JPH06171650A - 飲料缶を利用した広告方法 - Google Patents

飲料缶を利用した広告方法

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JPH06171650A
JPH06171650A JP35177692A JP35177692A JPH06171650A JP H06171650 A JPH06171650 A JP H06171650A JP 35177692 A JP35177692 A JP 35177692A JP 35177692 A JP35177692 A JP 35177692A JP H06171650 A JPH06171650 A JP H06171650A
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JP
Japan
Prior art keywords
beverage
cover seal
sanitary cover
advertisement
sanitary
Prior art date
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Pending
Application number
JP35177692A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kagami
和雄 各務
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TOKO PROCESS KK
Original Assignee
TOKO PROCESS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲料缶1の上面と胴部を有効に利用する効果
的な広告方法を提供する。 【構成】 本発明の広告方法は、コーヒーや清涼飲料等
を入れた飲料缶1と、塩化ビニール系の合成樹脂以外の
素材で形成され前記飲料缶1の上面をカバーし得る形状
になし且つ内側面に接着剤を塗布した衛生カバーシール
5とを使用する。そして、前記衛生カバーシール5の外
側面に企業或いは公共団体等の広告を表示するようにな
し、該衛生カバーシール5を飲料缶1の上面に被着する
ことによってその飲料缶1の上面を広告領域として活用
すると共に飲料缶1の上面から剥した衛生カバーシール
5を飲料缶1の胴部に貼着せしめるようにしたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、清涼飲料やコーヒー等
を入れた飲料缶を利用して企業や公共団体等の広告を行
うようにした広告方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の広告メディアは、テレビ、ラジ
オ、新聞、雑誌、看板、ポスター等が主流である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】印刷物による広告は、
新聞や雑誌等を媒体として行われるが、これらは購読者
がある程度限定されているから殆どの場合テレビやラジ
オに比べて広告効果が薄い。ところで缶入り飲料の消費
量は、年間約300億本〜400億本であり、1日約1
億本の飲料缶が市場に出回っている。缶入りの飲料は消
費者層が広いため、飲料缶は多くの人の目に触れる。本
発明は、係る点に着目してなされたもので、その目的
は、飲料缶の上面と胴部を有効に利用して効果的な広告
方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、コーヒーや清涼飲料等を入れた飲料缶と、
塩化ビニール系の合成樹脂以外の素材で形成され前記飲
料缶の上面をカバーし得る形状になし且つ内側面に接着
剤を塗布した衛生カバーシールと、を使用し、前記衛生
カバーシールの外側面に企業或いは公共団体等の広告を
表示するようになし、該衛生カバーシールを飲料缶の上
面に被着することによってその飲料缶の上面を広告領域
として活用すると共に飲料缶の上面から剥した衛生カバ
ーシールを飲料缶の胴部に貼着せしめるようにした広告
方法を提供する。また、好ましくは、前記衛生カバーシ
ールの内側面と飲料缶の上面との間に隙間を設け、衛生
カバーシールの接着剤が飲料缶の上面に接触しないよう
にするのがよい。
【0005】
【作用】消費者は、プルタブを外す前に必ず衛生カバー
シールを見るから、衛生カバーシールの広告に最低一度
は目を通す。剥した衛生カバーシールは、内側面の接着
剤を利用して飲料缶の胴部に貼り付けておくことがで
き、ゴミとして散乱する虞がなく、しかも飲料缶の胴部
に貼り付いている状態で再度人目に触れる可能性が高
い。また、衛生カバーシールは、飲料缶に貼り付いたま
ま捨てられてリサイクル処理場に運ばれ、飲料缶を再生
する加熱工程で焼失する。なお、衛生カバーシールの材
質に塩化ビニール系の合成樹脂を使用すると、焼却時に
悪臭が発生するため好ましくない。また、衛生カバーシ
ールの内側面と飲料缶の上面との間に隙間を設けて衛生
カバーシールの接着剤が飲料缶の上面に接触しないよう
にしておくことにより、衛生カバーシールを剥す際に軽
い力で捲ることができる。
【0006】
【実施例1】以下に本発明の実施例1を図1,2を参照
しつつ説明する。なお、図1は飲料缶の斜視図、図2は
要部の一部拡大断面図である。飲料缶1は、スチールや
アルミを加工した周知のもので、内部に清涼飲料やコー
ヒー等が充填されている。飲料缶1の上面にはプルタブ
2が設けられており、該プルタブ2により開かれる注ぎ
口3と、その注ぎ口3に口を当てて上下両唇が触れる領
域が飲み口4である。衛生カバーシール5は、飲料缶1
の上面に嵌合する円形の逆トレー形状であり、浅い周壁
5aが飲料缶1の周縁凸部1a外周に嵌まる。衛生カバ
ーシール5には、周壁5aの一部から舌片5bが突設さ
れており、該舌片5bの裏面を含む衛生カバーシール5
の内側面の全域に接着剤が塗布される。なお、舌片5b
の先端中央に摘み片6が突設されているが、この摘み片
6には接着剤を塗布しない。衛生カバーシール5は、塩
化ビニール系の合成樹脂以外の合成樹脂フィルムや防水
加工をした紙等を使用し、透明・不透明の何れであって
もよい。
【0007】次ぎに広告方法を説明する。先ず、衛生カ
バーシール5の外側面に、企業や公共団体等の広告を印
刷表示する。この広告は、例えば、企業の求人広告や商
品広告、放送番組の広告、選挙の投票日,交通標語等公
共団体や公的機関のお知らせ,イベントの企画広告等の
他、飲料自体の製品PRであってもよい。なお、衛生カ
バーシール5を使って正月やクリスマス等の季節商品用
の広告を印刷するようにすれば、胴部の印刷を変更する
必要がなくなるため経費が節約できる。また、衛生カバ
ーシール5の裏側面にも印刷を施して前記広告の詳細を
表示したり、或いはくじ的な要素を盛り込んで販売促進
効果を持たせることもできる。次ぎに、前記広告を印刷
した衛生カバーシール5を飲料缶1の上面に被せる。そ
うすると、衛生カバーシール5の周壁5aと飲料缶1の
周縁凸部1a及び舌片5bと飲料缶1の胴部が接着剤の
作用で一体に接合される。なお、飲料缶1の上面と衛生
カバーシール5の内側面との間には飲料缶1の周縁凸部
1aによって隙間Sが形成されているため両者が接合す
ることはない。このように衛生カバーシール5を被着し
た状態では、飲料缶1の飲み口4が衛生カバーシール5
で完全に覆われるため衛生的である。
【0008】而して、消費者は、プルタブ2を外す前に
必ず衛生カバーシール5を見るから、衛生カバーシール
5の広告に最低一度は目を通す。剥した衛生カバーシー
ル5は、ゴミとして散乱させないために内側面の接着剤
を利用して飲料缶1の胴部に貼り付けておく。こうして
飲料缶1の胴部に貼り付いた衛生カバーシール5は広告
面が外側に向かい再度人目に触れる可能性がある。従っ
て、日量約1億本の飲料缶1が強力な広告媒体として有
効に機能する。また、衛生カバーシール5は、飲料缶1
に貼り付いたまま捨てられてリサイクル処理場に運ば
れ、飲料缶1を再生する加熱工程で完全に焼失する。な
お、衛生カバーシールの材質に塩化ビニール系の合成樹
脂を使用すると、焼却時に悪臭が発生するため好ましく
ない。
【0009】なお、図示しないが、衛生カバーシール5
と飲料缶1の間にガーゼや紙等を介装して飲み口4を保
護したり、或いは、該ガーゼや紙に、例えば手拭き用の
紙ナプキンに使用されているような消毒液を染み込ませ
たりすればさらに衛生的である。この具体的形態は、現
在市販されているガーゼ付き絆創膏をイメージすればよ
い。
【0010】
【実施例2】図3,4は実施例2を示すものである。上
記実施例1は、衛生カバーシール5に舌片5bを突設し
たものであるが、実施例2のように舌片5bを設けなく
とも広告機能は変わらない。また、図3,4のように飲
料缶1の周縁凸部1aに合わせて衛生カバーシール5の
上面に凹部5cを形成し、衛生カバーシール5の内側面
と飲料缶1の上面とを接着させてもよい。この場合、接
着剤の強さを加減して剥す際に支障がない接着力に調整
しておく必要がある。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明は、第一に缶入りの
飲料は流通量が膨大でその上消費者層が広いため年齢・
性別に拘らず広範囲の人に行き渡ること、第二に消費者
が飲料缶のプルタブを外す前に必ず衛生カバーシールの
広告に目を通すこと、第三に飲料缶の上面から剥した衛
生カバーシールを該飲料缶の胴部に貼着することによっ
て飲料を飲み終えるまで広告が見えること、等の理由に
よって、印刷による広告手段の中でも突出した広告効果
を発揮する。また、飲料缶の飲み口をカバーするように
して衛生カバーシールを設けたため、例え飲料缶の衛生
管理がずさんであっても安全に飲料を飲むことができ、
且つ、衛生カバーシールを飲料缶の胴部に貼着するよう
にしたため、使い終わった衛生カバーシールがゴミとな
って散乱する虞がない。そして、衛生カバーシールは飲
料缶に貼り付いたまま捨てられてリサイクル処理場に運
ばれ、飲料缶を再生する加熱工程で完全に焼失する。従
って、環境に悪影響を与えない。
【0012】如上のように、本発明の広告方法を実施す
ることによって、消費者は衛生カバーシールが飲み口を
衛生的にカバーしているから一々飲み口を拭く煩わしさ
がなくなる利益を享受し、飲料メーカーは衛生カバーシ
ールのコストを広告収入で賄いながら衛生カバーシール
による顧客吸引力を得る利益を享受し、さらに広告主は
今までにない形態で効果的な広告が行える、というよう
に三者の利益がうまく循環し、高い経済効果を上げるこ
とができる。また、請求項2のように衛生カバーシール
の内側面と飲料缶の上面との間に隙間を設けて衛生カバ
ーシールの接着剤が飲料缶の上面に接触しないようにし
ておくことにより、衛生カバーシールを剥す際に軽い力
で捲ることができ、しかも衛生カバーシールの接着力を
低下させる虞がない、等多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1を示す飲料缶の斜視図である。
【図2】 要部を示す一部拡大断面図である。
【図3】 実施例2を示す飲料缶の斜視図である。
【図4】 要部を示す一部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…飲料缶 5…衛生カバーシール S…隙間

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーヒーや清涼飲料等を入れた飲料缶
    と、塩化ビニール系の合成樹脂以外の素材で形成され前
    記飲料缶の上面をカバーし得る形状になし且つ内側面に
    接着剤を塗布した衛生カバーシールと、を使用し、 前記衛生カバーシールの外側面に企業或いは公共団体等
    の広告を表示するようになし、該衛生カバーシールを飲
    料缶の上面に被着することによってその飲料缶の上面を
    広告領域として活用すると共に飲料缶の上面から剥した
    衛生カバーシールを飲料缶の胴部に貼着せしめるように
    したことを特徴とする飲料缶を利用した広告方法。
  2. 【請求項2】 前記衛生カバーシールの内側面と飲料缶
    の上面との間に隙間を設け、衛生カバーシールの接着剤
    が飲料缶の上面に接触しないようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の飲料缶を利用した広告方法。
JP35177692A 1992-05-28 1992-12-07 飲料缶を利用した広告方法 Pending JPH06171650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35177692A JPH06171650A (ja) 1992-05-28 1992-12-07 飲料缶を利用した広告方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4335092 1992-05-28
JP4-76450 1992-10-07
JP4-43350 1992-10-07
JP7645092 1992-10-07
JP35177692A JPH06171650A (ja) 1992-05-28 1992-12-07 飲料缶を利用した広告方法

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ID=27291510

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002028730A1 (en) * 2000-10-06 2002-04-11 C-Solution Inc. Tap for beverage can container including character
KR20020065025A (ko) * 2001-02-05 2002-08-13 임영환 음료용 캔의 광고딱지 고정장치
WO2003011704A1 (en) * 2000-04-24 2003-02-13 Newmedia Magnet, Llc Flip-top beverage can sanitary cover
JP2009520645A (ja) * 2005-10-24 2009-05-28 ダウィドウィッチ,ベンジャミン 保護カバーを備えた飲料缶
US7757887B2 (en) * 1997-11-12 2010-07-20 Crown Cork & Seal Technologies Corporation Beverage container
JP2015022232A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 寿精版印刷株式会社 缶用ラベル

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