JPH06175904A - ファイルのアクセス権設定装置 - Google Patents

ファイルのアクセス権設定装置

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JPH06175904A
JPH06175904A JP32974892A JP32974892A JPH06175904A JP H06175904 A JPH06175904 A JP H06175904A JP 32974892 A JP32974892 A JP 32974892A JP 32974892 A JP32974892 A JP 32974892A JP H06175904 A JPH06175904 A JP H06175904A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像通信システムでファイルの使用状況等が
変化したとき、当該ファイルのアクセス権を自動的に設
定し得るファイルのアクセス権設定装置の提供。 【構成】 状態変化認識手段11がシステムマネージャ
ー3に対し送出されたデータベース7からのMRI装置
5からのデータ入出力情報を検査し、当該データ入出力
情報が(画像)データ格納通知のとき、当該データ格納
通知50を解析し、アクセス権管理手段12が状態変化
認識手段11による解析結果に基づいてアクセス権設定
対象のファイル(画像データファイル)を判別し、アク
セス権設定テーブル13に基づき該ファイルに対して所
定のアクセス権を設定し、或いはシステムマネージャー
3に当該アクセス権を通知する。当該アクセス権はデー
タベース7に格納されている当該ファイルの属性ファイ
ルのうちアクセス権相当部分に設定される(当該ファイ
ルのヘッダ部分に当該アクセス権を設定してもよい)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークシステムに
おけるデータファイルのセキュリティに関し、特に、端
末装置間で送受するファイルのアクセス権設定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、あるフ
ァイルを読み出したり、ファイル内容を変更する書き込
みを行ったり、ファイルを使用して処理を実行したりす
る権限は(以下、アクセス権という)、当該ファイルの
管理者(或いは、システム管理者)が当該ファイルの使
用状況や機密性を考慮して、そのファイルを使用し得る
者を限定したり、或いは、通常のコンピュータ使用者
(ユーザ)について使用不可能とし得るように、設定す
ることが出来る。これらの機能は、通常、OS(オペレ
ーションシステム)により与えられ、ファイル管理者
(或いは、コンピュータシステム管理者)によりアクセ
ス権を設定し得るように構成されている。
【0003】例えば、UNIX(OSの1種)では、同
一ファイルに対して、読み出し権、書込権、実行権を3
つの分類、即ち、オーナー(OWNER ),グループ(GROU
P ),他人(OTHER)に各々設定することが出来る。そし
て、このアクセス権の設定はアクセス可能な者(そのフ
ァイルの制作者またはシステム管理者)の判断で適宜行
うことが出来る。
【0004】図9は、従来のアクセス権設定テーブルの
例を示し、丸印はアクセス可、バツ印はアクセス不可、
rは読み出しを、wは書込を、x実行を意味する。図9
で「アクセス権」欄のオーナー項目91はそのファイル
の所有者に対するファイル操作の制限を意味し、グルー
プ項目92はファイルのもつグループと同一のグループ
に所属している者に対するファイル操作の制限を意味
し、その他の項目93はそれ以外のユーザのファイル操
作の制限を意味する。例えば、ファイル1はオーナー,
グループ,それ以外のユーザのうちの誰でも自由にアク
セス出来るが、ファイル2ではオーナー及びグループは
自由にアクセス出来るが、それ以外のユーザは読み出し
以外出来ない。また、ファイル3はオーナーは自由にア
クセスできるがグループは読み出し以外のアクセスは出
来ず、また、それ以外のユーザはファイル3を全くアク
セスできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術ではファイルアクセス権設定者が当該ファイルのア
クセス権を誰に対しどのように設定するべきかを十分に
把握している必要があり、また、アクセス権の設定時に
はファイルの使用状況や機密性も把握している必要があ
るが、画像通信システムでは非常に多くのユーザが同一
のファイル資源を共有するので、把握が困難であるとい
う問題点があった。また、上記従来の技術ではアクセス
権の変更を各ファイルについてその都度手作業で行わな
ければならないという不都合があった。
【0006】本発明は上記問題点及び不都合を解消する
ことを目的とし、画像通信システムにおいてファイルの
使用状況等が変化した場合に、当該ファイルのアクセス
権を自動的に設定し得るファイルのアクセス権設定装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にの第1の発明によるファイルのアクセス権設定装置
は、通信ネットワークと、該通信ネットワークに接続
し、該ネットワークを介してデータを授受するための通
信用インターフェイスを含む複数の端末装置と、前記端
末装置によるデータの授受を監視及び制御するネットワ
ーク管理装置を有するネットワークシステムにおいて、
ネットワークシステムの各ファイルに対し、ファイルに
対するファイル状態変動要因毎に分類した行と端末使用
者の類型毎にファイルに対するアクセス態様で分類した
列からなり、行と各によって構成されるカラムにアクセ
ス権を規定したアクセス権設定テーブルと、ネットワー
ク管理装置に対し送出された端末装置からのデータ入出
力情報を検査し、当該データ入出力情報がファイル状態
変化情報のとき、当該データ入出力情報を解析する状態
変化認識手段と、解析結果に基づいてアクセス権設定対
象のファイルを判別し、アクセス権設定テーブルに基づ
き該ファイルに対して所定のアクセス権を設定し、或い
はネットワーク管理装置に当該アクセス権を通知するア
クセス権管理手段と、を有することを特徴とする。
【0008】また、第2の発明は、上記第1の発明のフ
ァイルのアクセス権設定装置において、状態変化認識手
段による解析結果に基づき、アクセス権管理手段がアク
セス権設定テーブルに基づいてアクセス権設定対象のフ
ァイルを判別し、該ファイルに対して所定のアクセス権
を設定するとき、端末装置としてのデータファイル格納
装置に格納されている当該ファイルの属性ファイルのう
ちアクセス権相当部分に対し該アクセス権を設定するこ
とを特徴とする。
【0009】更に、第3の発明は、上記第1の発明のフ
ァイルのアクセス権設定装置において、状態変化認識手
段による解析結果に基づき、アクセス権管理手段がアク
セス権設定アクセス権設定対象のファイルを判別し、該
ファイルに対して所定のアクセス権を設定するとき、端
末装置としてのデータファイル格納装置に格納されてい
る当該ファイルの属性規定部分のうちアクセス権相当部
分に対しアクセス権設定テーブルに基づくアクセス権を
設定することを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成により第1の発明によるファイルのア
クセス権設定装置は、状態変化認識手段によりネットワ
ーク管理装置に対し送出された端末装置からのデータ入
出力情報を検査し、当該データ入出力情報がファイル状
態変化情報のとき、当該データ入出力情報を解析し、ア
クセス権管理手段が状態変化認識手段による解析結果に
基づいてアクセス権設定対象のファイルを判別し、アク
セス権設定テーブルに基づき該ファイルに対して所定の
アクセス権を設定し、或いは或いはネットワーク管理装
置に当該アクセス権を通知する。
【0011】また、第2の発明では、第1の発明のアク
セス権設定装置において、状態変化認識手段による解析
結果に基づき、アクセス権管理手段がアクセス権設定テ
ーブルに基づいてアクセス権設定対象のファイルを判別
し、該ファイルに対して所定のアクセス権を設定すると
き、端末装置としてのデータファイル格納装置に格納さ
れている当該ファイルの属性ファイルのうちアクセス権
相当部分に対し該アクセス権を設定する。
【0012】更に、第3の発明では、第1の発明のアク
セス権設定装置において、状態変化認識手段による解析
結果に基づき、アクセス権管理手段がアクセス権設定ア
クセス権設定対象のファイルを判定し、所定のアクセス
権を設定するとき、端末装置としてのデータファイル格
納装置に格納されている当該ファイルの属性規定部分の
うちアクセス権相当部分に対しアクセス権設定テーブル
に基づくアクセス権を設定する。
【0013】
【実施例】図1は本発明のファイルのアクセス権設定装
置の一実施例であり、図1では医用画像通信システム1
のシステムマネージャー(SM)3が、状態変化認識手
段11及びアクセス権管理手段12を含んでおり、アク
セス権設定装置とシステムマネージャー3が端末装置
(ネットワーク管理装置に相当するハードウエア)を共
有している。
【0014】システムマネージャー3はネットワーク2
に接続し、画像入力装置であるCT装置4及びMR装置
15,X線診断装置6、画像データベース(DB)7、
及びワークステーション8等のネットワーク2に接続す
る端末装置のネットワーク2へのアクセス及びデータ入
出力の監視及び入出力タイミングのコントロール等、及
びアクセス権設定装置として本発明によるファイルのア
クセス権設定を行なう。
【0015】状態変化認識手段11及びアクセス権管理
手段12はアクセス権管理テーブル13を共用し、ファ
イルがデータベース7に登録される際にアクセス権管理
テーブル13に設定されているアクセス権をデータベー
ス7側、或いはファイルに設定する。また、ワークステ
ーション8によるファイル要求がある際、システムマネ
ージャー3によりファイルの使用状況が変化したことを
示す情報がシステム状態認識手段11に通知されると、
情報内容に応じたアクセス権をアクセス権管理手段12
により当該ファイル(または、データベース7側)に自
動的に設定する。なお、図1ではファイルのアクセス管
理装置とシステムマネージャー3が同じ端末装置を共有
しているものとしたが、独立した端末装置(アクセス権
設定装置)としてネットワーク2に接続するよう構成し
てもよく、また、ワークステーション8に状態変化認識
手段11,アクセス権管理手段及びアクセス権管理テー
ブル13をおくことも出来る。
【0016】図2は、図1の医用画像情報システムにお
けるアクセス権管理テーブルの1例であり、ユーザを診
療科毎にオーナー(OWNER ),グループ(GROUP ),他
人(OTHER)に分類し、各々を読みだし(R)、書込
(W)のアクセスに分類し、キーワードとして各診療科
毎に入力装置(MRI,CT)、医師の読影、医師によ
る読影レポート作成等のジョブ毎に分類し、それぞれア
クセス可(丸印),不可(バツ印)が設定されている。
【0017】図3は本発明のアクセス権設定装置の動作
例を示すフローチャートであり、図3はMRI装置5を
例とする画像入力装置からデータベース7への画像デー
タへの流れに関する動作例のフローチャートであり、図
4はデータベース7とワークステーション8のデータの
やり取りに関するフローチャートである。以下、図3及
び図4によりそれぞれの動作について述べる。 <画像入力装置からデータベース(図3)> [ステップ21] MRI装置5で発生したデータがネ
ットワーク2を介しデータベース7に格納される。
【0018】[ステップ22] データベース7からシ
ステムマネージャー3に、データベース7がMRI装置
5からの画像データを格納したことを知らせるデータ格
納通知を送出する。なお、データ格納通知は図5に示す
ように通知識別コード51,ファイル識別コード52,
データを発生した入力装置の識別コード53及び依頼科
名54を有している。
【0019】[ステップ23] システムマネージャー
3の状態変化認識手段11はシステムマネージャー3の
通信インターフェイス(図示せず)を常時監視してお
り、各端末装置(ネットワークに接続する入力装置,デ
ータベース,ワークステーション等をいう、以下同じ)
からシステムマネージャー3に送信される入出力通知
(情報)を調べ、通知識別コードがデータベース7から
のデータ格納通知を意味するとき、その通知を解析し
て、アクセス権設定テーブル13のキーワードが含まれ
ていると判定したとき、アクセス権管理手段12に当該
通知をコピーして渡す。
【0020】[ステップ24] アクセス権管理手段1
2はデータ格納通知を受取るとこれを解析して、入力装
置の識別コード53から画像データをデータベース7に
送信したMRI装置5を知り、そのMRI装置5が図2
のアクセス権設定テーブル13のキーワードの何れかと
一致すると対応するアクセス権で、ファイル識別コード
52を用いてデータベース7内の当該ファイルの属性情
報のうちアクセス権に相当する部分を書換える。なお、
データベース7内のファイルの属性情報のうちアクセス
権に相当する部分を書換える代りに、当該ファイルのヘ
ッダ部分を書換えるようにしてもよい。 <データベース7とワークステーション間(図4)> [ステップ26] オペレータがワークステーション8
から画像の表示要求をシステムマネージャー3に出す
(以下、説明上、未読影画像の表示要求を出したものと
し、その場合について述べる)。
【0021】[ステップ27] システムマネージャー
3はデータベース7に登録されているファイルの中から
未読影画像のリストファイルのリストデータをワークス
テーションに転送するようデータベース7に指示を出
す。データベース7はリストデータをワークステーショ
ン7に転送し、ワークステーション7は未読影画像の一
覧表(図示せず)を画面表示する。
【0022】[ステップ28] オペレータは表示され
た未読影画像の一覧表またはメッセージを見て所望の画
像の番号またはメッセージに対応するコマンドを入力す
る。ワークステーション8は入力された画像番号を基
に、当該画像のファイル識別コード及び画像番号からな
る画像データの転送要求をシステムマネージャー3に送
出する。
【0023】[ステップ29,30] システムマネー
ジャー3は、指定されたファイルの属性のうちアクセス
権相当部分を調べる。転送が禁止(当該オペレータの所
属分類に対応する当該ファイルのアクセス(この場合
は、読取り)禁止)されている場合は下記ステップ31
を実行し、転送が禁止されていない(転送可能)の場合
はステップ32を実行する。
【0024】[ステップ31] システムマネージャー
3は、転送禁止の旨をワークステーション8に通知し、
ワークステーション8は画面上にアクセス禁止(読取り
が禁止されている旨のメッセージ)を表示し、ワークス
テーション8からのオペレータの指示を待つためステッ
プ28に戻る。
【0025】[ステップ32] システムマネージャー
3は、ワークステーション8に対する当該フィルの転送
指示をデータベース7に対して出し、データベース7は
ワークステーション8に対し当該フィルを転送する。そ
して、ワークステーション8は指定された画像を画面に
表示する。
【0026】[ステップ33] オペレータが画像の読
影結果をレポートとして書き込む必要のある時、オペレ
ータはシステムマネージャー3に対しレポート作成要求
コマンドを入力すると、ワークステーション8はシステ
ムマネージャー3に対しレポート作成要求通知を送出す
る。レポートの必要がない場合は下記ステップ39を実
行する。なお、レポート作成要求通知は図4のデータ格
納通知と同一フォーマットであり、通知識別コード5
1,ファイル識別コード52,装置識別コード53を有
している。
【0027】[ステップ34] システムマネージャー
3の状態変化認識手段11はシステムマネージャー3の
受取ったレポート作成要求通知を解析して、アクセス権
設定テーブル13のキーワード”レポート作成”が含ま
れていると判定したとき、アクセス権管理手段12に当
該通知をコピーして渡す。
【0028】[ステップ35] アクセス権管理手段1
2はレポート作成要求通知を受取ると、これを解析して
入力装置の識別コード43から当該ワークステーション
を知り、そのワークステーション(または、ワークステ
ーションを使用したオペレータ)が図2のアクセス権設
定テーブル13の分類のどれに属するかを判定し、対応
するアクセス権情報(アクセスの可否)をシステムマネ
ージャー3に通知する。
【0029】[ステップ36] システムマネージャー
3は、アクセス不可(レポート作成禁止)の場合は下記
ステップ37を実行し、アクセス可の場合はステップ3
8を実行する。
【0030】[ステップ37] システムマネージャー
3は、レポート作成不許可通知をワークステーション8
に送出し、ワークステーション8は画面上にアクセス禁
止(レポート作成のための書込が禁止されている旨のメ
ッセージ)を表示し、ワークステーション8からのオペ
レータの指示を待つためステップ33に戻る。
【0031】[ステップ38] システムマネージャー
3はレポート作成許可通知をワークステーション7に送
出し、オペレータはワークステーション8からレポート
を入力する。
【0032】[ステップ39] オペレータが画像の読
影を終了した旨の読影終了コマンドを入力すると、ワー
クステーション8はシステムマネージャー3に対し読影
数量通知を送出する。なお、読影終了通知は図4のデー
タ格納通知と同一フォーマットであり、通知識別コード
51,ファイル識別コード52,装置識別コード53を
有している。
【0033】[ステップ40] システムマネージャー
3の状態変化認識手段11はシステムマネージャー3の
受取った読影終了通知を解析して、アクセス権設定テー
ブル13のキーワードが含まれていると判定したとき、
アクセス権管理手段12に当該通知をコピーして渡す。 [ステップ41] システムマネージャー3はワークス
テーション8に対し読影が終了したファイルのデータベ
ース7への転送指示を送出する。 [ステップ42] データベース8はシステムマネージ
ャー3に対し当該ファイルの書込終了通知を送出する。
【0034】[ステップ43] システムマネージャー
3の状態変化認識手段11はシステムマネージャー3の
受取った書込終了通知を解析し、アクセス権管理手段1
2に当該ファイルの書込が終了したことを通知する。
【0035】[ステップ44] アクセス権管理手段1
2は書込終了通知を受取ると、これを解析して入力装置
の識別コード43から当該ファイルをデータベース7に
転送したワークステーションを知り、そのワークステー
ション(または、ワークステーションを使用したオペレ
ータ)が図2の分類のどれに属するかを判定し、アクセ
ス権設定テーブル13のキーワードの何れかと一致する
と対応するアクセス権で、データベース7内の当該ファ
イルの属性情報のうちアクセス権に相当する部分を書換
える。なお、データベース7内のファイルの属性情報の
うちアクセス権に相当する部分を書換える代りに、当該
ファイルのヘッダ部分を書換えるようにしてもよい。
【0036】図6,図7及び図8は他の病院内画像通信
システムにおける本発明の実施例であり、図6は患者の
画像ファイルに対するアクセス権管理テーブルの例であ
り、図7は内科と外科の共同作業時のアクセス権管理テ
ーブルの例であり、図8は患者の入院時(図8A)及び
退院時(図8B)におけるアクセス権管理テーブルの例
を示す図である。なお、図6,7,8に示すアクセス権
テーブルでは、ユーザ分類をオーナー,内科,外科,小
児科,その他に分類し、Rを読みだし、Wを変更(書
込)とし、ファイルタイプ(キーワード)を内科の”カ
ルテ”(カルテ作成,”CT”(CT装置でのデータ発
生),”X線”(X線装置でのデータ発生),”MRI
(MRI装置でのデータ発生),その他(レポート作成
等)とし、それぞれアクセス可(丸印)、不可(バツ
印)としてアクセス権を設定しているが、このようなア
クセス権管理テーブルを用いた場合でも、アクセス権設
定装置をシステムマネージャーの下においた場合の動作
は上述と同様であるため説明を省略する。
【0037】また、上記ユーザー分類は限定されず、例
えば、診療科毎の分類に加えて、薬局、会計課等の分類
を加えてもよく、これらの分類に限定することなく設定
してもよい。以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
クセス権の設定(変更)がシステム運用中に自動的に行
われるので、ファイルの第3者による改竄を防止でき、
また、患者のプライバシーを保護でき、しかも、ファイ
ル管理者(システム管理者)のファイル保護に関する負
担を軽減することができる。ファイルのアクセス権を常
に的確な状態に設定できるので、グループに対する管理
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクセス権設定装置の一実施例であ
る。
【図2】医用画像情報システムにおけるアクセス権管理
テーブルの例である。
【図3】本発明のアクセス権設定装置の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明のアクセス権設定装置の動作例を示すフ
ローチャートである。
【図5】入出力通知のフォーマット例である。
【図6】患者の画像ファイルに対するアクセス権管理テ
ーブルの例である。
【図7】内科と外科の共同作業時のアクセス権管理テー
ブルの例である。
【図8】患者の入院時及び退院時におけるアクセス権管
理テーブルの例である。
【図9】従来のアクセス権設定テーブルの例である。
【符号の説明】
1 医用画像通信システム(ネットワークシステ
ム) 2 ネットワーク 3 システムマネージャー(ネットワーク管理装
置) 4 CT装置(端末装置) 5 MR装置(端末装置) 6 X線診断装置(端末装置) 7 画像データベース(端末装置) 8 ワークステーション(端末装置) 11 状態認変化識手段 12 アクセス権管理手段 13 アクセス権管理テーブル 50 データ格納通知(ファイル状態変化情報)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークと、該通信ネットワー
    クに接続し、該ネットワークを介してデータを授受する
    ための通信用インターフェイスを含む複数の端末装置
    と、前記端末装置によるデータの授受を監視及び制御す
    るネットワーク管理装置を有するネットワークシステム
    において、ネットワークシステムの各ファイルに対し、
    ファイルに対するファイル状態変動要因毎に分類した行
    と端末使用者の類型毎にファイルに対するアクセス態様
    で分類した列からなり、前記行と列によって構成される
    カラムにアクセス権を規定したアクセス権設定テーブル
    と、前記ネットワーク管理装置に対し送出された端末装
    置からのデータ入出力情報を検査し、当該データ入出力
    情報がファイル状態変化情報のとき、当該データ入出力
    情報を解析する状態変化認識手段と、前記解析結果に基
    づいてアクセス権設定対象のファイルを判別し、前記ア
    クセス権設定テーブルに基づき該ファイルに対して所定
    のアクセス権を設定し、或いは前記ネットワーク管理装
    置に当該アクセス権を通知するアクセス権管理手段と、
    を有することを特徴とするファイルのアクセス権設定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファイルのアクセス権設
    定装置において、状態変化認識手段による解析結果に基
    づき、アクセス権管理手段がアクセス権設定テーブルに
    基づいてアクセス権設定対象のファイルを判別し、該フ
    ァイルに対して所定のアクセス権を設定するとき、端末
    装置としてのデータファイル格納装置に格納されている
    当該ファイルの属性ファイルのうちアクセス権相当部分
    に対し該アクセス権を設定することを特徴とするファイ
    ルのアクセス権設定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファイルのアクセス権設
    定装置において、状態変化認識手段による解析結果に基
    づき、アクセス権管理手段がアクセス権設定アクセス権
    設定対象のファイルを判別し、該ファイルに対して所定
    のアクセス権を設定するとき、端末装置としてのデータ
    ファイル格納装置に格納されている当該ファイルの属性
    規定部分のうちアクセス権相当部分に対しアクセス権設
    定テーブルに基づくアクセス権を設定することを特徴と
    するファイルのアクセス権設定装置。
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