JPH0616803B2 - 気体/液体接触塔 - Google Patents
気体/液体接触塔Info
- Publication number
- JPH0616803B2 JPH0616803B2 JP60049179A JP4917985A JPH0616803B2 JP H0616803 B2 JPH0616803 B2 JP H0616803B2 JP 60049179 A JP60049179 A JP 60049179A JP 4917985 A JP4917985 A JP 4917985A JP H0616803 B2 JPH0616803 B2 JP H0616803B2
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- JP
- Japan
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- downcomer
- gas
- liquid
- tray
- column
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
- B01D3/14—Fractional distillation or use of a fractionation or rectification column
- B01D3/16—Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid
- B01D3/22—Fractionating columns in which vapour bubbles through liquid with horizontal sieve plates or grids; Construction of sieve plates or grids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は気体/液体接触塔に係る。塔は前記塔を逆流方
向に流れる気体と液体の間の密接な接触を行なうための
接触トレーを備えた内部を持っている。
向に流れる気体と液体の間の密接な接触を行なうための
接触トレーを備えた内部を持っている。
さらに特定的には、本発明は、複数個の事実上水平な、
垂直方向に間隔を取ったトレーを持つ垂直方向に延伸す
る気体/液体接触塔に係り、各トレーは、上昇する気体
を通すための複数個の開口と、トレーの下側のスペース
に液体を放出するための少なくとも1個の降下管を持っ
ており、前記降下管は一部がトレーの上に、一部がトレ
ーの下に延伸しており、前記降下管はその上端が開いて
おり、その下端には、液体排出用開口を備えている。
垂直方向に間隔を取ったトレーを持つ垂直方向に延伸す
る気体/液体接触塔に係り、各トレーは、上昇する気体
を通すための複数個の開口と、トレーの下側のスペース
に液体を放出するための少なくとも1個の降下管を持っ
ており、前記降下管は一部がトレーの上に、一部がトレ
ーの下に延伸しており、前記降下管はその上端が開いて
おり、その下端には、液体排出用開口を備えている。
作動時に、液体は塔の頂部に、気体相は塔の底部に導入
され、その結果濃度の差は、液体と気体を塔を逆方向に
流れさせる駆動力となる。トレーは、一連の活性部分を
限定し、従って液体と気体は、二つの位相の間の質量変
換を行なうため、共に接触のための密接混合に導かれ
る。
され、その結果濃度の差は、液体と気体を塔を逆方向に
流れさせる駆動力となる。トレーは、一連の活性部分を
限定し、従って液体と気体は、二つの位相の間の質量変
換を行なうため、共に接触のための密接混合に導かれ
る。
本明細書及び請求範囲に記載の“気体”という用語は、
蒸気又は密度の低い液体を含むものと理解されるべきで
ある。
蒸気又は密度の低い液体を含むものと理解されるべきで
ある。
上記のタイプの塔は、蒸留、吸収およびかす取りに用い
られる。この種の塔に適合するトレーは、格子トレー、
気体を通すための環または他の形の開口をもつプレート
で形成されるふるいトレー、及びトレーの開口内に交換
可能に配置された弁を備える弁トレーを例として挙げる
事ができる。液体は、一つのトレーの高さから、もうひ
とつへトレーの開口内に取付けられた降下管を介して送
られる。降下管の下部の液体放出用開口は、これらの開
口が、塔の作動中に、気体の上方へ向かう流れに逆らっ
て、停滞した液体により適切に密閉されるように配置さ
れている。降下管は、部分的に適切なトレーの上方に延
伸し、活性部分内のトレー上の液体高さを決定する。
られる。この種の塔に適合するトレーは、格子トレー、
気体を通すための環または他の形の開口をもつプレート
で形成されるふるいトレー、及びトレーの開口内に交換
可能に配置された弁を備える弁トレーを例として挙げる
事ができる。液体は、一つのトレーの高さから、もうひ
とつへトレーの開口内に取付けられた降下管を介して送
られる。降下管の下部の液体放出用開口は、これらの開
口が、塔の作動中に、気体の上方へ向かう流れに逆らっ
て、停滞した液体により適切に密閉されるように配置さ
れている。降下管は、部分的に適切なトレーの上方に延
伸し、活性部分内のトレー上の液体高さを決定する。
接触トレーがそれらの質量変換機能を十分に完遂するこ
とができるためには、それらのトレーは下側のトレーに
蒸気が最小限送られるため、上側のトレーから脱ガスさ
れた液体を供給されなければならない。活性部分から液
体が集められる降下管は、その中で液体と気体の相の分
離が出来なければならない。
とができるためには、それらのトレーは下側のトレーに
蒸気が最小限送られるため、上側のトレーから脱ガスさ
れた液体を供給されなければならない。活性部分から液
体が集められる降下管は、その中で液体と気体の相の分
離が出来なければならない。
降下管を持つ接触トレーを備えた塔の最大容量は、液体
及び気体の分散が隣接トレー間の全スペースを満たし、
塔のオーバーフローを生じる時、又はトレーによる圧力
降下が、降下管内の液体の停滞によって最早平衡をとら
れ得ず、同様に塔のオーバーフローを生じる時に達成さ
れる。
及び気体の分散が隣接トレー間の全スペースを満たし、
塔のオーバーフローを生じる時、又はトレーによる圧力
降下が、降下管内の液体の停滞によって最早平衡をとら
れ得ず、同様に塔のオーバーフローを生じる時に達成さ
れる。
オイル及びガス工業界には、高いガス濃度及び液相一気
相間の低い界面圧力を条件として、逆流気体/液体接触
を含む多数の作業、例えば臨界域近傍の分別蒸留が存在
する。もうひとつの例は抽出蒸留であり、更にもうひと
つは液体・液体抽出である。これらの作業は、伝統的
に、容量と作業安定性の両面で関心の的であった。広い
条件範囲の下で、所定の液体流速について、所定のトレ
ーを通過する気体の最大可負荷量は、一定の最大負荷係
数から決定されることが分かっている。但し、高圧作業
は、流体相間の濃度差の減少により、最大容量における
負荷係数の急な減少を引き起こす恐れがある。
相間の低い界面圧力を条件として、逆流気体/液体接触
を含む多数の作業、例えば臨界域近傍の分別蒸留が存在
する。もうひとつの例は抽出蒸留であり、更にもうひと
つは液体・液体抽出である。これらの作業は、伝統的
に、容量と作業安定性の両面で関心の的であった。広い
条件範囲の下で、所定の液体流速について、所定のトレ
ーを通過する気体の最大可負荷量は、一定の最大負荷係
数から決定されることが分かっている。但し、高圧作業
は、流体相間の濃度差の減少により、最大容量における
負荷係数の急な減少を引き起こす恐れがある。
本発明の目的は、高圧が塔の最大容量へ及ぼす不利な影
響が除かれるか又は少なくとも最小化された高圧作業に
適合した気体/液体接触塔を提供することである。
響が除かれるか又は少なくとも最小化された高圧作業に
適合した気体/液体接触塔を提供することである。
本発明の気体/液体接触塔では、降下管がそれぞれ、降
下管の下部に様々な高さで複数個の気体入口をもつ少な
くとも1個の気体流路と、降下管の上端の上方に少なく
とも1個の気体出口とを備えている。
下管の下部に様々な高さで複数個の気体入口をもつ少な
くとも1個の気体流路と、降下管の上端の上方に少なく
とも1個の気体出口とを備えている。
作動中、液体と共に降下管に導入された気体は気体流路
を介してトレーの上側のスペースに逃れ、従ってつぎの
下側のトレーに液体と共に運ばれない。
を介してトレーの上側のスペースに逃れ、従ってつぎの
下側のトレーに液体と共に運ばれない。
トレー付き塔内で降下管から誘導ガスを抜く原理は、米
国特許第2,247,485号から知られるようなものがある。
但し、公知の換気システムは、中圧力の作業にだけ適し
ており、液体と気体の間の密度差が小さくなった高圧作
業では事実上利点が得られない。公知の換気システムで
は、誘導ガスは降下管から、降下管の堰の底部と直近隣
の高さで放出される。堰とは、トレーの上部に延伸する
降下管の側壁部分である。公知の換気システムは、降下
管への液体流と堰の間に高い液体負荷で生起し得る圧力
を減じる。この圧力成立は普通、“堰のナップ下での圧
力”という表現で示される。ナップ下圧力を減じるため
のこの種換気システムは、低及び中位の圧力作業に於い
て、最大液体負荷を増加するため有効である。低及び中
位の圧力では、液体は降下管の堰から重力によって落
ち、その間気体によって事実上妨げられない。堰を落ち
る液体は、液流速度の増加と共に増え、そして場合によ
っては向かいの降下管の堰に達する。低流速では、遊離
ガスの除去の為の降下管の断面積は十分である。液流速
度が増加するに連れて、上方向に流れる遊離ガスのため
のスペースは、ばらばらに利用できる小断面部に狭まっ
てしまう。場合によっては、降下管の入口側は完全に閉
じられ、液流と降下管の堰との間の遊離ガスによる圧力
が成立する。このナップ下圧力が、液流を上に押しあ
げ、堰上で求められる水頭を増加させる降下を持つ。ナ
ップ下圧力を生じる気体を換気することによって、液高
を堰大で低く維持することが出来、従って換気の無いシ
ステムと比較して、液体の容量を効果的に増すことがで
きる。
国特許第2,247,485号から知られるようなものがある。
但し、公知の換気システムは、中圧力の作業にだけ適し
ており、液体と気体の間の密度差が小さくなった高圧作
業では事実上利点が得られない。公知の換気システムで
は、誘導ガスは降下管から、降下管の堰の底部と直近隣
の高さで放出される。堰とは、トレーの上部に延伸する
降下管の側壁部分である。公知の換気システムは、降下
管への液体流と堰の間に高い液体負荷で生起し得る圧力
を減じる。この圧力成立は普通、“堰のナップ下での圧
力”という表現で示される。ナップ下圧力を減じるため
のこの種換気システムは、低及び中位の圧力作業に於い
て、最大液体負荷を増加するため有効である。低及び中
位の圧力では、液体は降下管の堰から重力によって落
ち、その間気体によって事実上妨げられない。堰を落ち
る液体は、液流速度の増加と共に増え、そして場合によ
っては向かいの降下管の堰に達する。低流速では、遊離
ガスの除去の為の降下管の断面積は十分である。液流速
度が増加するに連れて、上方向に流れる遊離ガスのため
のスペースは、ばらばらに利用できる小断面部に狭まっ
てしまう。場合によっては、降下管の入口側は完全に閉
じられ、液流と降下管の堰との間の遊離ガスによる圧力
が成立する。このナップ下圧力が、液流を上に押しあ
げ、堰上で求められる水頭を増加させる降下を持つ。ナ
ップ下圧力を生じる気体を換気することによって、液高
を堰大で低く維持することが出来、従って換気の無いシ
ステムと比較して、液体の容量を効果的に増すことがで
きる。
高圧では、降下管内の状態は上に述べたものとは全く異
なる。低及び中位の圧力では、降下管に入る液滴上の吸
引力は相対的に低く、液体は下方向に流れるとき、降下
管内の静止ガスによって事実上妨げられることはない。
しかし、気体密度は増加し、液体と気体の間の表面圧力
は減少し、吸引力はより大きくなる。絶対限界として、
塔の最大スループットは、気体速度が最大液体最終降下
速度に等しくなる点によって決定されるであろう。これ
は、液体/液体塔の容量がしばしば分散された液体相の
最終速度と相関することによる。もし、吸引力が、十分
に高ければ、液滴は非常に急速にそれらの最終降下速度
に達する。上部の流れは、液体が分散し、降下管の各部
はつぎの式によって概略的に表わすことができる。
なる。低及び中位の圧力では、降下管に入る液滴上の吸
引力は相対的に低く、液体は下方向に流れるとき、降下
管内の静止ガスによって事実上妨げられることはない。
しかし、気体密度は増加し、液体と気体の間の表面圧力
は減少し、吸引力はより大きくなる。絶対限界として、
塔の最大スループットは、気体速度が最大液体最終降下
速度に等しくなる点によって決定されるであろう。これ
は、液体/液体塔の容量がしばしば分散された液体相の
最終速度と相関することによる。もし、吸引力が、十分
に高ければ、液滴は非常に急速にそれらの最終降下速度
に達する。上部の流れは、液体が分散し、降下管の各部
はつぎの式によって概略的に表わすことができる。
Ug=表面降下管蒸気速度 Vd∞=液滴最終落下速度 αd=分散(液体)相容積分数 蒸気の下方担送なしについて(品和ち降下管からつぎの
下側トレーへ液体と共に運ばれる蒸気がない)Ug=0
とすれば、つぎのように単純化した式を書くことができ
る。
下側トレーへ液体と共に運ばれる蒸気がない)Ug=0
とすれば、つぎのように単純化した式を書くことができ
る。
Udc=αd(1−αd)Vd∞ 定数Vd∞について、この式はαdが0.5に等しけれ
ば、Udcが最大化されることを予言している。もし、
αd=0.5であれば、蒸気の下方担送無しについて、
Udc=0.25Vd∞である。この式から、実質上の蒸気
の下方の担送は、Udc/Vd∞が0.25以上であれば生
じると思われる。広い範囲の高圧システムにたいして、
降下管の底部で液体の一部を測定するという実験が行な
われた。これらの実験から、上の式は、実質上の蒸気の
下方担送の開始はかなり良好であることが分かった。
今、本出願人によって、高圧気体/液体接触塔内の最大
降下管液体負荷は、気体の一部を降下管に液体と一緒に
流れさせ、降下管から低いレベルで気体を漏れさせるこ
とによって、ガス圧から大幅に独立させることができる
ことが発見された。この方法で、気体と液体は降下管の
上部で並流式に流れ、従って事実上、液流に対する抵抗
を減らすことができる。好ましくは、気体は降下管から
できるだけ低い、この種の塔の稼働中の液高に近接した
レベルで除去されるべきであることが理解されるでだろ
う。
ば、Udcが最大化されることを予言している。もし、
αd=0.5であれば、蒸気の下方担送無しについて、
Udc=0.25Vd∞である。この式から、実質上の蒸気
の下方の担送は、Udc/Vd∞が0.25以上であれば生
じると思われる。広い範囲の高圧システムにたいして、
降下管の底部で液体の一部を測定するという実験が行な
われた。これらの実験から、上の式は、実質上の蒸気の
下方担送の開始はかなり良好であることが分かった。
今、本出願人によって、高圧気体/液体接触塔内の最大
降下管液体負荷は、気体の一部を降下管に液体と一緒に
流れさせ、降下管から低いレベルで気体を漏れさせるこ
とによって、ガス圧から大幅に独立させることができる
ことが発見された。この方法で、気体と液体は降下管の
上部で並流式に流れ、従って事実上、液流に対する抵抗
を減らすことができる。好ましくは、気体は降下管から
できるだけ低い、この種の塔の稼働中の液高に近接した
レベルで除去されるべきであることが理解されるでだろ
う。
以下に、本発明の一具体例につき、添付図面を参照して
詳しく説明する。
詳しく説明する。
第1図によれば、円筒形側壁2を備え、垂直に延伸する
塔の一部が示されている。塔は、適当な間隔、例えば15
0〜750mmで相互に上下に配置され、事実上塔の総断面に
亙って延伸した複数個の水平接触トレー3を備えてい
る。個々のトレー3は、上向きに流れる気体の流路を形
成する複数個の開口4を備えている。これらの開口4
は、トレーの作用面積に亙って事実上分配されており、
適切な形状を持つことができ、例えばスリット又は円形
の穴からなる。開口は一定の寸法を持ち、重ならない総
計面積を形成するように相互に間隔を取られ、この部分
はトレーの作用面積で、塔の稼動時の負荷条件に適して
いる。気体を通す開口4を備えたトレー3の部分は、ト
レーの作用面積即ち、これらの部分の上側では、液体と
気体が相互に強く混合しこれら二つの流体相の間で物質
及び/又は熱の交換を促す。
塔の一部が示されている。塔は、適当な間隔、例えば15
0〜750mmで相互に上下に配置され、事実上塔の総断面に
亙って延伸した複数個の水平接触トレー3を備えてい
る。個々のトレー3は、上向きに流れる気体の流路を形
成する複数個の開口4を備えている。これらの開口4
は、トレーの作用面積に亙って事実上分配されており、
適切な形状を持つことができ、例えばスリット又は円形
の穴からなる。開口は一定の寸法を持ち、重ならない総
計面積を形成するように相互に間隔を取られ、この部分
はトレーの作用面積で、塔の稼動時の負荷条件に適して
いる。気体を通す開口4を備えたトレー3の部分は、ト
レーの作用面積即ち、これらの部分の上側では、液体と
気体が相互に強く混合しこれら二つの流体相の間で物質
及び/又は熱の交換を促す。
トレーの作用面積と隣合わせに、各トレー上には液体を
降下させるための複数個の細長い降下管5が備わる。降
下管はトレーの上面より上方には所定の高さまで、トレ
ーの下面より下方には所定の距離まで通過する。トレー
の上方に延伸する降下管の部分は、普通、堰という表現
で示される。降下管は上端が開いており、その下端は複
数個の排液用開口7を備えた底壁6により形成される。
排液用開口7は、降下管の長さ全体で事実上一定に液を
排出するよう、降下管5の底壁6上に分配されている。
各降下管5内の排液用開口7を合わせた面積は、所期の
液体負荷で塔を流れ下る液の全量を十分に排出できるも
のでなければならず、また降下管の下部の水平断面積に
たいして、塔の稼動中に前期降下管内に、上昇するガス
が前記開口7を介して降下管内に入るのを十分防ぐこと
ができる静水頭を排液開口7で及ぼす液柱を保存するよ
うに限定されたものでなければならない。更に、降下管
には、液が降下管の一端から他端にある作用トレー面積
に跳ぶのを防ぐはねかけバッフルを備えている。これら
のはねかけバッフル8は、気体流路9を形成するため、
相互に何等かの隔たりをつけて配置された二個の垂直平
行壁からなる。バッフル8の上端は、塔の最大稼動時に
トレー上に形成される液体と気体の泡より上に延伸して
いることが好ましい。例えば、上隣りのトレー3の下面
の近くにバッフルの上端を配置することができる。二個
のバッフル8の間の距離は、上向きに流れるガスの速度
が比較的遅く、気体流路9内でガスと共に運ばれる液体
が重力流により上昇ガスから分離されるように選択され
なければならない。各対の平行バッフル8は、バッフル
が配置されている降下管に向合わせてその中央に配置さ
れている。バッフルは例えば支持条片のような任意の適
当な手段によって降下管の壁に取付けられている。更に
バッフル8は、複数個の垂直に間隔を取られたスリット
形の気体入口10を備えている。これらの入口10に液体が
入り込むのを防ぐため、下方に傾斜した壁11が、バッフ
ル8の入口10の上端に備えられている。
降下させるための複数個の細長い降下管5が備わる。降
下管はトレーの上面より上方には所定の高さまで、トレ
ーの下面より下方には所定の距離まで通過する。トレー
の上方に延伸する降下管の部分は、普通、堰という表現
で示される。降下管は上端が開いており、その下端は複
数個の排液用開口7を備えた底壁6により形成される。
排液用開口7は、降下管の長さ全体で事実上一定に液を
排出するよう、降下管5の底壁6上に分配されている。
各降下管5内の排液用開口7を合わせた面積は、所期の
液体負荷で塔を流れ下る液の全量を十分に排出できるも
のでなければならず、また降下管の下部の水平断面積に
たいして、塔の稼動中に前期降下管内に、上昇するガス
が前記開口7を介して降下管内に入るのを十分防ぐこと
ができる静水頭を排液開口7で及ぼす液柱を保存するよ
うに限定されたものでなければならない。更に、降下管
には、液が降下管の一端から他端にある作用トレー面積
に跳ぶのを防ぐはねかけバッフルを備えている。これら
のはねかけバッフル8は、気体流路9を形成するため、
相互に何等かの隔たりをつけて配置された二個の垂直平
行壁からなる。バッフル8の上端は、塔の最大稼動時に
トレー上に形成される液体と気体の泡より上に延伸して
いることが好ましい。例えば、上隣りのトレー3の下面
の近くにバッフルの上端を配置することができる。二個
のバッフル8の間の距離は、上向きに流れるガスの速度
が比較的遅く、気体流路9内でガスと共に運ばれる液体
が重力流により上昇ガスから分離されるように選択され
なければならない。各対の平行バッフル8は、バッフル
が配置されている降下管に向合わせてその中央に配置さ
れている。バッフルは例えば支持条片のような任意の適
当な手段によって降下管の壁に取付けられている。更に
バッフル8は、複数個の垂直に間隔を取られたスリット
形の気体入口10を備えている。これらの入口10に液体が
入り込むのを防ぐため、下方に傾斜した壁11が、バッフ
ル8の入口10の上端に備えられている。
塔の稼動中、気体はトレー3の開口4を通って上方に流
れ、他方、液体は降下管5を通って塔内を下る。低圧で
は、トレーの作用区域の上側で形成される泡からの液体
は、降下管5に入るとき、気体によって事実上妨げられ
ることはない。塔が高圧で稼動する場合、気体と液体の
間の密度差は減り、従って液滴下の吸引力はさらに大き
くなる。液滴の最終落下速度が減少するため、降下管の
液処理能力は、本出願に開示したような特定の方策が講
じられなければ減退する。上に述べたように、液流に対
する抵抗力の増加が塔のオーバーフローを早めてしま
う。更に液滴は最大負荷に達しなくても、気体の上向き
の流れに抗する障壁を形成する。その結果、気体は液体
と共に降下管の開口を通過し、この現象は普通、蒸気の
下方担送という表現で示される。降下管5内のバッフル
8の配置によって、気体の高負荷時に生じる蒸気の下方
担送の上記のような問題は克服される。気体入口10及び
バッフル8間のスペースによって形成される気体流路が
備わるため、降下管内にあり、降下管内に入る液滴によ
って抑制される気体は入り口10のほうへ流れ、降下管を
漏れでて、気体流路9を通り、トレー上の泡より上方の
場所へと向かう。このガス流れは、液滴の流れに対する
抵抗を減らす効果をもち、従って液体が降下管に入るの
を助ける。液滴の最終落下速度は強制下方向ガス流のた
め人工的に増加し、その結果表面降下管液体速度は、蒸
気の下方担送の危険無しに増加することが出来る。
れ、他方、液体は降下管5を通って塔内を下る。低圧で
は、トレーの作用区域の上側で形成される泡からの液体
は、降下管5に入るとき、気体によって事実上妨げられ
ることはない。塔が高圧で稼動する場合、気体と液体の
間の密度差は減り、従って液滴下の吸引力はさらに大き
くなる。液滴の最終落下速度が減少するため、降下管の
液処理能力は、本出願に開示したような特定の方策が講
じられなければ減退する。上に述べたように、液流に対
する抵抗力の増加が塔のオーバーフローを早めてしま
う。更に液滴は最大負荷に達しなくても、気体の上向き
の流れに抗する障壁を形成する。その結果、気体は液体
と共に降下管の開口を通過し、この現象は普通、蒸気の
下方担送という表現で示される。降下管5内のバッフル
8の配置によって、気体の高負荷時に生じる蒸気の下方
担送の上記のような問題は克服される。気体入口10及び
バッフル8間のスペースによって形成される気体流路が
備わるため、降下管内にあり、降下管内に入る液滴によ
って抑制される気体は入り口10のほうへ流れ、降下管を
漏れでて、気体流路9を通り、トレー上の泡より上方の
場所へと向かう。このガス流れは、液滴の流れに対する
抵抗を減らす効果をもち、従って液体が降下管に入るの
を助ける。液滴の最終落下速度は強制下方向ガス流のた
め人工的に増加し、その結果表面降下管液体速度は、蒸
気の下方担送の危険無しに増加することが出来る。
次に、交互気体開放手段をもつ塔のトレーの部分透視図
である第3図を参照する。距離があるため、気体は開放
手段まで移動しなければならず、第1図及び第2図に示
すような配置がこの第二の具体例に適していよう。
である第3図を参照する。距離があるため、気体は開放
手段まで移動しなければならず、第1図及び第2図に示
すような配置がこの第二の具体例に適していよう。
第3図では、塔のトレー部分は符号30で示され、ガス上
昇用開口31と、液降下用の底部開口33を備えた長方形降
下管32を備えている。降下管32は、液が降下管にはねと
ぶのを防ぎ、液が降下管に入る前に液からガスを前分離
するため、周知のはねかねバッフル34を備えている。こ
の具体例では、降下管からガスを漏らすための気体流路
がはねかけバッフル支持手段の全体部分を形成し、且つ
はねかけバッフル34と降下管32の側壁に固定された対に
配置されたバッフル35により構成される。バッフル35
は、バッフルの高さ全体におよび事実上均一に配置され
た気体入口36を備えている。入口36に液が入り込むのを
防ぐため、傾斜壁37がこれらの入口から打抜き形成され
ている。バッフル35は降下管の側壁に固定された閉じた
担壁38を介して対の形に相互結合されている。各対のバ
ッフル35、端壁38及びはねかけバッフル34によって封じ
込まれたスペースは、降下管からガスの解放を可能にす
る気体流路として働く。更にバッフルの上端34、35、38は
液の泡を越えて上方に伸び、ガスは稼動中に発生する。
昇用開口31と、液降下用の底部開口33を備えた長方形降
下管32を備えている。降下管32は、液が降下管にはねと
ぶのを防ぎ、液が降下管に入る前に液からガスを前分離
するため、周知のはねかねバッフル34を備えている。こ
の具体例では、降下管からガスを漏らすための気体流路
がはねかけバッフル支持手段の全体部分を形成し、且つ
はねかけバッフル34と降下管32の側壁に固定された対に
配置されたバッフル35により構成される。バッフル35
は、バッフルの高さ全体におよび事実上均一に配置され
た気体入口36を備えている。入口36に液が入り込むのを
防ぐため、傾斜壁37がこれらの入口から打抜き形成され
ている。バッフル35は降下管の側壁に固定された閉じた
担壁38を介して対の形に相互結合されている。各対のバ
ッフル35、端壁38及びはねかけバッフル34によって封じ
込まれたスペースは、降下管からガスの解放を可能にす
る気体流路として働く。更にバッフルの上端34、35、38は
液の泡を越えて上方に伸び、ガスは稼動中に発生する。
第3図のタイプの気体流路の機能については、第1図及
び、第2図の具体例についての説明を参照されたい。
び、第2図の具体例についての説明を参照されたい。
上例のタイプの、気体流路を限定するバッフル内の側面
入口の付いた気体流路は、比較的広い液対負荷変動巾で
稼動し、降下管内の液体レベルが大幅に変動し得る場合
に有利である。
入口の付いた気体流路は、比較的広い液対負荷変動巾で
稼動し、降下管内の液体レベルが大幅に変動し得る場合
に有利である。
本具体例のはねかけバッフル34は本発明の範囲を越えず
に省略し得ることは明らかである。
に省略し得ることは明らかである。
第1図は、本発明の一具体例のトレー付塔の中間部分の
垂直断面図、第2図は第1図のII−II線による断面図、
第3図は、本発明の他の具体例のガス放出手段を備えた
降下管の透視図である。 1……塔、2……側壁、3……トレー、4……開口、 5……降下管、6……底壁、7……液吐出し口、 8……はねかけバッフル、9……気体流路、 10……気体入口、11……傾斜壁。
垂直断面図、第2図は第1図のII−II線による断面図、
第3図は、本発明の他の具体例のガス放出手段を備えた
降下管の透視図である。 1……塔、2……側壁、3……トレー、4……開口、 5……降下管、6……底壁、7……液吐出し口、 8……はねかけバッフル、9……気体流路、 10……気体入口、11……傾斜壁。
Claims (4)
- 【請求項1】気体を液体に接触させる垂直塔であって、
垂直に間隔を取った複数個の水平トレーを含んでおり、
各トレーは、上昇する気体を通過させるための複数個の
開口と、トレーの下側のスペースに液体を放出するため
の少なくとも1個の降下管を持っており、前記降下管は
一部がトレーの上に、一部がトレーの下に延伸してお
り、前記降下管はその上端が開いており、その下端には
液体排出用開口を備えており、前記降下管はそれぞれ、
降下管の下部に様々な高さで複数個の気体入口をもつ少
なくとも1個の気体流路と、降下管の上端の上に少なく
とも1個の気体出口を備えていることを特徴とする塔。 - 【請求項2】降下管が水平方向に延伸し、気体流路が降
下管の全長にわたって延伸する2個の垂直なはねかけバ
ッフルの間に形成されることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の塔。 - 【請求項3】降下管が水平方向に延伸し、且つ複数個の
気体流路を含んでおり、各気体流路は、降下管の長さ方
向軸線に対して垂直に伸びる2個の平行な垂直バッフル
の間に形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の塔。 - 【請求項4】各気体入口がバッフルの縦方向に延伸し、
その上端が下方に傾斜した壁によって境界をつけられて
いることを特徴とする特許請求の範囲第2項又は第3項
に記載の塔。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB848406634A GB8406634D0 (en) | 1984-03-14 | 1984-03-14 | Gas/liquid contacting apparatus |
GB8406634 | 1984-03-14 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60216801A JPS60216801A (ja) | 1985-10-30 |
JPH0616803B2 true JPH0616803B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (8)
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---|---|
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EP (1) | EP0155056B1 (ja) |
JP (1) | JPH0616803B2 (ja) |
AU (1) | AU575382B2 (ja) |
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DE (1) | DE3571398D1 (ja) |
GB (1) | GB8406634D0 (ja) |
NO (1) | NO162842C (ja) |
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- 1985-03-12 AU AU39738/85A patent/AU575382B2/en not_active Ceased
- 1985-03-12 JP JP60049179A patent/JPH0616803B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1985-03-12 CA CA000476281A patent/CA1245149A/en not_active Expired
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DE3571398D1 (en) | 1989-08-17 |
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NO162842B (no) | 1989-11-20 |
AU3973885A (en) | 1985-09-19 |
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