JPH06165054A - ビデオ制御装置 - Google Patents

ビデオ制御装置

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JPH06165054A
JPH06165054A JP29265892A JP29265892A JPH06165054A JP H06165054 A JPH06165054 A JP H06165054A JP 29265892 A JP29265892 A JP 29265892A JP 29265892 A JP29265892 A JP 29265892A JP H06165054 A JPH06165054 A JP H06165054A
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JP29265892A
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J Swizer David
ジェイ.スウィーツァー デビッド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 親の挿入プログラムに従い入力信号を遮断し
各子供の視聴時間を特有に制限するかつ子供に使用し易
い装置を提供する。 【構成】 マイクロプロセッサ20は、内部ROMにプ
ログラムシーケンスを記憶し、内部RAMに親の挿入す
る視聴割当量、ブロック時間等のデータ項目を記憶し、
かつ入力ボタン4〜12、ディスプレイ駆動集積回路2
1に接続し、親の挿入プログラムに従い、かつ子供のパ
スワード挿入に応答して、その子供の視聴時間を監視
し、かつ視聴時間が尽きるとテレビジョン受像機への入
力信号を遮断して視聴を禁止する。親は、各子供ごとに
日又は週の視聴割当量、時刻を特有に制限できる。子供
に理解し易いようにカラーボタン4〜7及びグラフィカ
ルシンボル表示するディスプレイ3を有する。入力ボタ
ン数が9つと少なく、無停電式であり、テレビジョン受
像機に容易に取り付け又は組み込み可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、テレビジョン
高周波入力信号又はビデオ入力信号を遮断することによ
ってテレビジョン受像機又はビデオ装置の視聴を自動的
に使用可能又は使用禁止する制御装置、特に、数人の視
聴者の日又は週の視聴時間を所定時間長又は週中の所定
期間に制限する制御装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、先行技術の
欠点を克服するビデオ制御装置を提供する。この制御装
置は、費用有効的、使用が簡単であり、かつ修正するこ
となくどのテレビジョン受像機にも取り付けられる。こ
の制御装置は、低電力構成要素を使用し、かつ電池式電
源を取り動作するように設計される。この制御装置の好
適実施例は、標準C寸法電池で以て1年間運転し、この
ことによって停電に対する脆弱性を除去し、かつ交流1
20V電源に関連するハードウエハ経費を除去する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ビデオ
モニタ(例えば、テレビジョン受像機)を見る複数の視
聴者の視聴時間を監視しかつ制御するビデオ制御装置が
提供される。このビデオ制御装置は、所定視聴時間が尽
きると視聴を使用禁止することができる。1実施例にお
けるこのビデオ制御装置は、次を含む:
【0004】(a) 各視聴者に対する指定個人パスワー
ド、各視聴者に関連した所定視聴時間、各視聴者に関連
した残余視聴時間、及び視聴を禁止するブロック時間を
半持久的に記憶する容量を有するメモリ回路手段、
【0005】(b) 高周波入力信号又はビデオ入力信号
をオンオフスイッチすることによってこのビデオモニタ
の視聴を作動させる制御手段、
【0006】(c) このメモリ回路手段内に記憶された
情報を表示する表示手段、
【0007】(d) 次を含む処理手段、
【0008】(1) 現行時刻を計算しかつこの制御装置
のタイミングに使用されるクロック手段、
【0009】(2) 視聴者のパスワードが妥当であるか
どうかを判定するために挿入パスワードを所定パスワー
ドと比較するポーリング手段、
【0010】(3) 視聴をブロックするかどうかを判定
するために所定ブロック時間を現行時刻と比較する比較
手段、
【0011】(4) 各視聴者の残余時間を監視する監視
手段、
【0012】(5) 各視聴者の全視聴時間数を累算する
累算手段、
【0013】(e) 入力手段、これによってこれらの視
聴者の各々が彼らの指定パスワードを挿入することがで
き、これによってこれら視聴者の選択情報が表示され、
及びこれによってその親がこのメモリ回路手段をプログ
ラムすることができる。
【0014】この表示手段は、この視聴者の開始時間割
当量、残余割当量、ブロック時間、及び全視聴時間を表
示するよう適合している。したがって、このビデオ制御
装置を、各視聴者の開始割当量、残余割当量、ブロック
時間、及び個人パスワードに対してプログラムすること
ができる。
【0015】このビデオ制御装置は、3つの動作モード
を有する: 子供モード、プログラムモード、及びロッ
クオン/オフモード。子供モードにおいては、もし子供
の聴取時間割当量内に残余時間を有しかつ聴取がブロッ
クされていないならば、その子供はそのテレビジョン受
像機又はビデオモニタを聴取することができる。プログ
ラムモードにおいては、その親は、その制御装置をプロ
グラムすることができる。ロックオン/オフモードにお
いては、聴取は、その子供の残余時間と独立に使用可能
とされるか(ロックオン)又は使用禁止されるか(ロッ
クオフ)のいずれかである。
【0016】このビデオ制御装置は、そのテレビジョン
高周波入力信号又はビデオ入力信号をスイッチングオン
又はスイッチングオフすることによってそのテレビジョ
ン受像機の視聴を使用可能又は使用禁止し、このように
して、プログラマブルテレビジョン受像機をターニング
することにおける固有の数々の問題を回避する。更に、
この制御装置は、どのテレビジョン受像機にもこの受像
機を修正することなく容易に取り付けられ又はこのテレ
ビジョン受像機自体内に組み込まれるコンパクトな装置
に具体化される。
【0017】このビデオ制御装置は、9つの押しボタン
しか必要とせず、そのうちの4つが、子供による使用を
簡単化するために、カラーコード(赤、緑、青、及び
黄)を施されている。その子供によって使用される他の
3つのボタンは、それら上に次のシンボルを有する:
上矢印、下矢印、及び右矢印。これらのボタンは、米国
特許第4,348,696号(ビーヤ(Beier))
に記載された多数の複雑な押しボタン及び数値キーボー
ドを有するビデオ制御装置に比較して子供による操作を
極めて簡単化する。本発明のこのビデオ制御装置の場
合、数字に親しんでいないが、カラーには親しんでいる
未就学児童は、このビデオ制御装置を容易に操作するこ
とができる。これは顕著な利点であり、かつ本発明のこ
のビデオ制御装置の利用を拡大する。
【0018】このビデオ制御装置上の残りの2つのボタ
ンは、親の使用にのみに供され、かつPARENT
(親)、SELECT(選択)と標識されている。その
ディスプレイは、表示番号に加えて、子供が容易に理解
しかつこの制御装置を使用することができるようにグラ
フィカルシンボルを示す。例えば、現行時刻が数値ディ
スプレイ要素に示されるとき、時計の絵が照明される。
【0019】この制御装置は、所定数の子供の各々に各
曜日に対してプログラマブルな視聴割当量(時間制限)
を提供する。例えば、1人の子供は、月曜から金曜まで
1日当たり1時間かつ土曜と日曜に1日当たり2時間テ
レビジョンを見ることを許容される。他の子供は、平日
には1日当たり2時間見ることを許容されるが、週末に
は見ることを許容されない。これは米国特許第4,34
8,696号(ビーヤ)に記載の装置と対照的であり、
後者は1人の子供が各曜日に同じ制限を受けなければな
らないことを要求する。
【0020】本明細書の付図に示されているビデオ制御
装置は、4人の子供による使用を実現するが、このビデ
オ制御装置をより多くの子供(例えば、8人の子供)の
使用の実現に容易に拡張することができる。しかしなが
ら、4人の子供の使用の実現に制限することは、遙かに
費用効用的であり、かつ国内市場の大部分を制するであ
ろう。
【0021】各子供は、視聴を使用可能とするために使
用するその子供の個人パスワードを提供される。このパ
スワードは、その親によってプログラムされるに従い、
その4つのカラーボタンの1つを押すことによって挿入
される。視聴が使用可能とされると、このビデオ制御装
置はこの子供の残余視聴時間を表示しかつ減分する。こ
の子供の視聴時間が尽きると、このテレビジョン受像機
への入力信号はこのビデオ制御装置によってスイッチオ
フされ、このテレビジョン受像機を更に視聴することを
禁止する。このテレビジョン受像機への電力は、中断さ
れない。
【0022】この制御装置を、各子供ごとに視聴を禁止
する特有の時間の組で以てプログラムすることができ
る。視聴を禁止するこれらの時間は、ブロック時間と云
われる。全ての日に適用し、視聴を禁止する同じ1続き
の時間のみを実現する米国特許第4,348,696号
と対照的に、本発明のビデオ制御装置は半時間制に基づ
き半時間単位で視聴をブロックする又はブロックしない
ようにすることができる。更に、各曜日はブロック時間
の特有の組を持つことができる。例えば、1人の子供の
視聴を平日は午前6:00から7:00まで及び午後
3:30から5:00までブロックし、しかし週末は全
然ブロックしないこともできる。
【0023】米国特許第4,348,696号によって
記載されていない又は具備されていないオーバライド能
力が、本発明の制御装置に具備されており、この能力に
よれば、その子供に対する残余視聴時間にかかわらずそ
の親にそのテレビジョン受像機を視聴することを可能と
する。更に、その親は、その子供の残余視聴時間と独立
にそのテレビジョンの全ての視聴を使用禁止することが
できる。
【0024】米国特許第4,348,696号の装置と
異なり、本発明のビデオ制御装置は、いかなる所望期間
にわたっても各子供の全視聴時間を(9,999時間ま
で)累算しかつ監視することを可能とする。更に、本発
明のビデオ制御装置は、各子供がそのテレビジョン受像
機を視聴する日平均時間数を計算しかつ表示する。
【0025】先行技術と比較される本発明の他の態様
は、機械的いたずら防止装置が具備されておらず、かつ
要求されないと云うことである。例えば、交流120V
電源をスイッチする多くの初期制御装置は、子供が電源
コードを外して、それを壁取付けコンセントにプラグを
挿入し、その制御装置をバイパスすることができないよ
うに、そのテレビジョン受像機の電源コードを捕獲しか
つロックする手段を有する。しかしながら、このような
安全対策は、これらの制御装置の費用を可なり上昇す
る。更に、極めて大多数の場合、並外れた安全上の予防
は要求されない。ほとんどの子供は、このビデオ制御装
置を破損しようと企図するようなことはなく、その親に
よって確立されかつこのビデオ制御装置によって強制さ
れた視聴指針内で操作するであろう。
【0026】本発明のビデオ制御装置は、放送テレビジ
ョンの視聴を制御にするためのみならず、ビデオカセッ
トの視聴、有線テレビジョンの視聴、ビデオゲーム機の
使用、等々の目的のテレビジョン受像機の使用の制御に
もまた有効である。
【0027】
【実施例】本発明のビデオ制御装置の好適実施例は、図
1及び図2に示されている。示されたビデオ制御装置1
は、ケース2、液晶ディスプレイ3、及び下に説明され
る9つの押しボタン4〜12を含む。図3は、液晶ディ
スプレイ3を、更に詳細に示す。
【0028】図2を参照すると、後部画室13は電池
(例えば、2つのC寸法電池)を格納する。コネクタ1
4は高周波信号源に接続され、この信号源はアンテナ、
ビデオカセット、ビデオゲーム機、等々に始まる。コネ
クタ15はこの制御装置の出力であり、そのテレビジョ
ン受像機の高周波入力コネクタに接続する。コネクタ1
4及び15は、RG−59インタフェースと電気的及び
機械的に適合性である。コネクタ16,17は、300
Ω平行二線形高周波入力を利用するテレビジョン受像機
へのインタフェーシングを実現する。ビデオ−フォノジ
ャックインタフェースを利用するテレビジョン受像機に
対しては、コネクタ18及び19が具備される。
【0029】図4は、いかにビデオ制御装置1が異なる
信号源に接続されるかを示す。ビデオ制御装置1への入
力信号49は、アンテナから、有線テレビジョン網か
ら、ビデオカセットレコーダから、ビデオゲーム機か
ら、等々から始まることもある。ビデオ制御装置1から
の出力46は、テレビジョン受像機45の高周波入力コ
ネクタ47に、又はビデオ入力を実現するテレビジョン
モニタの場合には、ビデオ入力フォノジャック48に接
続される。
【0030】ビデオ制御装置1は、また、電気回路構成
を有する回路板(図示されていない)を含む。図5を参
照すると、ビデオ制御装置1の回路構成の電気ブロック
線図が示されている。この回路構成は、2つの主要な構
成要素、すなわち、内部読出し専用メモリ(以下、RO
M)と随時読出し書込み可能メモリ(以下、RAM)を
含む単一チップマイクロプロセッサ20、及びこのマイ
クロプロセッサと、以後“ディスプレイ”と呼ばれる液
晶ディスプレイ3との間をインタフェースするディスプ
レイ駆動集積回路21を含む。リードリレー44は、こ
のテレビジョン受像機の視聴を使用可能又は使用禁止す
るために信号スイッチング機能を遂行する。マイクロプ
ロセッサ20及びディスプレイ駆動集積回路21は、イ
ンテル社(Intel,Inc.,)及びシグネチック
社(Signetic,Inc)のような種々の製造業
者から購入することのできる市販の構成要素である。マ
イクロプロセッサ20の内部ROMは、ここに説明され
かつ付図に示されているビデオ制御装置1の種々の機能
を提供するプログラムシーケンスを含むようにこのマイ
クロプロセッサの製造業者の施設においてプログラムさ
れる。マイクロプロセッサ20のプログラミングは、そ
の技術に習熟する者の所轄内であり、プログラマによっ
て通常使用される従来の技術に係わる。
【0031】ディスプレイ3は、次の要素を含む: 数
値ディスプレイ要素22、7曜アナウンシエータ23、
日アナウンシエータ24、週アナウンシエータ25、午
前アナウンシエータ26、午後アナウンシエータ27、
時計シンボル28、割当量シンボル30、ブロック時間
シンボル31、及び視聴合計シンボル32。4人の子供
オンシンボルが具備されている。これらは、赤子供オン
シンボル33、緑子供オンシンボル34、青子供オンシ
ンボル35、及び黄子供オンシンボル36である。4人
の子供ディスプレイシンボルが具備され、これは赤子供
ディスプレイシンボル37、緑子供ディスプレイシンボ
ル38、青子供ディスプレイシンボル39、及び黄子供
ディスプレイシンボル40である。親オンシンボル41
及び親オフシンボル42が具備されている。プログラム
モーダアナウンシエータ43が具備されている。
【0032】マイクロプロセッサ20の内部RAMが、
視聴時間制限、視聴をブロックする時間、子供個人パス
ワード、等々を記憶するのに使用される。ビデオ制御装
置1によって使用される全てのデータはこのRAMに記
憶されかつこのRAMから再現されるので、以下の文章
においては、各個のデータ項目に言及する際に、このR
AMに記憶及びこれからの再現について言及を繰り返さ
ないことにする。
【0033】フロントパネル上のボタン4〜12は、マ
イクロプロセッサ20に直接インタフェースする。同様
に、ディスプレイ駆動集積回路21は、マイクロプロセ
ッサ20に直接接続される。
【0034】ビデオ制御装置1は、次の3つの動作モー
ドを有する: 子供モード、プログラムモード、及びロ
ックオン/オフモード。図6は、これら3つのモード及
びこれらのモード間の遷移を起こすシーケンスを示す。
子供モードにおいては、子供は、もし自分の視聴割当量
内に残余時間を持ちかつ視聴がブロックされないなら
ば、そのテレビジョン受像機の視聴を使用可能とするこ
とができる。プログラムモードにおいては、その親がビ
デオ制御装置1をプログラムすることができる。ロック
オン/オフモードにおいては、視聴はその子供の残余時
間と独立に使用可能(ロックオン)又は使用禁止(ロッ
クオフ)のいずれかをされる。
【0035】プログラムモードにおいては、その親は、
各子供に開始割当量と呼ばれる視聴時間の特有の量を提
供する。この開始割当量を、日制に基づき(潜在的に各
曜日ごとに異なり)又は週制に基づき(全週にわたり或
る一定量で)利用可能であるようにプログラムすること
ができる。日割当量は日アナウンシエータ24の照明に
よって、他方、週割当量は週アナウンシエータ25の照
明によって指示される。パスワードはその親によって各
子供に指定され、このパスワードはその子供によってそ
のテレビジョン受像機の視聴を使用可能とするために使
用される。その子供がテレビジョンを見ている間、残余
割当量と呼ばれる残余視聴時間は減分されかつ数値ディ
スプレイ要素22上に表示される。この残余割当量が数
値ディスプレイ要素22上で0に到達すると、視聴は自
動的に使用禁止にされる。
【0036】数値ディスプレイ要素22がその子供の開
始割当量又は残余割当量を示しているときは必ず、割当
量シンボル30が照明される。この開始割当量が数値デ
ィスプレイ要素22上に表示されているとき、割当量シ
ンボル30は硬貨の積重ね塔であって、その子供の彼の
全視聴割当量を有することを指示する。残余割当量が数
値ディスプレイ要素22上に表示されているとき、その
割当量シンボル30は硬貨の小さい積重ね塔であり、そ
の子供が彼の全視聴割当量残余より少ない割当量を持つ
ことを指示する。数値ディスプレイ要素22が開始割当
量又は残余割当量の他に或る他のデータ量を表示してい
るとき、その割当量シンボル30はターンオフされる。
【0037】その親は、また、ブロック時間と呼ばれ
る、視聴を禁止する時間及び日をプログラムする。ブロ
ック時間を、午前6:00から午後10:00まで半時
間単位の増分で及び午後10:00から午前6:00ま
で1時間単位の増分でプログラムすることができる。午
後10:00から午前6:00までの1時間単位の増分
は、妥当な夜間時の区間変量を提供し、他方、プログラ
ミングを簡単化する。ブロック時間は、各子供ごとに特
有であることもできかつ各曜日ごとに異なることもでき
る。例えば、1人の子供は月曜から金曜まで午前7:0
0から午後8:00まで及び午後3:00から5:00
までブロックされ、他方、他の子供は週末に午前7:0
0から午後9:00までブロックされることもできる。
ブロック時間が数値ディスプレイ要素22上に示される
とき、ブロック時間シンボル31が照明される。
【0038】ブロック時間は特定の好ましくない数時間
中視聴を禁止する手段を提供するのみならず、これらは
またその親に数人の子供の間でそのテレビジョン受像機
を制御する手段を提供する。例えば、1人の子供の視聴
は午後4:00から5:00までブロックされるが、他
方、この子供の兄弟姉妹の視聴はこれと同じ期間中ブロ
ックされないこともできる。たとえ2人の子供が同じ時
間にそのテレビジョン受像機を視聴するかもしれない
が、ブロックされない子供はどのチャンネルを視聴した
いかの明示制御を与えられている。したがって、どのチ
ャンネルを視聴するかについて兄弟姉妹の間に争奪があ
るときはいつでも、その親はこれらの争奪時間中誰がチ
ャンネル選択制御するか指定するためにブロック時間を
使用することができる。
【0039】各子供は4つのカラーボタン4〜7の1つ
を指定され、その子供はこれを使用して視聴を使用可能
とするシーケンスを開始する。これらのボタンは、赤ボ
タン4、緑ボタン5、青ボタン6、及び黄ボタン7であ
る。視聴を使用可能とするシーケンスは、図7に示され
ている。視聴作動シーケンスを開始するために、その子
供は、まず、彼の指定カラーボタンを2秒間押す。もし
この子供が彼の残余割当量内に残された時間を有するな
らばかつもし視聴が現行時刻においてブロックされない
ならば、ビデオ制御装置1は、この表明されたボタンの
直ぐ近傍の適当な子供データシンボルをフラッシュする
ことによってこの子供に自分のパスワードを挿入するよ
うに催促する。
【0040】子供が緑ボタン5を指定されていると仮定
する。この場合、ビデオ制御装置1は、相当する子供デ
ィスプレイシンボル38をフラッシュしてパスワード挿
入を催促することによって緑ボタン5の表明に応答す
る。このパスワードは、4つのカラーボタン4〜7の1
つから4つをシーケンシャルに押すことによって挿入さ
れる。パスワードは、パスワード安全性を確保するため
に数値ディスプレイ要素22上には表示されない。パス
ワードの例は、次の通りである:
【0041】 赤 − 緑 青 − 赤 − 青 黄 − 青 − 緑 − 赤 青
【0042】パスワードを挿入した後、緑ボタン5を指
定された子供は、上矢印ボタン10を押す。もしそのパ
スワードが正しければ、子供オンシンボル34の照明に
よって指示されるように、テレビジョン受像機の視聴は
使用可能とされる。割当量シンボル30が照明され、残
余割当量が数値ディスプレイ要素22上に示され、かつ
上述のように減分される。視聴を首尾よく使用可能とす
るために、次のいくつかの条件を満たさなければならな
い: (1) その子供が自分の残余割当量内に残され時間
を有さなければならない、(2) 視聴はこの特定の時間中
にブロックされてはならない、及び(3) その子供は正し
いパスワードを挿入しなければならない。視聴が開始さ
れた後は、ビデオ制御装置1は、もしその残余割当量が
0に減分されるか又はもしブロック時間に出合うなら
ば、更に視聴することを使用禁止する。
【0043】その親は、ビデオ制御装置1を、子供のパ
スワードを要求しないように、オプショナルにプログラ
ムすることができる。この場合、ビデオ制御装置1は、
その子供が自分の指定カラーボタンを2秒間押すときは
必ず、そのテレビジョン受像機の視聴を使用可能とす
る。この特徴は、パスワードを記憶することが困難かも
しれない幼い視聴者にとって特に有利な効果をもたら
す。
【0044】もし第1の子供が視聴を使用可能としたな
らば、その相当する子供データシンボルの照明によって
指示されるように、数値ディスプレイ要素22は自動的
にこの子供の情報を示す。もし第2の子供が自分の情報
を閲覧したいと望むならば、この子供は自分の指定カラ
ーボタンを軽く叩けばよい(これは2秒より短い間でな
ければならない、そうでないと、ビデオ制御装置1は第
2の子供がこのテレビジョン受像機を視聴するつもりで
あるかのように応答する)。第2カラーボタンのこの表
明は、第2の子供の子供データシンボルの照明によって
指示されるように、数値ディスプレイ要素22を第1の
子供の情報の表示から第2の子供の情報の表示へ変化さ
せる。
【0045】子供は、図9に示されるように、右矢印ボ
タン8を使用して数値ディスプレイ要素22上に追加の
情報を閲覧することができる。数値ディスプレイ要素2
2上に表示されたデータは、右矢印ボタン8が押される
各度に項目から項目へとステップする。表示することの
できる項目は、時間、開始割当量、残余割当量、ブロッ
ク時間、全時間数、及び日平均時間数である。平均時間
数が表示されかつ右矢印ボタン8が再び押されると、数
値ディスプレイ要素22は時間表示にサイクル復帰す
る。
【0046】子供の誰かの情報が表示されるとき、日ア
ナウンシエータ24又は週アナウンシエータ25のいず
れかが、また、照明される。時間が表示されるとき、時
計シンボル28が照明される。開始割当量又は残余割当
量のいずれかが表示されると、割当量シンボル30が先
に説明されたように照明される。ブロック時間が表示さ
れるとき、ブロック時間シンボル31が照明され、これ
は両手で眼を覆っている顔の輪郭を描く。全時間数又は
日平均時間数が表示されると、視聴合計シンボル32が
照明され、これは“クーチポテト(ベッドに寝ているポ
テト)”を描く。時と分の間のコロン29の表示は、日
平均時間数の表示を意味する。コロン29の欠如は、全
時間数の表示を意味する。
【0047】その開始割当量が週モードにおいて表示さ
れるとき、日アナウンシエータ23上の全ての日が照明
されて、その割当量がその週全体に適用することを指示
する。開始割当量が日モードにおいて表示されるとき、
ビデオ制御装置1は(シーケンシャルに照明されている
日アナウンシエータ23上の各日によって指示されるよ
うに)その週の各日を通して自動的にサイクルする。各
日は2秒間照明され、かつその日に関連する開始割当量
が数値ディスプレイ要素22上に同時に表示される。
【0048】残余割当量が週モードにおいて表示される
とき、その週内に残余している日だけが日アナウンシエ
ータ23上に照明される。残余割当量が日モードにおい
て表示されるとき、現行日だけが日アナウンシエータ2
3上に照明される。
【0049】ブロック時間が表示されるとき、数値ディ
スプレイ要素22のみがブロックされる時間を示す。上
矢印ボタン10及び下矢印ボタン9は、表示時刻を次の
より遅い又はより早いブロック時間まで増分又は減分す
るために使用される。ブロック時間が数値ディスプレイ
要素22上に表示されるとき、このブロック時間が適用
される日が日アナウンシエータ23上に照明される。
【0050】子供がテレビジョンの視聴を終了すると
き、この子供は自分の指定ボタンを2秒間押す。これ
は、もし視聴が他の1人又は数人の子供によって先行し
て使用可能とされていなかった場合に限り、そのテレビ
ジョン受像機の視聴を使用禁止する。この場合、最後の
子供が自分の指定カラーボタンを2秒間押すことによっ
て視聴を使用禁止するまで、テレビジョン視聴は使用可
能とされたままである。1人の子供が自分のカラーボタ
ンを2秒間押して視聴を使用禁止すると、この子供の残
余割当量は減分を停止される。
【0051】プログラムモードに入るために、その親
は、まず親ボタン11を押す。ビデオ制御装置1は全て
の4つの子供ディスプレイシンボル37〜40をフラッ
シュすることによって親パスワードを催促する。その親
は、カラーボタン4〜7の1つから4つをシーケンシャ
ルに表現することによって、その子供と同じようにし
て、彼のパスワードを挿入する。続いて、その親は、再
び親ボタン11を押す。もしその親パスワードが妥当な
らば、ビデオ制御装置1は、プログラムモードアナウン
シエータ43の照明によって指示されるように、プログ
ラムモードに入る。図8の流れ図は、プログラムモード
に入りかつここから出るシーケンスを示す。
【0052】プログラムモードにおいて、その親は、次
をプログラムすることができる:(1) 現行時刻、(2) 現
行日、(3) 各子供に対するパスワード、(4) 割当量型
式、すなわち、日又は週、(5) 各子供に対する開始割当
量、及び(6) 各子供に対するブロック時間。加えて、そ
の親は、残余割当量を修正しかつ全時間数/日平均時間
数カウンタをリセットすることができる。更に、その親
は、その子供が残余視聴時間を有するかどうかにかかわ
らず、全ての視聴を使用禁止することができる。同様
に、その親は、所望のときいつでも、視聴を使用可能と
することができる。最後に、その親は、彼自身のパスワ
ードを変更することができる。
【0053】その電池が最初に設置されるとき、親パス
ワードは要求されない。したがって、親ボタン11を押
すだけでビデオ制御装置1をプログラムモードに置くに
充分である。もしその親がより高い安全性を好ましいと
するならば、彼は親パスワードをいったんプログラムモ
ードにおいてプログラムすることができる。これは、更
に、下で論じられる。プログラムモードから出るには、
その親は、再び親ボタン11を押す。
【0054】選択ボタン12は、プログラムモードにお
いて使用されて、図9に示されるようにディスプレイ3
を異なるそのプログラミング状態を通してサイクルさせ
る。どの項目を各状態においてプログラムすることがで
きるかを指示するために種々のシンボルが照明される。
開始割当量のような、各子供ごとに特有にプログラムさ
れる項目に対しては、その親は、子供情報がプログラム
されつつあるかを特定するためにカラーボタン4〜7の
1つを表明する。プログラムモードに入るとき、親オン
/オフプログラミングが初期的に選択される。選択ボタ
ン12を押すごとに、次の項目が選択される。最後の項
目(日又は週プログラミング)が選択された後、選択ボ
タン12の次の表明が、親オン/オフプログラミングを
再び選択する。
【0055】プログラムされる項目は、各項目をプログ
ラミングする公算及び頻度に基づいて慎重に整理されて
いる。例えば、親オン及び親オフプログラミングは、そ
の子供の残余割当量にかかわらず、全ての視聴を使用可
能又は使用禁止するために頻繁に使用される。したがっ
て、これらの項目は、親オンシンボル41及び親オフシ
ンボル42の双方をフラッシュすることによって指定さ
れるように、プログラムモードに最初に入るときプログ
ラミングに利用可能である。このプログラミング状態に
おいて、その親は、全ての視聴を使用可能とする(親オ
ンシンボル41が照明される)ために上矢印ボタン10
を押すことができるか又は全ての視聴を使用禁止する
(親オフシンボル42が照明される)ために下矢印ボタ
ン9を押すことができる。
【0056】プログラムモードが励起されるときこれら
のシンボルの1つ又は他が照明されると仮定すると、ビ
デオ制御装置1はロックオン/オフモードに入り、この
モードにおいて視聴の現行状態(オン又はオフ)が子供
による介入から保護される。ロックオン/オフモードか
ら出てかつ子供モードに復帰するには、その親はプログ
ラムモードに再入し、かつ親オンシンボル41又は親オ
フシンボル42をターンオフしなければならない。もし
プログラムモードを励起しているときにいずれのシンボ
ルもオンでないならば、ビデオ制御装置1は子供モード
に復帰する。
【0057】再び選択ボタン12を表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、割当量シンボル30
及び子供ディスプレイシンボル37〜40の1つをフラ
ッシュすることによって指示されるように、開始割当量
である。この場合、割当量シンボル30は硬貨の積重ね
塔であり及び子供の現行可能開始割当量は数値ディスプ
レイ要素22上に表示される。もし割当量型式が週なら
ば、上矢印ボタン10及び下矢印ボタン9を使用して、
望むようにこの表示された開始割当量を増分又は減分す
ることができる。もし割当量型式が日であるならば、右
矢印ボタン8を使用して、プログラムすべき日を選択す
ることができ、これに続いて、上矢印ボタン10又は下
矢印ボタン9を使用してその日の開始割当量を増分又は
減分することができる。このようにして、各日に対する
開始割当量をプログラムすることができる。
【0058】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、割当量シンボル30
及び子供ディスプレイシンボル37〜40の1つをフラ
ッシュすることによって指示されるように、残余割当量
である。この場合、割当量シンボル30は、硬貨の小さ
い積重ね塔でありかつその子供の残余割当量が数値ディ
スプレイ要素22上に表示される。残余割当量のプログ
ラミングは、通常は要求されない; しかしながら、残
余割当量のプログラミングに対する実現能力が具備され
ていて、子供がプログラムを見るのを終了するに追加の
数分を要するかもしれないときのような場合、その残余
割当量に対する一時的な調節を可能にする。
【0059】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、親オンシンボル41
及び親オフシンボル42をフラッシュすることによって
指示されるように、ブロック時間である。次のブロック
時間能力が具備されている:(1) 視聴を禁止するブロッ
ク期間の量を各子供に対してプログラムすることができ
る能力; 各期間の開始時刻及び終了時刻を半時間分解
能で以てプログラムすることができる、(2) 特定ブロッ
ク期間をプログラムすることを要せずにいかなる日又は
曜日をもブロックすることができる能力、(3) いかなる
日又は曜日に対するブロック期間をもオーバライドする
ことができ、かつ個人ブロック期間を変更することを要
せずに視聴を使用可能とすることができる能力。
【0060】ブロック時間が最初に選択されると、上矢
印ボタン10又は下矢印ボタン9を使用して、上述のブ
ロック時間能力のいずれをプログラムすべきか選択す
る。所望の能力が選択されると、右矢印ボタン8、上矢
印ボタン10、及び下矢印ボタン9を使用して、その所
望の能力を選択する。ブロック期間をプログラムするた
めに、右矢印ボタン8を最初に表明する結果、その選択
ブロック期間に対する現行開始時刻を表示する。上矢印
ボタン10及び下矢印ボタン9を使用して、この開始時
刻を増分又は減分する。次の右矢印ボタン8の表明の結
果、この選択ブロック期間に対する現行終了時刻を表示
する。上矢印ボタン10及び下矢印ボタン9を使用し
て、このブロック期間に対する終了時刻を増分又は減分
する。次の右矢印ボタン8の7つの表明は、(日アナウ
ンシエータ23上の日の1つをフラッシュすることによ
って指示されるように)ブロックすることのできる7つ
の曜日のうちから選択する。上矢印ボタン10は、その
選択日上で先にプログラムしたブロック期間を使用可能
とする。下矢印ボタン9は、その選択日上で先にプログ
ラムしたブロック期間を使用禁止する。
【0061】もし全日をブロックする能力、もしくは1
日又は数日上のブロック期間をオーバライドする能力が
選択されるならば、右矢印ボタン8を使用して、日アナ
ウンシエータ23上で所望日を選択する。上矢印ボタン
10及び下矢印ボタン9を使用して、全日をブロックす
る(親オフシンボル42が照明される)か又はいずれか
のブロック期間をオーバライドする(親オンシンボル4
1が照明される)。
【0062】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、視聴合計シンボル3
2をフラッシュすることによって指示されるように、全
時間数/日平均時間数カウンタである。その親が遂行で
きる操作は、子供の全時間数/日平均時間数カウンタを
0へクリヤすることだけであり、これは下矢印ボタン9
を使用して遂行される。
【0063】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、子供ディスプレイシ
ンボル37〜40の1つをフラッシュすること及び数値
ディスプレイ要素22上の子供の現行パスワードの表示
によって指示されるように、子供パスワードである。そ
の現行パスワードは、番号1,2,3,4を、それぞ
れ、赤、緑、青、黄ボタンに指定することに基づいて表
示される。その親は、カラーボタン4〜7の1つから4
つを押して新しいパスワードを挿入する。もし“000
0”のパスワードが所望ならば(パスワードがその子供
について要求されないことを意味する)、下矢印ボタン
9を押す。
【0064】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、全ての子供ディスプ
レイシンボル37〜40をフラッシュすること及び数値
ディスプレイ要素22上の親の現行パスワードの表示に
よって指示されるように、親パスワードである。その親
は、4つのカラーボタン4〜7の1つから4つを押して
新しい親パスワードを挿入する。もし“0000”のパ
スワードが所望ならば(パスワードがプログラムを挿入
するためにその親について要求されないことを意味す
る)、下矢印ボタン9を押す。
【0065】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、時計シンボル28を
フラッシュすることによって指示されるように、時計で
ある。その時計をプログラムするために、右矢印ボタン
8を使用して(時又は分数字をフラッシュすることによ
って指示されるように)プログラミングに当たり時又は
分を選択し、かつ上矢印ボタン10及び下矢印ボタン9
を使用して、選択数字を変更する。
【0066】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる次の項目は、日アナウンシエータ
24上の現行日をフラッシュすることによって指示され
るように、曜日である。異なる日を選択するために、右
矢印ボタン8を使用して所望の日を選択する。
【0067】選択ボタン12を再び表明すると、プログ
ラムすることのできる最後の項目は、日アナウンシエー
タ24又は週アナウンシエータ25をフラッシュするこ
とによって指示されるように、日又は週のいずれかの割
当量型式である。異なる割当量型式を選択するために、
右矢印ボタン8を使用して、これら2つの割当量型式の
間で揺転させる。
【0068】子供ブロック時間及び開始割当量をプログ
ラミングした後、ビデオ制御装置1は、その親にこのプ
ログラムされたブロック時間及び開始割当量を他の1人
又は数人の子供に対して複写することを可能にする。こ
の特徴は、各子供ごとに別々にこれらの項目をプログラ
ムする必要を除去する。子供間の情報を複写する最初の
ステップは、選択ボタン12を使用して、複写に当たり
ブロック時間又は開始割当量のいずれかを選択すること
である。次いで、第1の子供(そのデータを第2の子供
に対して複写しようとしている子供)のカラーボタンを
押す。第1の子供のカラーボタンを押し続けている間
に、第2の子供のカラーボタンを“叩く”(押しかつ放
す)。この叩きが、そのブロック時間又は開始割当量を
第1の子供から第2の子供へ転送する。その後に、第1
の子供のカラーボタンを放すことができる。このように
して、情報を1人の子供から他の1人又は数人の子供に
対して複写することができる。この複写操作が完了した
後、その親は、もしこの複写情報をその特定の子供の要
求にもっと良く適合したものに修正したいと望むなら
ば、プログラムモードも留まることができる。
【0069】ビデオ制御装置1の好適実施例は電池式電
源を取り、停電に影響されないが、これは本質的なこと
ではなく、これに代わり、そのビデオ制御装置1は、好
適には、断続停電に対する保護のための電池バックアッ
プ装置を備えて交流120Vで以て電源を取ることもで
きる。
【0070】ここに説明されたビデオ制御装置1は、被
制御テレビジョン受像機45から分離されかつ別配置に
なっているが、これは本質的なことではなく、代替的
に、ビデオ制御装置1をテレビジョン受像機、特に押し
ボタン入力及びディジタル電子回路を有する受像機の設
計内に組み込むこともできる。このような設計において
は、そのテレビジョン受像機スクリーンをそのビデオ制
御装置の出力情報の表示に使用することもでき、かつそ
の操作はそのテレビジョン受像機の押しボタンを使用し
て、また、もし利用可能ならば、そのテレビジョン受像
機の遠隔制御ユニットを使用して可能であろう。
【0071】更に、ここに説明されたビデオ制御装置1
は選択可能チャンネルブロッキングを実現しないが、こ
の特徴も本発明のビデオ制御装置内で実現することもで
きる。この特徴は、親に連続制又は時間の関数としての
いずれかで、特定チャンネルの子供による視聴を禁止す
ることを可能にする。この特徴は、本発明のビデオ制御
装置によって実現される視聴割当量と組み合わされて、
その子供の視聴習慣の完全な制御を保証するであろう。
【0072】選択チャンネルブロッキングの具体化は、
そのビデオ制御装置がその被制御テレビジョン受像機か
ら分離されかつ別配置になっているか又はそのテレビジ
ョン受像機内に組み込まれているかどうかとは、無関係
であろう。もしそのビデオ制御装置がそのテレビジョン
受像機から分離されかつ別配置ならば、選択チャンネル
ブロッキングを、選択チャンネルの受信を禁止するイン
タフェース信号の発生によって行うことができるであろ
う。もしそのビデオ制御装置がそのテレビジョン受像機
内に組み込まれるならば、そのテレビジョン受像機のチ
ャンネル選択機構を、親に所定のチャンネルの選択を禁
止することを可能にするように設計できるであろう。他
の種々な変形も、本発明の範囲に反することなく可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるビデオ制御装置の好適実施例の前
方から見た斜視図。
【図2】図1のビデオ制御装置の背面図。
【図3】図1のビデオ制御装置内に示されたディスプレ
イの拡大図。
【図4】図1のビデオ制御装置がいかに多数の高周波入
力信号及びビデオ入力信号をインタフェースかを示すブ
ロック線図。
【図5】図1のビデオ制御装置の電気回路のブロック線
図。
【図6】図1のビデオ制御装置の3つの異なる動作モー
ドを示す状態ブロック線図。
【図7】図1のビデオ制御装置を使用してのテレビジョ
ン受像機視聴作動シーケンスを示す流れ図。
【図8】図1のビデオ制御装置のプログラムモードに入
りこのモードから出るシーケンスの流れ図。
【図9】図1のビデオ制御装置の異なる表示状態及び異
なるプログラミング状態の間の動作サイクルを示す動作
ブロック線図。
【符号の説明】
1 ビデオ制御装置 3 ディスプレイ 4〜7 カラーボタン 8〜10 矢印ボタン 11 親ボタン 12 選択ボタン 13 電池画室 14〜19 入力、出力コネクタ 20 マイクロプロセッサ 21 ディスプレイ駆動集積回路 22 数値ディスプレイ要素 23〜27 7曜、日、週、午前、午後アナウンシエー
タ 28、30〜32 (データ項目)シンボル 33〜36 子供オンシンボル 38〜40 子供ディスプレイシンボル 41、42 親オン、オフシンボル 43 プログラムモードアナウンシエータ 44 リードリレー 45 テレビジョン受像機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機を見る複数の視聴者
    の視聴時間を監視し、制御し、かつ所定視聴時間が尽き
    ると視聴を使用禁止するテレビジョン視聴制御装置であ
    って、 (a) 前記視聴者の各々に対する指定個人パスワード
    と、前記視聴者の各々に関連した所定視聴時間割当量
    と、前記視聴者の各々に対する前記割当量の残余部分
    と、前記視聴者の各々に対する視聴を禁止するブロック
    時間とを半持久的に記憶するメモリ回路手段と、 (b) 高周波入力信号又はビデオ入力信号をオンオフス
    イッチすることによって前記テレビジョン受像機の視聴
    を作動させる制御手段と、 (c) 前記メモリ回路手段内に記憶された情報を表示す
    る表示手段であって、前記メモリ回路手段内に記憶され
    た情報を同時に表示する複数の表示要素を含む前記表示
    手段と、 (d) 処理手段であって、 (1) 現行時刻と、曜日とを計算するクロック手段と、 (2) 挿入パスワードが妥当であるかどうかを判定する
    ために前記挿入パスワードを前記指定個人パスワードと
    比較するポーリング手段と、 (3) 視聴をブロックするかどうかを判定するために所
    定ブロック時間を前記現行時刻と比較する比較手段と、 (4) 各視聴者の残余時間を監視する監視手段と、 (5) 各視聴者の全視聴時間数を累算する累算手段と、 を含む前記処理手段と、 (e) 入力手段であって該入力手段によって前記視聴者
    の各々が該視聴者の前記指定パスワードを挿入すること
    ができ、前記入力手段によって前記視聴者の選択情報が
    表示され、かつ前記入力手段によって前記メモリ回路手
    段をプログラムすることができる前記入力手段と、 を含み、前記処理手段は前記テレビジョン受像機への前
    記高周波入力信号又はビデオ入力信号を選択的に作動又
    は作動禁止するために前記制御手段に機能的に接続さ
    れ、前記テレビジョン視聴制御装置は各日に前記視聴者
    の各々に対して異なる視聴時間割当量の指定を使用可能
    とし、前記テレビジョン視聴制御装置は前記制御手段と
    独立に前記テレビジョン受像機の視聴の制御に対するオ
    ーバライド手段を更に含む、テレビジョン視聴制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビジョン視聴制御装
    置において、前記表示手段は、毎日又は毎週、現行時刻
    と、曜日と、どの視聴者がテレビジョン受像機の視聴を
    作動したかと、視聴者の視聴時間割当量と、残余視聴時
    間割当量と、ブロック時間と、全視聴時間と、日平均視
    聴時間とを表示するのに適合する、テレビジョン視聴制
    御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のテレビジョン視聴制御装
    置であって、各視聴者の視聴時間割当量と、ブロック時
    間と、パスワードとのプログラミングとを使用可能とす
    るプログラミング手段を更に含むテレビジョン視聴制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のテレビジョン視聴制御装
    置であって、指定テレビジョンチャンネルを選択的にブ
    ロックする手段を更に含むテレビジョン視聴制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のテレビジョン視聴制御装
    置であって、前記メモリ回路手段内に記憶された前記情
    報が前記テレビジョン受像機上に表示されるように前記
    テレビジョン受像機内に含まれるテレビジョン視聴制御
    装置。
  6. 【請求項6】 ビデオモニタを見る複数の視聴者の視聴
    時間を監視し、制御し、かつ所定視聴時間が尽きると視
    聴を使用禁止する制御装置であって、 (a) 前記視聴者の各々に対する指定個人パスワード
    と、前記視聴者の各々に関連した所定視聴時間割当量
    と、前記視聴者の各々に対する前記割当量の残余部分
    と、前記視聴者の各々に対する視聴を禁止するブロック
    時間とを半持久的に記憶するメモリ回路手段と、 (b) 高周波入力信号又はビデオ入力信号をオンオフス
    イッチすることによって前記ビデオモニタの視聴を作動
    させる制御手段と、 (c) 前記メモリ回路手段内に記憶された情報を表示す
    る表示手段であって、前記メモリ回路手段内に記憶され
    た情報を同時に表示する複数の表示要素を含む前記表示
    手段と、 (d) 処理手段であって、 (1) 現行時刻と、曜日とを計算するクロック手段と、 (2) 挿入パスワードが妥当であるかどうかを判定する
    ために前記挿入パスワードを前記指定個人パスワードと
    比較するポーリング手段と、 (3) 視聴をブロックするかどうかを判定するために所
    定ブロック時間を前記現時刻と比較する比較手段と、 (4) 各視聴者の残余時間を監視する監視手段と、 (5) 各視聴者の全視聴時間数を累算する累算手段と、 を含む前記処理手段と、 (e) 入力手段であって該入力手段によって前記視聴者
    の各々が該視聴者の前記指定パスワードを挿入すること
    ができ、前記入力手段によって前記視聴者の選択情報が
    表示され、かつ前記入力手段によって前記メモリ回路手
    段をプログラムすることのできる前記入力手段と、 を含み、前記処理手段は前記ビデオモニタへの前記高周
    波入力信号又はビデオ入力信号を選択的に作動又は作動
    禁止するために前記制御手段に機能的に接続され、前記
    制御装置は各日に前記視聴者の各々に対して異なる視聴
    時間割当量の指定を使用可能とし、前記制御装置は前記
    制御手段と独立に前記ビデオモニタの視聴の制御に対す
    るオーバライド手段を更に含む、制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の制御装置であって、電池
    式電源を取る制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2822620A1 (fr) * 2001-03-22 2002-09-27 Thomson Multimedia Sa Procede de controle de l'utilisation d'un dispositif de visualisation audiovisuel, dispositif de visualisation pour la mise en oeuvre du procede, et interface graphique
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