JPH06170593A - 水力利用の与圧装置 - Google Patents
水力利用の与圧装置Info
- Publication number
- JPH06170593A JPH06170593A JP4122504A JP12250492A JPH06170593A JP H06170593 A JPH06170593 A JP H06170593A JP 4122504 A JP4122504 A JP 4122504A JP 12250492 A JP12250492 A JP 12250492A JP H06170593 A JPH06170593 A JP H06170593A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- shaped
- bellows
- compressed
- expansion body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/30—Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
- B30B9/305—Drive arrangements for the press ram
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】一般家庭、小規模食品加工業、中華料理店等飲
食店用の野菜絞り機等に使用できる水力利用の与圧装置
の提供。 【構成】総容積を固定並びに可変できる外容器Ａ１、総
工程長を固定並びに可変できる外枠Ａ２のうちいずれか
一つ、あるいは両者の合体からなる殻体Ａと、圧力下の
水源１０と水系を介して、注水によって水室内容積を拡
大し、排水によって縮少することができるように工夫さ
れた風船状もしくはチューブ状膨脹体Ｂ１、蛇腹状拡張
体Ｂ２、からなる構造物、又は、風船状もしくはチュー
ブ状膨脹体、蛇腹状拡張体を組み込んだシリンダーピス
トンアセンブリ、水密は要さないが膨脹水圧に耐える柔
軟でエラスティカルな繊維製袋嚢内に前述の風船状もし
くはチューブ状膨脹体、蛇腹状拡張体に納めた用具で水
道等を動力源とした水力利用の与圧装置。
食店用の野菜絞り機等に使用できる水力利用の与圧装置
の提供。 【構成】総容積を固定並びに可変できる外容器Ａ１、総
工程長を固定並びに可変できる外枠Ａ２のうちいずれか
一つ、あるいは両者の合体からなる殻体Ａと、圧力下の
水源１０と水系を介して、注水によって水室内容積を拡
大し、排水によって縮少することができるように工夫さ
れた風船状もしくはチューブ状膨脹体Ｂ１、蛇腹状拡張
体Ｂ２、からなる構造物、又は、風船状もしくはチュー
ブ状膨脹体、蛇腹状拡張体を組み込んだシリンダーピス
トンアセンブリ、水密は要さないが膨脹水圧に耐える柔
軟でエラスティカルな繊維製袋嚢内に前述の風船状もし
くはチューブ状膨脹体、蛇腹状拡張体に納めた用具で水
道等を動力源とした水力利用の与圧装置。
Description
【発明の利用分野】本発明の利用分野としては、一般家
庭の日用機具、小規模食品加工業、ならびに中小ファー
ストフードサービス、特に中華料理店で使用できる。
庭の日用機具、小規模食品加工業、ならびに中小ファー
ストフードサービス、特に中華料理店で使用できる。
【従来の技術】水力機械の開発には、歴史的にみて古い
経験と実績があるが、近来、実際の利用では油圧系統に
属するものが多く、かつ、専門用途にその需要がある。
また、圧力発生装置に機械的、技術的複雑性及び専問性
を要求されて素人の域まで普及するに至っていない。本
発明と対比するものに、ネジ手廻し式プレス野菜絞り機
がある。そのような簡単な機械であっても水力方式で代
替するには、圧力水の漏れ防止のための、製作加工およ
び部品の価格、組付け、操作、維持、保守、点検等で普
及がはばまれていた。
経験と実績があるが、近来、実際の利用では油圧系統に
属するものが多く、かつ、専門用途にその需要がある。
また、圧力発生装置に機械的、技術的複雑性及び専問性
を要求されて素人の域まで普及するに至っていない。本
発明と対比するものに、ネジ手廻し式プレス野菜絞り機
がある。そのような簡単な機械であっても水力方式で代
替するには、圧力水の漏れ防止のための、製作加工およ
び部品の価格、組付け、操作、維持、保守、点検等で普
及がはばまれていた。
【発明が解決しようとする問題点】前項と異なり、成品
製造に、より簡便な方式と部材を採用し、シームレス膨
脹体を使用して漏水問題の解決を目指した。
製造に、より簡便な方式と部材を採用し、シームレス膨
脹体を使用して漏水問題の解決を目指した。
【問題点を解決するための手段】本発明が採用した動力
源は、通常は市水道であるが、同じ圧力水として高所か
らの引水を使用することも可能である。動力源を容易に
見いだせることは、本発明の水力機械の普及の意図に合
致する。加えて水力機械の難点である水密性の保持を膨
脹・拡張による一体構造水室の使用によって取り除い
た。さらに、外殻を耐水圧強容器とし、水密性は同容器
の内側においた容量可変体Ｂで補うことにし、お互いの
不足をカバーしあった。結果として、利用者の操作上の
不安をも軽減するだろうことを予測した。
源は、通常は市水道であるが、同じ圧力水として高所か
らの引水を使用することも可能である。動力源を容易に
見いだせることは、本発明の水力機械の普及の意図に合
致する。加えて水力機械の難点である水密性の保持を膨
脹・拡張による一体構造水室の使用によって取り除い
た。さらに、外殻を耐水圧強容器とし、水密性は同容器
の内側においた容量可変体Ｂで補うことにし、お互いの
不足をカバーしあった。結果として、利用者の操作上の
不安をも軽減するだろうことを予測した。
【作用】シームレス容量可変容器は水密性保持の手易さ
にあるが、特に圧力水に対しては漏水の不安がないとい
う最大の効果が見出だせる。本発明の水力機械が上水道
の圧力、例えば、東京都内世田谷近辺の一部で検知され
ている１．７ｋｇ／ｃｍ２前後の圧力水を利用すると
き、（都内・世田谷区桜ケ丘の東京都水道局南部第二支
所の配水課に問い合わせたところ、配水圧は約１．５〜
２ｋｇ／ｃｍ２とのことである）半径５ｃｍの断面、膨
脹方向に対して直角、を持つ水力機械は、 πｒ２×１．７ｋｇ＝３．１４×５２×１．７＝１３
３．４５ｋｇの圧力を発揮する。しかもその加圧力は本
容量可変体Ｂの膨脹限度まては本体Ａ内に同室する他物
体を圧迫しつづけることにより、ネジ手廻し式プレス機
のような、作業者が手を休めた時間の加圧中断現象を生
じることがない。
にあるが、特に圧力水に対しては漏水の不安がないとい
う最大の効果が見出だせる。本発明の水力機械が上水道
の圧力、例えば、東京都内世田谷近辺の一部で検知され
ている１．７ｋｇ／ｃｍ２前後の圧力水を利用すると
き、（都内・世田谷区桜ケ丘の東京都水道局南部第二支
所の配水課に問い合わせたところ、配水圧は約１．５〜
２ｋｇ／ｃｍ２とのことである）半径５ｃｍの断面、膨
脹方向に対して直角、を持つ水力機械は、 πｒ２×１．７ｋｇ＝３．１４×５２×１．７＝１３
３．４５ｋｇの圧力を発揮する。しかもその加圧力は本
容量可変体Ｂの膨脹限度まては本体Ａ内に同室する他物
体を圧迫しつづけることにより、ネジ手廻し式プレス機
のような、作業者が手を休めた時間の加圧中断現象を生
じることがない。
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。第１図は野菜
しぼり機である。本体Ａは円筒状で、上端が開口５、そ
こにはめる取り外し有蓋６とがある。注水与圧時被圧縮
物７が外部に押し出されるのを防ぐために有蓋６によっ
て閉口される。円筒底部９には注水口１１，排水口１３
があり、注水口１１には注水弁１２，排水口１３には排
水弁１４がついている。本体Ａ内底部に、水力与圧を目
的とする蛇腹状拡張体Ｂ２があり、円筒底部の注水弁１
２を開くと注入する圧力水は、本容量可変体Ｂ、即ち蛇
腹状拡張体Ｂ２の導水口８を経て内部に満ち、円筒内で
蛇腹が膨脹し、被圧縮物７を加圧圧縮し野菜汁を絞り出
すのである。その結果、被圧縮物７が円筒上部の開口５
付近に集められるので、脱水物の取り出しに好都合であ
る。この事は、前述のネジ手廻し式プレス機の場合の被
圧縮物が円筒下部に凝集され、取り出しに不便を感じて
いるのとは対照的である。すでに「簡易絞り機（実開昭
−９２３１９／９２３２０）改良型」が申請されている
が、そのような改良策をほどこす必要がないばかりでな
く、本機では蓋を取り外した状態で蛇腹状拡張体Ｂ２に
再度注水を続行すれば、蛇腹状拡張体Ｂ２は許容膨張眼
度内まで、上昇拡大を続け被圧縮物７は自動的に円筒外
に押出される。またネジ手廻し式プレス機のような応力
の一極集中がないので、設計上軽量構造が採用でき、利
用者にとって軽くてコンパクトな製品を提供する。
しぼり機である。本体Ａは円筒状で、上端が開口５、そ
こにはめる取り外し有蓋６とがある。注水与圧時被圧縮
物７が外部に押し出されるのを防ぐために有蓋６によっ
て閉口される。円筒底部９には注水口１１，排水口１３
があり、注水口１１には注水弁１２，排水口１３には排
水弁１４がついている。本体Ａ内底部に、水力与圧を目
的とする蛇腹状拡張体Ｂ２があり、円筒底部の注水弁１
２を開くと注入する圧力水は、本容量可変体Ｂ、即ち蛇
腹状拡張体Ｂ２の導水口８を経て内部に満ち、円筒内で
蛇腹が膨脹し、被圧縮物７を加圧圧縮し野菜汁を絞り出
すのである。その結果、被圧縮物７が円筒上部の開口５
付近に集められるので、脱水物の取り出しに好都合であ
る。この事は、前述のネジ手廻し式プレス機の場合の被
圧縮物が円筒下部に凝集され、取り出しに不便を感じて
いるのとは対照的である。すでに「簡易絞り機（実開昭
−９２３１９／９２３２０）改良型」が申請されている
が、そのような改良策をほどこす必要がないばかりでな
く、本機では蓋を取り外した状態で蛇腹状拡張体Ｂ２に
再度注水を続行すれば、蛇腹状拡張体Ｂ２は許容膨張眼
度内まで、上昇拡大を続け被圧縮物７は自動的に円筒外
に押出される。またネジ手廻し式プレス機のような応力
の一極集中がないので、設計上軽量構造が採用でき、利
用者にとって軽くてコンパクトな製品を提供する。
【発明の効果】人力を無用とした間断のない加圧力は作
業のスピードにつながり、製品の出来を安定し、他の仕
事をこなせるゆとりを生む。被圧縮物に空気を選べば、
今日、社会問題となっているスプレー容器の圧力媒体の
代替品をつとめる簡易コンプレッサにもなる。
業のスピードにつながり、製品の出来を安定し、他の仕
事をこなせるゆとりを生む。被圧縮物に空気を選べば、
今日、社会問題となっているスプレー容器の圧力媒体の
代替品をつとめる簡易コンプレッサにもなる。
第１図 （実施例その１） （ａ）本発明外容器Ａ１の部品解説図 （ｂ）本発明外容器Ａ１の作業状態図 第２図 （実施例その２） （ａ）本発明の外枠式一部断面説明図 （ｂ）風船状膨脹体の説明図 ２点鎖線 膨脹前 実線 膨脹中（注水中） （ｃ）チューブ状膨脹体の説明図 （ｄ）チューブ状膨脹体を複数列配置したものの断面図
並びに容量可変アセンブリー 第３図 （従来の技術の説明図）…原出願図面と変更な
し
並びに容量可変アセンブリー 第３図 （従来の技術の説明図）…原出願図面と変更な
し
Ａ……殼体 Ａ１…外容器 Ａ２…外枠 Ｂ……容量可変体 Ｂ１…風船状／チューブ状膨脹体 Ｂ２…蛇腹状拡張体 Ｂ３…容量可変アセンブリー ４…ピストンアセンブリー内室 ６…有蓋 ７…被圧縮物 ８…導水口 ９…底部 １０…水源 １１…注水口 １２…注水弁 １３…排水口 １４…排水弁 １５…蛇腹座パッキング １６…とめ金具突出 １７…とめ金具自在 １８…導水路 １９…三方弁 ２０…水系 ２１…加圧板 ２２…急速位置決め板 ２３…スライドベアリング ２４…フラップ弁 ２５…処理流体の入口 ２６…処理流体の出口 ２７…シリンダー ２８…ピストン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月１日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】（実施例その１） （ａ）本発明外容器Ａ１の部品解説図 （ｂ）本発明外容器Ａ１の作業状態図
【図２】（実施例その２） （ａ）本発明の外枠式一部断面説明図 （ｂ）風船状膨脹体の説明図 実線 膨脹前 ２点鎖線 膨脹中（注水中） （ｃ）チューブ状膨脹体の説明図 （ｄ）チューブ状膨脹体を複数列配置したものの断面図
並びに容量可変アセンブリー
並びに容量可変アセンブリー
【符号の説明】 Ａ……殼体 Ａ１…外容器 Ａ２…外枠 Ｂ……容量可変体 Ｂ１…風船状／チューブ状膨脹体 Ｂ２…蛇腹状拡張体 Ｂ３…容量可変アセンブリー ４…ピストンアセンブリー内室 ６…有蓋 ７…被圧縮物 ８…導水口 ９…底部 １０…水源 １１…注水口 １２…注水弁 １３…排水口 １４…排水弁 １５…蛇腹座パッキング １６…とめ金具突出 １７…とめ金具自在 １８…導水路 １９…三方弁 ２０…水系 ２１…加圧板 ２２…急速位置決め板 ２３…スライドベアリング ２４…フラップ弁 ２５…処理流体の入口 ２６…処理流体の出口 ２７…シリンダー ２８…ピストン
Claims (1)
- 本発明は、総容積を固定並びに可変できる外容器Ａ１、
総工程長を固定並びに可変できる外枠Ａ２のうちいずれ
か一つ、あるいは両者の合体からなる殻体Ａと、圧力下
の水源１０と水系２０を介して、注水によって水室内容
積を拡大し、排水によって縮少することができるように
工夫された風船状もしくはチユーブ状膨脹体Ｂ１、蛇腹
状拡張体Ｂ２、からなる構造物、又は、風船状もしくは
チユーブ状膨脹体Ｂ１、蛇腹状拡張体Ｂ２を組み込んだ
シリンダーピストンアセンブリ、水密は要さないが膨脹
水圧に耐える柔軟でエラスティカルな繊維製袋嚢内に前
述の風船状もしくはチユーブ状膨脹体Ｂ１、蛇腹状拡張
体Ｂ２に納めた拡張用具で、水の注水、排水時の作動行
程中水密を維持するために通常のパッキング、Ｏリン
グ、揺変性油膜等を使用しない、従って、前述のＢ１、
Ｂ２を用意すればそれに対応する外容器すなはち前述の
殻体や袋嚢を日常生活の中で見つけ、代用させることが
可能であり、加えて動力源を至近の水道に頼れるという
利便性を備えた水力利用機である。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122504A JPH06170593A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 水力利用の与圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122504A JPH06170593A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 水力利用の与圧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06170593A true JPH06170593A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=14837489
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122504A Pending JPH06170593A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 水力利用の与圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06170593A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101433557B1 (ko) * | 2014-02-17 | 2014-08-27 | 여신동 | 음식폐기물 압축기 |
| KR20170083197A (ko) * | 2016-01-08 | 2017-07-18 | 박종래 | 수압 팽창식 착즙기 |
| CN107259963A (zh) * | 2013-05-10 | 2017-10-20 | 竹斯柔公司 | 榨汁系统和方法 |
| KR102081509B1 (ko) * | 2018-08-24 | 2020-02-25 | 고려대학교 산학협력단 | 양방향 막 투과 이동 제어를 이용한 다공성막 기반 입자 분리 장치 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4122504A patent/JPH06170593A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107259963A (zh) * | 2013-05-10 | 2017-10-20 | 竹斯柔公司 | 榨汁系统和方法 |
| KR101433557B1 (ko) * | 2014-02-17 | 2014-08-27 | 여신동 | 음식폐기물 압축기 |
| KR20170083197A (ko) * | 2016-01-08 | 2017-07-18 | 박종래 | 수압 팽창식 착즙기 |
| KR102081509B1 (ko) * | 2018-08-24 | 2020-02-25 | 고려대학교 산학협력단 | 양방향 막 투과 이동 제어를 이용한 다공성막 기반 입자 분리 장치 |
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