JPH06176887A - X線管電圧測定装置 - Google Patents

X線管電圧測定装置

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JPH06176887A
JPH06176887A JP34355592A JP34355592A JPH06176887A JP H06176887 A JPH06176887 A JP H06176887A JP 34355592 A JP34355592 A JP 34355592A JP 34355592 A JP34355592 A JP 34355592A JP H06176887 A JPH06176887 A JP H06176887A
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JP
Japan
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ray
tube voltage
ray tube
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measuring device
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JP34355592A
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English (en)
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Shusaku Miyake
周作 三宅
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Kasei Optonix Ltd
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Kasei Optonix Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 X線発生装置の高電圧発生方式に依存してX
線の強度波形が高周波化しても印加管電圧が同一の場合
には同一の管電圧値が得られるX線管電圧測定装置を提
供する。 【構成】 被測定X線管からの入射X線を蛍光に変換す
るシンチレータと該シンチレータの後方に配された前記
蛍光を検出するための光検出器10a,10bと前記シ
ンチレータの前方に配されたそれぞれ厚さの異なるX線
フィルタ9a,9bとを有する複数のX線検出器の出力
を増幅回路3a,3bで増幅し、その増幅出力をA/D
変換部でAD変換部し、該AD変換部の複数の出力を演
算手段で演算して前記被測定X線管の管電圧を算出す
る。前記各増幅回路3a,3bと前記A/D変換部との
間にピークホールド回路4a,4bを設け、これら回路
のコンデンサCa,Cbの容量を適宜設定することによ
り、管電圧測定誤差を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線管電圧測定装置に関
する。更に詳しくは、本発明は、X線発生装置で発生す
るX線を検出してX線管電圧を測定する際に、インバー
タ方式のX線発生装置等から発生するX線の様に高周波
成分の多い波形のX線に対しても高精度な測定が可能な
X線管電圧測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線発生装置のX線管に印加される管電
圧を測定する装置の1つに、X線フィルタ(X線吸収
板)とX線検知素子との組合せからなるX線検出部にX
線を照射することにより該X線フィルタに対するX線の
透過率を測定し、該X線透過率に基づき照射X線の管電
圧を測定する装置が知られている。この様なX線管電圧
測定装置のX線検出部は、入射X線を吸収し蛍光に変換
するシンチレータと該シンチレータの前面に配置された
X線フィルタならびに後面に配置された光検出器との組
み合わせからなり、用いられるX線フィルタの厚さのみ
が異なる複数のX線検出器から構成されている。X線検
出部に照射された被測定X線はそれぞれのX線検出器ご
とに独立して検出され、これら複数のX線検出器の出力
信号に所定の演算処理を施すことにより、被測定X線を
発生させているX線管の管電圧が求められる(特開昭6
2−222599号公報等参照)。この様に、被測定X
線を蛍光に変換し該蛍光を検出する方式のX線管電圧測
定装置(間接式X線管電圧測定装置)では、X線管に印
加されている高電圧を電圧計で直接測定しなくても、被
測定X管から発生するX線を測定しただけでX線管電圧
を知ることができるので、その簡便性と安全性のために
広く利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】X線管の管電圧は、一
定の条件下においては、その時発生したX線の強度と相
関関係にあるため、上記間接式X線管電圧測定装置では
被測定X線の強度を検出することによって、その時の管
電圧を求めている。
【0004】ところで、JISの定義によれば、X線管
電圧はそのピーク値で表されるため、X線の強度波形
(X線強度と時間との関係を示す曲線)の最大値を検出
しなければならない。ところが、X線発生装置には、高
電圧発生方式により、単相整流方式、三相6パルス整流
方式、平滑方式、インバータ方式、コンデンサ方式等の
多くの種類があって、高電圧発生方式の違いに起因して
各装置から発生するX線の強度波形は異なり、例えばイ
ンバータ方式によるX線発生装置から発生するX線出力
波形の様に非常に高周波のX線を測定する場合、これを
管電圧測定装置のX線検出部でアナログ信号として検出
しA/D変換してX線出力波形のピーク値を捕えるため
には、それに対応してA/D変換におけるサンプリング
の周波数を非常に高くする必要がある。ところが、A/
D変換におけるサンプリングを高周波数化すると、 1)サンプリングされるデータ量が多くなることに伴い
処理時間が増大すること、 2)A/D変換のサンプリング周波数を上げるには技術
上の困難性があること、 3)サンプリングデータのメモリ容量が増し、A/D変
換回路が複雑化してコストがアップすること、 等の弊害があった。
【0005】一方、高周波出力波形のX線を検出する場
合、A/D変換器のサンプリングレートに見合った周波
数成分のみをサンプリングすべく、特定周波数成分以上
の高周波数成分を取り除くため、A/D変換器の前段に
高周波成分除去手段を設けることも考えられる。しか
し、この場合、元の信号に含まれる情報が消去されるこ
とがあり、X線管電圧の測定に必要なX線出力波形のピ
ーク値が得られない場合があり、精度上問題があった。
【0006】本発明は、上述の様な従来の間接式X線管
電圧測定装置の問題点に鑑み、X線発生装置の高電圧発
生方式に依存して起こる高周波の強度波形のX線に対し
ても装置の回路構成を複雑化することなく高精度なX線
管電圧測定が行えるX線管電圧測定装置を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、被測定X線管からの入射X線
を蛍光に変換するシンチレータと該シンチレータの後方
に配された前記蛍光を検出するための光検出器と前記シ
ンチレータの前方に配されたそれぞれ厚さの異なるX線
フィルタとを有する複数のX線検出器を含んでなるX線
検出部と、前記各X線検出器の出力を増幅する増幅器
と、一定時間内における前記各増幅器からの各出力の最
大値を検知し該最大値を一旦保持するピークホールド部
と、該ピークホールド部で保持された前記各増幅器から
の出力の最大値をA/D変換する複数のA/D変換器
と、該各A/D変換器の出力を演算して前記被測定X線
管の管電圧値を算出する演算手段とを含んでなることを
特徴とする、X線管電圧測定装置、が提供される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の具体的実
施例を説明する。
【0009】図1は本発明によるX線管電圧測定装置の
一実施例を示すブロック図であり、図2は該装置のX線
検出部を示す断面図であり、図3は図1の装置のX線検
出部と増幅部とピークホールド部とを示す回路図であ
る。
【0010】本実施例装置は、図1に示す様に、入射X
線を検出するX線検出部1と、該X線検出部からの出力
信号を管電圧値に変換する演算処理部2と、該管電圧値
を表示する表示部7とからなる。演算処理部2は更に、
X線検出部1からの信号を増幅する増幅部3と、該増幅
部で得られた一定時間内におけるアナログ信号の最大値
を検出するピークホールド部4と、該ピークホールド部
4に保持されたアナログ信号をデジタル化するA/D変
換部5と、ここでデジタル化された信号を演算し記憶す
る演算・記憶部6とから構成されている。尚、ピークホ
ールド部4にはピークホールド動作をコントロールする
コントロール回路が含まれている。
【0011】X線検出部1は、図2に示す様に、隔壁に
より区画された複数の小室を有する外囲器17の各小室
内に、基準X線検出器1s及び複数のX線検出器1a,
1bが収容されて構成されたものである。図示されてい
る様に、X線検出器1s,1a,1bは並列配置されて
いる。基準X線検出器1sは、入射X線Lをその入射量
に比例する量の蛍光に変換するシンチレータたる蛍光板
8sと、この蛍光板に密着してX線入射面と反対の面に
設けられ前記蛍光を検出する光検出器10sとからな
る。X線検出器1a,1bは、それぞれ入射X線Lをそ
の入射量に比例する量の蛍光に変換するシンチレータた
る蛍光板8a,8bと、これら蛍光板のX線入射面の前
にそれぞれ設けられた厚みの異なるX線フィルタ9a,
9b(これらの厚さをそれぞれta ,tb とすれば、本
実施例ではta <tb )と、前記蛍光板のX線入射面と
反対の面に密着させてそれぞれ設けられ前記蛍光を検出
する光検出器10a,10bとからなる。
【0012】尚、本実施例において、前記X線検出器は
基準X線検出器1sを含めて3個設けたが、装置の機能
や精度を向上させるためにはX線検出部1に配設される
X線検出器の数は多いほどよい。本発明では、X線検出
器は最低2つ設ける必要があり、実用上は3個以上設け
るのが好ましいが、その場合、それぞれX線フィルタと
蛍光板と光検出器との組合せにより構成された別々のX
線検出器を設けるのではなく、蛍光板と光検出器とは2
組だけ(例えば、蛍光板8aと光検出器10aとの組合
せ、及び蛍光板8bと光検出器10bとの組合せ)を設
けておき、それぞれの光検出器の前面に設けられる、厚
みの異なるX線フィルタのみを摺動可能な状態で3つ以
上配設しておいて、測定条件に応じて、これらX線フィ
ルタの中の2つを適宜選択し、測定時に摺動手段により
2組の蛍光板−光検出器対のそれぞれの蛍光板の前面に
移動させ、配置する様にしてもよい。尚、前記基準X線
検出器1sは必ずしも必要ではない。また、演算処理部
2を構成する増幅部3、ピークホールド部4及びA/D
変換部5は、X線検出部1に配置された各X線検出器1
s,1a,1bに対応してそれぞれ独立に信号の入出力
を行う複数の回路からなっている。
【0013】外囲器17は各X線検出器1s,1a,1
bの保護と外光の侵入及び他の蛍光板からの蛍光の漏洩
の防止のためのものであり、X線吸収が少なく、所望の
硬度を有し、外光及び蛍光を透過させない材質が選択さ
れ、例えば着色アクリル板やベークライト板等のプラス
チックスが用いられる。
【0014】X線フィルタ9a,9bとしては、X線吸
収能が大きく、数mm以下の厚さのものであっても厚さ
変化に対してX線透過率変化の大きい材質が好ましく、
例えばCu,Al,Sn,Pb等の金属板が好適に用い
られる。
【0015】蛍光板8s,8a,8bとしては、CaW
4 ,Bi4 Ge312,ZnS:Ag,ZnS:C
u,BaFCl:Eu,LaOBr:Tm,(Zn,C
d)S:Ag,Y22 S:Tb,Gd22 S:T
b,Gd22 S:Pr等の、X線照射により高効率に
発光するX線用蛍光体を結合剤樹脂中に分散させてなる
蛍光体塗布液を紙やプラスチックス等の支持体上に塗布
し乾燥させて支持体上に蛍光体層を形成することによっ
て得た蛍光板、またはガラス等の基板上に蛍光体塗布液
を塗布し乾燥させて得られた蛍光体層を該基板から剥離
して得た自己支持型蛍光板が使用される。
【0016】光検出器10s,10a,10bとして
は、蛍光板8s,8a,8bが発する蛍光を電気的信号
に変換するフォトダイオードや光電子増倍管等の光電変
換素子が使用される。X線検出部1の容量を小さくする
ことができ製造コストを低く押えることができる等の点
から、フォトダイオードを用いるのが好ましい。
【0017】図3に示す様に、光検出器10s,10
a,10bは、増幅部3を構成する増幅回路3s,3
a,3bに独立に接続されている。そして、光検出器1
0a,10bの各出力信号を増幅する増幅回路3a,3
bの後段には、一定の時間内におけるそれぞれの光検出
器の出力信号の最大値を検出して保持するピークホール
ド回路4a,4bが設けられている。
【0018】次に、本実施例装置の動作につき説明す
る。
【0019】X線検出部1を構成する独立したX線検出
器1a,1bのそれぞれの出力を増幅回路3a,3bで
増幅して得た出力をそれぞれ[Ia],[Ib]とする
と、X線を発生させた時のX線管電圧値[kVp]と
[Ia],[Ib]との間には、 [kVp]=A{1/log([Ia]/[Ib])}+B ・・・(1) の関係式が成り立つことが実験的に確認された。ここ
で、前記の如くX線検出器1a,1bは厚みがそれぞれ
a ,tb であるX線フィルタを有しており且つta
b であり、A及びBは定数である。
【0020】従って、管電圧が既知のX線管からのX線
を異なる管電圧で複数回入射させて、各測定時の出力
[Ia],[Ib]を得ることにより、上記式より予め
定数A,Bを求めて関係式を確定し、演算・記憶部6に
記憶させておけば、以後、被測定X線管からのX線を入
射させて出力[Ia],[Ib]を得、これらの値から
演算により{1/log([Ia]/[Ib])}の値
を求め、被測定X線管の管電圧値[kVp]を得ること
ができる。
【0021】本発明のX線管電圧測定装置においては、
X線管電圧値[kVp]の算出に際し、増幅回路3a,
3bの出力値をそれぞれピークホールド回路4a,4b
に順次入力して一定時間内におけるこれらの最大値[I
a]max ,[Ib]max を検出して一旦保持し、この値
(ピークホールド回路4a,4bの出力値)をA/D変
換部5に入力してデジタル化し、演算・記憶部6で上記
式(1)を用い、但し[Ia]値及び[Ib]値に代え
て[Ia]max 値及び[Ib]max 値を用いて、上述の
方法によりX線検出部1に照射された被測定X線管の管
電圧値[kVp]を算出し、表示部7に表示する。ピー
クホールド部4のピークホールド回路4a,4bに保持
されているX線検出器1a,1bの出力の最大値[I
a]max 及び[Ib]max は、予め指定された一定時間
が経過する度に、別に設けられたコントロール回路(図
示せず)からの指令信号により、ピークホールド回路4
a,4bに設けられたスイッチSa,Sbを閉状態にし
てクリアされ、順次その値が更新される。本発明のX線
管電圧測定装置では、この様にして得られるX線管電圧
値は、上記コントロール回路からの指令信号により一定
時間毎にサンプリングされたピークホールド回路からの
出力値[Ia]max 及び[Ib]max をもとに算出し、
順次表示してもよいが、これらの値を演算・記憶部6に
保持しておき、測定がなされている特定時間内での平均
値を演算し、表示することもできる。
【0022】尚、X線発生装置の高電圧発生方式によっ
ては、X線管電圧測定装置のX線検出器1a,1bに配
設されるX線フィルタ9a,9bの材質や厚みの違いに
より各X線検出器でそれぞれ検出される出力波形に差が
生ずる場合がある。そのため、同一管電圧の被測定X線
管を測定しても、X線発生装置の高電圧発生方式が異な
ると、X線管電圧値が相違する場合がある。そこで、こ
の様なX線発生装置の高電圧発生方式の違いによる管電
圧測定値の誤差の発生を抑制するために、ピークホール
ド回路4a,4b内に設けられているコンデンサCa,
Cbの容量を適宜調整する。該コンデンサCa,Cbの
容量は、例えば数百ピコファラッド(pF)のオーダで
あり、且つ薄いX線フィルタの設けられたX線検出器に
接続されたピークホールド回路中のコンデンサ(上記実
施例ではCa)の容量ほど大となる様な関係を保ちなが
ら、試行により高電圧発生方式の違いによる管電圧測定
値の誤差が最小となるコンデンサ容量を決定する。
【0023】また、特定厚さのX線フィルタを有する2
つのX線検出器の出力を用いて演算した時、X線管電圧
値[kVp]と{1/log([Ia]/[Ib])}
値との間に上記関係式が正確に成り立つ管電圧値幅は3
0〜40kVに限られるので、本発明装置では、厚さの
異なる3つ以上のX線フィルタを有する3個以上のX線
検出器を備えておき、予め予測される測定管電圧領域に
応じて、使用するX線検出器を選択する様にするのが好
ましい。
【0024】図4は、演算処理部2内の増幅部3の後段
にピークホールド部4を設けてなる本発明のX線管電圧
測定装置と、ピークホールド部4が設けられていない従
来のX線管電圧測定装置について、高電圧発生方式の異
なるX線発生装置によるX線を測定した時のX線管に印
加される管電圧の実測値と各X線管電圧測定装置により
表示された管電圧値との相関を示したグラフである。こ
こで、a,bは従来のX線管電圧測定装置を用いた場合
であり、A,Bは本発明のX線管電圧測定装置を用いた
場合である。そして、a,Aは平滑方式のX線発生装置
(島津製作所製HD150G−60)を用いた場合のも
のであり、b,Bはインバータ方式のX線発生装置(東
芝製PXO−50F)を用いた場合のものである。尚、
測定に際し、X線フィルタ9a,9bの厚みta ,tb
の関係をta /tb ≒1/2に保ちながら、X線フィル
タ9a,9bのそれぞれにつき厚さの異なるもの4枚を
順次用いて、50〜130kVの範囲で管電圧値を測定
した。そして、本発明装置において、ピークホールド回
路4a,4b内に設けられているコンデンサCa,Cb
の容量をそれぞれ200pF,100pFとした。
【0025】図4から分る様に、本発明のX線管電圧測
定装置では、X線発生方式が違っていても(AとB)表
示値が合致しており、且つ該表示値は実測値とよく一致
している。これに対し、従来のX線管電圧測定装置で
は、X線発生方式が違うと(aとb)表示値にずれが発
生しており且つインバータ方式の場合には表示値は実測
値から大きくずれている。
【0026】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、X線管電
圧測定装置のX線検出部の後段に一定時間内におけるX
線検出部の出力の最大値を検出するピークホールド回路
を設けたので、高周波の強度波形を有するX線を発生す
る方式に対しても高精度なX線管電圧の測定が行われ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線管電圧測定装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1の装置のX線検出部を示す断面図である。
【図3】図1の装置のX線検出部と増幅部とピークホー
ルド部とを示す回路図である。
【図4】本発明のX線管電圧測定装置と従来のX線管電
圧測定装置について、高電圧発生方式の異なるX線発生
装置によるX線を測定した時のX線管に印加される管電
圧の実測値と各X線管電圧測定装置により表示された管
電圧値との相関を示したグラフである。
【符号の説明】
1s,1a,1b X線検出器 2 演算処理部 3s,3a,3b 増幅回路 4a,4b ピークホールド回路 8s,8a,8b 蛍光板 9a,9b X線フィルタ 10s,10a,10b 光検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定X線管からの入射X線を蛍光に変
    換するシンチレータと該シンチレータの後方に配された
    前記蛍光を検出するための光検出器と前記シンチレータ
    の前方に配されたそれぞれ厚さの異なるX線フィルタと
    を有する複数のX線検出器を含んでなるX線検出部と、
    前記各X線検出器の出力を増幅する増幅器と、一定時間
    内における前記各増幅器からの各出力の最大値を検知し
    該最大値を一旦保持するピークホールド部と、該ピーク
    ホールド部で保持された前記各増幅器からの出力の最大
    値をA/D変換する複数のA/D変換器と、該各A/D
    変換器の出力を演算して前記被測定X線管の管電圧値を
    算出する演算手段とを含んでなることを特徴とする、X
    線管電圧測定装置。
JP34355592A 1992-12-01 1992-12-01 X線管電圧測定装置 Pending JPH06176887A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122167A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Yokogawa Electric Corp ピーク検出回路、マルチチャネルアナライザおよび放射線測定システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122167A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Yokogawa Electric Corp ピーク検出回路、マルチチャネルアナライザおよび放射線測定システム

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