JPH0616842Y2 - 産業車両のキャンバスキャビン - Google Patents

産業車両のキャンバスキャビン

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JPH0616842Y2
JPH0616842Y2 JP847288U JP847288U JPH0616842Y2 JP H0616842 Y2 JPH0616842 Y2 JP H0616842Y2 JP 847288 U JP847288 U JP 847288U JP 847288 U JP847288 U JP 847288U JP H0616842 Y2 JPH0616842 Y2 JP H0616842Y2
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JP
Japan
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cabin
canvas
driver
cab
license plate
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JP847288U
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JPH01112149U (ja
Inventor
修 石井
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は産業車両のキャンバスキャビンに関するもの
である。
(従来の技術) フォークリフト等、ヘッドガードを備えた産業車両を雨
天時や強風時等に運転する場合、運転席の作業者を保護
するため、キャンバスキャビンが使用される。
すなわち、第8図に示すように、車両31のヘッドガー
ド及びこれを支持する前後一対の支柱間を包むように、
運転室全体をキャンバスキャビン32で覆うことによ
り、運転室の内部を外部から遮断する。そして、キャン
バスキャビン32に設けた透明な窓Wから外部の状態を
確認しながら運転して、車両31の安全な走行を図ると
とともに、キャンバスキャビン32の側部に取付けた一
対のファスナ33を操作することにより、これらファス
ナ33間の部分を開放し、作業者が外部と運転室との間
を乗降する。
そして、運転室を覆うキャンバスキャビン32の後部
は、第9図に示すように、運転席34の後方で固定され
たライセンスプレート35よりも後方に位置し、このラ
イセンスプレート35をも風雨から保護している。
(考案が解決しようとする課題) ところが、公共の道路等の走行時に法律上表示を義務づ
けられているライセンスプレート35の表示を行うにあ
たり、これを外部から視認可能にするためには、第9図
に示すように、キャンバスキャビン32の後部に取付け
た一対のファスナ36を操作して、これらに挟まれた個
所を開放する必要がある。図からも明らかなように、前
記した一対のファスナ36は左右に大きく離間して上下
へと平行に延びるものであり、これらを操作することに
より、キャンバスキャビン32の後部が大きく開放され
る。よって、例えば雨天時ライセンスプレート35を外
部に露出して表示すべく、両ファスナ36を開放操作す
ると、運転席内に雨がる降込み、キャンバスキャビン3
2の目的である運転室の保護が不可能になる。
この考案は上記した問題点を解決するためになされたも
のであり、その目的は運転席を風雨、強風から保護しつ
つ、ライセンスプレートを外部に露出して表示すること
が可能な産業車両のキャンバスキャビンを提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) この考案は上記した目的を解決するために、ヘッドガー
ドを覆い、さらに同ヘッドガードを支持する前後一対の
支柱間を閉鎖し、運転室を外部から遮断して風雨等から
保護する産業車両のキャンバスキャビンにおいて、キャ
ビン本体に対して運転室の遮断状態を維持しつつ開閉さ
れ、開放時には運転席の後方において一対の支柱間に設
けたライセンスプレートを外部に露出させる開放手段を
設けたことを解決手段とする。
(作用) この考案は上記した手段を採用したことによって、開放
手段が開放操作されると、キャビン本体により運転室が
外部から遮断された状態で、ライセンスプレートのみが
外部に露出され得る。
(実施例) 以下、この考案の第1の実施例を第1図、2図に従って
述べる。なお、本実施例におけるキャンバスキャビンは
その後部の構成のみを特徴とし、その他の部分は従来品
と同一であるため、その説明を省略する。
第1図において、フォークリフトの後部に設けた一対の
支柱1間を含む運転室全体を覆うキャビン本体2の後部
には、運転室を開放するための一対のファスナ3が上下
へと平行に延び、さらに両ファスナ3の内側には同じく
上下へ平行に延びる開放手段としての一対の短形状をな
す拡張許容ファスナ5が設けられている。そして、キャ
ビン本体2の両許容ファスナ5間の領域が移動部2aと
され、両支柱1間に配置したライセンスプレート4と対
応する位置にある。
前記許容ファスナ5は、第2図に示すように、両ファス
ナ片5aにて構成され、これらファスナ片5aはキャビ
ン本体2と同一の材質よりなす余剰部6にて連結されて
いる。そして、第1図に示すように、前記許容ファスナ
5が閉鎖状態にあるとき、余剰部6を二つ折りに畳んで
運転室側に収納し、キャビン本体2に適度な緊張を付与
している。
これら許容ファスナ5を開放操作して、余剰部6の重合
を解除すると、キャビン本体2の余剰部6は拡張可能と
なる。従って、車輌の一般道路等の走行時においては、
第2図に示すように、余剰部6を運転室側に拡張させ、
移動部2aをライセンスプレート4よりも運転室側に移
動させることにより、同ライセンスプレート4は外部に
露出され、視認可能な状態となる。
上記の状態において、運転室と外部とを遮断するキャビ
ン本体2は、その余剰部6及び移動部2aにおいても運
転室を遮断していることにより、風雨等が外部から運転
室内へと侵入することはない。
なお、車両が工場内等、ライセンスプレート4を表示す
る必要がない場所を走行するときには、ライセンズプレ
ート4は移動部2aにて閉塞され風雨から保護される。
次に、この考案の第2の実施例を第3、4図に従って述
べる。この実施例ではキャビン本体2の後部の下端部分
を運転室側に折曲させて窪ませ、この窪み内の収納空間
7をキャビン本体2とは別体に設けた閉塞片8にて収納
空間7を閉塞するように複数個のホック9で係着し、こ
れを開放手段としたものである。そして、収納空間7内
のライセンスプレート4の表示にあたっては、閉塞部8
をキャビン本体2から離脱させてライセンスプレート4
を外部に露出させるこによって行われる。なお、閉塞片
8のキャビン本体2に係着する手段として、ホック9に
代えて面ファスナを使用することも可能である。
このように開放手段を構成しても、その効果において前
記第1実施例に比較してなんら遜色のあるものではな
い。
また、第5〜7図はこの考案の第3の実施例を示すもの
である。
この実施例においては、キャンバスキャビン2の後部下
端部分に前方にベローズ状をなして突出する開放手段と
しての伸縮体10を設け、その前端を常に移動体12に
て閉塞したものである。この移動体12には係止用のホ
ック13を備えた紐部が設けられ、同ホック13に対応
するようにキャンバスキャビン2には係合部14が設け
られている。そして、第6図に示すように、この伸縮体
10を伸長させてライセンスプレート4を外部に露出
し、第7図に示すように伸縮体10を収縮させてホック
13を係合部14に対して係合させたのち、移動体12
をライセンスプレート4の後方に移動させ、ライセンス
プレート4を外部から遮断する。
この構成においても、上記の実施例群と同様の効果を発
揮する。
〔効果〕 以上詳述したように、この考案のキャンバスキャビンに
おいては、運転席を風雨、強風等から保護しつつ、ライ
センスプレートを外部に露出して表示することができる
という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の要部を示す斜視図、
第2図は第1図の変化を示す斜視図、第3図はこの考案
の第2の実施例を示す要部後面図、第4図は第3図の断
面図、第5図はこの考案の第3の実施例を示す断面図、
第6図は第5図の斜視図、第7図は第6図の伸縮体の開
いた状態を示す斜視図、第8図及び第9図はそれぞれ従
来例を示す斜視図及び後面図である。 支柱1、キャビン本体2、ライセンスプレート4、開放
手段としての拡張許容ファスナ5、開放手段としての閉
塞片8、開放手段としての伸縮体9。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドガードを覆い、さらに同ヘッドガー
    ドを支持する前後一対の支柱間を閉鎖し、運転室を外部
    から遮断してこれを風雨等から保護する産業車両のキャ
    ンバスキャビンにおいて、 キャビン本体に対して運転室の遮断状態を維持しつつ開
    閉され、開放時には運転席の後方において一対の支柱間
    に設けたライセンスプレートを外部に露出させる開放手
    段を設けた産業車両のキャンバスキャビン。
JP847288U 1988-01-25 1988-01-25 産業車両のキャンバスキャビン Expired - Lifetime JPH0616842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP847288U JPH0616842Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25 産業車両のキャンバスキャビン

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JP847288U JPH0616842Y2 (ja) 1988-01-25 1988-01-25 産業車両のキャンバスキャビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01112149U JPH01112149U (ja) 1989-07-27
JPH0616842Y2 true JPH0616842Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31214377

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