JPH0617141B2 - 液体取出装置 - Google Patents
液体取出装置Info
- Publication number
- JPH0617141B2 JPH0617141B2 JP23591685A JP23591685A JPH0617141B2 JP H0617141 B2 JPH0617141 B2 JP H0617141B2 JP 23591685 A JP23591685 A JP 23591685A JP 23591685 A JP23591685 A JP 23591685A JP H0617141 B2 JPH0617141 B2 JP H0617141B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- beverage
- container
- beverage passage
- take
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
- B65D75/5877—Non-integral spouts connected to a planar surface of the package wall
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、液体を充填している可撓性の容器より液体を
取出す装置に関する。
取出す装置に関する。
(ロ)従来の技術 このような液体取出装置としては特開昭５９−８４７４
７号公報に示されている技術がある。これは容器の注出
口に、カッタ及びシールリングを備えた取出装置を差し
込み、カッタにより容器のシールを破断して飲料を取出
すとともに、注出口をシールリングにてシールして外気
との接触を遮断する構成である。したがってこの従来技
術によると、取出装置は空気等の混入を防止するため
に、可撓性容器の密封性を保ちながら衛生的に接続して
飲料を取出すことができる。
７号公報に示されている技術がある。これは容器の注出
口に、カッタ及びシールリングを備えた取出装置を差し
込み、カッタにより容器のシールを破断して飲料を取出
すとともに、注出口をシールリングにてシールして外気
との接触を遮断する構成である。したがってこの従来技
術によると、取出装置は空気等の混入を防止するため
に、可撓性容器の密封性を保ちながら衛生的に接続して
飲料を取出すことができる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来技術は、可撓性容器の密封シール
が破断された状態で取出装置を容器から分離すると、密
封状態を維持できない欠点がある。
が破断された状態で取出装置を容器から分離すると、密
封状態を維持できない欠点がある。
上記点より本発明は、容器の密封状態を常に確保できる
取出装置を提供するものである。
取出装置を提供するものである。
（ニ）問題点を解決するための手段 本発明による液体取出装置は、可撓性の容器に収納され
た液体を取出す装置であって、第１取出口及び第２取出
口とから成り、前記容器の注出口に接続する前記第１取
出口は、該注出口に連通する第１飲料通路と、該第１飲
料通路の端部に配設されて通常この飲料通路を閉塞して
いる弁装置と、該弁装置の開放に連動して前記注出口に
向けて前記飲料通路の内部を移動するカッタとを具備
し、前記第１取出口との嵌合を保持する保持装置と、前
記第１飲料通路に連通する第２飲料通路と、該第２飲料
通路内に配置されて嵌合時に前記弁装置を開放方向に付
勢するプッシュピンとを具備し、前記第１取出口へ前記
第２取出口を挿入することで、前記カッタが移動して前
記容器の密封シートが破断され、前記注出口と前記第１
飲料通路と前記第２飲料通路とを連通するようにした構
成である。
た液体を取出す装置であって、第１取出口及び第２取出
口とから成り、前記容器の注出口に接続する前記第１取
出口は、該注出口に連通する第１飲料通路と、該第１飲
料通路の端部に配設されて通常この飲料通路を閉塞して
いる弁装置と、該弁装置の開放に連動して前記注出口に
向けて前記飲料通路の内部を移動するカッタとを具備
し、前記第１取出口との嵌合を保持する保持装置と、前
記第１飲料通路に連通する第２飲料通路と、該第２飲料
通路内に配置されて嵌合時に前記弁装置を開放方向に付
勢するプッシュピンとを具備し、前記第１取出口へ前記
第２取出口を挿入することで、前記カッタが移動して前
記容器の密封シートが破断され、前記注出口と前記第１
飲料通路と前記第２飲料通路とを連通するようにした構
成である。
（ホ）作用 第１取出口へ第２取出口を挿入すると、カッタが移動し
て容器の密封シールを破断し、これにより第１飲料通路
と第２飲料通路とが連通して容器内の飲料を外部に取り
出せる。
て容器の密封シールを破断し、これにより第１飲料通路
と第２飲料通路とが連通して容器内の飲料を外部に取り
出せる。
そして、第２取出口を第１取出口から分離したとき、プ
ッシュピンによる付勢が外れて弁装置は第１飲料通路を
閉塞する。従って、容器の密封状態を確保したままで、
第１取出口から第２取出口を分離することができる。
ッシュピンによる付勢が外れて弁装置は第１飲料通路を
閉塞する。従って、容器の密封状態を確保したままで、
第１取出口から第２取出口を分離することができる。
(ヘ)実施例 第１図は本発明に依る取出装置を可撓性の容器(1)の注
出口(12)に挿入した状態を示しており、取出装置は第１
取出口(2)及び第２取出口(3)とから構成している。第１
取出口(2)は第２図に示すように、可撓性の容器(1)の注
出口(12)とネジ込み或いは挿入により嵌合するホルダ
(4)を備え、注出口(12)の表面と接触するホルダ(4)の底
部にはガスケット(13)を配設している。可撓性の容器
(1)の注出口(12)の表面には、密封シール(11)が施され
ている。ホルダ(4)の底部の中央部には孔部(14)が形成
されており、第１取出口(2)の内部には孔部(14)と連通
する第１飲料通路(5)を形成している。そして第１取出
口(2)はホルダ(4)に螺着されＯリング(15)にてシールさ
れる弁装置(6)を備え、第２図の状態で弁装置(6)は、弁
（6A）がスプリング（6C）にて弁座（6B）に押し付けら
れて閉止している。カッタ(7)は弁（6A）と連動して第
１飲料通路(5)内を摺動するが、弁装置(6)が閉止状態で
あるとカッタ(7)は密封シール(11)にまで届いていな
い。本例のカッタ(7)は円筒状を形成し下端を斜めに切
除しており、カッタ(7)の中空部も第１飲料通路(5)とし
て機能する。カッタ(7)の形状はこのような形状に限定
されるものでなく、平板形状や棒状でもよい。
出口(12)に挿入した状態を示しており、取出装置は第１
取出口(2)及び第２取出口(3)とから構成している。第１
取出口(2)は第２図に示すように、可撓性の容器(1)の注
出口(12)とネジ込み或いは挿入により嵌合するホルダ
(4)を備え、注出口(12)の表面と接触するホルダ(4)の底
部にはガスケット(13)を配設している。可撓性の容器
(1)の注出口(12)の表面には、密封シール(11)が施され
ている。ホルダ(4)の底部の中央部には孔部(14)が形成
されており、第１取出口(2)の内部には孔部(14)と連通
する第１飲料通路(5)を形成している。そして第１取出
口(2)はホルダ(4)に螺着されＯリング(15)にてシールさ
れる弁装置(6)を備え、第２図の状態で弁装置(6)は、弁
（6A）がスプリング（6C）にて弁座（6B）に押し付けら
れて閉止している。カッタ(7)は弁（6A）と連動して第
１飲料通路(5)内を摺動するが、弁装置(6)が閉止状態で
あるとカッタ(7)は密封シール(11)にまで届いていな
い。本例のカッタ(7)は円筒状を形成し下端を斜めに切
除しており、カッタ(7)の中空部も第１飲料通路(5)とし
て機能する。カッタ(7)の形状はこのような形状に限定
されるものでなく、平板形状や棒状でもよい。
第２取出口(3)は第３図に示すように、第１取出口(2)と
嵌合する接続部(16)を有し、接続部(16)は保持装置(8)
によって第１取出口(2)と固着される。すなわち保持装
置(8)は第１取出口(2)の弁装置(6)周側に形成したロッ
ク溝(17)に合致するボール(18)を備え、ロックカラー(1
6)をロックスプリング(19)に抗して引き上げることでボ
ール(18)をフリーにするとともに、第１取出口(2)を接
続部(16)に挿入し、ボール(18)をロック溝(17)に嵌合さ
せてロックカラー(16)を押し下げロックスプリング(19)
にてロックする。そしてＯリング(2)によって第１取出
口(2)と第２取出口(3)とは密接される。また第２取出口
(3)は接続部(16)と連通する第２飲料通路(9)を備えて、
飲料通路(9)にはプッシュピン(10)を配設している。プ
ッシュピン(10)は第１取出口(2)との嵌合時に弁（6A）
を押込み弁装置(6)を開弁する。このとき弁（6A）とと
もにカッタ(7)が移動して密封シール(11)を破断し、容
器(1)内の飲料が取出される状態となる。すなわち密封
シール(11)の破断により注出口(12)と第１飲料通路(5)
が連通し、更に弁装置(6)の開放により通路穴(21)を通
して第１飲料通路(5)と第２飲料通路(9)が連通するため
に、第２取出口(3)に接続する図示しないポンプ等の飲
料供給装置を駆動することで、飲料通路(9)から飲料が
取出される。
嵌合する接続部(16)を有し、接続部(16)は保持装置(8)
によって第１取出口(2)と固着される。すなわち保持装
置(8)は第１取出口(2)の弁装置(6)周側に形成したロッ
ク溝(17)に合致するボール(18)を備え、ロックカラー(1
6)をロックスプリング(19)に抗して引き上げることでボ
ール(18)をフリーにするとともに、第１取出口(2)を接
続部(16)に挿入し、ボール(18)をロック溝(17)に嵌合さ
せてロックカラー(16)を押し下げロックスプリング(19)
にてロックする。そしてＯリング(2)によって第１取出
口(2)と第２取出口(3)とは密接される。また第２取出口
(3)は接続部(16)と連通する第２飲料通路(9)を備えて、
飲料通路(9)にはプッシュピン(10)を配設している。プ
ッシュピン(10)は第１取出口(2)との嵌合時に弁（6A）
を押込み弁装置(6)を開弁する。このとき弁（6A）とと
もにカッタ(7)が移動して密封シール(11)を破断し、容
器(1)内の飲料が取出される状態となる。すなわち密封
シール(11)の破断により注出口(12)と第１飲料通路(5)
が連通し、更に弁装置(6)の開放により通路穴(21)を通
して第１飲料通路(5)と第２飲料通路(9)が連通するため
に、第２取出口(3)に接続する図示しないポンプ等の飲
料供給装置を駆動することで、飲料通路(9)から飲料が
取出される。
上記の構成により、第１取出口(2)及び第２取出口(3)は
可撓性の容器(1)の密封性を保ちながら接続できる。そ
して前記した飲料供給装置と容器(1)とを分離するに
は、取出装置を全て容器から取外すのでなく、第２取出
口(3)を第１取出口(2)より切り離して分離する。この切
り離しの過程で、弁(6A)はプッシュピン(10)による付勢
が解除されるとスプリング（6C）により上昇して弁座
（6B）に押し付けられ、しかもこのときＯリング(20)に
より接続部(16)との密閉が保持されるために、可撓性の
容器(1)の密封性を保ちながら分離できる。そして分離
後は第２図で密封シール(11)が破断された状態となる
が、弁装置(6)の閉止にて容器(1)は密閉されている。
可撓性の容器(1)の密封性を保ちながら接続できる。そ
して前記した飲料供給装置と容器(1)とを分離するに
は、取出装置を全て容器から取外すのでなく、第２取出
口(3)を第１取出口(2)より切り離して分離する。この切
り離しの過程で、弁(6A)はプッシュピン(10)による付勢
が解除されるとスプリング（6C）により上昇して弁座
（6B）に押し付けられ、しかもこのときＯリング(20)に
より接続部(16)との密閉が保持されるために、可撓性の
容器(1)の密封性を保ちながら分離できる。そして分離
後は第２図で密封シール(11)が破断された状態となる
が、弁装置(6)の閉止にて容器(1)は密閉されている。
(ト)発明の効果 本発明に依ると、可撓性の容器との接続及び分離におい
て常に密封性を確保でき、中味飲料の劣化や酸化または
細菌の侵入が阻止される。そして飲料供給装置からの分
離したときには、第１取出口にて容器を密封するため
に、容器の取扱いが容易である。
て常に密封性を確保でき、中味飲料の劣化や酸化または
細菌の侵入が阻止される。そして飲料供給装置からの分
離したときには、第１取出口にて容器を密封するため
に、容器の取扱いが容易である。
第１図は本発明に依る取出装置を容器に取付けた状態で
示す断面図、第２図は第１取出口の断面図、第３図は第
２取出口の断面図。 (1)……容器、(2)……第１取出口、(3)……第２取出
口、(4)……ホルダ、(5)……第１飲料通路、(6)……弁
装置、(7)……カッタ、(8)……保持装置、(9)……第２
飲料通路、(10)……プッシュピン、(11)……密封シー
ル、(12)……注出口。
示す断面図、第２図は第１取出口の断面図、第３図は第
２取出口の断面図。 (1)……容器、(2)……第１取出口、(3)……第２取出
口、(4)……ホルダ、(5)……第１飲料通路、(6)……弁
装置、(7)……カッタ、(8)……保持装置、(9)……第２
飲料通路、(10)……プッシュピン、(11)……密封シー
ル、(12)……注出口。
Claims (1)
- 【請求項１】可撓性の容器に収納された液体を取出す装
置であって、第１取出口及び第２取出口とから成り、前
記容器の注出口に接続する前記第１取出口は、該注出口
に連通する第１飲料通路と、該第１飲料通路の端部に配
設されて通常この飲料通路を閉塞している弁装置と、該
弁装置の開放に連動して前記注出口に向けて前記飲料通
路の内部を移動するカッタとを具備し、前記第１取出口
との嵌合を保持する保持装置と、前記第１飲料通路に連
通する第２飲料通路と、該第２飲料通路内に配置されて
嵌合時に前記弁装置を開放方向に付勢するプッシュピン
とを具備し、前記第１取出口へ前記第２取出口を挿入す
ることで、前記カッタが移動して前記容器の密封シール
が破断され、前記注出口と前記第１飲料通路と前記第２
飲料通路とを連通する液体取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23591685A JPH0617141B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 液体取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23591685A JPH0617141B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 液体取出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6294553A JPS6294553A (ja) | 1987-05-01 |
| JPH0617141B2 true JPH0617141B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=16993137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23591685A Expired - Lifetime JPH0617141B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | 液体取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617141B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016171468A1 (ko) * | 2015-04-20 | 2016-10-27 | 주식회사 아이센스 | 유체 밀봉 저장백 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0258579A1 (fr) * | 1986-08-01 | 1988-03-09 | Societe Des Produits Nestle S.A. | Dispositif de connexion et de vidange d'un emballage |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP23591685A patent/JPH0617141B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016171468A1 (ko) * | 2015-04-20 | 2016-10-27 | 주식회사 아이센스 | 유체 밀봉 저장백 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6294553A (ja) | 1987-05-01 |
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