JPH0616809B2 - 自動車トンネル用除塵フイルタ - Google Patents

自動車トンネル用除塵フイルタ

Info

Publication number
JPH0616809B2
JPH0616809B2 JP16961085A JP16961085A JPH0616809B2 JP H0616809 B2 JPH0616809 B2 JP H0616809B2 JP 16961085 A JP16961085 A JP 16961085A JP 16961085 A JP16961085 A JP 16961085A JP H0616809 B2 JPH0616809 B2 JP H0616809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter medium
air
filter
dust
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16961085A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6230520A (ja
Inventor
徳吾 残間
憲治 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP16961085A priority Critical patent/JPH0616809B2/ja
Publication of JPS6230520A publication Critical patent/JPS6230520A/ja
Publication of JPH0616809B2 publication Critical patent/JPH0616809B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とする。
(産業上の利用分野) この発明はダスト混じりの空気を濾過してその空気から
ダストを取除くフィルタに関する。
(従来の技術) この種のフィルタにあって、ダスト混じりの空気が流れ
る通気路に対し濾材をその通気路を遮るよう直線的に張
設したものは、除塵することのできる空気の処理量が少
ないという問題点があった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記従来の問題点を除き、濾材を蛇行状に配
設することによって著しく広い濾過面積を得ることがで
きて、除塵すべき空気の処理量を大幅に向上させ得るよ
うにしたフィルタを提供しようとするものである。
本願発明の構成は次の通りである。
(問題点を解決する為の手段) 本願発明は前記請求の範囲記載の通りの手段を講じたも
のであってその作用は次の通りである。
(作用) 夫々硬質のネット材で形成された複数の回転ドラムによ
って濾材が蛇行状に支えられる。通気路を通るダスト混
じりの空気が、その濾材を透過しようとする時に、そこ
に混入しているダストが濾材によって除去される。上記
の場合濾材は複数の回転ドラムの外周面によって担持さ
れている為、上記通気路を流れる空気によって破損させ
られるようなことは極めて少ない。濾材を取り替えるに
当っては、上記複数の回転ドラムを回すことにより汚れ
た濾材を一方へ送って回転ドラムから外すと共に、その
汚れた濾材に代えて新しい濾材を上記汚れた濾材の移動
経路でもって複数の回転ドラムの外周面に対し蛇行状に
添設することができる。
(実施例) 以下本願の実施例を示す図面について説明する。1は床
面、2はシールプレートを夫々示し、それらの間におい
て通気路3が形成されている。尚通気路3の側面は図示
しない周知の側壁によって囲まれている。4は上記通気
路3を遮るように配設したフィルタを示す。このフィル
タ4において、5は機枠、6,6・・・は瀘材担持用の
回転ドラムで、夫々硬質のネット材例えば金網で断面円
形に(六角形等の多角形も可)形成してあると共に機枠
5に対し回転自在に装着してある。この回転ドラム6を
構成するネット材のメッシュは、通気路3を流れる空気
の圧損が小さく保たれるような大きさに選ぶのが良く、
例えば5mm角〜10mm角以上のものが良い。7は上記複数
の回転ドラム6の外周面に蛇行状に添わせた帯状の濾材
を示す。この濾材7としては除去すべきダストに応じた
目のものが用いられる。8は機枠5に取付けた受止部材
で、硬質のネット材で形成してある。
この受止部材8も前記回転ドラムと同様にそのメッシュ
を定めるのが良い。次に10は濾材の供給部、11は巻取部
を夫々示す。上記供給部10と巻取部11とは均等の構成で
ある為、巻取部11のみについて詳細な説明をし、供給部
10については重複する説明を省略する。12は機枠5に回
動自在に装着した巻取軸で、減速機付きの巻取用モータ
13によって回転駆動されるようになっている。14はカバ
ー、15は巻終り検知用のリミットスイッチで、検出片15
aを巻取軸12に巻取られる濾材7の外周面に当接させて
ある。16は機枠5に回動自在に装着したガイドロール
で、その外周面の一部に操作片17が備えさせてある。18
は巻取量検知用のリミットスイッチで、上記ガイドロー
ル16が回動して操作片17が間欠的にこのスイッチ18を作
動させることにより、その作動回数をカウントして巻取
軸12に対する濾材7の巻取量を検知する。20は再生装置
を示す。これにおいて21は再生室、22は再生用ノズル
で、噴出口23を備えている。24は高圧空気の供給管で、
一端はノズル22に他端は高圧空気供給装置に接続してあ
る。25はダクトで、一端は再生室21に他端は図示外の周
知の集塵機(例えばバグフィルタ、サイクロン等)に接
続してある。上記のような構成の再生装置20は上記供給
部10においても備えられている。次に27は機枠5に取付
けた流量調整用の周知のダンパで、複数のダンパ羽根28
を有している。これらのダンパ羽根は図示外のモータに
よって連動的に駆動される。
上記構成のフィルタによりダスト混じりの空気からダス
ト(例えば未燃カーボンや砂塵など)の除去を行う場合
には、そのダスト混じりの空気が第1図において左方か
ら矢印で示される如く通気路3に流される。そのダスト
混じりの空気は、フィルタ4における蛇行状の濾材7を
通る。この場合回転ドラム6及び受止部材8はネット材
で形成して空気の透過が可能となっている為、上記空気
は回転ドラム6や受止め部材8の存在に拘らず、蛇行状
の濾材7の任意の箇所を通り抜ける。そしてその時に、
空気に含まれているダストは濾材7によって捕獲され、
ダストが除かれた空気のみが濾材7を通過する。上記の
ようにして清浄化された空気はダンパ27を通って第1図
における右方に流出する。尚上記の場合、空気の流れが
強過ぎて回転ドラム6における第1図右側の周面から濾
材7が浮き上がっても、それは受止部材8で受け止めら
れて破損が防止される。
上記のようなダストの除去により回転ドラム6に添わさ
れている濾材7が汚れた場合(その検出は例えばフィル
タ4よりも通気路上流側と下流側での差圧の検出により
行う)にはその張替を以下のように行う。巻取用モータ
13により巻取軸12を回動させる。すると汚れた濾材は軸
12に引かれる為、各回転ドラム6が夫々回転して濾材7
は下方へ移動し、軸12に順次巻取られていく。これによ
り供給部10からは新しい濾材が引出され、その新しい濾
材が回転ドラム6に対して再び蛇行状に添設された状態
となる。尚汚れた濾材が全て巻取軸12に巻取られたこ
とは巻取量検知用リミットスイッチ18で検知され、その
巻取が終わった時点においてモータ13が停止される。
上記のように汚れた濾材7を巻取軸12に巻取る過程では
再生装置20により濾材7の再生、即ち濾材7に付着して
いるダストの除去が次のように行われる。即ち、ダクト
25を通して再生室21内の空気が集塵機に向け吸引される
と共に、供給管24を通してノズル22に高圧の空気が供給
され、吹出口23から高速の空気が濾材7に向けて吹きつ
けられる。尚吹出口23の幅は例えば1.5mmで、そこか
ら吹出される空気の速度は 100m/秒以上である。この
ような空気の吹きつけにより濾材7に付着していたダス
トは濾材7から吹き払われ、その吹き払われたダストは
空気と共にダクト25を通して集塵機に送られる。尚上記
ダクト25により空気の吸引量はノズル22からの空気の吹
出量よりも多くして(例えば2.5倍以上)再生室21の
隅(濾材7が出入する部分)から吹き払われたダストが
流出するのを防止すると良い。
上記の如き巻取部11の動作による回転ドラム6に対する
濾材7の張替が複数回行われ、供給部10に残存する濾材
7が無くなった場合には(尚上記濾材7の長さは例えば
20〜30mであり、上記のような張替は7回程度可能であ
る)、濾材7の移動方向を巻取部11から送り出され供給
部10に巻取られるように反転して、上記のような除塵動
作及び張替動作の繰返しを再び行えば良い。そして供給
部10に全ての濾材が巻取られたならば、再び方向を反転
し前記説明と同様に除塵及び張替の操作を行えば良い。
次に第4図は上記フィルタの使用状態の一例を示すもの
である。図において31は自動車トンネルの換気用の排気
路で、その一端31aは自動車トンネル本道に、他端31b
は排気塔に接続される。32は排気ファン、33は整流板を
示す。
このような構成のものにあっては、排気ファン32により
トンネル本道からダスト混じりの空気が吸引され、その
ダスト混じりの空気はフィルタ4を通ることによりダス
トが除去される。そして清浄化された空気は排気塔から
大気中に排出される。
次に第5図は上記フィルタの使用状態の更に異なる例を
示すものである。図において34はトンネル本道、35は循
環ダクト、36は循環用ファンを夫々示す。
このような構成のものにあっては、トンネル本道34から
矢印方向に吸引されたダスト混じりの空気がフィルタ4
を通って浄化され、更に循環用ファン36を通ってトンネ
ル本道34に戻される。
尚本件明細書中では上記フィルタの用途を自動車トンネ
ル用除塵フィルタとして説明したが、その用途は必ずし
も自動車トンネル用に限られるものではなく、例えばビ
ルや工場における空調設備など一般空調用のフィルタと
して用いることができることは当然のことである。
(発明の効果) 以上のように本発明にあっては、通気路を流れるダスト
混じりの空気を濾材7によって濾過する場合、濾材7は
複数の回転ドラムに対し蛇行状に添設してあるから、濾
材を通気路を遮って直線的に張った場合に比べ著しく広
い濾過面積を得ることができ、除塵すべき空気の処理量
を大幅に向上させ得る効果がある。
しかも上記の場合、上記の如く広い濾過面積が得られる
ようにしたものであっても、上記濾材7は回転ドラム6
の周面で担持しているから、通気路を流れる空気に対す
る濾材の機械的強度が弱くても、濾材7の原形を維持さ
せて破損に耐えさせることのできる特長がある。このこ
とは比較的厚手で丈夫な濾材が使用できるは無論のこ
と、細かなダストに対する除去効率を高めるべく目が細
かくて極めて薄い濾材を使用したという要望にも応える
ことのできる利点がある。
更に本発明にあっては、上記濾材7が汚れた場合、回転
ドラム6を回すことにより、汚れた濾材を一方へ送って
除去すると共に、その汚れた濾材に代えて新しい濾材を
複数の回転ドラム6に添わせることができ、新しい濾材
への取替の為に要する時間を極めて短くできる効果もあ
る。
また再生巻取を自動化することにより再使用可能な状態
にて濾材を巻取るため濾材交換の必要がなく人手も省略
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は縦断面図、
第2図は第1図の一部破断左側面図、第3図は巻取部付
近の詳細な構造を示す縦断面図、第4図及び第5図は夫
々設置例を示す図。 6……回転ドラム、7……濾材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダスト混じりの空気が流れる通気路には、
    夫々空気の透過を可能にする硬質のネット材で形成され
    た複数の回転ドラムを上記通気路を遮るよう並設し、更
    に上記複数の回転ドラムの外周に対し帯状の濾材を蛇行
    状に添設して、その濾材を複数の回転ドラムの外周面に
    よって担持したことを特徴とする自動車トンネル用除塵
    フィルタ。
JP16961085A 1985-07-31 1985-07-31 自動車トンネル用除塵フイルタ Expired - Lifetime JPH0616809B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16961085A JPH0616809B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 自動車トンネル用除塵フイルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16961085A JPH0616809B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 自動車トンネル用除塵フイルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6230520A JPS6230520A (ja) 1987-02-09
JPH0616809B2 true JPH0616809B2 (ja) 1994-03-09

Family

ID=15889686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16961085A Expired - Lifetime JPH0616809B2 (ja) 1985-07-31 1985-07-31 自動車トンネル用除塵フイルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616809B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01224026A (ja) * 1988-03-03 1989-09-07 Daido Steel Co Ltd 除塵装置
JP2722545B2 (ja) * 1988-10-28 1998-03-04 大同特殊鋼株式会社 除麈装置
JPH0556289U (ja) * 1991-12-30 1993-07-27 株式会社エイ・シー・エム 水活性化装置
KR100974040B1 (ko) 2007-10-24 2010-08-05 건국대학교 산학협력단 지하철 열차풍을 이용한 역사구간의 공기정화시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6230520A (ja) 1987-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5421845A (en) Low pressure pulse jet dust collector
JP2007038215A (ja) 空気調和機
US4226715A (en) Apparatus and method for separating entrained particulate matter from a conveying fluid
US3871845A (en) Industrial air filter
CN101861117A (zh) 电吸尘器
CN104689671A (zh) 含尘气体的除尘方法及装置
CN207445809U (zh) 除尘装置和除尘设备
EP0210164B1 (en) Filter, especially air filter
JPS63178819A (ja) 自浄装置を装備したガス流濾過装置
US3483675A (en) Automatic cleaning filtering apparatus
CN110433576B (zh) 一种用于空气净化的疏通效果好的袋式除尘系统
CA1326332C (en) Dust collector
JPH0616809B2 (ja) 自動車トンネル用除塵フイルタ
EP0389045B1 (en) Filtering device for separating dust from aeriform fluid and in particular for separating textile dust
US5584913A (en) Dust collector with two stage self-cleaning of filter elements
US5651802A (en) Fluid filter for separating entrained particulate matter from a moving fluid stream
JP3745305B2 (ja) 集塵装置
US5466271A (en) Pre-filter with rotating nozzle
JPS6262936A (ja) 紡機における清掃装置
CN206934953U (zh) 数控脉冲吹扫除尘系统及城市道路吸尘车
JPH07284689A (ja) 空気清浄装置
CN107190690A (zh) 数控脉冲吹扫除尘系统及城市道路吸尘车
JPS60110313A (ja) バグフイルタ装置
JP2003001037A (ja) 気体浄化方法及び気体浄化装置
JPH01224026A (ja) 除塵装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term