JP2967401B2 - 高効率活性領域増加装置 - Google Patents
高効率活性領域増加装置Info
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- B01D—SEPARATION
- B01D3/00—Distillation or related exchange processes in which liquids are contacted with gaseous media, e.g. stripping
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- B01D3/32—Other features of fractionating columns ; Constructional details of fractionating columns not provided for in groups B01D3/16 - B01D3/30
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- B01D3/326—Tray supports
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/32—Packing elements in the form of grids or built-up elements for forming a unit or module inside the apparatus for mass or heat transfer
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- Thermal Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体−液体接触塔
に関し、より詳細には、トレーの有効な活性領域を増加
させるため、近接した下降管の間の活性橋、塔内の活性
支持リング、及びそれらに固着した活性ワッシャーを組
み込んだ改良された下降管−トレー組立て体に関する。
に関し、より詳細には、トレーの有効な活性領域を増加
させるため、近接した下降管の間の活性橋、塔内の活性
支持リング、及びそれらに固着した活性ワッシャーを組
み込んだ改良された下降管−トレー組立て体に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸留カラムは、複合成分の流れから選択
された成分を分離するのに用いられる。一般的に、この
ような気体−液体の接触カラムは、トレー、充填物又は
それぞれの複合物のいずれかを用いる。近年、多くのト
レー、カラムの設計において、いわゆる“バブルキャッ
プ”が篩及びバルブのトレーに置き換えられる傾向があ
る。さらに、蒸気の成分の改善された分離を行なうた
め、ランダムな(詰込まれた)又は構造的な充填物がト
レーと組合せて用いられている。
された成分を分離するのに用いられる。一般的に、この
ような気体−液体の接触カラムは、トレー、充填物又は
それぞれの複合物のいずれかを用いる。近年、多くのト
レー、カラムの設計において、いわゆる“バブルキャッ
プ”が篩及びバルブのトレーに置き換えられる傾向があ
る。さらに、蒸気の成分の改善された分離を行なうた
め、ランダムな(詰込まれた)又は構造的な充填物がト
レーと組合せて用いられている。
【0003】カラムの良好なフラクション化は、液体相
と蒸気相との密接な接触に依存する。トレー等のいくつ
かの蒸気と液体との接触装置は、比較的高い圧力低下と
比較的高い液体保持とを特徴とする。他の形式の蒸気と
液体との接触装置即ち構造化高効率充填体も、ある応用
のために一般的になってきた。このような充填体はエネ
ルギー効率的である。なぜならば、それは低い圧力低下
性と低い液体保持性を有するからである。しかしなが
ら、これらのまさにその特性は、構造化充填体を備えた
カラムを安定に一貫した態様で操作することを時に困難
とする。さらに多くの応用は単にトレーの使用を必要と
する。
と蒸気相との密接な接触に依存する。トレー等のいくつ
かの蒸気と液体との接触装置は、比較的高い圧力低下と
比較的高い液体保持とを特徴とする。他の形式の蒸気と
液体との接触装置即ち構造化高効率充填体も、ある応用
のために一般的になってきた。このような充填体はエネ
ルギー効率的である。なぜならば、それは低い圧力低下
性と低い液体保持性を有するからである。しかしなが
ら、これらのまさにその特性は、構造化充填体を備えた
カラムを安定に一貫した態様で操作することを時に困難
とする。さらに多くの応用は単にトレーの使用を必要と
する。
【0004】フラクション化カラムトレーは一般的には
2種の形態即ち直交流及び向流の内の1つとなる。トレ
ーは一般に、中実な(solid)トレー又は複数の孔を備え
たデッキからなり、塔内の支持リング上に設置される。
向流トレーにおいて、蒸気は孔を通って上昇し、トレー
にわたって移動する液体と、その“活性”な区域を通っ
て接触する。活性な区域において、液体と蒸気とが混合
しフラクション化が起こる。液体は、垂直なチャネル(c
hannel)によって上方のトレーからトレー上に導かれ
る。このチャネルは入口下降管と呼ばれる。液体はトレ
ーにわたって動き、出口下降管と呼ばれる同様のチャネ
ルを通って出る。下降管の位置は、液体の流れのパター
ンを決定する。2つの入口下降管があり、液体がそれぞ
れのトレーにわたり2つの流れに分かれる場合、それは
2パス(pass)トレーと呼ばれる。1つの入口と、トレー
の反対側の1つの出口下降管のみがある場合、それは単
一パストレーと呼ばれる。2つ以上のパスのものについ
ては、そのようなトレーはしばしばマルチパストレーと
呼ばれる。パスの数は、一般的に必要とされる(設計上
の)液体の割合が増加するにつれて増加する。それがト
レーの活性領域であるが、これが決定的に重要である。
2種の形態即ち直交流及び向流の内の1つとなる。トレ
ーは一般に、中実な(solid)トレー又は複数の孔を備え
たデッキからなり、塔内の支持リング上に設置される。
向流トレーにおいて、蒸気は孔を通って上昇し、トレー
にわたって移動する液体と、その“活性”な区域を通っ
て接触する。活性な区域において、液体と蒸気とが混合
しフラクション化が起こる。液体は、垂直なチャネル(c
hannel)によって上方のトレーからトレー上に導かれ
る。このチャネルは入口下降管と呼ばれる。液体はトレ
ーにわたって動き、出口下降管と呼ばれる同様のチャネ
ルを通って出る。下降管の位置は、液体の流れのパター
ンを決定する。2つの入口下降管があり、液体がそれぞ
れのトレーにわたり2つの流れに分かれる場合、それは
2パス(pass)トレーと呼ばれる。1つの入口と、トレー
の反対側の1つの出口下降管のみがある場合、それは単
一パストレーと呼ばれる。2つ以上のパスのものについ
ては、そのようなトレーはしばしばマルチパストレーと
呼ばれる。パスの数は、一般的に必要とされる(設計上
の)液体の割合が増加するにつれて増加する。それがト
レーの活性領域であるが、これが決定的に重要である。
【0005】トレーの全ての区域が蒸気−液体接触に活
性であるとは限らない。例えば、トレーの周辺部に沿っ
た区域と入口下降管の下の区域とは一般的に中実な領域
である。蒸気/液体接触のための、より多くのトレーの
区域を得ようとするために、下降管はしばしば傾斜され
る。最大の蒸気/液体を扱うトレーの許容量は、一般的
に活性即ちバブリング区域の増加に伴って増加する。し
かしながら、どのくらい長く下降管を傾斜させてバブリ
ング区域を増加できるかに関しては限界があり、さもな
くばチャネルが小さくなりすぎてしまう。これは液体の
流れを限定し、及び/又は液体中に保たれた蒸気の解放
を限定し、液体を下降管を昇って戻らせ、従ってトレー
の通常の最大蒸気/液体取扱い許容量を早まって限定す
るかもしれない。
性であるとは限らない。例えば、トレーの周辺部に沿っ
た区域と入口下降管の下の区域とは一般的に中実な領域
である。蒸気/液体接触のための、より多くのトレーの
区域を得ようとするために、下降管はしばしば傾斜され
る。最大の蒸気/液体を扱うトレーの許容量は、一般的
に活性即ちバブリング区域の増加に伴って増加する。し
かしながら、どのくらい長く下降管を傾斜させてバブリ
ング区域を増加できるかに関しては限界があり、さもな
くばチャネルが小さくなりすぎてしまう。これは液体の
流れを限定し、及び/又は液体中に保たれた蒸気の解放
を限定し、液体を下降管を昇って戻らせ、従ってトレー
の通常の最大蒸気/液体取扱い許容量を早まって限定す
るかもしれない。
【0006】バブリング領域を増加させ、及びそれによ
る蒸気/液体取扱い許容量を増加させるための一変例
は、複合下降管トレーである。これらは通常トレーにわ
たって対称なパターンで取付けられた多くの箱状の垂直
なチャネルであり、液体をトレーへ、又はトレーから導
く。下降管は下のトレーまで完全に延長せず、所定の間
隔をもって短くとどまる。この間隔は、出口下降管に入
る液体に保持されたいかなる蒸気も解放されるに充分な
空間に限定される。下降管のパターンは連なるトレーに
対して90又は180度回転することができる。箱の底
部は、液体を下のトレーに導く溝を除き中実である。こ
のようなトレーは、通常液体の割合が高いものに使用さ
れるマルチパストレーの分類に入る。このようなトレー
の決定的な特徴は、利用可能なトレーの活性区域であ
る。従ってこの活性区域を増加させる設計は、トレーの
成形加工の重要な点である。
る蒸気/液体取扱い許容量を増加させるための一変例
は、複合下降管トレーである。これらは通常トレーにわ
たって対称なパターンで取付けられた多くの箱状の垂直
なチャネルであり、液体をトレーへ、又はトレーから導
く。下降管は下のトレーまで完全に延長せず、所定の間
隔をもって短くとどまる。この間隔は、出口下降管に入
る液体に保持されたいかなる蒸気も解放されるに充分な
空間に限定される。下降管のパターンは連なるトレーに
対して90又は180度回転することができる。箱の底
部は、液体を下のトレーに導く溝を除き中実である。こ
のようなトレーは、通常液体の割合が高いものに使用さ
れるマルチパストレーの分類に入る。このようなトレー
の決定的な特徴は、利用可能なトレーの活性区域であ
る。従ってこの活性区域を増加させる設計は、トレーの
成形加工の重要な点である。
【0007】プロセスカラムの設計においてトレー活性
区域を増加させるための様々な技術が開発されている。
例えば、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,95
6,127号明細書は、トレーの活性区域を増加させる
ために下降管入口の下に配置された、隆起した活性区域
を伴うトレーの設計を示している。同じく本願譲受人に
譲渡された米国特許第5,164,125号明細書もま
た、トレーの活性領域並びにその上の液体の流れのバラ
ンスを増大させるための改良された下降管及びトレーの
設計を特徴とする蒸気液体接触塔のための下降管−トレ
ー組立て体を扱っている。液体の流れのバランスは、こ
のようなトレーの第1の特徴である。同じく本願譲受人
に譲渡された米国特許第5,192,466号明細書に
記載される通り、トレー上の流れの促進と流れの効果的
なバランスのための方法及び装置は重要な設計の特徴で
ある。流れが不均一になったり停滞したりした場合、化
学プロセスカラムの効率は急激に低下する。この理由か
ら、これらの及び他の下降管−トレー区域における技術
革新は、かなりの注目を受けてきた。
区域を増加させるための様々な技術が開発されている。
例えば、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,95
6,127号明細書は、トレーの活性区域を増加させる
ために下降管入口の下に配置された、隆起した活性区域
を伴うトレーの設計を示している。同じく本願譲受人に
譲渡された米国特許第5,164,125号明細書もま
た、トレーの活性領域並びにその上の液体の流れのバラ
ンスを増大させるための改良された下降管及びトレーの
設計を特徴とする蒸気液体接触塔のための下降管−トレ
ー組立て体を扱っている。液体の流れのバランスは、こ
のようなトレーの第1の特徴である。同じく本願譲受人
に譲渡された米国特許第5,192,466号明細書に
記載される通り、トレー上の流れの促進と流れの効果的
なバランスのための方法及び装置は重要な設計の特徴で
ある。流れが不均一になったり停滞したりした場合、化
学プロセスカラムの効率は急激に低下する。この理由か
ら、これらの及び他の下降管−トレー区域における技術
革新は、かなりの注目を受けてきた。
【0008】上述のことに加え、気体−液体接触の技術
は、他に多くの実行上の問題を扱っている。それぞれ本
願譲受人に譲渡された米国特許第3,959,419号
明細書、第4,604,247号明細書及び4,59
7,916号明細書、並びに三菱重工業株式会社(東
京、日本)に対し発行された米国特許第4,603,0
22号明細書を含むいくつかの従来技術の特許に、その
例が見られる。特に関係のある参考例は、改良された入
口バブリング手段を伴う気体−液体接触トレーを教示す
るユニオン・カーバイト・コーポレーションに譲渡され
た米国特許第4,499,035号明細書に見られる。
その中に、上述の形式の直交流トレーが、液体の流路と
直行する、実質的に上向きに垂直な離隔された無孔の壁
部材を含む、トレー入口におけるバブル活性を発生させ
るための改良された手段を伴って示されている。その構
造的な形態は、単純な穿孔されたトレー組立て体を用い
たものより大きなトレー表面にわたっての活性を促進す
ると言われる。これは、トレーを通る蒸気の上昇を容易
にするために、下降管区域に隣接した隆起した領域を設
けることによって、部分的には達成される。
は、他に多くの実行上の問題を扱っている。それぞれ本
願譲受人に譲渡された米国特許第3,959,419号
明細書、第4,604,247号明細書及び4,59
7,916号明細書、並びに三菱重工業株式会社(東
京、日本)に対し発行された米国特許第4,603,0
22号明細書を含むいくつかの従来技術の特許に、その
例が見られる。特に関係のある参考例は、改良された入
口バブリング手段を伴う気体−液体接触トレーを教示す
るユニオン・カーバイト・コーポレーションに譲渡され
た米国特許第4,499,035号明細書に見られる。
その中に、上述の形式の直交流トレーが、液体の流路と
直行する、実質的に上向きに垂直な離隔された無孔の壁
部材を含む、トレー入口におけるバブル活性を発生させ
るための改良された手段を伴って示されている。その構
造的な形態は、単純な穿孔されたトレー組立て体を用い
たものより大きなトレー表面にわたっての活性を促進す
ると言われる。これは、トレーを通る蒸気の上昇を容易
にするために、下降管区域に隣接した隆起した領域を設
けることによって、部分的には達成される。
【0009】シェル・オイル・カンパニーに譲渡された
米国特許第4,550,000号明細書は、液体を、塔
内に垂直にスタックされたトレーの間の関係にある気体
と接触させるための装置を教示する。気体の通過のため
のこのトレーの穿孔は、次の上側のトレーの排出手段か
ら来る液体による妨害がより少ない態様に設けられる。
これは、下降する液体の流れを分割する、下降管の下の
トレーデッキの頂上に載置された穿孔されたハウジング
によって提供される。このような進歩は、従来技術の構
造の範囲内において、トレーの効率を改善する。同様
に、日本化薬株式会社(東京、日本)に譲渡された米国
特許第4,543,219号明細書は、バッフルトレー
塔を教示する。高気体−液体接触効率の操作パラメータ
ー及び低圧損失の必要性が記載されている。このような
参考例は、トレープロセス塔内の高効率蒸気液体接触の
必要性を説明するのに有用である。カール・T・チャン
(Carl T. Chuang)らに対し発行されアトミック・エナジ
ー・オブ・カナダ・リミテッド(Atomic Energy of Cana
da Limited)に譲渡された米国特許第4,504,42
6号公報は、気体−液体接触装置のさらに他の例であ
る。この参考例は、同様にフラクション化の効率の改善
においての多くの利点及び下降管−トレー設計の修飾を
教示する。トレーの穿孔された区域は、0〜25%少な
い穿孔区域を伴い下降管の下方に延長される。
米国特許第4,550,000号明細書は、液体を、塔
内に垂直にスタックされたトレーの間の関係にある気体
と接触させるための装置を教示する。気体の通過のため
のこのトレーの穿孔は、次の上側のトレーの排出手段か
ら来る液体による妨害がより少ない態様に設けられる。
これは、下降する液体の流れを分割する、下降管の下の
トレーデッキの頂上に載置された穿孔されたハウジング
によって提供される。このような進歩は、従来技術の構
造の範囲内において、トレーの効率を改善する。同様
に、日本化薬株式会社(東京、日本)に譲渡された米国
特許第4,543,219号明細書は、バッフルトレー
塔を教示する。高気体−液体接触効率の操作パラメータ
ー及び低圧損失の必要性が記載されている。このような
参考例は、トレープロセス塔内の高効率蒸気液体接触の
必要性を説明するのに有用である。カール・T・チャン
(Carl T. Chuang)らに対し発行されアトミック・エナジ
ー・オブ・カナダ・リミテッド(Atomic Energy of Cana
da Limited)に譲渡された米国特許第4,504,42
6号公報は、気体−液体接触装置のさらに他の例であ
る。この参考例は、同様にフラクション化の効率の改善
においての多くの利点及び下降管−トレー設計の修飾を
教示する。トレーの穿孔された区域は、0〜25%少な
い穿孔区域を伴い下降管の下方に延長される。
【0010】1968年にW.ブルッカート(W. Brucke
rt)に対し発行された米国特許第3,410,540号
明細書にはさらに他の参考例が見られる。下降管出口バ
ッフルはその中でそこからの液体の排出を制御するよう
示される。バッフルは静的シール又は動的シールのいず
れかを含むことができる。これに関して、下降管からの
開口は排出を制御するのに充分小さく、トレー穿孔より
大きくすることができ、また円形又は長方形の形状とす
ることができる。またその参考例では、下降管の操作を
妨害しうる一時的な力がより完全に説明されている。こ
れらの力及び関連する蒸気−液体の流れの問題は、下降
管がその下のトレーに供給するそれぞれの装置のために
考慮されなければならない。
rt)に対し発行された米国特許第3,410,540号
明細書にはさらに他の参考例が見られる。下降管出口バ
ッフルはその中でそこからの液体の排出を制御するよう
示される。バッフルは静的シール又は動的シールのいず
れかを含むことができる。これに関して、下降管からの
開口は排出を制御するのに充分小さく、トレー穿孔より
大きくすることができ、また円形又は長方形の形状とす
ることができる。またその参考例では、下降管の操作を
妨害しうる一時的な力がより完全に説明されている。こ
れらの力及び関連する蒸気−液体の流れの問題は、下降
管がその下のトレーに供給するそれぞれの装置のために
考慮されなければならない。
【0011】下降管トレー組立て体及び蒸気を下降管排
出区域からの液体と混合する方法を扱うさらなる参考例
が、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,956,1
27号明細書(’127特許)に記載され、図示されて
いる。’127特許においては、隆起した活性入口区域
が記載及び図示されており、この入口区域は下からの蒸
気をトレーから排出するために設けられている。隆起し
た入口区域は、蒸気の流体圧を減少させ、それを通って
上昇する蒸気の流れを容易にする。隆起した活性入口区
域に配置された一連のルーバーは、下降管の下の液体領
域への蒸気の上向きの流れを選択的に導き、より効率的
な蒸気液体の接触を発生させ、トレーにわたっての逆混
合を減少させる。下降管から隆起活性入口区域への液体
の排出は、効果的ではあるが、下降管から排出された液
体が活性入口区域の孔を通るにつれて、ウィーピング(w
eeping)を起こすことが示されている。さらに、下降管
から外向きに撥ねる液体はその泡立ちを増加させ、液滴
をより容易にとどまらせる。
出区域からの液体と混合する方法を扱うさらなる参考例
が、本願譲受人に譲渡された米国特許第4,956,1
27号明細書(’127特許)に記載され、図示されて
いる。’127特許においては、隆起した活性入口区域
が記載及び図示されており、この入口区域は下からの蒸
気をトレーから排出するために設けられている。隆起し
た入口区域は、蒸気の流体圧を減少させ、それを通って
上昇する蒸気の流れを容易にする。隆起した活性入口区
域に配置された一連のルーバーは、下降管の下の液体領
域への蒸気の上向きの流れを選択的に導き、より効率的
な蒸気液体の接触を発生させ、トレーにわたっての逆混
合を減少させる。下降管から隆起活性入口区域への液体
の排出は、効果的ではあるが、下降管から排出された液
体が活性入口区域の孔を通るにつれて、ウィーピング(w
eeping)を起こすことが示されている。さらに、下降管
から外向きに撥ねる液体はその泡立ちを増加させ、液滴
をより容易にとどまらせる。
【0012】以上に記載される通り、下降管−トレー操
作の効果性は流体流の形態に直接関連する。下降管の堰
及び他のトレーの構造的な特徴が蒸気又は液体の流れの
いずれかを阻害する場合、塔の効率は減少する。複合下
降管トレー組立て体において、トレーデッキは下降管に
より完全に分割される。このトレーの分割は、下降管の
相対する側における不均一な流れを起こしうる。同様
に、トレー区域の下側に配置された支持ビーム等の構造
的部材は、上昇する蒸気の流れと干渉しうる。しばしば
トレー区域の周辺部に配置されるトレー抑え及び固着装
置等の他の構造的部材は、同様に、蒸気の流れを妨げる
中実で非活性なトレー区域をもたらしうる。このような
不活性な中実区域は、前述したようにトレーの効率を減
少させる。従って、トレーの活性領域を最大化させ、特
定の構造的特徴を単純化させ効率を最大化させる形態
の、液体及び気体の両方の流れの均一性の問題を扱うト
レー組立て体を提供することは有用であろう。
作の効果性は流体流の形態に直接関連する。下降管の堰
及び他のトレーの構造的な特徴が蒸気又は液体の流れの
いずれかを阻害する場合、塔の効率は減少する。複合下
降管トレー組立て体において、トレーデッキは下降管に
より完全に分割される。このトレーの分割は、下降管の
相対する側における不均一な流れを起こしうる。同様
に、トレー区域の下側に配置された支持ビーム等の構造
的部材は、上昇する蒸気の流れと干渉しうる。しばしば
トレー区域の周辺部に配置されるトレー抑え及び固着装
置等の他の構造的部材は、同様に、蒸気の流れを妨げる
中実で非活性なトレー区域をもたらしうる。このような
不活性な中実区域は、前述したようにトレーの効率を減
少させる。従って、トレーの活性領域を最大化させ、特
定の構造的特徴を単純化させ効率を最大化させる形態
の、液体及び気体の両方の流れの均一性の問題を扱うト
レー組立て体を提供することは有用であろう。
【0013】このような下降管−トレー組立て体は、本
発明により提供される。本発明においては、穿孔された
カラム支持リング及び穿孔されたワッシャーが、トレー
周縁にそって固着され、トレーの活性区域を増加させ
る。さらに、下降管を支持するために、構造的バッフル
装置を、下方のトレーデッキに直立した排気室と組み合
わさったトレー区域の上側に位置させ、活性な“橋”を
それらの間に位置させて用いることができる。トレーデ
ッキの下側において構造的支持ビームが不在であり、か
つ活性の橋及び周縁部を伴うことで、カラムの効率が改
善される。バッフルの支持は、さらに複合下降管の形態
を構成することができ、液体のそれをわたっての流れを
許容し、トレー上の流れを均一化させる。
発明により提供される。本発明においては、穿孔された
カラム支持リング及び穿孔されたワッシャーが、トレー
周縁にそって固着され、トレーの活性区域を増加させ
る。さらに、下降管を支持するために、構造的バッフル
装置を、下方のトレーデッキに直立した排気室と組み合
わさったトレー区域の上側に位置させ、活性な“橋”を
それらの間に位置させて用いることができる。トレーデ
ッキの下側において構造的支持ビームが不在であり、か
つ活性の橋及び周縁部を伴うことで、カラムの効率が改
善される。バッフルの支持は、さらに複合下降管の形態
を構成することができ、液体のそれをわたっての流れを
許容し、トレー上の流れを均一化させる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、化学プロセス
カラムのための下降管トレー組立て体に関する。より詳
細には、本発明の1つの特徴は、液体が第1のトレーか
ら第1の下降管を通って第2のトレーに下向きに流れ、
その活性区域をわたる形式のプロセスカラムのための下
降管−トレー組立て体を含む。これらの活性トレー区域
をわたって、液体との相互作用及び物質移動のため、蒸
気は上向きに流れる。液体は、その後第2のトレーから
他の下降管を通過する。本発明は、トレーの周縁の下に
位置する活性支持リング及びそれに固着された活性ワッ
シャを含む。本発明の他の特徴において、下降管の支持
のために、バッフルが、複数の角度を持った支持部材に
よって下降管と連結される。支持部材は、一端がバッフ
ルに、第2の端がトレー−下降管領域に固着される。
カラムのための下降管トレー組立て体に関する。より詳
細には、本発明の1つの特徴は、液体が第1のトレーか
ら第1の下降管を通って第2のトレーに下向きに流れ、
その活性区域をわたる形式のプロセスカラムのための下
降管−トレー組立て体を含む。これらの活性トレー区域
をわたって、液体との相互作用及び物質移動のため、蒸
気は上向きに流れる。液体は、その後第2のトレーから
他の下降管を通過する。本発明は、トレーの周縁の下に
位置する活性支持リング及びそれに固着された活性ワッ
シャを含む。本発明の他の特徴において、下降管の支持
のために、バッフルが、複数の角度を持った支持部材に
よって下降管と連結される。支持部材は、一端がバッフ
ルに、第2の端がトレー−下降管領域に固着される。
【0015】他の特徴において、本発明は、液体が下向
きに流れ蒸気が上向きに流れ相互作用し、液体が第1の
トレーへ流れ、第1のトレーからその中に配置された第
1の一連の下降管を通って第2のトレーへ下向きに流
れ、そこで第2のトレーに隣接する第2の一連の下降管
に流れる形式の化学プロセスカラムのための複合下降管
トレー組立て体に関する。本発明は、トレーの外側の支
持のための、トレーの周縁部の周りの活性支持リング、
及び少なくとも下降管のいくつかに沿って延長してそれ
らの中間支持をする複数の支持バッフルを含む。複数の
載置部材が下降管を固着してバッフルを支持し、少なく
とも1つのトレー内に2つの下降管が離隔して、端と端
とを向かい合わせた関係に配置され、活性トレー橋部を
末端の間に配置することを容易にする。この構成によ
り、橋を通って蒸気が上昇し、同時に活性支持リングが
トレー活性区域を増加させる。
きに流れ蒸気が上向きに流れ相互作用し、液体が第1の
トレーへ流れ、第1のトレーからその中に配置された第
1の一連の下降管を通って第2のトレーへ下向きに流
れ、そこで第2のトレーに隣接する第2の一連の下降管
に流れる形式の化学プロセスカラムのための複合下降管
トレー組立て体に関する。本発明は、トレーの外側の支
持のための、トレーの周縁部の周りの活性支持リング、
及び少なくとも下降管のいくつかに沿って延長してそれ
らの中間支持をする複数の支持バッフルを含む。複数の
載置部材が下降管を固着してバッフルを支持し、少なく
とも1つのトレー内に2つの下降管が離隔して、端と端
とを向かい合わせた関係に配置され、活性トレー橋部を
末端の間に配置することを容易にする。この構成によ
り、橋を通って蒸気が上昇し、同時に活性支持リングが
トレー活性区域を増加させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の構成及び実施態様
を列挙する。
を列挙する。
【0017】1.蒸気−液体接触化学プロセスカラムの
ための下降管−トレー組立て体であって、前記トレーが
その上にトレーを通る蒸気の上昇する流れのための活性
領域を伴って形成され、且つ液体が第1のトレー上に流
れそこから下向きに第1のトレーに配置された第1の一
連の下降管を通って第2のトレー上に流れ、さらに第2
のトレーに配置された第2の一連の下降管のそれぞれの
間の活性領域をわたって流れるよう導かれる形式の組立
て体であって、さらに:前記下降管−トレー組立て体の
中間部分の支持のための、前記下降管トレー組立て体及
び前記カラムと関連した手段;及び前記下降管−トレー
組立て体のまわりを円周状に延長する塔支持リングであ
って、その内に、それを通って上昇する蒸気の流れを容
易にするよう形成された孔を有する塔支持リングを含む
組立て体。
ための下降管−トレー組立て体であって、前記トレーが
その上にトレーを通る蒸気の上昇する流れのための活性
領域を伴って形成され、且つ液体が第1のトレー上に流
れそこから下向きに第1のトレーに配置された第1の一
連の下降管を通って第2のトレー上に流れ、さらに第2
のトレーに配置された第2の一連の下降管のそれぞれの
間の活性領域をわたって流れるよう導かれる形式の組立
て体であって、さらに:前記下降管−トレー組立て体の
中間部分の支持のための、前記下降管トレー組立て体及
び前記カラムと関連した手段;及び前記下降管−トレー
組立て体のまわりを円周状に延長する塔支持リングであ
って、その内に、それを通って上昇する蒸気の流れを容
易にするよう形成された孔を有する塔支持リングを含む
組立て体。
【0018】2.前記下降管−トレー組立て体中間支持
体が、前記下降管に沿って延長する、少なくとも一つの
支持バッフルを含む上記1記載の装置。
体が、前記下降管に沿って延長する、少なくとも一つの
支持バッフルを含む上記1記載の装置。
【0019】3.前記支持リングに形成される前記孔
が、その内に配置されるバルブであって、前記孔を通る
蒸気の流れを容易にするバルブを含む上記1記載の装
置。
が、その内に配置されるバルブであって、前記孔を通る
蒸気の流れを容易にするバルブを含む上記1記載の装
置。
【0020】4.前記バルブが固定された多様性を持
ち、前記孔の上方に支持されたバルブ部材を有し、前記
バルブ部材はそこから下向きに延長し前記バルブ部材と
固着され嵌合する複数の脚によって支持されている上記
3記載の装置。
ち、前記孔の上方に支持されたバルブ部材を有し、前記
バルブ部材はそこから下向きに延長し前記バルブ部材と
固着され嵌合する複数の脚によって支持されている上記
3記載の装置。
【0021】5.前記バルブがフローティングの多様性
を持つ上記3記載の装置。
を持つ上記3記載の装置。
【0022】6.活性ワッシャーをさらに含み、前記ト
レーは前記活性ワッシャーにより前記活性支持リングに
固着され、前記活性ワッシャーはそれを通って形成され
その中の蒸気の流れを容易とするための複数の孔を有す
る固着部材を含み、それらによりトレーの下に配置され
た蒸気が、前記ワッシャーを通って流れることができ、
前記トレーの活性領域をさらに増加させる上記1記載の
装置。
レーは前記活性ワッシャーにより前記活性支持リングに
固着され、前記活性ワッシャーはそれを通って形成され
その中の蒸気の流れを容易とするための複数の孔を有す
る固着部材を含み、それらによりトレーの下に配置され
た蒸気が、前記ワッシャーを通って流れることができ、
前記トレーの活性領域をさらに増加させる上記1記載の
装置。
【0023】7.前記活性ワッシャーがさらにカップ状
部材を含み、前記カップ状部材はそれを通って形成され
た複数の孔を有し、前記孔の選択されたものは前記活性
支持リングとの螺着による載置のために整列した上記6
記載の装置。
部材を含み、前記カップ状部材はそれを通って形成され
た複数の孔を有し、前記孔の選択されたものは前記活性
支持リングとの螺着による載置のために整列した上記6
記載の装置。
【0024】8.前記第1のトレーの前記第1の一連の
下降管の下方に配置された前記第2のトレーの前記領域
のいくつかが、その中に蒸気上昇室を伴って構成され、
それを通る蒸気の上昇する流れを容易とする上記1記載
の装置。
下降管の下方に配置された前記第2のトレーの前記領域
のいくつかが、その中に蒸気上昇室を伴って構成され、
それを通る蒸気の上昇する流れを容易とする上記1記載
の装置。
【0025】9.前記第1及び第2の一連の下降管が概
ね互いに平行に向けられた上記1記載の装置。
ね互いに平行に向けられた上記1記載の装置。
【0026】10.化学プロセスカラムの混合領域を通
って液体が下向きに流れ蒸気が上向きに上昇する形式の
化学プロセスカラムにおける下降管トレー組立て体であ
って: 第1のトレーであって、それを通る蒸気の上昇する流れ
のための活性領域をその上に伴って形成され、その中に
配置される少なくとも1つの下降管を有する第1のトレ
ーと; 第2のトレーであって、その上に活性領域を有し、前記
第1のトレーの下方に配置され、その中に配置される少
なくとも1つの第2の下降管を有する第2のトレーと; 前記カラムと関連し、少なくとも前記第1及び第2のト
レーの内の1つと交差して延長しその中間部分を支持す
る手段と; 前記支持バッフルに関連した前記トレーの周縁を支持す
る手段と; 前記トレーのまわりに円周方向に前記カラムに固着され
たリングであって、それを通る蒸気の上昇する流れを容
易にするために前記リングの内に形成された孔を有する
リングを含む前記周縁支持体とを含む組立て体。
って液体が下向きに流れ蒸気が上向きに上昇する形式の
化学プロセスカラムにおける下降管トレー組立て体であ
って: 第1のトレーであって、それを通る蒸気の上昇する流れ
のための活性領域をその上に伴って形成され、その中に
配置される少なくとも1つの下降管を有する第1のトレ
ーと; 第2のトレーであって、その上に活性領域を有し、前記
第1のトレーの下方に配置され、その中に配置される少
なくとも1つの第2の下降管を有する第2のトレーと; 前記カラムと関連し、少なくとも前記第1及び第2のト
レーの内の1つと交差して延長しその中間部分を支持す
る手段と; 前記支持バッフルに関連した前記トレーの周縁を支持す
る手段と; 前記トレーのまわりに円周方向に前記カラムに固着され
たリングであって、それを通る蒸気の上昇する流れを容
易にするために前記リングの内に形成された孔を有する
リングを含む前記周縁支持体とを含む組立て体。
【0027】11.前記リングに形成された前記孔が、
その内に配置されるバルブであって、前記孔を通る蒸気
の流れを容易にするバルブを含む上記10記載の装置。
その内に配置されるバルブであって、前記孔を通る蒸気
の流れを容易にするバルブを含む上記10記載の装置。
【0028】12.前記バルブが固定された多様性を持
ち、前記孔の上方に支持されたバルブ部材を有し、前記
バルブ部材はそこから下向きに延長し前記バルブ部材と
固着され嵌合する複数の脚によって支持されている上記
11記載の装置。
ち、前記孔の上方に支持されたバルブ部材を有し、前記
バルブ部材はそこから下向きに延長し前記バルブ部材と
固着され嵌合する複数の脚によって支持されている上記
11記載の装置。
【0029】13.前記バルブがフローティングの多様
性を持つ上記11記載の装置。
性を持つ上記11記載の装置。
【0030】14.活性ワッシャーをさらに含み、前記
トレーは前記活性ワッシャーにより前記活性支持リング
に固着され、前記活性ワッシャーはそれを通って形成さ
れその中の蒸気の流れを容易とするための複数の孔を有
する固着部材を含み、それらによりトレーの下に配置さ
れた蒸気が、前記ワッシャーを通って流れることがで
き、前記トレーの活性領域をさらに増加させる上記10
記載の装置。
トレーは前記活性ワッシャーにより前記活性支持リング
に固着され、前記活性ワッシャーはそれを通って形成さ
れその中の蒸気の流れを容易とするための複数の孔を有
する固着部材を含み、それらによりトレーの下に配置さ
れた蒸気が、前記ワッシャーを通って流れることがで
き、前記トレーの活性領域をさらに増加させる上記10
記載の装置。
【0031】15.前記活性ワッシャーがさらにカップ
状部材を含み、前記カップ状部材はそれを通って形成さ
れた複数の孔を有し、前記孔の選択されたものは前記支
持リングとの螺着による載置のために整列した上記14
記載の装置。
状部材を含み、前記カップ状部材はそれを通って形成さ
れた複数の孔を有し、前記孔の選択されたものは前記支
持リングとの螺着による載置のために整列した上記14
記載の装置。
【0032】16.少なくとも2つの下降管が前記第1
のトレーに、離隔され端と端とが向かい合った関係に配
置され、前記活性トレー橋が前記端と端とが向かい合っ
た下降管の端の間に配置され、それをわたっての液体の
流れを許容する上記10記載の装置。
のトレーに、離隔され端と端とが向かい合った関係に配
置され、前記活性トレー橋が前記端と端とが向かい合っ
た下降管の端の間に配置され、それをわたっての液体の
流れを許容する上記10記載の装置。
【0033】17.前記中間トレー支持体が、前記端と
端とが向かいあった下降管に沿って連続的に延長してそ
れを支持する単一の支持バッフルを含み、前記バッフル
は開いた中間の領域を含み、前記中間の領域はそれを通
る前記橋を受容するのに適応し、それを渡る液体の流れ
を容易とし、それに隣接する前記トレー上の液体の流れ
を均一化させる上記16記載の装置。
端とが向かいあった下降管に沿って連続的に延長してそ
れを支持する単一の支持バッフルを含み、前記バッフル
は開いた中間の領域を含み、前記中間の領域はそれを通
る前記橋を受容するのに適応し、それを渡る液体の流れ
を容易とし、それに隣接する前記トレー上の液体の流れ
を均一化させる上記16記載の装置。
【0034】18.前記トレーの前記活性領域が、その
中に蒸気バルブを伴って形成され、それを通っての蒸気
の上昇する流れを容易にする上記17記載の装置。
中に蒸気バルブを伴って形成され、それを通っての蒸気
の上昇する流れを容易にする上記17記載の装置。
【0035】19.前記蒸気バルブが固定されたバルブ
を含む上記18記載の装置。
を含む上記18記載の装置。
【0036】20.前記蒸気バルブがフローティングバ
ルブを含む上記18記載の装置。
ルブを含む上記18記載の装置。
【0037】21.前記橋が、その中に複数の蒸気バル
ブを伴って形成され、それを通る蒸気の上昇する流れを
容易にし、前記トレーの活性領域をさらに増加させる上
記18記載の装置。
ブを伴って形成され、それを通る蒸気の上昇する流れを
容易にし、前記トレーの活性領域をさらに増加させる上
記18記載の装置。
【0038】22.前記第1のトレーの前記第1の一連
の下降管の下方に配置された前記第2のトレーの前記領
域のいくつかが、その中に蒸気上昇室を伴って構成さ
れ、それを通る蒸気の上昇する流れを容易とする上記1
0記載の装置。
の下降管の下方に配置された前記第2のトレーの前記領
域のいくつかが、その中に蒸気上昇室を伴って構成さ
れ、それを通る蒸気の上昇する流れを容易とする上記1
0記載の装置。
【0039】23.前記トレーの前記活性領域が、その
上に配置された方向性のあるフローバルブを含む上記1
0記載の装置。
上に配置された方向性のあるフローバルブを含む上記1
0記載の装置。
【0040】24.前記方向性のあるフローバルブが整
列した列に配置され、前記整列は、それを横切る液体の
流れを概ね横切る方向に蒸気を排出する形状である上記
23記載の装置。
列した列に配置され、前記整列は、それを横切る液体の
流れを概ね横切る方向に蒸気を排出する形状である上記
23記載の装置。
【0041】25.前記バルブの隣接する列が、前記蒸
気を反対の方向に排出し、それらの間の乱れをつくり、
そのトレー効率を増加させる上記24記載の装置。
気を反対の方向に排出し、それらの間の乱れをつくり、
そのトレー効率を増加させる上記24記載の装置。
【0042】26.前記バルブが固定された多様性を持
ち、第2の脚よりも幅広い第1の脚を有し、そこからの
優先的な蒸気の分配をつくる上記23記載の装置。
ち、第2の脚よりも幅広い第1の脚を有し、そこからの
優先的な蒸気の分配をつくる上記23記載の装置。
【0043】
【実施例】まず図1を参照すれば、塔の内部の多様性を
示すために様々な部分を切断した、充填された交換塔即
ちカラムと、本発明のトレー組立て体の一実施態様の使
用とを示す説明的な破断斜視図が示されている。図1の
交換塔10は、内部に複数の充填床層14及びトレーを
有する円筒型の塔12を含む。複数のマンウェイ16
が、塔12の内部領域への接近を容易にするため同様に
構成される。また、横流流出線20、液体横供給線1
8、横流蒸気供給線即ちリボイラー返却線32も設けら
れる。還流返却線34が、塔10の頂部に設けられる。
示すために様々な部分を切断した、充填された交換塔即
ちカラムと、本発明のトレー組立て体の一実施態様の使
用とを示す説明的な破断斜視図が示されている。図1の
交換塔10は、内部に複数の充填床層14及びトレーを
有する円筒型の塔12を含む。複数のマンウェイ16
が、塔12の内部領域への接近を容易にするため同様に
構成される。また、横流流出線20、液体横供給線1
8、横流蒸気供給線即ちリボイラー返却線32も設けら
れる。還流返却線34が、塔10の頂部に設けられる。
【0044】操作において、液体13が還流返却線34
及び横流供給入力の供給線18を通って塔10内に供給
される。液体13は塔を通って下向きに流れ遂には横流
流出20又は底流流出線30のいずれか一方において塔
を離れる。この下向きの流れにおいて、液体13は、ト
レー及び充填床を通過するにつれ、それから蒸発するい
くつかの材料が除かれ、また蒸気流から液体へ凝結する
材料が加わり、それに富んだ状態となる。さらに図1を
参照すれば、交換塔10は明確性の目的のために図示的
に半分に切断されている。この図において、塔10は塔
12の頂部に配置されたオーバーヘッド線の蒸気出口2
6と、塔の底部領域の底流取り出し線30の周囲に配置
されリボイラー(図示せず)に連結された底部スカート
28とを含む。リボイラー返却導管32はスカート28
の上方に配置されて示され、トレー及び/又は充填層1
4を通って上向きにその内部の蒸気を再循環させる。凝
縮器からの還流は導入導管34を経て塔上部領域23に
提供され、そこで還流は上部充填床38上にわたる液体
分配器36のすみずみまで分配される。上部充填床38
は様々な構造化支持体であることが分かる。交換塔10
の、上部充填床38の下の領域が説明のために図示さ
れ、この領域は、上部構造化充填体38の支持体である
支持グリッド41の下に配置された液体回収器40を含
む。液体13の再分配に適応した液体分配器42が同様
にその下方に配置される。第二の形式の分配器42aが
切断線43の下に示され、構造化充填体14Aの上方に
配置される。塔10は、塔内部の配置はただ単に図示的
なものであり、その中の多様な部品の整列を参照するた
めに設けられたという事実を説明するために、切断線4
3を伴って示される。
及び横流供給入力の供給線18を通って塔10内に供給
される。液体13は塔を通って下向きに流れ遂には横流
流出20又は底流流出線30のいずれか一方において塔
を離れる。この下向きの流れにおいて、液体13は、ト
レー及び充填床を通過するにつれ、それから蒸発するい
くつかの材料が除かれ、また蒸気流から液体へ凝結する
材料が加わり、それに富んだ状態となる。さらに図1を
参照すれば、交換塔10は明確性の目的のために図示的
に半分に切断されている。この図において、塔10は塔
12の頂部に配置されたオーバーヘッド線の蒸気出口2
6と、塔の底部領域の底流取り出し線30の周囲に配置
されリボイラー(図示せず)に連結された底部スカート
28とを含む。リボイラー返却導管32はスカート28
の上方に配置されて示され、トレー及び/又は充填層1
4を通って上向きにその内部の蒸気を再循環させる。凝
縮器からの還流は導入導管34を経て塔上部領域23に
提供され、そこで還流は上部充填床38上にわたる液体
分配器36のすみずみまで分配される。上部充填床38
は様々な構造化支持体であることが分かる。交換塔10
の、上部充填床38の下の領域が説明のために図示さ
れ、この領域は、上部構造化充填体38の支持体である
支持グリッド41の下に配置された液体回収器40を含
む。液体13の再分配に適応した液体分配器42が同様
にその下方に配置される。第二の形式の分配器42aが
切断線43の下に示され、構造化充填体14Aの上方に
配置される。塔10は、塔内部の配置はただ単に図示的
なものであり、その中の多様な部品の整列を参照するた
めに設けられたという事実を説明するために、切断線4
3を伴って示される。
【0045】さらに図1を参照すれば、図示の目的で、
構造化充填体と塔トレーとの両方がこの図面に示され
る。多くの例において、プロセス塔は充填体のみ、トレ
ーのみ、又は充填体とトレーとの選択的な組合せを含
む。この図示では、塔全体とその操作を論じる目的でそ
れらの組合せが示される。プロセス塔のトレーは一般的
には構造において穿孔された又は溝が切られた板を含
む。蒸気と液体はトレーにおいて、あるいはトレーに沿
って混ざり、いくつかの組立て体においては、向流的な
流れの配置において同一の開口を通って流れる。最適に
は、蒸気と液体との流れは安定した水準に達する。いく
つかの実施態様においては、下降のためのものは使用さ
れず蒸気と液体とはそれぞれの圧力が変化するに従って
交互に同一の開口を使用する。しかしそのようなものは
この例には含まれない。
構造化充填体と塔トレーとの両方がこの図面に示され
る。多くの例において、プロセス塔は充填体のみ、トレ
ーのみ、又は充填体とトレーとの選択的な組合せを含
む。この図示では、塔全体とその操作を論じる目的でそ
れらの組合せが示される。プロセス塔のトレーは一般的
には構造において穿孔された又は溝が切られた板を含
む。蒸気と液体はトレーにおいて、あるいはトレーに沿
って混ざり、いくつかの組立て体においては、向流的な
流れの配置において同一の開口を通って流れる。最適に
は、蒸気と液体との流れは安定した水準に達する。いく
つかの実施態様においては、下降のためのものは使用さ
れず蒸気と液体とはそれぞれの圧力が変化するに従って
交互に同一の開口を使用する。しかしそのようなものは
この例には含まれない。
【0046】本発明のこの実施態様において、複合下降
管を有する複合下降トレー48及び49が図示される。
これは実施例としてのみのものであり、この中で本発明
は、ここに述べられる通り、活性支持リング及び関連す
る構造体を扱っている。単純下降管を本発明で実施態様
としているトレーと共に用いることもできるが、複合下
降管が示される。示されたトレー48はこのように複合
下降管の間の活性表面に組み込まれる。表面の形式につ
いては以下に論じられる。同様に、トレー49は、下降
管と、複合下降管の下方に配置された活性入口区域との
間に、活性表面を含む。本発明を含む塔のこの部分のよ
り完全な記載は、以下に記載される。一般的なプロセス
カラムの内部構造は同様に、参照により本願に組み込ま
れる、ギルバート・チェンによる1984年5月版のケ
ミカル・エンジニアリング(Chemical Engineering)『充
填カラムの内部』に、より詳細に述べられている。
管を有する複合下降トレー48及び49が図示される。
これは実施例としてのみのものであり、この中で本発明
は、ここに述べられる通り、活性支持リング及び関連す
る構造体を扱っている。単純下降管を本発明で実施態様
としているトレーと共に用いることもできるが、複合下
降管が示される。示されたトレー48はこのように複合
下降管の間の活性表面に組み込まれる。表面の形式につ
いては以下に論じられる。同様に、トレー49は、下降
管と、複合下降管の下方に配置された活性入口区域との
間に、活性表面を含む。本発明を含む塔のこの部分のよ
り完全な記載は、以下に記載される。一般的なプロセス
カラムの内部構造は同様に、参照により本願に組み込ま
れる、ギルバート・チェンによる1984年5月版のケ
ミカル・エンジニアリング(Chemical Engineering)『充
填カラムの内部』に、より詳細に述べられている。
【0047】次に図2を参照すれば、図1において概略
的に示されたトレー48及び49の拡大斜視図が示され
る。カラムの残りの部分は明確性の目的のために図示さ
れていない。上部トレー48は、2つの側部下降管51
及び55と、3つの中間下降管列52、54及び56と
によって分割される活性トレー表面50で構成される。
側部下降管51及び55は後述する。下降管列52、5
4及び56のそれぞれは離隔して端と端とが向かいあっ
た下降管の対で形成される。従って下降管列52は、下
降管52Bと離隔して端と端とが向かいあった関係にあ
る下降管52Aを含む。同様に、下降管列54は、下降
管54Bと離隔して端と端とが向かいあった関係にある
下降管54Aを含む。下降管列56は、下降管56Bと
端が合った関係に配置された下降管56Aを含む。前記
下降管間の離隔して端と端とが向かいあった関係によ
り、それらの間に活性橋が置かれる。従って下降管列5
2は活性橋60を含み、一方下降管列54は橋62を含
む。橋64が下降管列56内に配置される。かようにし
て、トレー48のいかなる部分に沿った液体も、橋6
0、62及び64の存在によりトレー表面にわたり均質
化される。
的に示されたトレー48及び49の拡大斜視図が示され
る。カラムの残りの部分は明確性の目的のために図示さ
れていない。上部トレー48は、2つの側部下降管51
及び55と、3つの中間下降管列52、54及び56と
によって分割される活性トレー表面50で構成される。
側部下降管51及び55は後述する。下降管列52、5
4及び56のそれぞれは離隔して端と端とが向かいあっ
た下降管の対で形成される。従って下降管列52は、下
降管52Bと離隔して端と端とが向かいあった関係にあ
る下降管52Aを含む。同様に、下降管列54は、下降
管54Bと離隔して端と端とが向かいあった関係にある
下降管54Aを含む。下降管列56は、下降管56Bと
端が合った関係に配置された下降管56Aを含む。前記
下降管間の離隔して端と端とが向かいあった関係によ
り、それらの間に活性橋が置かれる。従って下降管列5
2は活性橋60を含み、一方下降管列54は橋62を含
む。橋64が下降管列56内に配置される。かようにし
て、トレー48のいかなる部分に沿った液体も、橋6
0、62及び64の存在によりトレー表面にわたり均質
化される。
【0048】以上に参照されたように、上部トレー48
は活性トレー表面50(部分的にまた図解的に示され
る)で構成される。活性表面50は、1つ以上の多様な
バルブ形式で形成することができる。このような装置の
ための代表的なバルブの形式は、本願譲受人に譲渡さ
れ、参照により本願に組み込まれる米国特許第5,12
0,474号明細書に記載されかつ図示される。
は活性トレー表面50(部分的にまた図解的に示され
る)で構成される。活性表面50は、1つ以上の多様な
バルブ形式で形成することができる。このような装置の
ための代表的なバルブの形式は、本願譲受人に譲渡さ
れ、参照により本願に組み込まれる米国特許第5,12
0,474号明細書に記載されかつ図示される。
【0049】さらに図2を参照すれば、本願発明は、後
述される活性支持リングに加え、プロセス塔トレーの外
側の支持のため、バッフルが組み込まれた前記トレーの
中間支持のための改良された支持装置をさらに含む。支
持バッフル70はかくして下降管列54の長さを延長す
るように示され、一方支持バッフル72は下降管列54
の長さを延長する。支持バッフル74は、その下の下降
管トレー領域を支持して下降管列56の長さを延長す
る。それぞれの支持バッフル70、72及び74は両端
で塔12と連結され、さらにそれぞれの下降管−トレー
領域に複数の支持部材80で連結される。支持部材80
は第1の端81で支持バッフルに、また第2の端82で
下降管トレー領域に連結される。この構成は、本願譲受
人に譲渡され参照により本願に組み込まれる、本願と同
時に出願された係属中の連続番号第号特許出願により詳
細に記載される通り、改良された流れ効率を提供する。
述される活性支持リングに加え、プロセス塔トレーの外
側の支持のため、バッフルが組み込まれた前記トレーの
中間支持のための改良された支持装置をさらに含む。支
持バッフル70はかくして下降管列54の長さを延長す
るように示され、一方支持バッフル72は下降管列54
の長さを延長する。支持バッフル74は、その下の下降
管トレー領域を支持して下降管列56の長さを延長す
る。それぞれの支持バッフル70、72及び74は両端
で塔12と連結され、さらにそれぞれの下降管−トレー
領域に複数の支持部材80で連結される。支持部材80
は第1の端81で支持バッフルに、また第2の端82で
下降管トレー領域に連結される。この構成は、本願譲受
人に譲渡され参照により本願に組み込まれる、本願と同
時に出願された係属中の連続番号第号特許出願により詳
細に記載される通り、改良された流れ効率を提供する。
【0050】さらに図2を参照すれば、トレー49は上
に述べたように構成され、トレー48の活性トレー領域
50の下方に配置された下降管列を有する。以下により
詳細に説明される通り、本発明の下降管の下方のこの活
性領域は、その中での蒸気液体の接触を増強するための
隆起した活性入口領域を含むことができる。図2に示さ
れる通り、トレー49の下降管は概ねトレー48の下降
管に対して平行に離隔した関係で、且つ横方向に、それ
らの間にずらした関係に配置される。
に述べたように構成され、トレー48の活性トレー領域
50の下方に配置された下降管列を有する。以下により
詳細に説明される通り、本発明の下降管の下方のこの活
性領域は、その中での蒸気液体の接触を増強するための
隆起した活性入口領域を含むことができる。図2に示さ
れる通り、トレー49の下降管は概ねトレー48の下降
管に対して平行に離隔した関係で、且つ横方向に、それ
らの間にずらした関係に配置される。
【0051】次に図3を参照すれば、本発明のいくつか
の特徴の側立面断面の説明図が示される。ここに示され
る通り、液体は、第1のトレー48から堰214を越え
て側部下降管51及び55を通り、及び第1の中間下降
管列52、54及び56を通り、中間下降管列66、6
7、68及び69の一連に隣接した第2のトレー49へ
下向きに流れる。前記トレー49の下降管列は、好まし
くは上述したトレー48の下降管列と同様の様式で構成
される。第1及び第2の下降管列は概ね互いに平行に向
き、複数の下降管列は、それらに沿って延長する上述の
バッフル支持構造により支持される。これに関して、ト
レー49のバッフル170、171、172及び174
は、複数の角度を持った上述の部材80を通して、下に
位置する下降管−トレー領域と連結される。それぞれの
部材80は、上端81でそれぞれのバッフルと、また第
2の反対側の末端82でそれぞれのトレー−下降管領域
と固着される。トレー48及び49は、それらの周囲に
円周状に延長する塔支持リング75及び77によって、
トレーの外周に沿ってさらに支持される。リング75及
び77は、そこを通過する蒸気15の上昇する流れを容
易とするために、そこに孔78が形成されていることが
好ましい。支持リング75及び77に形成される孔78
は、一実施態様において、そこを通過する蒸気15の流
れを容易とし、トレーの有効な活性領域50を増加する
ために、そこに配置されたバルブを含む。中実な支持リ
ング75Aが、側部下降管51及び55のために設けら
れる。
の特徴の側立面断面の説明図が示される。ここに示され
る通り、液体は、第1のトレー48から堰214を越え
て側部下降管51及び55を通り、及び第1の中間下降
管列52、54及び56を通り、中間下降管列66、6
7、68及び69の一連に隣接した第2のトレー49へ
下向きに流れる。前記トレー49の下降管列は、好まし
くは上述したトレー48の下降管列と同様の様式で構成
される。第1及び第2の下降管列は概ね互いに平行に向
き、複数の下降管列は、それらに沿って延長する上述の
バッフル支持構造により支持される。これに関して、ト
レー49のバッフル170、171、172及び174
は、複数の角度を持った上述の部材80を通して、下に
位置する下降管−トレー領域と連結される。それぞれの
部材80は、上端81でそれぞれのバッフルと、また第
2の反対側の末端82でそれぞれのトレー−下降管領域
と固着される。トレー48及び49は、それらの周囲に
円周状に延長する塔支持リング75及び77によって、
トレーの外周に沿ってさらに支持される。リング75及
び77は、そこを通過する蒸気15の上昇する流れを容
易とするために、そこに孔78が形成されていることが
好ましい。支持リング75及び77に形成される孔78
は、一実施態様において、そこを通過する蒸気15の流
れを容易とし、トレーの有効な活性領域50を増加する
ために、そこに配置されたバルブを含む。中実な支持リ
ング75Aが、側部下降管51及び55のために設けら
れる。
【0052】さらに図3を参照すれば、ここに示された
複合下降管トレー組立て体の図解的概略説明は、プロセ
ス塔組立て体の構造的及び機能的特徴を最大化させる方
法、及びそのための装置を図示する。ここに示されたこ
のような要素の成形加工のための材料及び技術はこの産
業においてよく知られている。従って実際の鋼鉄の寸法
は記載されておらず、鋼鉄のゲージはカラム12の寸法
に依存する。
複合下降管トレー組立て体の図解的概略説明は、プロセ
ス塔組立て体の構造的及び機能的特徴を最大化させる方
法、及びそのための装置を図示する。ここに示されたこ
のような要素の成形加工のための材料及び技術はこの産
業においてよく知られている。従って実際の鋼鉄の寸法
は記載されておらず、鋼鉄のゲージはカラム12の寸法
に依存する。
【0053】本発明の記載は図3において部分的にのみ
示されるある特徴を含む。この特徴については以下によ
り詳細に説明する。これらの特徴は、トレー48の中間
領域に位置する下降管52、54及び56(前述)を横
切って配置される流れ均等化橋60、62、及び64を
含む。側部下降管51及び55はこの特徴を必要としな
い。トレー49の中間下降管列66、67、68及び6
9は従って図示的にそれぞれ橋部分170A、171
A、172A及び174Aがそれらの内に形成されて示
される。前記橋部分は、前記それぞれの下降管列を横切
って、それぞれの支持バッフルの開口100を通って形
成される。開口100は斜視図である図2においてより
明確に示される。それぞれのバッフルを通る開口100
を設けることにより、トレー48及び49上を流れる液
体13はそれを通過して流れることができる一方で、ト
レー装置の構造的全一性を維持することができる。上述
した通り、トレー48に関しては、橋170A、171
A、172A及び174Aはそれぞれその内に複数の孔
100Aを有して形成され、蒸気15のそれを通っての
上昇する流れを容易とし、さらにそれぞれのトレーの活
性領域を増加させる。孔100Aもまた斜視図である図
2において最もよく示される。
示されるある特徴を含む。この特徴については以下によ
り詳細に説明する。これらの特徴は、トレー48の中間
領域に位置する下降管52、54及び56(前述)を横
切って配置される流れ均等化橋60、62、及び64を
含む。側部下降管51及び55はこの特徴を必要としな
い。トレー49の中間下降管列66、67、68及び6
9は従って図示的にそれぞれ橋部分170A、171
A、172A及び174Aがそれらの内に形成されて示
される。前記橋部分は、前記それぞれの下降管列を横切
って、それぞれの支持バッフルの開口100を通って形
成される。開口100は斜視図である図2においてより
明確に示される。それぞれのバッフルを通る開口100
を設けることにより、トレー48及び49上を流れる液
体13はそれを通過して流れることができる一方で、ト
レー装置の構造的全一性を維持することができる。上述
した通り、トレー48に関しては、橋170A、171
A、172A及び174Aはそれぞれその内に複数の孔
100Aを有して形成され、蒸気15のそれを通っての
上昇する流れを容易とし、さらにそれぞれのトレーの活
性領域を増加させる。孔100Aもまた斜視図である図
2において最もよく示される。
【0054】さらに図3を参照すれば、トレー48及び
49は、上側のトレーの下降管の下方に配置した、隆起
した活性入口区域を伴って構成することもできる。本実
施態様における隆起した活性入口区域は、隆起して排出
室102となり、その側面に孔103を有するそれぞれ
のトレー床面部分を含む。孔103は、カラム12を通
って上昇する蒸気15の直接の通路手段を提供する。こ
こに示される蒸気排出室102の使用方法及び装置は、
本願譲受人に譲渡され参照により全体が本願に組み込ま
れる米国特許出願連続番号第08/306,672号
に、より完全に記載及び説明される。蒸気排出室102
を使用することにより、それぞれの下降管から下向きに
下降する液体13は、室102の孔103を通過して上
昇する蒸気15と即座に出会う。下降管52の下方に配
置された図3の流れ矢印で示される通り、本発明はカラ
ム12内の蒸気と液体との向流的な流れの直接の相互作
用を提供しながら、それらの流れの効率を最大化する。
49は、上側のトレーの下降管の下方に配置した、隆起
した活性入口区域を伴って構成することもできる。本実
施態様における隆起した活性入口区域は、隆起して排出
室102となり、その側面に孔103を有するそれぞれ
のトレー床面部分を含む。孔103は、カラム12を通
って上昇する蒸気15の直接の通路手段を提供する。こ
こに示される蒸気排出室102の使用方法及び装置は、
本願譲受人に譲渡され参照により全体が本願に組み込ま
れる米国特許出願連続番号第08/306,672号
に、より完全に記載及び説明される。蒸気排出室102
を使用することにより、それぞれの下降管から下向きに
下降する液体13は、室102の孔103を通過して上
昇する蒸気15と即座に出会う。下降管52の下方に配
置された図3の流れ矢印で示される通り、本発明はカラ
ム12内の蒸気と液体との向流的な流れの直接の相互作
用を提供しながら、それらの流れの効率を最大化する。
【0055】次に図4を参照すれば、図3のトレー48
を、線4−4に沿って切断した、下降管/支持バッフル
部分の拡大された破断側面立面断面図が示される。開口
100は、トレー48の橋部分64の上方に配置され、
下降管列56の支持バッフル74を通る概ね長方形の窓
を形成するように明確に示される。開口100の寸法
は、“巧みに”支持バッフル74の延長された下部10
4を残す。構造的に、この窓の形態により、機械的荷重
の観点からは、構造的全一性を提供する下部104が張
力下にあり、一方上部105が圧縮下にあるようにな
る。荷重は概略的に、トレー、下降管及びカラム12の
操作中にそれらの上に存在する液体の重みを示す矢印1
07で示される。このような荷重のために、トレー48
の橋64に、下部104で支持を設けることが好まし
い。この理由から、開口100は単にバッフル74上に
U字型に形成された切取りとはされない。しかしなが
ら、示された構造上の形態のために、バッフル74は、
下降管列56の下降管56A及び56Bそれぞれの向か
いあった末端の末端壁108及び110を通って延長す
る。溶接等の標準的な成形加工及び現場組立ての技術
が、下降管と支持バッフルの形態とを固着するのに使用
される。
を、線4−4に沿って切断した、下降管/支持バッフル
部分の拡大された破断側面立面断面図が示される。開口
100は、トレー48の橋部分64の上方に配置され、
下降管列56の支持バッフル74を通る概ね長方形の窓
を形成するように明確に示される。開口100の寸法
は、“巧みに”支持バッフル74の延長された下部10
4を残す。構造的に、この窓の形態により、機械的荷重
の観点からは、構造的全一性を提供する下部104が張
力下にあり、一方上部105が圧縮下にあるようにな
る。荷重は概略的に、トレー、下降管及びカラム12の
操作中にそれらの上に存在する液体の重みを示す矢印1
07で示される。このような荷重のために、トレー48
の橋64に、下部104で支持を設けることが好まし
い。この理由から、開口100は単にバッフル74上に
U字型に形成された切取りとはされない。しかしなが
ら、示された構造上の形態のために、バッフル74は、
下降管列56の下降管56A及び56Bそれぞれの向か
いあった末端の末端壁108及び110を通って延長す
る。溶接等の標準的な成形加工及び現場組立ての技術
が、下降管と支持バッフルの形態とを固着するのに使用
される。
【0056】次に図5を参照すれば、活性トレー部50
及び支持バッフル70、72及び74の他の図示を含ん
で図2のトレー48の上面平面図が示される。それぞれ
の前記支持バッフルは、一連の連結部材80によって、
下方のそれぞれの下降管−トレー領域に連結される。例
えば支持バッフル70は、下降管列52の下降管52A
に連結された、6つの角度を持った連結部材180、1
81、182、183、184及び186を伴って構成
される。6つの連結部材80がトレー48のこの特定の
部分に示されているが、その数は前記トレーの面積及び
特定の塔の構造的荷重に応じて変動する。例えば、下降
管列54の下降管54Aのバッフル72は、下降管52
Aに比べてより大きく広がっているため、8つの連結部
材80を伴って構成される。
及び支持バッフル70、72及び74の他の図示を含ん
で図2のトレー48の上面平面図が示される。それぞれ
の前記支持バッフルは、一連の連結部材80によって、
下方のそれぞれの下降管−トレー領域に連結される。例
えば支持バッフル70は、下降管列52の下降管52A
に連結された、6つの角度を持った連結部材180、1
81、182、183、184及び186を伴って構成
される。6つの連結部材80がトレー48のこの特定の
部分に示されているが、その数は前記トレーの面積及び
特定の塔の構造的荷重に応じて変動する。例えば、下降
管列54の下降管54Aのバッフル72は、下降管52
Aに比べてより大きく広がっているため、8つの連結部
材80を伴って構成される。
【0057】さらに図5を参照すれば、隆起した活性入
口区域(蒸気排出室102)が下降管の間に明確に示さ
れる。この領域に、上のトレーからの下降管が位置し、
トレー48の活性区域50に液体が放出される。連結部
材80はまたこのような液体の流れの問題を扱うために
構成される。それぞれの連結部材80は、中間ウェブ領
域192から直立した側面壁190及び191を伴って
形成されることが分かる。ウェブ領域192は、角度を
持ったバッフルを、これがなければそれぞれの下降管に
飛散してしまう液体のために提供する。したがって連結
部材80は、図2に示されるように、概ねU字型のチャ
ンネル部材で形成されることが好ましい。
口区域(蒸気排出室102)が下降管の間に明確に示さ
れる。この領域に、上のトレーからの下降管が位置し、
トレー48の活性区域50に液体が放出される。連結部
材80はまたこのような液体の流れの問題を扱うために
構成される。それぞれの連結部材80は、中間ウェブ領
域192から直立した側面壁190及び191を伴って
形成されることが分かる。ウェブ領域192は、角度を
持ったバッフルを、これがなければそれぞれの下降管に
飛散してしまう液体のために提供する。したがって連結
部材80は、図2に示されるように、概ねU字型のチャ
ンネル部材で形成されることが好ましい。
【0058】さらに図5を参照すれば、端部の下降管5
1及び55は、少なくとも部分的には、より明確に示さ
れる。端部下降管51及び55はそれぞれ、平坦で、角
度を持った側面壁部201で構成される。側面壁部20
1は、平坦底部203で終わっている。底部203は、
液体を下向きに制御された形態に分配するため選択的に
配置された複数の孔205を有して構成される。この特
定の下降管の形態は、本願譲受人に譲渡され、参照によ
り本願に組み込まれる米国特許第5,164,125号
明細書により明確に記載及び図示される。上に参照され
た特許に示されていないものは、ここで示される下降管
51及び55の外面壁支持形態である。図3を参照し、
図5と組合せてそれについて着目すると、前記下降管の
外面壁210は、そこから外側に延長し支持リング75
と重なりあって嵌合する上側のリップ212を伴って構
成されることが分かる。支持フランジ212はまた、
(図3に示される通り)トレー48の水準から下向きに
段差がついている。この段差のついた“漏斗”領域は、
堰214を越えて、それぞれの下降管の断面幅より広い
区域への液体の流れを許容する。かようにして、側部下
降管51及び55は、本発明の拡大された即ち“漏斗”
効果がなければ発生するかもしれない詰まりを防ぐこと
により、より多くの液体の流れを収容することができ
る。
1及び55は、少なくとも部分的には、より明確に示さ
れる。端部下降管51及び55はそれぞれ、平坦で、角
度を持った側面壁部201で構成される。側面壁部20
1は、平坦底部203で終わっている。底部203は、
液体を下向きに制御された形態に分配するため選択的に
配置された複数の孔205を有して構成される。この特
定の下降管の形態は、本願譲受人に譲渡され、参照によ
り本願に組み込まれる米国特許第5,164,125号
明細書により明確に記載及び図示される。上に参照され
た特許に示されていないものは、ここで示される下降管
51及び55の外面壁支持形態である。図3を参照し、
図5と組合せてそれについて着目すると、前記下降管の
外面壁210は、そこから外側に延長し支持リング75
と重なりあって嵌合する上側のリップ212を伴って構
成されることが分かる。支持フランジ212はまた、
(図3に示される通り)トレー48の水準から下向きに
段差がついている。この段差のついた“漏斗”領域は、
堰214を越えて、それぞれの下降管の断面幅より広い
区域への液体の流れを許容する。かようにして、側部下
降管51及び55は、本発明の拡大された即ち“漏斗”
効果がなければ発生するかもしれない詰まりを防ぐこと
により、より多くの液体の流れを収容することができ
る。
【0059】次に図6を参照すれば、本発明の活性支持
リングの一実施態様の破断斜視図が示される。活性支持
リング組立て体300は支持リング302を含み、支持
リング302はその内に形成された複数のバルブ304
を有する。支持リングバルブ304は、“固定された”
多様性を持つことができ、孔310の上部に脚308で
固定的に固着された頂部バルブ部材306を含む。実施
例としての目的で、孔314上に“フローティング”型
のバルブを使用することもできる。この形式のバルブ
は、上述の米国特許第5,120,474号明細書によ
り明確に記載されている。
リングの一実施態様の破断斜視図が示される。活性支持
リング組立て体300は支持リング302を含み、支持
リング302はその内に形成された複数のバルブ304
を有する。支持リングバルブ304は、“固定された”
多様性を持つことができ、孔310の上部に脚308で
固定的に固着された頂部バルブ部材306を含む。実施
例としての目的で、孔314上に“フローティング”型
のバルブを使用することもできる。この形式のバルブ
は、上述の米国特許第5,120,474号明細書によ
り明確に記載されている。
【0060】さらに図6を参照すれば、この特定の実施
態様において、支持リング302がカラム外周壁318
に固着された平坦なプレート316から構成されるよう
に示される。活性なトレー表面320が、活性ワッシャ
ー350(後述)を伴ってリング302に載置されて示
される。バルブ322はトレー表面320上に形成され
る。上述した通り、活性支持リング300は、関連する
トレー320の効果的な活性区域の増加をもたらす。こ
の特定の実施態様において、バルブ304はトレー32
0のバルブ322と同一である。バルブの形態の変形例
を使用することもできる。またある例においては、トレ
ー及び支持リングのどちらか又は両方にフローティング
バルブを組み込むことができる。
態様において、支持リング302がカラム外周壁318
に固着された平坦なプレート316から構成されるよう
に示される。活性なトレー表面320が、活性ワッシャ
ー350(後述)を伴ってリング302に載置されて示
される。バルブ322はトレー表面320上に形成され
る。上述した通り、活性支持リング300は、関連する
トレー320の効果的な活性区域の増加をもたらす。こ
の特定の実施態様において、バルブ304はトレー32
0のバルブ322と同一である。バルブの形態の変形例
を使用することもできる。またある例においては、トレ
ー及び支持リングのどちらか又は両方にフローティング
バルブを組み込むことができる。
【0061】つぎに図7を参照すれば、活性ワッシャー
350の使用によるトレー320の支持リング302へ
の固着の側面立面断面図が示される。図示される通り、
ワッシャー350は、そこに形成された孔352を伴い
中空即ちカップ状に構成され、そこを通る蒸気の上昇す
る流れを許容する。トレーの設計によって、長方形又は
必要な他のどのような形に形成することもできる。この
特定の実施態様において、固着部材354が、ワッシャ
ー350及び支持リング302の下側に固着されたクラ
ンプ355を通って直立に示される。溝357がトレー
320に形成され、ワッシャー350を収容し、蒸気が
それを通って流れる。かくして蒸気の流れ15は支持リ
ング302上に載置された活性ワッシャー350を通っ
て、支持リング302を通って並びに前記トレーの周り
をまわって又は通って通過される。
350の使用によるトレー320の支持リング302へ
の固着の側面立面断面図が示される。図示される通り、
ワッシャー350は、そこに形成された孔352を伴い
中空即ちカップ状に構成され、そこを通る蒸気の上昇す
る流れを許容する。トレーの設計によって、長方形又は
必要な他のどのような形に形成することもできる。この
特定の実施態様において、固着部材354が、ワッシャ
ー350及び支持リング302の下側に固着されたクラ
ンプ355を通って直立に示される。溝357がトレー
320に形成され、ワッシャー350を収容し、蒸気が
それを通って流れる。かくして蒸気の流れ15は支持リ
ング302上に載置された活性ワッシャー350を通っ
て、支持リング302を通って並びに前記トレーの周り
をまわって又は通って通過される。
【0062】次に図8を参照すれば、図7のワッシャー
350の拡大上面平面図が示される。ワッシャー350
は、多数の孔352を伴って構成されて示される。孔3
52によって、それを通る蒸気の流れを容易にする。こ
の特定の実施態様において、排気孔360、361、3
62及び363は、図7の固着部材354の受容に適応
した載置孔364と近接して示される。上述した通り、
溝357がトレー320内に形成され、それを通る蒸気
の上昇を許容する。
350の拡大上面平面図が示される。ワッシャー350
は、多数の孔352を伴って構成されて示される。孔3
52によって、それを通る蒸気の流れを容易にする。こ
の特定の実施態様において、排気孔360、361、3
62及び363は、図7の固着部材354の受容に適応
した載置孔364と近接して示される。上述した通り、
溝357がトレー320内に形成され、それを通る蒸気
の上昇を許容する。
【0063】次に図6、7及び8を組み合わせて参照す
れば、活性支持リング300及び活性ワッシャー350
の使用によって、トレーの構成が、プロセスカラムの操
作における最大効率とつりあう。カラムを上昇する蒸気
15は、蒸気の流れには慣用的に利用出来なかった塔の
周縁部分を通される。もちろん液体は、表面の中実な区
域並びに穿孔された区域にわたって流れる。もし示され
た活性領域がなければ、利用可能な蒸気液体の接触面は
減少する。この理由から、本発明の方法及び装置は、改
良されたプロセス塔の操作を容易にする。
れば、活性支持リング300及び活性ワッシャー350
の使用によって、トレーの構成が、プロセスカラムの操
作における最大効率とつりあう。カラムを上昇する蒸気
15は、蒸気の流れには慣用的に利用出来なかった塔の
周縁部分を通される。もちろん液体は、表面の中実な区
域並びに穿孔された区域にわたって流れる。もし示され
た活性領域がなければ、利用可能な蒸気液体の接触面は
減少する。この理由から、本発明の方法及び装置は、改
良されたプロセス塔の操作を容易にする。
【0064】次に図9を参照すれば、図2のトレーの活
性区域の部分の変更実施態様の拡大上面平面図が示され
る。この特定の図面において、本発明は、トレーデッキ
の活性区域内に配置された、選択された方向の、方向性
フローバルブの列を含むことが分かる。フローバルブ6
00は方向性の流れの多様性をもつものであり、トレー
デッキ604の活性区域602内に、液体の乱流の増加
をもたらしトレー表面区域に沿って混合するよう計算さ
れたパターンで配置される。ファントム線610に沿っ
たバルブ600のそれぞれは、矢印612に示された方
向に蒸気を排出するように配置され、一方ファントム線
614に沿ったバルブは矢印616の方向により多くの
蒸気を排出するように方向づけられている。ファントム
線620のバルブ600は、より多くの蒸気を矢印62
2の方向に排出する。バルブのそれぞれは、蒸気を両方
の方向に排出するが、1つの方向により優先して排出さ
れ、その方向により多くの蒸気の流れをもたらすよう構
成される。このようなバルブはしばしば方向性フローバ
ルブと呼ばれる。ここに述べたようにバルブを方向づけ
ることにより、そこへ伝達されてきてそこを流れる液体
は通常の液体の流れと垂直な成分を押し、それにより、
下降管排出区域から近接した特定の下降管堰へのその動
きが回転しねじまがる。この工程はそこをわたって通る
流体の流れの距離又は長さを増加させる。単一トレーに
おける複合下降管の使用により、近接する下降管の間の
空間は減少される。減少された空間により、入口区域と
出口下降管堰との間の液体の流れのためのより少ない
“直接の”移動距離が利用可能である。この理由によ
り、活性区域にわたっての流れの長さの増加は本発明で
得られる著明な利点である。
性区域の部分の変更実施態様の拡大上面平面図が示され
る。この特定の図面において、本発明は、トレーデッキ
の活性区域内に配置された、選択された方向の、方向性
フローバルブの列を含むことが分かる。フローバルブ6
00は方向性の流れの多様性をもつものであり、トレー
デッキ604の活性区域602内に、液体の乱流の増加
をもたらしトレー表面区域に沿って混合するよう計算さ
れたパターンで配置される。ファントム線610に沿っ
たバルブ600のそれぞれは、矢印612に示された方
向に蒸気を排出するように配置され、一方ファントム線
614に沿ったバルブは矢印616の方向により多くの
蒸気を排出するように方向づけられている。ファントム
線620のバルブ600は、より多くの蒸気を矢印62
2の方向に排出する。バルブのそれぞれは、蒸気を両方
の方向に排出するが、1つの方向により優先して排出さ
れ、その方向により多くの蒸気の流れをもたらすよう構
成される。このようなバルブはしばしば方向性フローバ
ルブと呼ばれる。ここに述べたようにバルブを方向づけ
ることにより、そこへ伝達されてきてそこを流れる液体
は通常の液体の流れと垂直な成分を押し、それにより、
下降管排出区域から近接した特定の下降管堰へのその動
きが回転しねじまがる。この工程はそこをわたって通る
流体の流れの距離又は長さを増加させる。単一トレーに
おける複合下降管の使用により、近接する下降管の間の
空間は減少される。減少された空間により、入口区域と
出口下降管堰との間の液体の流れのためのより少ない
“直接の”移動距離が利用可能である。この理由によ
り、活性区域にわたっての流れの長さの増加は本発明で
得られる著明な利点である。
【0065】さらに図9を参照すれば、堰650はバル
ブ600と近接して示され、ジグザグの形態652に構
成される。ジグザグの形態652は、複数の堰部分65
4及び656で形成され、それらの間に頂部658が形
成される。このジグザグの形態は、活性区域602に対
する堰の長さを増加させる。流れの分配と塔の効率の1
つのパラメーターは、堰の長さとトレーの他のパラメー
ターとの関係を含む。堰の形状を変化させることによ
り、長さの調節を、トレー又は下降管領域の実質的な修
飾を行なうことなく容易に行なうことができる。この調
節可能な堰の長さという特徴は、単一トレーにおいて複
合下降管を使用する場合に、同様に有用である。この理
由は、下降管の反対側に隣接する直線開口の間の差異が
実質的である場合に、トレーの横又は弦の領域に下降管
を配置することができるという事実による。このような
形態において、他の蒸気及び液体の流れの問題に関連し
て確立された蒸気液体接触塔操作方法に従って塔の効率
とその中のバランス流パラメータを最大化するために堰
の長さを概ね均等化できることは有利である。本発明
は、ここに記載されるような利点を提供する。特に調節
可能な堰の長さと上述の対向方向に向いたパターンを有
する横切る方向のフローバルブとの組合せにより、トレ
ーの活性区域の操作効率は大きく増加する。
ブ600と近接して示され、ジグザグの形態652に構
成される。ジグザグの形態652は、複数の堰部分65
4及び656で形成され、それらの間に頂部658が形
成される。このジグザグの形態は、活性区域602に対
する堰の長さを増加させる。流れの分配と塔の効率の1
つのパラメーターは、堰の長さとトレーの他のパラメー
ターとの関係を含む。堰の形状を変化させることによ
り、長さの調節を、トレー又は下降管領域の実質的な修
飾を行なうことなく容易に行なうことができる。この調
節可能な堰の長さという特徴は、単一トレーにおいて複
合下降管を使用する場合に、同様に有用である。この理
由は、下降管の反対側に隣接する直線開口の間の差異が
実質的である場合に、トレーの横又は弦の領域に下降管
を配置することができるという事実による。このような
形態において、他の蒸気及び液体の流れの問題に関連し
て確立された蒸気液体接触塔操作方法に従って塔の効率
とその中のバランス流パラメータを最大化するために堰
の長さを概ね均等化できることは有利である。本発明
は、ここに記載されるような利点を提供する。特に調節
可能な堰の長さと上述の対向方向に向いたパターンを有
する横切る方向のフローバルブとの組合せにより、トレ
ーの活性区域の操作効率は大きく増加する。
【0066】本発明の操作及び構成は、以上の記載のよ
り明白になったものと信じられる。図示され又は記載さ
れた方法及び装置は、好ましいものとして特徴付けられ
る一方、前記の請求項に規定される本発明の精神及び範
囲を逸脱することなしに様々な変更及び修飾を行なうこ
とができることは明らかである。
り明白になったものと信じられる。図示され又は記載さ
れた方法及び装置は、好ましいものとして特徴付けられ
る一方、前記の請求項に規定される本発明の精神及び範
囲を逸脱することなしに様々な変更及び修飾を行なうこ
とができることは明らかである。
本発明並びにそのさらなる目的及び利点のより完全な理
解のために、添付された図面と関連して以下の記載を参
照することができる:
解のために、添付された図面と関連して以下の記載を参
照することができる:
【図1】図1は、塔内部の多様性と、その中に配置され
た、本発明の原理に従って構成された下降管トレー組立
て体の一実施態様とを図示するための様々な部分の切取
りを伴う充填カラムの斜視図である;
た、本発明の原理に従って構成された下降管トレー組立
て体の一実施態様とを図示するための様々な部分の切取
りを伴う充填カラムの斜視図である;
【図2】図2は、本発明の原理に従って構成された下降
管−トレー組立て体の斜視図である;
管−トレー組立て体の斜視図である;
【図3】図3は、図2の改良された下降管トレー組立て
体の、線3−3に沿った図解的断面図である;
体の、線3−3に沿った図解的断面図である;
【図4】図4は、図3の下降管の線4−4に沿って切断
した、拡大された側面立面図である;
した、拡大された側面立面図である;
【図5】図5は、図2の下降管−トレー組立て体の拡大
された上面平面図である;
された上面平面図である;
【図6】図6は、図2の活性トレー支持リングの拡大さ
れた破断斜視図である;
れた破断斜視図である;
【図7】図7は、図6の支持リングの載置の、線7−7
に沿った、拡大側面立面断面図である;
に沿った、拡大側面立面断面図である;
【図8】図8は、図7の活性ワッシャーの上面平面図で
ある;
ある;
【図9】図9は、図2のトレーの一部分の変形実施態様
の上面平面図である。
の上面平面図である。
フロントページの続き (72)発明者 ラリー・バートン アメリカ合衆国テキサス州75115,デ・ ソト,コットンウッド・ドライブ・815 (56)参考文献 特開 平6−343801(JP,A) 特開 平8−108001(JP,A) 特公 昭60−51361(JP,B2) 特公 昭56−20042(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01J 19/32 B01D 3/22,3/32
Claims (8)
- 【請求項1】 蒸気−液体接触化学プロセスカラムのた
めの下降管−トレー組立て体であって、前記トレーがそ
の上にトレーを通る蒸気の上昇する流れのための活性領
域を伴って形成され、且つ液体が第1のトレー上に流れ
そこから下向きに第1のトレーに配置された第1の一連
の下降管を通って第2のトレー上に流れ、さらに第2の
トレーに配置された第2の一連の下降管のそれぞれの間
の活性領域をわたって流れるよう導かれる形式の組立て
体であって、さらに、 前記下降管−トレー組立て体の中間部分の支持のため
の、前記下降管トレー組立て体及び前記カラムと関連し
た手段を備え、該手段は前記下降管に沿って延長する、
少なくとも一つの支持バッフルを含み、 前記下降管−トレー組立て体のまわりを円周状に延長す
る塔支持リングであって、その内に、それを通って上昇
する蒸気の流れを容易にするよう形成された孔を有する
塔支持リングを備え、 活性ワッシャーをさらに含み、前記トレーは前記活性ワ
ッシャーにより前記塔支持リングに固着され、前記活性
ワッシャーはそれを通って形成されその中の蒸気の流れ
を容易とするための複数の孔を有する固着部材を含み、
それらによりトレーの下に配置された蒸気が、前記ワッ
シャーを通って流れることができ、前記トレーの活性領
域をさらに増加させることを特徴とする 組立て体。 - 【請求項2】 前記活性ワッシャーがさらにカップ状部
材を含み、前記カップ状部材はそれを通って形成された
複数の孔を有し、前記孔の選択されたものは前記活性支
持リングとの螺着による載置のために整列した請求項1
記載の装置。 - 【請求項3】 前記第1のトレーの前記第1の一連の下
降管の下方に配置された前記第2のトレーの前記領域の
いくつかが、その中に蒸気上昇室を伴って構成され、そ
れを通る蒸気の上昇する流れを容易とする請求項1記載
の装置。 - 【請求項4】 化学プロセスカラムの混合領域を通って
液体が下向きに流れ蒸気が上向きに上昇する形式の化学
プロセスカラムにおける下降管トレー組立て体であっ
て、 第1のトレーであって、それを通る蒸気の上昇する流れ
のための活性領域をその上に伴って形成され、その中に
配置される少なくとも1つの下降管を有する第1のトレ
ーと、 第2のトレーであって、その上に活性領域を有し、前記
第1のトレーの下方に配置され、その中に配置される少
なくとも1つの第2の下降管を有する第2のトレーと、 前記カラムと関連し、少なくとも前記第1及び第2のト
レーの内の1つと交差して延長しその中間部分を支持す
る支持バッフルと、 前記支持バッフルに関連した前記トレーの周縁を支持す
る周縁支持体とを備え、該周縁支持体は、前記トレーの
まわりに円周方向に前記カラムに固着されたリングを備
え、該リングはそれを通る蒸気の上昇する流れを容易に
するために前記リングの内に形成された孔を有し、さらに、活性ワッシャーを含み、前記トレーは前記活性
ワッシャーにより前記リングに固着され、前記活性ワッ
シャーはそれを通って形成されその中の蒸気の流れを容
易とするための複数の孔を有する固着部材を含み、それ
らによりトレーの下に配置された蒸気が、前記ワッシャ
ーを通って流れることができ、前記トレーの活性領域を
さらに増加させることを特徴とする組立て体。 - 【請求項5】 前記活性ワッシャーがさらにカップ状部
材を含み、前記カップ状部材はそれを通って形成された
複数の孔を有し、前記孔の選択されたものは前記支持リ
ングとの螺着による載置のために整列した請求項4記載
の装置。 - 【請求項6】 前記トレーの前記活性領域が、その上に
配置された方向性のあるフローバルブを含む請求項4記
載の装置。 - 【請求項7】 前記方向性のあるフローバルブが整列し
た列に配置され、前記整列は、それを横切る液体の流れ
を概ね横切る方向に蒸気を排出する形状である請求項6
記載の装置。 - 【請求項8】 前記バルブの隣接する列が、前記蒸気を
反対の方向に排出し、それらの間の乱れをつくり、その
トレー効率を増加させる請求項7記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/414,792 | 1995-03-31 | ||
US08/414,792 US5547617A (en) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | Apparatus for increasing effective active area |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332373A JPH08332373A (ja) | 1996-12-17 |
JP2967401B2 true JP2967401B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=23642985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8111794A Expired - Lifetime JP2967401B2 (ja) | 1995-03-31 | 1996-03-29 | 高効率活性領域増加装置 |
Country Status (14)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0734748A3 (ja) |
JP (1) | JP2967401B2 (ja) |
KR (1) | KR960033530A (ja) |
CN (1) | CN1135933A (ja) |
AR (1) | AR001493A1 (ja) |
BR (1) | BR9601203A (ja) |
CA (1) | CA2173081A1 (ja) |
CZ (1) | CZ93696A3 (ja) |
HU (1) | HUP9600826A2 (ja) |
MX (1) | MX9601203A (ja) |
SK (1) | SK42796A3 (ja) |
TW (1) | TW306883B (ja) |
ZA (1) | ZA962525B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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