JPH06174766A - 信号解析装置 - Google Patents

信号解析装置

Info

Publication number
JPH06174766A
JPH06174766A JP4329109A JP32910992A JPH06174766A JP H06174766 A JPH06174766 A JP H06174766A JP 4329109 A JP4329109 A JP 4329109A JP 32910992 A JP32910992 A JP 32910992A JP H06174766 A JPH06174766 A JP H06174766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
data
spectrum data
input signal
average value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4329109A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nakanishi
均 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4329109A priority Critical patent/JPH06174766A/ja
Publication of JPH06174766A publication Critical patent/JPH06174766A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、入力信号を高速フーリエ変換して
得られたデータからその入力信号の特徴を抽出する信号
解析装置に関し、入力信号の特徴を正確にしかも高速に
抽出することが可能となる装置の提供を目的とする。 【構成】 入力信号を高速フーリエ変換して入力信号に
含まれた周波数成分のスペクトラムデータを生成する高
速フーリエ変換部10と、スペクトラムデータの周波数
帯域を分割した各区間についてスペクトラムデータの区
間内平均値を算出する区間平均値算出部12と、区間平
均値算出部12で算出された各区間平均値を示すデータ
から入力信号の特徴を抽出する特徴抽出部14と、を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号を高速フーリ
エ変換して得られたデータからその入力信号の特徴を抽
出する信号解析装置に関する。
【0002】この種の装置には音声信号,電波信号など
をサンプリングして得られたデータが入力される。した
がって、その入力信号には雑音が含まれており、高速フ
ーリエ変換で得られたデータを直接用いて入力信号の特
徴抽出が行なわれると、入力信号に含まれる雑音が影響
し、正確な特徴抽出の結果を得ることが困難となる。
【0003】
【従来の技術】入力信号の高速フーリエ変換が繰り返さ
れ、それらのフーリエ変換により得られたスペクトラム
データを用いて原信号中の雑音が十分に除去される(ケ
プストラム法)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
いては、高速フーリエ変換の処理が繰り返されるので、
入力信号の特徴抽出に時間を要していた。
【0005】本発明は上記従来の事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、入力信号の特徴を正確にしか
も高速に抽出することが可能となるこの種の信号解析装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、図1において、第1発明にかかる装置は、入力信号
を高速フーリエ変換して入力信号に含まれた周波数成分
のスペクトラムデータを生成する高速フーリエ変換部1
0と、スペクトラムデータの周波数帯域を分割した各区
間についてスペクトラムデータの区間内平均値を算出す
る区間平均値算出部12と、区間平均値算出部12で算
出された各区間平均値を示すデータから入力信号の特徴
を抽出する特徴抽出部14と、を有している。
【0007】また図1において、第2発明にかかる装置
は、入力信号を高速フーリエ変換して入力信号に含まれ
た周波数成分のスペクトラムデータを生成する高速フー
リエ変換部10と、スペクトラムデータのうち値の変化
率が高いデータを選択する高変化率データ選択部16
と、高変化率データ選択部16で選択されたデータから
入力信号の特徴を抽出する特徴抽出部14と、を有して
いる。
【0008】そして図1において、第3発明にかかる装
置は、入力信号を高速フーリエ変換して入力信号に含ま
れた周波数成分のスペクトラムデータを生成する高速フ
ーリエ変換部10と、スペクトラムデータの周波数帯域
を分割した各区間についてスペクトラムデータの区間内
平均値を算出する区間平均値算出部12と、スペクトラ
ムデータのうち値の変化率が高いデータを選択する高変
化率データ選択部16と、各区間の平均値を示すデータ
と選択されたデータの内容を統合した特性のスペクトラ
ムデータを生成するスペクトラムデータ統合部18と、
スペクトラムデータ統合部18で生成されたスペクトラ
ムデータから入力信号の特徴を抽出する特徴抽出部14
と、を有している。
【0009】
【作用】
第1発明:高速フーリエ変換部10が入力信号の高速フ
ーリエ変換を行なってスペクトラムデータを生成すると
(図2参照)、区間平均値算出部12はスペクトラムデ
ータを分割した各区間について区間内におけるスペクト
ラムデータの平均値を算出し(図3参照)、特徴抽出部
14は区間平均値算出部12の出力で示されるスペクト
ラムデータの概略特性を用いて入力信号の特徴を抽出す
る。
【0010】第2発明:区間平均値算出部12に代えて
高変化率データ選択部16が設けられる。この高変化率
データ選択部16は高速フーリエ変換部10の生成した
スペクトラムデータのうち、変化率の高いものを選択し
(図4参照)、特徴抽出部14は高変化率データ選択部
16の出力で示されるスペクトラムデータ(その変化速
度に相当する)を用いて入力信号の特徴を抽出する。
【0011】第3発明:区間平均値算出部12と高変化
率データ選択部16の双方が設けられ、スペクトラムデ
ータ統合部18は区間平均値算出部12の出力と高変化
率データ選択部16の出力とを合成したスペクトラムデ
ータを生成し(図5参照)、特徴抽出部14に渡す。
【0012】
【実施例】図1では実施例の構成が説明されており、高
速フーリエ変換部10には対象物から得られた信号(音
声信号/電波信号など)のサンプリングデータが入力さ
れる。
【0013】高速フーリエ変換部10は入力されたデー
タを高速フーリエ変換し、入力データに含まれた周波数
成分のスペクトラムデータを生成する。図2には高速フ
ーリエ変換部10で得られたスペクトラムデータの特性
が示されており、このデータは区間平均値算出部12と
高変化率データ選択部16へ供給される。
【0014】区間平均値算出部12はスペクトラムデー
タの周波数帯域を指定された多数の区間に分別し、各区
間についてスペクトラムデータの平均値を算出し、それ
らの平均値(図3参照)をスペクトラムデータとしてス
ペクトラムデータ統合部18へ供給する。
【0015】また、高変化率データ選択部16は高速フ
ーリエ変換部10から供給されたスペクトラムデータの
うち、その変化率が指定のしきい値以上となるものを選
択し(図4参照)、これらをスペクトラムデータとして
スペクトラムデータ統合部18へ供給する。
【0016】スペクトラムデータ統合部18は区間平均
値算出部12と高変化率データ選択部16から供給され
たデータを合成して図5に示されるスペクトラムデータ
を生成し、そのデータを特徴抽出部14に供給する。
【0017】特徴抽出部14はスペクトラムデータ統合
部18から供給されたデータを用いて高速フーリエ変換
部10に入力されたデータの特徴を抽出し、抽出結果出
力部20は特徴抽出部14で得られた抽出結果をディス
プレイなどへ出力する。
【0018】そして、制御部22は高速フーリエ変換部
10を制御し(起動制御,動作条件の設定などを行な
う)、前記各区間を区間平均値算出部12に対して指定
し、前記のしきい値を高変化率データ選択部16に対し
て指定し、区間平均値算出部12,高変化率データ選択
部16,スペクトラムデータ統合部18,特徴抽出部1
4に対して装置動作のモードを指定する。
【0019】図6では第1モード指定時の装置作用が説
明されており、高速フーリエ変換の処理(ステップ10
0)が行なわれると、区間平均値算出の処理(ステップ
102)が開始される。
【0020】そして、区間平均値算出の処理結果から装
置入力データの特徴抽出が行なわれ(ステップ10
4)、特徴抽出の結果が出力される(ステップ10
6)。また図7では第2モード指定時の装置作用が説明
されており、区間平均値算出の処理(ステップ102)
に代えて高変化率データの選択処理(ステップ108)
が行なわれる。
【0021】さらに図8では第3モード指定時の装置作
用が説明されており、このモードでは区間平均値算出の
処理(ステップ102)と高変化率データの選択処理
(ステップ108)とが同時に並行して行なわれ、それ
らの処理結果が統合処理(ステップ110)されてか
ら、特徴抽出の処理(ステップ104)が行なわれる。
【0022】本実施例によれば、装置入力のデータに含
まれたパルス的な雑音は区間平均値算出部12の処理
(ステップ102)で、また、穏やかなレベル変動の雑
音は高変化率データ選択部16の処理で、有効に抑制,
除去することが可能となる。
【0023】しかも、それら区間平均値算出部12,高
変化率データ選択部16の処理が単純な四則計算となる
ことから、入力データの特徴を応答性良く高速に抽出す
ることが可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
速フーリエ変換を繰り返すことなく、単純な計算処理で
入力信号の雑音を有効に抑制,除去でき、このため、入
力信号の特徴を正確に、しかも、著しく高速に抽出する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成説明図である。
【図2】高速フーリエ変換で得られたスペクトラムの特
性図である。
【図3】区間平均値算出で得られたスペクトラム特性図
である。
【図4】高変化率データの選択で得られたスペクトラム
の特性図である。
【図5】スペクトラムデータの統合で得られたスペクト
ラム特性図である。
【図6】第1モード手順を説明するフローチャートであ
る。
【図7】第2モード手順を説明するフローチャートであ
る。
【図8】第3モード手順を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】 10 高速フーリエ変換部 12 区間平均値算出部 14 特徴抽出部 16 高変化率データ選択部 18 スペクトラムデータ統合部 20 抽出結果出力部 22 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を高速フーリエ変換して入力信
    号に含まれた周波数成分のスペクトラムデータを生成す
    る高速フーリエ変換部(10)と、 スペクトラムデータの周波数帯域を分割した各区間につ
    いてスペクトラムデータの区間内平均値を算出する区間
    平均値算出部(12)と、 区間平均値算出部(12)で算出された各区間平均値を
    示すデータから入力信号の特徴を抽出する特徴抽出部
    (14)と、 を有する、 ことを特徴とした信号解析装置。
  2. 【請求項2】 入力信号を高速フーリエ変換して入力信
    号に含まれた周波数成分のスペクトラムデータを生成す
    る高速フーリエ変換部(10)と、 スペクトラムデータのうち値の変化率が高いデータを選
    択する高変化率データ選択部(16)と、 高変化率データ選択部(16)で選択されたデータから
    入力信号の特徴を抽出する特徴抽出部(14)と、 を有する、 ことを特徴とした信号解析装置。
  3. 【請求項3】 入力信号を高速フーリエ変換して入力信
    号に含まれた周波数成分のスペクトラムデータを生成す
    る高速フーリエ変換部(10)と、 スペクトラムデータの周波数帯域を分割した各区間につ
    いてスペクトラムデータの区間内平均値を算出する区間
    平均値算出部(12)と、 スペクトラムデータのうち値の変化率が高いデータを選
    択する高変化率データ選択部(16)と、 各区間の平均値を示すデータと選択されたデータの内容
    を統合した特性のスペクトラムデータを生成するスペク
    トラムデータ統合部(18)と、 スペクトラムデータ統合部(18)で生成されたスペク
    トラムデータから入力信号の特徴を抽出する特徴抽出部
    (14)と、 を有する、 ことを特徴とした信号解析装置。
JP4329109A 1992-12-09 1992-12-09 信号解析装置 Withdrawn JPH06174766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4329109A JPH06174766A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 信号解析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4329109A JPH06174766A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 信号解析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06174766A true JPH06174766A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18217714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4329109A Withdrawn JPH06174766A (ja) 1992-12-09 1992-12-09 信号解析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06174766A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013125035A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Tektronix Inc 試験測定装置及び試験測定装置における方法
JP2014085213A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Anritsu Corp 測定装置及び測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013125035A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Tektronix Inc 試験測定装置及び試験測定装置における方法
JP2014085213A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Anritsu Corp 測定装置及び測定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Virtanen Sound source separation using sparse coding with temporal continuity objective
US5228093A (en) Method for mixing source audio signals and an audio signal mixing system
US7490038B2 (en) Speech recognition optimization tool
US20040133292A1 (en) Generalized envelope matching technique for fast time-scale modification
US6513007B1 (en) Generating synthesized voice and instrumental sound
US5483617A (en) Elimination of feature distortions caused by analysis of waveforms
US5452398A (en) Speech analysis method and device for suppyling data to synthesize speech with diminished spectral distortion at the time of pitch change
JPH06174766A (ja) 信号解析装置
JP3158536B2 (ja) 楽音信号発生装置
JP2000069597A (ja) インパルス応答測定方法
US8750530B2 (en) Method and arrangement for processing audio data, and a corresponding corresponding computer-readable storage medium
US4845753A (en) Pitch detecting device
JPH069000B2 (ja) 音声情報処理方法
EP0984425B1 (en) Speech synthesizing method and apparatus
JPH07302084A (ja) 楽音合成装置及び楽音合成装置の音高調整装置
JP3352144B2 (ja) 音声認識装置
JPH08328593A (ja) スペクトル分析方法
JPH06175691A (ja) 音声強調装置と音声強調方法
US20020101228A1 (en) Method and apparatus for determining the energy of a signal
JPH05127668A (ja) 自動採譜装置
JPH09145461A (ja) 最大エントロピー方法による周波数分析方式
JP2588963B2 (ja) 音声合成装置
JPH0784998A (ja) ノイズ除去装置
JPH06110485A (ja) 残響付加装置
JPH0534434A (ja) 広周波数帯域雑音相関処理方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000307