JPH0617160B2 - 石油製品移送アームの緊急分離方法とその移送アーム - Google Patents

石油製品移送アームの緊急分離方法とその移送アーム

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JPH0617160B2
JPH0617160B2 JP32811088A JP32811088A JPH0617160B2 JP H0617160 B2 JPH0617160 B2 JP H0617160B2 JP 32811088 A JP32811088 A JP 32811088A JP 32811088 A JP32811088 A JP 32811088A JP H0617160 B2 JPH0617160 B2 JP H0617160B2
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    • F17DPIPE-LINE SYSTEMS; PIPE-LINES
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    • F17D3/03Arrangements for supervising or controlling working operations for controlling, signalling, or supervising the conveyance of several different products following one another in the same conduit, e.g. for switching from one receiving tank to another
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、相対的に移動自在であり、実際には、それぞ
れ船と埠頭に据付けられる2つの送油管の間で石油製品
を移送するための荷積み/荷おろしアームに関する。本
発明は殊にそのようなアームの緊急分離方法に関する。
これらのアームは実質的に、固定された送油管に連結さ
れるようになっている固定された管部分と、回転継手に
よってこの固定された管部分に連結される変形自在の可
動管部分と、を含み、この可動管部分は、回転継手によ
って相互に連結された3本の連続する管によって実際に
形成され、移動送油管にアームを選択的に接続するよう
にされた結合装置を端末に有する。
可動の変形自在の管部分に連合して、空(から)の時に
アームを任意の形態に安定させ続けるようにされた静的
釣合装置(通常は平衡おもりを用いる)がある。これは
(アームを所定位置に保持するのに著しい力をかける必
要を無くするように)移動送油管にアームを結合し分離
する操作を正しく実行するのに必要である。
荷積み/荷おろしの操作中、移動送油管を据付けた船は
当然、送油管が導かれる埠頭に係留され、可動部分の変
形自在性は、うねりのために避けることのできない、船
と埠頭の間の低振幅の運動を補償するように働く。
変形自在の管部分は通常、2つの真線部分(内径16inつ
まり41cmのアームの場合、流さ約10m)を含み、2つは
曲折音符に似た形を形成し、両者間の角度は数メートル
の振幅の運動を許すように可変である。
係留が切れる恐れのある場合、殊に荒天においては、明
らかな安全上の理由から、アームが破損する前に移動送
油管から荷積みアームを分離して、最大限可能な程度に
アーム保護することを指向する緊急分離装置が既に開発
されている。
そのような緊急分離装置は全て、予めアームを空の平衡
形態に戻すためにアームを排油する必要がある。この形
態の詳細の内容は重要ではない。満油の時にアームを分
離することは必然的に可動管部分の無制御の運動を生じ
て、人員、器材の点で安全要求事項に全く合致しないこ
とになるのであろう。
よって、固定管部分の基部に排油弁を、また前記の曲折
音符形の頂部に、それを大気に通気する「真空解放」弁
を設けることが提案された。係留が切れたことが判ると
直ぐに、ポンプ装置は停止され、アーム基部弁は閉じら
れて荷積みアームを固定送油管から隔離し、排油弁は開
かれ、真空解放弁は開かれて、アーム内に含まれた液体
はその自重の下で部分的には移動送油管に、また部分的
には排油弁を通して緊急格納タンクに流出するままにさ
れる。そのような重量排油が終わって始めて、分離が行
われる。
しかし、これらの弁の操作、及びその後のアームの重力
排油は時として長くかかり過ぎて、アームを損傷する前
に分離を行うことができない。これらの操作は恒常的
に、例えば数分間かかり、これでは、たとえ船がほんの
限られた程度に流されるとしても、全体移動量は相対運
動の許容範囲外になる。
よって、多くの場合、この手順は、分離が生じるまで荷
積みアームを保護するには時間がかかり過ぎ、係留の切
断とこれが検知される時点との時間経過が無視し得ない
長さであるだけに、殊にそうである。
アームの内径(実際には、6〜24in、つまり0.16〜0.65
m)によって異なるが、実際には30〜60秒間かかる公知
の解法よりもずっと速い緊急分離装置を与えることが本
発明の一目的である。
本発明によれば、定置送油管に連結される固定管部分
と、空虚時平行装置を具えて、前記定置送油管に対して
位置が揺動する移動送油管に連結するようにされた連結
部材を設けられた変形自在管部分と、を含む石油製品荷
積み/荷おろしアームのための緊急分離方法であって、
前記アーム内の流体の流れの特定方向で、前記アームの
上流区域において流れを遮断し、この遮断区域から前記
変形自在管部分に含まれる前記流体を、スクレーパーに
よって下流区域に推進すること、を特徴とする緊急分離
方法が与えられる。
更に本発明によれば、定置送油管に連結される固定管部
分と、空虚時平行装置を具えて、前記定置送油管に対し
て位置が揺動する移動送油管に連結するようにされた連
結部材を設けられた変形自在管部分と、を含む石油製品
荷積み/荷おろしアームであって、流体の流れの方向に
対してこのアームの上流区域に、流体流れを遮断しスク
レーパーを前記変形自在管部分に噴射するための装置を
含み、前記アームの下流区域に、前記流体流れを通過さ
せつつ前記スクレーパーを停止するようにされた止め部
材と共に、前記スクレーパーを前記噴射装置に向けて戻
すための噴射系統を含んでいること、を特徴とする荷積
み/荷おろしアームが与えられる。
すなわち本拝命は、定置送油管に連結される固定管部分
と、空虚時平衡装置を具え、定置送油管に対いて位置が
揺動する移動送油管に連結するようにされた結合装置が
設けられた変形自在の管部分と、を含む石油製品荷積み
/荷おろしアームのための緊急分離方法であって、アー
ム内の流体の一定の流れ方向において、アームの上流区
域でこの流れを遮断し、この遮断区域から変形自在の管
部分に含まれる全部の、又は実質的に全部の流体がスク
レーパーによってアームの下流区域に推進されることを
特徴とする方法を提案する。排除される流体とそれを排
除するのに用いるガスとの間に配設される排除部材の使
用は、ガスの混入と、必然的に生じるであろう乱れとを
防ぐという利点を有する。この方法によって、排油は迅
速、かつ完全となる。
本発明はまた、定置の送油管に連結される固定の管部分
と、空虚時平衡装置を具え、定置送油管に対して位置が
揺動する移動送油管に連結するようにされた結合装置が
設けられた変形自在の管部分と、を含む石油製品荷積み
/荷おろしアームであって、流体の流れの方向に対して
該アームの上流区域に、流体流れを遮断しスクレーパー
を変形自在の管部分に噴射するための装置を外部に設け
たエルボ・ベンドを含み、アームの下流区域に、流体流
れを通過させながらスクレーパーを停止するようにされ
た止め部材と共に、この止め部材の下流側に、スクレー
パーを遮断・噴霧装置まで戻す噴射系統を含んでいるこ
とを特徴とするアームに、この方法を実施することを提
案する。
よって、本発明によれば高位の点から重力によって部分
的には下流方向に、また部分的には上流方向に、荷積み
アームを排油する現行の作業が不要となる。
本発明による分離手順は少数の操作と流体の強制排除を
含み、著しく時間を節約できることは当然である。
種々の流体の何れかを選択的に運搬するようにした、主
として定置形態の移送用送油管の内側を、流体の種類を
変える時に清掃する目的のために、この種のスクレーパ
ーがそれ自体、例えば仏国特許第FR-2,222,587号によっ
て既に公知である。
しかし、本発明は、そのような荷積みアームに含まれて
いて、一見した所、スクレーパーの迅速な運動には不向
きと思われた多数の直角エルボ・ベンドがあるにもかか
わらず、変形自在形態の荷積みアームの緊急分離という
具体的な問題を解決するために、この種のスクレーパー
の利点を認める。本発明はまた使用中に著しい水頭損を
生じることなく、遮断区域からの流体の排除を可能にす
るような仕方で、このようなスクレーパーを荷積みアー
ムに適用した。
組合せでも、別々でも実施することができる、本発明の
望ましい特徴によれば: (i) 噴射・遮断装置は固定管部分に配置され、他方、
止め部材は結合装置の近くに配置される; (ii) 噴射・遮断装置はアームの固定管部分の上流端に
配置される; (iii) 噴射・遮断装置は固定管部分と変形自在管部分
との継手近くに配置される; (iv) 噴射・遮断装置は結合装置の近くに配置され、他
方、止め部材は固定管部分の中に配置される; (v) 止め部材はアームを定置送油管に接続する弁の上
流端の近くに配置される; (vi) 噴射・遮断装置はエルボ・ベンドに結合される円
筒形ケーシングを含み、該ケーシングの中でエルボ・ベ
ンドと等しい内径を有する滑動ブシュが、アクチュエー
タの作動に応答して、エルボ・ベンドから完全に引抜か
れた引込み位置とエルボ・ベンドを遮断する前進位置と
の間を移動することができ、このブシュは孔明き底部が
設けられて、スクレーパーを形成する球体を含んでお
り、ケーシングは、孔明き底部を通して圧縮ガスを噴射
して球体を変形自在管部分に推進するようにされた圧縮
ガス供給源に連結されている; (vii) アームは噴射・遮断装置の近くに、球体の通過
に感応するセンサーを含む。
添付図面と以下の記載を参照することによって、本発明
の目的、特徴及び利点が明らかになる。
第1図、及び第7図は本発明による、正規の使用状態で
の流体の流れ方向が異なる2基の荷積みアーム(1) 、及
びアーム(1′)を示す。つまり、アーム(1) は、アーム
が恒久的に連結された定置貯蔵タンクから、適切な送油
管が設けられた船の上に液体を荷積みするように設計さ
れ、他方、アーム(1′)はこの種の船からこの種のタン
クに荷おろしするようになっている。実際には、荷積み
アームは主としてこれら2つの相反する型式の移送の、
何れか一方のみ専用される。
これらの荷積みアームは主として、貯蔵タンク(図示せ
ず)に導かれる定置送油管に連結するようにされた固定
管部分(2 又は 2′)と、第2の送油管(図示せず)に
連結するように設計された結合装置(5 又は 5′)に終
結する変形自在管部分(4 又は 4′)と、を含み、第2
の送油管は実際には船に据付けられて、定置送油管(3
又は 3′)に対してその位置が揺動する。変形自在管部
分が空の時、その形態の如何にかかわらず、この変形自
在管部分を平衡に保つようにされた平衡装置(6,6′)が
この変形自在管部分に連結する。
以下では時に第1図ないし第6図を参照するがこれらの
図中の要素部品と第7図ないし第9図の類似部品は等し
い参照番号を用いてダッシュ(′)によって区別されて
いる。
固定管部分は、垂直柱(8) を担持する基部(7) に固定さ
れて、よくアーム基部弁と呼ばれる連通弁(10)によって
定置送油管(3)に連結され、排油弁(11)を具えた分岐管
が取付けられる水平管部分(9) と、垂直柱(8) の内側の
垂直管部分(12)とを含む。第2図で示されるように、こ
れらの部分(9及び12)は、直角エルボ・ベンド(14,15)に
よってそれらに連結される短い横向き部分(13)を介して
相互に連通する。
第3図に示すように、垂直部(12)は垂直軸線を有する回
転継手(16)で終わり、次にこれはエルボ・ベンド(16A,1
8A)によって、水平軸線を有する回転継手(17)を介し
て、変形自在管部分に連結される。これらの継手は柱
(8) に取付けられた支持材(8A)に担持される。
変形自在管部分(4)は実質的に、水平軸線をもつ回転継
手(20)によって連結されて、可変角の曲折音符形を形成
する2本の管(18 及び19)を含む。これらの管のうちの
一つ、いわゆる内側管(18)は固定管部分(2) に連結さ
れ、他方、もう一つの管、いわゆる外側管(19)は水平軸
線回転継手(21)と垂直軸線回転継手(21A)によって屈曲
管(22)に連結され、油圧モータ、その他公知の型式の接
続/分離(結合)ユニットによって駆動される結合装置
が屈曲管に具えられる。
平衡装置(9) は、内側管(18)に取付けられて回転継手(1
7)を超えて延在するビーム(25)と共に、周りにケーブル
(28)がかけられてそれぞれ片持ち式の平衡おもり(29)と
外側管(19)に取付けられ、前記ビームに対して回転自在
である2個の水平軸線回転論(26,27)を含む。
荷積みアーム(1) は、上流位置に配設され、この上流位
置にてアーム内を循環する流体流れを遮断し、変形自在
管部分(4) 内に含まれる流体をアームの下流領域に駆逐
するようにされた高速掃油装置(噴射・遮断装置)(30)
を含む。
第1図及び第2図では、アームの全てに含まれる流体を
屈曲管(22)の下流端に排除するように、この高速掃油装
置はアーム基部にてエルボ・ベンド(14)の中に、横部分
(13)の上流延長線上にある。
第3図ないし第5図の実施例では、2つの回転継手(16,
17)をつなぐエルボ・ベンド(16A)の中に、同等の装置
(30′)が設けられる。流体の排除は従って変形自在管
部分の掃油に限定されるが、これはこの管部分の空虚時
釣合を再確立するのに十分である。変形自在管部分のエ
ルボ・ベンド(18A)によってこの装置(30′)が担持さ
れることも実際には同様に可能であろう。
装置(30)は実質的にエルボ・ベンド(14)に取付けられた
円筒形ケーシング(31)を含み、この中で、横管(13)(及
びアームの残部)と等しい内径をもつ滑動ブシュ(33)が
複動式アクチュエータ(32)の作動の結果として移動する
ことができる。この滑動ブシュ(33)は、アーム内を循環
する流体流から完全にそれている引込み位置(第2図参
照)と、この流体流を遮断する前進位置と、を有する。
環形密封ガスケット(36)を介して円筒形ケーシングの内
壁に接触する2個のライニング(34,35)が設けられるこ
とによって、この滑動が助けられる。前進形態におい
て、滑動ブシュの前縁は、おそらくライニング(34)の引
込んだ部分と共に、ケーシング(31)と横管(13)の内径の
中間の大きさの直径を有する円筒形当たり面(37)の中に
挿入される。この当たり面にも密封ガスケット(38)を設
けることが望ましい。
滑動ブシュ(33)はアクチュエータ(32)のピストン棒(40)
に取付けられた孔明き底部(39)を含む。管(41,42)が圧
力源(図示せず)、実際には高圧油の供給源に連結され
る。
このブシュの内側にスクレーパーを形成する球体(43)が
あり、この球体はアームの正規の運用条件の下で球体を
ブシュの中に保留するようにされたリング(44)によって
通常、定位置に保持することが望ましい。
円筒形ケーシング(31)は孔(46)が設けられた底壁(45)を
有し、この孔(46)は圧縮されたガス、例えば窒素、の噴
射、又は管(47)による大気への通気を可能にするように
されている。
第3図ないし第5図の装置(30′)の類似の要素(31′
〜47′)が含まれ、その参照番号にはダッシュ(′)を
付している。
第4図、及び第5図は、前進形態における滑動ブシュ
(33′)と球体(43′)の通過とにそれそれ感応するよ
うにされた検知器(48,49)を示す。
第4図と第5図は、一方ではブシュが引込み形態にあ
り、他方では前進形態にある点で、相互に異なる。
緊急分離手順の開始には、アーム基部弁(10)が遮断され
つつある間に2つの直ちに継続する、又はむしろ実質的
に同時の操作が含まれる。一方では、アクチュエータ(3
2)が作動されて、滑動ブシュを前進位置に動かして、流
体流を遮断する(これは、管形弁又は滑動弁を構成す
る)。他方では、圧縮ガス(例えば圧力2〜3バール)
がオリフィス(46)を通してケーシングの中に噴射され
て、遮断された区域に少量の残留液を残して下流の流体
を排除させる。
圧縮ガスによって推進される球体によって生じるこの排
除はガスと流体を混合せず、流体中に気泡を形成せず、
従って良質の作動である。
変形自在管部分の下流端に設けられることが有利であ
る。第6図では結合装置の真近にある止め部材(50)まで
排除が続く。その存在によって球体の再使用を可能にす
るこの止め部材は、正規の流体移送状態では著しい水頭
損を生じることなく、2つの交差した半円形にそって球
体を阻止するような形状の十字形部材によって形成され
る。
掃油段階の終わりを示すために、止め部材(50)の直ぐ上
流に球体検知器(51)を設けると有利である。次に結合装
置(23)を分離する指令を出すことができる。これで緊急
分離手順は完了する。全長が約25mの場合、これらの操
作の全部が約15秒間(球体の移動速度は約 1.5〜 2m/
s )完了することができ全部で30秒という全体目標を満
たすことが可能であることを立証することができた。
必要な場合、球体を最初の位置に戻すために、結合装置
にフランジ板(52)を挿入し、次にこのフランジ板と球体
の間に圧縮ガス(53)を噴射することによって、球体を元
の位置に推進する。検知器(49)が再び球体の通過とブシ
ュ内への戻りを感知した時、アクチュエータ(32,32′)
の引込みを指令する。そこでアーム(1) は次の運用の態
勢になる。
荷おろしアーム(1′)の構成は荷積みアーム(1) の構成
にダッシュ記号を付して容易に推定される。
このアームは結合装置(23′)の近く、つまり流体の流
れの方向に見てアームの上流区域に、前記の図の装置
(30又は30′)と同じ型式の噴射・遮断装置(130) を有
し、その要素の参照番号は 100を加えてある。止め部材
(50)に似た止名部材(150)がアームの基部、つまりアー
ムの下流区域に設けられる。代替配置(図示せず)で
は、この止め部材は回転継手(16′)の近くにある。
圧縮ガス管(147) がアームに沿って装置(130) まで走
り、他方、圧縮ガス管(153) が緊急分離操作の後で球体
を推進し戻すために止め部材(150) と弁(10′)の間の
水平部分(9′)に連結される。
緊急分離手順は結合装置の下流にあるポンプ(図示せ
ず)を停止し、アクチュエータ(132) を作動し、球体を
止め部材(150) まで噴射する間に、弁(10′)を遮断し
排油弁(11′)を開くことによって、同様に実施され
る。
以上の記載は非限定的実施例としてなされたもので、本
発明の範囲を逸脱することなく、当業者であれば本装置
に多くの変更を加え得ることは明らかである。殊に、結
合(接続/分離)ユニットは荷積み技術で公知の任意の
型式の、いわゆる「緊急分離」装置に置き換えることが
できる。またスクレーパーも専門供給者から入手し得る
多重ディスク型式のものであることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は特に石油製品を荷積みすることを意図された、
本発明による荷積みアームの略式正面図、 第2図は第1図のII−II線にそう断面の詳細図、 第3図はスクレーパー噴射・遮断装置の位置が第1図の
IIIの位置にあることで、第1図のアームと異なる、い
ま一つの荷積みアームの詳細図。 第4図は第3図の噴射・遮断装置の、受動形態における
軸方向断面図、 第5図は能動形態における第4図に似た図、 第6図は第1図の荷積みアームの自由端の詳細図、 第7図は特に石油製品を荷おろしするための、本発明に
よる荷おろしアームの略式正面図、 第8図は第7図の荷おろしアームの自由端の詳細図、 第9図は第7図の荷おろしアームの固定端の詳細図であ
る。 1,1′……荷積み/荷おろしアーム 2,2′……固定管部分 3,3′……定置送油管 4,4′……変形自在管部分 5,5′……結合装置(エルボ・ベンド) 6,6′……空虚時平衡装置 9,9′……水平管部分 14……エルボ・ベンド 16……回転継手 16A ……エルボ・ベンド 17……回転継手 23,23′……接続/分離部材 30,30′,130 ……噴射・遮断装置 32,32′,132 ……アクチュエータ 33,33′,133 ……滑動ブシュ 34,34′35,35′,135 ……ライニング 36,36′,136 ……密封ガスケット 43,43′,143 ……スクレーパー 44,44′,144 ……ガスケット 48,148……検知器 49,149……検知器 50,150……止め部材 53,153……噴射系統

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定置送油管(3,3′)に連結される固定管部
    分(2,2′)と、空虚時平衡装置(6,6′)を具えて、前記定
    置送油管に対して位置が揺動する移動送油管に連結する
    ようにされた連結部材(23,23′)を設けられた変形自在
    管部分(4,4′)と、を含む石油製品荷積み/荷おろしア
    ーム(1,1′)のための緊急分離方法であって、前記アー
    ム内の流体の流れの特定方向で、前記アームの上流区域
    (14,16A,5′)において流れを遮断し、この遮断区域か
    ら前記変形自在管部分(4,4′)に含まれる前記流体を、
    スクレーパー(43,143)によって下流区域(5,9′)に推進
    すること、を特徴とする緊急分離方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の緊急分離方法であって、前
    記定置送油管から前記移動送油管への流体の流れにおい
    て、前記固定管部分(2) の中で前記流体流れが遮断さ
    れ、前記連結部材(23)の近くに前記流体が推進されるこ
    とを特徴とする緊急分離方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の緊急分離方法において、前
    記移動送油管から前記定置送油管への流体の流れにおい
    て、前記連結部材(23)の近くで前記流体流れが遮断さ
    れ、少なくとも前記固定管部分まで前記流体が推進され
    ることを特徴とする緊急分離方法。
  4. 【請求項4】定置送油管(3,3′)に連結される固定管部
    分(2,2′)と、空虚時平衡装置(6,6′)を具えて、前記定
    置送油管に対して位置が揺動する移動送油管に連結する
    ようにされた連結部材(23,23′)を設けられた変形自在
    管部分(4,4′)と、を含む石油製品荷積み/荷おろしア
    ーム(1,1′)であって、流体の流れの方向に対してこの
    アームの上流区域に、流体流れを遮断しスクレーパー(4
    3,143)を前記変形自在管部分に噴射するための装置(30,
    30′,130)を含み、前記アームの下流区域に、前記流体
    流れを通過させつつ前記スクレーパーを停止するように
    された止め部材(50,150)と共に、前記スクレーパーを前
    記噴射装置(30,30′,130)に向けて戻すための噴射系統
    (53,153)を含んでいること、を特徴とする荷積み/荷お
    ろしアーム。
  5. 【請求項5】請求項4記載の荷積み/荷おろしアームに
    おいて、前記噴射装置(30,30′)は前記固定管部分(2)
    にあり、他方、前記止め部材(50)は前記連結部材(23)の
    近くにある荷積み/荷おろしアーム。
  6. 【請求項6】請求項5記載の荷積み/荷おろしアームに
    おいて、前記噴射装置(30)はアームの前記固定管部分の
    上流端にある荷積み/荷おろしアーム。
  7. 【請求項7】請求項5記載の荷積み/荷おろしアームに
    おいて、前記噴射装置(30′)は前記固定管部分と前記
    変形自在管部分の間の継手(17)の近くにある荷積み/荷
    おろしアーム。
  8. 【請求項8】請求項4記載の荷積み/荷おろしアームに
    おいて、前記噴射装置(130) は前記連結部材(23′)の
    近くにあるのに対し、前記止め部材は前記固定管部分に
    ある荷積み/荷おろしアーム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の荷積み/荷おろしアームに
    おいて、前記止め部材(150) はアームを前記定置送油管
    に連結する弁の近くの上流側にある荷積み/荷おろしア
    ーム。
  10. 【請求項10】請求項4記載の荷積み/荷おろしアーム
    において、前記固定管部分内に配置されるエルボ管に取
    付けられる円筒形のハウシング(31,31′,131)、及び前
    記ハウジング内に配置されるスリーブ状の滑動可能なブ
    シュであって、アクチュエータ(32,32′,132)が作動す
    るのに呼応して前記エルボ管から脱出した後退位置と前
    記エルボ管内での流体流れを遮断する前進位置間を移動
    し得るブシュ(33,33′,133)を有し、前記ブシュは有孔
    の側壁とスクレーパー(43,143)を有し、前記ハウジング
    は前記有孔の側壁を通して圧縮ガスを噴射して前記スク
    レーパーを前記変形自在管部分に推進するようにされた
    圧縮ガス供給源に接続されていることを特徴とする荷積
    み/荷おろしアーム。
  11. 【請求項11】請求項10記載の荷積み/荷おろしアーム
    において、前記ブシュはアームの正規の作動中に前記ス
    クレーパーを前記ブシュの内に保留する保留装置(44,4
    4′,144)を有する荷積み/荷おろしアーム。
  12. 【請求項12】請求項10記載の荷積み/荷おろしアーム
    において、前記ブシュは、前記ハウジング内で前記ブシ
    ュが軸線方向に滑動しやすくする装置、及び前記ハウジ
    ング内に設けられる密封装置(36,36′,136)、前記ケー
    シングを有し、前記滑動するブシュが前進位置で前記滑
    動しやすくする装置に接触する荷積み/荷おろしアー
    ム。
  13. 【請求項13】請求項10記載の荷積み/荷おろしアーム
    において、前記滑動するブシュが前進位置に来た時に感
    応する検知器(48,148)を含む荷積み/荷おろしアーム。
  14. 【請求項14】請求項10記載の荷積み/荷おろしアーム
    において、前記ハウジングの近くに、前記スクレーパー
    の位置を検出する装置(49,149)、及び前記スクレーパー
    の通過を検出して前記スクレーパーを停止させる停止器
    を有する荷積み/荷おろしアーム。
  15. 【請求項15】請求項10記載の荷積み/荷おろしアーム
    において、前記スクレーパーは球体である荷積み/荷お
    ろしアーム。
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