JPH0617521Y2 - ガゼット用ヒートシーラ - Google Patents

ガゼット用ヒートシーラ

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JPH0617521Y2
JPH0617521Y2 JP1988092669U JP9266988U JPH0617521Y2 JP H0617521 Y2 JPH0617521 Y2 JP H0617521Y2 JP 1988092669 U JP1988092669 U JP 1988092669U JP 9266988 U JP9266988 U JP 9266988U JP H0617521 Y2 JPH0617521 Y2 JP H0617521Y2
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JP
Japan
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gusset
heat sealer
heating electric
heat
auxiliary heating
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JP1988092669U
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JPH0215337U (ja
Inventor
秀男 柳川
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株式会社太洋商会
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は合成樹脂製の袋素材帯であって、その少なく
とも一側にガゼットのある袋素材帯を横断方向にヒート
シールする棒状のヒートシーラに関する。
(従来技術) 従来製袋装置に用いられている前記袋素材帯は熱可塑性
合成樹脂の偏平チューブ、又は半折フイルム帯がその殆
どであり、必要に応じてこれら袋素材帯にガゼットのあ
るものが用いられている。
而してこれらを横断方向にヒートシールする棒状のヒー
トシーラは前記ガゼットの有無に係らず通常全長同一断
面形状のであり、その側面に電熱源を取付けるか或は内
部を長手方向に孔を穿ち内部に電熱源を埋設したものが
用いられており、前記棒上ートシーラ全長の加熱温度は
同一温度に加熱されるものを用いている。
(考案が解決しようとする課題) ところが前述のガゼットが少なくとも一側にある袋素材
帯はガゼットの無い部分はフイルムが2枚重ねであり、
ガゼットのある部分はフイルムが4枚重ねであるため
に、この袋素材帯を前記の1本のヒートシーラで溶着す
るとき、ガゼットの無い部分を溶着するに最適な温度に
ヒートシーラの温度を合わせると、ガゼットのある部分
を溶着する温度として熱量が不足し、ガゼット部の溶着
が不完全となる。
他方ガゼット部を溶着するに必要な温度にまで前記ヒー
トシーラを加熱しておくと、今度はガゼットの無い部分
に加えられる熱量が多すぎ、過加熱となり、ヒートシー
ル部が脆弱になる欠点があった。
そこでこの考案はたとえ1本のヒートシーラであって
も、ガゼットの有無に対応して、部分的に加熱温度を異
にできるヒートシーラとすることである。
ロ.考案の構成 (課題を解決する手段) 前述の課題を達成するために、一本の棒状ヒートシーラ
に主加熱電熱源が全長にわたって、埋設乃至添着してあ
るものにおいて、 袋素材帯のガゼット部溶着相当位置にこの幅を越える長
さの補助加熱電熱原が埋設乃至添着してあり、この補助
加熱電源はヒートシーラの長さ方向に取付位置が変更自
在に装備してあることを特徴とするガゼット用ヒートシ
ーラとする。
また前述の課題を達成するために、前記ガゼット用ヒー
トシーラにおいて、前記補助加熱電熱源は前記ヒートシ
ーラの少なくとも一端部にガゼット幅相当超長さ設けた
ものであることを特徴とする場合もある。
また前述の課題を達成するために、前記ガゼット用ヒー
トシーラにおいて、前記補助加熱電熱源は前記ヒートシ
ーラの両端からガゼット幅相当超長さ設けたものである
ことを特徴とする場合もある。
また前述の課題を達成するために、前記ガゼット用ヒー
トシーラにおいて、前記補助加熱電熱源はヒートシーラ
に埋設されてあり、主加熱電熱源よりもヒートシーラ面
乃至エッジに接近した位置に設けたあることを特徴とす
る場合もある。
また前述の課題を達成するために、前記ガゼット用ヒー
トシーラにおいて、前記補助加熱電熱源は温度調節自在
のものであることを特徴とする場合もある。
(作用) 全ての請求項記載のものにおいて、補助電熱加熱源の位
置を袋素材帯のガゼット部の位置に併せる。
而して、主電熱加熱源、及び補助電熱加熱源を溶着する
袋素材帯の材質厚みに応じて、ガゼットのある部分及び
無い部分に最適温度にヒートシーラを加熱する。このよ
うにすると、ガゼットの全幅は前記補助電熱加熱源の埋
設してある部分で溶着されることになる。この状態で通
常の溶着を行う。
またガゼットの無い袋素材帯を溶着するときには、前記
補助電熱加熱源の電源をオフにして使用する。
請求項2項記載の補助電熱加熱源がヒートシーラの一端
部のみ、設けたものにおいては、袋素材帯としては片側
縁のみにガゼットのあるものを溶着するときに用いる。
請求項3記載の補助電熱加熱源がヒートシーラの両端か
ら設けてあるものにおいては、両側縁にガゼットのある
袋素材帯を溶着するときに用いる。
請求項4記載の補助電熱加熱源が主電熱加熱源よりも溶
着エッジ寄りに設けたものでは、この補助電熱加熱源の
温度の影響はその溶着エッジの温度に対し敏感に作用す
る。
請求項5記載のものにおいては、前記補助加熱電熱源は
温度調節自在であるから、この考案の装置を取付けた製
袋機の運転に先立ち、或は運転中にこの温度を最的温度
に調整して使用する。
(実施例) いまこの考案を実施例に基ずいて詳述する。
実施例1 第1図及び第2図に示すものであって、すべての請求項
記載の考案を含む実施例である。
第1図において、10は棒状のヒートシーラであり、全
長にわたって同一断面計状をしており、シール部11は
幅のあるヒートシール型のものを図示したが僅かに丸味
が形成してあるV字形状のナイフエッジ形状をしてい
て、このヒートシーラ10は溶着溶断用のヒートシーラ
であってもよい。
ヒートシーラ10の全長にわたって、丸孔12が穿設し
てあって、この中に主加熱電熱源14が埋設してある。
ヒートシーラ10の側面にはその長手方向に案内部22
が設けてあり、補助加熱源16の支持部21が摺動固定
自在に設けてあり、前記補助加熱源16は左右一対設け
てあり、それぞれヒートシーラ10の側面に沿って設け
てある(第2図参照)。
この補助加熱電熱源16の長さは後述の袋素材帯Fのガ
ゼット31の幅を越える寸法にしてある。
前述の主加熱電熱源14及び補助加熱電熱源16は温度
調節出来るようになっている。
実施例1の作用 このヒートシーラ10は通常の溶着溶断用のヒートシー
ラと同様に、一側縁30がガゼット31となっていて、
他側縁32が開放縁となっている半折の袋素材帯Fを一
袋寸法づつ、間歇移送し、この静止時毎に横断方向に、
溶着溶断して底ガゼットのサイドシール型の袋を製造す
るときに用いる。
この時前記ガゼット30の谷33の位置を補助加熱電熱
源16を、これをヒートシーラ10に対して移動させ
て、この内端17の位置と一致させ、前記主加熱電熱源
14及び補助加熱電熱源16の温度をシール部11の温
度がその袋素材帯Fを溶着するのに最適の温度にし、溶
着溶断して底ガゼットサイドシール型袋を製造する。前
述の補助加熱電熱源16の埋設されている部分のシール
部11の温度は供給される袋素材帯Fの材質及び厚さに
よっても異なるが、概ね他の部分より、20℃乃至50
℃高めに設定する。
袋素材帯の片側のみにガゼットのあるものをヒートシー
ルする場合には不要な補助加熱電源16の方は電源オフ
として休止させておき、袋素材帯の両側にガゼットのあ
るときは双方の補助加熱電熱源16ともにオンにし、位
置合わせをして用いる。
実施例2 第3図及び第4図に示すものであり、請求項4及び5記
載の考案の実施例である。
実施例1と同一符号のところは、前記実施例1と同一の
構成部材若しくは構成部分である。
異なるところは補助加熱電熱源16がヒートシーラ10
の両端から内方に向け設けてあることと、主加熱電熱源
14と補助加熱電熱源16とにそれぞれ独立した温度調
節装置19、20が設けてあることである。またシール
部11はナイフエッジ状ではなく平坦面に形成してあ
る。補助加熱電熱源16の長さについても実施例1と同
一である。
なお、補助加熱電源16がヒートシーラ10の長手方向
に移動できる構造は、第3図においては図示していな
い。
実施例2の作用 この実施例のものを使用するには、袋素材帯Fとして
は、その両側にガゼットのあるものを横断方向に溶着
し、その近傍より切断して、底シール型の袋を製造する
ときに用いる。
この時供給される袋素材帯Fの両ガゼット間の寸法に両
補助加熱電熱源16の内端17間寸法を合致させて製袋
を行う。
ハ.考案の効果 この考案は1本の棒状のヒートシーラであっても、ガゼ
ットの有無に対応して、それぞれの部分を最適な温度
で、加熱温度を異にして加熱することができる。従って
ガゼットのある袋素材帯であっても、この考案のヒート
シーラを用いれば、すべての部分において最適の加熱温
度で溶着出来、一部分が加熱不足や過加熱による溶着不
良を起さない。またガゼット幅全部を前記補助加熱電熱
源を埋設乃至添着したところで溶着出来る。
前記補助加熱電熱源はヒートシーラの長さ方向に取付位
置変更自在のものであるから、この可動範囲内であれ
ば、袋素材帯のガセットの谷の間隔に、一対の前記補助
加熱電熱源の内端間隔を合わせて、製袋することができ
る。
請求項2項記載のものにおいては、底ガゼットサイドシ
ール型袋の製造するときに適する。
請求項3項記載のものにおいては、両側にガゼットのあ
る袋素材帯より底シール型の袋を製造するときに適す
る。
請求項4項記載のものにおいては、前記加熱電熱源及び
前記補助加熱電熱源は共にヒートシーラに埋設されてい
るから、熱効率がよく、また前記補助加熱電熱源は主加
熱電熱源よりもヒートシール面乃至エッジに接近した位
置に設けたあるから、前記補助加熱電熱源の温度変化は
敏感にシール部の温度変化に表れ、僅かな熱量でも充分
部分的な加熱が出来、然も他の部分には余りその影響を
及ぼさない。
請求項5項記載のものにおいては、前記補助加熱電熱源
は温度調節自在のものであるから、袋素材帯の厚さや材
質に応じた最適温度に調整出来、一方の前記補助加熱電
熱源を加熱しなければ、一端にのみ前記補助加熱電熱源
のあるものと同様に使用できるし、双方の前記補助加熱
電熱源を加熱しなければ従来公知のヒートシーラと同様
に、ガゼット無しの偏平フラットチューブ若しくは半折
の袋素材帯の溶着ができる。
(実施例1の個有の効果) 前述の請求項1、請求項2及び請求項4記載の効果を同
時に合わせ持つ。特に片側にガゼットのある袋素材帯F
を溶着溶断して、底ガゼットサイドシール型袋の製造に
適する。
(実施例2の個有の効果) 前記補助加熱電熱源16がヒートシーラ10の外面に固
着して外部に露出しているから、袋素材帯Fのガゼット
31の谷33と補助加熱電熱源16の内端17の位置が
一致させ易い。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案に係る代表的な実施例を示すものであっ
て、第1図は実施例1の側面図、第2図は1図の縦断断
面図、第3図は温度調節装置を示す説明図、第4図は、
実施例2の端面図である。 図中主な符号 10……ヒートシーラ、11……シール部 14……主加熱電熱源、16……補助加熱電熱源 F……袋素材帯、32……ガゼット 33……谷

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一本の棒状ヒートシーラに主加熱電熱源が
    全長にわたって、埋設乃至添着してあるものにおいて、 袋素材帯のガゼット部溶着相当位置にこの幅を越える長
    さの補助加熱電熱源が埋設乃至添着してあり、この補助
    加熱電源はヒートシーラの長さ方向に取付位置が変更自
    在に装備してあることを特徴とするガゼット用ヒートシ
    ーラ。
  2. 【請求項2】前記補助加熱電熱源は前記ヒートシーラの
    少なくとも一端部にガゼット幅相当超長さ設けたもので
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のガゼット用ヒートシーラ。
  3. 【請求項3】前記補助加熱電熱源は前記ヒートシーラの
    両端部にガゼット幅相当超長さ設けたものであることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のガゼッ
    ト用ヒートシーラ。
  4. 【請求項4】前記補助加熱電熱源はヒートシーラに埋設
    されてあり、主加熱電熱源よりもヒートシール面乃至エ
    ッジに接近した位置に設けてあることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載のガ
    ゼット用ヒートシーラ。
  5. 【請求項5】前記補助加熱電熱源は温度調節自在のもの
    であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第4項
    記載のガゼット用ヒートシーラ。
JP1988092669U 1988-07-13 1988-07-13 ガゼット用ヒートシーラ Expired - Lifetime JPH0617521Y2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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JP2567176Y2 (ja) * 1991-08-23 1998-03-30 安西化成工業株式会社 ロータリーヒートシーラを備えた製袋装置
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