JPH0616593Y2 - 土足マット - Google Patents

土足マット

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Publication number
JPH0616593Y2
JPH0616593Y2 JP1987142973U JP14297387U JPH0616593Y2 JP H0616593 Y2 JPH0616593 Y2 JP H0616593Y2 JP 1987142973 U JP1987142973 U JP 1987142973U JP 14297387 U JP14297387 U JP 14297387U JP H0616593 Y2 JPH0616593 Y2 JP H0616593Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mat
cushion
sheet
back surface
cushion mat
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987142973U
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JPS63150669U (ja
Inventor
義威 中牟田
Original Assignee
株式会社ジャパンライフサービス
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Filing date
Publication date
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  • Carpets (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、厨房、工場出入口等に置いて使用する踏みつ
け面のシートが取替可能な使い捨ての土足マットに関す
る。
[従来の技術] レストラン、中華料理店等の厨房出入口、修理工場の出
入口には、所謂土足マットが置かれているが、上記場所
では、オフィスビル等の普通の建物の出入口部と異な
り、油、泥等の汚れが著しく、通常の土足マットでは汚
れの吸着、吸収が十分でなかった。また、使用して汚れ
たマットは、通常クリーニングして再使用されており、
そのためにマットの剥し、引取り、洗い、納入、再取付
と業者をわずらわして手間もかかり、その為一枚のマッ
トの取替料も高くつくので、使用期間が1〜2週間と長
く、マット自体の汚れがひどく汚れを取るというマット
の本来の目的が損われており、マットの汚れを他の部分
に移す様な事態も生じていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記の事情に鑑み、本考案者は先に、汚れを十分取り、
マット本来の機能を果せなくなる2〜3日間使用後に簡
単に取替ができかつ安価な土足マットを考案(実願昭6
1−56871号、実願昭61−56872号)した。
これらの考案は、本来の使い捨ての土足マットとしては
十分な機能を発揮するが、前者においては、シートをク
ッションに固定する手段としての面ファスナーの耐久性
が必ずしも十分でない事、後者においては、シートをク
ッションブロックに固定するのに金属枠を使用するが、
凹凸のある床面や傾斜した床面に金属枠が馴染まない事
等の問題が生じた。そこで、本考案は、シートのクッシ
ョンマットへの固定が十分で使用中のシートのよじれが
なく耐久性があり、どのような形状の床面にも馴染み、
かつ汚れを十分に取れる使い捨ての土足マットを得る事
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 四辺形状に形成され、その外周縁全周に亙って突条部を
形成し、内側を凹部としてマットベースと、クッション
マットと、滑り止め材と不織布のシートとを土足マット
の基本構成材とする。そして、不織布のシートをクッシ
ョンの表面から裏面まで巻込んで固定したものをマット
ベースの凹部内に載置した構造の不織布を取替可能とし
た土足マットである。
「作用」 最上面の不織布のシートは、履物等に付着した油、泥等
の汚れをクッションとの協働作用により速やかに吸着、
吸収して移行する。また、二層構造としたクッションマ
ットの下層は重し用マットであるので、使用中に不織布
のシートのよじれを生じさせない。更にクッションマッ
トマットの表面全体及び裏面の一部に滑り止材を接着し
たのでクッションマット面と不織布のシート面とのズレ
及び滑りが生じない。
[実施例] 本考案の実施例を第1、2図を参照して説明すると、床
面に設置されるマットベース1は、適宜の大きさの四辺
形状に形成されている。設置場所が広い時には一定の大
きさのマットベースを単位体として複数個連らねる様に
する。マットベースの材質としては、柔軟で重量のある
ゴム、プラスチック等が適当である。マットベース1
は、外周縁全周に亘って突条部2を形成し、該突条部2
の内側の凹部3内に適宜厚さのクッションマット4を載
置固定する。すなわち、マットベース1の突条部2の内
側の凹部3とは、四辺周囲を立上げた突条部2で囲まれ
た四辺形状の凹所構造のものであり、この凹所内に四辺
形状のクッションマット4が丁度嵌着されることによ
り、第1図の土足マットが出来あがる。クッションマッ
ト4は、上層をネオプレン、クロロプレン等のラバース
ポンジから成るクッションマット5と、下層をゴムから
成る重し用マット6との両者を接着重ねた二層構造(第
2図)のものである。そして二層構造のクッションマッ
トにおいては、下層の重し用マット6の重みと、不織布
をクッションマット4を構成する重し用マット6の下側
に巻き込み、重し用マット6とマットベース1の凹部3
との間の狭み込みにより、使用中に不織布のシート8の
よじれを生じさせない作用が大きい。クッションマット
4の表面全体、裏面の適宜幅(50〜100mm)及裏面
の一部数個所に滑り止材7としてカーボン砂又は桂砂を
接着する。クッションマットの表面に接着するカーボン
砂又は桂砂の粒度は400〜800番であり、裏面適宜
幅及裏面の一部数個所に接着するカーボン砂又は桂砂の
粒度は40〜80番が適当である。カーボン砂又は桂砂
の粒度が大きすぎると不織布のシート8が摩耗して耐久
時間が短くなるが、土足マットの設置場所の使用頻度、
汚れの度合によっては、粒度の大、小を選択するとよ
い。クッションマット4は表面にカーボン砂又は桂砂を
接着する事により耐久性を半永久的に増大し、しかも不
織布のシートとのズレも小さく滑らない。クッションマ
ット裏面適宜幅に接着したカーボン砂又は桂砂は粒度が
大きいので、差込んだ不織布のシート8を噛み固定する
力が大きい。又裏面に一部分接着したカーボン砂又は桂
砂は、クッションマット4とマットベース1とのずれ滑
りを止める。
不織布のシート8の材質としては、丈夫で柔軟性があり
油や汚れの吸着、吸収し易いポリプロピレンが良いが、
ナイロン、アクリロニトリル等の合成繊維でも良い。
土足マットの組立ては次の様に行う。クッションマット
4の表面部よりやや大き目の不織布のシート8をクッシ
ョンマット4面に載置し、余分のシートをクッションマ
ット4の裏面に巻込む。この状態のものをマットベース
1の凹部3内に嵌着すると土足マットができ上がる。
[考案の効果] 本考案は、最上面を不織布のシートとした事、シー
トとマットベースとの間にクッションマットを介在させ
たことにより、油や泥等の汚れが付着した履物にて本考
案の土足マットを歩いた場合、クッションマットのクッ
ションにより柔軟な不織布のシートが沈み、履物は踏面
以外の周縁部もシートと接触し履物とシートとの接触面
積が大きくなると共に、不織布のシート表面の摩擦力に
より、履物に付着している汚れがシートに移行し、土足
マットとしての効果が大きい。
また、クッションマット4は二層構造であって、下層の
重し用マット6の重みと、不織布をクッションマット4
を構成する重し用マット6の下側に巻き込み、重し用マ
ット6とマットベース1の凹部3との間の狭み込みによ
り、使用中に不織布のシートのよじれを生じさせない効
果が大きい。
また、クッションマットの表面には滑り止材を接着し
たので、クッションマットの耐久寿命が増加すると共
に、不織布のシートとの摩擦効果により、シート面を激
しく踏んでもクッションマットとシート面がズレたり滑
る事がない。
更に不織布のシートの汚れが大きくなった場合には、
単にシートをクッションマットから手で剥すだけで取除
く事ができ、新しいシートはクッションマットの裏側ま
で巻込むだけで簡単に交換、取付ができる。なお、長期
間の使用によりクッションマットが汚れた場合は、使用
者が簡単に洗浄することにより再使用ができる。
この様に、本考案は、油や泥等の汚れを速やかに吸着、
吸収し汚れたシートの取替も簡単にできて手間のかから
ない使い捨ての土足マットである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の土足マットの断面図であり、第2図
は、滑り止材を接着したクッションマット(二層構造)
を裏から見た斜視図である。 1…マットベース、2…突条部、3…凹部 4…クッションマット、5…クッション 6…重し用マット、7…滑り止材 8…不織布のシート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】四辺形状に形成され、その外周縁全周に亙
    って突条部を形成し内側を凹部としたマットベース、上
    層をクッション、下層を重し用マットとし、両者を接着
    重ねた二層構造から成るクッションマット、該クッショ
    ンマットの表面全体及び裏面の一部に接着した滑り止め
    材から成り、不織布のシートをクッションマットの表面
    から裏面まで巻込んで固定したものをマットベースの凹
    部内に載置した事を特徴とする取替可能な土足マット。
JP1987142973U 1986-10-16 1987-09-21 土足マット Expired - Lifetime JPH0616593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987142973U JPH0616593Y2 (ja) 1986-10-16 1987-09-21 土足マット

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-157434 1986-10-16
JP15743486 1986-10-16
JP1987142973U JPH0616593Y2 (ja) 1986-10-16 1987-09-21 土足マット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63150669U JPS63150669U (ja) 1988-10-04
JPH0616593Y2 true JPH0616593Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=33031576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987142973U Expired - Lifetime JPH0616593Y2 (ja) 1986-10-16 1987-09-21 土足マット

Country Status (1)

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JP (1) JPH0616593Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57123085U (ja) * 1981-01-23 1982-07-31
JPS5931175U (ja) * 1982-08-20 1984-02-27 第一電装部品株式会社 ヒユ−ズボツクス

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63150669U (ja) 1988-10-04

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