JPH06175610A - X駆動回路 - Google Patents

X駆動回路

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JPH06175610A
JPH06175610A JP32290992A JP32290992A JPH06175610A JP H06175610 A JPH06175610 A JP H06175610A JP 32290992 A JP32290992 A JP 32290992A JP 32290992 A JP32290992 A JP 32290992A JP H06175610 A JPH06175610 A JP H06175610A
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voltage
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bus
liquid crystal
data
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JP32290992A
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Inventor
Hiroyuki Nitta
博幸 新田
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Isao Takita
功 滝田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、2レベル以上の電圧を分圧す
る分圧回路を内部に持つX駆動回路において、出力段に
バッファ回路を用いないことで、回路規模の増加を最小
に抑え、出力電圧幅を電源電圧幅に等しくすることにあ
る。 【構成】X駆動回路は、外部から供給されるN個の電圧
からM個の電圧(N<M)を生成する分圧手段を内部に
持ち、前記分圧手段として抵抗素子とスイッチング素子
とスイッチ制御手段で構成する、または前記分圧手段と
してスイッチング素子とスイッチ制御手段で構成する。 【効果】本発明によれば、分圧手段として分圧負荷素子
を並列に接続する構成とすることで出力インピーダンス
を小さくすることが可能となり、液晶パネルを高速に駆
動することが出来る。また、出力電圧幅を電源電圧幅に
等しくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多階調/多色表示が可
能な液晶表示装置に関わり、その液晶表示装置のX駆動
回路に関わる。
【0002】
【従来の技術】多階調を行う液晶表示装置のX駆動回路
としては、特開平2−130586「液晶デイスプレイ
駆動装置」に示される方式がある。この方式の説明を図
16,図17を用いて説明する。図16は、従来方式の
X駆動回路のブロック図、図17は従来方式の分圧回路
のブロック図である。
【0003】図16において、1601はシフトレジス
タ、1602はクロック、1603はシフトレジスタの
出力バス、1604は256階調の表示データに対応す
る8ビットの表示データバス、1605はX+1個のラ
ッチで構成されるラッチ回路、1606はラッチ回路1
605の出力バスである。シフトレジスタ1601は、
クロック1602に同期して出力S0からSXまでを1
出力づつ順次クロック1602の1周期分の期間有効に
し、出力バス1603に出力する。表示データバス16
04には、クロック1602に同期して表示データが伝
播している。ラッチ回路1605において、出力バス1
603が有効になると、有効になった出力S0に対応し
たラッチ回路1605内のラッチが表示データバス16
04から表示データをラッチする。ラッチした表示デー
タはラッチデータとして出力バス1606に出力する。
【0004】1607は水平同期信号に同期したクロッ
ク、1608はラッチ回路、1609はラッチデータの
上位4ビットの出力バス、1610はラッチデータの下
位4ビットの表示データの出力バスである。ラッチ回路
1608は、クロック1607が有効になると出力バス
1606で転送されるラッチデータをラッチし、そのラ
ッチデータのうち、上位4ビットを出力バス1609か
ら出力し、下位4ビットを出力バス1610から出力す
る。
【0005】1611は17レベルの電圧を供給する電
圧バス、1612は電圧バス1611の17レベルの電
圧のうち2レベルを選択する電圧セレクタ、1613は
電圧セレクタ1612の出力バス、1614は分圧回
路、1615は分圧回路1614の出力バス、1616
はバッファ回路、1617はバッファ回路1616の出
力線である。
【0006】電圧セレクタ1612は、出力バス160
9のラッチデータに対応した電圧のうち2レベル電圧を
選択し、出力バス1613に出力する。分圧回路161
4は、出力バス1613から供給される2レベルの電圧
を16レベルの電圧に分圧し、出力バス1610のラッ
チデータに対応した電圧を分圧した16レベルの電圧か
ら選択し、出力バス1615に出力する。分圧回路16
14の出力バス1615は、出力インピーダンスが大き
いため、そのままでは液晶を高速に駆動することが出来
ない。このためバッファ回路1616を設け、出力バス
1615の電圧を増幅し、出力線1617に出力する。
この出力線1617は液晶素子に接続されている。この
ようにすることで、表示データに対応した電圧を液晶素
子に印加することができる。
【0007】図17において、1701,1702は電
圧セレクタ1612で選択された高電位選択電圧,低電
位選択電圧、1704は選択素子群、1705は重みず
けされた分圧抵抗群である。
【0008】図16,図17を用いて動作の説明をす
る。
【0009】ラッチ回路1605は、シフトレジスタ1
601出力が有効になると表示データバス1604の8
ビットの表示データをラッチし、そのラッチした表示デ
ータをラッチデータとして出力バス1606に出力す
る。クロック1607が有効になると、ラッチ回路16
08は出力バス1606のラッチデータをラッチする。
ラッチ回路1608は、ラッチしたラッチデータのう
ち、上位4ビットを出力バス1609、下位4ビットを
出力バス1610に出力する。出力バス1609は、電
圧セレクタ1612に入力し、そのラッチデータに対応
した電圧を電圧バス1611から2レベル選択し、出力
バス1613に出力する。
【0010】次に図17を用いて分圧回路の動作を説明
する。出力バス1613は高電位側選択電圧1701と
低電位側選択電圧1702で構成され、直列に接続した
分圧抵抗群1075の両端に接続される。下位4ビット
の表示データ1703の値により選択素子群1704が
選択され高電位側選択電圧1701と低電位側選択電圧
1702の電位差を16分圧し、出力バス1615に出
力する。例えば、下位4ビット表示データ1610が”
0011”の場合、出力バス1615には、VL+(V
U−VL)×3/16の電圧が出力される。
【0011】そして、出力バス1615に出力した電圧
は、バッファ回路1616で液晶素子が駆動できるよう
に増幅され、出力線1617に出力し、液晶素子に表示
データに対応した電圧を印加する。
【0012】以上述べた、従来方式の分圧回路では、ス
イッチング素子と分圧抵抗素子が並列に接続する構成と
なっているためスイッチング素子のオン抵抗の影響を小
さくするためには分圧抵抗素子の値を大きくしなければ
ならず出力インピーダンスが大きくなってしまう。ま
た、分圧抵抗素子を直列に接続しているため分圧数を増
やすと出力インピーダンスが大きくなってしまう。この
ため、出力段にバッファ回路を設ける場合もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来回路では、ス
イッチング素子と分圧抵抗素子が並列に接続する構成と
なっているためスイッチング素子のオン抵抗の影響を小
さくするためには分圧抵抗素子の値を大きくしなければ
ならず出力インピーダンスが大きくなってしまう点が考
慮されていない。また、分圧抵抗素子を直列に接続して
いるため分圧数を増やすと出力インピーダンスが大きく
なってしまう点も考慮されていない。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、X駆動回路として、外部から供給されるN個の電圧
からM個の電圧(N<M)を生成する分圧手段を内部に
持ち、分圧負荷素子を並列に接続することで分圧手段の
出力インピーダンスを小さくする構成とした。
【0015】本発明では、分圧手段として、外部から供
給されるN個の電圧それぞれに、重みづけされた抵抗素
子とスイッチング素子を直列に接続した回路を複数個並
列に共通分圧出力電圧端子に接続する回路構成とし、こ
のスイッチング素子を制御する制御手段を設け、この制
御手段で分圧電圧を選択出力する構成とした。
【0016】また別の分圧手段として、外部から供給さ
れるN個の電圧それぞれに、スイッチング素子を複数個
並列に接続し、これらのスイッチング素子の制御信号は
共通に接続されている回路を複数個並列に、共通分圧出
力電圧端子に接続する回路構成とし、このスイッチング
素子を制御する制御手段を設け、この制御手段で分圧電
圧を選択出力する構成とした。
【0017】
【作用】上記の分圧手段として、外部から供給されるN
個の電圧からM個の電圧(N<M)を生成する分圧手段
をスイッチング素子と抵抗素子で構成することで、この
分圧手段の出力インピーダンスを小さくすることが可能
となる。このため液晶パネルを高速に駆動することが出
来る。またスイッチング素子は電源電圧幅に等しい動作
電圧幅を持つため出力電圧幅は電源電圧幅に等しくでき
る。
【0018】
【実施例】64階調の出力電圧を生成する本発明の第1
の実施例を図1,図2,図3,図4を用いて説明する。
図1はX駆動回路のブロック図、図2は液晶パネルを駆
動する64階調電圧を生成する分圧回路、図3,図4は
分圧回路の分圧スイッチの制御信号生成の真理値表であ
る。
【0019】図1は、192個の出力を持ち1出力あた
り64階調分の電圧を出力できるX駆動回路のブロック
図である。図1において、100は192出力のX駆動
回路、101はシフトレジスタ、102はクロック、1
03は前段のX駆動回路からの制御信号、104は後段
のX駆動回路への制御信号、105はシフトレジスタ1
01の出力バス、106はラッチクロックである。
【0020】シフトレジスタ101は、前段のX駆動回
路からの制御信号103が有効(ローレベル)になる
と、クロック102の立上りに同期して出力バス105
の出力をS0からS191までを順次1出力ずつ、クロ
ック102の1周期の期間有効(ローレベル)にする。
シフトレジスタ101は、出力S191を有効にする
と、後段のX駆動回路への制御信号104を有効(ロー
レベル)にする。その後、シフトレジスタ101は、ク
ロック102の1周期後に出力S191を無効(ハイレ
ベル)にし、次にラッチクロック106が有効(ハイレ
ベル)になった後、前段のX駆動回路からの制御信号1
03が有効になるまで動作しない。
【0021】107は1ビット当り”ハイ”,”ロー”
の2値のデジタルデータを持つ6ビットの表示データの
データバス、108−0から108−191は各々6ビ
ットのラッチ回路、109−0から109−191は各
々ラッチ回路108−0から108−191の6ビット
のラッチデータバスである。
【0022】データバス107には、クロック102に
同期して表示データが出力されている。ラッチ回路10
8−0から108−191には、各々シフトレジスタ1
01の出力バス105のS0からS191が接続されて
おり、それらの信号が有効になったときに、データバス
107の表示データをラッチし、その表示データをラッ
チデータバス109−0から109−191に出力す
る。このようにしてラッチ回路108−0から108−
191は、シフトレジスタ101の出力に同期して、順
次192個の表示データをラッチし、それぞれラッチデ
ータバス109−0から109−191に出力する。
【0023】110−0から110−191は各々6ビ
ットの水平ラッチ回路、111−0から111−191
はラッチ回路110−0から110−191のラッチデ
ータの上位2ビットバス、112−0から112−19
1はラッチ回路110−0から110−191のラッチ
データの下位4ビットバスである。
【0024】水平ラッチ回路110−0から110−1
91は、ラッチクロック106の立上りエッジにより、
ラッチデータバス109−0から109−191のラッ
チデータを同時にラッチし、上位2ビットは上位2ビッ
トバス111−0から111−191に、下位4ビット
は下位4ビットバス112−0から112−191に出
力する。
【0025】113−0から113−191は上位2ビ
ットバス111−0から111−191のデータをデコ
ードする上位デコーダ、114−0から114−191
は下位4ビットバス112−0から112−191のデ
ータをデコードする下位デコーダ、115−0から11
5−191は上位デコーダ113−0から113−19
1のデコード結果の上位制御信号バスであり、各々SU
0からSU3の4本の信号線を有する。116−0から
116−191は下位デコーダ114−0から114−
191のデコード結果の下位制御信号バスであり、各々
SL0からSL15の16本の信号線を有する。
【0026】上位デコーダ113−0から113−19
1は、上位2ビットバス111−0から111−191
に出力される上位2ビットのデータをデコードして、上
位制御信号バス115−0から115−191に出力す
る。下位デコーダ114−0から114−191は、下
位4ビットバス112−0から112−191に出力さ
れる下位4ビットのデータをデコードして、下位制御信
号バス116−0から116−191に出力する。
【0027】120−0から120−191は表示デー
タに対応した電圧を生成する分圧回路、121は外部よ
り供給される5レベルの電圧が伝播される入力電圧バ
ス、122−0から122−191は分圧回路120−
0から120−191の出力の液晶表示電圧バスであ
る。
【0028】分圧回路120−0から120−191
は、上位制御信号バス115−0から115−191と
下位制御信号バス116−0から116−191のデー
タに対応した電圧を入力電圧バス121の電圧をもとに
生成し、液晶表示電圧バス122−0から122−19
1に出力する。この液晶表示電圧バス122−0から1
22−191の各出力は液晶パネルに接続されており、
液晶素子に電圧を印加することが出来る。
【0029】図2は、図1に示した分圧回路120の詳
細なブロック図を示したものである。図2において、1
21は入力電圧バスで、201は高電位側の電圧選択ス
イッチ素子群、202は低電位側の電圧選択スイッチ素
子群、203は分圧抵抗群、204は分圧電圧を選択,
出力する出力選択スイッチ素子群である。115は上位
デコーダ113で生成する、高電位側,低電位側電圧選
択スイッチ素子群201,202を制御する上位制御信
号バスで、116は下位デコーダ114で生成する出力
選択スイッチ素子群204を制御する下位制御信号バス
であり、122は液晶表示電圧バスである。また、20
5は高電位側電圧選択スイッチ素子群201で選択され
た電圧出力A、206は低電位側電圧選択スイッチ素子
群202で選択された電圧出力B、207は電圧出力
A、B205、206で供給される電圧を出力206を
含めた16レベルの電圧に分圧する分圧回路である。
【0030】図3,図4は、図1に示す上位,下位デコ
ーダ113,114のデコード動作を示す真理値図であ
る。図3は上位2ビットバス111をデコードする真理
値図で、デコードした上位制御信号115バスは高電位
側,低電位側電圧選択スイッチ201,202を制御す
る。また、図4は下位4ビットバス112をデコードす
る真理値図で、デコードした下位制御信号バス116は
出力選択スイッチ素子群204を制御する。
【0031】ここでは、図1の分圧回路120−0につ
いて説明する。図2において、入力電圧バス121の電
圧関係はV4>V3>V2>V1>V0として説明す
る。
【0032】上位制御信号バス115に対応して、高電
位側の電圧選択スイッチ素子群201と低電位側の電圧
選択スイッチ素子群202のうち、それぞれ一つが導通
状態となり、高電位側の選択電圧を電圧出力A205に
出力し、低電位側の選択電圧を電圧出力B206に出力
する。図3に示すように、上位制御信号バス115のう
ち、SU0は表示データの上位2ビットラッチデータ
が”00”の時有効(ハイレベル)になる制御信号、S
U1は表示データの上位2ビットが”01”の時有効
(ハイレベル)になる制御信号、SU2は表示データの
上位2ビットが”10”の時有効(ハイレベル)になる
制御信号、SU3は表示データの上位2ビットが”1
1”の時有効(ハイレベル)になる制御信号である。つ
まり、SU0が有効の時は、V1が電圧出力Aとして、
V0が電圧出力Bとして選択され、SU1が有効のとき
は、V2が電圧出力Aとして、V1が電圧出力Bとして
選択される。このようにデコード値に対応した電圧とそ
の1レベル上の電圧を選択する。
【0033】そして、電圧出力A205と電圧出力B2
06は、分圧回路207に電圧を出力する。分圧回路2
07は、下位制御信号バス116に応じて、分圧抵抗群
203によって電圧出力B206の電位を含む16レベ
ルに分圧した電圧のうち、出力選択スイッチ素子群20
4によって1レベルを選択して液晶表示電圧バス122
に出力する。図4に示すように、出力選択スイッチ素子
群204は表示データの下位4ビットラッチデータをデ
コードした結果の下位制御信号バス116のうちSL0
が有効の場合は電圧出力B206の電位を選択する。下
位制御信号バス116のうちSL1が有効の場合は電圧
出力A205と電圧出力B206の電位差を15分割し
た電圧のうち、低電位側から1番目の電位を選択する。
このように表示データの下位4ビットのデコード値に対
応して、電圧出力205と電圧出力206の電位を15
分割した電圧と電圧出力206の電位の16レベルの中
から1つの電位を選択する。
【0034】このような回路構成にすることで分圧回路
120−0は、電圧4組×16分圧=64階調分の電圧
を生成し、6ビットの表示データに対応した電圧を出力
できる。
【0035】更に、図1,図2,図3,図4を用いて、
本実施例の動作の詳細な説明をする。ラッチ回路108
−0から108−191は、シフトレジスタ101の出
力バス105に従って、データバス107の表示データ
を順次ラッチし、ラッチ出力をラッチデータバス109
−0から109−191に出力する。この時のラッチ回
路108−0にラッチする表示データを上位ビットか
ら”110100”とすると、ラッチデータバス109
−0のデータは、”110100”となる。その後、ラ
ッチデータバス109−0のデータは、水平ラッチ回路
110−0がラッチクロック106の立下がりに同期し
てラッチし、上位2ビットは上位2ビットバス111−
0に、下位4ビットは下位4ビットバス112−0に出
力する。この上位2ビットバス111−0のデータ”1
1”は上位デコーダ113−0に入力し、図3に示す真
理値図に従ってデコードされる。下位4ビットバス11
2−0のデータ”0100”は、下位デコーダ114−
0のデコーダ回路に入力し、図4に示す真理値図に従っ
てデコードされる。この結果、上位制御信号バス115
−0の制御線SU3と、下位制御信号バス116−0の
制御線SL4が有効となる。
【0036】以下、図2を用いて分圧回路120−0の
詳細な動作を説明する。上位制御信号115は高電位
側,低電位側電圧選択スイッチ素子群201,202に
入力する。上位制御信号115はSU3が有効であるた
め、高電位側電圧選択スイッチ素子群201は電圧出力
A205に電圧V4を、低電位側電圧選択スイッチ素子
群202は電圧出力B206に電圧V3を出力し、分圧
回路207に入力する。一方、出力電圧選択スイッチ素
子群204には、下位制御信号116−0を介してSL
4が有効となっているので、出力電圧選択スイッチング
素子群204のうちSL4が接続されているスイッチン
グ素子が導通状態になり、分圧回路207が各レベルを
等分割している場合、液晶表示電圧バス122は
【0037】
【数1】Vout=V3+(V4−V3)×4/16 となる。
【0038】尚、図1記載の他の分圧回路120−1か
ら120−191も同様な動作をする。
【0039】このように表示データの上位2ビットによ
り電圧出力A205、電圧出力B206の組合せを4通
りとすることができ(図3参照)、さらに表示データの
下位4ビットで電圧出力A205、電圧出力B206の
16分圧のうち1つを選択することができるため、4組
×16=64階調の電圧を生成することができる。
【0040】次に、64階調の出力電圧を生成する本発
明の第2の実施例を図5,図6,図7を用いて説明す
る。図5はX駆動回路のブロック図、図6は液晶パネル
を駆動する64階調電圧を生成する分圧回路、図7は分
圧回路の分圧スイッチの制御信号生成の真理値図であ
る。
【0041】図5は、192個の出力を持ち1出力あた
り64階調分の電圧を出力できるX駆動回路のブロック
図である。図5において、500は192出力のX駆動
回路であり、シフトレジスタ101、ラッチ回路10
8、水平ラッチ回路110の動作は第1の実施例と同様
である。図5において、513−0から513−191
は上位2ビットバス111、下位4ビットバス112の
データをデコードするデコーダ、515−0から515
−191はデコーダ513−0から513−191のデ
ーコード信号を転送する制御信号バスであり、各々S0
0〜S03、S10〜S13、S20〜S23、S30
〜S33、S40〜S43の20本の信号線を有する。
520−0から520−191は表示データに対応した
64階調の電圧を生成する分圧回路である。本実施例で
は、第1の実施例と異なり表示データ6ビットをデコー
ドし、デコード結果より得られた制御信号バス515を
用いて64階調の電圧を分圧回路520で生成し、出力
する。
【0042】図6は、図5に示した分圧回路520の詳
細なブロック図を示したものである。図6において、1
21は入力電圧バスで、601−0〜4は分圧抵抗群
で、602−0〜4は分圧出力選択スイッチ素子群で、
515は分圧出力選択スイッチ素子群602−0〜4を
制御する制御信号バスで、122は液晶表示電圧バスで
ある。
【0043】図7は、図5に示すデコーダ513のデコ
ード動作を示す真理値図である。図7に示すように表示
データ上位2ビットのラッチデータ111をデコードし
た値N対して、表示データ下位4ビットのラッチデータ
112をデコードし、それに対応した制御信号SN0か
らSN3、S(N+1)0からS(N+1)3が有効に
なる。例えば、ラッチデータ111の値が”00”の場
合、デコード値Nは0となりS00からS03、S10
からS13がラッチデータ112の値に対応して有効と
なる。つまり、ラッチデータ112の値が”1100”
の場合、制御信号S01,S11,S10が有効とな
る。
【0044】ここでは、図5の分圧回路520−0につ
いて説明する。図6において、入力電圧バス121の電
圧関係はV4>V3>V2>V1>V0として説明す
る。
【0045】分圧抵抗群601−0から601−4は、
それぞれ4つの抵抗素子で構成し、この4つの抵抗素子
の抵抗値の比はR:2R:4R:8Rとする。そして、
分圧出力選択スイッチ素子群602−0〜4の内1つあ
るいは複数を導通状態にすることで4つの抵抗の合成抵
抗で様々な抵抗値を実現できる。
【0046】図7に示すように、上位2ビットデータバ
ス111が”11”の時デコード値Nは3となり、入力
電圧V4,V3が選択され、制御信号S00からS0
3、S10からS13、S20からS23は全て無効と
し、制御信号バス515のS40からS43、S30か
らS33は、下位4ビットバス112の値は、図7のよ
うにデコードして決定する。
【0047】つまり、上位2ビットデータバス111
が”11”、下位4ビットデータバス112が”000
0”の時、入力電圧V4,V3が選択され制御信号バス
515の内、S40からS43、S30からS33はラ
ッチデータ112に対して制御信号S40からS43は
全て無効となり、制御信号S30からS33は全て有効
となるように、図7に示すようにデコードする。これに
より抵抗群601−3の分圧出力選択スイッチ素子群6
02−3が全て導通状態となり、抵抗群601−4の分
圧出力選択スイッチ素子群602−4は全て不通状態に
なるため、液晶表示電圧バス122にV3の電圧が出力
される。また、例えば、下位4ビットデータ112が”
0010”の場合、制御信号S40,S41,S43,
S33は無効となり、制御信号バス515のうちS4
2,S30,S31,S32は有効となる。これにより
抵抗群601−3に対応する分圧出力選択スイッチ素子
群602−3が導通状態となり合成抵抗は4/7Rとな
る。また、抵抗群601−4に対応する分圧出力選択ス
イッチ素子群602−4が導通状態となり合成抵抗は4
Rとなる。つまり、分圧比は4/7R:(4/7R+4
R)=2:16となり、液晶表示電圧バス122に
【0048】
【数2】Vout=V3+(V4−V3)×2/16 の電圧が出力される。
【0049】同様に、表示データ上位2ビットが”0
0”,”01”,”10”の時、それぞれ入力電圧V
1,V0とV2,V1とV3,V2とが選択され、選択
されてない入力電圧の制御信号は全て無効となり、選択
された入力電圧の制御信号は表示データ下位4ビットの
値に対して図7のようにデコードする。
【0050】このような回路構成にすることで分圧回路
520−0は、電圧4組×16分圧=64階調分の電圧
を生成し、6ビットの表示データに対応した電圧を出力
できる。
【0051】更に、図5,図6,図7を用いて、本実施
例の動作の詳細な説明をする。ラッチ回路108−0か
ら108−191は、シフトレジスタ101の出力バス
105に従って、データバス107の表示データを順次
ラッチし、ラッチ出力をラッチデータバス109−0か
ら109−191に出力する。この時のラッチ回路10
8−0にラッチする表示データを上位ビットから”11
0100”とすると、ラッチデータバス109−0のデ
ータは、”110100”となる。その後、ラッチデー
タバス109−0のデータは、水平ラッチ回路110−
0がラッチクロック106の立下がりに同期してラッチ
し、上位2ビットは上位2ビットバス111−0に、下
位4ビットは下位4ビットバス112−0に出力する。
この上位2ビットバス111−0のデータ”11”、下
位4ビットバス112−0のデータ”0100”はデコ
ーダ513−0に入力し、図7に示す真理値図に従って
デコードされる。この結果、制御信号バス515−0の
制御線S30,S31,S41が有効となり、制御信号
バス515−0は分圧回路520−0に入力する。
【0052】以下、図6を用いて分圧回路520−0の
詳細な動作を説明する。表示データ上位2ビットが”1
1”なので入力電圧V4,V3が選択されデコード制御
信号S30,S31,S41が制御信号バス515−0
を通して分圧出力選択スイッチ素子群602−4,60
2−3に入力する。これにより抵抗群601−3に対応
する分圧出力選択スイッチ素子群602−3が導通状態
となり合成抵抗は2/3Rとなる。また、抵抗群601
−4に対応する分圧出力選択スイッチ素子群602−4
が導通状態となり合成抵抗は2Rとなる。つまり、分圧
比は2/3R:(2/3R+2R)=4:16となり、
液晶表示電圧バス122に
【0053】
【数3】Vout=V3+(V4−V3)×4/16 の電圧が出力される。
【0054】尚、図5記載の他の分圧回路520−1か
ら520−191も同様な動作をする。
【0055】次に、64階調の出力電圧を生成する本発
明の第3の実施例を図7,図8,図9を用いて説明す
る。図8はX駆動回路のブロック図、図9は液晶パネル
を駆動する64階調電圧を生成する分圧回路である。
【0056】図8は、192個の出力を持ち1出力あた
り64階調分の電圧を出力できるX駆動回路のブロック
図である。図8において、800は192出力のX駆動
回路であり、シフトレジスタ101、ラッチ回路10
8、水平ラッチ回路110、デコーダ513の動作は第
2の実施例と同様である。図10において、1020−
0から1020−191は表示データに対応した64階
調の電圧を生成する分圧回路である。本実施例では、第
2の実施例と分圧回路1020が異なる。
【0057】図9は、図8に示した分圧回路820の詳
細なブロック図を示したものである。図9において、1
21は入力電圧バスで、902−0〜4は分圧出力選択
スイッチ素子群で、515は分圧出力選択スイッチ素子
群902−0〜4を制御する制御信号バスで、122は
液晶表示電圧バスである。さらに、分圧出力選択スイッ
チ素子群902−4の構成について詳しく説明する。分
圧出力選択スイッチ素子群902−4は15個のスイッ
チ素子で構成されており、制御線S40が共通接続され
ている8個のスイッチ素子が並列に接続されているスイ
ッチ素子群903−0、制御線S41が共通接続されて
いる4個のスイッチ素子が並列に接続されているスイッ
チ素子群903−1、制御線S42が共通接続されてい
る2個のスイッチ素子が並列に接続されているスイッチ
素子群903−2、制御線S43が接続されている1個
のスイッチ素子903−3で構成されている。これら共
通の制御信号が接続されたスイッチ素子群はスイッチ素
子のオン抵抗Ronで、抵抗値の比が1/8Ron:1/4
Ron:1/2Ron:Ron=R:2R:4R:8Rとなっ
ている。そして、分圧出力選択スイッチ素子群903−
0〜3の内1つあるいは複数を導通状態にすることで4
つの抵抗の合成抵抗で様々な抵抗値を実現できる。
【0058】以下、本実施例は、第2の実施例と同様の
動作を行ない、分圧負荷が第2の実施例では抵抗素子を
用いたのに対し、本実施例でスイッチ素子のオン抵抗を
用いている。
【0059】ここでは、図8の分圧回路820−0につ
いて説明する。図9において、入力電圧バス121の電
圧関係はV4>V3>V2>V1>V0として説明す
る。
【0060】図7に示すように、上位2ビットバス11
1が”11”の時デコード値Nは3となり、入力電圧V
4,V3が選択され、制御信号S00からS03、S1
0からS13、S20からS23は全て無効とし、制御
信号バス515のS40からS43、S30からS33
は、下位4ビットバス112の値は図7のようにデコー
ドして決定する。
【0061】上位2ビットバス111が”11”の時、
入力電圧V4,V3が選択され、下位4ビットバス11
2に対して図7のようにデコードする。
【0062】つまり、上位2ビットバス111が”1
1”、下位4ビットバス112が”0000”の時、入
力電圧V4,V3が選択され制御信号バス515の内、
S40からS43、S30からS33は下位4ビットバ
ス112に対して制御信号S40からS43は全て無効
となり、制御信号S30からS33は全て有効となるよ
うに、図7に示すようにデコードする。これにより分圧
出力選択スイッチ素子群902−3が全て導通状態とな
り、分圧出力選択スイッチ素子群902−4は全て不通
状態になる。そして、液晶表示電圧バス122にV3の
電圧が出力される。また、例えば、下位4ビットバス1
12が”0010”の場合、制御信号S40,S41,
S43,S33は無効となり、制御信号バス515の内
S42,S30,S31,S32は有効となる。これに
より対応する分圧出力選択スイッチ素子群902−3が
導通状態となり合成抵抗は4/7Rとなる。また、対応
する分圧出力選択スイッチ素子群902−4が導通状態
となり合成抵抗は4Rとなる。つまり、分圧比は4/7
R:(4/7R+4R)=2:16となり、液晶表示電
圧バス122に
【0063】
【数4】Vout=V3+(V4−V3)×2/16 の電圧が出力される。
【0064】同様に、表示データ上位2ビットが”0
0”,”01”,”10”の時、それぞれ入力電圧V
1,V0とV2,V1とV3,V2とが選択され、選択
されてない入力電圧の制御信号は全て無効となり、選択
された入力電圧の制御信号は表示データ下位4ビットの
値に対して図7のようにデコードする。
【0065】このような回路構成にすることで分圧回路
820−0は、電圧4組×16分圧=64階調分の電圧
を生成し、6ビットの表示データに対応した電圧を出力
できる。
【0066】更に、図7,図8,図9を用いて、本実施
例の動作の詳細な説明をする。水平ラッチ回路110−
0がラッチクロック106の立下がりに同期して表示デ
ータ”110100”をラッチし、上位2ビットは上位
2ビットバス111−0に、下位4ビットは下位4ビッ
トバス112−0に出力する。この上位2ビットバス1
11−0のデータ”11”、下位4ビットバス112−
0のデータ”0100”はデコーダ513−0に入力
し、図7に示す真理値図に従ってデコードされる。この
結果、制御信号バス515−0の制御線S30,S3
1,S41が有効となり、制御信号バス515−0は分
圧回路820−0に入力する。
【0067】以下、図9を用いて分圧回路820−0の
詳細な動作を説明する。表示データ上位2ビットが”1
1”なので入力電圧V4,V3が選択されデコード制御
信号S30,S31,S41が制御信号バス815−0
を通して分圧出力選択スイッチ素子群902−4,90
2−3に入力する。これにより対応する分圧出力選択ス
イッチ素子群902−3が導通状態となり合成抵抗は2
/3Rとなる。また、対応する分圧出力選択スイッチ素
子群902−4が導通状態となり合成抵抗は2Rとな
る。つまり、分圧比は2/3R:(2/3R+2R)=
4:16となり、液晶表示電圧バス122に
【0068】
【数5】Vout=V3+(V4−V3)×4/16 の電圧が出力される。
【0069】尚、図8記載の他の分圧回路820−1か
ら820−191も同様な動作をする。
【0070】次に、本発明の第4の実施例を図10,図
11,図12を用いて説明する。本実施例では16階調
の出力電圧を生成する場合について説明する。図10は
X駆動回路のブロック図、図11は液晶パネルを駆動す
る16階調電圧を生成する分圧回路、図12は分圧回路
の分圧スイッチの制御信号生成の真理値図である。
【0071】図10は、192個の出力を持ち1出力あ
たり16階調分の電圧を出力できるX駆動回路のブロッ
ク図である。図10において、1000は192出力の
X駆動回路、1001はシフトレジスタ、1005はシ
フトレジスタ1001の出力バスである。
【0072】シフトレジスタ1101は、前段のX駆動
回路からの制御信号103が有効(ローレベル)になる
と、クロック102の立上りに同期して出力バス100
5の出力をS0からS191までを順次1出力ずつ、ク
ロック102の1周期の期間有効(ローレベル)にす
る。シフトレジスタ1001は、出力S191を有効に
すると、後段のX駆動回路への制御信号104を有効
(ローレベル)にする。その後、シフトレジスタ100
1は、クロック102の1周期後に出力S191を無効
(ハイレベル)にし、次にラッチクロック106が有効
(ハイレベル)になった後、前段のX駆動回路からの制
御信号103が有効になるまで動作しない。
【0073】1007は1ビット当り”ハイ”,”ロ
ー”の2値のデジタルデータを持つ4ビットの表示デー
タのデータバス、1008−0から1008−191は
各々4ビットのラッチ回路、1009−0から1009
−191は各々ラッチ回路1008−0から1008−
191の4ビットのラッチデータバスである。
【0074】データバス1007には、クロック102
に同期して表示データが出力されている。ラッチ回路1
008−0から1008−191には、各々シフトレジ
スタ1001の出力バス1005のS0からS1911
が接続されており、それらの信号が有効になったとき
に、データバス1007の表示データをラッチし、その
表示データをラッチデータバス1009−0から100
9−191に出力する。このようにしてラッチ回路10
08−0から1008−191は、シフトレジスタ10
01の出力に同期して、順次192個の表示データをラ
ッチし、それぞれラッチデータバス1009−0から1
009−191に出力する。
【0075】1010−0から1010−191は各々
4ビットの水平ラッチ回路、1011−0から1011
−191はラッチ回路1010−0から1010−19
1のラッチデータの4ビットの出力バスである。水平ラ
ッチ回路1010−0から1010−191は、ラッチ
クロック1006の立ち下がりエッジにより、ラッチデ
ータバス1009−0から1009−191のラッチデ
ータを同時にラッチし、出力バス1011−0から10
11−191に出力する。
【0076】1013−0から1013−191は出力
バス1011−0から1011−191のデータをデコ
ードするデコーダ、1015−0から1015−191
はデコーダ1013−0から1013−191のデコー
ド結果の制御信号バスであり、各々S0からS4、SU
0からSU4、SL0からSL4、SULの16本の信
号線を有する。デコーダ1013−0から1013−1
91は、出力バス1011−0から1011−191に
出力される4ビットのデータをデコードして、制御信号
バス1015−0から1015−191に出力する。
【0077】1020−0から1020−191は表示
データに対応した電圧を生成する分圧回路、1021は
外部より供給される5レベルの電圧が伝播される入力電
圧バス、1022−0から1022−191は分圧回路
1020−0から1020−191の液晶表示電圧バス
である。分圧回路1020−0から1020−191
は、制御信号バス1015−0から1015−191の
データに対応した電圧を入力電圧バス1021の電圧を
もとに生成し、液晶表示電圧バス1022−0から10
22−191に出力する。この液晶表示電圧バス102
2−0から1022−191の各出力は液晶パネルに接
続されており、液晶素子に電圧を印加することが出来
る。
【0078】図11は、図10に示した分圧回路102
0の詳細なブロック図を示したものである。図11にお
いて、1021は入力電圧バスで、1101−0から1
101−2は分圧出力選択スイッチ群である。また、1
102から1120は分圧出力選択スイッチ群1101
−0から1101−2のスイッチ素子である。これら分
圧出力選択スイッチ群1101−0から1101−2の
スイッチ素子1102から1120を制御することで、
V4とV3,V3とV2,V2とV1,V1とV0の電
位差をそれぞれ4分割し、合計16階調の電圧を生成す
る。
【0079】図12は、デコーダ1013で表示データ
4ビットを制御信号SU0からSU4、SL0からSL
4、S0からS4、SULにデコードする真理値図であ
る。
【0080】次に、図10の分圧回路1020−0につ
いて図11を用いて説明する。図11において、入力電
圧バス1021の電圧関係はV4>V3>V2>V1>
V0として説明する。
【0081】表示データ4ビットに対応して、制御信号
SU0からSU4、SL0からSL4、S0からS4、
SULが生成され、分圧出力選択スイッチ群1101−
0から1101−2の1つあるいは複数が有効となり分
圧動作を行なう。
【0082】例えば、表示データが”0001”の場
合、図12に示すように制御信号バス1015の内SU
3,SU4,S0が有効となりそれぞれ対応するスイッ
チ素子1105,1107,1108,1120が導通
状態となる。この状態では、入力電圧V1とV0が4つ
のスイッチ素子1105,1107,1108,112
0を直列接続することで接続される。そして、液晶表示
電圧バス1022はV0側から1番目のスイッチ素子1
120と2番目のスイッチ素子1108の接続点の電位
を示すことになる。つまり、スイッチ素子は導通状態で
オン抵抗Ronが存在するため液晶表示電圧バス102
2は
【0083】
【数6】Vout=V0+(V1−V0)×1/4 となる。
【0084】また、表示データが”1100”の場合、
図12に示すように制御信号はS3が有効となり、対応
するスイッチ素子1117が導通状態となる。この状態
では、入力電圧V3が1つのスイッチ素子1117を通
って液晶表示電圧バス1022に出力される。そして、
液晶表示電圧バス1022は、電流の流れない定常状態
ではVout=V3となる。
【0085】同様にして、このような回路構成にするこ
とで分圧回路1020−0は、電圧4組×4分圧=16
階調分の電圧を生成し、4ビットの表示データに対応し
た電圧を出力できる。
【0086】更に、図10,図11,図12用いて、本
実施例の動作の詳細な説明をする。ラッチ回路1008
−0から1008−191は、シフトレジスタ1001
の出力バス1005に従って、データバス1007の表
示データを順次ラッチし、ラッチ出力をラッチデータバ
ス1009−0から1009−191に出力する。この
時のラッチ回路1008−0にラッチする表示データ
を”1011”とすると、ラッチデータバス1009−
0のデータは、”1011”となる。その後、ラッチデ
ータバス1009−0のデータは、水平ラッチ回路10
10−0がラッチクロック106の立ち下がりに同期し
てラッチし、出力バス1011−0に出力する。この出
力バス1011−0のデータ”1011”はデコーダ1
013−0に入力し、図12に示す真理値図に従ってデ
コードされる。この結果、制御信号バス1015−0の
内制御線S3,SL4,SL1が有効となり、制御信号
バス1015−0を介して分圧回路1020−0に入力
する。
【0087】以下、図11を用いて分圧回路1020−
0の詳細な動作を説明する。制御信号バス1015−0
を通して、図12に示すように制御信号はSL1,SL
4,S3が有効となりそれぞれ対応するスイッチ素子1
110,1114,1115,1117が導通状態とな
る。この状態では、入力電圧V2とV1が4つのスイッ
チ素子1110,1114,1115,1117を直列
接続することで接続される。そして、分圧出力電圧10
22はV1側から3番目のスイッチ素子1114と4番
目のスイッチ素子1110の接続点の電位を示し、分圧
出力電圧1022は
【0088】
【数7】Vout=V2+(V2−V1)×3/4 となる。
【0089】尚、図10記載の他の分圧回路1020−
1から1020−191も同様な動作をする。
【0090】また、前記第1,第2,第3,第4の実施
例においては階調数が64階調と16階調の場合につい
て説明したが、階調数が変化した場合でも容易に対応す
ることができる。例えば256階調の場合、外部入力電
圧数を17レベルとすると、表示データが8ビットとな
るためそれに対応してラッチやデータバスを8ビットに
し、デコーダを電圧16組×16分圧=256階調電圧
に対応する構成にすることで対応できる。
【0091】本発明の実施例を用いた液晶表示装置の構
成を図13,図14を用いて説明する。図13は前記X
駆動回路を用いた液晶表示装置の簡単な構成図、図14
は上部X駆動回路群の構成図を示す。
【0092】1301はR,G,B用の各色6ビット表
示データのデータバス、1302はドットクロック、1
303は水平同期信号、1304は垂直同期信号、13
05は液晶表示コントローラである。データバス130
1の表示データは、ドットクロック1302に同期して
液晶表示コントローラ1305に入力する。更に液晶表
示コントローラ1305には、水平同期信号1303と
垂直同期信号1304が入力する。液晶表示コントロー
ラ1305は、ドットクロック1302からクロック1
02を生成し、水平同期信号1303からクロック10
6を生成し、液晶表示装置が駆動できるように表示デー
タの並び換えやクロックの制御を行う。
【0093】1307は前記192出力のX駆動回路5
個で構成する上部X駆動回路群、1308は前記192
出力のX駆動回路5個で構成する下部X駆動回路群、1
309は上部X駆動回路用の表示データのデータバス、
1310は上部X駆動回路用の表示データのデータバ
ス、1311は上部X駆動回路群の液晶表示電圧バス、
1312は下部X駆動回路群の液晶表示電圧バス、13
13は1920画素×480ラインで構成されるアクテ
ィブマトリクス型の液晶パネル、1314は交流化信
号、1315は液晶表示用電源回路、1316は対向電
極用電圧を伝播する出力、1317は上部用電圧バス、
1318は下部用電圧バスである。上部X駆動回路群1
307には液晶表示コントローラ1305から表示デー
タバス1309により表示データが伝送され、その表示
データに対応した電圧を電圧バス1317から選択し液
晶表示電圧バス1311に出力し、液晶パネル1313
に出力する。下部X駆動回路群1308には液晶表示コ
ントローラ1305から表示データバス1310により
表示データが伝送され、その表示データに対応した電圧
を電圧バス1318から選択し液晶表示電圧バス131
2に出力し、液晶パネル1313に出力する。液晶表示
電圧バス1311と液晶表示電圧バス1312の各出力
線は、液晶パネル1313の縦ラインに接続してあり、
且つお互いに同一縦ラインに接続しないように一つ置き
に接続してある。液晶表示用電源回路1315は、アク
ティブマトリクス型液晶パネルの対向電極に供給する電
圧を生成し、出力1316に伝播する。また、液晶表示
用電源回路1315は、交流化信号1314に同期し
て、電圧バス1317に出力する電圧を出力1316の
電位に対して、交流化信号1314が有効時は正極性の
電圧を出力し、無効時は負極性の電圧を出力する。ま
た、電圧バス1318に出力する電圧は、出力1316
の電位に対して交流化信号1314が有効時は負極性の
電圧を出力し、無効時は正極性の電圧を出力する。
【0094】1319−0から1319−2は160出
力のY駆動回路、1320はクロック、1321はY駆
動回路のオン電圧の出力、1322はY駆動回路のオフ
電圧の出力、1323−0,1323−1は次段のY駆
動回路への制御信号、1324はY駆動回路1319−
0から1319−3の出力バス、1325は液晶表示装
置である。クロック1320は、垂直同期信号1304
を用いて液晶表示コントローラ1305で生成される。
Y駆動回路1323−0は、液晶用表示コントローラ1
305の出力するクロック106に同期して、出力バス
1324の出力線をS0からS159まで順次クロック
106の1周期の期間だけ出力1321のオン電圧を出
力する。選択されていない出力線は出力1321のオフ
電圧を出力する。Y駆動回路1319−0は、S159
にオン電圧を出力すると後段への制御信号1323−0
を有効にし、クロック106の1周期の期間後出力S1
59にオフ電圧を出力する。Y駆動回路1319−1,
1319−2も前段からの制御信号1323−0,13
23−1が有効になると同様の動作をする。また、クロ
ック1320が有効になると、再びY駆動回路1319
−0のS0にオン電圧が出力され、その後クロック10
6に同期して動作する。
【0095】図14は、上部X駆動回路群の構成図であ
る。
【0096】上部X駆動回路群1307は、前記の第1
の実施例に用いたX駆動回路を5個直列に接続した回路
構成になっている。各々192個の表示データを順次記
憶する動作をし、1水平ライン文のデータに対応した電
圧を出力する。また、データバス1309と入力電圧バ
ス1317は、前記の第1,第2,第3,第4の実施例
でのデータバス107と入力電圧バス121と同じであ
る。また、下部X駆動回路群1308も上部X駆動回路
群1307と同様な構成となっている。
【0097】次に、図13,図14を用いて本実施例の
アクティブマトリックス型液晶パネル1313の1ライ
ン目に電圧を印加する場合の動作について説明をする。
【0098】ドットクロック1302に同期してデータ
バス1301で伝送されてきた表示データは、液晶表示
コントローラ1305で上部X駆動回路群1307と下
部X駆動回路群1308のデータに分けられ、それぞれ
データバス1309とデータバス1310にクロック1
02に同期して出力される。液晶コントローラ1305
は、1ライン分の表示データを出力すると、クロック1
06を有効にする。以下、図14を用いて説明する。デ
ータバス1309の表示データは、クロック102に同
期してX駆動回路100−0にラッチされる。X駆動回
路100−0は、192個目の表示データのラッチ中に
次段への制御信号104−0を有効にする。有効になっ
た制御信号104−0が入力したX駆動回路100−1
は、クロック102に同期してデータバス1309のデ
ータをラッチする。このようにして1ライン分の表示デ
ータをラッチする。その後、図13に示すクロック13
20が有効になり、Y駆動回路1319−0のS0にオ
ン電圧が出力され、アクティブマトリックス型液晶パネ
ル1313の1ライン目が有効になる。またクロック1
320に同期してクロック106が有効になると、それ
に同期してX駆動回路100−0から100−5はラッ
チしたデータを2段目のラッチ回路に同時にラッチす
る。そして、クロック106に同期して、6ビットのラ
ッチデータに対応した分圧電圧を液晶表示電圧バス13
11に出力する。また、下部X駆動回路群1308も上
部X駆動回路群1307と同様な動作をする。このよう
にして、1ラインの分の表示データに対応した電圧をア
クティブマトリックス型液晶パネル1313の1ライン
目の各画素に印加できる。1ライン目の出力中にX駆動
回路100−0から100−4は、2ライン目の表示デ
ータをラッチする。
【0099】この動作を繰り返すことにより、アクティ
ブマトリックス型液晶パネルの表示が行える。
【0100】表示データのビット数の増加については、
データバスのバス幅とX駆動回路のビット数と出力電圧
数を増加させることで対応できる。X駆動回路の構成に
よっては、電圧バスの電圧数を増加させてもよい。
【0101】本発明の実施例を用いた情報処理装置の構
成を図15を用いて説明する。図15は前記液晶表示装
置を用いた情報処理装置のブロック図を示す。
【0102】1501は情報処理装置であり、1502
は中央演算回路、1503はアドレスバス、1504は
データバス、1505はメモリ、1506は表示コント
ローラ、1507は表示コントローラの出力バス、15
08は表示メモリである。
【0103】中央演算回路1502は、データバス15
04からのデータにより、データバス1504にデータ
の出力やデータの読み込みを行ったり、アドレスバス1
503にアドレスを出力する。メモリ1505はアドレ
スバス1503のアドレス値がメモリの番地を指示して
いた場合、その番地のメモリとデータバス1504を導
通状態にする。表示コントローラ1506は、アドレス
バス1503のアドレス値が表示コントローラ1506
を指示していた場合、データバス1503と表示コント
ローラ1506内のメモリを導通状態にする。表示コン
トローラ1506は、内部メモリデータに応じて表示メ
モリを出力バス1507で制御し、更にドットクロック
1302、水平同期信号1303、垂直同期信号130
4を生成し、出力する。表示メモリ1508は、アドレ
スバス1503のアドレス値が表示メモリ1508を指
示している場合、表示メモリ1508は、そのアドレス
値の示すメモリとデータバス1504を導通状態にす
る。また、表示コントローラ1506の出力バス150
7の出力するデータに応じて、表示メモリ1508の内
容を出力バス1301に出力する。
【0104】情報処理装置1501において、表示コン
トローラ1506及び表示メモリ1508に中央演算回
路1502からアクセスがない場合、表示コントローラ
1506は、ドットクロック1302に同期して表示デ
ータを出力するように、出力バス1507に読み込みを
指示する信号とそのドットクロック1302に対応した
アドレスデータを出力する。この時表示メモリは、読み
込みを指示され、且つアドレスデータが出力バス150
7から入力されたので、出力バス1507の指示するア
ドレスのデータをデータバス1301に出力する。デー
タバス1301は液晶表示装置1325にドットクロッ
ク1302に同期して入力する。更に、表示コントロー
ラ1506で生成した水平同期信号1303と垂直同期
信号1304が入力する。
【0105】このような構成で本発明のX駆動回路を用
いた液晶表示装置をパソコン、ワークステーションに接
続して動作することができる。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、分圧手段として分圧負
荷素子を並列に接続する構成とすることで出力インピー
ダンスを小さくすることが可能となり、液晶パネルを高
速に駆動することが出来る。また、出力電圧幅を電源電
圧幅に等しくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の192出力のX駆動回路の
簡単なブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の分圧回路の簡単なブロック
図である。
【図3】本発明の一実施例の分圧回路制御信号生成の真
理値図である。
【図4】本発明の一実施例の分圧回路制御信号生成の真
理値図である。
【図5】本発明の一実施例の192出力のX駆動回路の
簡単なブロック図である。
【図6】本発明の一実施例の分圧回路の簡単なブロック
図である。
【図7】本発明の一実施例の分圧回路制御信号生成の真
理値図である。
【図8】本発明の一実施例の192出力のX駆動回路の
簡単なブロック図である。
【図9】本発明の一実施例の分圧回路の簡単なブロック
図である。
【図10】本発明の一実施例の192出力のX駆動回路
の簡単なブロック図である。
【図11】本発明の一実施例の分圧回路の簡単なブロッ
ク図である。
【図12】本発明の一実施例の分圧回路制御信号生成の
真理値図である。
【図13】本発明の一実施例の液晶表示装置の構成図で
ある。
【図14】本発明の一実施例の上部X駆動回路群の構成
図である。
【図15】本発明の一実施例の情報処理装置のブロック
図である。
【図16】従来例のX駆動回路の簡単なブロック図であ
る。
【図17】従来例の分圧回路の簡単なブロック図であ
る。
【符号の説明】
100…X駆動回路、101…シフトレジスタ、102
…クロック、103…制御信号、104…制御信号、1
05…出力バス、106…クロック、107…データバ
ス、108−0から108−191…ラッチ回路、10
9−0から109−191…出力バス、110−0から
110−191…ラッチ回路、111−0から111−
191…出力バス、112−0から112−191…出
力バス、113−0から113−191…デコーダ、1
14−0から114−191…デコーダ、115−0か
ら115−191…出力バス、116−0から116−
191…出力バス、120−0から120−191…分
圧回路、121…電圧バス、122−0から122−1
91…出力バス、201,202…選択スイッチ素子
群、203…抵抗素子群、204…選択スイッチ素子
群、205,206…選択電圧出力、207…分圧回
路、500…X駆動回路、513−0から513−19
1…デコーダ、515−0から515−191…出力バ
ス、520−0から520−191…分圧回路、601
−0から601−4…抵抗素子群、602−0から60
2−4…選択スイッチ素子群、800…X駆動回路、8
20−0から820−191…分圧回路、902−0か
ら902−4…選択スイッチ素子群、903−0から9
03−3…選択スイッチ素子群、1000…X駆動回
路、1001…シフトレジスタ、1005…出力バス、
1007…データバス、1008−0から1008−1
91…ラッチ回路、1009−0から1009−191
…出力バス、1010−0から1010−191…ラッ
チ回路、1011−0から1011−191…出力バ
ス、1013−0から1013−191…デコーダ、1
015−0から1015−191…出力バス、1020
−0から1020−191…分圧回路、1021…電圧
バス、1022−0から1022−191…出力バス、
1101−0から1101−2…選択スイッチ素子群、
1102から1120…選択スイッチ制御信号、130
1…データバス、1302…ドットクロック、1303
…水平同期信号、1304…垂直同期信号、1305…
液晶表示コントローラ、1307…上部X駆動回路群、
1308…下部X駆動回路群、1309,1310…デ
ータバス、1311,1312…出力バス、1313…
アクティブマトリックス型液晶パネル、1314…交流
化信号、1315…液晶表示用電源、1316…出力、
1317…上部用電圧バス、1318…下部用電圧バ
ス、1319−0から1319−2…Y駆動回路、13
20…クロック、1321…オン電圧の出力、1322
…オフ電圧の出力、1323−0から1323−1…制
御信号、1324…出力バス、1325…液晶表示装
置、1501…情報処理装置、1502…中央演算装
置、1503…アドレスバス、1504…データバス、
1505…メモリ、1506…表示コントローラ、15
07…出力バス、1508…表示メモリ、1601…シ
フトレジスタ、1602…クロック、1603…出力バ
ス、1604…データバス、1605…ラッチ回路、1
606…出力バス、1607…クロック、1608…ラ
ッチ回路、1609,1310…出力バス、1611…
電圧バス、1612…電圧セレクタ、1613…出力バ
ス、1614…分圧回路、1615…出力バス、161
6…バッファ回路、1617…出力線、1701…電圧
出力、1702…電圧出力、1704…選択素子群、1
705…分圧抵抗群。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝田 功 横浜市戸塚区吉田町292番地株式会社日立 製作所マイクロエレクトロニクス機器開発 研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示データを順次入力し、液晶駆動用
    電圧に変換して出力するX駆動回路において、液晶表示
    データを入力し保持する保持手段と、外部から供給され
    るN個の電圧から液晶に印加するM個(N<M)の電圧
    を生成する分圧手段を有し、その分圧手段は、重み付け
    した抵抗とスイッチング素子を直列接続した回路を2個
    以上並列に接続したN個の抵抗手段を有し、その抵抗手
    段の一方には外部から供給されるN個の各電圧を接続
    し、他方には共通出力端子に接続する構成とし、液晶表
    示データに対応してスイッチング素子を導通状態にし
    て、その導通状態になったスイッチング素子に接続して
    ある抵抗の合成抵抗の比に二つの電圧を分圧して液晶表
    示データに対応した電圧を共通出力端子に出力するよう
    に制御する制御手段を有することを特徴とするX駆動回
    路。
  2. 【請求項2】請求項1において、抵抗手段としてスイッ
    チング素子を2個以上並列に接続し、合成抵抗値で重み
    付けした抵抗手段を用いることを特徴とするX駆動回
    路。
  3. 【請求項3】液晶表示データを順次入力し、液晶駆動用
    電圧に変換して出力するX駆動回路において、液晶表示
    データを入力し保持する保持手段と、外部から供給され
    るN個の電圧から液晶に印加するM個(N<M)の電圧
    を生成する分圧手段を有し、前記分圧手段として液晶表
    示データの上位ビットにより外部から供給されるN個の
    電圧のうち2つを選択する選択手段と、2つの選択電圧
    はそれぞれ、他端は共通出力電圧端子に接続した複数個
    のスイッチング素子を直列接続した回路を並列に接続し
    た回路の一端に接続し、液晶表示データの下位ビットに
    応じてスイッチング素子を導通制御し、スイッチング素
    子のオン抵抗の直列合成抵抗の比で分圧する手段を持つ
    ことを特徴とするX駆動回路。
  4. 【請求項4】請求項1において、抵抗手段を2のべきじ
    ょうの比で重み付けしたことを特徴とするX駆動回路。
  5. 【請求項5】請求項2において、抵抗手段を2のべきじ
    ょうの比で重み付けしたことを特徴とするX駆動回路。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6067066A (en) * 1995-10-09 2000-05-23 Sharp Kabushiki Kaisha Voltage output circuit and image display device
US6107981A (en) * 1995-11-06 2000-08-22 Fujitsu Limited Drive circuit for liquid crystal display device, liquid crystal display device, and driving method of liquid crystal display device
KR100755560B1 (ko) * 2003-03-10 2007-09-06 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 액정표시장치의 기준전압 발생기
US7893907B2 (en) * 2005-12-28 2011-02-22 Lg Display Co., Ltd. Method and apparatus for driving liquid crystal display
JP2012125127A (ja) * 2010-05-17 2012-06-28 Fuji Electric Co Ltd 低電圧誤動作防止回路を備えたスイッチング電源装置
CN113454562A (zh) * 2019-02-18 2021-09-28 德克萨斯仪器股份有限公司 用于二进制加权分压器的补偿

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