JPH0617192Y2 - 音響ブロック - Google Patents
音響ブロックInfo
- Publication number
- JPH0617192Y2 JPH0617192Y2 JP1987177732U JP17773287U JPH0617192Y2 JP H0617192 Y2 JPH0617192 Y2 JP H0617192Y2 JP 1987177732 U JP1987177732 U JP 1987177732U JP 17773287 U JP17773287 U JP 17773287U JP H0617192 Y2 JPH0617192 Y2 JP H0617192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- sound piece
- hammer
- leaf spring
- acoustic block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は音響ブロックに関し、これは例えば、歩道橋
の手摺等に所要間隔で装着されるものであり、歩行者が
歩きながらこの音響ブロックに装着された打撃体で音響
ブロックの中に装着された音片を順次打撃することによ
り、所要の楽曲を演奏することができるようにしたもの
である。
の手摺等に所要間隔で装着されるものであり、歩行者が
歩きながらこの音響ブロックに装着された打撃体で音響
ブロックの中に装着された音片を順次打撃することによ
り、所要の楽曲を演奏することができるようにしたもの
である。
そこで、本出願人は先に実開昭59−119497号公報に示さ
れているように、中央部に切欠きを設けた箱体内に音片
を支持し、この音片を前記切欠きを通して別体のマレッ
ト等の打撃体で打撃して発音させる発音箱を提案した
が、打撃体を別個に用意する必要があり、用意した打撃
体を紛失する危惧があるため、実開昭61−1503908号公
報に示されているように、筒状たは中空直方体の両側が
開放された箱体内に音片を支持し、箱体一面に設けた窓
孔を介して箱体端部に回動自在に軸支した先端にハーマ
ー体を有する打撃体で音片を打撃するようにした音響ブ
ロックを提案した。
れているように、中央部に切欠きを設けた箱体内に音片
を支持し、この音片を前記切欠きを通して別体のマレッ
ト等の打撃体で打撃して発音させる発音箱を提案した
が、打撃体を別個に用意する必要があり、用意した打撃
体を紛失する危惧があるため、実開昭61−1503908号公
報に示されているように、筒状たは中空直方体の両側が
開放された箱体内に音片を支持し、箱体一面に設けた窓
孔を介して箱体端部に回動自在に軸支した先端にハーマ
ー体を有する打撃体で音片を打撃するようにした音響ブ
ロックを提案した。
このものにおいては、打撃体を音片と常時所要間隔に隔
てると反発力を付勢する手段としてコイルばねを打撃体
を軸支する軸受け部材に巻回した構成のため、重量のあ
るハンマー体に反発力を付勢するコイルばねは強靱な物
を必要とするが、あまり大きな構成のばねを巻回すと外
観上、見苦しくなり、小型のものでは長期の使用に当
り、反発力が減少して打撃体と音片との距離を保持でき
なくなり、本体を上向き若しくは傾斜して取り付けた場
合は、ハンマー体が音片に接触してしまうという欠点が
ある。
てると反発力を付勢する手段としてコイルばねを打撃体
を軸支する軸受け部材に巻回した構成のため、重量のあ
るハンマー体に反発力を付勢するコイルばねは強靱な物
を必要とするが、あまり大きな構成のばねを巻回すと外
観上、見苦しくなり、小型のものでは長期の使用に当
り、反発力が減少して打撃体と音片との距離を保持でき
なくなり、本体を上向き若しくは傾斜して取り付けた場
合は、ハンマー体が音片に接触してしまうという欠点が
ある。
本考案は、上記の欠点を除去すべく考案されたものであ
り、本体1の一面1aに窓孔1bを設け、該窓孔1bに
近接して本体1の中空部内に設けた音片2を打撃体3で
打撃するようにした音響ブロックにおいて、板ばねから
なる打撃体3の先端にハンマー部3aを設け、該ハンマ
ー部3aと前記音片2とに所要間隔を設けて打撃体3の
他端を前記本体1の一面1a端部に固着した音響ブロッ
クである。
り、本体1の一面1aに窓孔1bを設け、該窓孔1bに
近接して本体1の中空部内に設けた音片2を打撃体3で
打撃するようにした音響ブロックにおいて、板ばねから
なる打撃体3の先端にハンマー部3aを設け、該ハンマ
ー部3aと前記音片2とに所要間隔を設けて打撃体3の
他端を前記本体1の一面1a端部に固着した音響ブロッ
クである。
(実施例) この考案の一実施例を第1図〜第3図に示す。
筒状体の金属,木材,合成樹脂等からなる本体1には、
その一面である上面1aに窓孔1bが設けられている。
その一面である上面1aに窓孔1bが設けられている。
そして、この本体1の中空部内には、窓孔1bに近接し
て所定周波数の音階音を発生する金属等からなる音片2
が設置されている。なお、この本体1として、上方部お
よび下方部を開放した筒状体を例示したが、上方部およ
び下方部を封鎖した中空直方体としてもよい。
て所定周波数の音階音を発生する金属等からなる音片2
が設置されている。なお、この本体1として、上方部お
よび下方部を開放した筒状体を例示したが、上方部およ
び下方部を封鎖した中空直方体としてもよい。
本体1の上面1aの上方部には打撃体3が固着されてい
る。この打撃体3はハンマー部3aと、板ばね部3bと
から成り、ハンマー部3aが窓孔1bを通して音片2を
打撃するようになっている。この板ばね部3bは 形
状を有しており、その立ち上がった水平先端部にハンマ
ー部3aが固着され、立ち上がらない水平端部は本体1
の上面1aの上方部にベットまたは溶接等により容易に
外れないように固着されている。
る。この打撃体3はハンマー部3aと、板ばね部3bと
から成り、ハンマー部3aが窓孔1bを通して音片2を
打撃するようになっている。この板ばね部3bは 形
状を有しており、その立ち上がった水平先端部にハンマ
ー部3aが固着され、立ち上がらない水平端部は本体1
の上面1aの上方部にベットまたは溶接等により容易に
外れないように固着されている。
また、この板ばね部3bの段差は先端部のハンマー部3
aを音片2から常に所要距離だけ離しておくために設け
られていると共に、板ばね部3bが本体1の上面1aと
接触しないようにするためのものである。この板ばね部
3bを平坦な板形状とし、前記音片2からの所要距離を
保つための所要寸法を有する厚さの台を設け、本体1の
上面1aの上方部にこの台を介して固着してもよい。要
は、音片2とハンマー部3aとを常に所要距離離隔させ
れば何でもよい。
aを音片2から常に所要距離だけ離しておくために設け
られていると共に、板ばね部3bが本体1の上面1aと
接触しないようにするためのものである。この板ばね部
3bを平坦な板形状とし、前記音片2からの所要距離を
保つための所要寸法を有する厚さの台を設け、本体1の
上面1aの上方部にこの台を介して固着してもよい。要
は、音片2とハンマー部3aとを常に所要距離離隔させ
れば何でもよい。
また、ハンマー部3aはゴム,金属,木材,合成樹脂ま
たはフェルトからなり、板ばね部3bの先端にリベット
または溶着等により容易に外れないように固着してな
る。
たはフェルトからなり、板ばね部3bの先端にリベット
または溶着等により容易に外れないように固着してな
る。
なお、図中、4はリベットであり、5は板ばね部3bを
手で叩く位置を示し、このマークは板ばね部3bにおけ
る上面の所定位置に設けられている。6はゴム又は合成
樹脂等からなる音片支持部材を示し、7は本体1の中空
部内における音片支持部材6を背面から固定するように
したボルトを示す。
手で叩く位置を示し、このマークは板ばね部3bにおけ
る上面の所定位置に設けられている。6はゴム又は合成
樹脂等からなる音片支持部材を示し、7は本体1の中空
部内における音片支持部材6を背面から固定するように
したボルトを示す。
また、第4図は本考案に基づく他の実施例を示が本体1
の上面1aと接触しないようにするためのものである。
この板ばね部3bを平坦な板形状とし、前記音片2から
の所要距離を保つための所要寸法を有する厚さの台を設
け、本体1の上面1aの上方部にこの台を介して固着し
てもよい。要は、音片2とハンマー部3aとを常に所要
距離離隔させれば何でもよい。
の上面1aと接触しないようにするためのものである。
この板ばね部3bを平坦な板形状とし、前記音片2から
の所要距離を保つための所要寸法を有する厚さの台を設
け、本体1の上面1aの上方部にこの台を介して固着し
てもよい。要は、音片2とハンマー部3aとを常に所要
距離離隔させれば何でもよい。
また、ハンマー部3aはゴム,金属,木材,合成樹脂ま
たはフェルトからなり、板ばね部3bの先端にリベット
または溶着等により容易に外れないように固着してな
る。
たはフェルトからなり、板ばね部3bの先端にリベット
または溶着等により容易に外れないように固着してな
る。
なお、図中、4はリベットであり、5は板ばね部3bを
手で叩く位置を示し、このマークは板ばね部3bにおけ
る上面の所定位置に設けられている。6はゴム又は合成
樹脂等からなる音片支持部材を示し、7は本体1の中空
部内における音片支持部材6を背面から固定するように
したボルトを示す。
手で叩く位置を示し、このマークは板ばね部3bにおけ
る上面の所定位置に設けられている。6はゴム又は合成
樹脂等からなる音片支持部材を示し、7は本体1の中空
部内における音片支持部材6を背面から固定するように
したボルトを示す。
また、第4図は本考案に基づく他の実施例を示し、これ
は 形状のカバー8をハンマー部3aを固着した板ば
ね部3bの上面にこれと接触しないようにして覆い、本
体1の両側面に取着したものである。
は 形状のカバー8をハンマー部3aを固着した板ば
ね部3bの上面にこれと接触しないようにして覆い、本
体1の両側面に取着したものである。
この場合、歩行者が板ばね部3bの所定位置5を叩か
ず、ハンマー部3aを指先で引っ張り上げて弾くことに
より発生する行為を防止すると共に、この行為による板
ばね部3bの曲げを防止することができる。
ず、ハンマー部3aを指先で引っ張り上げて弾くことに
より発生する行為を防止すると共に、この行為による板
ばね部3bの曲げを防止することができる。
(考案の効果) この考案の音響ブロックは、以上のように構成されてい
るので、従来の音響ブロックにおけるマレット等の打撃
体を別個に用意する必要がなく、また紛失の危惧もな
く、更に打撃体を本体に取着した場合の打撃体のばねの
へたりがなくハンマー部と音片とは常に所要間隔を維持
し、打撃体の破壊等がなく、これを例えば歩道橋の手摺
に複数個取着した場合には、歩行者が歩道橋を渡る際に
手で打撃体3の所定位置5を順次叩くとハンマー3aは
本体1の音片2を打撃して、所要の音階音を発生し、曲
を奏でることができ、単純で単調な歩道橋の渡橋も楽し
くなるという効果がある。
るので、従来の音響ブロックにおけるマレット等の打撃
体を別個に用意する必要がなく、また紛失の危惧もな
く、更に打撃体を本体に取着した場合の打撃体のばねの
へたりがなくハンマー部と音片とは常に所要間隔を維持
し、打撃体の破壊等がなく、これを例えば歩道橋の手摺
に複数個取着した場合には、歩行者が歩道橋を渡る際に
手で打撃体3の所定位置5を順次叩くとハンマー3aは
本体1の音片2を打撃して、所要の音階音を発生し、曲
を奏でることができ、単純で単調な歩道橋の渡橋も楽し
くなるという効果がある。
第1図はこの考案による一実施例を示す正面図、第2図
はその側面図、第3図は第1図におけるA−A断面図、
第4図はこの考案に基づく他の実施例を示す斜視図であ
る。 1……本体、1a……上面 1b……窓孔、2……音片 3……打撃体、3a……ハンマー部 3b……板ばね部、5……マーク 8……カバー
はその側面図、第3図は第1図におけるA−A断面図、
第4図はこの考案に基づく他の実施例を示す斜視図であ
る。 1……本体、1a……上面 1b……窓孔、2……音片 3……打撃体、3a……ハンマー部 3b……板ばね部、5……マーク 8……カバー
Claims (1)
- 【請求項1】本体1の一面1aに窓孔1bを設け、該窓
孔1bに近接して本体1の中空部内に設けた音片2を打
撃体3で打撃するようにした音響ブロックにおいて、板
ばねからなる打撃体3の先端にハンマー部3aを設け、
該ハンマー部3aと前記音片2とに所要間隔を設けて打
撃体3の他端を前記本体1の一面1a端部に固着したこ
とを特徴とする音響ブロック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987177732U JPH0617192Y2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 音響ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987177732U JPH0617192Y2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 音響ブロック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0181700U JPH0181700U (ja) | 1989-05-31 |
JPH0617192Y2 true JPH0617192Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31469384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987177732U Expired - Lifetime JPH0617192Y2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 音響ブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617192Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP1987177732U patent/JPH0617192Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0181700U (ja) | 1989-05-31 |
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