JPH06173162A - 電気石微粉末塗布シートとその製造方法 - Google Patents

電気石微粉末塗布シートとその製造方法

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JPH06173162A
JPH06173162A JP34365292A JP34365292A JPH06173162A JP H06173162 A JPH06173162 A JP H06173162A JP 34365292 A JP34365292 A JP 34365292A JP 34365292 A JP34365292 A JP 34365292A JP H06173162 A JPH06173162 A JP H06173162A
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JP
Japan
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fine powder
sheet
tourmaline
acrylic
tourmaline fine
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JP34365292A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Sato
恒男 佐藤
Tetsujiro Kubo
哲治郎 久保
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気石微粉末をバインダーで布に塗布した水
の界面活性布とその製造方法の提供。 【構成】 電気石微粉末21を下記のバインダー22と
混合し、木綿等の布10にローラーで塗布して、これを
乾燥した被膜20がある。上記のバインダー22は、そ
の主成分をアクリルとアクリルスチレンとし、そのエマ
ルションをアニオン系とノニオン系の物質を主とした混
合液で pH が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成る
もので、且つ直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ状
態で104Ω・cm〜108 Ω・cm 程度特に105 〜10
7 Ω・cm 程度のものから成る。 【効果】 耐久性と柔軟性を有しながら、繊維に電気石
粉末を練り込んだものより水の界面活性効果の高いもの
となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くはセラミックを塗
布したシートとその製造方法に関するものであり、特に
電気石(トルマリン)の持つ永久電極を布等のシートに
利用したものである。就中、電気石の微粉末を布等のシ
ートに塗布したシートとそのシートの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】セラミックの微粉末をレーヨン等に練り
込み、それを繊維にし布等にしたものや、布等のシート
にセラミックの微粉末をバインダーに混ぜてブラシで塗
布したものは従来から多数あり、その製造方法も多数あ
る。一方、電気石の永久電極を利用したものも、本願出
願の発明者一人によって多数発明されている(特願平4
−175951他)。
【0003】すなわち、繊維は衣服をはじめ、まず保温
からはじまり、からだをカバーしてり、さらには身体を
飾ること等を目的とし、その他多くの利用がなされい
る。これらの繊維に何らかの機能例えば防臭、赤外放
射、各種医療健康効果等をもつと思われるセラミックそ
の他の物質を混入したり接着したりするものがつくられ
数多くの商品が市場に出ている。電気石を繊維に混入・
接着する考えもこれらの部類に入る。前記のような各種
の機能を持った固形物(粒子)等を混入または接着する
だけのことは、機能の発揮と無関係に極めて容易なこと
であり、特に新しい技術ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電気石の微粉末を布等
のシートに塗布することは従来技術で可能であるが、電
気石の微粉末の大部分が木綿等の布目の間やバインダー
の内部に封入されるゆえに、その永久電極の効果は大変
に落ちてしまう。ここで重要なことは、例えば防臭力の
ある物質を繊維に接着した場合には、その物質がその接
着剤に埋もれてしまう。したがって、外部の悪臭と防臭
剤が接することが出来ず、期待する効果が得られないこ
とが多い。繊維に防臭機能をもたせる為には、何らかの
方法によってその繊維の外部の悪臭物質を、その繊維へ
の接着剤を通してその接着剤内の防臭物質と接触させる
通気機能をその接着剤にもたせることが必要である。こ
のことは、他の機能性を持つ繊維をつくる場合にも言え
る。つまり、ある機能を持った物質(粉末)を単に繊維
等に接着するだけでなく、接着しても充分にその機能を
発揮出来る為には、その接着剤の特性に、本来の接着機
能以外にも重要な問題があるのである。
【0005】一方接着機能の点も、布等のシートにセラ
ミックの微粉末を塗布したものは、そのバインダーの選
択が大変に難しく剥がれ易かった。それで、このバイン
ダーの接着力の強力なものを使用すると、金属シート等
のフレキシブルでないものにはよいが、布等のフレキシ
ブル性が要求されるものにはそのバインダーによりその
布等が堅くなるゆえ向かない。
【0006】電気石を応用したものは上述したごとく
に、上記の発明以外にも本願の発明者の一人によって多
数発明されているが、布等のシートにも塗布したもので
実用的なものがそのバインダーとの関係でできなかっ
た。また、その塗布も、電気石の微粉末をバインダーに
混ぜて粉霧またはブラシでシートに塗るのでその塗布膜
が厚くなり、電気石の微粉末の多くがその塗布膜内に混
入してしまい、電極面は絶縁され、その永久電極の効果
は大変に落ちてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電気石微
粉末塗布シートとその製造方法は、以上の問題点に鑑み
て、電気石微粉末塗布シートとのバインダーに、その2
種類の主成分とエマルションを複合的に合成したものと
した。そして、その請求項2と4と6と8は、その塗布
にローラー等の加圧手段を用いたものである。
【0008】以下に、本発明にかかる電気石微粉末塗布
シートとその製造方法の具体的な構成を詳細に記載す
る。最初に、本発明の請求項1に記載の発明の電気石微
粉末塗布シートの構成を説明する。これは、まず、木綿
等から成る布状のシートがある。つぎに、下記の被膜が
ある。この被膜は、上記のシート上に塗布されたもので
ある。上記の被膜は、電気石微粉末を下記のバインダー
と混合して、上記のシートに塗布し、乾燥したものより
成る。そして、上記のバインダーは、その主成分をアク
リルとアクリルスチレンとし、そのエマルションをアニ
オン系とノニオン系の物質を主とした混合液で pH が
3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成るもので、且つ
直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ状態で104 Ω
・cm〜108Ω・cm 程度特に105 〜107 Ω・cm 程
度のものから成る。
【0009】つぎに、本発明の請求項2の発明の電気石
微粉末塗布シートの構成を説明する。これは、以下の点
以外は上記の請求項1の発明の構成と同一ゆえに、上記
の請求項1の発明の構成の説明の全文の内から下記の点
を除きここに引用して、以下の構成の説明をこれに追加
する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等の加圧手段
で塗布されたものである。
【0010】そして、本発明の請求項3の発明の電気石
微粉末塗布シートの構成を説明する。これは、以下の点
以外は上記の請求項1の発明の構成と同一ゆえに、上記
の請求項1の発明の構成の説明の全文の内から下記の点
を除きここに引用して、以下の構成の説明をこれに追加
する。すなわち、そのシートは、布状のものに限定され
ずどの様なシートであってもよいものである。この場
合、その主成分のアクリルとアクリルスチレンは択一的
な要件であってもよい。そして、そのエマルションをア
ニオン系とノニオン系の物質も択一的な要件であっても
よい。
【0011】さらに、本発明の請求項4の発明の電気石
微粉末塗布シートの構成を説明する。これは、以下の点
以外は上記の請求項3の発明の構成と同一ゆえに、上記
の請求項3の発明の構成の説明の全文の内から下記の点
を除きここに引用して、以下の構成の説明をこれに追加
する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等の加圧手段
で塗布されたものである。
【0012】つぎに、本発明の請求項5の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の構成を説明する。まず、
その主成分をアクリルとアクリルスチレンとし、そのエ
マルションをアニオン系とノニオン系の物質と溶剤特に
その主成分がアクリル共重合樹脂との混合液で pH が
3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成るもので、且つ
直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ状態で104 Ω
・cm〜108 Ω・cm 程度特に105 〜107 Ω・cm 程
度のものから成るバインダーに、電気石微粉末を混合
し、木綿等から成る布状のシートに塗布し、乾燥するも
のである。
【0013】そして、本発明の請求項6の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の構成を説明する。これ
は、以下の点以外は上記の請求項5の発明の構成と同一
ゆえ、上記の請求項5の発明の構成の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の構成の説明を
これに追加する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等
の加圧手段で塗布されたものである。
【0014】さらに、本発明の請求項7の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の構成を説明する。これ
は、以下の点以外は上記の請求項5の発明の構成と同一
ゆえ、上記の請求項5の発明の構成の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の構成の説明を
これに追加する。すなわち、そのシートは、布状のもの
に限定されずどの様なシートであってもよいものであ
る。この場合、その主成分のアクリルとアクリルスチレ
ンは択一的な要件であってもよい。そして、そのエマル
ションをアニオン系とノニオン系の物質も択一的な要件
であってもよい。
【0015】最後に、本発明の請求項8の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の構成を説明する。これ
は、以下の点以外は上記の請求項7の発明の構成と同一
ゆえ、上記の請求項7の発明の構成の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の構成の説明を
これに追加する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等
の加圧手段で塗布されたものである。
【0016】
【作用】本発明にかかる電気石微粉末塗布シートとその
製造方法は、以上のごとくに構成したゆえに以下のごと
き作用が生じた。最初に、本発明の請求項1に記載の発
明の電気石微粉末塗布シートの作用を説明する。まず、
その主成分をアクリルとアクリルスチレンとし、そのエ
マルションをアニオン系とノニオン系の物質を主とした
混合液で pH が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成
るバインダーに、電気石微粉末を混合したゆえに、布状
にシートに適合する混合液が出来る。つぎに、これを、
木綿等から成る布状のシートに塗布し、乾燥するゆえ
に、電気石微粉末担持物の被膜が、シート上に塗布され
る。
【0017】つぎに、本発明の請求項2の発明の電気石
微粉末塗布シートの作用を説明する。これは、以下の点
以外は上記の請求項1の発明の作用と同一ゆえに、上記
の請求項1の発明の作用の説明の全文の内から下記の点
を除きここに引用して、以下の作用の説明をこれに追加
する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等の加圧手段
で塗布されたものであるゆえに、均一で薄い塗膜となる
と同時にその混合液が布目にしみ入り、強く付着する。
【0018】そして、本発明の請求項3の発明の電気石
微粉末塗布シートの作用を説明する。これは、以下の点
以外は上記の請求項1の発明の作用と同一ゆえに、上記
の請求項1の発明の作用の説明の全文の内から下記の点
を除きここに引用して、以下の作用の説明をこれに追加
する。すなわち、そのシートは、布状のものに限定され
ないゆえに、各種のシートに応用される。そして、ハー
ド状のシートにおいては、その主成分のアクリルとアク
リルスチレンは択一的な要件であってもよい。そして、
そのエマルションをアニオン系とノニオン系の物質も択
一的な要件であってもよい。
【0019】さらに、本発明の請求項4の発明の電気石
微粉末塗布シートの作用を説明する。これは、以下の点
以外は上記の請求項3の発明の作用と同一ゆえに、上記
の請求項3の発明の作用の説明の全文の内から下記の点
を除きここに引用して、以下の作用の説明をこれに追加
する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等の加圧手段
で塗布されたものであるゆえに、電気石結晶微細粉末の
担持物の均一で薄い塗膜となると同時にその混合液が布
目にしみ入る。
【0020】つぎに、本発明の請求項5の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の作用を説明する。まず、
その主成分をアクリルとアクリルスチレンとし、そのエ
マルションをアニオン系とノニオン系の物質と溶剤特に
その主成分がアクリル共重合樹脂との混合液で pH が
3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成るバインダー
に、電気石微粉末を混合し、木綿等から成る布状のシー
トに塗布し、乾燥するゆえに、布状のシートに電気石結
晶微細粉末の担持物の塗膜が出来る。
【0021】そして、本発明の請求項6の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の作用を説明する。これ
は、以下の点以外は上記の請求項5の発明の作用と同一
ゆえ、上記の請求項5の発明の作用の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の作用の説明を
これに追加する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等
の加圧手段で塗布されたものであるゆえに、電気石結晶
微細粉末の担持物の均一で薄い塗膜となると同時にその
混合液が布目にしみ入る。
【0022】さらに、本発明の請求項7の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の作用を説明する。これ
は、以下の点以外は上記の請求項5の発明の作用と同一
ゆえ、上記の請求項5の発明の作用の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の作用の説明を
これに追加する。すなわち、そのシートは、布状のもの
に限定されずどの様なシートであってもよいものである
ゆえに、各種のシートに応用される。そして、ハード状
のシートにおいては、その主成分のアクリルとアクリル
スチレンは択一的な要件であってもよい。そして、その
エマルションをアニオン系とノニオン系の物質も択一的
な要件であってもよい。
【0023】最後に、本発明の請求項8の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の作用を説明する。これ
は、以下の点以外は上記の請求項7の発明の作用と同一
ゆえ、上記の請求項7の発明の作用の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の作用の説明を
これに追加する。すなわち、上記の被膜は、ローラー等
の加圧手段で塗布されたものであるゆえに、電気石結晶
微細粉末の担持物の均一で薄い塗膜となると同時にその
混合液が布目にしみ入る。
【0024】
【実施例】以下に、本発明にかかる電気石微粉末塗布シ
ートとその製造方法をその一実施例を用いて添付の図面
と共に詳細に述べる。図1は、本発明にかかる電気石微
粉末塗布布状シートの一実施例の拡大側面断面図を示し
たものである。実際の図面では、電気石微粉末を含んだ
バインダーは、その布内の全体に渡って含浸している
が、それに忠実に描けば図が真っ黒になるのみで不明瞭
になる。それで、その含浸状態を明瞭にするために、図
1は布内に部分的に含浸している状態に表してある。図
2は、図1のもののバインダーと電気石微粉末との関係
を表した拡大側面断面図である。
【0025】以下に、織物に電気石微粉を接着する場合
のあらましを述べる。まず、天然繊維や合成繊維で作ら
れた織物にコーティングする。コーティングする接着剤
は、あらかじめ5〜1ミクロン特に3ミクロン以下の電
気石微粉末をよく混合し接着する。コーティングの方法
には、乾式と湿式があるがいずれでもよい。混合する電
気石微粉末の量は、使用する接着剤が織物に付着する乾
量に対し、重量比3%〜1%とする。但し、この場合使
用される電気石については電極強度の強いものがよい。
【0026】この電気石は、中華民国から産出する鉄電
気石の中で、電極の強さが従来知られている鉄電気石の
それと比べて、10〜12倍と極めて強い鉄電気石である。
これは、その外見の結晶形自体は従来の鉄電気石と違わ
ないが、200 メッシュの粉末にすると色が大きく変化
し、薄いベージュ色(従来の鉄電気石は灰・黒色)とな
る。これは、結晶の屈折率が異なるためであろう。200
〜300メッシュの間にふるい分けた微粉を10g用いて、p
H3の塩酸水溶液を電気分解するときの電気電導度の変
化(低下)の速さを指標とした電極反応の強さは測定に
よれば10〜12倍と大きい物性(電気的)をもつものでな
ければならない。これを要約すれば、 A. 電気石微粉末を接着できるものであることは、他
の機能性物質応用の場合と同様に初歩的に必要な条件で
ある。 B. 繊維への接着に用いた物質が電子の流れを阻止す
るものでないこと、すなわち電流(電子の流れと逆方向
である)を絶縁するものであっては目的とする機能を発
現することはできないと言うことである。
【0027】この接着にあたって、単に接着剤の付着力
によるだけでなく、ローラーによる加工、接着後、水洗
いし、その他の機械力により屈曲作用などにより、電気
石微粉を覆う接着剤の被覆する厚みを小さくし、または
微少なひびをつくったりすることにより、接着剤の微多
孔質による有効表面積の大きさに加え、更に吸湿性及び
厚みを薄くすることによる電気抵抗値の低下をもたら
し、内部の微細電気石電極の作用が更に増加することが
できる。
【0028】電気石結晶微細粉末のサイズは、1μ〜3
μの範囲がよい。1μ以下のものは、塗布剤の中に埋入
し効果が減少する。特に、加圧塗布の場合はそれが大き
い。一方、3μ以上の場合は、その塗布液を使用中に電
気石結晶微細粉末が沈下し、均一性が崩れる。
【0029】しかして、以下に、本発明にかかる電気石
微粉末塗布シートとその製造方法の具体的な実施例を詳
細に記載する。最初に、本発明の請求項1に記載の発明
の電気石微粉末塗布シートの一実施例を説明する。これ
は、まず、木綿等から成る布10がある。つぎに、電気
石微粉末21を下記のバインダー22と混合して、上記
の布10に塗布し、乾燥した被膜20がある。そして、
上記のバインダー22は、その主成分をアクリルとアク
リルスチレンとし、そのエマルションをアニオン系とノ
ニオン系の物質を主とした混合液で pH が 3.0〜9.5 特
に 5.9〜9.5 のものから成るもので、且つ直流電気抵抗
値が電気石微粉末を含んだ状態で104Ω・cm〜108
Ω・cm 程度特に105 〜107 Ω・cm 程度のものから
成る。
【0030】つぎに、本発明の請求項2の発明の電気石
微粉末塗布シートの一実施例を説明する。これは、以下
の点以外は上記の請求項1の発明の実施例と同一ゆえ
に、上記の請求項1の発明の実施例の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の一実施例の説
明をこれに追加する。すなわち、上記の被膜20は、ロ
ーラー等の加圧手段で塗布されたものである。
【0031】そして、本発明の請求項3の発明の電気石
微粉末塗布シートの一実施例を説明する。これは、以下
の点以外は上記の請求項1の発明の実施例と同一ゆえ
に、上記の請求項1の発明の実施例の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の一実施例の説
明をこれに追加する。すなわち、そのシートは、布状の
ものに限定されずどの様なシートであってもよいもので
ある。この場合、その主成分のアクリルとアクリルスチ
レンは択一的な要件であってもよい。そして、そのエマ
ルションをアニオン系とノニオン系の物質も択一的な要
件であってもよい。
【0032】さらに、本発明の請求項4の発明の電気石
微粉末塗布シートの一実施例を説明する。これは、以下
の点以外は上記の請求項3の発明の実施例と同一ゆえ
に、上記の請求項3の発明の実施例の説明の全文の内か
ら下記の点を除きここに引用して、以下の一実施例の説
明をこれに追加する。すなわち、上記の被膜20は、ロ
ーラー等の加圧手段で塗布されたものである。
【0033】つぎに、本発明の請求項5の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の一実施例を説明する。ま
ず、その主成分をアクリルとアクリルスチレンとし、そ
のエマルションをアニオン系とノニオン系の物質と溶剤
特にその主成分がアクリル共重合樹脂との混合液で pH
が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成るもので、且
つ直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ状態で104
Ω・cm〜108 Ω・cm程度特に105 〜107 Ω・cm
程度のものから成るバインダー22に、電気石微粉末2
1を混合し、木綿等から成る布状のシートに塗布し、乾
燥するものである。
【0034】そして、本発明の請求項6の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の一実施例を説明する。こ
れは、以下の点以外は上記の請求項5の発明の実施例と
同一ゆえに、上記の請求項5の発明の実施例の説明の全
文の内から下記の点を除きここに引用して、以下の一実
施例の説明をこれに追加する。すなわち、上記の被膜2
0は、ローラー等の加圧手段で塗布されたものである。
【0035】さらに、本発明の請求項7の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の一実施例を説明する。こ
れは、以下の点以外は上記の請求項5の発明の実施例と
同一ゆえ、上記の請求項5の発明の実施例の説明の全文
の内から下記の点を除きここに引用して、以下の一実施
例の説明をこれに追加する。すなわち、そのシートは、
布状のものに限定されずどの様なシートであってもよい
ものである。この場合、その主成分のアクリルとアクリ
ルスチレンは択一的な要件であってもよい。そして、そ
のエマルションをアニオン系とノニオン系の物質も択一
的な要件であってもよい。
【0036】最後に、本発明の請求項8の発明の電気石
微粉末塗布シートの製造方法の一実施例を説明する。こ
れは、以下の点以外は上記の請求項7の発明の実施例と
同一ゆえに、上記の請求項7の発明の実施例の説明の全
文の内から下記の点を除きここに引用して、以下の一実
施例の説明をこれに追加する。すなわち、上記の被膜2
0は、ローラー等の加圧手段で塗布されたものである。
【0037】ここで、本発明にかかる電気石微粉末塗布
シートの電極力価の測定データーを表に記載する。この
測定方法は、図3に示すその測定機器の概略側面図と図
4に示すその平面図のごとくに、スターラー1の上にビ
ーカー2を載せ、このビーカー2内にステンレス(SUS3
04)製の布巻き付け用器具枠3を取り付けた回転子4が
入れられている。そして、この器具取付枠3に幅7cmで
長さが40cmの本発明の電気石微粉末塗布木綿布Cを巻
く。つぎに、このビーカー2の中に精製水を塩酸で pH
3に調整した溶液5を1,000cc入れる。こうして、上記
のスターラ1で上記の回転子4を回転させることによっ
てその溶液を攪拌する。そこで、経時的に電導度計6で
電導度や pH 計7で pH 等を測定したものである。
【0038】
【表1】
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】つぎに、これを分かりやすくするために、
測定グラフ(図5)にした。この測定法は、まず1リッ
トルのビーカーの中に 900cc の塩酸水溶液( PH3 に調
整)を入れてビーカーの内周に沿って布をステンレス網
製の筒に固定した。そして、ビーカー中の液を毎分 100
回転の速度で攪拌し、その中に布を固定した筒を全部浸
し、比電電導度の低下の度合を測定した。テストに使用
したものは、木綿の布で、その大きさは40cm×7cm
で、前述の方法でローラーコーテイングした。そして、
クリーニング業で用いている業務用洗濯機(20kg
型)(20kg は洗濯物の量を示す型式である)で実際
に混入して使用してもらった。実験期間は1ヶ月で、使
用回数はおよそ 300回の布を測定した。図中の線のAは
使用前で、Bは使用後を示す。そして、始めの比電導度
を100とした。
【0042】使用後の方が電気石による効果が大きくな
っているのは、洗濯機内での機械的な力によって揉ま
れ、電気石表面を覆っているバインダーが薄くなり、又
はひびが入ったりして電気石電極と反応系の間の電気抵
抗が下がったことによる。又、バインダーによる固着効
果は 300回の使用でも劣化していない。布に塗布固着し
ている電気石微粉のもの電極によって、塩酸水が電気分
解された水素イオンの放電中和、塩素イオンの一部非イ
オン化により、イオンが減少し、比電導度は低下する。
この低下の大きさによって効果の大きさをみた。
【0043】しかして、電気石は、天然に産出する特異
な結晶である。花崗岩等の火成岩層をマグマ(溶岩)が
割って流出する時の変成作用によって電気石は作られ
る。電気石結晶の格子点イオンの本来有るべき位置か
ら、歪みによって電気石の永久電極がつくられる。常温
でこの歪みを元に戻す事は不可能である。しかし、約
1,000℃位の高温にすれば歪みも取れ、電極もなくな
る。これは、磁性体における永久磁石のキュリー温度と
似ている。弱いけれど安定な永久電極を持つものとして
現在知られているものは、電気石(Tourmaline)だけで
ある。電気石のもつ、この微弱ではあるが永久電極を有
する性質を利用して、電気石結晶を数ミクロンの微細結
晶に粉砕し、適当な誘導体に誘導させ、その担持物の電
気抵抗が10-4■-8Ω・cm等と言う、電気石結晶の電気抵
抗が有する約 10-10 Ω・cm より充分低いか、あるいは
担持物が2種類以上の物質からなり、その粒などが電子
を輸送する性質を持っているとき、微細ではあるが無数
の電気石結晶の電極と水は水分を多く含む皮膚表層を電
子が電気石電極のアノードから出てカソードに入ってい
く。電流が水や皮膚表層を流れて、水の電解以上の電気
分解を生じ、皮膚表面のある感覚受容器とこれにつなが
る神経に於て、いわゆる電気刺激を生じ、大脳を経てい
ろいろな生理反応が生まれる。例えば、血行促進や痛み
をブロックによって抑制する。また、つぼや圧痛点に電
気刺激を与えて、東洋医学で言う経験による治療に役立
つ。これは、はり、灸等と同様なものといえる。
【0044】
【発明の効果】本発明にかかる電気石微粉末塗布シート
とその製造方法は、以上のごとくになしたゆえに以下の
ごとき多大な効果が生じた。すなわち、電気石の持つ永
久電極が、水を界面活性化することによって、例えば洗
濯においてはその洗剤を半減させてもその洗濯効果が低
下しないどころかそれ以上に発揮する。
【0045】さらには、布状のものへの塗布による場合
においても、その電気石の微粉末が容易に剥がれず、一
方ローラーで塗布した場合特に塗膜は薄くなりその電気
石の微粉末が表面に出やすいために、その電場が強くな
り、結果的にその効果が更に上がった。
【0046】また、洗濯への利用以外にも、上述したご
とくに、電気石からの電流が水や皮膚表層を流れて、皮
膚表面のある感覚受容器とこれにつながる神経に於て、
電気刺激を生じ、大脳を経ていろいろな生理反応が生ま
れるゆえに、その応用価値は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる電気石微粉末塗布布状シートの
一実施例の拡大側面断面図を示したものである。
【図2】図1のもののバインダーと電気石微粉末との関
係を表した拡大側面断面図である。
【図3】測定機器の概略側面図を示す。
【図4】図3のものの平面図である。
【図5】時間対比電導度相対値の測定グラフを示してい
る。
【符号の説明】
10 布 20 塗膜 21 電気石微粉末 22 バインダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木綿等から成る布状のシート、該シート上
    に塗布された下記の被膜、より構成されることを特徴と
    した電気石微粉末塗布シート。上記の被膜は、電気石微
    粉末を下記のバインダーと混合して、上記のシートに塗
    布し、乾燥したものより成る。上記のバインダーは、そ
    の主成分をアクリルとアクリルスチレンとし、そのエマ
    ルションをアニオン系とノニオン系の物質を主とした混
    合液で pH が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成る
    もので、且つ直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ状
    態で104 Ω・cm〜108 Ω・cm 程度特に105 〜1
    7 Ω・cm 程度のものから成る。
  2. 【請求項2】木綿等から成る布状のシート、該シート上
    にローラー等の加圧手段で塗布された下記の被膜、より
    構成されることを特徴とした電気石微粉末塗布シート。
    上記の被膜は、電気石微粉末を下記のバインダーと混合
    して、上記のシートに塗布し、乾燥したものより成る。
    上記のバインダーは、その主成分をアクリルとアクリル
    スチレンとし、そのエマルションをアニオン系とノニオ
    ン系の物質を主とした混合液で pH が 3.0〜9.5 特に
    5.9〜9.5 のものから成るもので、且つ直流電気抵抗値
    が電気石微粉末を含んだ状態で104 Ω・cm〜108 Ω
    ・cm 程度特に105 〜107 Ω・cm 程度のものから成
    る。
  3. 【請求項3】シート、該シート上に塗布された下記の被
    膜、より構成されることを特徴とした電気石微粉末塗布
    シート。上記の被膜は、電気石微粉末を下記のバインダ
    ーと混合して、上記のシートに塗布し、乾燥したものよ
    り成る。上記のバインダーは、その主成分をアクリルま
    たは/およびアクリルスチレンとし、そのエマルション
    をアニオン系または/およびノニオン系の物質を主とし
    た混合液で pH が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから
    成るもので、且つ直流電気抵抗値が電気石微粉末を含ん
    だ状態で104 Ω・cm〜108 Ω・cm 程度特に105
    〜107 Ω・cm 程度のものから成る。
  4. 【請求項4】シート、該シート上にローラー等の加圧手
    段で塗布された下記の被膜、より構成されることを特徴
    とした電気石微粉末塗布シート。上記の被膜は、電気石
    微粉末を下記のバインダーと混合して、上記のシートに
    塗布し、乾燥したものより成るもので、且つ直流電気抵
    抗値が電気石微粉末を含んだ状態で104 Ω・cm〜10
    8 Ω・cm 程度特に105 〜107 Ω・cm 程度のものか
    ら成る。上記のバインダーは、その主成分をアクリルま
    たは/およびアクリルスチレンとし、そのエマルション
    をアニオン系または/およびノニオン系の物質を主とし
    た混合液で pH が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから
    成る。
  5. 【請求項5】その主成分をアクリルまたは/およびアク
    リルスチレンとし、そのエマルションをアニオン系とノ
    ニオン系の物質とその主成分がアクリル共重合樹脂との
    混合液で pH が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成
    るもので、且つ直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ
    状態で104 Ω・cm〜108 Ω・cm 程度特に105〜1
    7 Ω・cm 程度のものから成るバインダーに、電気石
    微粉末を混合し、木綿等から成る布状のシートに塗布
    し、乾燥すること、より構成されることを特徴とした電
    気石微粉末塗布シートの製造方法。
  6. 【請求項6】その主成分をアクリルとアクリルスチレン
    とし、そのエマルションをアニオン系とノニオン系の物
    質と溶剤特にその主成分がアクリル共重合樹脂との混合
    液でpH が 3.0〜9.5 特に 5.9〜9.5 のものから成るも
    ので、且つ直流電気抵抗値が電気石微粉末を含んだ状態
    で104 Ω・cm〜108 Ω・cm 程度特に105 〜107
    Ω・cm 程度のものから成るバインダーに、電気石微粉
    末を混合し、木綿等から成る布状のシートにローラー等
    の加圧手段で塗布し、乾燥すること、より構成されるこ
    とを特徴とした電気石微粉末塗布シートの製造方法。
  7. 【請求項7】その主成分をアクリルまたは/およびアク
    リルスチレンとし、そのエマルションをアニオン系また
    は/およびノニオン系の物質と溶剤特にその主成分がア
    クリル共重合樹脂との混合液で pH が 3.0〜9.5 特に
    5.9〜9.5 のものから成るもので、且つ直流電気抵抗値
    が電気石微粉末を含んだ状態で104 Ω・cm〜108 Ω
    ・cm 程度特に105 〜107 Ω・cm 程度のものから成
    るバインダーに、電気石微粉末を混合し、シートに塗布
    し、乾燥すること、より構成されることを特徴とした電
    気石微粉末塗布シートの製造方法。
  8. 【請求項8】その主成分をアクリルまたは/およびアク
    リルスチレンとし、そのエマルションをアニオン系また
    は/およびノニオン系の物質と溶剤特にその主成分がア
    クリル共重合樹脂との混合液で pH が 3.0〜9.5 特に
    5.9〜9.5 のものから成るもので、且つ直流電気抵抗値
    が電気石微粉末を含んだ状態で104 Ω・cm〜108 Ω
    ・cm 程度特に105 〜107 Ω・cm 程度のものから成
    るバインダーに、電気石微粉末を混合し、シートにロー
    ラー等の加圧手段で塗布し、乾燥すること、より構成さ
    れることを特徴とした電気石微粉末塗布シートの製造方
    法。
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