JPH0617418Y2 - スピーカーシステム - Google Patents
スピーカーシステムInfo
- Publication number
- JPH0617418Y2 JPH0617418Y2 JP16412587U JP16412587U JPH0617418Y2 JP H0617418 Y2 JPH0617418 Y2 JP H0617418Y2 JP 16412587 U JP16412587 U JP 16412587U JP 16412587 U JP16412587 U JP 16412587U JP H0617418 Y2 JPH0617418 Y2 JP H0617418Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- plate
- speaker unit
- partition plate
- inner plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、ＡＳＷ（アコーステイツク・スーパー・ウー
フア）方式のスピーカーシステムの改良に関する。
フア）方式のスピーカーシステムの改良に関する。
［従来の技術］ 従来より、ＡＳＷ（アコーステイツク・スーパー・ウー
フア）方式のスピーカーシステムとして、第２図に示す
ような構造のものが公知である。
フア）方式のスピーカーシステムとして、第２図に示す
ような構造のものが公知である。
図において、箱型キヤビネツト１の所定の板（底板）１
ａとこれに対向してキヤビネツト１内方へ延長する内板
１ｂによつて、キヤビネツト１の前面部に開口するダク
ト部２を設けるとともに、上記キヤビネツト１を仕切板
３によつて２つに分割して、上記ダクト部２に連通する
フロントキヤビテイ部４と、上記仕切板３とキヤビネツ
ト１によつて囲まれたバツクキヤビテイ部５を形成す
る。
ａとこれに対向してキヤビネツト１内方へ延長する内板
１ｂによつて、キヤビネツト１の前面部に開口するダク
ト部２を設けるとともに、上記キヤビネツト１を仕切板
３によつて２つに分割して、上記ダクト部２に連通する
フロントキヤビテイ部４と、上記仕切板３とキヤビネツ
ト１によつて囲まれたバツクキヤビテイ部５を形成す
る。
そして、スピーカーユニツト６からの音響が上記フロン
トキヤビテイ部４に放射されるように、上記スピーカー
ユニツト６を上記仕切板３に取り付ける。
トキヤビテイ部４に放射されるように、上記スピーカー
ユニツト６を上記仕切板３に取り付ける。
［考案が解決しようとする問題点］ 従来構造では、スピーカーユニツト６はそのボイスコイ
ルに流れる電気信号に応じて発熱し、また、バツクキヤ
ビテイ部５は密閉構造であるため、上記ボイスコイルの
発熱を助長する。
ルに流れる電気信号に応じて発熱し、また、バツクキヤ
ビテイ部５は密閉構造であるため、上記ボイスコイルの
発熱を助長する。
このため、特に、ハイパワー入力のスピーカーユニツト
２では、ボイスコイルに耐熱性を付与するために特殊の
処理を施さなければならず、ボイスコイルそのものが高
価になり、また、設計仕様によつては、磁気回路の放熱
などの対策を講じなければならず、結果的に高価にな
る。
２では、ボイスコイルに耐熱性を付与するために特殊の
処理を施さなければならず、ボイスコイルそのものが高
価になり、また、設計仕様によつては、磁気回路の放熱
などの対策を講じなければならず、結果的に高価にな
る。
［問題点を解決するための手段］ 本考案の代表的な一実施例を示す第１図において説明す
ると、本考案は、 箱型キヤビネツト１の所定の板（底板）１ａとこれに対
向してキヤビネツト１内方へ延長する内板１ｂによつて
ダクト部２を形成したスピーカーへシステムにおいて、 仕切板７をその水平部７ｂを上記内板１ｂに対して所定
の間隔を隔てて上記キヤビネツト１内に配置して、 上記ダクト部２に連通するフロントキヤビテイ部４と、
上記仕切板７、キヤビネツト１および内板１ｂによつて
囲まれたバツクキヤビテイ部５を形成し、 上記仕切板７の水平部７ｂに上記スピーカーユニツト６
を取り付け、当該スピーカーユニツト６の磁気回路部６
ｂを上記内板１ｂを貫通して上記ダクト部２内に突出さ
せてなることを特徴とするものである。
ると、本考案は、 箱型キヤビネツト１の所定の板（底板）１ａとこれに対
向してキヤビネツト１内方へ延長する内板１ｂによつて
ダクト部２を形成したスピーカーへシステムにおいて、 仕切板７をその水平部７ｂを上記内板１ｂに対して所定
の間隔を隔てて上記キヤビネツト１内に配置して、 上記ダクト部２に連通するフロントキヤビテイ部４と、
上記仕切板７、キヤビネツト１および内板１ｂによつて
囲まれたバツクキヤビテイ部５を形成し、 上記仕切板７の水平部７ｂに上記スピーカーユニツト６
を取り付け、当該スピーカーユニツト６の磁気回路部６
ｂを上記内板１ｂを貫通して上記ダクト部２内に突出さ
せてなることを特徴とするものである。
［作用］ このタイプのスピーカーシステムでは、スピーカーユニ
ツト６からの音響がダクト部２を通つて放射されている
ので、このダクト部２内では空気が流動する。この空気
の流動作用によつてスピーカーユニツト６の磁気回路部
７部分が強制的に冷却される。
ツト６からの音響がダクト部２を通つて放射されている
ので、このダクト部２内では空気が流動する。この空気
の流動作用によつてスピーカーユニツト６の磁気回路部
７部分が強制的に冷却される。
［実施例］ 本考案の代表的な一実施例を示す第１図において説明す
る。図中、第２図の従来例と同等部分には同一符号を付
す。
る。図中、第２図の従来例と同等部分には同一符号を付
す。
１は箱型キヤビネツトで、所定の板（底板）１ａとこれ
に対向してキヤビネツト１内方へ延長する内板１ｂとに
よつて、キヤビネツト１の前面部に開口するダクト部２
を形成する。
に対向してキヤビネツト１内方へ延長する内板１ｂとに
よつて、キヤビネツト１の前面部に開口するダクト部２
を形成する。
７は垂直部７ａと水平部７ｂとが一体に形成された仕切
板である。この仕切板７の水平部７ｂを上記内板１ｂと
平行に、かつ、この水平部７ｂと上記内板１ｂとの間の
間隔をスピーカーユニツト６のフレーム部６ａの高さ寸
法とほぼ同一にして、上記仕切板７をキヤビネツト１内
に配置することによつて、上記ダクト部２に連通するフ
ロントキヤビテイ部４と、上記仕切板７、キヤビネツト
１および内板１ｂによつて囲まれたバツクキヤビテイ部
５を形成する。
板である。この仕切板７の水平部７ｂを上記内板１ｂと
平行に、かつ、この水平部７ｂと上記内板１ｂとの間の
間隔をスピーカーユニツト６のフレーム部６ａの高さ寸
法とほぼ同一にして、上記仕切板７をキヤビネツト１内
に配置することによつて、上記ダクト部２に連通するフ
ロントキヤビテイ部４と、上記仕切板７、キヤビネツト
１および内板１ｂによつて囲まれたバツクキヤビテイ部
５を形成する。
そして、スピーカーユニツト６をフロントキヤビテイ部
４側から仕切板７の水平部７ｂに取り付ける。このと
き、この水平部７ｂと上記内板１ｂとの間の間隔をスピ
ーカーユニツト６のフレーム部６ａの高さ寸法とほぼ同
一にしてあるので、このスピーカーユニツト６の磁気回
路部６ｂは上記内板１ｂを貫通して、上記ダクト部２内
に突出する。
４側から仕切板７の水平部７ｂに取り付ける。このと
き、この水平部７ｂと上記内板１ｂとの間の間隔をスピ
ーカーユニツト６のフレーム部６ａの高さ寸法とほぼ同
一にしてあるので、このスピーカーユニツト６の磁気回
路部６ｂは上記内板１ｂを貫通して、上記ダクト部２内
に突出する。
また、当然のことであるが、適宜の構造により、上記ダ
クト部２とバツクキヤビテイ部５とは気密性が保持され
る。
クト部２とバツクキヤビテイ部５とは気密性が保持され
る。
［考案の効果］ 本考案によれば、ダクト部２内の空気の流動作用によつ
て、スピーカーユニツト６の磁気回路部６ｂが強制的に
冷却されるので、ハイパワー入力のスピーカーユニツト
２であつても、ボイスコイルに耐熱性を付与するため特
殊な処理が不要で、ボイスコイルそのものが安価にな
り、また、磁気回路の放熱などの対策が不要となり、結
果的に安価になる効果がある。。
て、スピーカーユニツト６の磁気回路部６ｂが強制的に
冷却されるので、ハイパワー入力のスピーカーユニツト
２であつても、ボイスコイルに耐熱性を付与するため特
殊な処理が不要で、ボイスコイルそのものが安価にな
り、また、磁気回路の放熱などの対策が不要となり、結
果的に安価になる効果がある。。
第１図は本考案のスピーカーシステムの代表的な一実施
例の構造を示す図、第２図は従来のスピーカーシステム
の構造を示す図である。 １……キヤビネツト、１ａ……底板、１ｂ……内板、２
……ダクト部、４……フロントキヤビテイ部、５……バ
ツクキヤビテイ部、６……スピーカーユニツト、６ａ…
…同、フレーム部、６ｂ……同、磁気回路部、７……仕
切板、７ａ……同、垂直部、７ｂ……水平部。
例の構造を示す図、第２図は従来のスピーカーシステム
の構造を示す図である。 １……キヤビネツト、１ａ……底板、１ｂ……内板、２
……ダクト部、４……フロントキヤビテイ部、５……バ
ツクキヤビテイ部、６……スピーカーユニツト、６ａ…
…同、フレーム部、６ｂ……同、磁気回路部、７……仕
切板、７ａ……同、垂直部、７ｂ……水平部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−99926（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−119182（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−152778（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−152394（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】キヤビネツト(1)の所定の板(1a)と当該板
(1a)に対向して上記キヤビネツト(1)内方へ延長する内
板(1b)とによつてダクト部(2)を形成し、仕切板(7)を当
該仕切板(7)の水平部(7b)を上記内板(1b)に対して所定
の間隔を隔てて上記キヤビネツト(1)内に配置して、上
記ダクト部(2)に連通するフロントキヤビテイ部(4)と、
上記仕切板(7)、キヤビネツト(1)および内板(1b)によつ
て囲まれたバツクキヤビテイ部(5)を形成し、上記仕切
板(7)の水平部(7b)に上記スピーカーユニツト(6)を取り
付け、当該スピーカーユニツト(6)の磁気回路部(6b)を
上記内板(1b)を貫通して上記ダクト部(2)内に突出させ
てなることを特徴とするスピーカーシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16412587U JPH0617418Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | スピーカーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16412587U JPH0617418Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | スピーカーシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0167890U JPH0167890U (ja) | 1989-05-01 |
| JPH0617418Y2 true JPH0617418Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31449459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16412587U Expired - Lifetime JPH0617418Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | スピーカーシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617418Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP16412587U patent/JPH0617418Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0167890U (ja) | 1989-05-01 |
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