JPH0616857U - ニオイセンサ - Google Patents

ニオイセンサ

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Publication number
JPH0616857U
JPH0616857U JP5388492U JP5388492U JPH0616857U JP H0616857 U JPH0616857 U JP H0616857U JP 5388492 U JP5388492 U JP 5388492U JP 5388492 U JP5388492 U JP 5388492U JP H0616857 U JPH0616857 U JP H0616857U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
substrate
odor
odor sensor
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP5388492U
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English (en)
Inventor
義昭 岡山
篤史 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0616857U publication Critical patent/JPH0616857U/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 センサ素子3と該センサ素子を加熱する加熱
部とからなるセンサ部を基板1上に設けたニオイセンサ
において、該基板を貫通する開口部2を該センサ部の周
囲に設けた。 【効果】 センサ部で生じた熱を、その周囲に設けた基
板を貫通する開口部により、基板上で効率よく絶縁する
ことができるため、従来技術で必要であった手間のかか
るリード線のスポット溶接を行う必要がなく、消費電力
の低減が可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ニオイセンサに関するものであり、さらに詳しくは同一基板上でセ ンサ部と他の部分とが効率よく熱絶縁されているニオイセンサに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
近年、火災を早期に検出するための手法として、火災の際に煙以前に発生する 焦げ臭をニオイセンサにより検知する方法が注目されている。 従来のニオイセンサは、図3に示すように、例えば主電気回路が搭載されるガ ラス基板等による回路基板7上に複数の端子6が間隔をあけて設けられ、この端 子6の頭部にセンサ用電極4およびヒータ用電極(図示せず)のためのリード線 9が溶接(ボンディング)されて取り付けられ、センサ部Sを有するアルミナ基 板を支持していた。アルミナ基板上のセンサ部Sは、センサ素子3(例えば酸化 第二錫)と、このセンサ素子3の基板を通じた反対面に印刷焼成されたヒータ( 図示せず)とから構成され、センサ素子3がニオイを感応して検出するためにヒ ータ材料を350℃以上に加熱していた。 このように、従来のニオイセンサでは、センサ部Sがリード線9でガラス基板 7上部で固定されていることにより、ヒータを加熱することにより発生した熱の 伝導が防止され、他の回路に悪影響を及ぼすことはなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のニオイセンサにおいては、基板にあらかじめ リード線を取り付け、端子のネイルにこのリード線1本1本を慎重に配置してス ポット溶接する必要があり、非常に手間のかかるものであった。 本考案は上記のような従来の課題を解決し、手間のかかるスポット溶接を行う ことなく、基板上でセンサ部と他の部分とが効率よく熱絶縁されているニオイセ ンサを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは鋭意検討の結果、上記のような従来の課題を解決することができ た。 すなわち本考案は、センサ素子と該センサ素子を加熱する加熱部とからなるセ ンサ部を基板上に設けたニオイセンサにおいて、該基板を貫通する開口部を該セ ンサ部の周囲に設けたことを特徴とする、ニオイセンサを提供するものである。
【0005】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面を用いて説明する。 図1において、1はアルミナ等による素子基板、2は開口部、3はセンサ素子 (例えばスパッタ蒸着された薄膜の酸化第二錫)、4はセンサ用電極、5は金ペ ーストをスクリーン印刷して焼成された導体パターン、6は端子、7は前述の回 路基板である。なお、図2に示すように、センサ素子3の素子基板1を通じて反 対面には、例えばペーストで成膜した酸化ルテニウムからなるヒータ8が設けら れセンサ部Sを構成している。センサ素子3の周囲には素子基板1を貫通する開 口部2が複数個設けられている。このため、350℃以上に加熱されたセンサ部 Sから放出される熱は、この素子基板1に設けられた放熱作用のある開口部2に よって放熱され熱伝導が抑制されている。従って素子基板1上で効率のよい熱絶 縁が行われている。 また、上記のように素子基板1内での熱絶縁が良好であるため、素子基板1を 半田付け等によって回路基板7および端子6に直接固定することができ、従来技 術で必要であった手間のかかるリード線のスポット溶接を行う必要がない。なお 、図1では、開口部2の形状を四角形として例示しているが、本考案においては これに制限されず、状況によって、その形状、大きさ、個数等を自由に選択する ことができる。さらに、回路構成によっては、基板1、7が一体のものであって もよい。 本実施例では、センサ素子3の背面にヒータ8を有する構成について示してい るが、絶縁層を介してヒータ8の上側にセンサ素子3を設けるような片面構造で あってもよい。また、この構造は、1素子の場合について示しており、例えばセ ンサ素子3の成分の異なるものを並設しているような2素子またそれ以上の構成 であってもよく、そうすることでニオイの識別が可能になり、火災判別の際の誤 報をなくすことができる。
【0006】
【考案の効果】
本考案のニオイセンサでは、上記実施例で説明したように、センサ部で生じた 熱を、その周囲に設けた基板を貫通する開口部により、基板上で効率よく絶縁す ることができるため、従来技術で必要であった手間のかかるリード線のスポット 溶接を行う必要がなく、消費電力の低減が可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のニオイセンサの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1の主要部断面図である。
【図3】従来のニオイセンサの概略を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 素子基板 2 開口部 3 センサ素子 4 センサ用電極 5 導電パターン 6 端子 7 回路基板 8 ヒータ 9 リード線 S センサ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ素子と該センサ素子を加熱する加
    熱部とからなるセンサ部を基板上に設けたニオイセンサ
    において、該基板を貫通する開口部を該センサ部の周囲
    に設けたことを特徴とする、ニオイセンサ。
JP5388492U 1992-07-31 1992-07-31 ニオイセンサ Pending JPH0616857U (ja)

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JPH0616857U true JPH0616857U (ja) 1994-03-04

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ID=12955169

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010084916A1 (ja) * 2009-01-21 2010-07-29 北陸電気工業株式会社 ガスセンサ用基体及びその製造方法

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