JPH061708B2 - 平形電力ケーブル用電気端子 - Google Patents
平形電力ケーブル用電気端子Info
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- JPH061708B2 JPH061708B2 JP1121309A JP12130989A JPH061708B2 JP H061708 B2 JPH061708 B2 JP H061708B2 JP 1121309 A JP1121309 A JP 1121309A JP 12130989 A JP12130989 A JP 12130989A JP H061708 B2 JPH061708 B2 JP H061708B2
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/78—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to other flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/01—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for connecting unstripped conductors to contact members having insulation cutting edges
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R11/00—Individual connecting elements providing two or more spaced connecting locations for conductive members which are, or may be, thereby interconnected, e.g. end pieces for wires or cables supported by the wire or cable and having means for facilitating electrical connection to some other wire, terminal, or conductive member, blocks of binding posts
- H01R11/11—End pieces or tapping pieces for wires, supported by the wire and for facilitating electrical connection to some other wire, terminal or conductive member
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、電気端子に関し、より具体的には平形電力ケ
ーブルの端子成端に関する。
ーブルの端子成端に関する。
1つのタイプの平形電力ケーブル端子の構成要素とし
て、平形電力ケーブルにクリンプ止めする中間アダプタ
があり、アダプタの1つまたは複数のコンタクト部分を
電気コネクタの相手コンタクトに係合させ、ケーブルか
らコネクタへ電流を伝達する。ケーブルは、一例として
公称75アンペアの市販送電ケーブルであり、幅が1イン
チ(2.54cm)、厚みが約0.020インチ(0.0508cm)の1
本の平形導体の各表面に厚みが約0.004〜0.008インチ
(約0.01016〜0.02032cm)の押出し絶縁コーティングが
ほどこされており、ケーブルの平均総厚みは約0.034イ
ンチ(0.0864cm)である。平形導体の素材は一例として
銅合金110であり、絶縁材は、一例としてE.I.Dupon
t de Nemours and Company製plyethylene-co-tetrafluo
ro-ethylene copolymer(TEFZEL熱可塑性樹脂)であ
る。
て、平形電力ケーブルにクリンプ止めする中間アダプタ
があり、アダプタの1つまたは複数のコンタクト部分を
電気コネクタの相手コンタクトに係合させ、ケーブルか
らコネクタへ電流を伝達する。ケーブルは、一例として
公称75アンペアの市販送電ケーブルであり、幅が1イン
チ(2.54cm)、厚みが約0.020インチ(0.0508cm)の1
本の平形導体の各表面に厚みが約0.004〜0.008インチ
(約0.01016〜0.02032cm)の押出し絶縁コーティングが
ほどこされており、ケーブルの平均総厚みは約0.034イ
ンチ(0.0864cm)である。平形導体の素材は一例として
銅合金110であり、絶縁材は、一例としてE.I.Dupon
t de Nemours and Company製plyethylene-co-tetrafluo
ro-ethylene copolymer(TEFZEL熱可塑性樹脂)であ
る。
前記の端子には、アダプタの前端(端子側端部)で相互
蝶着されている一対の板部分があり、ケーブルの前縁端
部(縁部分)を該板部分の間にクリンプ止めする。ケー
ブルクリンプ止め位置から前方には所定の距離だけ隔た
った位置において少なくとも一方の板部分を他方の板部
分から遠ざかる方向に向かって一定の角度をつけて曲
げ、両板部分を一定の角度を成して対面させ、ケーブル
端部(縁部)を両板部分の間に受入する一定の間隔を両
板武運の間に設ける。一方の板部分から他方の板部分に
設けられている相手開口に向かって複数の槍体が突出し
ており、両板部分を押し合わせれば該槍体がケーブルに
貫入するか続いて槍体を開口に入れ、その端部を、工具
で曲げるかまたは各開口の一体円形案内で曲げて他方の
板部分の外面に当てがう。ケーブルに貫入させることに
よってアダプタとケーブルの剪断導体縁との間に複数の
電気接続を形成する。適当な合金の板金を打抜き、好ま
しくは槍体を剪断縁で形成し、好ましくは槍体を嵌入さ
せる際にケーブルを押し当てる少なくとも1つの剪断縁
を有している槍体受入開口との係合によってケーブルの
絶縁材ならびに導体に貫入させる。複数の棘体をケーブ
ル絶縁体に貫入させ、ケーブル導体に食い込ませて追加
電気接続を形成する。
蝶着されている一対の板部分があり、ケーブルの前縁端
部(縁部分)を該板部分の間にクリンプ止めする。ケー
ブルクリンプ止め位置から前方には所定の距離だけ隔た
った位置において少なくとも一方の板部分を他方の板部
分から遠ざかる方向に向かって一定の角度をつけて曲
げ、両板部分を一定の角度を成して対面させ、ケーブル
端部(縁部)を両板部分の間に受入する一定の間隔を両
板武運の間に設ける。一方の板部分から他方の板部分に
設けられている相手開口に向かって複数の槍体が突出し
ており、両板部分を押し合わせれば該槍体がケーブルに
貫入するか続いて槍体を開口に入れ、その端部を、工具
で曲げるかまたは各開口の一体円形案内で曲げて他方の
板部分の外面に当てがう。ケーブルに貫入させることに
よってアダプタとケーブルの剪断導体縁との間に複数の
電気接続を形成する。適当な合金の板金を打抜き、好ま
しくは槍体を剪断縁で形成し、好ましくは槍体を嵌入さ
せる際にケーブルを押し当てる少なくとも1つの剪断縁
を有している槍体受入開口との係合によってケーブルの
絶縁材ならびに導体に貫入させる。複数の棘体をケーブ
ル絶縁体に貫入させ、ケーブル導体に食い込ませて追加
電気接続を形成する。
周囲に押出し絶縁コーティングがほどこされており、一
定間隔だけ隔てられている一対の同面平形導体条片が送
電用の電流路と帰還路となっている複導体平形電力ケー
ブルも市販されている。米国特許第4,241,498号に開示
されている方法においては、タブで結合されている上側
部分と下側部分がある1本または2本の導体に1つの部
材を係合させる。上側部分、下側部分をケーブルの脇か
ら導体の上面、下面に沿って移動させ、タブをケーブル
の脇に定置する。上側部分と下側部分に金属製の半円筒
形顎体があり、溝とランドが交互に顎体に設けられてお
り、上側部分と下側部分を導体に押し当てれば一方の顎
体の溝に向かい側の顎体のランドがはまる。ポンチ/ダ
イ法でランドで導体の条片を剪断し、剪断した条片を向
かい側の溝の中に押し込む。成端すれば導体の剪断縁が
半円筒形顎体の溝の側面に隣接し、溝に対する電気接続
が形成される。タブはケーブルから横に向かって突出し
ており、別の電気製品に電気的に係合させるように露出
している。他方の導体も近くの位置で同じように成端す
ることができる。
定間隔だけ隔てられている一対の同面平形導体条片が送
電用の電流路と帰還路となっている複導体平形電力ケー
ブルも市販されている。米国特許第4,241,498号に開示
されている方法においては、タブで結合されている上側
部分と下側部分がある1本または2本の導体に1つの部
材を係合させる。上側部分、下側部分をケーブルの脇か
ら導体の上面、下面に沿って移動させ、タブをケーブル
の脇に定置する。上側部分と下側部分に金属製の半円筒
形顎体があり、溝とランドが交互に顎体に設けられてお
り、上側部分と下側部分を導体に押し当てれば一方の顎
体の溝に向かい側の顎体のランドがはまる。ポンチ/ダ
イ法でランドで導体の条片を剪断し、剪断した条片を向
かい側の溝の中に押し込む。成端すれば導体の剪断縁が
半円筒形顎体の溝の側面に隣接し、溝に対する電気接続
が形成される。タブはケーブルから横に向かって突出し
ており、別の電気製品に電気的に係合させるように露出
している。他方の導体も近くの位置で同じように成端す
ることができる。
平形電力ケーブルを複数の位置で剪断し、アダプタとケ
ーブルの導体との間に複数の電気接続を形成し、蓄積エ
ネルギーによって電気接続部を気密状態に維持する手段
を備えているアダプタを開発することが望ましい。
ーブルの導体との間に複数の電気接続を形成し、蓄積エ
ネルギーによって電気接続部を気密状態に維持する手段
を備えているアダプタを開発することが望ましい。
また、各気密接続部に、アダプタとケーブル導体との間
の大きな係合面積を確保することが望ましい。
の大きな係合面積を確保することが望ましい。
また、相互接続金属表面積を大きくするために長尺気密
接続部を形成することが望ましい。
接続部を形成することが望ましい。
また、複導体平形電力ケーブルを成端する端子を開発す
ることが望ましい。
ることが望ましい。
また、堅牢で信頼性が高く、長期間使用しても強度低下
のない機械/電気継手をアダプタと平形ケーブルとの間
に形成することが望ましい。
のない機械/電気継手をアダプタと平形ケーブルとの間
に形成することが望ましい。
また、送電用に適した合金を素材としており、打ち抜き
形状を維持しており、剪断縁をケーブルに貫入させるア
ダプタを開発することが望ましく、またケーブルに成端
すればケーブル導体に係合する表面積を可能な限り大き
くする形状になり、蓄積エネルギーによって長期間使用
時の接続部の気密状態が維持されるアダプタを開発する
ことが望ましい。
形状を維持しており、剪断縁をケーブルに貫入させるア
ダプタを開発することが望ましく、またケーブルに成端
すればケーブル導体に係合する表面積を可能な限り大き
くする形状になり、蓄積エネルギーによって長期間使用
時の接続部の気密状態が維持されるアダプタを開発する
ことが望ましい。
本発明は、平形電力ケーブルの長手方向に対して略直交
方向に形成され、かつヒンジ部により相互に連結された
1対の成端領域と、 該各成端領域に沿う複数の剪断縁により交互に反対方向
に曲げて形成された複数のアーチ形部および凹部とを具
えてなり、 前記1対の成端領域の一方の成端領域における前記アー
チ形部は他方の成端領域における前記凹部とそれぞれ対
応させ、前記1対の成端領域間に前記平形電力ケーブル
を間挿して前記1対の成端領域を相互に加圧することに
より、前記剪断縁に沿って前記平形電力ケーブルを剪断
し、該平形電力ケーブルの剪断縁と前記1対の成端領域
の前記剪断縁とを電気的に相互接続するよう構成される
ことを特徴とする平形電力ケーブル用電子端子を提供す
る。
方向に形成され、かつヒンジ部により相互に連結された
1対の成端領域と、 該各成端領域に沿う複数の剪断縁により交互に反対方向
に曲げて形成された複数のアーチ形部および凹部とを具
えてなり、 前記1対の成端領域の一方の成端領域における前記アー
チ形部は他方の成端領域における前記凹部とそれぞれ対
応させ、前記1対の成端領域間に前記平形電力ケーブル
を間挿して前記1対の成端領域を相互に加圧することに
より、前記剪断縁に沿って前記平形電力ケーブルを剪断
し、該平形電力ケーブルの剪断縁と前記1対の成端領域
の前記剪断縁とを電気的に相互接続するよう構成される
ことを特徴とする平形電力ケーブル用電子端子を提供す
る。
さらに本発明は、平形電力ケーブルの長手方向に対して
略直交方向に形成されかつヒンジ部により相互に連結さ
れた1対の成端領域と、 該各成端領域に沿う複数の剪断縁により交互に反対方向
に曲げて形成された複数のアーチ形部および凹部と、 前記ヒンジ部に形成された前記平形電力ケーブル挿通用
の長孔とを具えてなり、 該長孔を介して前記1対の成端領域間に前記平形電力ケ
ーブルを間挿して前記1対の成端領域を相互に加圧する
ことにより、前記剪断縁に沿って前記平形電力ケーブル
を剪断し、該平形電力ケーブルの剪断縁と前記1対の成
端領域の前記剪断縁とを電気的に相互接続するように構
成されることを特徴とする平形電力ケーブル用電気端子
を提供する。
略直交方向に形成されかつヒンジ部により相互に連結さ
れた1対の成端領域と、 該各成端領域に沿う複数の剪断縁により交互に反対方向
に曲げて形成された複数のアーチ形部および凹部と、 前記ヒンジ部に形成された前記平形電力ケーブル挿通用
の長孔とを具えてなり、 該長孔を介して前記1対の成端領域間に前記平形電力ケ
ーブルを間挿して前記1対の成端領域を相互に加圧する
ことにより、前記剪断縁に沿って前記平形電力ケーブル
を剪断し、該平形電力ケーブルの剪断縁と前記1対の成
端領域の前記剪断縁とを電気的に相互接続するように構
成されることを特徴とする平形電力ケーブル用電気端子
を提供する。
本発明は、ケーブル導体に被覆されている絶縁体に貫入
させ、導体を複数の位置で剪断することによって平形電
力ケーブルにクリンプ止めするアダプタである。同アダ
プタは板金を打ち抜いて作り、1つの実施態様としては
成端時にケーブルの主面に沿って定置させる少なくとも
1つの板部分があり、また少なくとも1つの横断成端領
域があり、1つまたは好ましくは複数の一定間隔だけ隔
てられている剪断波形で成端領域を形成する。適切なダ
イで支持した絶縁平形ケーブルに板部分を押し当てれば
波形の頭部が係合し合っているケーブル部分をダイ面の
凹部の中に押し込み(撓ませ)始める;これと同時に波
形頭部の剪断縁が絶縁被覆体の中に貫入して絶縁被覆体
を引き裂き、頭部撓みケーブル部分に隣接しているケー
ブル部分を剪断し始め、該頭部撓みケーブル部分が波形
頭部の働きによってさらに撓み、また頭部撓み導体部分
が伸びる。かくして頭部撓みケーブル部分の剪断導体縁
がケーブルの面から押し出され、アダプタへのバンダ付
けによって、あるいはまた軟銅アダプタ部分をステーキ
ングし、変形させて露出導体縁に密着させることによっ
て電気的に結合すべき相当大きな長さ(たとえば0.25イ
ンチ(0.0635cm))に渡って露出される。端部が波形の
縁を剪断し、同時撓み導体部分の端部がケーブル導体の
剪断縁に密着係合することによって板部分がケーブルに
対する機械取付けを維持する;ケーブルに貫入させ、遠
端側辺に当てて曲がるか、またはタブをケーブルの側縁
に当てて曲げる在来型槍体などの追加保持手段を使用す
ることもできる 第2実施態様においては、アダプタの本体に一対の板部
分があり、各板部分に少なくとも1つの横断成端領域が
あり、両板部分の成端領域が向かい合って係合する。各
成端領域は交番剪断波形/凹部で構成されており、一方
の板部分の複数の波形が他方の板部分に向かって突出し
ており、凹部によって互いに隔てられており、一方の板
部分の波形が、他方の板部分の凹部に対応している。各
剪断波形のアール付き横断頭部が、頭部に対して垂直で
ある同軸平行剪断縁の間に渡されている。基本的には両
板部分を押し合わせれば一方の板部分の波形が他方の板
部分の波形に噛み合うが、好ましくは間隙をほとんどな
くして噛み合わせることが望ましい。
させ、導体を複数の位置で剪断することによって平形電
力ケーブルにクリンプ止めするアダプタである。同アダ
プタは板金を打ち抜いて作り、1つの実施態様としては
成端時にケーブルの主面に沿って定置させる少なくとも
1つの板部分があり、また少なくとも1つの横断成端領
域があり、1つまたは好ましくは複数の一定間隔だけ隔
てられている剪断波形で成端領域を形成する。適切なダ
イで支持した絶縁平形ケーブルに板部分を押し当てれば
波形の頭部が係合し合っているケーブル部分をダイ面の
凹部の中に押し込み(撓ませ)始める;これと同時に波
形頭部の剪断縁が絶縁被覆体の中に貫入して絶縁被覆体
を引き裂き、頭部撓みケーブル部分に隣接しているケー
ブル部分を剪断し始め、該頭部撓みケーブル部分が波形
頭部の働きによってさらに撓み、また頭部撓み導体部分
が伸びる。かくして頭部撓みケーブル部分の剪断導体縁
がケーブルの面から押し出され、アダプタへのバンダ付
けによって、あるいはまた軟銅アダプタ部分をステーキ
ングし、変形させて露出導体縁に密着させることによっ
て電気的に結合すべき相当大きな長さ(たとえば0.25イ
ンチ(0.0635cm))に渡って露出される。端部が波形の
縁を剪断し、同時撓み導体部分の端部がケーブル導体の
剪断縁に密着係合することによって板部分がケーブルに
対する機械取付けを維持する;ケーブルに貫入させ、遠
端側辺に当てて曲がるか、またはタブをケーブルの側縁
に当てて曲げる在来型槍体などの追加保持手段を使用す
ることもできる 第2実施態様においては、アダプタの本体に一対の板部
分があり、各板部分に少なくとも1つの横断成端領域が
あり、両板部分の成端領域が向かい合って係合する。各
成端領域は交番剪断波形/凹部で構成されており、一方
の板部分の複数の波形が他方の板部分に向かって突出し
ており、凹部によって互いに隔てられており、一方の板
部分の波形が、他方の板部分の凹部に対応している。各
剪断波形のアール付き横断頭部が、頭部に対して垂直で
ある同軸平行剪断縁の間に渡されている。基本的には両
板部分を押し合わせれば一方の板部分の波形が他方の板
部分の波形に噛み合うが、好ましくは間隙をほとんどな
くして噛み合わせることが望ましい。
好ましくは蝶着板部分をケーブルを間に入れて互いに押
し合わせて中間アダプタを板部分の間に入れたケーブル
に成端する。各波形がケーブルの隣接表面部分に押し付
けられ、その頭部がケーブルの該隣接表面部分ケーブル
を面から押出し、この部分を伸ばす。これと同時に波形
の剪断縁が向かいの側板部分の隣接波形の剪断縁に係合
する:剪断縁が間隙を伴うことなく同軸整合し、対にな
っており、波形がケーブルの対向面に押し付けられると
対になっている剪断縁が絶縁層に貫入して絶縁層を引裂
き、波形頭部に対して垂直に導体を剪断する。好ましく
は、他方の板部分から遠ざがる方向に向かっている各凹
部にアーチ形を形成し、各波形を向かい側の相手凹部の
中に入れ、頭部撓ケーブル部分を波形頭部と向かい側の
アーチ形の内面との間に定置する。アダプタの一方の板
部分の各剪断縁の一部が他方の板部分の隣接波形によっ
て剪断されたケーブル導体の新しく形成された縁に係合
する。一例として0.25インチ(0.635cm)の軸方向剪断
長さに渡って、剪断時に素材の大きなバルク変形をほと
んど伴わずにケーブル導体を複数の位置で剪断する。ア
ダプタをケーブルの一端に成端する時に剪断はケーブル
に対して軸方向であるためケーブルは実質的には弱くな
らない。基本的には、アダプタ波形を噛み合わせること
によって複数の噛み合い波継手を形成し、ケーブル導体
がケーブルを横断する強力な成端を形成し、両板部分が
その後開かないゼロ間隙テール/ダイとしての働きをす
る。
し合わせて中間アダプタを板部分の間に入れたケーブル
に成端する。各波形がケーブルの隣接表面部分に押し付
けられ、その頭部がケーブルの該隣接表面部分ケーブル
を面から押出し、この部分を伸ばす。これと同時に波形
の剪断縁が向かいの側板部分の隣接波形の剪断縁に係合
する:剪断縁が間隙を伴うことなく同軸整合し、対にな
っており、波形がケーブルの対向面に押し付けられると
対になっている剪断縁が絶縁層に貫入して絶縁層を引裂
き、波形頭部に対して垂直に導体を剪断する。好ましく
は、他方の板部分から遠ざがる方向に向かっている各凹
部にアーチ形を形成し、各波形を向かい側の相手凹部の
中に入れ、頭部撓ケーブル部分を波形頭部と向かい側の
アーチ形の内面との間に定置する。アダプタの一方の板
部分の各剪断縁の一部が他方の板部分の隣接波形によっ
て剪断されたケーブル導体の新しく形成された縁に係合
する。一例として0.25インチ(0.635cm)の軸方向剪断
長さに渡って、剪断時に素材の大きなバルク変形をほと
んど伴わずにケーブル導体を複数の位置で剪断する。ア
ダプタをケーブルの一端に成端する時に剪断はケーブル
に対して軸方向であるためケーブルは実質的には弱くな
らない。基本的には、アダプタ波形を噛み合わせること
によって複数の噛み合い波継手を形成し、ケーブル導体
がケーブルを横断する強力な成端を形成し、両板部分が
その後開かないゼロ間隙テール/ダイとしての働きをす
る。
本発明の1つの局面としては、好ましくは成端(波)領
域に沿って横断して一対のインサート第2実施態様の打
抜きアダプタ本体の各板部分の外向き面に取付ける。各
インサートは、アーチ形凹部がある開口と相似波形を設
けることによって相手板部分の波部分に合わせた形状と
する。各インサートの素材は銅含有量の多い合金とし、
可鍛性とし、ケーブルを剪断した後インサートの各波形
を一例としてステーキングによって変形させる。インサ
ートの各波形はインサートの外向き面からステーキング
し、今両側の波形のそばにあるケーブル導体の剪断縁に
密着させ、またアダプタ本体の隣接波形の隣接剪断縁に
密着させて拡開する。インサートがケーブル導体に対す
る主電気接続を設定し、中間アタプタ本体がケーブルに
対する強力取付け手段としての働きをする。
域に沿って横断して一対のインサート第2実施態様の打
抜きアダプタ本体の各板部分の外向き面に取付ける。各
インサートは、アーチ形凹部がある開口と相似波形を設
けることによって相手板部分の波部分に合わせた形状と
する。各インサートの素材は銅含有量の多い合金とし、
可鍛性とし、ケーブルを剪断した後インサートの各波形
を一例としてステーキングによって変形させる。インサ
ートの各波形はインサートの外向き面からステーキング
し、今両側の波形のそばにあるケーブル導体の剪断縁に
密着させ、またアダプタ本体の隣接波形の隣接剪断縁に
密着させて拡開する。インサートがケーブル導体に対す
る主電気接続を設定し、中間アタプタ本体がケーブルに
対する強力取付け手段としての働きをする。
複導体平形電力ケーブルのみならず単導体ケーブルに対
して適用できる追加実施態様においては、一対の中間ア
ダプタ端子を互いに隣接させてケーブル端部に成端す
る。端子を前もって切離し自在リンクで結合しておき、
取扱いならびにケーブルへの組付けを容易化する。対端
子は単導体平形電力ケーブルに適用できるが、特に複導
体平形電力ケーブルの成単用に好適であり、複導体平形
電力ケーブルの成端用に適用する場合には成端後にリン
クを切り離して対端子を切り離した後端子を筐体の中に
挿入する。各端子に一対の板部分があり、各板部分を横
断して一連の剪断波形と凹部が交番しており、対板部分
を間に入れたケーブル端部に押し当てれば剪断波形が係
合して平形ケーブルの導体をケーブルに一体化されたま
ま残る複数の条片に剪断し、新しく剪断された導体条片
が向かい側の凹部の中に押し込まれる。各端子の対板部
分はケーブル受入端子後端から前方に向かって突出して
おり、横方向に互いに一定間隔だけ隔てられており、既
知の横断幅のケーブル受入長孔を間に形成している一対
の湾曲部分から前方に向かってわずかな角度を成して突
出している。ケーブルの端部に形成されているタブ形部
分をケーブル受入長孔に挿入し、各端子の上側板部分と
下側板部分の間に入れる。ケーブル中心線に沿って軸方
向長孔を正確に切設し、ケーブルが単導体ケーブルであ
るか複導体ケーブルであるかの別に関係なく剪断した導
体縁を長孔の両脇に沿って軸方向に露出させてタブ形部
分を形成する。長孔幅は、少なくとも密着受入すべき端
子の各ケーブル受入長孔の幅に等しい。各対の上側板部
分、下側板部分を各々一体ヒンジとしての働きをする湾
曲部分を中心にして回転させて押し合わせ、剪断波形に
よってケーブルの導体(1本または2本)の条片を剪断
し、押し込んで端子をケーブルに成端する。端子を1つ
の一体型筐体または複数の個別筐体の中に定置する。続
いて別個の長尺二股歪み逃がし体をケーブルに被せ、筐
体後端にラッチングし、ケーブルを締着すると同時に筐
体内の端子の後部ストップとする。
して適用できる追加実施態様においては、一対の中間ア
ダプタ端子を互いに隣接させてケーブル端部に成端す
る。端子を前もって切離し自在リンクで結合しておき、
取扱いならびにケーブルへの組付けを容易化する。対端
子は単導体平形電力ケーブルに適用できるが、特に複導
体平形電力ケーブルの成単用に好適であり、複導体平形
電力ケーブルの成端用に適用する場合には成端後にリン
クを切り離して対端子を切り離した後端子を筐体の中に
挿入する。各端子に一対の板部分があり、各板部分を横
断して一連の剪断波形と凹部が交番しており、対板部分
を間に入れたケーブル端部に押し当てれば剪断波形が係
合して平形ケーブルの導体をケーブルに一体化されたま
ま残る複数の条片に剪断し、新しく剪断された導体条片
が向かい側の凹部の中に押し込まれる。各端子の対板部
分はケーブル受入端子後端から前方に向かって突出して
おり、横方向に互いに一定間隔だけ隔てられており、既
知の横断幅のケーブル受入長孔を間に形成している一対
の湾曲部分から前方に向かってわずかな角度を成して突
出している。ケーブルの端部に形成されているタブ形部
分をケーブル受入長孔に挿入し、各端子の上側板部分と
下側板部分の間に入れる。ケーブル中心線に沿って軸方
向長孔を正確に切設し、ケーブルが単導体ケーブルであ
るか複導体ケーブルであるかの別に関係なく剪断した導
体縁を長孔の両脇に沿って軸方向に露出させてタブ形部
分を形成する。長孔幅は、少なくとも密着受入すべき端
子の各ケーブル受入長孔の幅に等しい。各対の上側板部
分、下側板部分を各々一体ヒンジとしての働きをする湾
曲部分を中心にして回転させて押し合わせ、剪断波形に
よってケーブルの導体(1本または2本)の条片を剪断
し、押し込んで端子をケーブルに成端する。端子を1つ
の一体型筐体または複数の個別筐体の中に定置する。続
いて別個の長尺二股歪み逃がし体をケーブルに被せ、筐
体後端にラッチングし、ケーブルを締着すると同時に筐
体内の端子の後部ストップとする。
本発明は、ケーブルを準備作業することなく簡単に適用
でき、ケーブルに対する確実な電気/機械接続を確保す
ることができる平形電力ケーブル成端用アダプタを提供
することを目的とする。
でき、ケーブルに対する確実な電気/機械接続を確保す
ることができる平形電力ケーブル成端用アダプタを提供
することを目的とする。
本発明はまた、長期間に渡ってエネルギーを保存し、時
間の経過に伴って熱や振動によって緩む恐れがない、ア
ダプタとケーブル導体との間の気密継手を提供すること
を目的とする。
間の経過に伴って熱や振動によって緩む恐れがない、ア
ダプタとケーブル導体との間の気密継手を提供すること
を目的とする。
本発明はまた、ケーブル導体を実質的に弱めることなく
大きな長さに渡る複数の位置の剪断と相俟ってケーブル
を選択的に変形させ、剪断導体縁を露出させて大きな表
面積を有する複数の電気接続部を形成するアダプタを提
供することを目的とする。
大きな長さに渡る複数の位置の剪断と相俟ってケーブル
を選択的に変形させ、剪断導体縁を露出させて大きな表
面積を有する複数の電気接続部を形成するアダプタを提
供することを目的とする。
本発明はまた、厚みの大きい(0.020インチ(0.0508c
m))金属導体を大きな長さに渡って複数の位置で貫通
剪断する縁を含めることができるだけの剛さを持ってい
る金属部分を有しており、またケーブル貫入後蓄積エネ
ルギーによって変形させて剪断導体縁の表面積のほぼ全
体に密着させることができる金属部分を有しているアダ
プタを提供することを目的とする。
m))金属導体を大きな長さに渡って複数の位置で貫通
剪断する縁を含めることができるだけの剛さを持ってい
る金属部分を有しており、またケーブル貫入後蓄積エネ
ルギーによって変形させて剪断導体縁の表面積のほぼ全
体に密着させることができる金属部分を有しているアダ
プタを提供することを目的とする。
本発明はまた、ケーブル成端後導体が搬送する電流を特
定のコンタクト部分に確実に等分布させるアダプタを提
供することを目的とする。
定のコンタクト部分に確実に等分布させるアダプタを提
供することを目的とする。
本発明はまた、複導体平形電力ケーブルならびに単導体
ケーブルを成端する端子を提供することを目的とする。
ケーブルを成端する端子を提供することを目的とする。
以下、添付図を参照しつつ本発明のいくつかの実施態様
を紹介することとする。
を紹介することとする。
第1図を参照して、コレクタアセンブリ10の中間アダプ
タ40によってコンピュータ、複写機、カードケージシス
テムなどの電子機器内の送電システムの平形電力ケーブ
ル14の端部12を成端する。ケーブルの平形導体16は、厚
みが0.020インチ(0.0508cm)であり、素材は銅または
アルミニウムであり、両面に厚みが0.004〜0.008インチ
(0.01016〜0.02032cm)の押出し絶縁コーティング
(E.I.DuPont de Nemours and Company製TEFZEL熱
塑性樹脂)18がほどこされている。中間アダプタ40をケ
ーブル端部12に装着すれば成端端子が一例として第1、
第2蓋体24,26がある絶縁筐体アセンブリ22の内部に固
定される。蓋体24,25は蝶着することによって容易に相
互回転させ、ラッチングして成端ケーブル端部を閉切る
ことができる。嵌合面30から内向きに延びている通路28
にアダプタのコンタクト部分を入れて相手コンタクト
(不図示)に合体させる。筐体アセンブリは、アダプタ
40に形成すべきコンタクト部分42のタイプとコネクタの
用途に従って設計されている。中間アダプタに対してい
ろいろなコンタクト部分を用いることができる。
タ40によってコンピュータ、複写機、カードケージシス
テムなどの電子機器内の送電システムの平形電力ケーブ
ル14の端部12を成端する。ケーブルの平形導体16は、厚
みが0.020インチ(0.0508cm)であり、素材は銅または
アルミニウムであり、両面に厚みが0.004〜0.008インチ
(0.01016〜0.02032cm)の押出し絶縁コーティング
(E.I.DuPont de Nemours and Company製TEFZEL熱
塑性樹脂)18がほどこされている。中間アダプタ40をケ
ーブル端部12に装着すれば成端端子が一例として第1、
第2蓋体24,26がある絶縁筐体アセンブリ22の内部に固
定される。蓋体24,25は蝶着することによって容易に相
互回転させ、ラッチングして成端ケーブル端部を閉切る
ことができる。嵌合面30から内向きに延びている通路28
にアダプタのコンタクト部分を入れて相手コンタクト
(不図示)に合体させる。筐体アセンブリは、アダプタ
40に形成すべきコンタクト部分42のタイプとコネクタの
用途に従って設計されている。中間アダプタに対してい
ろいろなコンタクト部分を用いることができる。
第2,3図を参照して、本発明の中間アダプタ40には少
くとも本体44があり、1つあるいは複数のコンタクト部
分42が嵌合端部46において本体44に一体化されている。
本体44の嵌合端部46と反対側の端部がケーブル受入端部
48になっている。本体44には好ましくはヒンジ54で蝶着
されている一対の板部分50,52があり、成端すれば該板
部分がケーブル端部12の対向主側面に沿って平行に定置
され、ケーブル14に締着される。好ましくは図示のごと
く、ヒンジ54はケーブル受入端部48に位置させるが、第
11,12図に示す如く嵌合端部46のそばにヒンジを位置さ
せることもできる。
くとも本体44があり、1つあるいは複数のコンタクト部
分42が嵌合端部46において本体44に一体化されている。
本体44の嵌合端部46と反対側の端部がケーブル受入端部
48になっている。本体44には好ましくはヒンジ54で蝶着
されている一対の板部分50,52があり、成端すれば該板
部分がケーブル端部12の対向主側面に沿って平行に定置
され、ケーブル14に締着される。好ましくは図示のごと
く、ヒンジ54はケーブル受入端部48に位置させるが、第
11,12図に示す如く嵌合端部46のそばにヒンジを位置さ
せることもできる。
板部分50,52には各々横断対向成端領域56,58があり、
各々に一定間隔を隔てて一連の剪断波形60(第6A図参
照)と、アーチ形62によって形成されている凹部が交互
に一列に並べて設けられている。各板部分の各波形は相
手板部分のアーチ形の向かい側に位置している。各板部
分の波形はケーブル近端側面64から外向きに突出してお
り、他方の板部分のアール付き頭部66に向かっている
(第6a図)。アーチ形部分62はケーブル遠端側面68か
ら外向きに、他方の板部分から遠ざかる方向に向かって
突出している。各板部分50,52の波形60は位置がずれて
いる他方の板部分の波形60に対する係合パターンを有し
ており、両板部分をヒンジ54を中心にして押し合わせれ
ば両波形が噛み合う。
各々に一定間隔を隔てて一連の剪断波形60(第6A図参
照)と、アーチ形62によって形成されている凹部が交互
に一列に並べて設けられている。各板部分の各波形は相
手板部分のアーチ形の向かい側に位置している。各板部
分の波形はケーブル近端側面64から外向きに突出してお
り、他方の板部分のアール付き頭部66に向かっている
(第6a図)。アーチ形部分62はケーブル遠端側面68か
ら外向きに、他方の板部分から遠ざかる方向に向かって
突出している。各板部分50,52の波形60は位置がずれて
いる他方の板部分の波形60に対する係合パターンを有し
ており、両板部分をヒンジ54を中心にして押し合わせれ
ば両波形が噛み合う。
好ましくは、中間アダプタ40にインサート100,102を備
え、該インサートによってケーブル導体16に対する確実
な電気接続を設定する。インサート100,102は、本体44
の成端領域56,58に横断させて本体44の各板部分50,52
のケーブル遠端側面68に取り付ける。各インサート10
0,102には一連の波形104と開口106が交互に設けられて
おり、本体44に正しく取り付ければ両インタートの波形
と開口が係合し合う。波形104の頭部108はインサートを
取り付けるべき板部分の相手波形60の隣接面と相似形に
なっている。好ましくは、各インサート100,102の一端
112に突起体110を設け、他端116に突起体受入開口114を
設け、成端すれば一方のインサートの突起体が他方のイ
ンサートの突起体受入開口にはまるようにする。
え、該インサートによってケーブル導体16に対する確実
な電気接続を設定する。インサート100,102は、本体44
の成端領域56,58に横断させて本体44の各板部分50,52
のケーブル遠端側面68に取り付ける。各インサート10
0,102には一連の波形104と開口106が交互に設けられて
おり、本体44に正しく取り付ければ両インタートの波形
と開口が係合し合う。波形104の頭部108はインサートを
取り付けるべき板部分の相手波形60の隣接面と相似形に
なっている。好ましくは、各インサート100,102の一端
112に突起体110を設け、他端116に突起体受入開口114を
設け、成端すれば一方のインサートの突起体が他方のイ
ンサートの突起体受入開口にはまるようにする。
第2,6A図を参照して、ケーブル端部12を中間アダプ
タ40のケーブル受入端部48の中に挿入する。好ましく
は、中間アダプタ40の本体44の板部分50,52を結合して
いる一対のヒンジ部分72の間に長孔70(第4図)を設け
る。好ましくは、板部分50,52をケーブル挿入に先立っ
てヒンジ部分72を中心にしてほぼ完全に互いに曲げて、
波形60の頭部66を互いに十分に接近させ、その間隔をケ
ーブル14の厚みよりも小さくし、ケーブル端部12が板部
分50,52をヒンジ部分72が発生する押圧力に逆らってわ
ずかに外向きに撓ませ、中間アダプタ44がケーブル端部
12に自動的に保持され、後続のクリンピングに先立つ取
扱いを容易に行えるようにする。ヒンジ部分72の半径は
ケーブルの厚みの約1/2とする。長尺長孔70の両脇に設
けられている外向き突出フランジ74によって成端後の強
度が確保され、幅が大きく、剛さが大きいケーブルに作
用する応力によって中間アダプタに作用する恐れがある
偶力によって板部分50,52が撓んで引き離されることが
阻止される。
タ40のケーブル受入端部48の中に挿入する。好ましく
は、中間アダプタ40の本体44の板部分50,52を結合して
いる一対のヒンジ部分72の間に長孔70(第4図)を設け
る。好ましくは、板部分50,52をケーブル挿入に先立っ
てヒンジ部分72を中心にしてほぼ完全に互いに曲げて、
波形60の頭部66を互いに十分に接近させ、その間隔をケ
ーブル14の厚みよりも小さくし、ケーブル端部12が板部
分50,52をヒンジ部分72が発生する押圧力に逆らってわ
ずかに外向きに撓ませ、中間アダプタ44がケーブル端部
12に自動的に保持され、後続のクリンピングに先立つ取
扱いを容易に行えるようにする。ヒンジ部分72の半径は
ケーブルの厚みの約1/2とする。長尺長孔70の両脇に設
けられている外向き突出フランジ74によって成端後の強
度が確保され、幅が大きく、剛さが大きいケーブルに作
用する応力によって中間アダプタに作用する恐れがある
偶力によって板部分50,52が撓んで引き離されることが
阻止される。
インサート100,102を取り付ける前、ヒンジ部分72で折
り曲げる前の本体44を素材金属を第4図に示す。ブレー
ド形コンタクト部分42aが嵌合端部46Aにある。長孔70
とフランジ74の両側に板部分50,52がある。成端領域5
6,58の本体44横断方向の幅はケーブルのそれにほぼ等
しく、ヒンジ部分72の両側の凹部76が、成端時に本体44
のそばに位置し、向かい側インサートの突起体受入開口
114の中にはまる各インサート100,102(第3図)の突
起体110に対する間隙になっている。成端領域56,58に
は、波形60とアーチ形部分62の形成時に先に結合した溝
穴61部の剪断縁の間に側部間隙を生じないように正確に
向かい側の位置に等間隔で溝穴を切る。板部分50,52の
一体部分78が溝穴61の端部から前方ならびに後方に向か
って延びている。フランジ74は、長孔70を作ることによ
って形成され、小半径で90度曲げられている。
り曲げる前の本体44を素材金属を第4図に示す。ブレー
ド形コンタクト部分42aが嵌合端部46Aにある。長孔70
とフランジ74の両側に板部分50,52がある。成端領域5
6,58の本体44横断方向の幅はケーブルのそれにほぼ等
しく、ヒンジ部分72の両側の凹部76が、成端時に本体44
のそばに位置し、向かい側インサートの突起体受入開口
114の中にはまる各インサート100,102(第3図)の突
起体110に対する間隙になっている。成端領域56,58に
は、波形60とアーチ形部分62の形成時に先に結合した溝
穴61部の剪断縁の間に側部間隙を生じないように正確に
向かい側の位置に等間隔で溝穴を切る。板部分50,52の
一体部分78が溝穴61の端部から前方ならびに後方に向か
って延びている。フランジ74は、長孔70を作ることによ
って形成され、小半径で90度曲げられている。
本体44は、一例としてOlin CorporatoからAlloy No.702
5 half hard copper alloy(半硬銅合金)あるいはAllo
y No.151 tempered hard ally,Temper No.HO5(焼鈍を
行って理想的な応力緩和性を確保する)の商品名で発売
されている厚み0.025インチ(0.0635cm)の銅合金とす
ることができる。インサート100,102は、一例として厚
みが約0.066インチ(0.167cm)、波頭部108の高さが約
0.132インチ(0.3353cm)、軸方向長さが約0.326インチ
(0.828cm)のdead soft Copper CDA 110(極軟銅)と
することができる。必要に応じてインサートにも本体に
も銀めっきをほどこし、長期使用時の電気接続の堅牢性
を確保する。
5 half hard copper alloy(半硬銅合金)あるいはAllo
y No.151 tempered hard ally,Temper No.HO5(焼鈍を
行って理想的な応力緩和性を確保する)の商品名で発売
されている厚み0.025インチ(0.0635cm)の銅合金とす
ることができる。インサート100,102は、一例として厚
みが約0.066インチ(0.167cm)、波頭部108の高さが約
0.132インチ(0.3353cm)、軸方向長さが約0.326インチ
(0.828cm)のdead soft Copper CDA 110(極軟銅)と
することができる。必要に応じてインサートにも本体に
も銀めっきをほどこし、長期使用時の電気接続の堅牢性
を確保する。
第5,5A図を参照して、各インサート100,102は軽い
ステーキング作用によって各板部分50,52に取り付けら
れており、インサートは各隆起波形の外向き面に心を合
わせてブレード148によってタッピングされており、各
隆起波形がインサート波形を横方向にわずかに変形させ
てインサートが固定される各アダプタ板部分の隣接アー
チ形部分に当てがう。
ステーキング作用によって各板部分50,52に取り付けら
れており、インサートは各隆起波形の外向き面に心を合
わせてブレード148によってタッピングされており、各
隆起波形がインサート波形を横方向にわずかに変形させ
てインサートが固定される各アダプタ板部分の隣接アー
チ形部分に当てがう。
第6A図を参照して、組付けた中間アダプタ40のケーブ
ル受入端部48にケーブル端部12を挿入する準備が整って
おり、波形60の上側/下側頭部66a/66bが合体されるよ
うとしている。ケーブル端部を長孔70の中に挿入し、板
部分50,52を撓ませて引き離し(第6B図)、ケーブル
端部を前方に向かって動かして前縁12を成端領域56,58
から前方に、コンタクト接触部分42aから後方にわずか
な距離だけ隔たった位置に定置する。ヒンジ部分72の押
圧力の働きによって頭部66a/66bがケーブル14の絶縁面
45面/下面32/34を把握する。第6C図を参照して、ア
ーバプレスなどの道具150(第7A図)を用いて中間ア
ダプタ40を押し合わせる。各板部分の波形60の両脇に沿
って溝穴61によって創出される剪断縁が向かい側の板部
分の位置ずれ波形の剪断縁と係合し合い、粘り強さと延
性を有しているケーブル14の絶縁コーティング18をまず
穿孔し、引裂き、ケーブル導体16を縦方向に約0.25イン
チ(0.635cm)剪断する。頭部66a,66bがケーブル導体1
6の剪断部分を外向きに撓ませて伸ばし、向かい側の板
部分の対向アーチ形部分内に上向きアーチ形導体円環と
下向きアーチ形導体円環を交互に形成する。各波形60に
波継手80が形成されている。本実施態様においては、ケ
ーブル14全体を横断して6つの波継手80があり、本発明
の中間アダプタは簡単な改造によって波継手を4つに
し、成端領域の横端に沿って一体アダプタストラップを
残すことができる。
ル受入端部48にケーブル端部12を挿入する準備が整って
おり、波形60の上側/下側頭部66a/66bが合体されるよ
うとしている。ケーブル端部を長孔70の中に挿入し、板
部分50,52を撓ませて引き離し(第6B図)、ケーブル
端部を前方に向かって動かして前縁12を成端領域56,58
から前方に、コンタクト接触部分42aから後方にわずか
な距離だけ隔たった位置に定置する。ヒンジ部分72の押
圧力の働きによって頭部66a/66bがケーブル14の絶縁面
45面/下面32/34を把握する。第6C図を参照して、ア
ーバプレスなどの道具150(第7A図)を用いて中間ア
ダプタ40を押し合わせる。各板部分の波形60の両脇に沿
って溝穴61によって創出される剪断縁が向かい側の板部
分の位置ずれ波形の剪断縁と係合し合い、粘り強さと延
性を有しているケーブル14の絶縁コーティング18をまず
穿孔し、引裂き、ケーブル導体16を縦方向に約0.25イン
チ(0.635cm)剪断する。頭部66a,66bがケーブル導体1
6の剪断部分を外向きに撓ませて伸ばし、向かい側の板
部分の対向アーチ形部分内に上向きアーチ形導体円環と
下向きアーチ形導体円環を交互に形成する。各波形60に
波継手80が形成されている。本実施態様においては、ケ
ーブル14全体を横断して6つの波継手80があり、本発明
の中間アダプタは簡単な改造によって波継手を4つに
し、成端領域の横端に沿って一体アダプタストラップを
残すことができる。
波形ケーブル軸方向の単一点においてケーブルを相向か
い合う方向に外向きに撓ませ(頭部によって)、続いて
軸方向に前方ならびに後方に向かって徐々に撓ませ、ま
た間隙がゼロである対剪断縁による両面からの撓みと同
時に該単一点においてまず剪断を開始することによって
波形がケーブルの剪断を支援するものと考えられる。撓
められた導体条片はケーブルに一体結合されたまま残
り、ケーブルは実質的にほとんど弱めない。成端はコン
トロールされ、正確であり、ケーブルの下ごしらえを一
切必要とすることはなくアダプタ自体の剪断縁によって
行われる。本発明の別の利点としては、中間アダプタが
ケーブル挿入後にケーブルを把握するために、剛いケー
ブル自体を取扱い用に用いるためにケーブル端部を道具
にセットする操作が楽である。
い合う方向に外向きに撓ませ(頭部によって)、続いて
軸方向に前方ならびに後方に向かって徐々に撓ませ、ま
た間隙がゼロである対剪断縁による両面からの撓みと同
時に該単一点においてまず剪断を開始することによって
波形がケーブルの剪断を支援するものと考えられる。撓
められた導体条片はケーブルに一体結合されたまま残
り、ケーブルは実質的にほとんど弱めない。成端はコン
トロールされ、正確であり、ケーブルの下ごしらえを一
切必要とすることはなくアダプタ自体の剪断縁によって
行われる。本発明の別の利点としては、中間アダプタが
ケーブル挿入後にケーブルを把握するために、剛いケー
ブル自体を取扱い用に用いるためにケーブル端部を道具
にセットする操作が楽である。
第7A〜7C図を参照して、道具150の第1対ダイ152の
平坦面の圧縮力によるケーブルの剪断に続いて、好まし
くはダイ152で中間アダプタ40の上側/下側部分を上側
/下側ケーブル面32/34に押し当て続ける。好ましくは
ダイ152には、後続のステーキング用に、波継手80とイ
ンサート波形104の各位置、ならびに両インサート端部1
12,116に一定限界内の開口154を設け、突起体110、波
継手ならびにインサート波形を露出させる。続いて第2
対ダイ156によって第2工程を実行する(第7B図)。
とがりチゼルブレード158に軸方向チップ(第8A図)
があり、まずアーチ形部分62の外面82に沿って各波継手
80の上と下から同時に中間アダプタ40に当たる。第7
B,10図を参照して、ブレード158が各波継手80に所定
の深さまで貫入し、アーチ形部分62を2つ割りにし、2
つ割りにした部分84を波の軸方向中心においてステーキ
ングした波継手86の出来上がったV字形の内側に沿って
下向きに曲げる。2つ割り部分84が対バネとしての働き
をし、その自由側端部88がブレード158によって永久変
形されてケーブル14の中に食い込む。向かい側波60の波
頭部66がダイとしての働きをし、自由側端部88がそれよ
りも柔らかい導体61に働きかけ、導体の部分90を横方向
外向きに押すが、導体部分90は一般的に互いに結合され
たままである。続いてバネ84が導体部分90をインサート
開口106の側面120を押し当て、剛性的コンプライアント
構造体としての働きをする。これと同時に追加組ブレー
ド160(第8B図)が突起体110をインサート100,102の
突起体受入開口114の中にステーキングし、突起体をア
ンダカットした開口内で変形して拡開し、確実な電気/
機械継手122においてインサートをしっかりと相互結合
する。
平坦面の圧縮力によるケーブルの剪断に続いて、好まし
くはダイ152で中間アダプタ40の上側/下側部分を上側
/下側ケーブル面32/34に押し当て続ける。好ましくは
ダイ152には、後続のステーキング用に、波継手80とイ
ンサート波形104の各位置、ならびに両インサート端部1
12,116に一定限界内の開口154を設け、突起体110、波
継手ならびにインサート波形を露出させる。続いて第2
対ダイ156によって第2工程を実行する(第7B図)。
とがりチゼルブレード158に軸方向チップ(第8A図)
があり、まずアーチ形部分62の外面82に沿って各波継手
80の上と下から同時に中間アダプタ40に当たる。第7
B,10図を参照して、ブレード158が各波継手80に所定
の深さまで貫入し、アーチ形部分62を2つ割りにし、2
つ割りにした部分84を波の軸方向中心においてステーキ
ングした波継手86の出来上がったV字形の内側に沿って
下向きに曲げる。2つ割り部分84が対バネとしての働き
をし、その自由側端部88がブレード158によって永久変
形されてケーブル14の中に食い込む。向かい側波60の波
頭部66がダイとしての働きをし、自由側端部88がそれよ
りも柔らかい導体61に働きかけ、導体の部分90を横方向
外向きに押すが、導体部分90は一般的に互いに結合され
たままである。続いてバネ84が導体部分90をインサート
開口106の側面120を押し当て、剛性的コンプライアント
構造体としての働きをする。これと同時に追加組ブレー
ド160(第8B図)が突起体110をインサート100,102の
突起体受入開口114の中にステーキングし、突起体をア
ンダカットした開口内で変形して拡開し、確実な電気/
機械継手122においてインサートをしっかりと相互結合
する。
続いて第7C図に示すごとくブレード158,160が引き戻
されるが、ダイ152は閉じたままであり、道具150の第3
対ダイ162によって第3工程が実行される。とがりチゼ
ルブレード164に軸方向先端(第8A図)があり、各波
形104と、今ステーキングした波継手86間において各イ
ンサート100,102の外側124に沿って上からと下から中
間アダプタ40に同時に当たる。かくしてブレード164が
インサート100,102の波形104の中に押し込まれ、それ
よりも柔らかい銅材料が横方向に変形され、インサート
のステーキングされた各波継手86とアーチ形開口側面12
0に沿ってケーブル導体部分90の新たに剪断された縁の
間の接触界面に荷重がかかる。バネ84の自由側端部88
は、撓められた導体条片がインサート波形104のステー
キング字に中央部が外向きに膨出することを阻止する働
きをする。ブレード158,160,164は、別個の櫛体(不
図示)によってブレード受入開口154の中に押し込む別
個の部材とすることもできる。
されるが、ダイ152は閉じたままであり、道具150の第3
対ダイ162によって第3工程が実行される。とがりチゼ
ルブレード164に軸方向先端(第8A図)があり、各波
形104と、今ステーキングした波継手86間において各イ
ンサート100,102の外側124に沿って上からと下から中
間アダプタ40に同時に当たる。かくしてブレード164が
インサート100,102の波形104の中に押し込まれ、それ
よりも柔らかい銅材料が横方向に変形され、インサート
のステーキングされた各波継手86とアーチ形開口側面12
0に沿ってケーブル導体部分90の新たに剪断された縁の
間の接触界面に荷重がかかる。バネ84の自由側端部88
は、撓められた導体条片がインサート波形104のステー
キング字に中央部が外向きに膨出することを阻止する働
きをする。ブレード158,160,164は、別個の櫛体(不
図示)によってブレード受入開口154の中に押し込む別
個の部材とすることもできる。
第9図は実際の成端92の拡大横断面図であり、第7A〜
7C図を参照しつつ先述した中間アダプタによって形成
される成端のタイプを示す。ステーキングされた6つの
波継手8bの中の4つが見える。第9図のステーキング
された波継手86の中の1つを拡大して示す第10図を参照
して、剪断導体縁94が隣接インサート形の隣接側面120
に密着し、中間アダプタとケーブルの導体との間に主電
気接続体96を形成していることがはっきり分かる。ステ
ーキングされた各波継手86の軸方向中心の近傍におい
て、導体16は横方向外向きに押されている2つの部分か
らなっており、剪断導体縁94が面120に当たっている。
曲線96は、ステーキングされた隣接インサート部分と協
働し確実な電気接続体を形成する大きな強度が存在する
蓄積エネルギーを生じる。ステーキングされた波継手86
内の黒い層状部分98は、利用可能スペースの中に入って
いる絶縁ケーブル被覆18部分であり、機械/電気接続体
に影響を及ぼさない。かようにして形成された成端の抵
抗レベルの測定は、電圧降下が許容できる程度に小さ
く、高温エージングによって良好な電気接続体が確保さ
れることを示している。在来熱衝撃試験は成端部の優れ
た機械安静性を示している。
7C図を参照しつつ先述した中間アダプタによって形成
される成端のタイプを示す。ステーキングされた6つの
波継手8bの中の4つが見える。第9図のステーキング
された波継手86の中の1つを拡大して示す第10図を参照
して、剪断導体縁94が隣接インサート形の隣接側面120
に密着し、中間アダプタとケーブルの導体との間に主電
気接続体96を形成していることがはっきり分かる。ステ
ーキングされた各波継手86の軸方向中心の近傍におい
て、導体16は横方向外向きに押されている2つの部分か
らなっており、剪断導体縁94が面120に当たっている。
曲線96は、ステーキングされた隣接インサート部分と協
働し確実な電気接続体を形成する大きな強度が存在する
蓄積エネルギーを生じる。ステーキングされた波継手86
内の黒い層状部分98は、利用可能スペースの中に入って
いる絶縁ケーブル被覆18部分であり、機械/電気接続体
に影響を及ぼさない。かようにして形成された成端の抵
抗レベルの測定は、電圧降下が許容できる程度に小さ
く、高温エージングによって良好な電気接続体が確保さ
れることを示している。在来熱衝撃試験は成端部の優れ
た機械安静性を示している。
第11,12図に示す別の実施態様としての中間アダプタ20
0は、板部分202,204が本体208の最前端の湾曲部206に
おいて一体結合されている。コンタクト部分210はピン
形であり、本体208を打ち抜いた板金の二重厚みで構成
されており、コンタクト部分210の前端になっている湾
曲部分206から後方に向かって延びている。上側/下側
板部分202/204はコンタクト部分210のすぐ後ろの曲げ
部212で上向きに曲げられており、後方に向かって拡開
している。ケーブル端部214をケーブル受入端部216から
挿入して上側/下側板部分202/204の間の成端領域21
8,220の間に定置する。板部分202,204をケーブル端部
214にクリンプ止めすれば波形222がケーブル端部214の
最前端部から後方に向かって一定距離だけ隔たった部分
の複数の横断位置においてケーブル端部214を剪断し、
剪断した軸方向条片を変形して対向アーチ形部分224の
内面に押し当てる(第2〜7C図の実施態様の場合と同
様)。4つの波形222が図示されており、一体板部分ス
トラップ226が成端領域の脇に横方向に渡され、本体208
の板部分202,204の外面に取り付けられたインサート22
8をそこに維持することを支援する。ただしその端部に
は突起体ならびに突起体受入部はない。続いて波継手を
ステーキングし、インサート波形230もステーキングす
ることができる(第7A〜7C図の場合と同様)。成端
したケーブル端部を内部に固定すべきコネクタアセンブ
リによってケーブルの歪みを逃がすことができる。
0は、板部分202,204が本体208の最前端の湾曲部206に
おいて一体結合されている。コンタクト部分210はピン
形であり、本体208を打ち抜いた板金の二重厚みで構成
されており、コンタクト部分210の前端になっている湾
曲部分206から後方に向かって延びている。上側/下側
板部分202/204はコンタクト部分210のすぐ後ろの曲げ
部212で上向きに曲げられており、後方に向かって拡開
している。ケーブル端部214をケーブル受入端部216から
挿入して上側/下側板部分202/204の間の成端領域21
8,220の間に定置する。板部分202,204をケーブル端部
214にクリンプ止めすれば波形222がケーブル端部214の
最前端部から後方に向かって一定距離だけ隔たった部分
の複数の横断位置においてケーブル端部214を剪断し、
剪断した軸方向条片を変形して対向アーチ形部分224の
内面に押し当てる(第2〜7C図の実施態様の場合と同
様)。4つの波形222が図示されており、一体板部分ス
トラップ226が成端領域の脇に横方向に渡され、本体208
の板部分202,204の外面に取り付けられたインサート22
8をそこに維持することを支援する。ただしその端部に
は突起体ならびに突起体受入部はない。続いて波継手を
ステーキングし、インサート波形230もステーキングす
ることができる(第7A〜7C図の場合と同様)。成端
したケーブル端部を内部に固定すべきコネクタアセンブ
リによってケーブルの歪みを逃がすことができる。
第13A,13B図に示す中間アダプタには1つの板部分30
2しかなく、1つの成端領域が外板部分304を横断してい
るが、一定間隔だけ隔てた複数の成端領域を設けること
が望ましい場合もある。ダイ308のダイ面306がケーブル
310を支持し、別のダイ312によって板部分302がケーブ
ル310に十分な押圧力で押し付けられている。波316の縁
がケーブル導体を剪断するのに伴って波316の頭部314が
隣接ケーブル部分を撓ませて凹部318の中に入れる。追
加ケーブル固定手段(アダプタ300のタブ320をダイ306
の凹部322によってケーブル310の横縁に当てて折り曲げ
ることができる。追加ケーブル固定手段として在来ケー
ブル突抜き槍体を用いることもできる。成端領域304を
横断してケーブル導体を複数の位置において剪断し、続
いて剪断した導体条片328を撓ませてケーブルの面から
外に出し、導体条片328の縁を電気接続用に露出させ
る。続いて開口332があるインサート330を波部分に横断
させて定置し、剪断して撓ませた導体条片328を相手開
口332の中に入れることができ、インサート330のケーブ
ル遠端側面は平坦面である。続いてインサート330を、
上向きに曲げてインサートの端部に被せたアダプタ300
のタブ324によって成端部に固定し、タブフランジ部分3
26を直立イサートフランジ部分334の周囲に固定するこ
とができる(第13C図参照)。続いて第7C図に示すご
とくインサート330をその開口332のそばでステッキング
し、陥没部を残すことができる。また、第7B図に示す
波継手と同様に導体条片328をステッキングして陥没部3
38を残し、確実な電気接続体を形成することもできる。
2しかなく、1つの成端領域が外板部分304を横断してい
るが、一定間隔だけ隔てた複数の成端領域を設けること
が望ましい場合もある。ダイ308のダイ面306がケーブル
310を支持し、別のダイ312によって板部分302がケーブ
ル310に十分な押圧力で押し付けられている。波316の縁
がケーブル導体を剪断するのに伴って波316の頭部314が
隣接ケーブル部分を撓ませて凹部318の中に入れる。追
加ケーブル固定手段(アダプタ300のタブ320をダイ306
の凹部322によってケーブル310の横縁に当てて折り曲げ
ることができる。追加ケーブル固定手段として在来ケー
ブル突抜き槍体を用いることもできる。成端領域304を
横断してケーブル導体を複数の位置において剪断し、続
いて剪断した導体条片328を撓ませてケーブルの面から
外に出し、導体条片328の縁を電気接続用に露出させ
る。続いて開口332があるインサート330を波部分に横断
させて定置し、剪断して撓ませた導体条片328を相手開
口332の中に入れることができ、インサート330のケーブ
ル遠端側面は平坦面である。続いてインサート330を、
上向きに曲げてインサートの端部に被せたアダプタ300
のタブ324によって成端部に固定し、タブフランジ部分3
26を直立イサートフランジ部分334の周囲に固定するこ
とができる(第13C図参照)。続いて第7C図に示すご
とくインサート330をその開口332のそばでステッキング
し、陥没部を残すことができる。また、第7B図に示す
波継手と同様に導体条片328をステッキングして陥没部3
38を残し、確実な電気接続体を形成することもできる。
第14A,14B図のインサート350の開口352にはテーパ付
き側面354がある。第13B図の場合と同様に、波部分360
に押し当てればケーブル導体に対する電気接続が形成さ
れる。アダプタ364の成端領域に複数の横断波形が設け
られている。ケーブル362の幅の広い平形導体に薄い絶
縁被覆体368が着せられている。剪断して撓ませた導体
条片336の導体縁370が露出しており、アダプタ波形に剪
断縁372がある。インサート350を成端領域に押し当てれ
ば導体縁370と波形縁372が第14B図の開口352の遠端の
近傍の側壁を擦ってscive(変形)し、電気接続体380が
形成される。インサートの開口の側面に鉛直方向鋸歯を
設け、該鋸歯によって露出剪断導体縁を擦ってscive
し、導体とインサートとの間の電気接続体の表面積を大
きくする。
き側面354がある。第13B図の場合と同様に、波部分360
に押し当てればケーブル導体に対する電気接続が形成さ
れる。アダプタ364の成端領域に複数の横断波形が設け
られている。ケーブル362の幅の広い平形導体に薄い絶
縁被覆体368が着せられている。剪断して撓ませた導体
条片336の導体縁370が露出しており、アダプタ波形に剪
断縁372がある。インサート350を成端領域に押し当てれ
ば導体縁370と波形縁372が第14B図の開口352の遠端の
近傍の側壁を擦ってscive(変形)し、電気接続体380が
形成される。インサートの開口の側面に鉛直方向鋸歯を
設け、該鋸歯によって露出剪断導体縁を擦ってscive
し、導体とインサートとの間の電気接続体の表面積を大
きくする。
第15図を参照して、第13A図に示すごとくアダプタ400
をケーブル410に押し当て波形414(ファントム)によっ
て導体条片424(ファントム)を剪断して撓ませてケー
ブルの面の外に出してケーブルを横断する成端領域を創
出する。ケーブル410に取り付けるべきタブ420をアダプ
タ400に設けることができる。導体条片424の縁を露出さ
せ、ハンダ430によってアダプタ400に電気的に接続す
る。かようにして形成された成端部432を絶縁筐体内に
定置することができる。
をケーブル410に押し当て波形414(ファントム)によっ
て導体条片424(ファントム)を剪断して撓ませてケー
ブルの面の外に出してケーブルを横断する成端領域を創
出する。ケーブル410に取り付けるべきタブ420をアダプ
タ400に設けることができる。導体条片424の縁を露出さ
せ、ハンダ430によってアダプタ400に電気的に接続す
る。かようにして形成された成端部432を絶縁筐体内に
定置することができる。
第16A,16B図に示す中間アダプタ500には、第4図の
ブランクと同じブランクを素材とする一対の板部分50
2,504がある。第6A〜6C図の場合と同様に波508を
噛み合わせてケーブル部分を撓ませ、剪断し、撓ませた
ケーブル部分をアーチ形部分512の内面に押し当ててイ
ンサートがない中間アダプタ500をケーブル端部506に成
端することができる。アダプタは、ケーブルに装着すれ
ばケーブルに機械的に結合され、波の剪断縁の部分と剪
断ケーブル導体の部分との間になんらかの電気接続が存
在する。剪断ケーブル導体縁510の露出部分をハンダな
どによって電気的に接続することができる(第15図参
照)。続いて成端部514をコネクタ筐体(図示せず)の
中に定置することができる。
ブランクと同じブランクを素材とする一対の板部分50
2,504がある。第6A〜6C図の場合と同様に波508を
噛み合わせてケーブル部分を撓ませ、剪断し、撓ませた
ケーブル部分をアーチ形部分512の内面に押し当ててイ
ンサートがない中間アダプタ500をケーブル端部506に成
端することができる。アダプタは、ケーブルに装着すれ
ばケーブルに機械的に結合され、波の剪断縁の部分と剪
断ケーブル導体の部分との間になんらかの電気接続が存
在する。剪断ケーブル導体縁510の露出部分をハンダな
どによって電気的に接続することができる(第15図参
照)。続いて成端部514をコネクタ筐体(図示せず)の
中に定置することができる。
本発明の波クリンプを用いる中間アダプタには好ましく
は長期使用を目的とする成端を最適化するために軟質金
属を素材とするインサートを備えるが、インサートを省
いて中間アダプタを使用し、ここに開示せる波形の無間
隙対向剪断縁が実行する剪断から著しい利点を確保し、
ケーブルに対する電気接続を設定するに当たって機械的
に強力で、ケーブルの露出ケーブル導体の表面積が大き
い波継手を形成することもできる。必要に応じて波形の
横縁に鋸歯を設け、剪断導体縁に対応鋸歯を形成するこ
とによってハンダ付けなどによる電気接続用に露出させ
る導体の表面積を大きくすることができる。又、各イン
サートの形状を違えることもできる。必要に応じて板部
分の成端領域を1つではなく2つにし、各板部分を別個
の部材とすることもできる。さらに、中間アダプタを平
形ケーブルの端部ではなく横縁に成端することもできる
ことは容易に理解されよう。
は長期使用を目的とする成端を最適化するために軟質金
属を素材とするインサートを備えるが、インサートを省
いて中間アダプタを使用し、ここに開示せる波形の無間
隙対向剪断縁が実行する剪断から著しい利点を確保し、
ケーブルに対する電気接続を設定するに当たって機械的
に強力で、ケーブルの露出ケーブル導体の表面積が大き
い波継手を形成することもできる。必要に応じて波形の
横縁に鋸歯を設け、剪断導体縁に対応鋸歯を形成するこ
とによってハンダ付けなどによる電気接続用に露出させ
る導体の表面積を大きくすることができる。又、各イン
サートの形状を違えることもできる。必要に応じて板部
分の成端領域を1つではなく2つにし、各板部分を別個
の部材とすることもできる。さらに、中間アダプタを平
形ケーブルの端部ではなく横縁に成端することもできる
ことは容易に理解されよう。
第17図のコネクタ610の構成要素として、平形電力ケー
ブル618に成端した一対の端子616を収容する筐体612と
ケーブル歪み逃し体614がある。コネクタ620とコネクタ
610を合体させて一対の対応対端子622を収容する。端子
662ポスト部分624が筐体626から後方に向かって突出し
ており、該ポスト部分624を印刷回路板(図示せず)の
相手めっきスルーホールに差し込む。コネクタ610,620
を合体させれば端子622の前端のスプリングアームコン
タクト部分628が端子616の前端のスプライン630に合体
する。筐体612に設けられている複数の前部通路632が嵌
合面634に連通しており、端子616の後端636から筐体612
の中に挿入すればスプライン630が各通路632の中に入
る。コネクタ620の筐体626の大空洞部638の中にスプリ
ングアーム628があり、合体時にコネクタ610の筐体612
の前部640が大空洞部638の中に入り、スプリングアーム
628が通路632の中に入って各スプライン630に電気的に
係合する。筐体612の両脇に設けられている一対のラッ
チアーム642が筐体626の一対の相手ラッチング突出体64
4の上に乗り、同ラッチング突出体にラッチング係合
し、それによってコネクタが相互結合される。ラッチア
ーム642が設けられている後部把握部分646の働きによっ
てコネクタを切り離す時の突出体644からのラッチ解除
(delatching 切り離し)が容易化される。歪み逃がし
体614を横縁648から平形ケーブル618を横断して挿入
し、前方に向かって動かして筐体612を後端636に沿って
しっかりとラッチングする。歪み逃がし体614には、ケ
ーブルを間に入れるためにわずかな間隙だけ互いに隔て
られている一体部分654から横方向に向かって突出して
いる一対の上側/下側ストラット650/652がある。一体
部分654がある横端656から第1ラッチアーム658が前方
に向かって内向きラッチング突出体660に向かって突出
している。横端662が設けられている一対の第2ラッチ
アーム664は、上側/下側ストラット650/652から前方
に向かって内向きラッチング突出体666に向かって突出
しており、該ラッチング突出体666がコネクタ筐体612に
対するラッチング時に単一ラッチアームとして係合す
る。筐体612の後端636の近傍において外面668に沿って
一対のラッチング凹部670が設けられており、歪み逃が
し体614を筐体612に装着すればラッチング突出体660,66
6,666が該ラッチング凹部670の中に入る。
ブル618に成端した一対の端子616を収容する筐体612と
ケーブル歪み逃し体614がある。コネクタ620とコネクタ
610を合体させて一対の対応対端子622を収容する。端子
662ポスト部分624が筐体626から後方に向かって突出し
ており、該ポスト部分624を印刷回路板(図示せず)の
相手めっきスルーホールに差し込む。コネクタ610,620
を合体させれば端子622の前端のスプリングアームコン
タクト部分628が端子616の前端のスプライン630に合体
する。筐体612に設けられている複数の前部通路632が嵌
合面634に連通しており、端子616の後端636から筐体612
の中に挿入すればスプライン630が各通路632の中に入
る。コネクタ620の筐体626の大空洞部638の中にスプリ
ングアーム628があり、合体時にコネクタ610の筐体612
の前部640が大空洞部638の中に入り、スプリングアーム
628が通路632の中に入って各スプライン630に電気的に
係合する。筐体612の両脇に設けられている一対のラッ
チアーム642が筐体626の一対の相手ラッチング突出体64
4の上に乗り、同ラッチング突出体にラッチング係合
し、それによってコネクタが相互結合される。ラッチア
ーム642が設けられている後部把握部分646の働きによっ
てコネクタを切り離す時の突出体644からのラッチ解除
(delatching 切り離し)が容易化される。歪み逃がし
体614を横縁648から平形ケーブル618を横断して挿入
し、前方に向かって動かして筐体612を後端636に沿って
しっかりとラッチングする。歪み逃がし体614には、ケ
ーブルを間に入れるためにわずかな間隙だけ互いに隔て
られている一体部分654から横方向に向かって突出して
いる一対の上側/下側ストラット650/652がある。一体
部分654がある横端656から第1ラッチアーム658が前方
に向かって内向きラッチング突出体660に向かって突出
している。横端662が設けられている一対の第2ラッチ
アーム664は、上側/下側ストラット650/652から前方
に向かって内向きラッチング突出体666に向かって突出
しており、該ラッチング突出体666がコネクタ筐体612に
対するラッチング時に単一ラッチアームとして係合す
る。筐体612の後端636の近傍において外面668に沿って
一対のラッチング凹部670が設けられており、歪み逃が
し体614を筐体612に装着すればラッチング突出体660,66
6,666が該ラッチング凹部670の中に入る。
ケーブル歪み逃がし体614は、筐体612に組み付ければ上
側/下側ストラット650/652の対向面674/676の間にケ
ーブル出口を形成する。歪み逃がし体614は、筐体612に
ラッチングすれば上側/下側ケーブル面に沿ってケーブ
ル618に密着し、又ケーブル横縁にも密着するように寸
法ならびに形状が設定されている。
側/下側ストラット650/652の対向面674/676の間にケ
ーブル出口を形成する。歪み逃がし体614は、筐体612に
ラッチングすれば上側/下側ケーブル面に沿ってケーブ
ル618に密着し、又ケーブル横縁にも密着するように寸
法ならびに形状が設定されている。
端子616の打抜きアダプタ678がケーブル面684,686に当
接しており、アダプタ678のケーブル遠端側面に沿って
銅の含有量が高いインサート680が固定されており、成
端すればケーブル導体の剪断縁との間に気密電気接続が
形成される。ケーブル618には一定間隔だけ隔てられて
いる2本の平形導体があり、ケーブルの中心線に沿って
軸方向長孔682が切設されており、導体の狭い内縁部分
と導体間の絶縁材の中央条片が取り去られ、端子アダプ
タ678の対湾曲部分の内側湾曲部分の間に形成されてい
る対端子616のケーブル受入長孔の中に挿入すべきタブ
形ケーブル部分が形成されている。軸方向長孔682の幅
はタブ形部分に大して各アダプタ678の対湾曲部分の間
に少なくとも密着するように設定されている。好ましく
は、ケーブル受入長孔の中に挿入した時にタブ形部分が
密着ばめされ、アダプタの板部分を成端用に押し合わせ
れば各対の外側湾曲部分が内に向かって徐々に拡開して
横縁ケーブル絶縁体に当たってその中に食い込み、内側
湾曲部分がわずかに変形して内に向かって徐々に拡開し
て隣接金属導体縁に当たってその中に食い込み、成端後
に端子がケーブルに沿って軸方向に移動することを阻止
するストップメカニスムを形成するようにする。
接しており、アダプタ678のケーブル遠端側面に沿って
銅の含有量が高いインサート680が固定されており、成
端すればケーブル導体の剪断縁との間に気密電気接続が
形成される。ケーブル618には一定間隔だけ隔てられて
いる2本の平形導体があり、ケーブルの中心線に沿って
軸方向長孔682が切設されており、導体の狭い内縁部分
と導体間の絶縁材の中央条片が取り去られ、端子アダプ
タ678の対湾曲部分の内側湾曲部分の間に形成されてい
る対端子616のケーブル受入長孔の中に挿入すべきタブ
形ケーブル部分が形成されている。軸方向長孔682の幅
はタブ形部分に大して各アダプタ678の対湾曲部分の間
に少なくとも密着するように設定されている。好ましく
は、ケーブル受入長孔の中に挿入した時にタブ形部分が
密着ばめされ、アダプタの板部分を成端用に押し合わせ
れば各対の外側湾曲部分が内に向かって徐々に拡開して
横縁ケーブル絶縁体に当たってその中に食い込み、内側
湾曲部分がわずかに変形して内に向かって徐々に拡開し
て隣接金属導体縁に当たってその中に食い込み、成端後
に端子がケーブルに沿って軸方向に移動することを阻止
するストップメカニスムを形成するようにする。
第18,19図を参照して、端子616がケーブル618に成端さ
れ、筐体612の各空洞部688内に定置されており、端子62
2が筐体626内に定置されている。ケーブル歪み逃がし体
614がラッチングされてケーブル出口を形成しており、
上側/下側ストラット650/652の対向面674/676の間に
ケーブル618が締着されており、端子616のアダプタ部分
678の湾曲部分690が凹部692の中に位置している。上側
/下側ストラット650/652の前向き面694が端子616を空
洞部688内に保持するストップメカニスムになってお
り、空洞部688内における端子616の軸方向移動を阻止す
る。コネクタ610,620が合体されており、下に向かって
一定の角度を成しているスプライン630aと上向きに撓む
スプリングコンタクトアーム628aが電気的に係合し合
う。
れ、筐体612の各空洞部688内に定置されており、端子62
2が筐体626内に定置されている。ケーブル歪み逃がし体
614がラッチングされてケーブル出口を形成しており、
上側/下側ストラット650/652の対向面674/676の間に
ケーブル618が締着されており、端子616のアダプタ部分
678の湾曲部分690が凹部692の中に位置している。上側
/下側ストラット650/652の前向き面694が端子616を空
洞部688内に保持するストップメカニスムになってお
り、空洞部688内における端子616の軸方向移動を阻止す
る。コネクタ610,620が合体されており、下に向かって
一定の角度を成しているスプライン630aと上向きに撓む
スプリングコンタクトアーム628aが電気的に係合し合
う。
第20,21図に示す別の実施態様においては、端子750,75
2が複導体ケーブル758の複数の個別導体を含んでいる各
ケーブル部分754,756の端部に成端されている。端子75
0,752に対して個別筐体760があり、個別歪み逃がし体76
2が定置され、筐体760の後端にラッチングされている。
図示の実施態様は、ケーブルの個別導体によって設定さ
れる電力路と帰還路に対して導体764,766を互いに一定
間隔だけ隔てる場合に適用する。本発明は、上に紹介し
た実施態様だけに限られることはなく、その特許請求の
範囲内においてこれ以外にも様々な応用形実施態様が可
能であることは言うまでもない。
2が複導体ケーブル758の複数の個別導体を含んでいる各
ケーブル部分754,756の端部に成端されている。端子75
0,752に対して個別筐体760があり、個別歪み逃がし体76
2が定置され、筐体760の後端にラッチングされている。
図示の実施態様は、ケーブルの個別導体によって設定さ
れる電力路と帰還路に対して導体764,766を互いに一定
間隔だけ隔てる場合に適用する。本発明は、上に紹介し
た実施態様だけに限られることはなく、その特許請求の
範囲内においてこれ以外にも様々な応用形実施態様が可
能であることは言うまでもない。
第1図は、本発明の中間アダプタを用いた平形電力ケー
ブル用電気コネクタの図解である。 第2図は、ケーブルを端部を受入して成端する準備が整
っている状態の第1図の中間アダプタの斜視図である。 第3図は、インサートを本体から取り外した状態のアダ
プタの斜視図である。 第4図は、板部分を折り返す前の状態の本体の平面図で
ある。 第5,5A図は、本体に取り付けたインサートの立面図
と、ステーキングを示す一部断面拡大斜視図である。 第6A〜6C図は各々、ケーブル端部を受入する準備が
整っている状態、ケーブル端部を受入した後の状態、成
端した後の状態のアダプタの縦断面図である。 第7A〜7C図は、波成端領域を横断する断面図であ
り、剪断工程と2つのステーキング工程を示す。 第8A,8B図は、第7B,7C図のステーキング工程
用に使用する2種類のステーキングプレードチップを示
す。 第9,10図は各々、第7A〜C図に示すごとく中間ア
ダプタを成端したケーブルの断面の金属組織を示す顕微
鏡写真、同アダプタのステーキングした波継手の端面の
金属組織を拡大して示す顕微鏡写真である。 第11,12図は、インサート付きの別の実施態様としての
中間アダプタの立面図、斜視図である。 第13A〜13C図は、対向ダイを用いて1つの板部分がケ
ーブルに結合し、その後銅インサートを成端したケーブ
ル部分に固定し、ステーキングした中間アダプタの図で
ある。 第14A,14B図は、テープ付き側壁があり、波継手に固
定した別の実施態様のインサートの開口の拡大図であ
る。 第15図は、インサートなし単一板アダプタのハンダ付け
を示す。 第16A,16B図は、第4図の場合と同様に一対の板部分
があるが、インサートがなく、ケーブルに機械的に結合
した中間アダプタの図解である。 第17図は、複導体ケーブルのタブ部分に取り付けた本発
明の一対の端子と、同端子の筐体/歪み逃がし体と、つ
がい対端子とその筐体を示す。 第18,19図は、合体前後の第17図の収容端子の縦断面図
である。 第20,21図は、複導体ケーブルの別個収容端子の図解で
ある。 14…平形電力ケーブル 40…平形電力ケーブル用電気端子 54…ヒンジ 56,58…成端領域 60…凹部 61…剪断縁 62…アーチ形部 70…長孔
ブル用電気コネクタの図解である。 第2図は、ケーブルを端部を受入して成端する準備が整
っている状態の第1図の中間アダプタの斜視図である。 第3図は、インサートを本体から取り外した状態のアダ
プタの斜視図である。 第4図は、板部分を折り返す前の状態の本体の平面図で
ある。 第5,5A図は、本体に取り付けたインサートの立面図
と、ステーキングを示す一部断面拡大斜視図である。 第6A〜6C図は各々、ケーブル端部を受入する準備が
整っている状態、ケーブル端部を受入した後の状態、成
端した後の状態のアダプタの縦断面図である。 第7A〜7C図は、波成端領域を横断する断面図であ
り、剪断工程と2つのステーキング工程を示す。 第8A,8B図は、第7B,7C図のステーキング工程
用に使用する2種類のステーキングプレードチップを示
す。 第9,10図は各々、第7A〜C図に示すごとく中間ア
ダプタを成端したケーブルの断面の金属組織を示す顕微
鏡写真、同アダプタのステーキングした波継手の端面の
金属組織を拡大して示す顕微鏡写真である。 第11,12図は、インサート付きの別の実施態様としての
中間アダプタの立面図、斜視図である。 第13A〜13C図は、対向ダイを用いて1つの板部分がケ
ーブルに結合し、その後銅インサートを成端したケーブ
ル部分に固定し、ステーキングした中間アダプタの図で
ある。 第14A,14B図は、テープ付き側壁があり、波継手に固
定した別の実施態様のインサートの開口の拡大図であ
る。 第15図は、インサートなし単一板アダプタのハンダ付け
を示す。 第16A,16B図は、第4図の場合と同様に一対の板部分
があるが、インサートがなく、ケーブルに機械的に結合
した中間アダプタの図解である。 第17図は、複導体ケーブルのタブ部分に取り付けた本発
明の一対の端子と、同端子の筐体/歪み逃がし体と、つ
がい対端子とその筐体を示す。 第18,19図は、合体前後の第17図の収容端子の縦断面図
である。 第20,21図は、複導体ケーブルの別個収容端子の図解で
ある。 14…平形電力ケーブル 40…平形電力ケーブル用電気端子 54…ヒンジ 56,58…成端領域 60…凹部 61…剪断縁 62…アーチ形部 70…長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィリアム ベアド フリッツ アメリカ合衆国 ペンシルバニア州 17036 ハメルズタウン バンベリー ロ ード 8 (56)参考文献 特開 昭58−123676(JP,A) 特開 昭49−83891(JP,A) 実開 昭61−114665(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】平形電力ケーブルの長手方向に対して略直
交方向に形成され、かつヒンジ部により相互に連結され
た1対の成端領域と、 該各成端領域に沿う複数の剪断縁により交互に反対方向
に曲げて形成された複数のアーチ形部および凹部とを具
えてなり、 前記1対の成端領域の一方の成端領域における前記アー
チ形部は他方の成端領域における前記凹部とそれぞれ対
応させ、前記1対の成端領域間に前記平形電力ケーブル
を間挿して前記1対の成端領域を相互に加圧することに
より、前記剪断縁に沿って前記平形電力ケーブルを剪断
し、該平形電力ケーブルの剪断縁と前記1対の成端領域
の前記剪断縁とを電気的に相互接続するよう構成される
ことを特徴とする平形電力ケーブル用電気端子。 - 【請求項2】平形電力ケーブルの長手方向に対して略直
交方向に形成されかつヒンジ部により相互に連結された
1対の成端領域と、 該成端領域に沿う複数の剪断縁により交互に反対方向に
曲げて形成された複数のアーチ形部および凹部と、 前記ヒンジ部に形成された前記平形電力ケーブル挿通用
の長孔とを具えてなり、 該長孔を介して前記1対の成端領域間に前記平形電力ケ
ーブルを間挿して前記1対の成端領域を相互に加圧する
ことにより、前記剪断縁に沿って前記平形電力ケーブル
を剪断し、該平形電力ケーブルの剪断縁と前記1対の成
端領域の前記剪断縁とを電気的に相互接続するように構
成されることを特徴とする平形電力ケーブル用電気端
子。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US19345888A | 1988-05-13 | 1988-05-13 | |
US193458 | 1988-05-13 | ||
US07/338,079 US4915650A (en) | 1988-05-13 | 1989-04-14 | Electrical terminals and method for terminating flat power cable |
US338079 | 1989-04-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0265079A JPH0265079A (ja) | 1990-03-05 |
JPH061708B2 true JPH061708B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=26889008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1121309A Expired - Fee Related JPH061708B2 (ja) | 1988-05-13 | 1989-05-15 | 平形電力ケーブル用電気端子 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPH061708B2 (ja) |
KR (1) | KR940003483B1 (ja) |
DE (1) | DE68912643T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR940008901B1 (ko) * | 1989-04-14 | 1994-09-28 | 에이 엠피 인코포레이티드 | 평면형 전기케이블 코넥터의 하우징 |
US4971571A (en) * | 1990-03-15 | 1990-11-20 | Amp Incorporated | Self-locking pin field connector |
KR19990069295A (ko) * | 1998-02-06 | 1999-09-06 | 김혜기 | 가루 죽염치약 |
DE102012107298A1 (de) * | 2012-08-09 | 2014-02-13 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Aufsatzelement, Vorrichtung zur Anordnung in einem Messgerät und Messgerät |
CN112572238B (zh) * | 2021-01-15 | 2023-05-26 | 安徽华信电动科技股份有限公司 | 一种电车线轨除塑料袋防断装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3541227A (en) * | 1968-11-13 | 1970-11-17 | Amp Inc | Terminal for interconnecting foil conductor and wire conductor |
US3706121A (en) * | 1970-02-27 | 1972-12-19 | Amp Inc | Crimping dies for terminating foil conductor in a foil conductor termination and foil locator and holder therefor |
US3754204A (en) * | 1970-10-08 | 1973-08-21 | E Raitport | Terminals for electric circuit and apparatus |
DE7239900U (de) * | 1972-10-31 | 1973-03-15 | Gillemot G | Lötfreie Anschlußvorrichtung |
GB1396000A (en) * | 1972-11-29 | 1975-05-29 | Amp Inc | Electrical contacts for flat flexible cable |
CA1195397A (en) * | 1982-01-15 | 1985-10-15 | Lawrence P. Weisenburger | Termination and terminator for ribbon conductors |
JPS61114665U (ja) * | 1984-12-27 | 1986-07-19 |
-
1989
- 1989-05-11 DE DE68912643T patent/DE68912643T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-11 EP EP89304804A patent/EP0342868B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-11 KR KR1019890006315A patent/KR940003483B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1989-05-15 JP JP1121309A patent/JPH061708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE68912643D1 (de) | 1994-03-10 |
EP0342868A1 (en) | 1989-11-23 |
EP0342868B1 (en) | 1994-01-26 |
DE68912643T2 (de) | 1994-08-04 |
KR900019291A (ko) | 1990-12-24 |
KR940003483B1 (ko) | 1994-04-22 |
JPH0265079A (ja) | 1990-03-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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