JPH0617569U - 衣服用ハンガーの表示部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】安価で、製作の容易な、且つ、見やすい表示を
得る。 【構成】ハンガーの支持片１に表示カード３が上方から
挿入できる収納部２を形成しかつ、表示カード３が両面
から見られるように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は衣服用ハンガーの表示部に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来に於ては、ハンガーのフックの部分に小さな挟持する形式のも のを使用していたものであるが、これは小さくて、見るのが困難な場 合があった。また、製作も 合成樹脂で製作するもので、安価なもの とは言えないものであった。 勿論、中央部に嵌め込み式のものも開発されているが、構造が複雑 になり、また嵌め込み式であるため、カードも丈夫なもので制作しな くてはならなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は以上のような事項に鑑み開発したもので、出来るだけ大き く、且つ安価なもので、見易い表示ができることを目的としたもので ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は以上のような目的を達成させるために、以下の構成とした ものである。 支持片に表示カードが上方から挿入できる収納部を形成し、且つ、 挿入された表示カードの両面の表示が見られるように構成したもので ある。

【０００５】

【作用】

本考案は以上のような構成であるから、これを使用する場合は、表 示カードを収納部に上方から挿入すればよく、従来のように、フック に挟持させるために小さいものを取りつける作業に時間を費やすとい うこともなく単に、上方から挿入するだけのことであり、カード上の ものであれば合成樹脂や紙等何でも利用出来、極端なことを言えば、 現場に於て、紙切れに表示して鋏で切って挿入することも出来るもの であり、ハンガーの許すかぎり、大きな面積を表示に使用することが 出来るので、展示の効果は大きいものである。

【０００６】

【実施例】

次に、本考案について、図面に基づいて説明する。 衣服用ハンガーの支持片１に表示カード３が上方から挿入できる収 納部２を形成し、且つ、表示カード３が両面から表示が見られるよう に構成したものである。 これを更に詳しく説明すると、衣服用ハンガーの支持片１に表示カ ード３が上方から挿入でき、且つ前記カード３が挿入された時、該カ ード３の両面がハンガーの前後から見られるように前面と後面とを開 放し、また、カード３の下端部に表示カード３に設けられた係止孔６ ・・に係合する係止部８・・を設け、カード３に取上げ用切込部７を 設けてなるものである。この場合、係止孔６は一つの孔でもよく、カ ード３の材質はどんなものでもよい。 勿論、係止孔６や係止部８はなくとも使用することはできる。 尚、カード３を収納部２から取り出す際は図４に示すように鉛筆や 錐のように先の尖ったもの９の先を取上げ用切込部７に突っ込み、上 方に取り出すものである。 また、図中の１０は衣服を挟む挟持具で、１１はハンガーの両端部 を構成する針金である。

【０００７】

【考案の効果】

本考案は以上のような構成であるから、これを使用する場合は、表 示カードを収納部に上方から挿入すればよく、従来のように、フック に挟持させるために小さいものを取りつける作業に時間を費やすとい うこともなく単に、上方から挿入するだけのことであり、取扱は簡単 で、カード上のものであれば合成樹脂や紙等何でも利用出来、極端な ことを言えば、現場に於て、紙切れに表示して鋏で切って挿入するこ とも出来るものであり、ハンガーの許すかぎり、大きな面積を表示に 使用することが出来るので、展示の効果は大きいものである。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】は本考案の一実施例を示す正面図

【図２】は同本考案の表示部と表示カードとの関連を示
す拡大図

【図３】は同Ａ−Ａ線断面図

【図４】は表示カードの一使用方法を示す斜視図。

【符号の説明】

１・・・支持片 ２・・・収納部 ３・・・表示カード

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】支持片に表示カードが上方から挿入できる
   収納部を形成し、且つ、挿入された表示カードの両面の
   表示が見られるように構成したことを特長とする衣服用
   ハンガーの表示部。