JPH06173955A - 回転電機の軸受給油装置 - Google Patents
回転電機の軸受給油装置Info
- Publication number
- JPH06173955A JPH06173955A JP35082892A JP35082892A JPH06173955A JP H06173955 A JPH06173955 A JP H06173955A JP 35082892 A JP35082892 A JP 35082892A JP 35082892 A JP35082892 A JP 35082892A JP H06173955 A JPH06173955 A JP H06173955A
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- JP
- Japan
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- housing
- electric machine
- oil
- bearing
- dynamo
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転電機が停止し、完全に回転が停止するま
で軸受への油供給を自己的に行うようにする。 【構成】 回転電機が高速で回転するとき軸受ハウジン
グ内部は圧力が上昇し、回転電機が停止すると圧力が低
下する作用、つまり軸受ハウジング内部の圧力変化を利
用し、ハウジング５に連通して設けた油タンク１１内の
弁１２を開閉させることで、停止時潤滑油１３を油タン
ク１１から軸受４に供給するようにした。
で軸受への油供給を自己的に行うようにする。 【構成】 回転電機が高速で回転するとき軸受ハウジン
グ内部は圧力が上昇し、回転電機が停止すると圧力が低
下する作用、つまり軸受ハウジング内部の圧力変化を利
用し、ハウジング５に連通して設けた油タンク１１内の
弁１２を開閉させることで、停止時潤滑油１３を油タン
ク１１から軸受４に供給するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、高速回転電機の軸受
に油を供給するための給油装置に関するものである。
に油を供給するための給油装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の高速回転電機を示す断面
図、図４はそのＡ−Ａ線の断面図であり、図において、
１は回転軸、２はこの回転軸に装着された回転子、３は
この回転子２と対の固定子、４は上記回転子２および回
転軸１を支持する軸受、５はこの軸受４を収納するハウ
ジング、６はこのハウジングに取付けられたエアーブリ
ーザー、７はハウジング５に取付けられ、上記軸受４の
潤滑のための給油管、８はハウジング５に取付けられた
排油管である。
図、図４はそのＡ−Ａ線の断面図であり、図において、
１は回転軸、２はこの回転軸に装着された回転子、３は
この回転子２と対の固定子、４は上記回転子２および回
転軸１を支持する軸受、５はこの軸受４を収納するハウ
ジング、６はこのハウジングに取付けられたエアーブリ
ーザー、７はハウジング５に取付けられ、上記軸受４の
潤滑のための給油管、８はハウジング５に取付けられた
排油管である。
【０００３】次に動作について説明する。回転電機が駆
動されて回転軸１及び回転子２が回転すると、回転軸１
を支持する軸受４に給油管７を通って潤滑油が供給さ
れ、軸受４を潤滑及び冷却し、しかる後、排油管８に送
られる。また、回転軸１が高速で回転するとき、軸受４
を支持するハウジング５の内部は内気圧が上昇するた
め、エアーブリーザー６を介して大気へ開放し、ハウジ
ング５の内気圧を低下させる。
動されて回転軸１及び回転子２が回転すると、回転軸１
を支持する軸受４に給油管７を通って潤滑油が供給さ
れ、軸受４を潤滑及び冷却し、しかる後、排油管８に送
られる。また、回転軸１が高速で回転するとき、軸受４
を支持するハウジング５の内部は内気圧が上昇するた
め、エアーブリーザー６を介して大気へ開放し、ハウジ
ング５の内気圧を低下させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の高速回転電機の
給油装置は以上のように構成されているが、高速で回転
している回転電機は停止するまで潤滑油を切らさないよ
うにしなければならず、給油し続ける必要があり、給油
が停止したとき、軸受の損傷などのトラブルが発生する
などの問題点があった。
給油装置は以上のように構成されているが、高速で回転
している回転電機は停止するまで潤滑油を切らさないよ
うにしなければならず、給油し続ける必要があり、給油
が停止したとき、軸受の損傷などのトラブルが発生する
などの問題点があった。
【０００５】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、回転電機の停止まで油を供給で
きる自己給油装置を備えた信頼性の高い回転電機を提供
することを目的とする。
ためになされたもので、回転電機の停止まで油を供給で
きる自己給油装置を備えた信頼性の高い回転電機を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回転電機
の給油装置は、ハウジングと配管で連通する油タンクと
弁を設けることで、ハウジング内の圧力上昇を利用して
油の保持をするとともに、ハウジング内の圧力低下によ
り上記油タンクよりハウジング内へ油の供給を行うよう
にしたものである。
の給油装置は、ハウジングと配管で連通する油タンクと
弁を設けることで、ハウジング内の圧力上昇を利用して
油の保持をするとともに、ハウジング内の圧力低下によ
り上記油タンクよりハウジング内へ油の供給を行うよう
にしたものである。
【０００７】
【作用】この発明における回転電機の給油装置は、ハウ
ジング内の圧力の変化により油の給油、停止を自動的に
行うものである。
ジング内の圧力の変化により油の給油、停止を自動的に
行うものである。
【０００８】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１において、１〜８は上記従来例と同様のもの
であり、１０はハウジング５の上部に連結されたパイ
プ、１１はこのパイプ１１の端部に取付けられた油タン
ク、１２はこの油タンク１１内に取付けられた弁であ
り、ハウジング５内の圧力が上昇すると閉じ、低下する
と開くようになされている。なお１３は油タンク１１に
収容された潤滑油である。
する。図１において、１〜８は上記従来例と同様のもの
であり、１０はハウジング５の上部に連結されたパイ
プ、１１はこのパイプ１１の端部に取付けられた油タン
ク、１２はこの油タンク１１内に取付けられた弁であ
り、ハウジング５内の圧力が上昇すると閉じ、低下する
と開くようになされている。なお１３は油タンク１１に
収容された潤滑油である。
【０００９】次に動作について説明する。回転電機が駆
動され回転軸１が回転するとき、軸受４を支持するハウ
ジング５の内部は圧力が上昇する。したがってハウジン
グ５と連通したパイプ１０の圧力が油タンク１１内の圧
力より高くなるため、弁１２は閉じている。次に回転電
機が停止したとき、ハウジング５の内部圧力が低下する
ことで、油タンク１１に取付けられた弁１２が開き、潤
滑油１３がパイプ１０を通って軸受４に供給され、回転
軸１の潤滑を行う。
動され回転軸１が回転するとき、軸受４を支持するハウ
ジング５の内部は圧力が上昇する。したがってハウジン
グ５と連通したパイプ１０の圧力が油タンク１１内の圧
力より高くなるため、弁１２は閉じている。次に回転電
機が停止したとき、ハウジング５の内部圧力が低下する
ことで、油タンク１１に取付けられた弁１２が開き、潤
滑油１３がパイプ１０を通って軸受４に供給され、回転
軸１の潤滑を行う。
【００１０】実施例２．なお、上記実施例では、油タン
ク１１に弁１２を取付けハウジング５の内部圧力変化に
より油供給を行うようにしたが、弁に電動バルブを用い
てもよい。
ク１１に弁１２を取付けハウジング５の内部圧力変化に
より油供給を行うようにしたが、弁に電動バルブを用い
てもよい。
【００１１】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、軸受を
内蔵したハウジングに油タンクと弁により構成した自己
給油装置を備えたので、軸受の損傷などのトラブルのな
い、信頼性の高い回転電機が安価に得られる効果があ
る。
内蔵したハウジングに油タンクと弁により構成した自己
給油装置を備えたので、軸受の損傷などのトラブルのな
い、信頼性の高い回転電機が安価に得られる効果があ
る。
【図１】この発明の一実施例による回転電機を示す断面
図である。
図である。
【図２】この発明の一実施例による回転電機の部分断面
図である。
図である。
【図３】従来の回転電機を示す断面図である。
【図４】第３図のＡ−Ａ線の断面図である。
１ 回転軸 ２ 回転子 ３ 固定子 ４ 軸受 ５ ハウジング ７ 給油管 ８ 排油管 １０ パイプ １１ 油タンク １２ 弁 １３ 潤滑油
Claims (1)
- 【請求項１】 軸受ハウジングの上部に配管を介して油
タンクを連結するとともに、この油タンク内に、上記軸
受ハウジング内部の圧力変化に応じて開閉する弁を備
え、回転電機の回転時ハウジング内の圧力上昇を利用し
てハウジング内の油の保持をするとともに、停止時ハウ
ジング内の圧力低下により自動的に上記圧力タンクより
ハウジング内へ油の供給がなされるようにしたことを特
徴とする回転電機の軸受給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35082892A JPH06173955A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 回転電機の軸受給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35082892A JPH06173955A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 回転電機の軸受給油装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173955A true JPH06173955A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18413164
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35082892A Pending JPH06173955A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 回転電機の軸受給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173955A (ja) |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP35082892A patent/JPH06173955A/ja active Pending
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