JPH0617096Y2 - リング型ect装置 - Google Patents

リング型ect装置

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JPH0617096Y2
JPH0617096Y2 JP8030090U JP8030090U JPH0617096Y2 JP H0617096 Y2 JPH0617096 Y2 JP H0617096Y2 JP 8030090 U JP8030090 U JP 8030090U JP 8030090 U JP8030090 U JP 8030090U JP H0617096 Y2 JPH0617096 Y2 JP H0617096Y2
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JP
Japan
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light guide
light
hole
peripheral surface
scintillator
Prior art date
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JP8030090U
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JPH0438584U (ja
Inventor
義明 島田
義文 東
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案はリング型ECT装置に関し、特にシンチレータ
の取付け取外し技術に関する。
B.従来の技術 従来のECT装置では、検査領域を規定する孔を持つ前
壁および後壁の間で、前記孔に対応した位置に円筒状ラ
イトガイドが固定され、該ライトガイドの内周面にその
軸方向に長い棒状シンチレータが円周方向に隣接配置さ
れ、前記ライトガイドの外周面に多数のホトマルが放射
状に配置されていた。
C.考案が解決しようとする課題 ところが、棒状シンチレータは、継光効率を良くするた
め、シリコングリースでライトガイド内面に密着されて
いるので、シンチレータ交換に際し取外しが困難であっ
た。
本考案は上記問題を解決し、シンチレータの取外しが簡
単なリング型ECT装置を提供することを目的とする。
D.課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案の構成は次のとおりと
する。即ち、検査領域を規定する孔を持つ前壁および後
壁の間で、前記孔に対応した位置に円筒状ライトガイド
が固定され、該ライトガイドの内周面にその軸方向に長
い棒状シンチレータが円周方向に隣接配置され、前記ラ
イトガイドの外周面に多数のホトマルが放射状に配置さ
れてなるリング型ECT装置において、前記ライトガイ
ドは一端部内周面の前記シンチレータを避けた部分に、
前記一端部の軸方向外方にいくに従い高くなるテーパ隆
起を持つことである。
E.作用 シンチレータを取り外すには、ライトガイド内面のテー
パ隆起に向かってシンチレータを押し滑らせ、シンチレ
ータをテーパ部に乗り上げさせる。すると、シリコング
リース間に空気層が形成され、密着状態が破れ、容易に
取り外せる。
F.実施例 以下に本考案の実施態様を図面に示す一実施例にもとづ
き説明する。
第1,2図のリング型ECT装置において、検査領域を
規定する検査孔Hを持つ前壁1および後壁2がステー棒
3で互いに結合され、これれの間で、前記孔Hに対応し
た位置に円筒状ライトガイド4が固定される。該ライト
ガイド4の内周面に、その軸方向に長い断面矩形のNa
I棒状シンチレータ5が円周方向に隣接配置される。前
記ライトガイド4の外周面に、多数のホトマル(ホトマ
ルチプライヤ、光電子増倍管)6が放射状に配置されて
いる。
さてここで、前記ライトガイド4は前端部内周面の前記
シンチレータ5を避けた部分に、前記前端部の軸方向外
方にいくに従い高くなるテーパ隆起5aを持つ。
また、ホトマル6の取付構造は次のようになっている。
第2図、第4図で、ホトマル押え棒7は、丸棒本体7a
の外周面に軸線に沿って長い溝7bが設けられ、本体7
aの後端に位置決め用のダボ7cが突設され、本体7a
の前端には、円板フランジ7dが設けられている。そし
て、円板フランジ7dには、ねじ孔7eが設けられてい
る。そして、この押え棒7を貫通させる押え棒孔1aお
よび前記ねじ孔7eに対応したねじ孔1bが前壁1に設
けられ、また、後壁2にダボ7cが嵌まる位置決め孔2
aが設けられている。前記押え棒孔1aは検査孔Hの半
径方向に沿って長い融通孔である。
次に、第3図で内周遮光部10を説明する。前板1の孔
部11において、ゴムからなる伸縮性遮光円環11cが
スペーサ11aを会してボルト11bで固定される。そ
して、スペーサ11aによる空間部に円環フェルト11
dが介在される。また、後壁孔部12においても同様に
構成される。そして、遮光円環11c,12cの孔より
太い遮光円筒13が、その後端から前記遮光円環11
c,12cの孔を広げながら挿入され、遮光円筒13の
フランジ部13aが前壁1にねじ止めされる。
第5,6図で外周遮光部20を説明する。前壁1の外周
の後部に円周段部1cが設けられ、これに対応して後壁
2に円周溝部2bが設けられる。そしてこれらの段部と
溝部にわたって矩形板が円筒状に曲げられてなるカバー
21が遮光材22を介して嵌められ、カバー21の両端
に突設されたアーム23間にボルト24が貫通して締め
付けられる。
以上において作用状態を説明する。
シンチレータ5を取り外すには、ライトガイド4内面の
テーパ隆起4aに向かってシンチレータ5を押し滑ら
せ、シンチレータ5をテーパ部に乗り上げさせる。する
と、シリコングリース間に空気層が形成され、密着状態
が破れ、容易に取り外せる。
また、ホトマル6の取付に際し、前壁、後壁にあけられ
た孔1a,2aにより位置が決まり、押え棒7を孔1a
に貫通させて、孔2aにダボ7cを嵌合させる。その際
に、ホトマル6の端部からばねで突出されたピン6aを
棒の溝7bに入れ、フランジ7dを前壁に、それらのね
じ孔7e,1bでねじ固定する。ホトマル6は位置決め
と同時に、ライトガイド4に押さえつけられる。従っ
て、ホトマル押え棒7の取扱が容易で、ホトマルの交換
が容易である。
遮光円環11c,12cに遮光筒13を差し入れると、
遮光円環が遮光筒13の外周をすきまなく巻き込むこと
になり、外部からの光を遮断する。円環フェルト11
d,12dは補助遮光円環の役目をする。
また、1枚板のカバー21を検出器の外側で巻き込み、
その端部でアーム23,ボルト24で締め込むと、前壁
1,後壁2を締めつけることになり、遮光材22によっ
て外部からの光を遮断する。従って、検出器の外周およ
び内周の遮光が容易に確実にできる。
本考案は前記した実施例や実施態様に限定されず、実用
新案登録請求の精神および範囲を逸脱させずに種々の変
形を含む。
G.考案の効果 本考案の構成により、シンチレータを傷付けることなく
簡単に取り外せ、シンチレータの交換が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の断片的正面図、第2図は
そのII−II断面図、第3図は第2図の一部省略拡大図、
第4図は第2図の一部省略拡大図、第5図は要部斜視
図、第6図は第2図の要部拡大る。 H……検査孔、 1……前壁、 1a……押え棒孔、1b……ねじ孔、1c……段部 2……後壁 2a……位置決め孔、2b……溝部 3……ステー棒、 4……ライトガイド、 4a……テーパ隆起、 5……シンチレータ、 6……ホトマル(光電子増倍管)、 6a……ピン、 7……ホトマル押え棒 7a……本体、7b……溝、7c……ダボ、 7d……フランジ、7e……ねじ孔 10……内周遮光部 11……前部 11a……スペーサ、11b……ボルト、 11c……遮光円環、11d……フェルト、 12……後部、 12a……スペーサ、12b……ボルト、 12c……遮光円環、12d……フェルト、 13……遮光円筒、 20……外周遮光部、 21……カバー、22……遮光材、 23……アーム、24……ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査領域を規定する孔を持つ前壁および後
    壁の間で、前記孔に対応した位置に円筒状ライトガイド
    が固定され、該ライトガイドの内周面にその軸方向に長
    い棒状シンチレータが円周方向に隣接配置され、前記ラ
    イトガイドの外周面に多数のホトマルが放射状に配置さ
    れてなるリング型ECT装置において、前記ライトガイ
    ドは一端部内周面の前記シンチレータを避けた部分に、
    前記一端部の軸方向外方にいくに従い高くなるテーパ隆
    起を持つことを特徴とするリング型ECT装置。
JP8030090U 1990-07-27 1990-07-27 リング型ect装置 Expired - Lifetime JPH0617096Y2 (ja)

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JP8030090U JPH0617096Y2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 リング型ect装置

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JP8030090U JPH0617096Y2 (ja) 1990-07-27 1990-07-27 リング型ect装置

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JPH0438584U JPH0438584U (ja) 1992-03-31
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JP2002310894A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 Japan Science & Technology Corp 発光観測装置、発光体選別装置、及び発光体の選別方法

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JPH0438584U (ja) 1992-03-31

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