JPH06168612A - 照明器具の器具部品取付装置 - Google Patents

照明器具の器具部品取付装置

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JPH06168612A
JPH06168612A JP31728692A JP31728692A JPH06168612A JP H06168612 A JPH06168612 A JP H06168612A JP 31728692 A JP31728692 A JP 31728692A JP 31728692 A JP31728692 A JP 31728692A JP H06168612 A JPH06168612 A JP H06168612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking pieces
screw
mounting
fixture
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP31728692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsuchiya
博 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】器具部品をワンタッチで器具本体に取付けるこ
とができ、作業能率が向上する照明器具の器具部品取付
装置を提供する。 【構成】器具部品20に取付ねじ22を係止し、この取
付ねじを照明器具本体10に設けた取付具50に螺合す
るようにし、この取付具は、テーパ面55を有するケー
シング52と、ケーシング内に上記テーパ面に沿って摺
動可能に収容され、相互に接近した場合に上記取付ねじ
を螺係合可能な一対の係止片60a、60bと、これら
係止片を押圧付勢する弾性部材56とからなる。 【作用】器具部品に係止された取付ねじをケーシングに
挿通して一対の係止片間に挿入した場合、これら係止片
が押されて相互の間隔を開き、これらの間に取付ねじが
貫通された場合、弾性部材の押圧力によりこれら係止片
が押されて相互の間隔が狭められ、これにより係止片間
で上記取付ねじを螺着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井直付型や天井埋込
型照明器具等において、器具本体に反射板やカバーまた
はセードなどのような器具部品を取付ける取付装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、天井直付型の直管形けい光ラン
プ用照明器具は、天井面に器具本体を固着し、この器具
本体に対して反射板やカバーまたはセードなどのような
器具部品を脱着可能に取着してある。
【0003】従来、この種の器具部品を器具本体に取付
ける場合、器具部品側に取付ねじをクリップなどにより
脱落不能に、しかしながら回転可能に係止しておき、こ
の器具部品を上記器具本体の所定の位置に対向させた
後、上記取付ねじを回して器具本体の雌ねじ孔に螺合さ
せる構造が採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記取
付ねじを器具本体に螺挿する場合、作業者が一方の片手
で器具部品を押さえ、他方の片手で取付ねじを回すよう
にしている。このとき、取付ねじの相手となる器具本体
側の雌ねじ孔を容易に探り当てることができず、何度も
雌ねじ孔を捜しつつ取付ねじをねじ込む作業をすること
があり、そのうち器具部品を支えている片手が疲れてき
て、作業能率が低下することがある。
【0005】したがって、ビルディングなどのように多
数の照明器具を設置する場合は、疲労が蓄積され、能率
が低下し、施工時間が長くなる不具合がある。
【0006】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、器具部品をワンタ
ッチで器具本体に取付けることができ、作業能率が向上
する照明器具の器具部品取付装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、器具部品に取付ねじを係止し、この取付ねじ
を照明器具本体に設けた取付具に螺合するようにし、こ
の取付具は、テーパ面を有するケーシングと、このケー
シング内に上記テーパ面に沿って摺動可能に収容され、
相互に接近した場合にこれらの対向面で上記取付ねじが
螺係合可能な一対の係止片と、これら係止片を押圧付勢
する弾性部材とからなり、上記器具部品に係止された取
付ねじを上記ケーシングを挿通して上記一対の係止片間
に挿入した場合、これら係止片が押されてテーパ面に沿
って摺動することにより相互の間隔を開き、これらの間
に取付ねじが貫通された場合、弾性部材の押圧力により
これら係止片が押されてテーパ面に沿って摺動復帰する
ことにより相互の間隔が狭められ、これによりこれら係
止片間で上記取付ねじを螺着したことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明によれば、器具部品側の取付ねじを、照
明器具本体側の取付具のケーシングに挿入すると、係止
片が押されてテーパ面に沿って摺動し、よって相互の間
隔を開くから、これらの間に取付ねじを挿通させること
ができる。そして、取付ねじが挿通すると、弾性部材の
押圧力によりこれら係止片がテーパ面に沿って摺動復帰
し、相互の間隔が狭められ、これによりこれら係止片間
で上記取付ねじを螺係止するようなる。このため、取付
ねじを回転操作することなく単に直線的に挿入するだけ
で器具部品を照明器具本体に係止させることができ、ワ
ンタッチ操作による取付が可能になる。なお、上記取付
ねじを螺係合したのち、この取付ねじを回すとさらに増
し締めが可能になる。
【0009】
【実施例】以下本発明について、図面に示す一実施例に
もとづき説明する。本実施例は、天井直付型の直管形け
い光ランプ用照明器具に適用した場合を示し、図6にお
いて符号10は照明器具本体、20は器具部品としての
反射板、30は直管形けい光ランプである。
【0010】上記器具本体10は、板金を断面コ字形に
加工した樋形をなしており、開口部を下向きにして建物
の天井面40に取付けられる。器具本体10の中央部に
は安定器11が取着されているとともに、両端部にはソ
ケット台12、12が取付けられており、これらソケッ
ト台12、12にはそれぞれソケット13、13が取付
けられている。そして、この器具本体10には、後述す
る取付具50、50が固定されている。
【0011】上記反射板20は断面がコ字形をなして上
記器具本体10の下部を覆い隠すようになっており、よ
ってこの反射板20は器具本体10のカバーを兼用して
いる。反射板20の両端部にはソケット貫通孔21、2
1が形成されており、かつ外面には光反射機能を高める
ための白色系の反射面が形成されている。このような反
射板20には、取付ねじ22、22が係止されている。
取付ねじ22、22は反射板20の外側からこの反射板
20に形成した挿入孔23、23を挿通されており、こ
の取付ねじ22、22には反射板20の内側でクリップ
24が係止されている。よってこの取付ねじ22、22
は上記クリップ24、24により反射板20から離脱す
るのが防止されており、しかしながら回転操作が可能と
なっている。このような取付ねじ22、22は上記器具
本体10の取付具50、50に後述するように螺着する
ことにより、器具本体10に脱着可能に取付けられる。
【0012】この取付け状態においては、器具本体10
のソケット13、13がソケット貫通孔21、21を貫
通して反射板20の下面から突出する。これらソケット
13、13には、上記直管形けい光ランプ30が取付け
られる。直管形けい光ランプ30は、直管形バルブ31
の両端に口金32、32を取着してあるとともに、これ
ら口金32、32に突設した口金ピン33…が上記ソケ
ット13、13に係合する。このため直管形けい光ラン
プ30はソケット13、13に脱着可能に取り付けられ
るとともに、電気的に接続される。
【0013】上記反射板20側の取付ねじ22、22を
螺着する相手となる取付具50、50の構造を説明す
る。すなわち、器具本体10には支持台51がスポット
溶接などの手段で固定されており、この支持台51には
ケーシング52が固定ねじ53(図2に示す)により固
定されている。ケーシング52は金属または合成樹脂に
より形成されており、下面に上記取付ねじ22、22が
挿入される導入孔54を有するとともに、側壁は上に向
かって相互に開くテーパ面55、55をなしている。
【0014】このケーシング52内には一対の係止片6
0a、60bが収容されている。これら係止片60a、
60bは、図5に示すとおり、それぞれ互いに対向する
略L字形をなしている。これら係止片60a、60bの
各立上がり壁61a、61bは傾斜しており、また互い
に向かい合う縁には、衝合した場合に円錐孔を構成する
ガイド面62a、62bが形成されており、これらガイ
ド面62a、62bの頂部には衝合した場合に、前記取
付ねじ22が螺係合する雌ねじ孔を構成する半円部63
a、63bが形成されている。このような構成の一対の
係止片60a、60bはケーシング52内に収容され、
その傾斜した立上がり壁61a、61bがケーシング5
2のテーパ面55、55に摺動自在に接触されている。
このような収容状態においては、一対の係止片60a、
60bの円錐孔を構成するガイド面62a、62bがケ
ーシング52に形成した導入孔54と対向するようにな
っている。
【0015】そして、ケーシング52内にはコイルばね
56が収容されており、このコイルばね56は上記一対
の係止片60a、60bを同時に、常に下向きに押圧し
ている。なお、57は、コイルばね56と一対の係止片
60a、60bとの干渉を避けるために隔離壁である。
【0016】このような構成による実施例の作用を説明
する。天井面40に固定されている器具本体10に対し
反射板20を向かい合わせ、この反射板20に係止した
取付ねじ22、22を器具本体10の取付具50、50
の対向させる。そして、これら取付ねじ22、22を取
付具50、50のケーシング51、51に形成した導入
孔54、54に差し込む。この場合、取付ねじ22、2
2を回転操作することなく、単に導入孔54、54に挿
入する。
【0017】すると、導入孔54に差し込まれた取付ね
じ22のねじ先端部が、図3に示すように、一対の係止
片60a、60bの円錐孔を構成するガイド面62a、
62b間に進入し、これらガイド面62a、62bに当
たって係止片60a、60bをコイルばね56の力に抗
して押し上げ、かつ押し広げる。このため一対の係止片
60a、60bは図4に示すように、ケーシング51の
テーパ面55、55に沿って上昇しつつ相互に離れるよ
うになり、したがって取付ねじ22のねじ先端部は係止
片60a、60bの半円部63a、63bを貫通する。
【0018】このようにして取付ねじ22のねじ部が係
止片60a、60bの間を貫通すると、これら係止片6
0a、60bはコイルばね56によりで押し下げる力が
与えられているから係止片60a、60bはケーシング
51のテーパ面55、55に沿って相互に接近するよう
に押され、係止片60a、60bの半円部63a、63
bが相互に近寄って孔をしぼめるようになり、これら半
円部63a、63bが取付ねじ22のねじ山に係合す
る。このため取付ねじ22は一対の係止片60a、60
bに螺係合して脱出が防止され、よって反射板20を器
具本体10に取付けることができる。
【0019】このような取付作業は、取付ねじ22、2
2を回転操作することなく、単に直線的に押し込むだけ
で取付具50、50に係止させることができるから、ワ
ンタッチ操作が可能となる。
【0020】したがって、従来のように、取付ねじを回
転操作する必要がなく、重い反射板20を長時間片手で
支えるなどの面倒な作業から解放され、作業能率が向上
し、疲労も少なくすることができる。
【0021】さらに、上記図4に示すように、ワンタッ
チ操作で取り付けられた反射板20が天井面40との間
で隙間を生じる場合は、取付ねじ22、22を回転操作
すると反射板20が引上げられるので、図1に示すよう
に、反射板20の開口面を天井面40の当接させること
ができる。すなわち、取付ねじ22、22を回転操作す
ることにより増し締めすることができる。
【0022】なお、取付ねじ22、22を緩めて取り外
したい場合は、従来と同様に取付ねじ22、22を回転
操作して螺退出させればよい。
【0023】本発明は上記実施例に制約されるものでは
ない。すなわち、上記実施例の場合、反射板20を器具
本体10に取付ける場合を示したが、本発明の器具部品
は反射板20に限らず、カバーやセードなどのような他
の器具部品を器具本体10に取付ける場合であっても実
施可能である。
【0024】また、一対の係止片60a、60bは図5
に示す構造に限らず、例えば係止片60a、60bの形
状はL字形に制約されず、例えばブロック形状であって
もよく、またケーシング52にテーパ面55、55を形
成してあるから係止片60a、60bには傾斜した立上
がり壁61a、61bは無くてもよい。
【0025】さらに、本発明は天井直付形照明器具には
制約されず、天井埋込形照明器具であっても実施可能で
あり、かつ器具も直管形けい光ランプ用の器具には限ら
ない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、器
具部品側の取付ねじを照明器具本体側の取付具に挿入す
るだけで、この取付ねじを取付具に収容した係止片に螺
係止させることができ、取付ねじを回転操作することな
く単に直線的に挿入するだけのワンタッチ操作により器
具部品を照明器具本体に取り付けることが可能になる。
よって、器具の組み付けが容易になり、作業能率が向上
する。また、上記取付ねじを螺係合したのち、この取付
ねじを回すとさらに増し締めすることができ、強固な取
付が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、照明器具本体に反射
板を取付けて増し締めした状態の断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】同実施例の場合の器具本体に反射板を取付ける
初期の状態を示す断面図。
【図4】同実施例の場合の器具本体に反射板を取付ける
途中の状態を示す断面図。
【図5】同実施例の係止片を示すもので、(A−1)
図、(A−2)図および(A−3)図はそれぞれ一方の
係止片の平面図、正面図および側面図、(B−1)図、
(B−2)図および(B−3)図はそれぞれ他方の係止
片の正面図、平面図および側面図。
【図6】同実施例の照明器具全体の分解した斜視図。
【符号の説明】
10…器具本体 12…ソケット 20…反射板 22…取付ねじ
24…クリップ 30…直管形けい光ランプ 40…天井面 50…取付具 52…ケーシング
54…導入孔 55…テーパ面 56…コイルばね 60a、60b…係止片 62a、62b…ガイド
面 63a、63b…半円部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器具部品に取付ねじを係止し、この取付
    ねじを照明器具本体に螺着して上記器具部品を照明器具
    本体に取付ける装置において、 上記照明器具本体に上記取付ねじが螺着される取付具を
    設け、 この取付具は、テーパ面を有するケーシングと、 このケーシング内に上記テーパ面に沿って摺動可能に収
    容され、相互に接近した場合にこれらの対向面で上記取
    付ねじが螺係合可能な一対の係止片と、 これら係止片を押圧付勢する弾性部材とからなり、 上記器具部品に係止された取付ねじを上記ケーシングを
    挿通して上記一対の係止片間に挿入した場合、これら係
    止片が押されてテーパ面に沿って摺動することにより相
    互の間隔を開き、これらの間に取付ねじが貫通された場
    合に弾性部材の押圧力により相互の間隔が狭められるこ
    とによりこれら係止片の間に上記取付ねじを螺着したこ
    とを特徴とする照明器具の器具部品取付装置。
JP31728692A 1992-11-26 1992-11-26 照明器具の器具部品取付装置 Pending JPH06168612A (ja)

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