JPH06170555A - 電極チップの再生切削確認装置 - Google Patents

電極チップの再生切削確認装置

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JPH06170555A
JPH06170555A JP32800392A JP32800392A JPH06170555A JP H06170555 A JPH06170555 A JP H06170555A JP 32800392 A JP32800392 A JP 32800392A JP 32800392 A JP32800392 A JP 32800392A JP H06170555 A JPH06170555 A JP H06170555A
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JP
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pimple
tip
electrode tip
electrode
cut
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Application number
JP32800392A
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English (en)
Inventor
Koji Nomura
浩二 野村
Kanji Suzuki
幹治 鈴木
Wataru Joko
渉 上甲
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Toyo Giken Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyo Giken Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生切削されたピンプル形電極チップの先端
部形状の良否を確実かつ容易に検知する。 【構成】 プレート21に形成された嵌合部24の嵌合
穴24aに再生切削された電極チップ14のピンプル部
14aを嵌合させ、この嵌合穴24aに嵌合された電極
チップ14のピンプル部14aが正規の高さに再生切削
されている場合のみ、ピンプル部14aによって嵌合穴
24aを横断する検知信号Eが遮断された旨の遮断信号
を形状検知手段31によって出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗スポット溶接装置
における再生切削された電極チップの先端部形状の良否
を確認する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接に用いられる電極は、溶接
打点数が増加してくると先端部分が変形してくる。電極
の先端部が変形した状態で溶接を続行すると溶接条件が
当初の設定から大幅にずれるので、スポット溶接作業で
は、電極を適当な周期をもって整形(ドレッシング)す
ることが必要となる。自動車のボデー組立ライン等で
は、電極の整形は通常チップドレッサと呼ばれる研摩
(切削)装置によって行われている。チップドレッサに
関する先行技術として、たとえば特公平4−33552
号公報が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】チップドレッサによる
電極の切削量が不十分である場合は、溶接品質が低下す
るので、切削された電極チップの先端形状の良否を検知
することが必要となるが、一般の電極チップの形状の場
合はつぎの問題が存在する。
【0004】一般に電極チップの先端形状は円弧状のド
ーム形に形成されており、この場合、再生切削された電
極チップの先端面は形状変化が小さく、先端面の切削形
状の良否を確実に検知することができない。つまり、ド
ーム形の電極チップは先端面の起伏が小さいので、チッ
プドレッサの再生切刃の消耗や破損によって電極チップ
の先端部形状が不良であってもそれを確実に検知するこ
とは非常に難かしい。
【0005】上述した特公平4−33552号公報の研
摩装置は、電極チップの先端を凸状のピンプル部に切削
するものであり、このように著しい突起部を有する電極
チップの場合は、ドーム形の電極チップに比べて先端部
の起伏が大きくなり検知が有利となる。したがって、ピ
ンプル形の電極チップの先端部形状の良否を確実かつ容
易に検知することが可能な装置の開発が望まれる。
【0006】本発明は、上記の問題に着目し、再生切削
されたピンプル形電極チップの先端部形状の良否を確実
かつ容易に検知することが可能な再生切削確認装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明に係る電極チップの再生切削確認装置は、先端
が凸状のピンプル部に再生切削された電極チップが押圧
されるプレートと、前記プレートに形成され、前記電極
チップのピンプル部の正規の形状に合致した嵌合穴を有
する嵌合部と、前記プレートに取付けられ、前記嵌合穴
に嵌合された電極チップのピンプル部が所定の高さに再
生切削されている場合のみ該ピンプル部によって嵌合穴
を横断する検知信号が遮断された旨の遮断信号を出力す
る形状検知手段と、を備えたものから成る。
【0008】
【作用】このように構成された電極チップの再生切削確
認装置においては、プレートの嵌合部がピンプル部の正
規の形状に合致した嵌合穴を有しているので、電極チッ
プを切削するチップドレッサの再生切刃の破損等によっ
てピンプル部が所定の径に切削されない場合は、ピンプ
ル部を嵌合穴に嵌合させることができない。したがっ
て、遮断信号は出力されず、これにより電極チップの再
生切削の不良を検知することが可能となる。
【0009】また、電極チップが押圧されるプレートに
は、ピンプル部が正規の高さに再生切削されている場合
にのみ嵌合穴を横断する検知信号を遮断し、遮断信号を
出力する形状検知手段が取付けられているので、再生切
削が不十分の場合は遮断信号は出力されず、電極チップ
の再生切削の不良を検知することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係る電極チップの再生切削
確認装置の望ましい実施例を、図面を参照して説明す
る。
【0011】第1実施例 図1ないし図3は、本発明の第1実施例を示しており、
とくに溶接ロボットによるスポット溶接作業に適用した
場合を示している。図3において、11は溶接ロボット
1に取付けられた溶接ガンを示している。溶接ガン11
は、C形フレーム12を有している。C形フレーム12
の上端部には加圧シリンダ13が設けられている。
【0012】加圧シリンダ13のロッド13aの先端に
は、電極チップ14が装着されている。C形フレーム1
2の下端部には、電極チップ15が装着されている。電
極チップ14と電極チップ15は、同一軸線上に位置し
ている。電極チップ14は加圧シリンダ13によって電
極チップ15に対して進退するようになっており、電極
チップ14の電極チップ15への押圧により薄板鋼板な
どの被溶接物が挾持される。
【0013】電極チップ14は、先端に凸状のピンプル
部14aを有しており、ピンプル部14aは後述するチ
ップドレッサによる再生切削によって形成される。ピン
プル部14aの先端面14bは平坦になっている。電極
チップ14のピンプル部14aの付根部分と連らなる付
根端面14cは、平坦になっている。
【0014】電極チップ15は、先端に凸状のピンプル
部15aを有しており、ピンプル部15aは後述するチ
ップドレッサによる再生切削によって形成される。ピン
プル部15aの先端面15bは平坦になっている。電極
チップ15のピンプル部15aの付根部分と連らなる端
面15cは、平坦になっている。
【0015】溶接ロボット1の近傍には、電極チップ1
4、15の先端部の再生切削を行うチップドレッサ(図
示略)が配置されている。チップドレッサは、ピンプル
部14a、15aの高さが1.5mmを超えないように
電極チップ14、15の先端部を切削するようになって
いる。チップドレッサの近傍には、チップドレッサによ
って再生切削された電極チップ14、15の先端部形状
の良否を確認する再生切削確認装置20が配置されてい
る。
【0016】図2は、再生切削確認装置20を示してい
る。再生切削確認装置20は、先端が円弧状に形成され
たプレート21を有している。プレート21の他方は、
図示されないフレームに固定されている。プレート21
の一方の上面および下面には、平面形状が円形の凹部2
2、23が形成されている。
【0017】上面側の凹部22には、電極チップ14の
ピンプル部14aの正規の形状に合致した嵌合形状を有
する嵌合部24が形成されている。嵌合部24は、ピン
プル部14aがほとんどガタなく嵌合される嵌合穴24
aと、ピンプル部14aの付根端面14cが当接する基
準面24bから構成されている。下面側の凹部23に
は、電極チップ15のピンプル部15aの正規の形状に
合致した嵌合形状を有する嵌合部25が形成されてい
る。嵌合部25は、ピンプル部15aがほとんどガタな
く嵌合される嵌合穴25aと、ピンプル部15aの付根
端面15cが当接する基準面25bから構成されてい
る。
【0018】本実施例では、嵌合部24と嵌合部25と
は接続されて一体となっており、嵌合部24と嵌合部2
5との接続によって上面側の凹部22と下面側の凹部2
3は貫通した状態となっている。プレート21には、嵌
合部24に嵌合される電極チップ14の先端部の再生切
削の良否を検知する形状検知手段31と、嵌合部25に
嵌合された電極チップ15の先端部の再生切削の良否を
検知する形状検知手段41とが設けられている。
【0019】形状検知手段31は、センサ取付け穴3
2、33、投光用光ファイバ34、受光用光ファイバ3
5、アンプ36から構成されている。センサ取付け穴3
2、33は、プレート21に形成されている。センサ取
付け穴32、33は、嵌合穴24aの軸心Aと直交し、
プレート21の上面に沿って延びている。センサ取付け
穴32とセンサ取付け穴33は、嵌合穴24aをはさん
で対向するように形成されている。
【0020】一方のセンサ取付け穴32には、投光用光
ファイバ34が挿入されている。他方のセンサ取付け穴
33には、受光用光ファイバ35が挿入されている。投
光用光ファイバ34の光軸と受光用光ファイバ35の光
軸は、合致されている。嵌合部24の基準面24bから
各光ファイバ34、35の光軸までの長さS1 は、正規
のピンプル部14aの高さを考慮して設定されている。
本実施例では長さS1は、たとえば1mmに設定されて
いる。
【0021】投光用光ファイバ34および受光用光ファ
イバ35の他方は、プレート21の上に設けられたアン
プ36に接続されている。プレート21側では、投光用
光ファイバ34からの光Eが嵌合穴24aを横断して受
光用光ファイバ35に入射されるようになっている。ア
ンプ36は、嵌合穴24aに嵌合されたピンプル部14
aによって投光用光ファイバ34から受光用光ファイバ
35に向う検知信号としての光Eが遮断される場合は、
遮断信号を出力するようになっている。これにより、電
極チップ14のチップドレッサ(図示略)による再生切
削が良好であると知ることができる。
【0022】形状検知手段41は、センサ取付け穴4
2、43、投光用光ファイバ44、受光用光ファイバ4
5、アンプ46から構成されている。センサ取付け穴4
2、43は、プレート21に形成されている。センサ取
付け穴42、43は、嵌合穴25の軸心Aと直交し、プ
レート21の上面に沿って延びている。センサ取付け穴
42とセンサ取付け穴43は、嵌合穴25aをはさんで
対向するように形成されている。
【0023】一方のセンサ取付け穴42には、投光用光
ファイバ44が挿入されている。他方のセンサ取付け穴
43には、受光用光ファイバ45が挿入されている。投
光用光ファイバ44の光軸と受光用光ファイバ45の光
軸は、合致されている。嵌合部25の基準面25bから
各光ファイバ44、45の光軸までの長さS2 は、正規
のピンプル部15aの高さを考慮して設定されている。
本実施例では長さS2は、たとえば1mmに設定されて
いる。
【0024】投光用光ファイバ44および受光用光ファ
イバ45の他方は、プレート21の上に設けられたアン
プ46に接続されている。プレート21側では、投光用
光ファイバ44からの光Eが嵌合穴25aを横断して受
光用光ファイバ45に入射されるようになっている。ア
ンプ46は、嵌合穴25aに嵌合されたピンプル部15
aによって投光用光ファイバ44から受光用光ファイバ
45に向う検知信号としての光Eが遮断される場合は、
遮断信号を出力するようになっている。これにより、電
極チップ15のチップドレッサ(図示略)による再生切
削が良好であると知ることができる。
【0025】つぎに、第1実施例における作用について
説明する。
【0026】溶接ガン11による溶接打点数が多くなる
と、電極チップ14、15の先端部が変形してくるの
で、図示されないチップドレッサによる電極チップ1
4、15の再生切削が行われる。電極チップ14、15
の再生切削を行う際には、溶接ロボット1によって溶接
ガン11がチップドレッサ(図示略)が配置される位置
まで移動される。溶接ガン11が所定の位置に位置決め
されると、溶接ガン11の加圧シリンダ13が作動し、
チップドレッサの上面および下面再生切刃に各電極チッ
プ14、15がそれぞれ押圧される。この状態で各再生
切刃が回転し、電極チップ14、15の先端部が同時に
再生切削される。
【0027】電極チップ14、15が再生切削される
と、電極チップ14、15の先端部には所定の大きさの
ピンプル部14a、15aが形成される。電極チップ1
4、15の再生切削が完了すると、加圧シリンダ13に
よって電極チップ14が引き上げられ、溶接ガン11は
溶接ロボット1によって再生切削確認装置20に向けて
搬送される。
【0028】溶接ロボット1によって搬送された溶接ガ
ン11は、再生切削確認装置20のプレート21の凹部
22、23が電極チップ14と電極チップ15との間に
位置するように位置決めされる。溶接ロボット1の位置
決めが完了すると、図3に示すように、加圧シリンダ1
3が作動し、電極チップ14の先端部の嵌合部24への
押圧、および電極チップ15の先端部の嵌合部25へと
の押圧が行われる。
【0029】ここで、電極チップ14、15を再生切削
するチップドレッサ(図示略)の再生切刃の破損等によ
って、各ピンプル部14a、15aが所定の径に切削さ
れない場合は、ピンプル部14a、15aを嵌合穴24
a、25aに嵌合させることができない。したがって、
投光用光ファイバ34、44から受光用光ファイバ3
5、45に向う光Eをピンプル部14a、15aで遮断
することができず、再生切削不良を知ることができる。
【0030】なお、たとえば一方の電極チップ14の再
生切削が不良で、他方の電極チップ15の再生切削が良
好である場合でも、一方のアンプ36からの遮断信号が
出力されないので、同様に再生切削不良を知ることがで
きる。つまり、双方のアンプ36、46から遮断信号が
出力された場合のみ、再生切削による電極チップ14、
15の先端部形状が良好とされる。
【0031】また、嵌合穴24a、25aに嵌合される
ピンプル部14a、15aの高さが、基準値よりも小さ
い場合は、投光用光ファイバ34、44から受光用光フ
ァイバ35、45に向う光Eをピンプル部14a、15
aで遮断することができず、再切削不良を知ることがで
きる。この場合も、上述と同様にたとえば一方の電極チ
ップ14の再生切削が不良で、他方の電極チップ15の
再生切削が良好である場合でも、アンプ36から遮断信
号が出力されないので、再生切削不良を知ることができ
る。
【0032】第2実施例 図4は、本発明の第2実施例を示している。第2実施例
が第1実施例と異なるところは、形状検知手段の構成の
みであり、その他の部分は第1実施例に準じるので、準
じる部分に第1実施例と同一の符号を付すことにより準
じる部分の説明を省略し、異なる部分についてのみ説明
する。
【0033】第1実施例では、光を利用して電極チップ
の再生切削形状の良否を検知するようにしたが、本実施
例では空気の流れを利用して電極チップの再切削形状の
良否を検知するようにしている。図4に示すように、プ
レート21には、嵌合部24に嵌合される電極チップ1
4のピンプル部14aの再生切削の良否を検知する形状
検知手段51と、嵌合部25に嵌合される電極チップ1
5のピンプル部15aの再生切削の良否を検知する形状
検知手段61とが設けられている。
【0034】形状検知手段51は、空気噴出穴52、空
気排出穴53、圧力センサ54から構成されている。空
気噴出穴52および空気排出穴53は、プレート21に
形成されている。空気噴出穴52および空気排出穴53
は、嵌合穴24aの軸心Aと直交し、プレート21の上
面に沿って延びている。空気噴出穴52と空気排出穴5
3は、嵌合穴24aをはさんで対向するように形成され
ている。
【0035】空気噴出穴52には、一定圧力の空気を圧
送する供給通路55が接続されている。空気排出穴53
には、空気噴出穴52から噴出された圧縮空気が流入す
るようになっている。空気排出穴53に流入した圧縮空
気は、外部に排出される。供給通路55の途中には、圧
力センサ54が接続されている。空気噴出穴52からの
空気流(検知信号)Fが嵌合穴24aに嵌合される電極
チップ14のピンプル部14aによって遮断されると、
供給通路55の圧力が上昇し、圧力センサ54から遮断
信号が出力されるようになっている。
【0036】形状検知手段61は、空気噴出穴62、空
気排出穴63、圧力センサ64から構成されている。空
気噴出穴62および空気排出穴63は、プレート21に
形成されている。空気噴出穴62および空気排出穴63
は、嵌合穴25aの軸心Aと直交し、プレート21の上
面に沿って延びている。空気噴出穴62と空気排出穴6
3は、嵌合穴25aをはさんで対向するように形成され
ている。
【0037】空気噴出穴62には、一定圧力の空気を圧
送する供給通路65が接続されている。空気排出穴63
には、空気噴出穴62から噴出された圧縮空気が流入す
るようになっている。空気排出穴63に流入した圧縮空
気は、外部に排出される。供給通路65の途中には、圧
力センサ64が接続されている。空気噴出穴62からの
空気流(検知信号)Fが嵌合穴25aに嵌合される電極
チップ15のピンプル部15aによって遮断されると、
供給通路65の圧力が上昇し、圧力センサ64から遮断
信号が出力されるようになっている。
【0038】このように構成された第2実施例において
は、嵌合穴24a、25aに嵌合されるピンプル部14
a、15aの高さが基準値よりも小さい場合は、空気噴
出穴52、62からの空気流をピンプル部14a、15
aによって完全に遮断することができないので、供給通
路55、65の圧力を高めることができない。したがっ
て、圧力センサ54、64からは遮断信号は出力され
ず、これによって電極チップ14、15の再生切削の不
良を知ることができる。
【0039】嵌合穴24a、25aに嵌合されるピンプ
ル部14a、15aが正規の高さに再切削されている場
合は、空気噴出穴52、62からの空気流はピンプル部
14a、15aによって完全に遮断されるので、圧力セ
ンサ54、64からは遮断信号が出力され、電極チップ
14、15の再生切削が良好であることを知ることがで
きる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、つぎの効果が得られ
る。
【0041】(1)プレートに形成された嵌合部の嵌合
穴に再生切削された電極チップのピンプル部を嵌合さ
せ、この嵌合穴に嵌合された電極チップのピンプル部が
所定の高さに再生切削されている場合のみ、ピンプル部
によって嵌合穴を横断する検知信号が遮断された旨の遮
断信号を形状検知手段によって出力するようにしたの
で、電極チップをプレートの嵌合部に押圧するだけで電
極チップの再生切削の良否を容易に知ることができる。
したがって、電極チップの先端形状を常に最適な状態に
維持することができ、たとえば溶接ロボットによる無人
化スポット溶接作業の信頼性を向上させることができ
る。
【0042】(2)嵌合部の嵌合穴を介してピンプル部
の径の良否を間接的に知ることができ、かつ形状検知手
段によってピンプル部の高さの良否を知ることができる
ので、ピンプル部の径や長さを測定する構成に比べて構
造を著しく簡素化することができる。したがって、故障
が少なく装置の耐久性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電極チップの再生切
削確認装置の断面図である。
【図2】図1の装置の斜視図である。
【図3】図1の装置を用いて電極チップの再生切削の確
認を行っている状態を示す側面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係る電極チップの再生切
削確認装置の断面図である。
【符号の説明】
1 溶接ロボット 11 溶接ガン 14 電極チップ 14a ピンプル部 15 電極チップ 15a ピンプル部 20 再生切削確認装置 21 プレート 24 嵌合部 24a 嵌合穴 25 嵌合部 25a 嵌合穴 31 形状検知手段 41 形状検知手段 51 形状検知手段 61 形状検知手段 E 検知信号としての光 F 検知信号としての空気流
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上甲 渉 神奈川県相模原市上溝4081の4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端が凸状のピンプル部に再生切削され
    た電極チップが押圧されるプレートと、 前記プレートに形成され、前記電極チップのピンプル部
    の正規の形状に合致した嵌合穴を有する嵌合部と、 前記プレートに取付けられ、前記嵌合穴に嵌合された電
    極チップのピンプル部が所定の高さに再生切削されてい
    る場合のみ該ピンプル部によって嵌合穴を横断する検知
    信号が遮断された旨の遮断信号を出力する形状検知手段
    と、を備えたことを特徴とする電極チップの再生切削確
    認装置。
JP32800392A 1992-12-08 1992-12-08 電極チップの再生切削確認装置 Pending JPH06170555A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002219581A (ja) * 2001-01-25 2002-08-06 Honda Motor Co Ltd 電極チップのドレッシング異常検出方法および装置

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