402A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH06177402A
JPH06177402A JP35111492A JP35111492A JPH06177402A JP H06177402 A JPH06177402 A JP H06177402A JP 35111492 A JP35111492 A JP 35111492A JP 35111492 A JP35111492 A JP 35111492A JP H06177402 A JPH06177402 A JP H06177402A
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negative resistance
layer
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resonance tunnel
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Koichi Maezawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共鳴トンネル負性抵抗素子のリーク電流を少
なく、かつ高速動作を可能にし、しかも製造を容易にす
る。 【構成】 共鳴トンネルダイオードD1,D2が2個直列
に接続され、その接続点に出力端子Oが設けられ、接地
側の共鳴トンネルダイオードD2 にはゲート電極を入力
端子Iとする電界効果トランジスタTが並列接続されて
いる。これによっって共鳴トンネルダイオードD1 と共
鳴トンネルダイオードD2 との直列体に電源電圧Vbias
が印加されると、流れる電流は両者の和であるため、電
界効果トランジスタTのゲート(入力端子I)に印加す
る電圧Vgによってピーク電流を変化させることができ
る。このため、リーク電流が少なく、非常に高速な動作
が可能である

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速で多機能な動作を
行う半導体装置に係わり、特に共鳴トンネル効果を利用
した負性抵抗素子を用いた半導体装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、負性抵抗素子、特に共鳴トンネル
効果を用いた負性抵抗ダイオード、いわゆる共鳴トンネ
ルダイオードはその高速性から様々な応用が研究されて
いる。同一出願人は、電流を制御できるN型の負性抵抗
素子を直列に接続し、その中間の電圧を出力として取り
出す方式の論理ゲートを提案している(特願平3−20
4607号,特願平4−56622号)。以下、特願平
4−56622号にしたがってこの論理ゲートの構成を
説明する。
【0003】図5はこの論理ゲートを構成する負性抵抗
素子の断面図を示したものである。図5において、11
は半絶縁性GaAs基板、12は例えば2×1018cm
-3のSiをドープした厚さ6000Åのn+ −GaAs
バッファ層、13は例えば5×1017cm-3のSiをド
ープした厚さ500Åのn- −GaAsからなるコレク
タ層、14は厚さが例えば50ÅのアンドープAlAs
からなる第1のバリア層、15は例えば厚さ50Åのア
ンドープGaAsからなる井戸層、16は同じく厚さ5
0ÅのアンドープAlAsからなる第2のバリア層であ
る。
【0004】また、17は例えば5×1017cm-3のS
iをドープした厚さ500Åのn−GaAsからなるエ
ミッタ層、18は例えば2×1018cm-3のSiをドー
プした厚さ3000Åのn+ −GaAsからなるコレク
タコンタクト層である。結晶成長は、例えば分子線エピ
タキシー法で行い、成長後、メサエッチングを行い、図
5のような共鳴トンネルダイオードを形成する。
【0005】また、19はエミッタ電極、20は例えば
AuGe/Niの蒸着及び合金化によって形成したコレ
クタ電極、21は例えばNi/Zn/Au/Ti/Au
を(それぞれ厚さ50Å/160Å/1000Å/10
00Å/1000Å)に蒸着して400℃で合金化した
制御電極であり、22はこの制御電極21から拡散した
Znがつくるp+領域、23は例えばH+をイオン注入す
ることによって作製した高抵抗層である。
【0006】この構造では、共鳴トンネルダイオードの
面積は、pn接合の空乏層の伸びによって決まるため、
制御電極21に加えた電圧によってエミッタ−コレクタ
間を流れる電流を制御することが可能である。このよう
な負性抵抗素子の2つを直列に接続し、その両端に電源
電圧Vbiasを印加する。また、2個の負性抵抗素子を接
続点から出力端子をとる。
【0007】次にこの論理ゲートの動作について図6お
よび図7を用いて説明する。まず、1個の負性抵抗素子
単体の電流−電圧特性を図6に示す。2個の負性抵抗素
子を直列に接続した場合の系の安定点は、電源電圧V
biasに応じて図7(a)の状態から図7(b)の状態に
変化する。まず、電源電圧Vbiasがピーク電圧VP の2
倍より小さいときは図7(a)に示される点Sが安定点
であり、出力電圧VAはVbias/2である。電源電圧V
biasを大きくして2VPを超えると、図7(b)に示す
ように系の安定点は点S1と点S2との2点になり、出力
電圧は安定点に応じて電圧VBか電圧VCとなる。ここで
図7(b)に示される点S1と点S2とのいずれかの安定
点に落ち着くかは2個の負性抵抗素子の特性の微少な違
いによる。
【0008】この微少な特性の変化は、入力端子へ印加
する電圧によって生じさせることができる。つまり、制
御電極21に正の電圧を印加すると、MESFETと同
様に空乏層が縮み、素子面積が実効的に大きくなり、電
流も増加することになる。この結果、電流量が相対的に
小さい素子に大きな電圧がかかる方がエネルギー的に安
定になる。したがって出力電圧を決めることができる。
負の電圧の時はこの反対である。
【0009】ここで注意すべきことは電流の変化は極め
て小さくて良いということである。2個の負性抵抗素子
が完全に等価であるとすれば、0.001%程度の小さ
な電流変化でも室温の熱エネルギーに打ち勝って安定に
スイッチングすることが可能である。したがって、実際
には負性抵抗素子のばらつきがスイッチングに要する最
小の電流の変化を決めることになる。いずれにせよ電流
の変化は極めて小さいので、各素子の制御電極21によ
る相互コンダクタンスは小さくてよく、入力容量も極め
て小さくできる。この論理ゲートの駆動能力は共鳴トン
ネル素子のピーク電流によって決まり、この相互コンダ
クタンスとは無関係である。したがってファンアウトが
増えても出力側の容量はほとんど増えず、動作スピード
の劣化は起こらない。
【0010】さて、この負性抵抗素子を用いて論理回路
を組むためには、前述したように電源電圧Vbiasとして
0Vから2Vpより大きい電圧の間で周期的に変化する
駆動電圧を用いる。ここで、ある負性抵抗素子の出力を
次の負性抵抗素子の入力として使用するためには、前の
負性抵抗素子の出力が決まっている必要があるため、駆
動電圧の位相を遅らせる必要がある。例えば図8(a)
に示すような段UA,UB,UCを一組とする多段回路1
20では、それぞれの段に属す負性抵抗素子に図8
(b)に示すような3相の駆動電圧A,B,Cを与えて
やればよい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された論理回路は、共鳴トンネル電界効果型ト
ランジスタ(共鳴トンネルFET)の製作には、いくつ
かの問題があった。その一つは、ゲートリーク電流の問
題である。pn接合ゲートを用いた場合あるいはショッ
トキーゲートを用いた場合でもゲートの順方向電流が流
れ出す電圧が低いため、論理振幅は概ね1V以下に制限
されてしまう。また、ピーク電圧を下げ、消費電力を抑
えるためには、共鳴トンネル構造上下のn層の不純物濃
度を大きくすることが望ましいが、その場合にもゲート
リーク電流が問題となり、その濃度は1017程度に制限
されてしまう。
【0012】したがって本発明は、以上の点に鑑みて前
述のような課題を解決するためになされたものであり、
その目的は、製造が容易でかつリーク電流の少ない半導
体装置を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、高速,多機能な論理動作が行える半導体装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明による半導体装置は、N型負性抵抗特性を
有する負性抵抗素子をそのエミッタ電極,コレクタ電極
に対して2個直列に接続して直列体を構成し、この直列
体の少なくとも一方の負性抵抗素子に少なくとも1個の
トランジスタを並列接続し、直列体の両端に印加した電
圧をこれらの負性抵抗素子のピーク電圧値を加えた電圧
値を挟むように上下に変化させて駆動するものである。
また、本発明による他の半導体装置は、上記負性抵抗素
子に準束縛状態への共鳴を利用した共鳴トンネル素子を
用い、コレクタまたはエミッタのn層とトランジスタの
ドレインまたはソースのn層とを共通層とするものであ
る。
【0014】
【作用】本発明における半導体装置においては、負性抵
抗素子とピーク電流を変調するトランジスタとが分離し
て構成できるため、負性抵抗素子とトランジスタとが最
適な設計が可能となり、高速で低消費電力の実現が可能
となる。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下、図面を用いて本発明の実
施例を詳細に説明する。図1は、本発明による半導体装
置の一実施例による半導体論理回路を示す図であり、こ
の実施例では共鳴トンネルダイオードと電界効果トラン
ジスタとを用いた例である。図2は共鳴トンネルダイオ
ードと電界効果トランジスタとの並列接続回路の電流−
電圧特性を電界効果トランジスタのゲート電圧の関数と
して示したものである。図1において、前述した共鳴ト
ンネルダイオードD1,D2が2個直列に接続され、その
接続点に出力端子Oが設けられ、接地側の共鳴トンネル
ダイオードD2 にはゲート電極を入力端子Iとする電界
効果トランジスタTが並列接続されている。
【0016】このような構成において、共鳴トンネルダ
イオードD1 と共鳴トンネルダイオードD2 との直列体
に電源電圧Vbiasが印加されると、流れる電流は両者の
和であるため、電界効果トランジスタTのゲート(入力
端子I)に印加する電圧Vgによってピーク電流を変化
させることができる。したがって前述した共鳴トンネル
FETをこの並列接続回路で置き換えても、単安定−双
安定転位を用いた論理動作が可能である。
【0017】このような構成によれば、共鳴トンネルダ
イオードD1 および共鳴トンネルダイオードD2 とその
ピーク電流を変化させる電界効果トランジスタTとを分
離して構成したので、層構造を独立に設計でき、それぞ
れの最適化が可能となる。なお、この実施例では、接地
側の共鳴トンネルダイオードD2 に並列に電界効果トラ
ンジスタTを接続したが、この場合、動作としてはイン
バータとなる。
【0018】また、このような構成によれば、ピーク電
流の変化が極めて小さくても安定にスイッチングできる
特徴は前述した共鳴トンネルFETと同様であるため、
電界効果トランジスタTの相互コンダクタンスは極めて
小さくても良く、入力容量も小さくできる。したがって
ファンアウトを増やしても動作スピードが劣化しない特
長は同じである。
【0019】(実施例2)図3は、本発明による半導体
装置の他の実施例による半導体論理回路を示す図であ
る。同図において、直列接続された共鳴トンネルダイオ
ードD1 および共鳴トンネルダイオードD2には、それ
ぞれ重み付けの異なる5つの入力端子I1〜I5 を有す
る電界効果トランジスタT1〜T5が並列接続されてお
り、電源側の共鳴トンネルダイオードD1 には入力に正
の重み付けされた2個の電界効果トランジスタT1,T2
が並列接続され、接地側の共鳴トンネルダイオードD2
には入力に負の重み付けされた3個の電界効果トランジ
スタT3,T4,T5 が並列接続されている。
【0020】このような構成によれば、正負を含めた複
数入力の重み付き和に対する閾値論理動作を行うことが
できる。この重みは、電界効果トランジスタT1〜T5
ゲート幅(相互コンダクタンス)に比例して変化する。
また、電源側の電界効果トランジスタT1,T2への入力
は正の重み付け、接地側の電界効果トランジスタT3
5 への入力は負の重み付けに対応しているが、この場
合、スイッチング時のソース電圧が異なるため、電源側
の電界効果トランジスタT1,T2と接地側の電界効果ト
ランジスタT3〜T5とでは比例定数が異なる。したがっ
て多機能動作が実現可能となる。
【0021】(実施例3)図4は、本発明による半導体
装置のさらに他の実施例による構成を示す断面図であ
る。この実施例では、共鳴トンネルダイオードとチャネ
ルドープ型ヘテロ接合電界効果トランジスタとを同一基
板上に集積した例を示している。同図において、100
は半絶縁性GaAs基板、101はアンドープGaAs
からなるバッファ層、102はSiを2×1018cm-3
ドープしたチャネル層、103はアンドープのAl0.45
Ga0.55Asを用いたバリア層、104はSiを4×1
18cm-3ドープしたコレクタ/ソース/ドレインのn
+ 層である。
【0022】また、105はSiを1×1018cm-3
ープしたコレクタn層、106はアンドープAlAsバ
リア層、107はアンドープGaAs量子井戸層、10
8はアンドープAlAsバリア層、109はSiを1×
1018cm-3ドープしたエミッタn層、110はSiを
1×1019cm-3ドープしたn+ エミッタコンタクト
層、111はエミッタ電極、112はコレクタ/ドレイ
ン電極、113はゲート電極、114はソース電極であ
る。なお、共鳴トンネル構造(AlAsバリア層10
6,GaAs量子井戸層107,AlAsバリア層10
8)の上下にアンドープAlAsスペーサ層を挿入して
も良い。
【0023】このような構成された半導体装置におい
て、共鳴トンネルダイオードのコレクタn+ 層と電界効
果トランジスタのソースn+,ドレインのn+層とが共通
のエピタキシャル成長層から形成され、両者を小さな面
積で集積することができる。また、ピーク電流制御用と
してのヘテロ接合電界効果トランジスタを用いているた
め、ゲートリーク電流も少ない。さらに共鳴トンネル構
造は電界効果トランジスタとは独立しているため、自由
な設計が可能となる。また、このように構成された共鳴
トンネルダイオードとヘテロ接合電界効果トランジスタ
とを2つ直列に接続することによって前述した単安定−
双安定論理ゲートが実現できる。
【0024】なお、前述した実施例においては、層構造
としてGaAs/AlGaAs系を用いた場合について
説明したが、本発明は材料に依存せず、他の材料、例え
ばInP基板上にInGaAs/InAlAsヘテロ接
合で実現することもできる。また、共鳴トンネル構造と
してGaSb/AlSb系を用い、伝導帯−価電子帯遷
移を利用することも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
N型負性抵抗特性を有する負性抵抗素子をそのエミッタ
電極,コレクタ電極に対して2個直列に接続して直列体
を構成し、この直列体の少なくとも一方の負性抵抗素子
に少なくとも1個のトランジスタを並列接続し、直列体
の両端に印加した電圧をこれらの負性抵抗素子のピーク
電圧値を加えた電圧値を挟むように上下に変化させて駆
動するようにしたことにより、負性抵抗素子とピーク電
流を変調するトランジスタとが分離して構成できるた
め、負性抵抗素子とトランジスタとが最適な設計が可能
となるので、したがってリーク電流が少なく、高速で多
機能な論理動作が低消費電力で可能となり、しかも製造
が容易となる。
【0026】また、本発明の他の半導体装置によれば、
負性抵抗素子に準束縛状態への共鳴を利用した共鳴トン
ネル素子を用い、この共鳴トンネル素子のコレクタまた
はエミッタのn層とトランジスタのドレインまたはソー
スのn層とを共通層としたことにより、前述と同様の効
果に加えて共鳴トンネル素子およびトランジスタを小さ
な面積に集積できるなどの極めて優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による半導体装置の基本
構成図である。
【図2】図1の半導体装置の電流−電圧特性を示す図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例による半導体装置の基本
構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例による半導体装置の構成
を示す断面図である。
【図5】近年、提案されている半導体装置の構成を示す
断面図である。
【図6】図5の半導体装置の電流−電圧特性を示す図で
ある。
【図7】図4の半導体装置のスイッチング特性を示す図
である。
【図8】図4の半導体装置よりなる論理回路の各段の入
力関係および駆動するためのクロック信号を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 負性抵抗素子 11 半絶縁性GaAs基板 12 n+−GaAsのバッファ層 13 n-−GaAsのエミッタ層 14 i−AlAsのバリア層 15 i−GaAsの井戸層 16 i−AlAsのバリア層 17 n−GaAsのコレクタ層 18 n+−GaAsのコレクタコンタクト層 19 コレクタ電極 20 エミッタ電極 21 制御電極 22 p+層 23 高抵抗層 I 入力端子 I1〜I5 入力端子 O 出力端子 T1〜T5 電界効果トランジスタ D1〜D2 共鳴トンネルダイオード 100 半絶縁性GaAs基板 101 アンドープGaAsバッファ層 102 Siドープチャネル層 103 アンドープAlGaAsゲートバリア層 104 Siドープコレクタ/ソース/ドレインのn
+ 層 105 Siドープコレクタn層 106 アンドープAlAsバリア層 107 アンドープGaAs量子井戸層 108 アンドープAlAsバリア層 109 Siドープエミッタn層 110 Siドープn+エミッタコンタクト層 111 エミッタ電極 112 コレクタ/ドレイン電極 113 ゲート電極 114 ソース電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N型負性抵抗特性を有する負性抵抗素子
    をそのエミッタ電極,コレクタ電極に対して2個直列に
    接続して直列体を構成し、前記直列体の少なくとも一方
    の負性抵抗素子に少なくとも1個のトランジスタを並列
    接続し、前記直列体の両端に印加した電圧をこれらの負
    性抵抗素子のピーク電圧値を加えた電圧値を挟むように
    上下に変化させて駆動することを特徴とした半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の半導体装置において、前記負
    性抵抗素子に準束縛状態への共鳴を利用した共鳴トンネ
    ル素子を用い、前記共鳴トンネル素子のコレクタまたは
    エミッタのn層を前記トランジスタのドレインまたはソ
    ースのn層と共通層とすることを特徴とした半導体装
    置。
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