JPH06173917A - ステープル針及びステープラー - Google Patents

ステープル針及びステープラー

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Publication number
JPH06173917A
JPH06173917A JP35311892A JP35311892A JPH06173917A JP H06173917 A JPH06173917 A JP H06173917A JP 35311892 A JP35311892 A JP 35311892A JP 35311892 A JP35311892 A JP 35311892A JP H06173917 A JPH06173917 A JP H06173917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
staple
shape
stapler
needle
magazine
Prior art date
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Pending
Application number
JP35311892A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takahashi
淳 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH06173917A publication Critical patent/JPH06173917A/ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 抜き取りが容易でかつ群として連接形成、収
納、使用が容易な紙綴じ用のステープル針及びこのステ
ープル針を使用するためのステープラーとする。 【構成】 ステープル針10は、ほぼ同一径の針素材を
折り曲げて門字状とし、クラウン部11を綴じた紙面に
沿う面内に位置するよう山形に曲折形成する。マガジン
23先端の一対の押さえ片24、マガジン23内に配置
するフォローブロック25の押し付けブロック27とガ
イドブロック28の先端、及び打ち込み部材29をクラ
ウン部11の曲がり形状に対応させて形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙綴じ用のステープル針
及びこのステープル針を使用するためのステープラーに
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】紙(以
上及び以下において紙及び紙と類似のものをいう。)な
どを綴じるためのステープラーで使用するステープル針
は、金属などの針素材を曲折してクラウン部及びレッグ
部を形成してなるもので、例えば図8に示す形状のもの
がもっとも一般的に用いられている。図8のステープル
針1は、ほぼ同一径の針素材を折り曲げて門字状とし、
それぞれ直線状のクラウン部2及び一対のレッグ部3、
3を形成したものである。実際には周知のように多数本
を連接形成したステープル群とされて販売、使用されて
いる。
【0003】ところが図8のステープル針1は、いった
ん紙を綴じた後は抜き取りが面倒で紙を傷めやすいもの
であり、この欠点を解消するために図9のようなものが
提案されている。この図9のステープル針4は、クラウ
ン部5を円板状に形成したもので、綴じた紙の端部を曲
げるとクラウン部5との間に隙間ができ、この隙間を利
用して簡単に抜き取りできるようにしたものである。
【0004】しかしながらこのステープル針4は、図8
のもののように群として作ることが難しく、1本ずつス
テープラーのマガジンに収納して使用しなければなら
ず、しかもクラウン部5の形状によりあまり多くの個数
を一度にマガジンに収納することができず、非能率的な
ものとなっていた。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なしたもので、抜き取りが容易でかつ群として連接形
成、収納、使用が容易なステープル針と、このステープ
ル針を使用するためのステープラーを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステープル
針は上記目的を達成するために、ほぼ同一径の針素材を
曲折して非直線状のクラウン部及び直線状のレッグ部を
形成した構成としたものである。
【0007】本発明に係るステープラーは上記目的を達
成するために、ほぼ同一径の針素材を曲折して非直線状
のクラウン部及び直線状のレッグ部を形成してなるステ
ープル針を用いるステープラーであって、上記ステープ
ル針またはこれらステープル針からなるステープル針群
をマガジン先端の打ち込み部側へ押し付け付勢するフォ
ローブロックの先端形状及び上記ステープル針の打ち込
み部材の先端形状を上記ステープル針のクラウン部形状
に対応させた構成としたものである。
【0008】また本発明に係るステープラーは上記フォ
ローブロックによって上記ステープル針群の先頭のステ
ープル針が押し付けられる上記マガジンの先端部形状を
上記ステープル針のクラウン部形状に対応させた構成と
することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明に係るステープラーの一実施例を示す
分解斜視図、図2は図1のステープラーに用いる本発明
に係るステープル針の一実施例を示す斜視図である。
【0010】まず図2により本発明に係るステープル針
の一実施例を説明する。このステープル針10は、図8
の従来例と同様に、ほぼ同一径の針素材を折り曲げて門
字状とし、クラウン部11と一対のレッグ部12、12
から構成したものであるが、クラウン部11は紙を綴じ
た際に紙面に沿う面内にほぼ全体が位置するように従来
の例とは異なり山形状の折り曲げ形状としてある。この
ステープル針10は、従来と同様に隣り合うクラウン部
11及びレッグ部12を連続させていくだけで群として
形成できる(図1参照)。
【0011】次に図2のステープル針10を用いるステ
ープラーを図1により説明する。なお本ステープラーの
概略構成は従来一般的に用いられているものとほぼ同様
であるので、上述のステープル針10を用いるために変
更する部分についてのみ図示しかつ説明する。
【0012】図中20はベースで、先端部の曲げ台21
はレッグ部12をハ字状に変形させるためにハ字状の曲
げ溝22を設けてある。図中23はマガジンで、先端の
一対の押さえ片24をクラウン部11の曲がり形状に対
応させて内側へ曲げ入れてある。
【0013】またマガジン23内に配置するフォローブ
ロック25を図示せぬレールに連結もしくは当接させる
押し付けブロック27と、ガイドブロック28とから構
成し、両ブロック27、28ともクラウン部11の曲が
り形状に対応させて先端を山状に凹ませてある。マガジ
ン23内には多数のステープル針10からなるステープ
ル針群29が収納されるが、両ブロック27、28の先
端形状を上述のようにクラウン部11の形状に対応させ
たので、ステープル針10の本数が少なくなっても押さ
え片24への押し付けが不正確にならないようになって
いる。さらにステープル針10を打ち込むための打ち込
み部材26はクラウン部11の曲がり形状に対応させて
山状に凹ませ、かつマガジン23の押さえ片24に沿っ
て上下動できるように対応形状としてある。
【0014】なお、マガジン23の押さえ片24は従来
のステープラーと同様にステープル針の押し付け方向に
対して直角であっても特に機能上の支障はないが、図示
の例のように形成しておくと外観の相違により従来のス
テープラーと間違わなくなる。
【0015】図3は上述のステープラーを用いて図2の
ステープル針10で複数枚の紙30を綴じた状態を示す
斜視図、図4はその側面図である。図4に示すように綴
じられた紙30はステープル針10の両側で膨らむの
で、図5のように紙30の角を下側へ軽く曲げてやると
クラウン部11との間に隙間ができ、そこにリムーバー
31を差し込んだり、指でクラウン部11をつまむこと
により容易に抜き取ることができる。
【0016】なお図示は省略するが、ステープル針10
の形状が上記の形状であると、綴じた資料などを重ねて
も、従来のようなステープル針10による厚み増しがな
い。また図示の例では一般的に仮綴じと称される綴じ方
のように、レッグ部12を外開きにして綴じるようにし
ているが、本発明がこの綴じ方に限定されるものではな
いことは勿論である。
【0017】図6及び図7は本発明に係るステープル針
の他の実施例を示す斜視図である。図6の例のステープ
ル針32は台形状のクラウン部33を有し、図7のステ
ープル針34は円弧状のクラウン部35を有する。勿
論、本発明のステープル針10の形状は、その他図示せ
ぬ非直線形形状のものであってもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係るステープル針は以上説明
してきたように、クラウン部を非直線形状としたので、
抜き取りが容易に行なえ、また群として連接形成、収
納、使用も容易になるという効果がある。
【0019】請求項2に係るステープラーは以上説明し
てきたように、ステープル針またはこれらステープル針
からなるステープル針群を打ち込み部側へ押し付け付勢
するフォローブロックと打ち込み部材の先端形状をステ
ープル針のクラウン部形状に対応させたので、クラウン
部を非直線形状としたステープル針の収納、打ち込みが
容易に行なえるという効果がある。
【0020】請求項3に係るステープラーは、マガジン
の先端部形状をステープル針のクラウン部形状に対応さ
せたので、外観上から従来のステープルと容易に識別で
き、使用に際して間違えなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステープラーの一実施例を示す分
解斜視図である。
【図2】図1のステープラーに用いる本発明に係るステ
ープル針の一実施例を示す斜視図である。
【図3】図1のステープラーを用いて図2のステープル
針で複数枚の紙を綴じた状態を示す斜視図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3のように綴じたステープル針を抜き取る状
態を示す側面図である。
【図6】本発明に係るステープル針の他の実施例を示す
斜視図である。
【図7】本発明に係るステープル針のさらに他の実施例
を示す斜視図である。
【図8】従来のステープル針の例を示す斜視図である。
【図9】他の従来のステープル針の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10、32、34 ステープル針 11、33、35 クラウン部 12 レッグ部 20 ベース 21 曲げ台 22 曲げ溝 23 マガジン 24 押さえ片 25 フォローブロック 26 打ち込み部材 27 押し付けブロック 28 ガイドブロック 29 ステープル針群 30 紙 31 リムーバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ同一径の針素材を曲折して非直線状
    のクラウン部及び直線状のレッグ部を形成してなること
    を特徴とするステープル針。
  2. 【請求項2】 請求項1のステープル針を用いるステー
    プラーであって、上記ステープル針またはこれらステー
    プル針からなるステープル針群をマガジン先端の打ち込
    み部側へ押し付け付勢するフォローブロックの先端形状
    及び上記ステープル針の打ち込み部材の先端形状を上記
    ステープル針のクラウン部形状に対応させたことを特徴
    とするステープラー。
  3. 【請求項3】 上記フォローブロックによって上記ステ
    ープル針群の先頭のステープル針が押し付けられる上記
    マガジンの先端部形状を上記ステープル針のクラウン部
    形状に対応させたことを特徴とする請求項2のステープ
    ラー。
JP35311892A 1992-12-11 1992-12-11 ステープル針及びステープラー Pending JPH06173917A (ja)

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JP35311892A JPH06173917A (ja) 1992-12-11 1992-12-11 ステープル針及びステープラー

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